JP2000322372A - 情報処理システム及びそのシステムバス管理方法 - Google Patents

情報処理システム及びそのシステムバス管理方法

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JP2000322372A
JP2000322372A JP11129783A JP12978399A JP2000322372A JP 2000322372 A JP2000322372 A JP 2000322372A JP 11129783 A JP11129783 A JP 11129783A JP 12978399 A JP12978399 A JP 12978399A JP 2000322372 A JP2000322372 A JP 2000322372A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムバス構築ルールが確立された構成が
フレキシブルな情報処理システムを提供することを課題
とする。 【解決手段】 バスマスタ機能を持つ各モジュールには
各々を一意に識別する識別番号が設定されており、リセ
ット解除後各モジュールは自識別番号を調べる。識別番
号0のモジュール0はシステムバス1−1に実装されて
いる他のモジュールに応答要求を送信し、無応答の時自
己をバスマスタとして設定する。応答要求を再送信し返
答からシステムバス1−1の状態を調べ、これと自己の
記憶内の実装状態を比較し、一致したら自己をバスマス
タに確定する。他システムバス1−2の実装モジュール
にバスマスタ設定依頼3−1を送信し、これを受信した
モジュール5はモジュール0と同様の処理を繰り返して
システムバス1−2を構築する。非バスマスタモジュー
ルは運用状態ステータスを監視し、バスマスタモジュー
ル故障時には切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムバスを介
して複数のモジュールが接続される構成の情報処理シス
テムに関し、更に詳しくは各モジュールを接続するシス
テムバスのバスマスタに関する。
【0002】
【従来の技術】通信機能をもつ複数のモジュールをシス
テムバスに接続する構成のシステムを構築する場合、ユ
ーザは1つのシステムバス上に1つバスマスタを設定し
なければならない。このバスマスタは、システムバスを
管理するもので、各モジュール間のバス使用の調停やバ
スのデータ転送用クロックの供給を行う。
【0003】バスマスタとしての機能を備えるモジュー
ルがバスマスタとしてシステムバスに設定されると、以
降原則的にはそのモジュールがバスマスタとしてそのシ
ステムバスを管理してゆく。またシステムバスに1台も
バスマスタが設定されない場合や1つのシステムバスに
複数のモジュールがバスマスタとして設定された場合、
ハードウェアの制約からバスマスタの多重設定を行うと
システムバスは動作できないので、そのシステムバスは
使用不能となりシステムダウンとなる。
【0004】よってバスマスタとしての機能を備えるモ
ジュールが複数システムバスに実装されていても、バス
マスタとして機能するのはそのうちのバスマスタとして
設定されている1つのモジュール(以降バスマスタモジ
ュールという)だけであり、他のモジュールはバスマス
タとしては機能しない。図10のシステム構成において
は、システムバス101−1ではモジュール0、システ
ムバス101−2ではモジュール5、システムバス10
1−3ではモジュール10をバスマスタモジュールとし
た場合、モジュール1〜4、6〜9、11〜14はバス
マスタとしては動作しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】バスマスタの多重設定
は出来ないので、バスマスタモジュールが故障した場
合、他のバスマスタモジュールが切り換ってバス管理に
携わることは出来ない。従ってバスマスタが故障すると
そのシステムバスは使用不可能な状態となりシステムダ
ウンする。例えば図10のシステム構成においてシステ
ムバス101−1上のバスマスタモジュールであるモジ
ュール0が故障した場合、モジュール1〜4にバスマス
タとしての機能が備っていたとしてもこれらが新たなバ
スマスタモジュールに切り換わることはできない。よっ
て、システムバス101−1は使用出来なくなってしま
い、システムダウンに至ってしまう。
【0006】また図10に示す様に、システムが複数の
システムバスを備え、各システムバスそれぞれにバスマ
スタを設定する構成の場合、1つのシステムバス上にバ
スマスタが必ず1台設定されなければシステムバスはア
クセス動作できないので、バスマスタモジュールを有効
設定するための手順を取り決めなければならない。
【0007】更に、バスマスタモジュールが故障した場
合、対応するシステムバスは使用出来なくなるが、これ
によってシステムダウンしないためには、非バスマスタ
設定モジュールが新たなバスマスタモジュールとしてシ
ステムバスに設定され、システムは縮退運転を行わなけ
ればならない。よって、このバスマスタモジュールの切
り換えの為の手順を決めなければならない。
【0008】本発明は、上記問題を鑑み、システム構成
をフレキシブルにしたシステムバス構築のルールが確立
された情報処理システム及びそのシステムバス管理方法
を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による情報処理シ
ステムは、バスマスタとしての機能を備える複数のモジ
ュールが第1のバスで接続されることを前提とする。
【0010】上記各モジュールは、識別番号設定手段、
応答要求送信手段及びバスマスタ設定手段を備える。識
別番号設定手段は、各モジュールを一意に識別する識別
番号を設定する。
【0011】応答要求送信手段は、上記識別番号設定手
段により設定されている自己の識別番号が特定値である
時、自己が実装されている第1のバスに実装されている
モジュール全てに対して、応答要求を送信する。
【0012】バスマスタ設定手段は、上記応答要求に対
して1つも応答が返答されない時、自己をバスマスタと
して設定する。また情報システムは、上記第1のバスと
は独立した第2のバスを備え、また上記モジュールはバ
スマスタモジュール監視手段、バスマスタ切換え選択手
段を備える構成としてもよい。
【0013】バスマスタモジュール監視手段は、自己が
実装されている第1のバスのバスマスタとして設定され
ているバスマスタモジュールから、上記第2のバスを介
して送信されてくる該バスマスタモジュールの状態を示
すステータス情報を監視する。
【0014】バスマスタ切換え選択手段は、上記ステー
タス情報が上記バスマスタモジュールが故障であること
を示す時、上記識別番号設定手段により設定されている
識別番号から自己をバスマスタとして設定するかどうか
を決める。
【0015】本発明によれば、バスマスタ設定時にモジ
ュールは、応答要求送信手段により第1のバスに実装さ
れているモジュール全てに対して、応答要求を送信し、
バスマスタ設定手段が、上記応答要求に対して1つも応
答が返答されないことを確認した後、自己をバスマスタ
として設定する。この為バスマスタの多重設定がされ
ず、1つのバスに1つのバスマスタが設定される。
【0016】また、バスマスタが故障しても、そのバス
マスタと同じバスに実装されているモジュールがバスマ
スタモジュール監視手段により監視しており、バスマス
タ切換え手段が自己の識別番号に基づいて自己をバスマ
スタとして設定するかどうかを決めるので、バスマスタ
は多重設定されずにバスマスタモジュールが切換えられ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態とし
て、バスによるデータ通信機能をもつ複数のモジュール
がシステムバスによって接続される構成をもつプログラ
マブルコントローラに適用した場合について説明する。
【0018】図1に本実施形態のプログラマブルコント
ローラのシステム構成概要を示す。図1のシステムは、
通信機能をもつ15のモジュール(モジュール0〜1
4)がバスによって接続される構成で、各モジュール
は、モジュール0〜4がシステムバス1−1、モジュー
ル5〜9がシステムバス1−2及びモジュール10〜1
4がシステムバス1−3と5つずつ各システムバス1−
1〜1−3によって接続されている。また全モジュール
は、モジュールの状態ステータスを通知する機能やメッ
セージ通信機能を備えたシリアルバスにより接続され
る。
【0019】システムバス1は、モジュール間でのデー
タ転送において、高速アクセスを必要とする1、16、
32ビットデータ転送に使用されるもので、例えばモジ
ュール上で実行されるアプリケーションによるデータメ
モリアクセスに使用される。このシステムバスによるデ
ータ転送では、絶対番地により相手先を指定してアクセ
スを行う。
【0020】またシリアルバス2は、接続されているモ
ジュール間でのサイクリックブロックデータ転送に用い
られるもので、各モジュールの送信バッファにセットさ
れたデータがサイクリックに転送される。このシリアル
バス2では、各モジュールの運転状態ステータス、アプ
リケーション入出力(プロセスデータ)データが送信さ
れる。なおこのシリアルバス2は、全モジュール間でデ
ータをやり取り出来るシステムバス1と独立した別系統
のバスであれば、上記構成のもの以外の仕様のものでも
良いし、シリアル転送を行うもので無くても良い。
【0021】各モジュール0〜14には、ハードウエア
スイッチによりそれぞれを一意に識別する識別番号が設
定されている。この識別番号は、バスマスタ設定専用に
各モジュールに設定するものとしても、あるいは各モジ
ュールのシステムバスでの局アドレス又はシリアルバス
での局アドレスと共用してもよい。本実施形態では、こ
の識別番号として各モジュールのシステムバスでの局ア
ドレスを用いる。図1の場合、この識別番号はモジュー
ル0には識別番号“0”、モジュール1には識別番号
“1”、・・・、モジュール14には識別番号“14”
という順番で各モジュールに設定されているものとす
る。
【0022】図1のシステムでは、リセット解除後の初
期動作としてシステムバス1を構築し、使用可能な状態
にするが、その為にはまずシステムバス1−1〜1−3
上にそれぞれバスマスタを設定しなければならない。本
実施形態では、バスマスタには、そのシステムバスに実
装されているモジュールのうちで一番小さな識別番号が
割付けられているモジュールがそのシステムバスのバス
マスタに設定されるものとする。
【0023】尚図1のシステムでは、全モジュール0〜
14がバスマスタとしての機能を有しているものとする
が、1つのシステムバス上にバスマスタを多重設定する
とクロック信号や送信データの衝突の発生等ハードウェ
アの制約によりシステムバスが正常動作できないので、
バスマスタとして設定されるモジュールは各システムバ
スに対して1つのモジュールのみである。
【0024】このバスマスタの設定は、以下の手順で行
われる。ステップ1 各モジュールは、リセット解除後の初期動作として、ま
ず自己に設定されている識別番号を調べる。そしてこの
識別番号に特定の値が設定されているモジュールが自己
をバスマスタとして設定する為の処理を自律的に行って
ゆく。本実施形態ではシステムバスに実装されているモ
ジュールの中で識別番号値が最も小さなモジュールがバ
スマスタとなるので、この特定の値を最小値“0”と
し、最初にこの識別番号を持つモジュール0がバスマス
タとして自己を設定する為の処理動作を行う。
【0025】モジュール0は、そのシステムバス1−1
に対して、現在既にバスマスタが設定されて使用可能な
状態なのかあるいはバスマスタが未設定の状態なのかを
確認するため、システムバス1−1に接続されている全
てのモジュールに対して返答を要求するデータを送信す
る。
【0026】システムバス1を用いたモジュール間のデ
ータ通信は、各モジュール内の特定アドレス空間にシス
テムバス1によるアクセス用の領域(以下I/O領域と
いう)を設け、このI/O領域へアクセスすることによ
りデータ送受信を行う。
【0027】図2は、そのI/O領域の例を示す図であ
る。図2の場合、I/O領域として000000Hから
〜7FFFFFHまでの8Mワードのアドレス空間が設
定されている。このI/O領域は16の領域に分けら
れ、それぞれの領域がシステムバス上の各局アドレスと
対応している。例えば局アドレス1の領域にデータを書
込むと、システムバス1−1に実装されているアドレス
1のモジュールにそのデータが送信され、またアドレス
1のモジュールからの返答は、局アドレス1の領域から
データを読み出すことによってデータ受信することがで
きる。よってこのI/O領域の局アドレス0〜15の全
ての領域へアクセスを行うことは、対応するシステムバ
ス1に実装されている全てのモジュールに対してデータ
送信を行うことを意味する。
【0028】モジュール0は、システムバス1−1のバ
スマスタの有無や実装状態を確認するため、システムバ
ス1−1に対応するI/O領域の全アドレス領域へアク
セスを行い、応答要求に対して全てが無応答アクセスと
なることを確認する。
【0029】ここで無応答アクセスとは、応答要求を送
信して一定時間内に送信相手から応答が無いことを示
す。よって全アドレス領域へのアクセスに対して、全く
応答が無いということは、システムバス1−1上にはバ
スマスタが設定されておらずシステムバス1−1は使用
できない状態にあるのか、若しくはシステムバス1−1
上に自モジュール以外のモジュールが1台も実装されて
いないことを示す。
【0030】上記無応答アクセスを確認すると、モジュ
ール0はシステムバス1−1にはまだバスマスタが設定
されておらず、バスマスタを設定しても多重設定にはな
らないと判断し、自己をシステムバス1−1のバスマス
タに設定する。
【0031】ステップ2 各モジュール0〜14には、システムに対する設定情報
としてユーザ登録情報がセットされており、このユーザ
情報には各システムバス1−1〜1−3に対してどのモ
ジュールがバスマスタとして設定されるか等バスマスタ
についての情報も設定されている。バスマスタとして設
定されたモジュール0は、このユーザ登録情報の設定内
容がシステムバス1−1の実装状態と一致していること
を確認した上で自己をバスマスタとする設定を確定しな
ければならない。
【0032】図3はユーザ登録情報の構成内容を示す図
である。同図に示すようにユーザ登録情報は、システム
定義番号、サイズ情報(L,H)、モジュール構成情報
数、シリアルバス直結モジュール数、及び各モジュール
毎に構成されるモジュール構成情報からなる。
【0033】システム定義番号は、このモジュールのプ
ログラマブルコントローラとしての動作を定義する各シ
ステム設定の識別番号である。またサイズ情報はこのユ
ーザ登録情報の大きさを示す2バイトのデータで、以下
に続くモジュール構成情報数、シリアルバス直結モジュ
ール数、及び各モジュール構成情報を合わせた全バイト
数を示す。
【0034】モジュール構成情報数は、ユーザ登録情報
内に設定されているモジュール構成情報の数を示し、シ
リアルバス直結モジュール数は、バス制御LSIが実装
され、シリアルバス2に実装されているモジュールの総
数を示す。
【0035】モジュール構成情報は、モジュールの種
類、シリアル局アドレス等構成に関する情報を集約する
もので、システム管理情報、シリアルバス局アドレス、
モジュール種別1、2及びバスマスタのシリアルバス局
アドレスより構成されている。
【0036】システム管理情報は、RAS管理情報番号
やモジュールの実装/未実装を設定するフラグである。
シリアルバス局アドレスは、そのモジュールに割り当て
られたシリアルバス2での論理局アドレスを示す。尚こ
のシリアルバス2の局アドレスは、システムバスの局ア
ドレスと同一のもの、若しくはシステムバスの局アドレ
スから導き出せる形で形成されている。
【0037】モジュール種別1及び2は、CPUモジュ
ール、入出力モジュール等そのモジュールの種別を示す
情報である。バスマスタのシリアルバス局アドレスは、
同一システムバスに実装されるバスマスタのシリアルバ
ス局アドレスを定義するものである。本実施形態ではそ
のシステムバスに実装されているモジュールの中で最も
小さい識別番号を持つものがバスマスタとなるので、こ
の領域には識別番号が最も小さい、即ち最も小さいシス
テムバスの局アドレスを持つモジュールのシリアルバス
の局アドレスが設定されている。尚上述したようにシリ
アルバスとシステムバスの局アドレスは、同じものか対
応関係にあるのでシリアルバスの局アドレスからシステ
ムバスの局アドレスは容易に求まる。
【0038】モジュール0は、ステップ1により自己を
システムバス1−1のバスマスタに設定すると、次に再
度システムバス1−1のI/O領域の全アドレス領域に
対してアクセスを行う。このアクセスにより、再度、シ
ステムバス1−1に実装されている全モジュールに対し
て応答要求を行うこととなるが、今回はステップ1の場
合と異なり、モジュール0はデータ転送用クロックの供
給等、バスマスタとして振る舞うので、システムバス1
−1は使用可能状態となっている。従ってシステムバス
1−1に実装されているモジュールは、モジュール0か
らの応答要求に対してシステムバス1−1を用いて応答
を返す。
【0039】これに対しモジュール0は、I/O領域中
で応答が返ってきた領域に対応する局アドレスには、シ
ステムバス1−1上にモジュールが実装されていると、
また無応答アクセスであった領域に対応する局アドレス
ではモジュールが実装されていないと判断する。そし
て、これらの結果に基づく実際のシステムバス1−1の
構成とユーザ登録情報内の実装構成が一致するかをチェ
ックする。
【0040】図1のシステム構成の場合、モジュール0
は、全アドレス空間へのアクセスに対して、I/O領域
の局アドレス1〜4の領域に応答が格納されることによ
って、システムバス1−1上にモジュール1、2、3及
び4が実装されていることが認識できる。
【0041】ステップ3 ステップ2により、システムバス1−1上の実際に実装
されているモジュールはモジュール0〜4であることを
認識すると、これをユーザ登録情報内の設定と比較す
る。
【0042】この結果、両者の内容が一致すると、ユー
ザ登録情報の内容はシステムバス1−1の現状の実装状
態を正確に表していることが分る。ユーザ登録情報中に
は、1つのシステムバスには1つのモジュールのみがバ
スマスタとして設定され、そのアドレスが格納されてい
る。従って、ユーザ登録情報どおりに、自己をバスマス
タとして登録することは、バスマスタの多重設定にはな
らない保証がとれる。このことからモジュール0は、自
己をバスマスタと確定する。
【0043】ステップ4 システムバス1−1上のバスマスタとしてモジュール0
が確定されると、次にこのバスマスタとなったモジュー
ル0は、シリアルバス2のメッセージ通信機能を利用し
て、システムバス1−1以外のシステムバスに実装され
ているモジュールのうち、最小の識別番号が設定されて
いるモジュールに対してバスマスタ判定依頼3を通知す
る。このバスマスタ判定依頼は、送信相手のモジュール
に自己が実装されているシステムバス1のバスマスタの
設定を行わせるものである。
【0044】図1のシステム構成では、モジュール0は
モジュール5にバスマスタ判定依頼3−1をシリアルバ
ス2を介して送信する。バスマスタ判定依頼3−1を受
けたモジュール5は、上記ステップ1〜3と同様の処理
を行い、自己をシステムバス1−2のバスマスタとして
設定し、システムバス1−2を構築する。
【0045】システムバス1−2のバスマスタの設定が
正常に終わり、システムバス1−2が使用可能な状態と
なると、バスマスタとなったモジュール5は、システム
バス1−1、1−2以外のシステムバス実装されている
モジュールの中で最小の識別番号が設定されているモジ
ュールに対して、バスマスタ判定依頼3を通知する。
【0046】図1のシステム構成ではこのモジュール
は、システムバス1−3のモジュール10となり、バス
マスタ判定依頼3−1を受けたモジュール10は、上記
ステップ1〜3と同様の処理を行い、自己をシステムバ
ス1−2のバスマスタとして設定し、システムバス1−
3を構築する。そして、モジュール10は、システムバ
ス1−1、1−2及び1−3以外のシステムバスに実装
されているモジュールで最小の識別番号が設定されてい
るモジュールに対してバスマスタ判定依頼を送信する。
【0047】以降、上記処理を繰り返すことにより、シ
ステム内の全システムバスを構築することができる。図
4は、バスマスタとして設定されるモジュールの動作処
理を示すフローチャートである。
【0048】リセットが解除されるとシステムを構成し
ている各モジュールは、初期動作の1つとして、まずス
テップS1として自己に設定されている識別番号を調べ
る。そしてこの識別番号番号がバスマスタを設定する処
理を行うモジュールを定める規定値(上記例では
“0”)でなかったら(ステップS2、N)、このモジ
ュールはバスマスタ設定処理を行うモジュールではない
ので処理を終了する。
【0049】また識別番号が規定値であったならば(ス
テップS2、Y)、このモジュールはバスマスタ設定処
理を行う為のモジュールなので、次にステップS3とし
て、自己が実装されているシステムバスに対応するアド
レス領域にアクセスし、全てのモジュールに対して応答
要求を送信する。その結果応答が返ってきた場合(ステ
ップS4、N)、そのシステムバスには既にバスマスタ
が設定されているので処理を終了する。また無応答アク
セスであった場合(ステップS4、Y)、ステップS5
として自己をそのシステムバスのバスマスタとして設定
する。
【0050】ステップS5の後、そのモジュールはシス
テムバスにデータ転送用クロックを供給する等バスマス
タとして振る舞いつつ、ステップS6として再度そのシ
ステムバスに実装されている全てのモジュールに対し
て、応答要求を送信する。そしてこの応答要求に対する
返答から得られるシステムバスの実装状態とユーザ登録
情報とを比較する(ステップS8)。その結果、両者が
一致しなければ(ステップS8、N)、バスマスタの多
重設定の可能性があるので、重故障状態であることを通
知(ステップS10)した後、処理を終了する。また一
致すれば(ステップS8、Y)、自己をそのシステムバ
スのバスマスタとして確定し、次にステップS9とし
て、このシステムバス以外のシステムバスに実装されて
いるモジュールの中から、特定の規則、例えば識別番号
が最も小さいモジュールを選択し、バスマスタ判定依頼
を送信した後、バスマスタ設定処理を終了する。
【0051】このバスマスタ判定依頼を受信したバスマ
スタとしての機能を備えるモジュールは、図4の部
分、即ちステップS3から上記処理を行い、以降システ
ム内の全てのシステムバスが構築されるまで、これらの
処理が繰り返される。
【0052】ステップ5 上記ステップ1〜4の処理により、システム内の全シス
テムバス1が構築され使用可能な状態に入ると、バスマ
スタとしての機能を備え、バスマスタとして設定されな
かったモジュール(以下非バスマスタモジュールとい
う)は、シリアルバス2上を流れるモジュールの運用状
態ステータスの監視を行う。この運用状態ステータスは
各モジュールの運用状態を示すもので、非バスマスタモ
ジュールは、自己が実装されているシステムバス1のバ
スマスタモジュールから送信される運用状態ステータス
を監視する。
【0053】図5は、この運用状態ステータスの構成例
を示す図である。図5の例の場合、この運用状態ステー
タスは8ビットのデータで、各ビットはバスマスタモジ
ュールの状態をそれぞれ表す。例えば図5の場合ビット
3がこの運用状態ステータスがバスマスタモジュールか
らのものであるかどうかを示す。またビット5及び6は
バスマスタモジュールがハードウエア故障等の致命的故
障である重故障及び一時的な故障である軽故障時にセッ
トされ、ビット7は、バスマスタモジュールでアプリケ
ーションプログラムが動作中かどうかを表す。
【0054】非バスマスタモジュールは、シリアルバス
上を定周期で送信されてくるバスマスタモジュールから
の運用状態ステータスを監視し、バスマスタモジュール
が正常に動作しているかどうかをチェックする。
【0055】そしてバスマスタモジュールが故障状態と
なり、バスマスタとして機能できなくなった時、そのバ
スマスタモジュールと同じシステムバス1に実装されて
いる非バスマスタモジュールが代わりにバスマスタとし
て設定されることによりシステムバスの運用状態は継続
維持される。
【0056】図1のシステム構成の場合、システムバス
1−1では、非バスマスタモジュールであるモジュール
1〜4は、バスマスタであるモジュール0がシリアルバ
ス上に送信する運用状態ステータスの監視を常時行う。
【0057】そしてモジュール0に故障が発生すると、
システムバス1−1上でモジュール0の次に小さい識別
番号が設定されているモジュール1が代わりにバスマス
タとして設定されることにより、モジュール0からモジ
ュール1ヘバスマスタが切り換わりシステムバスの動作
を継承維持する。このことにより、システムバス1−1
では、バスマスタモジュール0が故障しても非バスマス
タモジュール1が新たなバスマスタとしてシステムバス
1−1を管理するので、システムバス1−1はダウンす
ること無く正常に動作することが可能となる。他のシス
テムバス1−2、1−3上についても同様の処理が行わ
れ、バスマスタモジュール5、10が故障してもバスマ
スタはモジュール6、モジュール11に切り換わるの
で、モジュール6〜9のデータ転送、モジュール11〜
14のデータ転送は正常に行われる。
【0058】図6は、このバスマスタの切り換えを行う
非バスマスタモジュールの処理を示すフローチャートで
ある。各非バスマスタモジュールは、一定周期、例えば
20ms周期毎に発生する割込み処理として、この様な
プログラムを起動してバスマスタモジュールが故障した
場合、新たなバスマスタモジュールを切り換える。
【0059】このバスマスタ監視、切り換え処理が起動
されると、まずステップS11として自モジュールが、
重故障かどうかを調べる。重故障である場合(ステップ
S11、N)、バスマスタモジュールとしては機能でき
ないので、ステップS18として自己が重故障状態であ
ることを通知した後処理を終了する。また自己が重故障
でない場合(ステップS11、Y)、次に自己が実装さ
れているシステムバスのバスマスタモジュールの局番が
設定されているかどうかを調べる(ステップS12)。
その結果、登録されていなければステップS19とし
て、運用状態ステータスからバスマスタモジュールの局
番を検索して登録後、処理を終了する。
【0060】またステップS12でバスマスタの局番が
登録されていれば(ステップS12、Y)、次にステッ
プS13として、運用状態ステータスから得られる他モ
ジュールの状態から、重故障が発生したモジュールをモ
ジュール脱落情報としてマスタモジュールに切り換え可
能なモジュールから除く。
【0061】次に、運用状態ステータスからバスマスタ
モジュールの状態を調べ、バスマスタモジュールに重故
障等が発生して脱落しているかどうかを調べる(ステッ
プS15)。その結果脱落していなければ(ステップS
15、N)、バスマスタを切換える必要はないので処理
を終了する。
【0062】また脱落していた場合(ステップS15、
Y)、新たなバスマスタモジュールに切換えなければな
らないので、自己をバスマスタモジュールとして設定す
るべきかどうかを決めるため、ステップS16として自
己の識別番号とそのシステムバスに実装されている他の
モジュールの識別番号を比較する。その結果そのシステ
ムバスに実装されていて、バスマスタモジュールに切換
え可能なモジュールのの中で自己の識別番号が最も小さ
ければ(S16、Y)、S17として自己をバスマスタ
として設定して処理を終了する。また自己の識別番号よ
り小さい識別番号を持つモジュールが他に存在するなら
ば(ステップS17、N)、そのモジュールがバスマス
タモジュールに設定され処理を終了する。
【0063】ステップ4の別形態 図7は、ステップ4の処理の別形態の説明図である。図
7(a)に示すように、ステップ4では、システムバス
1−1上のバスマスタとなったモジュール0は、シリア
ルバス2のメッセージ通信機能を利用して、システムバ
ス1−1以外のシステムバスに実装されているモジュー
ルのうち、最小の識別番号が設定されているモジュール
5に対してバスマスタ判定依頼3−1を通知する。そし
てモジュール5がシステムバス1−2のバスマスタに設
定されると、このモジュール5がシリアルバス2からシ
ステムバス1−1及び1−2以外のシステムバスに実装
されているモジュールのうち、最小の識別番号が設定さ
れているモジュール10に対してバスマスタ判定依頼3
−1を通知し、以降全てのシステムバス1にバスマスタ
が設定されるまでこの処理を繰り返す。
【0064】しかし、本実施形態でのバスマスタ判定依
頼3の送信方法は、この図7(a)の方式のみに限らな
い。図7(b)に別方式によるバスマスタ判定依頼3の
通知を示す。同図(b)の方式では、最初にバスマスタ
モジュールとなったモジュール0が、モジュール5のみ
だけではなく、システムバス1−1以外の残りの未構築
システムバス1全てに対して実装されているバスマスタ
機能を備えたモジュールのうち最も小さい識別番号が設
定されているモジュールを調べ、そのモジュール全てに
バスマスタ判定依頼3を送信する。図7(b)では、モ
ジュール0は、モジュール5、モジュール10等宛てに
バスマスタ判定依頼3を同時に若しくは連続して送信す
る。これを受取った各モジュールは、上記ステップ1〜
3と同様の処理を行い、自己を各システムバス1のバス
マスタとして設定し、システムバス1を構築する。
【0065】この図7(b)の方式の場合、バスマスタ
判定依頼3を受取った複数のモジュールが平行してバス
マスタモジュールの設定の為の処理を行いシステムバス
1を構築するので、図7(a)の方式に比して、短い処
理時間で全システムバスが構築されシステムが稼動可能
となる。
【0066】図8は、本実施形態におけるバスマスタと
しての機能を備えたモジュールの構成例を示す図であ
る。本実施形態のモジュールは、図8に示すCPU1
1、ROM、RAM等による主記憶装置12、ハードデ
ィスク装置13、ディスプレイ、キーボード等の入出力
装置(I/O)14、システムバス1とモジュールを接
続するバスマスタとしての機能を備えたシステムバスイ
ンタフェース15、シリアルバス2とモジュールを接続
するシリアルバスインタフェース16及びディスク、磁
気テープなどの可搬記憶媒体18から記憶内容を読み出
す媒体読取り装置17の一部若しくは全部を備え、これ
らが互いに内部バス19により接続される構成を備えて
いる。
【0067】図8のモジュールでは、媒体読取り装置1
7により磁気テープ、フロッピーディスク、CD−RO
M、MO等の記憶媒体18に記憶されているプログラ
ム、データを読み出し、これを主記憶装置12またはハ
ードディスク13にダウンロードする。そして本実施形
態の各処理は、ハードウエア的手法のみならず、CPU
11がこのプログラムやデータを実行することにより、
ソフトウエア的に実現することも可能である。
【0068】このモジュールでは、フロッピーディスク
等の記憶媒体18を用いてアプリケーションソフトの交
換が行われる場合がある。よって、本発明は、情報処理
システム及びそのシステムバス管理方法に限らず、コン
ピュータにより使用されたときに、上述の本発明の実施
の形態の機能をコンピュータに行わせるためのコンピュ
ータ読み出し可能な記憶媒体18として構成することも
できる。
【0069】この場合、「記憶媒体」には、例えば図9
に示されるように、CD−ROM、フロッピーディスク
(あるいはMO、DVD、リムーバブルハードディスク
等であってもよい)等の媒体駆動装置27に脱着可能な
可搬記憶媒体26や、ネットワーク回線23経由で送信
される外部の装置(サーバ等)内の記憶手段(データベ
ース等)22、あるいは情報処理装置21の本体24内
の記憶装置(RAM又はハードディスク等)25等が含
まれる。可搬記憶媒体26や記憶手段(データベース
等)22に記憶されているプログラムは、本体24内の
メモリ(RAM又はハードディスク等)25にロードさ
れて、実行される。尚本発明を実現するプログラムをR
OM内に保持し、ROM交換によってプログラムを変更
する形態もあるので、上記可搬記憶媒体にはROMも含
まれる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、複数システムバスを介
して複数のモジュールが接続される情報処理システムに
おいて、システム構成をフレキシブルにしたシステムバ
ス構築のルールが確立される。また、このシステムバス
構築時、バスマスタとして設定されるモジュールはその
システムバスにバスマスタが多重設定されないよう確認
しながら設定する。拠って、複数のバスマスタとしての
機能を備えるモジュールが1つのシステムバスに実装さ
れていても、バスマスタが多重設定されずに1つのシス
テムバスに1つのバスマスタが設定される。
【0071】また、バスマスタが故障しても他のモジュ
ールが新たなバスマスタとしてそのシステムバスを管理
することが出来る。このため、バスマスタの故障による
システムバスの使用不可能状態や、システムダウンの発
生を防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステム構成の概要を示す図であ
る。
【図2】I/O領域の例を示す図である。
【図3】各モジュールにセットされているユーザ登録情
報の内容を示す図である。
【図4】バスマスタとして設定されるモジュールの動作
処理を示すフローチャートである。
【図5】運用状態ステータスの構成例を示す図である。
【図6】バスマスタの切り換えを行う非バスマスタモジ
ュールの処理を示すフローチャートである。
【図7】別方式によるバスマスタ判定依頼通知方式の説
明図である。
【図8】モジュール構成を示す図である。
【図9】記憶媒体の例を示す図である。
【図10】従来のシステム構成の概要を示す図である。
【符号の説明】
1、101 システムバス 2、102 シリアルバス 3 バスマスタ判定依頼 11 CPU 12 主記憶装置 13 ハードディスク 14 入出力装置 15 システムバスインタフェース 16 シリアルバスインタフェース 17 媒体読取り装置 18 記憶媒体 19 内部バス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスマスタとしての機能を備える複数の
    モジュールが第1のバスで接続される情報処理システム
    であって、 前記各モジュールは、 各モジュールを一意に識別する識別番号を設定する識別
    番号設定手段と、 前記識別番号設定手段により設定されている自己の識別
    番号が特定値である時、自己が実装されている第1のバ
    スに実装されているモジュール全てに対して、応答要求
    を送信する応答要求送信手段と、 前記応答要求に対して1つも応答が返答されない時、自
    己をバスマスタとして設定するバスマスタ設定手段と、 を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理システムは前記第1のバス
    とは独立した第2のバスを備え、 前記モジュールは、自己が実装されている第1のバスの
    バスマスタとして設定されているバスマスタモジュール
    から、前記第2のバスを介して送信されてくる該バスマ
    スタモジュールの状態を示すステータス情報を監視する
    バスマスタモジュール監視手段と、前記ステータス情報
    が前記バスマスタモジュールが故障であることを示す
    時、前記識別番号設定手段により設定されている識別番
    号から自己をバスマスタとして設定するかどうかを決め
    るバスマスタ切換え選択手段とを更に備えることを特徴
    とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 バスマスタとしての機能を備える複数の
    モジュールが1つ以上のシステムバスで接続される構成
    の情報処理システムでのシステムバス管理方法であっ
    て、 前記各モジュールは、 自己に設定されている各モジュールを一意に識別する識
    別番号が特定値である時、自己が実装されているシステ
    ムバスに実装されているモジュール全てに対して応答要
    求を送信し、 前記応答要求に対して1つも応答が返答されない時、自
    己をバスマスタとして設定することを特徴とするシステ
    ムバス管理方法。
  4. 【請求項4】 バスマスタとしての機能を備える複数の
    モジュールが1つ以上のシステムバスで接続される構成
    の情報処理システムでのシステムバス管理方法であっ
    て、 前記各モジュールは、 バスマスタの設定を依頼するバスマスタ判定依頼を受信
    した時、自己が実装されているシステムバスに実装され
    ているモジュール全てに対して応答要求を送信し、 前記応答要求に対して1つも応答が返答されない時、自
    己をバスマスタとして設定することを特徴とするシステ
    ムバス管理方法。
  5. 【請求項5】 前記モジュールは、自己をバスマスタと
    して設定後、自己が実装されているシステムバスに実装
    されているモジュール全てに対して、再度応答要求を送
    信し、該応答要求に対する各モジュールからの応答に基
    づいて前記システムバスの実装状態を求め、該実装状態
    と自己が記憶している実装状態に対する情報とを比較す
    ることを特徴とする請求項3又は4記載のシステムバス
    管理方法。
  6. 【請求項6】 前記モジュールは、前記応答から求めた
    実装状態と前記実装状態に対する情報が一致した時、自
    己をバスマスタとして確定することを特徴とする請求項
    5記載のシステムバス管理方法。
  7. 【請求項7】 前記モジュールは、自己をバスマスタと
    して設定後、前記システムバスと独立したバスを用い
    て、バスマスタが設定されていないシステムバスに実装
    されているモジュールの1つに対して、バスマスタの設
    定を依頼するバスマスタ判定依頼を送信することを特徴
    とする請求項5又は6記載のシステムバス管理方法。
  8. 【請求項8】 前記特定値は最小の識別番号であり、前
    記自己をバスマスタとして設定後のモジュールは、バス
    マスタが設定されていないシステムバスに実装されてい
    るモジュールの中で最小の識別番号が設定されているモ
    ジュールにバスマスタ判定依頼を送信することを特徴と
    する請求項7記載のシステムバス管理方法。
  9. 【請求項9】 バスマスタとしての機能を備える複数の
    モジュールが1つ以上のシステムバスで接続される構成
    の情報処理システムでのシステムバス管理方法であっ
    て、 前記各モジュールは、 前記システムバスとは独立したバスから送信される、自
    己が実装されているシステムバスのバスマスタとして設
    定されているバスマスタモジュールの状態を示すステー
    タス情報を監視し、 前記ステータス情報が前記バスマスタモジュールが故障
    であることを示す時、自己に設定されている識別番号か
    ら自己をバスマスタとして設定するかどうかを決めるこ
    とを特徴とするシステムバス管理方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータにより使用された時、 自己に設定されている各モジュールを一意に識別する識
    別番号が特定値である時、自己が実装されている第1の
    バスに実装されているモジュール全てに対して、応答要
    求を送信し、 前記応答要求に対して1つも応答が返答されない時、自
    己を前記第1のバスのバスマスタとして設定する、 ことを前記コンピュータに行わせるためのプログラムを
    記憶した前記コンピュータが読み出し可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記第1のバスとは独立した第2のバ
    スから送信される、前記第1のバスのバスマスタとして
    設定されているバスマスタモジュールの状態を示すステ
    ータス情報を監視し、 前記ステータス情報が前記バスマスタモジュールが故障
    であることを示す時、前記識別番号から自己をバスマス
    タとして設定するかどうかを決めることを特徴とする請
    求項10記載のコンピュータが読み出し可能な記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101650010B1 (ko) * 2016-02-04 2016-09-08 주식회사 제이엔티이엔지 병렬운전정류장치 및 그 운용방법

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