JP2000321946A - 記録装置、これに用いるプロセスカートリッジ、カートリッジ判別方法および画像通信装置 - Google Patents
記録装置、これに用いるプロセスカートリッジ、カートリッジ判別方法および画像通信装置Info
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の回路構成に大きな変更を加えるこ
となく、カートリッジのＩＤ番号を可変とすることによ
り、ＩＤ番号の秘密状態を保持すること。 【解決手段】 装置本体に内蔵された時計から時刻デー
タを取得し、これを所定の演算方法により演算して第一
の演算データを生成し、前記装置本体に装着されたカー
トリッジ内で前記装置本体から前記時刻データを取得
し、これを前記所定の演算方法と同一の方法により演算
して第二の演算データを生成し、前記第一の演算データ
と前記第二の演算データとを比較し、この比較の結果、
両者が一致した場合は、前記装着されたカートリッジは
適正であると判断し、両者が一致しなかった場合は前記
装着されたカートリッジは適正でないと判断する。
となく、カートリッジのＩＤ番号を可変とすることによ
り、ＩＤ番号の秘密状態を保持すること。 【解決手段】 装置本体に内蔵された時計から時刻デー
タを取得し、これを所定の演算方法により演算して第一
の演算データを生成し、前記装置本体に装着されたカー
トリッジ内で前記装置本体から前記時刻データを取得
し、これを前記所定の演算方法と同一の方法により演算
して第二の演算データを生成し、前記第一の演算データ
と前記第二の演算データとを比較し、この比較の結果、
両者が一致した場合は、前記装着されたカートリッジは
適正であると判断し、両者が一致しなかった場合は前記
装着されたカートリッジは適正でないと判断する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、適正なカートリッ
ジが装着されているかどうかを判定する記録装置、これ
に用いるプロセスカートリッジ、カートリッジ判別方法
および画像通信装置に関する。
ジが装着されているかどうかを判定する記録装置、これ
に用いるプロセスカートリッジ、カートリッジ判別方法
および画像通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタ等の記録装
置では、装着されたカートリッジが適切であるかどうか
の判定を行っていた。これは、感光体の性質等により、
記録装置にふさわしいトナーは限定されてくるからであ
る。また、不適切なカートリッジが装着されると、画質
に悪影響が出る場合があり、これを防止するためであ
る。この判定は、カートリッジにＩＤを組み込み、装置
本体側でこれを読取って照合するという手法が採られて
いる。以下、ＩＤを判定する従来の記録装置について、
レーザビームプリンタを例にとって説明する。
置では、装着されたカートリッジが適切であるかどうか
の判定を行っていた。これは、感光体の性質等により、
記録装置にふさわしいトナーは限定されてくるからであ
る。また、不適切なカートリッジが装着されると、画質
に悪影響が出る場合があり、これを防止するためであ
る。この判定は、カートリッジにＩＤを組み込み、装置
本体側でこれを読取って照合するという手法が採られて
いる。以下、ＩＤを判定する従来の記録装置について、
レーザビームプリンタを例にとって説明する。
【０００３】図５は、従来のレーザビームプリンタの概
略構成図である。この従来のレーザビームプリンタ５０
０は、装置本体と着脱可能で、固定されたＩＤ番号５０
１を有するカートリッジ５０２と、ＣＰＵ５０３を搭載
した装置本体５０４とから構成されている。このカート
リッジ５０２が装置本体５０４に装着されると、装置本
体５０４のＣＰＵ５０３は、カートリッジ５０２が有す
るＩＤ番号５０１を読取り、ＩＤ番号の照合を行う。こ
れにより、適正なカートリッジが装着されたかどうかを
判定する。
略構成図である。この従来のレーザビームプリンタ５０
０は、装置本体と着脱可能で、固定されたＩＤ番号５０
１を有するカートリッジ５０２と、ＣＰＵ５０３を搭載
した装置本体５０４とから構成されている。このカート
リッジ５０２が装置本体５０４に装着されると、装置本
体５０４のＣＰＵ５０３は、カートリッジ５０２が有す
るＩＤ番号５０１を読取り、ＩＤ番号の照合を行う。こ
れにより、適正なカートリッジが装着されたかどうかを
判定する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録装置では、ＩＤ番号が固定されているため、ＩＤ番
号のコピーが簡単であり、カートリッジの模造が容易に
行われるという問題があった。
記録装置では、ＩＤ番号が固定されているため、ＩＤ番
号のコピーが簡単であり、カートリッジの模造が容易に
行われるという問題があった。
【０００５】一方、ＩＤ番号のコピーをされにくくする
ためには、ＩＤ番号を可変とする方法がある。しかし、
ＩＤ番号を可変とするためには、乱数発生回路等の特別
な回路を新たに設ける必要があり、ハード構成が複雑化
し、コストも上昇するという問題点がある。
ためには、ＩＤ番号を可変とする方法がある。しかし、
ＩＤ番号を可変とするためには、乱数発生回路等の特別
な回路を新たに設ける必要があり、ハード構成が複雑化
し、コストも上昇するという問題点がある。
【０００６】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、従来の回路構成に大きな変更を加える
ことなく、カートリッジのＩＤ番号を可変とすることに
より、ＩＤ番号の秘密状態を保持することができる記録
装置、これを用いるプロセスカートリッジ、カートリッ
ジ判別方法および画像通信装置を提供することを目的と
する。
れたものであり、従来の回路構成に大きな変更を加える
ことなく、カートリッジのＩＤ番号を可変とすることに
より、ＩＤ番号の秘密状態を保持することができる記録
装置、これを用いるプロセスカートリッジ、カートリッ
ジ判別方法および画像通信装置を提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、本体ＣＰ
Ｕが元々時計を持っているため、時刻データを利用して
ＩＤ番号を可変とすることができる点に着目し、時刻デ
ータを本体側とカートリッジ側とで共通したアルゴリズ
ムでデータ変換し、これらを照合することによって、Ｉ
Ｄ番号の秘密状態を保持しつつ、装置本体に装着された
カートリッジが適正であるかどうかを判定することがで
きることを見出し、本発明をするに至った。
Ｕが元々時計を持っているため、時刻データを利用して
ＩＤ番号を可変とすることができる点に着目し、時刻デ
ータを本体側とカートリッジ側とで共通したアルゴリズ
ムでデータ変換し、これらを照合することによって、Ｉ
Ｄ番号の秘密状態を保持しつつ、装置本体に装着された
カートリッジが適正であるかどうかを判定することがで
きることを見出し、本発明をするに至った。
【０００８】すなわち、本発明は、装置本体に内蔵され
た時計から時刻データを取得し、これを所定の演算方法
により演算して第一の演算データを生成し、前記装置本
体に装着されたカートリッジ内で前記装置本体から前記
時刻データを取得し、これを前記所定の演算方法と同一
の方法により演算して第二の演算データを生成し、前記
第一の演算データと前記第二の演算データとを比較し、
この比較の結果、両者が一致した場合は、前記装着され
たカートリッジは適正であると判断し、両者が一致しな
かった場合は前記装着されたカートリッジは適正でない
と判断することを特徴とする。
た時計から時刻データを取得し、これを所定の演算方法
により演算して第一の演算データを生成し、前記装置本
体に装着されたカートリッジ内で前記装置本体から前記
時刻データを取得し、これを前記所定の演算方法と同一
の方法により演算して第二の演算データを生成し、前記
第一の演算データと前記第二の演算データとを比較し、
この比較の結果、両者が一致した場合は、前記装着され
たカートリッジは適正であると判断し、両者が一致しな
かった場合は前記装着されたカートリッジは適正でない
と判断することを特徴とする。
【０００９】これにより、本発明者らは、従来から備え
ている時計データを利用し、本体ＣＰＵとカートリッジ
ＣＰＵとに同じアルゴリズムを用いて得られたデータを
照合することによって、装置本体に装着されたカートリ
ッジが適正なものであるかどうかを判断することを可能
とすると共に、従来の装置構成に大きな変更を加えるこ
となく、ＩＤを可変とすることを可能とした。さらに、
不適切なカートリッジを使用することによる画質の劣化
を回避して、ユーザに常に品質の高い画質を提供するこ
とを可能とした。
ている時計データを利用し、本体ＣＰＵとカートリッジ
ＣＰＵとに同じアルゴリズムを用いて得られたデータを
照合することによって、装置本体に装着されたカートリ
ッジが適正なものであるかどうかを判断することを可能
とすると共に、従来の装置構成に大きな変更を加えるこ
となく、ＩＤを可変とすることを可能とした。さらに、
不適切なカートリッジを使用することによる画質の劣化
を回避して、ユーザに常に品質の高い画質を提供するこ
とを可能とした。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の第１の態様に係る記録装
置は、装置本体に内蔵され刻時変化する時計からの時刻
データを第１のデータとして取得しこれを所定の演算方
法により演算して第２のデータを得る第１制御手段と、
装置本体に対して着脱自在で前記第１制御手段から前記
第１のデータを入力しこれを前記所定の演算方法と同一
の方法により演算して第３のデータを得て前記第１制御
手段に返送する第２制御手段とを具備し、前記第１制御
手段は、前記第２のデータと前記第３のデータとを比較
し、一致する場合は、装着された前記第２の制御手段を
適正と判断する構成を採る。
置は、装置本体に内蔵され刻時変化する時計からの時刻
データを第１のデータとして取得しこれを所定の演算方
法により演算して第２のデータを得る第１制御手段と、
装置本体に対して着脱自在で前記第１制御手段から前記
第１のデータを入力しこれを前記所定の演算方法と同一
の方法により演算して第３のデータを得て前記第１制御
手段に返送する第２制御手段とを具備し、前記第１制御
手段は、前記第２のデータと前記第３のデータとを比較
し、一致する場合は、装着された前記第２の制御手段を
適正と判断する構成を採る。
【００１１】この構成により、装置本体に内蔵されてい
る時計を利用し、時刻データを装置本体側とカートリッ
ジ側とでそれぞれ同一の演算方法で演算し、演算結果を
比較することができるため、乱数発生回路等の特別な回
路を必要とすることなく、ＩＤ番号を可変とすることが
でき、ＩＤ番号の秘密状態を保持しつつ、適切なカート
リッジが装着されたかどうかを判断することが可能とな
る。
る時計を利用し、時刻データを装置本体側とカートリッ
ジ側とでそれぞれ同一の演算方法で演算し、演算結果を
比較することができるため、乱数発生回路等の特別な回
路を必要とすることなく、ＩＤ番号を可変とすることが
でき、ＩＤ番号の秘密状態を保持しつつ、適切なカート
リッジが装着されたかどうかを判断することが可能とな
る。
【００１２】本発明の第２の態様に係る記録装置は、装
置本体に内蔵され刻時変化する時計からの時刻データを
第１のデータとして取得しこれを所定の演算方法により
演算して第２のデータを得る第１制御手段と、装置本体
に対して着脱自在で前記第１制御手段から前記第１のデ
ータを入力しこれを前記所定の演算方法と同一の方法に
より演算して第３のデータを得て前記第１制御手段に返
送する第２制御手段と、装置本体に対して着脱自在で前
記第２の制御手段の装着により動作可能となる記録用の
プロセスカートリッジとを具備し、前記第１制御手段
は、前記第２のデータと前記第３のデータとを比較し一
致する場合、装着された前記第２の制御手段を適性と判
断して前記プロセスカートリッジによる記録を行う構成
を採る。
置本体に内蔵され刻時変化する時計からの時刻データを
第１のデータとして取得しこれを所定の演算方法により
演算して第２のデータを得る第１制御手段と、装置本体
に対して着脱自在で前記第１制御手段から前記第１のデ
ータを入力しこれを前記所定の演算方法と同一の方法に
より演算して第３のデータを得て前記第１制御手段に返
送する第２制御手段と、装置本体に対して着脱自在で前
記第２の制御手段の装着により動作可能となる記録用の
プロセスカートリッジとを具備し、前記第１制御手段
は、前記第２のデータと前記第３のデータとを比較し一
致する場合、装着された前記第２の制御手段を適性と判
断して前記プロセスカートリッジによる記録を行う構成
を採る。
【００１３】この構成により、装置本体に内蔵されてい
る時計を利用し、時刻データを装置本体側とカートリッ
ジ側とでそれぞれ同一の演算方法で演算し、演算結果を
比較することができるため、乱数発生回路等の特別な回
路を必要とすることなく、ＩＤ番号を可変とすることが
でき、ＩＤ番号の秘密状態を保持しつつ、適切なカート
リッジが装着されたかどうかを判断することが可能とな
る。
る時計を利用し、時刻データを装置本体側とカートリッ
ジ側とでそれぞれ同一の演算方法で演算し、演算結果を
比較することができるため、乱数発生回路等の特別な回
路を必要とすることなく、ＩＤ番号を可変とすることが
でき、ＩＤ番号の秘密状態を保持しつつ、適切なカート
リッジが装着されたかどうかを判断することが可能とな
る。
【００１４】この際、第２の制御手段である適正なＩＣ
カードを装置本体に装着しなければ装置本体はカートリ
ッジによる記録動作を行わず、一方、適正なＩＣカード
を装置本体に装着すれば装置本体はカートリッジによる
記録動作を行うようにすることにより、単にカートリッ
ジを装置本体に装着しただけではカートリッジによる記
録動作を行わないようにしたので、ユーザが不適切なト
ナーにより画質の悪い記録画像を得るという不都合を確
実に防止できる。
カードを装置本体に装着しなければ装置本体はカートリ
ッジによる記録動作を行わず、一方、適正なＩＣカード
を装置本体に装着すれば装置本体はカートリッジによる
記録動作を行うようにすることにより、単にカートリッ
ジを装置本体に装着しただけではカートリッジによる記
録動作を行わないようにしたので、ユーザが不適切なト
ナーにより画質の悪い記録画像を得るという不都合を確
実に防止できる。
【００１５】また、本発明の第３の態様に係るプロセス
カートリッジは、装置本体に着脱自在で前記装置本体に
挿入されて記録紙に画像を形成する工程の一部を構成
し、前記装置本体から時刻データを入力しこれを装置本
体において前記時刻データを演算する方法と同一の演算
方法により演算してその演算結果を得て前記装置本体に
返送する制御手段とを備える構成を採る。
カートリッジは、装置本体に着脱自在で前記装置本体に
挿入されて記録紙に画像を形成する工程の一部を構成
し、前記装置本体から時刻データを入力しこれを装置本
体において前記時刻データを演算する方法と同一の演算
方法により演算してその演算結果を得て前記装置本体に
返送する制御手段とを備える構成を採る。
【００１６】この構成により、本発明によるプロセスカ
ートリッジを用いれば、装置本体に内蔵されている時計
の時刻データを得て、これを装置本体側と同一の演算方
法で演算し、その演算結果を装置本体に返送することに
より、装置本体において装置本体側の演算結果とプロセ
スカートリッジ側の演算結果とを比較させることができ
るので、乱数発生回路等の特別な回路を必要とすること
なく、ＩＤ番号を可変とすることができ、ＩＤ番号の秘
密状態を保持しつつ、適切なカートリッジが装着された
かどうかを判断することが可能となる。
ートリッジを用いれば、装置本体に内蔵されている時計
の時刻データを得て、これを装置本体側と同一の演算方
法で演算し、その演算結果を装置本体に返送することに
より、装置本体において装置本体側の演算結果とプロセ
スカートリッジ側の演算結果とを比較させることができ
るので、乱数発生回路等の特別な回路を必要とすること
なく、ＩＤ番号を可変とすることができ、ＩＤ番号の秘
密状態を保持しつつ、適切なカートリッジが装着された
かどうかを判断することが可能となる。
【００１７】また、本発明の第４の態様に係るカートリ
ッジ判別方法は、装置本体に内蔵された時計から時刻デ
ータを取得し、これを所定の演算方法により演算して第
一の演算データを生成する工程と、前記装置本体に装着
されたカートリッジ内で前記装置本体から前記時刻デー
タを取得し、これを前記所定の演算方法と同一の方法に
より演算して第二の演算データを生成する工程と、前記
第一の演算データと前記第二の演算データとを比較する
工程と、この比較の結果、両者が一致した場合は、前記
装着されたカートリッジは適正であると判断し、両者が
一致しなかった場合は前記装着されたカートリッジは適
正でないと判断する工程と、を備える構成を採る。
ッジ判別方法は、装置本体に内蔵された時計から時刻デ
ータを取得し、これを所定の演算方法により演算して第
一の演算データを生成する工程と、前記装置本体に装着
されたカートリッジ内で前記装置本体から前記時刻デー
タを取得し、これを前記所定の演算方法と同一の方法に
より演算して第二の演算データを生成する工程と、前記
第一の演算データと前記第二の演算データとを比較する
工程と、この比較の結果、両者が一致した場合は、前記
装着されたカートリッジは適正であると判断し、両者が
一致しなかった場合は前記装着されたカートリッジは適
正でないと判断する工程と、を備える構成を採る。
【００１８】この構成により、装置本体に内蔵されてい
る時計を利用し、時刻データを装置本体側とカートリッ
ジ側とでそれぞれ同一の演算方法で演算し、演算結果を
比較することができるため、乱数発生回路等の特別な回
路を必要とすることなく、ＩＤ番号を可変とすることが
でき、ＩＤ番号の秘密状態を保持しつつ、適切なカート
リッジが装着されたかどうかを判断することが可能とな
る。
る時計を利用し、時刻データを装置本体側とカートリッ
ジ側とでそれぞれ同一の演算方法で演算し、演算結果を
比較することができるため、乱数発生回路等の特別な回
路を必要とすることなく、ＩＤ番号を可変とすることが
でき、ＩＤ番号の秘密状態を保持しつつ、適切なカート
リッジが装着されたかどうかを判断することが可能とな
る。
【００１９】また、本発明の第５の態様に係る画像通信
装置は、請求項１または請求項２に記載の記録装置を備
えた構成を採る。
装置は、請求項１または請求項２に記載の記録装置を備
えた構成を採る。
【００２０】この構成により、画像通信装置において、
記録装置本体に内蔵されている時計を利用し、時刻デー
タを記録装置本体側とカートリッジ側とでそれぞれ同一
の演算方法で演算し、演算結果を比較することができる
ため、乱数発生回路等の特別な回路を必要とすることな
く、ＩＤ番号を可変とすることができ、ＩＤ番号の秘密
状態を保持しつつ、適切なカートリッジが装着されたか
どうかを判断することが可能となる。
記録装置本体に内蔵されている時計を利用し、時刻デー
タを記録装置本体側とカートリッジ側とでそれぞれ同一
の演算方法で演算し、演算結果を比較することができる
ため、乱数発生回路等の特別な回路を必要とすることな
く、ＩＤ番号を可変とすることができ、ＩＤ番号の秘密
状態を保持しつつ、適切なカートリッジが装着されたか
どうかを判断することが可能となる。
【００２１】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態に
係る記録装置の概略構成を示すブロック図である。本発
明の一実施の形態に係る記録装置は、装置本体１００
と、この装置本体１００に装着されたカートリッジが適
正なものであるか否かを判断するためのＩＣカード１０
１と、図示しないカートリッジとから構成されている。
本発明では、カートリッジとは別体の付属ＩＣカード１
０１を用いて装着されたカートリッジが適正であるか否
かを判断するようにしている。即ち、単にカートリッジ
のみを装置本体に装着しても装置本体は動作せず、付属
ＩＣカードを装置本体に装着してはじめて動作可能とな
る。尚、この付属ＩＣカードはカートリッジに内蔵させ
て一体としてもよい。
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態に
係る記録装置の概略構成を示すブロック図である。本発
明の一実施の形態に係る記録装置は、装置本体１００
と、この装置本体１００に装着されたカートリッジが適
正なものであるか否かを判断するためのＩＣカード１０
１と、図示しないカートリッジとから構成されている。
本発明では、カートリッジとは別体の付属ＩＣカード１
０１を用いて装着されたカートリッジが適正であるか否
かを判断するようにしている。即ち、単にカートリッジ
のみを装置本体に装着しても装置本体は動作せず、付属
ＩＣカードを装置本体に装着してはじめて動作可能とな
る。尚、この付属ＩＣカードはカートリッジに内蔵させ
て一体としてもよい。
【００２２】装置本体１００において、本体ＣＰＵ１０
２は、バス１０３で接続されたＲＯＭ１０４、ＲＡＭ１
０５、画像メモリ１０６、表示部１０７を制御する。Ｒ
ＯＭ１０４は、本体ＣＰＵ１０２が動作するための各種
プログラムを格納すると共に、後述するＩＤ番号判定の
ためのプログラムを格納する。ＲＡＭ１０５は、本体Ｃ
ＰＵ１０２が動作するためのテーブルとなる。画像メモ
リ１０６は、記録すべき画像データを格納し、表示部１
０７は、装置状態や設定状態を表示する。
２は、バス１０３で接続されたＲＯＭ１０４、ＲＡＭ１
０５、画像メモリ１０６、表示部１０７を制御する。Ｒ
ＯＭ１０４は、本体ＣＰＵ１０２が動作するための各種
プログラムを格納すると共に、後述するＩＤ番号判定の
ためのプログラムを格納する。ＲＡＭ１０５は、本体Ｃ
ＰＵ１０２が動作するためのテーブルとなる。画像メモ
リ１０６は、記録すべき画像データを格納し、表示部１
０７は、装置状態や設定状態を表示する。
【００２３】プリンタＩ／Ｆ１０８は、本体ＣＰＵ１０
２がプリンタ１０９を制御するためのインタフェースで
ある。プリンタ１０９は、後述するカートリッジからト
ナーの供給を受けて記録紙に画像を形成する。ページメ
モリ１１０は、プリンタ１０９が記録する際に画像デー
タをスプールする。記録制御部１１１は、プリンタ１０
９の記録動作を制御する。なお、本体ＣＰＵ１０２は、
ＩＣカードＩ／Ｆ１１２を介してＩＣカード１０１とデ
ータを送受信する。
２がプリンタ１０９を制御するためのインタフェースで
ある。プリンタ１０９は、後述するカートリッジからト
ナーの供給を受けて記録紙に画像を形成する。ページメ
モリ１１０は、プリンタ１０９が記録する際に画像デー
タをスプールする。記録制御部１１１は、プリンタ１０
９の記録動作を制御する。なお、本体ＣＰＵ１０２は、
ＩＣカードＩ／Ｆ１１２を介してＩＣカード１０１とデ
ータを送受信する。
【００２４】ＩＣカード１０１では、ＩＣカードＣＰＵ
１１３が、ＲＯＭ１１４に格納されているプログラムを
実行する。その際、テーブルとしてＲＡＭ１１５を用い
る。また、ＩＣカードＣＰＵ１１３は、本体Ｉ／Ｆ１１
６を介して装置本体１００とデータを送受信する。
１１３が、ＲＯＭ１１４に格納されているプログラムを
実行する。その際、テーブルとしてＲＡＭ１１５を用い
る。また、ＩＣカードＣＰＵ１１３は、本体Ｉ／Ｆ１１
６を介して装置本体１００とデータを送受信する。
【００２５】図２は、本発明の一実施の形態に係る記録
装置にカートリッジとＩＣカードを装着する状態を示す
図である。カートリッジ２００には、トナーが装填され
ている。また、装置本体１００およびＩＣカード１０１
の構成は図１に示す通りである。このように、本発明の
一実施の形態に係る記録装置では、カートリッジとは別
体の付属ＩＣカード１０１を用いて装着されたカートリ
ッジが適正であるか否かを判断する。すなわち、図２に
示すように、カートリッジ２００とＩＣカード１０１と
を装置本体に装着してはじめて動作可能となる。
装置にカートリッジとＩＣカードを装着する状態を示す
図である。カートリッジ２００には、トナーが装填され
ている。また、装置本体１００およびＩＣカード１０１
の構成は図１に示す通りである。このように、本発明の
一実施の形態に係る記録装置では、カートリッジとは別
体の付属ＩＣカード１０１を用いて装着されたカートリ
ッジが適正であるか否かを判断する。すなわち、図２に
示すように、カートリッジ２００とＩＣカード１０１と
を装置本体に装着してはじめて動作可能となる。
【００２６】図３は、本発明の一実施の形態に係る記録
装置におけるプログラム構成を示す図である。プログラ
ム３００は、本体ＣＰＵ１０２が実行するプログラムで
あり、プログラム３０１は、ＩＣカードＣＰＵ１１３が
実行するプログラムである。プログラム３００は、カー
トリッジの抜き差しを監視するためのカートリッジ抜き
差し監視プログラム３０２を備え、装置本体１００にＩ
Ｃカード１０１が装着されたか否かを定期的に監視す
る。また、時計データ取得プログラム３０３は、時計機
能３０４から時計データを取得するためのプログラムで
ある。この時計データ取得プログラム３０３から取得さ
れたデータは、時計データ変換プログラム３０５によっ
てデータＡ３０６に変換される。このデータＡ３０６
は、データＡ変換プログラム３０７によってデータＢ３
０８に変換される。このデータＢ３０８は、後述する
Ｂ，Ｃ一致判定処理プログラム３１３に送信される。
装置におけるプログラム構成を示す図である。プログラ
ム３００は、本体ＣＰＵ１０２が実行するプログラムで
あり、プログラム３０１は、ＩＣカードＣＰＵ１１３が
実行するプログラムである。プログラム３００は、カー
トリッジの抜き差しを監視するためのカートリッジ抜き
差し監視プログラム３０２を備え、装置本体１００にＩ
Ｃカード１０１が装着されたか否かを定期的に監視す
る。また、時計データ取得プログラム３０３は、時計機
能３０４から時計データを取得するためのプログラムで
ある。この時計データ取得プログラム３０３から取得さ
れたデータは、時計データ変換プログラム３０５によっ
てデータＡ３０６に変換される。このデータＡ３０６
は、データＡ変換プログラム３０７によってデータＢ３
０８に変換される。このデータＢ３０８は、後述する
Ｂ，Ｃ一致判定処理プログラム３１３に送信される。
【００２７】一方、データＡ３０６は、カートリッジＣ
ＰＵとのデータ送受信プログラム３０９によってＩＣカ
ードＣＰＵ１１３に送信される。送信されたデータＡ３
０６は、本体ＣＰＵとのデータ送受信プログラム３１０
を経て、データＡ変換プログラム３１１において、デー
タＣ３１２に変換される。データＣ３１２は、本体ＣＰ
Ｕとのデータ送受信プログラム３１０によって本体ＣＰ
Ｕ１０２に送信される。送信されたデータＣ３１２は、
カートリッジＣＰＵとのデータ送受信プログラム３０９
を経て、Ｂ，Ｃ一致判定処理プログラム３１３に送信さ
れる。Ｂ，Ｃ一致判定処理プログラム３１３は、データ
Ｂ３０８とデータＣ３１２とが一致しているかどうかを
判定する。
ＰＵとのデータ送受信プログラム３０９によってＩＣカ
ードＣＰＵ１１３に送信される。送信されたデータＡ３
０６は、本体ＣＰＵとのデータ送受信プログラム３１０
を経て、データＡ変換プログラム３１１において、デー
タＣ３１２に変換される。データＣ３１２は、本体ＣＰ
Ｕとのデータ送受信プログラム３１０によって本体ＣＰ
Ｕ１０２に送信される。送信されたデータＣ３１２は、
カートリッジＣＰＵとのデータ送受信プログラム３０９
を経て、Ｂ，Ｃ一致判定処理プログラム３１３に送信さ
れる。Ｂ，Ｃ一致判定処理プログラム３１３は、データ
Ｂ３０８とデータＣ３１２とが一致しているかどうかを
判定する。
【００２８】次に、以上のように構成された本発明の一
実施の形態に係る記録装置の動作について、説明する。
図４は、本発明の一実施の形態に係る記録装置の動作フ
ロー図である。本体ＣＰＵ１０２は、カートリッジ抜き
差し監視プログラム３０２を実行することによって、カ
ートリッジ１０１が抜き差しされたかどうかを定期的に
監視する。本体ＣＰＵ１０２は、ＩＣカードの差し込み
がない場合には、カートリッジが装置本体に装着されて
も記録を禁止する（ステップＳＴ１）。一方、ＩＣカー
ドの差込みが発生した場合には（ステップＳＴ１）、本
体ＣＰＵ１０２は、時計データ取得プログラム３０３を
実行することにより、時計データを獲得する（ステップ
ＳＴ２）。
実施の形態に係る記録装置の動作について、説明する。
図４は、本発明の一実施の形態に係る記録装置の動作フ
ロー図である。本体ＣＰＵ１０２は、カートリッジ抜き
差し監視プログラム３０２を実行することによって、カ
ートリッジ１０１が抜き差しされたかどうかを定期的に
監視する。本体ＣＰＵ１０２は、ＩＣカードの差し込み
がない場合には、カートリッジが装置本体に装着されて
も記録を禁止する（ステップＳＴ１）。一方、ＩＣカー
ドの差込みが発生した場合には（ステップＳＴ１）、本
体ＣＰＵ１０２は、時計データ取得プログラム３０３を
実行することにより、時計データを獲得する（ステップ
ＳＴ２）。
【００２９】次に、本体ＣＰＵ１０２は、時計データ変
換プログラム３０５を実行することにより、時計データ
を変換し、データＡ３０６を作成する（ステップＳＴ
３）。得られたデータＡ３０６は、ＲＡＭ１０５に格納
される（ステップＳＴ４）。次に、ＲＡＭ１０５からデ
ータＡ３０６を読み出し、ＩＣカードＣＰＵ１１３へ送
信する（ステップＳＴ５）。これと並行して、データＡ
３０６をある特定の関数ｆ（ｘ）を用いてデータＢ３０
８に変換し（ステップＳＴ６）、得られたデータＢ３０
８をＲＡＭ１０５に格納する（ステップＳＴ７）。
換プログラム３０５を実行することにより、時計データ
を変換し、データＡ３０６を作成する（ステップＳＴ
３）。得られたデータＡ３０６は、ＲＡＭ１０５に格納
される（ステップＳＴ４）。次に、ＲＡＭ１０５からデ
ータＡ３０６を読み出し、ＩＣカードＣＰＵ１１３へ送
信する（ステップＳＴ５）。これと並行して、データＡ
３０６をある特定の関数ｆ（ｘ）を用いてデータＢ３０
８に変換し（ステップＳＴ６）、得られたデータＢ３０
８をＲＡＭ１０５に格納する（ステップＳＴ７）。
【００３０】一方、ＩＣカードＣＰＵ１１３は、ステッ
プＳＴ５において送信されたデータＡ３０６を受信した
かどうかを定期的に監視する。ここでデータを受信しな
ければ通常の処理を行う（ステップＳＴ８）。データを
受信した場合は（ステップＳＴ８）、ステップＳＴ８で
得られたデータＡ３０６をステップＳＴ６で使用してい
る関数と同じ関数ｆ（ｘ）を用いてデータＣ３１２に変
換する（ステップＳＴ９）。このデータＣ３１２をＲＡ
Ｍ１１４に格納し（ステップＳＴ１０）、さらに、格納
したデータＣ３１２を本体ＣＰＵ１０２に転送する（ス
テップＳＴ１１）。
プＳＴ５において送信されたデータＡ３０６を受信した
かどうかを定期的に監視する。ここでデータを受信しな
ければ通常の処理を行う（ステップＳＴ８）。データを
受信した場合は（ステップＳＴ８）、ステップＳＴ８で
得られたデータＡ３０６をステップＳＴ６で使用してい
る関数と同じ関数ｆ（ｘ）を用いてデータＣ３１２に変
換する（ステップＳＴ９）。このデータＣ３１２をＲＡ
Ｍ１１４に格納し（ステップＳＴ１０）、さらに、格納
したデータＣ３１２を本体ＣＰＵ１０２に転送する（ス
テップＳＴ１１）。
【００３１】本体ＣＰＵ１０２は、ステップＳＴ７の処
理を行った後、ＩＣカードＣＰＵ１１３からデータＣ３
１２を受信したかどうかを定期的に監視している。デー
タＣ３１２を受信した場合は、データＢ３０８とデータ
Ｃ３１２とが等しいかどうかを判断する（ステップＳＴ
１３）。この判断の結果、両者が等しければ装置本体に
装着されたＩＣカードは適正であると判断し、これによ
り装置本体ら装着されたカートリッジも適正であると判
断しそのカートリッジによる記録動作を実行可能とする
（ステップＳＴ１４）。一方、ステップＳＴ１３におけ
る判断の結果、両者が等しくない場合は、装置本体に装
着されたＩＣカードは適正でないと判断し、これにより
たとえ装置本体にカートリッジが装着されていてもその
カートリッジは適正でないと判断し、そのカートリッジ
による記録動作は禁止する（ステップＳＴ１５）。
理を行った後、ＩＣカードＣＰＵ１１３からデータＣ３
１２を受信したかどうかを定期的に監視している。デー
タＣ３１２を受信した場合は、データＢ３０８とデータ
Ｃ３１２とが等しいかどうかを判断する（ステップＳＴ
１３）。この判断の結果、両者が等しければ装置本体に
装着されたＩＣカードは適正であると判断し、これによ
り装置本体ら装着されたカートリッジも適正であると判
断しそのカートリッジによる記録動作を実行可能とする
（ステップＳＴ１４）。一方、ステップＳＴ１３におけ
る判断の結果、両者が等しくない場合は、装置本体に装
着されたＩＣカードは適正でないと判断し、これにより
たとえ装置本体にカートリッジが装着されていてもその
カートリッジは適正でないと判断し、そのカートリッジ
による記録動作は禁止する（ステップＳＴ１５）。
【００３２】このように、本発明の一実施の形態に係る
記録装置は、従来から備えている時計データを利用し、
本体ＣＰＵとカートリッジＣＰＵとに同じアルゴリズム
を用いて得られたデータを照合することによって、装置
本体に装着されたカートリッジが適正なものであるかど
うかを判断することができる。これにより、乱数発生回
路等の特別な回路が必要無くなるため、従来の装置構成
に大きな変更を加えることなく、ＩＤを可変とすること
が可能となる。さらに、不適切なカートリッジを使用す
ることによる画質の劣化を回避して、ユーザに常に品質
の高い画質を提供することができる。
記録装置は、従来から備えている時計データを利用し、
本体ＣＰＵとカートリッジＣＰＵとに同じアルゴリズム
を用いて得られたデータを照合することによって、装置
本体に装着されたカートリッジが適正なものであるかど
うかを判断することができる。これにより、乱数発生回
路等の特別な回路が必要無くなるため、従来の装置構成
に大きな変更を加えることなく、ＩＤを可変とすること
が可能となる。さらに、不適切なカートリッジを使用す
ることによる画質の劣化を回避して、ユーザに常に品質
の高い画質を提供することができる。
【００３３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、装置本体に内蔵されている時計を利用し、時
刻データを装置本体側とカートリッジ側とでそれぞれ同
一の演算方法で演算し、演算結果を比較することができ
るため、乱数発生回路等の特別な回路を必要とすること
なく、ＩＤ番号を可変とすることができ、ＩＤ番号の秘
密状態を保持しつつ、適切なカートリッジが装着された
かどうかを判断することが可能となる。
によれば、装置本体に内蔵されている時計を利用し、時
刻データを装置本体側とカートリッジ側とでそれぞれ同
一の演算方法で演算し、演算結果を比較することができ
るため、乱数発生回路等の特別な回路を必要とすること
なく、ＩＤ番号を可変とすることができ、ＩＤ番号の秘
密状態を保持しつつ、適切なカートリッジが装着された
かどうかを判断することが可能となる。
【図１】本発明の一実施の形態に係る記録装置の概略構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図２】上記実施の形態に係る記録装置にカートリッジ
とＩＣカードを装着する状態を示す図
とＩＣカードを装着する状態を示す図
【図３】上記実施の形態に係る記録装置におけるプログ
ラム構成を示す図
ラム構成を示す図
【図４】上記実施の形態に係る記録装置の動作フロー図
【図５】従来のレーザビームプリンタの概略構成図
１００ 装置本体 １０１ ＩＣカード １０２ 本体ＣＰＵ １０３ バス １０４、１１４ ＲＯＭ １０５、１１５ ＲＡＭ １０６ 画像メモリ １０７ 表示部 １０９ プリンタ １１０ ページメモリ １１１ 記録制御部 １１２ ＩＣカードＩ／Ｆ １１３ ＩＣカードＣＰＵ １１６ 本体Ｉ／Ｆ ２００ カートリッジ ３００ プログラム
Claims (5)
- 【請求項１】 装置本体に内蔵され刻時変化する時計か
らの時刻データを第１のデータとして取得しこれを所定
の演算方法により演算して第２のデータを得る第１制御
手段と、装置本体に対して着脱自在で前記第１制御手段
から前記第１のデータを入力しこれを前記所定の演算方
法と同一の方法により演算して第３のデータを得て前記
第１制御手段に返送する第２制御手段とを具備し、前記
第１制御手段は、前記第２のデータと前記第３のデータ
とを比較し、一致する場合は、装着された前記第２の制
御手段を適正と判断することを特徴とする記録装置。 - 【請求項２】 装置本体に内蔵され刻時変化する時計か
らの時刻データを第１のデータとして取得しこれを所定
の演算方法により演算して第２のデータを得る第１制御
手段と、装置本体に対して着脱自在で前記第１制御手段
から前記第１のデータを入力しこれを前記所定の演算方
法と同一の方法により演算して第３のデータを得て前記
第１制御手段に返送する第２制御手段と、装置本体に対
して着脱自在で前記第２の制御手段の装着により動作可
能となる記録用のプロセスカートリッジとを具備し、前
記第１制御手段は、前記第２のデータと前記第３のデー
タとを比較し一致する場合、装着された前記第２の制御
手段を適性と判断して前記プロセスカートリッジによる
記録を行うことを特徴とする記録装置。 - 【請求項３】 装置本体に着脱自在で前記装置本体に挿
入されて記録紙に画像を形成する工程の一部を構成し、
前記装置本体から時刻データを入力しこれを装置本体に
おいて前記時刻データを演算する方法と同一の演算方法
により演算してその演算結果を得て前記装置本体に返送
する制御手段とを具備したプロセスカートリッジ。 - 【請求項４】 装置本体に内蔵された時計から時刻デー
タを取得し、これを所定の演算方法により演算して第一
の演算データを生成する工程と、前記装置本体に装着さ
れたカートリッジ内で前記装置本体から前記時刻データ
を取得し、これを前記所定の演算方法と同一の方法によ
り演算して第二の演算データを生成する工程と、前記第
一の演算データと前記第二の演算データとを比較する工
程と、この比較の結果、両者が一致した場合は、前記装
着されたカートリッジは適正であると判断し、両者が一
致しなかった場合は前記装着されたカートリッジは適正
でないと判断する工程と、を備えることを特徴とするカ
ートリッジ判別方法。 - 【請求項５】 請求項１または請求項２に記載の記録装
置を備えた画像通信装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11133530A JP2000321946A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 記録装置、これに用いるプロセスカートリッジ、カートリッジ判別方法および画像通信装置 |
| US09/500,541 US6339684B1 (en) | 1999-05-14 | 2000-02-09 | Recording apparatus which judges whether a proper cartridge is attached thereto |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11133530A JP2000321946A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 記録装置、これに用いるプロセスカートリッジ、カートリッジ判別方法および画像通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000321946A true JP2000321946A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15106963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11133530A Pending JP2000321946A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 記録装置、これに用いるプロセスカートリッジ、カートリッジ判別方法および画像通信装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6339684B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000321946A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012118524A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Xerox Corp | 搭載プロセッサを用いた消耗品ｉｄ識別および妥当性確認システム |
| CN105009001A (zh) * | 2013-01-02 | 2015-10-28 | 静态控制元件公司 | 用于通用成像组件的系统和方法 |
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| US6658219B1 (en) * | 1999-09-30 | 2003-12-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method, device, system and recording medium for detecting improper cartridge, and cartridge |
| US7289741B2 (en) * | 2003-08-26 | 2007-10-30 | Ricoh Company Ltd. | Image forming apparatus, unit for installation in the image forming apparatus, and administration system monitoring use state of the image forming apparatus |
| US20050100023A1 (en) * | 2003-11-07 | 2005-05-12 | Buckwalter Paul B. | Isochronous audio network software interface |
| US9296214B2 (en) | 2004-07-02 | 2016-03-29 | Zih Corp. | Thermal print head usage monitor and method for using the monitor |
| US7088928B2 (en) * | 2004-08-13 | 2006-08-08 | Static Control Components, Inc. | Systems and methods for universal imaging components |
| US7257335B1 (en) * | 2004-12-17 | 2007-08-14 | Nu-Kote International, Inc. | Universal smart chip cartridges for multiple printing apparatus |
| US7280772B2 (en) * | 2004-12-29 | 2007-10-09 | Lexmark International, Inc. | Method for detecting whether a cartridge installed in an imaging apparatus is potentially counterfeit |
| US8721203B2 (en) * | 2005-10-06 | 2014-05-13 | Zih Corp. | Memory system and method for consumables of a printer |
| US20070098427A1 (en) * | 2005-10-27 | 2007-05-03 | Kenji Katsuhara | Image forming device |
| US20070154228A1 (en) * | 2005-12-30 | 2007-07-05 | Nu-Kote International, Inc. | Universal smart chip cartridge for multiple printing apparatus |
| US7515837B2 (en) * | 2007-01-17 | 2009-04-07 | Static Control Components, Inc. | System and methods for universal imaging components |
| CN102442073B (zh) * | 2011-09-27 | 2013-11-27 | 珠海天威技术开发有限公司 | 通用芯片及其通信方法、耗材容器、成像设备 |
| US11677500B2 (en) * | 2020-09-30 | 2023-06-13 | Polaran Haberlesme Teknolojileri Anonim Sirketi | Methods and apparatus for encoding and decoding of data using concatenated polarization adjusted convolutional codes |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4963939A (en) * | 1986-09-24 | 1990-10-16 | Mita Industrial Co., Ltd. | Cartridge discriminating system |
| DE3880694D1 (de) * | 1988-07-25 | 1993-06-03 | Siemens Ag | Anordnung fuer druckeinrichtungen zur ueberwachung von druckmedium enthaltenden vorratsbehaeltern. |
| US4994853A (en) * | 1988-11-25 | 1991-02-19 | Konica Corporation | Apparatus for recording color images having interchangeable process cartridges and cartridge information on IC cards |
| US4961088A (en) * | 1989-04-20 | 1990-10-02 | Xerox Corporation | Monitor/warranty system for electrostatographic reproducing machines using replaceable cartridges |
| US5699091A (en) * | 1994-12-22 | 1997-12-16 | Hewlett-Packard Company | Replaceable part with integral memory for usage, calibration and other data |
| US6144812A (en) * | 1998-03-20 | 2000-11-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image formation system having a memory device located in an electrophotographic process cartridge for storing data relating to image formation |
-
1999
- 1999-05-14 JP JP11133530A patent/JP2000321946A/ja active Pending
-
2000
- 2000-02-09 US US09/500,541 patent/US6339684B1/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012118524A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Xerox Corp | 搭載プロセッサを用いた消耗品ｉｄ識別および妥当性確認システム |
| CN105009001A (zh) * | 2013-01-02 | 2015-10-28 | 静态控制元件公司 | 用于通用成像组件的系统和方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6339684B1 (en) | 2002-01-15 |
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