JP2000321506A - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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JP2000321506A
JP2000321506A JP11127084A JP12708499A JP2000321506A JP 2000321506 A JP2000321506 A JP 2000321506A JP 11127084 A JP11127084 A JP 11127084A JP 12708499 A JP12708499 A JP 12708499A JP 2000321506 A JP2000321506 A JP 2000321506A
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Naomi Yamakawa
直美 山川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顕微鏡のステージ上に置かれた被観察体に対
し行う種々の作業の作業効率の向上を図り、このような
作業に従事する作業者の肉体的、精神的疲労を軽減する
ことができる顕微鏡を提供するを提供する。 【解決手段】 作業者14がステージ2上に置かれた被
観察体1を肉眼によって観察する場合に、被観察体1と
ディスプレイ12が作業者14の同一視野内に入るよう
にディスプレイ12を取り付けたことにより、作業者1
4は同一視野内で被観察体1の実寸像と被観察体の拡大
像を同時に見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、顕微鏡に関する
ものである。詳しくは、特にステージ上に置かれた被観
察体の顕微鏡による拡大像を撮影する拡大像撮影手段
と、拡大像撮影手段から得られるビデオ信号を画像表示
する拡大像表示手段とを有する顕微鏡に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、顕微鏡のステージ上に置かれた被
観察体に対し行う種々の作業は、接眼レンズを通した被
観察体の拡大像を見ながら被観察体を取り扱うミクロ的
な作業と、肉眼にてステージ上の被観察体を見ながら被
観察体を取り扱うマクロ的な作業とを交互に繰すことに
より行われていた。例えば、医学や基礎科学分野では、
小動物の微小な卵子を卵巣あるいは卵管から採取する作
業、卵子をキャピラリーガラス管で吸い込み、シャーレ
ーの特定の箇所に集める作業、卵子表面の膜を剥がす作
業などの実験操作が行われるが、従来、これらの作業は
接眼レンズを通して卵子の拡大像を見ながら卵子表面の
膜を剥がすなどのミクロ的な作業と、肉眼にてステージ
上を見ながら、作業者が手に保持したキャピラリーガラ
ス管を用いて卵子をシャーレーに移動させるなどのマク
ロ的な作業とを交互に繰り返すことにより行われてい
た。
【0003】このように、ミクロ的な作業を行うときに
は作業者は顕微鏡をのぞきこんでステージ上の卵子を取
り扱い、マクロ的な作業を行うときには作業者は肉眼に
てステージ上を見るため、ミクロ的な作業とマクロ的な
作業とを交互に行う場合には、作業者はその都度姿勢及
び視野を変えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の顕微鏡
を使用して、上述したようにミクロ的な作業とマクロ的
な作業とを交互に行う場合にその都度姿勢を変えること
は、作業者にとって非常に煩雑なことであり、このよう
な作業に長時間従事する場合に作業者には疲労が蓄積
し、この結果、作業効率の低下を招いていた。また、ミ
クロ的な作業とマクロ的な作業とを交互に行う場合に作
業者の視野がその都度変わると、作業者には特に肉体
的、精神的疲労が蓄積し、これによってさらなる作業効
率の低下を招いていた。
【0005】本発明は以上の従来技術における問題に鑑
みてなされたものであって、顕微鏡のステージ上に置か
れた被観察体に対し行う種々の作業の作業効率の向上を
図り、このような作業に従事する作業者の肉体的、精神
的疲労を軽減することができる顕微鏡を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に提供する本願第1の発明にかかる顕微鏡は、ステージ
上に置かれた被観察体の顕微鏡による拡大像を撮影する
拡大像撮影手段と、拡大像撮影手段から得られるビデオ
信号を画像表示する拡大像表示手段とを有する顕微鏡に
おいて、観察者がステージ上に置かれた被観察体を肉眼
によって観察する場合に、被観察体と拡大像表示手段が
観察者の同一視野内に入るように拡大像表示手段を取り
付けたことを特徴とする顕微鏡である。
【0007】かかる構成とすることにより、作業者は同
一視野内で被観察体の実寸像と被観察体の拡大像を同時
に見ることができる。例えば、ミクロ的な作業とマクロ
的な作業とを交互に行う場合であっても、作業者は姿勢
及び視野を変えることなく視点を変えるだけで被観察体
の拡大像を見ながらミクロ的な作業を行い、被観察体の
実寸像を見ながらマクロ的な作業を行うことができる。
従って、作業効率の向上を図ることができ、また作業者
の肉体的、精神的疲労を軽減することができる。
【0008】また、前記課題を解決するために提供する
本願第2の発明にかかる顕微鏡は、ステージ上に置かれ
た被観察体の顕微鏡による拡大像を撮影する拡大像撮影
手段と、拡大像撮影手段から得られるビデオ信号を画像
表示する拡大像表示手段とを有する顕微鏡において、ス
テージ近傍に拡大像表示手段を取り付けたことを特徴と
する顕微鏡である。
【0009】かかる構成とすることにより、作業者はス
テージ上の被観察体を肉眼で見る場合に、同一視野内に
入っている拡大像表示手段も見ることができる。すなわ
ち、作業者は同一視野内で被観察体の実寸像と被観察体
の拡大像を同時に見ることができる。例えば、ミクロ的
な作業とマクロ的な作業とを交互に行う場合であって
も、作業者は姿勢及び視野を変えることなく視点を変え
るだけで被観察体の拡大像を見ながらミクロ的な作業を
行い、被観察体の実寸像を見ながらマクロ的な作業を行
うことができる。従って、作業効率の向上を図ることが
でき、また作業者の肉体的、精神的疲労を軽減すること
ができる。
【0010】また、前記課題を解決するために提供する
本願第3の発明にかかる顕微鏡は、本願第1又は本願第
2の発明にかかる顕微鏡において、拡大像表示手段を着
脱自在に取り付ける保持器具を有することを特徴とする
顕微鏡である。
【0011】かかる構成とすることにより、作業者が被
観察体を見る際の同一視野内の任意の場所に拡大像表示
手段を設置することができる。従って汎用性の向上を図
ることができる。
【0012】また、前記課題を解決するために提供する
本願第4の発明にかかる顕微鏡は、ステージ上に置かれ
た被観察体の顕微鏡による拡大像を撮影する拡大像撮影
手段と、拡大像撮影手段から得られるビデオ信号を画像
表示する拡大像表示手段と、ステージ上に置かれた被観
察体の実寸像を撮影する実寸像撮影手段と、実寸像撮影
手段から得られるビデオ信号を画像表示する実寸像表示
手段とを有し、拡大像表示手段及と実寸像表示手段が観
察者の同一視野内に入るように拡大像表示手段及び実寸
像表示手段を取り付けたことを特徴とする顕微鏡であ
る。
【0013】かかる構成とすることにより、作業者は実
寸像表示手段を見る場合に、同一視野内に入っている拡
大像表示手段も見ることができる。すなわち、作業者は
同一視野内で被観察体の実寸像と被観察体の拡大像を同
時に見ることができる。例えば、ミクロ的な作業とマク
ロ的な作業とを交互に行う場合であっても、作業者は姿
勢及び視野を変えることなく視点を変えるだけで被観察
体の拡大像を見ながらミクロ的な作業を行い、被観察体
の実寸像を見ながらマクロ的な作業を行うことができ
る。従って、作業効率の向上を図ることができ、また作
業者の肉体的、精神的疲労を軽減することができる。
【0014】また、前記課題を解決するために提供する
本願第5の発明にかかる顕微鏡は、本願第4の発明にか
かる顕微鏡において、拡大像表示手段及び実寸像表示手
段を着脱自在に取り付ける保持器具を有することを特徴
とする顕微鏡である。
【0015】かかる構成とすることにより、作業者の同
一視野内で、かつ見易い位置に拡大像表示手段及と実寸
像表示手段を設置することができる。従って汎用性の向
上を図ることができる。
【0016】また、前記課題を解決するために提供する
本願第6の発明にかかる顕微鏡は、ステージ上に置かれ
た被観察体の顕微鏡による拡大像を撮影する拡大像撮影
手段と、ステージ上に置かれた被観察体の実寸像を撮影
する実寸像撮影手段と、拡大像撮影手段及び実寸像撮影
手段から得られるビデオ信号を1の画面に画像表示する
表示手段とを有することを特徴とする顕微鏡である。
【0017】かかる構成とすることにより、作業者は1
の画面内で分割して被観察体の実寸像と被観察体の拡大
像を同時に見ることができる。例えば、ミクロ的な作業
とマクロ的な作業とを交互に行う場合であっても、作業
者は姿勢及び視野を変えることなく視点を変えるだけで
被観察体の拡大像を見ながらミクロ的な作業を行い、被
観察体の実寸像を見ながらマクロ的な作業を行うことが
できる。従って、作業効率の向上を図ることができ、ま
た作業者の肉体的、精神的疲労を軽減することができ
る。また、1の画面内に表示される被観察体の実寸像と
拡大像の占有比率を変えるようにすれば、さらに作業効
率の向上を図ることができる。
【0018】また、前記課題を解決するために提供する
本願第7の発明にかかる顕微鏡は、ステージ上に置かれ
た被観察体の顕微鏡による拡大像を撮影する拡大像撮影
手段と、ステージ上に置かれた被観察体の実寸像を撮影
する実寸像撮影手段と、拡大像撮影手段及び実寸像撮影
手段から得られるビデオ信号を合成するビデオ信号合成
手段と、合成したビデオ信号を画像表示する表示手段と
を有することを特徴とする顕微鏡である。
【0019】かかる構成とすることにより、作業者は1
の画面内で合成した被観察体の実寸像と被観察体の拡大
像を同時に見ることができる。例えば、ミクロ的な作業
とマクロ的な作業とを交互に行う場合であっても、作業
者は姿勢及び視野を変えることなく視点を変えるだけで
被観察体の拡大像を見ながらミクロ的な作業を行い、被
観察体の実寸像を見ながらマクロ的な作業を行うことが
できる。従って、作業効率の向上を図ることができ、ま
た作業者の肉体的、精神的疲労を軽減することができ
る。また、1の画面内に表示される被観察体の実寸像と
拡大像の占有比率を変えるようにすれば、さらに作業効
率の向上を図ることができる。
【0020】また、前記課題を解決するために提供する
本願第8の発明にかかる顕微鏡は、本願第6又は本願第
7の発明にかかる顕微鏡において、表示手段を着脱自在
に取り付ける保持器具を有することを特徴とする顕微鏡
である。
【0021】かかる構成とすることにより、作業者の同
一視野内で、かつ見易い位置に表示手段を設置すること
ができる。従って汎用性の向上を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる顕微鏡の一
実施の形態につき図1及び図2を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態にかかる顕微鏡を
示す正面斜視図である。また、図2は本実施の形態にか
かる顕微鏡を示す側面斜視図である。本実施の形態にか
かる顕微鏡は図1及び図2に示すように、卵子等の被観
察体1及びシャーレーなどを乗せるステージ2と、ステ
ージ2に垂直に起立するように固定された円筒形状のア
ーム3と、アーム3をスライド軸として上下方向に移動
する本体ユニット4とを有する。
【0023】ステージ2はその内部に光源を有し、この
光源により円板状の透過ガラス5の上に置かれた被観察
体1は下方から光が照射され、観察可能な状態になる。
この光源の光量は絞り調節ツマミ6によって調節する。
また、アーム3にスライド可能に取り付けられた本体ユ
ニット4は、CCDカメラを内蔵したカメラユニット7
と、対物レンズ8及び接眼レンズ9と、本体ユニット4
を上下動させる粗動ハンドル10及び微動ハンドル11
とを有する。
【0024】カメラユニット7には、上述のようにステ
ージ2上に置かれた被観察体1の拡大像を撮影する拡大
像撮影手段であるCCDカメラが内蔵されており、この
CCDカメラで撮影された被観察体1の拡大像は、後述
するディスプレイ12にリアルタイムで写し出される。
また、対物レンズ8には保持器具13を介して着脱自在
にディスプレイ12が取り付けられている。このディス
プレイ12の取り付け位置は、図2に示すように作業者
14がステージ2上の被観察体1を肉眼で見て作業を行
う場合に、作業者14の同一視野内にディスプレイ12
が入る位置である。このような位置にディスプレイ12
を取り付けることにより、作業者14は同一視野内で被
観察体1の実寸像と被観察体1の拡大像を同時に見るこ
とができる。従って、作業者14は姿勢及び視野を変え
ることなく視点を変えるだけで被観察体1の拡大像を見
ながらミクロ的な作業を行い、被観察体1の実寸像を見
ながらマクロ的な作業を行うことができるため、作業効
率の向上を図ることができ、また作業者14の肉体的、
精神的疲労を軽減することができる。なお、着脱機構で
ある保持器具13によりディスプレイ12の対物レンズ
8に対する取り付け角度は変えることができるため、作
業者14は作業のしやすい角度にディスプレイ12を調
節することができる。また、保持器具13によりディス
プレイ12を対物レンズ8から取り外すことも可能であ
るため、作業者14の同一視野内の任意の位置にディス
プレイ12を設置することも可能である。
【0025】以上の構成による本実施の形態にかかる顕
微鏡により、作業者14は以下のように被観察体1に対
して作業を行う。すなわち、まず作業者14は被観察体
1をステージ2上に置き、ディスプレイ12に写し出さ
れた被観察体1の拡大像を観察する。この際、ディスプ
レイ12の角度を調節する。次に、被観察体1を観察す
るのに適切な光量となるように絞り調節ツマミ6によっ
て調節する。また、被観察体1を観察するのに適切な倍
率、ピントとなるように粗動ハンドル10及び微動ハン
ドル11などによって調節する。このように作業の準備
が終了した後、作業者14は被観察体1に対する作業を
行う。この際、作業者14は卵子の拡大像を見ながら卵
子表面の膜を剥がす等のミクロ的な作業を行う場合には
ディスプレイ12に写し出された被観察体1の拡大像を
見る。また、作業者14が手に保持したキャピラリーガ
ラス管を用いて卵子をシャーレーに移動させるなどのマ
クロ的な作業を行う場合には、視点をステージ2上に移
して肉眼で被観察体1の実寸像を見る。作業者14はこ
れらの作業を繰り返す。この場合に作業者14は、姿勢
及び視野を変えることなく視点を変えるだけでよい。従
って、作業効率の向上を図ることができ、また作業者1
4の肉体的、精神的疲労を軽減することができる。な
お、本実施の形態においてはステージ2上に置かれた被
観察体1の拡大像を撮影する拡大像撮影手段としてCC
Dカメラを用いたが、これに限られることはなく、TV
カメラ等でもよい。
【0026】次に、本発明にかかる顕微鏡の他の実施の
形態につき図3乃至図5を参照して説明する。 (実施の形態2)図3は本実施の形態にかかる顕微鏡を
示す側面斜視図である。また、図4は本実施の形態にか
かる顕微鏡のビデオ信号の伝達状態を示すブロック図で
ある。さらに、図5は本実施の形態にかかる顕微鏡のデ
ィスプレイを示す平面図である。なお、本実施の形態に
かかる顕微鏡は、(実施の形態1)にて示した顕微鏡と
構成を同じくする部分については説明を省略し、相違点
のみを説明する。また、同一箇所には同一符号を付して
説明する。本発明にかかる顕微鏡は、図3に示すように
本体ユニット4の下部にCCDカメラ15が設置されて
いる。このCCDカメラ15はステージ2上の被観察体
1の実寸像を撮影するものであり、このCCDカメラ1
5で撮影された被観察体1の実寸像はディスプレイ12
にリアルタイムに写し出される。すなわち本実施の形態
においては、図4に示すようにカメラユニット7に内蔵
したCCDカメラにて撮影された被観察体1の拡大像
と、本体ユニット4の下部に設置したCCDカメラ15
にて撮影された被観察体1の実寸像の両像が、本体ユニ
ット4に内蔵したビデオ信号合成器によって合成され、
ディスプレイ12にリアルタイムに写し出される。この
際、被観察体1の拡大像と実寸像は図5に示すようにデ
ィスプレイ12の画面には被観察体1の拡大像と実寸像
が分割して表示される。
【0027】以上の構成により、作業者14はディスプ
レイ12の画面内で分割して被観察体1の拡大像と実寸
像を同時に見ることができる。従って、作業者は姿勢及
び視野を変えることなく視点を変えるだけで被観察体1
の拡大像を見ながらミクロ的な作業を行い、被観察体1
の実寸像を見ながらマクロ的な作業を行うことができる
ため、作業効率の向上を図ることができ、また作業者の
肉体的、精神的疲労を軽減することができる。また、デ
ィスプレイ12の画面に分割して表示される被観察体1
の拡大像と実寸像は、その画面内の占有比率を変えるこ
とができるため、さらに作業者14の作業効率の向上を
図ることができる。
【0028】なお、本実施の形態では、ディスプレイ1
2の画面を分割して被観察体1の拡大像と実寸像を表示
したが、作業者14の同一視野内に入る2個のディスプ
レイを用いてもよい。例えば、ディスプレイ12にはカ
メラユニット7に内蔵したCCDカメラにて撮影された
被観察体1の拡大像を写し出し、他のディスプレイには
本体ユニット4の下部に設置したCCDカメラ15にて
撮影された被観察体1の実寸像を写し出すようにしても
よい。
【0029】
【発明の効果】以上に示したように、本発明にかかる顕
微鏡は、ステージ上に置かれた被観察体の顕微鏡による
拡大像を撮影する拡大像撮影手段と、拡大像撮影手段か
ら得られるビデオ信号を画像表示する拡大像表示手段と
を有する顕微鏡において、観察者がステージ上に置かれ
た被観察体を肉眼によって観察する場合に、被観察体と
拡大像表示手段が観察者の同一視野内に入るように拡大
像表示手段を取り付けたことにより、作業者は同一視野
内で被観察体の実寸像と被観察体の拡大像を同時に見る
ことができる。例えば、ミクロ的な作業とマクロ的な作
業とを交互に行う場合であっても、作業者は姿勢及び視
野を変えることなく視点を変えるだけで被観察体の拡大
像を見ながらミクロ的な作業を行い、被観察体の実寸像
を見ながらマクロ的な作業を行うことができる。従っ
て、作業効率の向上を図ることができ、また作業者の肉
体的、精神的疲労を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態にかかる顕微鏡を示す正面斜視
図である。
【図2】 本実施の形態にかかる顕微鏡を示す側面斜視
図である。
【図3】 本実施の形態にかかる顕微鏡を示す側面斜視
図である。
【図4】 本実施の形態にかかる顕微鏡のビデオ信号の
伝達状態を示すブロック図である。
【図5】 本実施の形態にかかる顕微鏡のディスプレイ
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 被観察体 2 ステージ 3 アーム 4 本体ユニット 5 透過ガラス 6 絞り調節ツマミ 7 カメラユニット 8 対物レンズ 9 接眼レンズ 10 粗動ハンドル 11 微動ハンドル 12 ディスプレイ 13 保持器具 14 作業者 15 CCDカメラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージ上に置かれた被観察体の顕微鏡
    による拡大像を撮影する拡大像撮影手段と、拡大像撮影
    手段から得られるビデオ信号を画像表示する拡大像表示
    手段とを有する顕微鏡において、観察者がステージ上に
    置かれた被観察体を肉眼によって観察する場合に、被観
    察体と拡大像表示手段が観察者の同一視野内に入るよう
    に拡大像表示手段を取り付けたことを特徴とする顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 ステージ上に置かれた被観察体の顕微鏡
    による拡大像を撮影する拡大像撮影手段と、拡大像撮影
    手段から得られるビデオ信号を画像表示する拡大像表示
    手段とを有する顕微鏡において、ステージ近傍に拡大像
    表示手段を取り付けたことを特徴とする顕微鏡。
  3. 【請求項3】 拡大像表示手段を着脱自在に取り付ける
    保持器具を有することを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の顕微鏡。
  4. 【請求項4】 ステージ上に置かれた被観察体の顕微鏡
    による拡大像を撮影する拡大像撮影手段と、拡大像撮影
    手段から得られるビデオ信号を画像表示する拡大像表示
    手段と、ステージ上に置かれた被観察体の実寸像を撮影
    する実寸像撮影手段と、実寸像撮影手段から得られるビ
    デオ信号を画像表示する実寸像表示手段とを有し、拡大
    像表示手段及と実寸像表示手段が観察者の同一視野内に
    入るように拡大像表示手段及び実寸像表示手段を取り付
    けたことを特徴とする顕微鏡。
  5. 【請求項5】 拡大像表示手段及び実寸像表示手段を着
    脱自在に取り付ける保持器具を有することを特徴とする
    請求項4に記載の顕微鏡。
  6. 【請求項6】 ステージ上に置かれた被観察体の顕微鏡
    による拡大像を撮影する拡大像撮影手段と、ステージ上
    に置かれた被観察体の実寸像を撮影する実寸像撮影手段
    と、拡大像撮影手段及び実寸像撮影手段から得られるビ
    デオ信号を1の画面に画像表示する表示手段とを有する
    ことを特徴とする顕微鏡。
  7. 【請求項7】 ステージ上に置かれた被観察体の顕微鏡
    による拡大像を撮影する拡大像撮影手段と、ステージ上
    に置かれた被観察体の実寸像を撮影する実寸像撮影手段
    と、拡大像撮影手段及び実寸像撮影手段から得られるビ
    デオ信号を合成するビデオ信号合成手段と、合成したビ
    デオ信号を画像表示する表示手段とを有することを特徴
    とする顕微鏡。
  8. 【請求項8】 表示手段を着脱自在に取り付ける保持器
    具を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記
    載の顕微鏡。
JP11127084A 1999-05-07 1999-05-07 顕微鏡 Withdrawn JP2000321506A (ja)

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