JP2000320526A - ロープ用金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属の丸棒を曲げて作った、取り扱いの簡単
なロープ用金具を提供する。 【解決手段】 ロープを通す為のフック１（１）と、ロ
ープ用金具がロープより滑らないようにする為のバー
（３）及び、フック１（１）よりＲが大きくロープを引
っ張る為のフック２（２）から成る事を、特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、簡単に手間取ら
ずトラックの荷台等の品物を、締め付けて固定する為
の、ロープ用金具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、トラックの荷台の品物をロー
プで締め付けて固定するのに、品物にかけたロープの途
中にロープの輪を作り、その中へ荷台のフック等にかけ
たロープの片方を通してそれを引っ張る事により、品物
を締め付けて固定していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ） 手袋をしていると、ロープの輪を作りにくい。 （ロ） ロープの輪の作り方を忘れてしまう。 （ハ） ロープが長い場合は、輪の中にロープを通すの
に手間取る。 本発明は、これらの欠点を除く為になされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】本発明は、ロープを通す為
の金属棒からなるＵ字状のフック１（１）と、この一端
にロープ用金具がロープより滑らないようにする為のバ
ー（３）を設け、他端にフック１（１）よりＲが大きく
ロープを引っ張る為のフック２（２）から構成される、
ロープ用金具である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 （イ） ある任意のＲを持つフック１（１）。 （ロ） フック１（１）と同じ平面上で、９０゜曲げた
バー（３）。 （ハ） フック１（１）より大きなＲを持つフック２
（２）。これは、フック１（１）に対してフック１
（１）から見て時計方向に９０゜の角度を持つ。 本発明は以上のような構造で、これを使用する時は、ロ
ープ用金具と品物にかけたロープを手に持ちロープをフ
ック１（１）の下から上に通し、この状態でロープ用金
具を反時計方向に１回転させ、ロープをバー（３）の下
へ通し、そのロープを荷台のフック等にかけた後フック
２（２）にそのロープをかける。それから、フック１
（１）の部分を手で持ち、もう片方の手でフック２
（２）にかけたロープを引っ張ると、ロープ用金具はロ
ープとの摩擦によりロープから動かなくなる。この状態
でフック２（２）にかけたロープを引っ張る事により、
品物にかけたロープ全体を引っ張り品物を締め付ける事
ができる。後は、その引っ張ったロープを緩まないよう
に処理すればそのまま品物は、固定される。

【０００６】

【発明の効果】使い方が簡単で、形状がフック状になっ
ていてロープを引っかけるだけなので、手間がかからな
い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【符号の説明】

１ フック１ ２ フック２ ３ バー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 金属棒からなるＵ字状のフック１（１）
   と、その一端にＵ字状のフック２（２）を設け、他端に
   バー（３）を設けた、ロープ用金具。