JP2000319517A - ピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこれを用いた射出成形品 - Google Patents
ピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこれを用いた射出成形品Info
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- JP2000319517A JP2000319517A JP11127042A JP12704299A JP2000319517A JP 2000319517 A JP2000319517 A JP 2000319517A JP 11127042 A JP11127042 A JP 11127042A JP 12704299 A JP12704299 A JP 12704299A JP 2000319517 A JP2000319517 A JP 2000319517A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポリアリレート樹脂やポリカーボネート樹脂
が本来有するクリープ特性を活かしつつ、かつ制振性能
が改良されたピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこ
れを用いた射出成形品を提供する。 【解決手段】 ポリアリレート樹脂、ポリカーボネート
樹脂及び液晶ポリマー樹脂からなり、組成物全体を10
0重量部としたとき、液晶ポリマー樹脂の配合割合が1
0〜50重量部であるピックアップ部品用樹脂組成物。
が本来有するクリープ特性を活かしつつ、かつ制振性能
が改良されたピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこ
れを用いた射出成形品を提供する。 【解決手段】 ポリアリレート樹脂、ポリカーボネート
樹脂及び液晶ポリマー樹脂からなり、組成物全体を10
0重量部としたとき、液晶ポリマー樹脂の配合割合が1
0〜50重量部であるピックアップ部品用樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオCD、M
D、CD-ROM等に用いられる光学読み取り装置(ピックア
ップ)部品用の樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、
コイルが取り付けられた対物レンズ保持体と、そのコイ
ルを横切るように磁界を形成する磁気回路形成手段とを
有し、コイルに流される電流に応答して高周波域で前記
対物レンズ保持体を駆動させる光学読み取り装置(ピッ
クアップ)において、対物レンズ保持体と駆動部品の双
方に特に好適に利用できる樹脂組成物に関する。
D、CD-ROM等に用いられる光学読み取り装置(ピックア
ップ)部品用の樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、
コイルが取り付けられた対物レンズ保持体と、そのコイ
ルを横切るように磁界を形成する磁気回路形成手段とを
有し、コイルに流される電流に応答して高周波域で前記
対物レンズ保持体を駆動させる光学読み取り装置(ピッ
クアップ)において、対物レンズ保持体と駆動部品の双
方に特に好適に利用できる樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ピックアップ部品(すなわち、対
物レンズ保持体及び駆動部品)に対して高い精密動作性
能が要求されている。精密動作を阻害する現象としては
渦電流や共振振動の発生が挙げられ、この発生を防ぐた
めには、ピックアップ部品として用いる材料に低導電
性、高剛性、高制振性能等を付与させることが必要な要
件である。そこで、従来用いられていたアルミニウムや
亜鉛等の金属材料に替えて、強化材料が配合された樹脂
組成物、例えばポリエーテルイミド樹脂にガラス繊維を
配合させた樹脂組成物、ポリサルフォン樹脂にガラス繊
維を配合させた樹脂組成物、液晶ポリマー樹脂にガラス
繊維を配合させた樹脂組成物等が一部で使用され始めて
いる。
物レンズ保持体及び駆動部品)に対して高い精密動作性
能が要求されている。精密動作を阻害する現象としては
渦電流や共振振動の発生が挙げられ、この発生を防ぐた
めには、ピックアップ部品として用いる材料に低導電
性、高剛性、高制振性能等を付与させることが必要な要
件である。そこで、従来用いられていたアルミニウムや
亜鉛等の金属材料に替えて、強化材料が配合された樹脂
組成物、例えばポリエーテルイミド樹脂にガラス繊維を
配合させた樹脂組成物、ポリサルフォン樹脂にガラス繊
維を配合させた樹脂組成物、液晶ポリマー樹脂にガラス
繊維を配合させた樹脂組成物等が一部で使用され始めて
いる。
【0003】しかし、ポリエーテルイミド樹脂にガラス
繊維を配合させた樹脂組成物や、ポリサルフォン樹脂に
ガラス繊維を配合させた樹脂組成物等がピックアップ部
品として用いられた場合には、剛性や制振性能が不十分
であるという問題がある。また、液晶ポリマー樹脂にガ
ラス繊維を配合させた樹脂組成物がピックアップ部品と
して用いられた場合には、剛性と制振性能には優れてい
るものの、対物レンズ保持体や駆動部品を組上げるうえ
で重要なクリープ特性が不十分であるという問題があ
る。
繊維を配合させた樹脂組成物や、ポリサルフォン樹脂に
ガラス繊維を配合させた樹脂組成物等がピックアップ部
品として用いられた場合には、剛性や制振性能が不十分
であるという問題がある。また、液晶ポリマー樹脂にガ
ラス繊維を配合させた樹脂組成物がピックアップ部品と
して用いられた場合には、剛性と制振性能には優れてい
るものの、対物レンズ保持体や駆動部品を組上げるうえ
で重要なクリープ特性が不十分であるという問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解消し、ポリアリレート樹脂やポリカーボネート樹脂が
本来有するクリープ特性を活かしつつ、かつ制振性能が
改良されたピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこれ
を用いた射出成形品を提供するものである。
解消し、ポリアリレート樹脂やポリカーボネート樹脂が
本来有するクリープ特性を活かしつつ、かつ制振性能が
改良されたピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこれ
を用いた射出成形品を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、ポリアリレート樹
脂、ポリカーボネート樹脂及び特定量の液晶ポリマー樹
脂からなる樹脂組成物をピックアップ部品として用いる
ことで、この目的が達成できることを見出し、本発明に
達した。
を解決するために鋭意検討した結果、ポリアリレート樹
脂、ポリカーボネート樹脂及び特定量の液晶ポリマー樹
脂からなる樹脂組成物をピックアップ部品として用いる
ことで、この目的が達成できることを見出し、本発明に
達した。
【0006】すなわち、本発明の要旨は次の通りであ
る。 (1) ポリアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂及び液
晶ポリマー樹脂からなり、組成物全体を 100重量部とし
たとき、液晶ポリマー樹脂の配合割合が10〜50重量部で
あるピックアップ部品用樹脂組成物。 (2) 上記(1) 記載の樹脂組成物 100重量部に対して、さ
らに強化材料が50重量部以下の割合で配合されてなるピ
ックアップ部品用樹脂組成物。 (3) 上記(1) 又は(2) 記載のピックアップ部品用樹脂組
成物を用いた射出成形品。
る。 (1) ポリアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂及び液
晶ポリマー樹脂からなり、組成物全体を 100重量部とし
たとき、液晶ポリマー樹脂の配合割合が10〜50重量部で
あるピックアップ部品用樹脂組成物。 (2) 上記(1) 記載の樹脂組成物 100重量部に対して、さ
らに強化材料が50重量部以下の割合で配合されてなるピ
ックアップ部品用樹脂組成物。 (3) 上記(1) 又は(2) 記載のピックアップ部品用樹脂組
成物を用いた射出成形品。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明のピックアップ部品用樹脂組成物は、ポリ
アリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂及び液晶ポリマ
ー樹脂からなり、樹脂組成物全体を 100重量部としたと
き、液晶ポリマー樹脂の配合割合が10〜50重量部である
ことが必要であり、20〜40重量部であることが好まし
い。液晶ポリマー樹脂の配合割合が10重量部未満では、
制振性能の向上効果がなく、一方、この配合割合が50重
量部を超えると、溶融混練押出しによるペレット化が困
難になり、さらに耐衝撃性も低下するので好ましくな
い。また、ポリアリレート樹脂を配合しない場合には、
制振性に劣り、逆に、ポリカーボネート樹脂を配合しな
い場合には、混練性が悪くなるという問題が生じて好ま
しくない。
する。本発明のピックアップ部品用樹脂組成物は、ポリ
アリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂及び液晶ポリマ
ー樹脂からなり、樹脂組成物全体を 100重量部としたと
き、液晶ポリマー樹脂の配合割合が10〜50重量部である
ことが必要であり、20〜40重量部であることが好まし
い。液晶ポリマー樹脂の配合割合が10重量部未満では、
制振性能の向上効果がなく、一方、この配合割合が50重
量部を超えると、溶融混練押出しによるペレット化が困
難になり、さらに耐衝撃性も低下するので好ましくな
い。また、ポリアリレート樹脂を配合しない場合には、
制振性に劣り、逆に、ポリカーボネート樹脂を配合しな
い場合には、混練性が悪くなるという問題が生じて好ま
しくない。
【0008】本発明に用いられるポリカーボネート樹脂
は、ビスフェノール残基単位とカーボネート残基単位と
からなるものである。ビスフェノール残基単位の原料と
しては、例えば 2,2- ビス(4-ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2,2-ビス(3,5-ジブロモ-4- ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2-ビス(3,5-ジメチル-4- ヒドロキシ
フェニル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、1,1-ビス(3,5-ジメチル-4- ヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1-ビス(4-ヒドロ
キシフェニル)デカン、1,4-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)シク
ロデカン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)シクロド
デカン、 4,4'-ジヒドロキシジフェニルエーテル、 4,
4'-ジチオジフェノール、 4,4'-ジヒドロキシ-3,3'-ジ
クロロジフェニルエーテル、 4,4'-ジヒドロキシ-2,2'-
ジヒドロキシジフェニルエーテル等が挙げられる。その
他にも米国特許第 2,999,835号明細書、同第 3,028,365
号明細書、同第 3,334,154明細書及び同第 4,131,575号
明細書に開示されているビスフェノールが使用できる。
これらは単独で使用してもよいし、あるいは2種類以上
混合して使用してもよい。また、カーボネート残基単位
の原料としては、例えばホスゲン、ジフェニルカーボネ
ート等が挙げられる。
は、ビスフェノール残基単位とカーボネート残基単位と
からなるものである。ビスフェノール残基単位の原料と
しては、例えば 2,2- ビス(4-ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2,2-ビス(3,5-ジブロモ-4- ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2-ビス(3,5-ジメチル-4- ヒドロキシ
フェニル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、1,1-ビス(3,5-ジメチル-4- ヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1-ビス(4-ヒドロ
キシフェニル)デカン、1,4-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)シク
ロデカン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)シクロド
デカン、 4,4'-ジヒドロキシジフェニルエーテル、 4,
4'-ジチオジフェノール、 4,4'-ジヒドロキシ-3,3'-ジ
クロロジフェニルエーテル、 4,4'-ジヒドロキシ-2,2'-
ジヒドロキシジフェニルエーテル等が挙げられる。その
他にも米国特許第 2,999,835号明細書、同第 3,028,365
号明細書、同第 3,334,154明細書及び同第 4,131,575号
明細書に開示されているビスフェノールが使用できる。
これらは単独で使用してもよいし、あるいは2種類以上
混合して使用してもよい。また、カーボネート残基単位
の原料としては、例えばホスゲン、ジフェニルカーボネ
ート等が挙げられる。
【0009】本発明に用いられるポリアリレート樹脂
は、ビスフェノール残基単位と芳香族ジカルボン酸残基
単位とからなる芳香族ポリエステル重合体である。ビス
フェノール残基単位の原料としては、例えば 2,2- ビス
(4-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒド
ロキシ-3,5- ジメチルフェニル)プロパン、2,2-ビス
(4-ヒドロキシ-3,5- ジブロモフェニル)プロパン、2,
2-ビス(4-ヒドロキシ-3,5- ジクロロフェニル)プロパ
ン、4,4'- ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4'- ジ
ヒドロキシジフェニルエーテル、4,4'- ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、4,4'- ジヒドロキシジフェニルケ
トン、4,4'- ジヒドロキシジフェニルメタン、1,1-ビス
(4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン等が挙げられ
る。これらは単独で使用してもよいし、あるいは2種類
以上混合して使用してもよい。また、芳香族ジカルボン
酸残基単位の原料としては、例えばテレフタル酸やイソ
フタル酸が挙げられるが、特に両者が混合して用いられ
ると、得られるポリアリレート樹脂の溶融加工性及び総
合的性能の点で好ましい。この混合比率(テレフタル酸
/イソフタル酸)は任意に選択することができるが、モ
ル分率で 90/10〜10/90 の範囲であることが好ましく、
70/30 〜30/70 の範囲であることがより好ましく、60/4
0 〜40/60 の範囲であることが特に好ましい。
は、ビスフェノール残基単位と芳香族ジカルボン酸残基
単位とからなる芳香族ポリエステル重合体である。ビス
フェノール残基単位の原料としては、例えば 2,2- ビス
(4-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒド
ロキシ-3,5- ジメチルフェニル)プロパン、2,2-ビス
(4-ヒドロキシ-3,5- ジブロモフェニル)プロパン、2,
2-ビス(4-ヒドロキシ-3,5- ジクロロフェニル)プロパ
ン、4,4'- ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4'- ジ
ヒドロキシジフェニルエーテル、4,4'- ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、4,4'- ジヒドロキシジフェニルケ
トン、4,4'- ジヒドロキシジフェニルメタン、1,1-ビス
(4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン等が挙げられ
る。これらは単独で使用してもよいし、あるいは2種類
以上混合して使用してもよい。また、芳香族ジカルボン
酸残基単位の原料としては、例えばテレフタル酸やイソ
フタル酸が挙げられるが、特に両者が混合して用いられ
ると、得られるポリアリレート樹脂の溶融加工性及び総
合的性能の点で好ましい。この混合比率(テレフタル酸
/イソフタル酸)は任意に選択することができるが、モ
ル分率で 90/10〜10/90 の範囲であることが好ましく、
70/30 〜30/70 の範囲であることがより好ましく、60/4
0 〜40/60 の範囲であることが特に好ましい。
【0010】本発明に用いられる液晶ポリマー樹脂とし
ては、例えば特公昭50-18016号公報に開示されたエチ
レンテレフタレート単位とパラヒドロキシ安息香酸残基
単位とからなる共重合ポリエステル、特公昭54-77691
号公報に開示された6-ヒドロキシ-2- ナフトエ酸残基単
位とパラヒドロキシ安息香酸残基単位とからなる共重合
ポリエステル、特公昭47-47870号公報に開示されたパ
ラヒドロキシ安息香酸残基単位、テレフタル酸残基単位
及びビスフェノール残基単位からなる共重合ポリエステ
ル、特公昭53-65421号公報に開示されたテレフタル酸
残基単位とフェニルヒドロキノン残基単位とからなる共
重合ポリエステル、米国特許第 4,600,765号明細書に
開示されたテレフタル酸残基単位、フェニルヒドロキノ
ン残基単位及びスチロイルヒドロキノン残基単位からな
る共重合ポリエステル等が挙げられる。
ては、例えば特公昭50-18016号公報に開示されたエチ
レンテレフタレート単位とパラヒドロキシ安息香酸残基
単位とからなる共重合ポリエステル、特公昭54-77691
号公報に開示された6-ヒドロキシ-2- ナフトエ酸残基単
位とパラヒドロキシ安息香酸残基単位とからなる共重合
ポリエステル、特公昭47-47870号公報に開示されたパ
ラヒドロキシ安息香酸残基単位、テレフタル酸残基単位
及びビスフェノール残基単位からなる共重合ポリエステ
ル、特公昭53-65421号公報に開示されたテレフタル酸
残基単位とフェニルヒドロキノン残基単位とからなる共
重合ポリエステル、米国特許第 4,600,765号明細書に
開示されたテレフタル酸残基単位、フェニルヒドロキノ
ン残基単位及びスチロイルヒドロキノン残基単位からな
る共重合ポリエステル等が挙げられる。
【0011】本発明においては、ポリアリレート樹脂、
ポリカーボネート樹脂及び液晶ポリマー樹脂からなる樹
脂組成物 100重量部に対して、さらに強化材料が50重量
部以下の割合で配合されていると機械的強度の向上効果
の点で好ましく、10〜40重量部の範囲とすることがより
好ましい。配合量が50重量部を超えると、混練押出しに
よるペレット化が困難になるとともに、制振性能が著し
く低下するという不都合が生じる。
ポリカーボネート樹脂及び液晶ポリマー樹脂からなる樹
脂組成物 100重量部に対して、さらに強化材料が50重量
部以下の割合で配合されていると機械的強度の向上効果
の点で好ましく、10〜40重量部の範囲とすることがより
好ましい。配合量が50重量部を超えると、混練押出しに
よるペレット化が困難になるとともに、制振性能が著し
く低下するという不都合が生じる。
【0012】強化材料としては、繊維状強化材料や、板
状あるいは層状強化材料を用いることができる。繊維状
強化材としては、ウィスカ、フィブリット、ガラス繊
維、炭素繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、ボロン繊
維、チタン繊維、アラミド繊維等が挙げられ、中でもガ
ラス繊維、ウィスカが好ましい。
状あるいは層状強化材料を用いることができる。繊維状
強化材としては、ウィスカ、フィブリット、ガラス繊
維、炭素繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、ボロン繊
維、チタン繊維、アラミド繊維等が挙げられ、中でもガ
ラス繊維、ウィスカが好ましい。
【0013】ガラス繊維としては、溶融混練前のもので
その平均繊維径が3〜11μmの範囲にあり、平均アスペ
クト比(平均繊維長/平均繊維径)が 250〜500 の範囲
にあるものが好適に利用できる。ウィスカとしては、平
均繊維径が0.05〜4μm、平均アスペクト比が7以上の
もの、具体的には珪酸カルシウムウィスカ、酸化亜鉛ウ
ィスカ、酸化マグネシウムウィスカ、炭化珪素ウィス
カ、チタン酸カリウムウィスカ、ホウ酸アルミニウムウ
ィスカ、ホウ酸マグネシウムウィスカ、黒鉛ウィスカ等
が好適に利用できる。
その平均繊維径が3〜11μmの範囲にあり、平均アスペ
クト比(平均繊維長/平均繊維径)が 250〜500 の範囲
にあるものが好適に利用できる。ウィスカとしては、平
均繊維径が0.05〜4μm、平均アスペクト比が7以上の
もの、具体的には珪酸カルシウムウィスカ、酸化亜鉛ウ
ィスカ、酸化マグネシウムウィスカ、炭化珪素ウィス
カ、チタン酸カリウムウィスカ、ホウ酸アルミニウムウ
ィスカ、ホウ酸マグネシウムウィスカ、黒鉛ウィスカ等
が好適に利用できる。
【0014】板状あるいは層状強化材料としては、モン
モリロナイト、バンデライト、サポナイト、ヘクトライ
ト、ソーコナイト等のスメクタイト系鉱物、バーキュラ
イト等のバーキュライト系鉱物、白雲母、黒雲母、パラ
ゴナイト、レビトライト、膨潤性フッ素雲母等の雲母系
鉱物、マーガライト、クリントナイト、アナンダイト等
の脆雲母系鉱物、ドンバサイト、スドーアイト、クッケ
アイト、クリノクロア、シャモサイト、ニマイト等の緑
泥石系鉱物、セピオライト等の含水イノケイ酸塩系鉱物
等、グラファイト等が挙げられる。
モリロナイト、バンデライト、サポナイト、ヘクトライ
ト、ソーコナイト等のスメクタイト系鉱物、バーキュラ
イト等のバーキュライト系鉱物、白雲母、黒雲母、パラ
ゴナイト、レビトライト、膨潤性フッ素雲母等の雲母系
鉱物、マーガライト、クリントナイト、アナンダイト等
の脆雲母系鉱物、ドンバサイト、スドーアイト、クッケ
アイト、クリノクロア、シャモサイト、ニマイト等の緑
泥石系鉱物、セピオライト等の含水イノケイ酸塩系鉱物
等、グラファイト等が挙げられる。
【0015】また、上記した強化材料の他に、タルク、
クレー、ガラスビーズ、ガラスバルーン、カーボンブラ
ック等の強化材料を用いることもできる。さらに、本発
明の特性を損なわない範囲で顔料、難燃剤、離型剤、超
高分子量ポリエチレンやフッ素樹脂等の摺動剤等を添加
することもできる。
クレー、ガラスビーズ、ガラスバルーン、カーボンブラ
ック等の強化材料を用いることもできる。さらに、本発
明の特性を損なわない範囲で顔料、難燃剤、離型剤、超
高分子量ポリエチレンやフッ素樹脂等の摺動剤等を添加
することもできる。
【0016】本発明において、ポリアリレート樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、液晶ポリマー樹脂、さらに必要に
応じて強化材料を配合する方法は特に限定されるもので
はなく、各成分が均一に分散されている状態になればよ
い。具体的には、ポリアリレート樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、液晶ポリマー樹脂、強化材料をタンブラーある
いはヘンシェルミキサーを用いて均一にドライブレンド
した後、溶融混練押出ししてペレット化すればよい。そ
して得られた樹脂組成物のペレットを用いて、従来の射
出成形法によりピックアップ部品を得ることができる。
リカーボネート樹脂、液晶ポリマー樹脂、さらに必要に
応じて強化材料を配合する方法は特に限定されるもので
はなく、各成分が均一に分散されている状態になればよ
い。具体的には、ポリアリレート樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、液晶ポリマー樹脂、強化材料をタンブラーある
いはヘンシェルミキサーを用いて均一にドライブレンド
した後、溶融混練押出ししてペレット化すればよい。そ
して得られた樹脂組成物のペレットを用いて、従来の射
出成形法によりピックアップ部品を得ることができる。
【0017】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。なお、実施例及び比較例における各試験片の
評価方法は次の通りである。 (a) 曲げ強度及び曲げ弾性率 ASTM D790 に基づいて測定した。 (b) 荷重たわみ温度 ASTM D790 に基づいて、荷重1.8MPaで測定した。 (c) クリープ特性 ASTM片(曲げ試験用)を切削加工し、127mm ×12.7mm×
3.2mm (長さ×幅×厚み)の試験片とした。次に、図1
に示すように、この試験片の厚み方向に3点固定式の治
具を用いて、1.3 %の最大曲げ歪を与え、23℃、50%RH
下に24時間放置した後に、その残留歪を測定し、3段階
評価した。残留歪が小さい程クリープ特性は優れてい
る。 ○:試験片の残留歪が0%以上 0.25 %未満のもの △:試験片の残留歪が 0.25 %以上 0.3%未満のもの ×:試験片の残留歪が 0.3%以上のもの なお、最大曲げ歪は、次式により定義されるものであ
る。 γ=(6dy/L2 )× 100 ここで、γは最大曲げ歪(%)、dは試験片厚み(m
m)、yは変位(mm)、Lはスパン幅(mm)を表し、本
試験ではd=3.2 、y=6.8 、L=100 とした。 (d) 損失係数 ASTM片(曲げ試験用)を切削加工し、225mm ×12.5mm×
3.0mm (長さ×幅×厚み)の試験片とした。次に、サー
ボアナライザ(ADVANTEST 社製、R92CFTT)を用いた加振
法によって、20℃における損失係数を測定した。なお、
損失係数が大きいもの程、制振性能が優れている。
説明する。なお、実施例及び比較例における各試験片の
評価方法は次の通りである。 (a) 曲げ強度及び曲げ弾性率 ASTM D790 に基づいて測定した。 (b) 荷重たわみ温度 ASTM D790 に基づいて、荷重1.8MPaで測定した。 (c) クリープ特性 ASTM片(曲げ試験用)を切削加工し、127mm ×12.7mm×
3.2mm (長さ×幅×厚み)の試験片とした。次に、図1
に示すように、この試験片の厚み方向に3点固定式の治
具を用いて、1.3 %の最大曲げ歪を与え、23℃、50%RH
下に24時間放置した後に、その残留歪を測定し、3段階
評価した。残留歪が小さい程クリープ特性は優れてい
る。 ○:試験片の残留歪が0%以上 0.25 %未満のもの △:試験片の残留歪が 0.25 %以上 0.3%未満のもの ×:試験片の残留歪が 0.3%以上のもの なお、最大曲げ歪は、次式により定義されるものであ
る。 γ=(6dy/L2 )× 100 ここで、γは最大曲げ歪(%)、dは試験片厚み(m
m)、yは変位(mm)、Lはスパン幅(mm)を表し、本
試験ではd=3.2 、y=6.8 、L=100 とした。 (d) 損失係数 ASTM片(曲げ試験用)を切削加工し、225mm ×12.5mm×
3.0mm (長さ×幅×厚み)の試験片とした。次に、サー
ボアナライザ(ADVANTEST 社製、R92CFTT)を用いた加振
法によって、20℃における損失係数を測定した。なお、
損失係数が大きいもの程、制振性能が優れている。
【0018】実施例1〜5 ポリアリレート樹脂(ユニチカ社製、U-100 )、ポリカ
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)及
び液晶ポリマー樹脂(ユニチカ社製、ロッドラン LC-50
00)を表1に示す配合割合(重量部)でドライブレンド
した後、二軸押出機(池貝鉄工社製、PCM-30)にて樹脂
温度 290℃で溶融混練押出し、ペレット化した。次い
で、このペレットを乾燥後、射出成形機(東芝機械社
製、IS100E-3A )を用いて、シリンダー温度 300℃、金
型温度 100℃の条件で射出成形することにより、所定の
ASTM試験片を作成した。これらの試験片を1日室温にて
放置した後、機械的強度(曲げ強度及び曲げ弾性率)、
荷重たわみ温度、クリープ特性及び損失係数について評
価した。結果を表1に示す。
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)及
び液晶ポリマー樹脂(ユニチカ社製、ロッドラン LC-50
00)を表1に示す配合割合(重量部)でドライブレンド
した後、二軸押出機(池貝鉄工社製、PCM-30)にて樹脂
温度 290℃で溶融混練押出し、ペレット化した。次い
で、このペレットを乾燥後、射出成形機(東芝機械社
製、IS100E-3A )を用いて、シリンダー温度 300℃、金
型温度 100℃の条件で射出成形することにより、所定の
ASTM試験片を作成した。これらの試験片を1日室温にて
放置した後、機械的強度(曲げ強度及び曲げ弾性率)、
荷重たわみ温度、クリープ特性及び損失係数について評
価した。結果を表1に示す。
【0019】比較例1〜7 ポリアリレート樹脂(ユニチカ社製、U-100 )、ポリカ
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)、
液晶ポリマー樹脂(ユニチカ社製、ロッドランLC-500
0)を表1に示す配合割合(重量部)にした他は、実施
例1〜5と同様にしてASTM試験片を作成し、物性評価を
行った。結果を表1に示す。
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)、
液晶ポリマー樹脂(ユニチカ社製、ロッドランLC-500
0)を表1に示す配合割合(重量部)にした他は、実施
例1〜5と同様にしてASTM試験片を作成し、物性評価を
行った。結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1〜5においては、いずれも機械的
強度、荷重たわみ温度、クリープ特性及び損失係数の総
合バランスのとれたものであった。これに対して比較例
1、2、4では、曲げ弾性率と損失係数に劣り実用レベ
ルではなく、比較例3、5、6.7では、クリープ特性
に劣り実用レベルではなかった。
強度、荷重たわみ温度、クリープ特性及び損失係数の総
合バランスのとれたものであった。これに対して比較例
1、2、4では、曲げ弾性率と損失係数に劣り実用レベ
ルではなく、比較例3、5、6.7では、クリープ特性
に劣り実用レベルではなかった。
【0022】実施例6 ポリアリレート樹脂(ユニチカ社製、U-100 )、ポリカ
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)、
液晶ポリマー樹脂(ユニチカ社製、ロッドランLC-500
0)及びガラス繊維(日本電気硝子社製、T-298 、平均
繊維径3〜11μm、平均アスペクト比 300)を表2に示
す配合割合(重量部)でドライブレンドした後、二軸押
出機(池貝鉄工社製、PCM-30)にて樹脂温度 290℃で溶
融混練押出し、ペレット化した。次いで、このペレット
を乾燥後、射出成形機(東芝機械社製、IS100E-3A )を
用いて、シリンダー温度 300℃、金型温度 100℃の条件
で射出成形することにより、所定のASTM試験片を作成し
た。これらの試験片を1日室温にて放置した後、曲げ強
度、曲げ弾性率、荷重たわみ温度、クリープ特性及び損
失係数について評価した。結果を表2に示す。
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)、
液晶ポリマー樹脂(ユニチカ社製、ロッドランLC-500
0)及びガラス繊維(日本電気硝子社製、T-298 、平均
繊維径3〜11μm、平均アスペクト比 300)を表2に示
す配合割合(重量部)でドライブレンドした後、二軸押
出機(池貝鉄工社製、PCM-30)にて樹脂温度 290℃で溶
融混練押出し、ペレット化した。次いで、このペレット
を乾燥後、射出成形機(東芝機械社製、IS100E-3A )を
用いて、シリンダー温度 300℃、金型温度 100℃の条件
で射出成形することにより、所定のASTM試験片を作成し
た。これらの試験片を1日室温にて放置した後、曲げ強
度、曲げ弾性率、荷重たわみ温度、クリープ特性及び損
失係数について評価した。結果を表2に示す。
【0023】実施例7 ポリアリレート樹脂(ユニチカ社製、U-100 )、ポリカ
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)、
液晶ポリマー樹脂(ユニチカ社製、ロッドランLC-500
0)、ガラス繊維(日本電気硝子社製、T-298 、平均繊
維径3〜11μm、平均アスペクト比 300)及びチタン酸
カリウムウィスカ(大塚化学社製、ティスモN102、平均
繊維径1μm、平均繊維長20μm)を表2に示す配合割
合(重量部)にした他は、実施例6と同様にしてASTM試
験片を作成し、物性評価を行った。結果を表2に示す。
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)、
液晶ポリマー樹脂(ユニチカ社製、ロッドランLC-500
0)、ガラス繊維(日本電気硝子社製、T-298 、平均繊
維径3〜11μm、平均アスペクト比 300)及びチタン酸
カリウムウィスカ(大塚化学社製、ティスモN102、平均
繊維径1μm、平均繊維長20μm)を表2に示す配合割
合(重量部)にした他は、実施例6と同様にしてASTM試
験片を作成し、物性評価を行った。結果を表2に示す。
【0024】比較例8 ポリアリレート樹脂(ユニチカ社製、U-100 )、ポリカ
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)及
びガラス繊維(日本電気硝子社製、T-298 、平均繊維径
3〜11μm、平均アスペクト比 300)を表2に示す配合
割合(重量部)にした他は、実施例6と同様にしてASTM
試験片を作成し、物性評価を行った。結果を表2に示
す。
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)及
びガラス繊維(日本電気硝子社製、T-298 、平均繊維径
3〜11μm、平均アスペクト比 300)を表2に示す配合
割合(重量部)にした他は、実施例6と同様にしてASTM
試験片を作成し、物性評価を行った。結果を表2に示
す。
【0025】比較例9 ポリアリレート樹脂(ユニチカ社製、U-100 )、ポリカ
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)、
ガラス繊維(日本電気硝子社製、T-298 、平均繊維径3
〜11μm、平均アスペクト比 300)及びチタン酸カリウ
ムウィスカ(大塚化学社製、ティスモN102、平均繊維径
1μm、平均繊維長20μm)を表2に示す配合割合(重
量部)にした他は、実施例6と同様にしてASTM試験片を
作成し、物性評価を行った。結果を表2に示す。
ーボネート樹脂(住友ダウ社製、カリバー K200-13)、
ガラス繊維(日本電気硝子社製、T-298 、平均繊維径3
〜11μm、平均アスペクト比 300)及びチタン酸カリウ
ムウィスカ(大塚化学社製、ティスモN102、平均繊維径
1μm、平均繊維長20μm)を表2に示す配合割合(重
量部)にした他は、実施例6と同様にしてASTM試験片を
作成し、物性評価を行った。結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】実施例6、7においては、いずれも機械的
強度、荷重たわみ温度、クリープ特性及び損失係数の総
合バランスのとれたものであった。これに対して比較例
8、9では、損失係数に劣り実用レベルではなかった。
強度、荷重たわみ温度、クリープ特性及び損失係数の総
合バランスのとれたものであった。これに対して比較例
8、9では、損失係数に劣り実用レベルではなかった。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ポリアリレート樹脂や
ポリカーボネート樹脂が本来有するクリープ特性を活か
しつつ、かつ制振性能が改良されたピックアップ部品用
樹脂組成物、並びにこれを用いた射出成形品が得られ
る。
ポリカーボネート樹脂が本来有するクリープ特性を活か
しつつ、かつ制振性能が改良されたピックアップ部品用
樹脂組成物、並びにこれを用いた射出成形品が得られ
る。
【図1】曲げ歪試験の概略図である。
1 試験片 2 鉄製治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F206 AA27 AA28 AB11 AC07 AH33 JA07 JF01 4J002 CF16W CF17Y CF18Y CG01X CG02X CG03X CL064 DA016 DE076 DE106 DE146 DE186 DJ006 DJ046 DJ056 DK006 DL006 FA044 FA046 FA066 FD014 FD016 GQ00
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリアリレート樹脂、ポリカーボネート
樹脂及び液晶ポリマー樹脂からなり、組成物全体を 100
重量部としたとき、液晶ポリマー樹脂の配合割合が10〜
50重量部であるピックアップ部品用樹脂組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の樹脂組成物 100重量部に
対して、さらに強化材料が50重量部以下の割合で配合さ
れてなるピックアップ部品用樹脂組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のピックアップ部品
用樹脂組成物を用いた射出成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127042A JP2000319517A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこれを用いた射出成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127042A JP2000319517A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこれを用いた射出成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000319517A true JP2000319517A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14950192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11127042A Pending JP2000319517A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | ピックアップ部品用樹脂組成物、並びにこれを用いた射出成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000319517A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001288351A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Unitika Ltd | 樹脂組成物及びこれを用いてなる記録ディスク固定用駆動装置部品 |
JP2002294041A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Daicel Polymer Ltd | 制振性樹脂組成物 |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP11127042A patent/JP2000319517A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001288351A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Unitika Ltd | 樹脂組成物及びこれを用いてなる記録ディスク固定用駆動装置部品 |
JP2002294041A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Daicel Polymer Ltd | 制振性樹脂組成物 |
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