JP2000317671A - レーザー溶接方法及びその装置 - Google Patents

レーザー溶接方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザー照射部にシールドガス成分の混入を
なくして、酸化を防止し、安定な溶接を行うことができ
るレーザー溶接方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 レーザー溶接方法において、レーザーノ
ズル25内のシールドガス4に旋回を付与し、レーザー
照射部3Aとその近傍を負圧にし、プラズマ・プルーム
を吸い出して除去し、前記レーザー照射部3A内にシー
ルドガス4が侵入しないようにし、しかも、周囲の大気
11の侵入を防止し、酸化をも防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー溶接方法
及びそのレーザー溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザー溶接においては、一般に溶接時
にレーザー照射部から一部イオン化したプラズマを含む
金属蒸気、即ちプラズマ・プルームが発生することが知
られている。このプラズマ・プルームは、レーザー光を
吸収・屈折させるためその除去が試みられてきた。
【0003】一方、レーザー溶接時に溶接ビード部の表
面酸化も除外すべきであり、そのために、従来はAr等
の不活性ガスをシールドガスとして溶接ビード部に向け
て上方や斜めから吹き付けて、これら表面酸化とプルー
ムの除去とを試みてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のレーザー溶接時には、レーザー照射(キーホール)部
から一部イオン化したプラズマを含む金属蒸気のプルー
ムが発生する。これは、レーザー光を吸収・屈折させる
作用があるため、レーザーエネルギーが加工部に有効に
投入されず、深溶込みの溶接部が得られないという問題
が生じる。
【0005】また、レーザー溶接中に不活性ガスをシー
ルドガスとして用いないと、溶接ビード部の表面が酸化
され、良好な溶接部が得られない。
【0006】したがって、レーザー溶接中には、このプ
ラズマ・プルームを除去するためと酸化防止の両立の問
題解決のため、レーザー照射部に、アルゴンガスかヘリ
ウムガスなどの不活性ガスを同軸上にまたは斜めからサ
イドガスとして吹き付ける方法が採られる。
【0007】このような通常のガス吹付け方法では、プ
ラズマ・プルームを除去することによって深溶込みの溶
接部が形成できる反面、レーザー溶接ビード部にはポロ
シティが多数発生するという問題点がある。
【0008】このように、従来のレーザー溶接における
シールドガス吹き付け法では、所期の目的が達成でき
ず、溶接ビード部にAr等の不活性ガス成分が混入する
等して必ずしも安定な溶接が得られなかった。
【0009】本発明は、上記問題点を除去し、レーザー
照射部にシールドガス成分の混入をなくして、酸化を防
止し、安定な溶接を行うことができるレーザー溶接方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕レーザー溶接方法において、レーザーノズル内の
シールドガスに旋回を付与し、レーザー照射部とその近
傍を負圧にし、プラズマ・プルームを吸い出して除去
し、前記レーザー照射部内にシールドガスが侵入しない
ようにし、しかも、周囲の大気の侵入をも防止すように
したものである。
【0011】〔2〕上記〔1〕記載のレーザー溶接方法
において、前記シールドガスによって溶融池の一部の融
液がキーホールからの蒸発に伴い発生するスパッタの進
入を抑え、このシールドガスによって前記スパッタをレ
ーザーノズル中から大気中に排除することを特徴とす
る。
【0012】〔3〕レーザー溶接装置において、レーザ
ーノズルと、このレーザーノズル内に導入されるシール
ドガス流を前記レーザーノズルの内周面に沿って旋回さ
せる旋回発生手段とを具備するようにしたものである。
【0013】〔4〕上記〔3〕記載のレーザー溶接装置
において、前記旋回発生手段は、前記レーザーノズルの
内周面に沿ったシールドガス流を発生させる導入口を具
備するようにしたものである。
【0014】〔5〕上記〔3〕記載のレーザー溶接装置
において、前記旋回発生手段は、レーザーを導入する内
筒とシールドガスを導入する外筒間に旋回羽根を配置
し、この旋回羽根の下流に配置されるレーザーノズルの
内周面に沿ってシールドガス流を発生させるようにした
ものである。
【0015】〔6〕上記〔3〕記載のレーザー溶接装置
において、前記旋回発生手段は、レーザー及びシールド
ガスを導入する大径の導入管内に石英ガラス板からなる
蓋体を配置し、この蓋体の下方の周辺部に旋回羽根を配
置し、この旋回羽根の下流に配置される小径のレーザー
ノズルの内周面に沿ってシールドガス流を発生させるよ
うにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の第1実施例を示すレーザー
溶接装置の一部破断概略斜視図、図2はそのレーザー溶
接装置の渦流式旋回発生器の上面図、図3はそのレーザ
ー溶接装置の渦流式旋回発生器の斜視図である。
【0018】これらの図において、1はシールドガスの
渦流式旋回発生器であり、注入シールドガス量は1〜2
00l/minである。2は管型ノズル(曲率半径Rは
5〜100mmまたは直管)であり、その内径は5〜5
0mmである。2Aはシールドガス導入口であり、図2
から明らかなように、管型ノズル2の中心に対して偏心
した位置からシールドガス4が導入されて、管型ノズル
2の内周面に沿って旋回するようになっている。ここで
は、シールドガス導入口2Aは一個になっているが、管
型ノズル2の中心から偏心した位置であれば、何個設け
るようにしてもよい。また、シールドガス導入口2Aは
四角の断面形状をしているが、これに限定されるもので
はなく、円形の断面形状であってもよい。2Bは管型ノ
ズルの本体部、2Cは管型ノズルの先端部、2Dは管型
ノズルの先端部のノズル曲壁である。3はレーザーによ
る被加工ピース、3Aはレーザー照射部、4はシールド
ガス、5はレーザー光である。なお、11は大気であ
る。
【0019】以下、この実施例の具体的作用について説
明する。
【0020】図4は本発明のレーザー溶接装置を用いた
シールドガスとしてのArガスを30l/min注入し
た場合の流れを示す図、図5は本発明のレーザー溶接装
置を用いたプラズマ・プルームの流れを示す図である。
【0021】図4から明らかなように、旋回発生器1に
シールドガス4としてのArガスを30l/min注入
した場合、シールドガス気流に旋回が付与され、ノズル
曲壁2Dに沿って流出していることが分かる。すなわ
ち、シールドガスは旋回による遠心力でノズル曲壁2D
に沿って大気11中に流出する。なお、ノズルの中心部
には負圧部12が形成されている。
【0022】一方、図5に示すように、レーザー照射部
3Aとその近傍を負圧にして、プラズマ・プルーム(0
〜200m/s)13を吸い出し、シールドガス4に巻
き込んで管型ノズルの先端部2Cより流出し除去される
様子が示されている。
【0023】図6は本発明の第2実施例を示すレーザー
溶接装置の旋回羽根を有する旋回発生器の斜視図であ
る。
【0024】この図において、20はシールドガス、2
1は密閉容器を兼ねる注入シールドガス導入部21Aか
らのシールドガス20を導入する外筒、22はレーザー
導入のための内筒、23は外筒21と内筒22間に配置
される旋回羽根、24は外筒21から内筒22へのリー
クを防止する旋回羽根カバー、25は旋回羽根23の下
流に配置される管型レーザーノズル、26はレーザー光
である。
【0025】この実施例では、密閉容器21の側面のシ
ールドガス導入部21Aから注入されたシールドガス2
0は外筒21内に導入され、旋回羽根23によって管型
レーザーノズル25の内周面に沿ったシールドガス気流
に旋回が付与される。
【0026】したがって、第1実施例と同様に、図5に
示したように、レーザー照射部とその近傍を負圧にし
て、プラズマ・プルーム(0〜200m/s)を吸い出
し、シールドガス20に巻き込んでノズル先端部より流
出させ除去することができる。
【0027】図7は本発明の第3実施例を示すレーザー
溶接装置の石英ガラスと旋回羽根を有する旋回発生器の
斜視図である。
【0028】この図において、30はシールドガス、3
1は密閉容器を兼ねるレーザーとシールドガスを導入す
る大径の導入管、32は小径の管型レーザーノズル、3
3は大径の導入管31内に配置され、シールドガス30
を案内する石英ガラス板からなる蓋体、34はその蓋体
33の下部の周辺部に配置される旋回羽根であり、上記
した小径の管型レーザーノズル32は旋回羽根34の下
流に配置される。ここで、蓋体33は大径の導入管31
から小径の管型レーザーノズル32へのシールドガスの
リークを防止する役目をしている。35はレーザー光で
あり、ここで、このレーザー光35を石英ガラス板から
なる蓋体33は容易に通すことができる。なお、32A
は小径の管型レーザーノズル32の先端部である。
【0029】この実施例では、密閉容器としての大径の
導入管31の上方から導入されるシールドガス30には
旋回羽根34によって小径の管型レーザーノズル32の
内周面に沿って旋回が付与される。
【0030】したがって、第1又は第2実施例と同様
に、図5に示したように、レーザー照射部とその近傍を
負圧にして、プラズマ・プルームを吸い出し、シールド
ガスに巻き込んでノズル先端部より流出させ除去するこ
とができる。
【0031】上記したように、本発明によれば、第1、
第2又は第3実施例による旋回発生器を経て旋回流とな
ったシールドガス流は、遠心力でノズル曲壁に沿って流
下して、ノズル先端部32Aから流出する。その際レー
ザー照射部近傍は負圧となり、図5に示すように、プラ
ズマ・プルームを吸い出し、シールドガス30に巻き込
んでノズル先端部32Aより大気中に流出して除去する
ことができる。
【0032】なお、シールドガスとしては、上記したよ
うにアルゴンガス、又はヘリウムガス、窒素ガス、アル
ゴン・ヘリウム混合ガス、アルゴン・窒素混合ガス、ヘ
リウム・窒素混合ガス、炭酸ガス、アルゴン・酸素混合
ガス等を用いることができる。
【0033】また、溶接対象材料としては、鉄鋼材料、
ステンレス鋼、アルミニウム合金、耐熱鋼、チタン合
金、銅合金等のすべての金属材料が挙げられる。
【0034】本発明は、上記したレーザー照射物の酸化
の防止にととまらず、シールドガスによって溶融池の一
部の融液がキーホールからの蒸発に伴い発生する、いわ
ゆるスパッタの対策を講じることができる。
【0035】図8は本発明の他の実施例を示すレーザー
溶接装置を用いたシールドガスとスパッタの流れを示す
図である。
【0036】従来からCO2 やYAGレーザー等を熱源
として溶接する際に、シールドガスによって溶融池の一
部の融液がキーホールからの蒸発に伴い発生する、いわ
ゆるスパッタが発生し、集光レンズ、又は集光ミラーに
付着することが多い。このスパッタが、集光レンズや集
光ミラーに付着すると、照射レーザーパワーが減少し、
所定の溶け込み深さが得られなくなるという問題があ
り、その結果正常な製品ができなくなってしまう。
【0037】また、ノズル口に付着してシールドガスの
流れを邪魔し、更にひどくなると照射レーザーの進行も
邪魔するようになる、更に溶接部周辺に付着すると製品
の品質の低下になる。
【0038】通常、これを防止するためにガスを流す
が、強過ぎると溶融池が窪んだりして、他の溶接欠陥が
発生する。
【0039】ところが、本発明では、図8に示すよう
に、被加工物41のレーザー照射部41Aから生じたス
パッタは、旋回が付与されたシールドガス(不活性ガ
ス)流44によって、レーザー管型ノズル42中から大
気40中に排出される。45はそのスパッタの流跡を示
している。
【0040】したがって、スパッタのレーザー光43の
集光レンズや集光ミラーへの侵入が抑えられ、シールド
ガスによってレーザー管型ノズル42中から大気40中
にスパッタを排除することができる。同時に、前記実施
例で説明したように、レーザー照射部41Aとその近傍
を負圧にして、プラズマ・プルームを吸い出して除去
し、キーホール内にシールドガスが侵入しないように
し、しかも、周囲の大気40の侵入も防止して溶接ビー
ド表面の酸化も防止できる。
【0041】上記のように構成される本発明は、CO2
レーザーやYAGレーザー等のレーザー熱源を利用して
溶接を行う分野(レーザー溶接を利用する自動車産業、
電気・電子業界、板金薄板加工、重工業等)に好適であ
る。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。
【0044】旋回発生器を経て旋回流となったシールド
ガス流は、遠心力でノズル曲壁に沿って流下して、ノズ
ル先端部から流出する。その際レーザー照射部近傍は負
圧となり、プラズマ・プルームを吸い出し、シールドガ
スに巻き込んでノズル先端部より流出し大気中に流出さ
せて除去することができる。
【0045】したがって、レーザー照射部にシールドガ
ス成分の混入をなくして、酸化を防止し、安定な溶接を
行うことができる。
【0046】また、レーザー照射軸に沿ってシールドガ
スをノズルから吹き付ける際に、これらノズル内のシー
ルドガスに旋回を付与することによって、スパッタ現象
に起因するレンズ系へのスパッタの付着弊害を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すレーザー溶接装置の
一部破断概略斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すレーザー溶接装置の
渦流式旋回発生器の上面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示すレーザー溶接装置の
渦流式旋回発生器の斜視図である。
【図4】本発明のレーザー溶接装置を用いたシールドガ
スとしてのArガスの流れを示す図である。
【図5】本発明のレーザー溶接装置を用いたプラズマ・
プルームの流れを示す図である。
【図6】本発明の第2実施例を示すレーザー溶接装置の
旋回羽根を有する旋回発生器の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例を示すレーザー溶接装置の
石英ガラスと旋回羽根を有する旋回発生器の斜視図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例を示すレーザー溶接装置を
用いたシールドガスとスパッタの流れを示す図である。
【符号の説明】
1 シールドガスの渦流式旋回発生器 2,42 管型ノズル 2A シールドガス導入口 2B 管型ノズルの本体部 2C 管型ノズルの先端部 2D 管型ノズルの先端部のノズル曲壁 3 被加工ピース 3A,41A レーザー照射部 4,20,30 シールドガス 5,26,35,43 レーザー光 11,40 大気 12 負圧部 13 プラズマ・プルーム 21 外筒(密閉容器) 21A シールドガス導入部 22 内筒 23,34 旋回羽根 24 旋回羽根カバー 25 管型レーザーノズル 31 大径の導入管(密閉容器) 32 小径の管型レーザーノズル 33 蓋体(石英ガラス板) 41 被加工物 44 旋回が付与されたシールドガス(不活性ガス)
流 45 スパッタの流れ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー溶接方法において、 レーザーノズル内のシールドガスに旋回を付与し、レー
    ザー照射部と該レーザー照射部の近傍を負圧にし、プラ
    ズマ・プルームを吸い出して除去し、前記レーザー照射
    部内にシールドガスが侵入しないようにし、しかも、周
    囲の大気の侵入をも防止することを特徴とするレーザー
    溶接方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザー溶接方法におい
    て、前記シールドガスによって溶融池の一部の融液がキ
    ーホールからの蒸発に伴い発生するスパッタの進入を抑
    え、該シールドガスによって前記スパッタをレーザーノ
    ズル中から大気中に排除することを特徴とするレーザー
    溶接方法。
  3. 【請求項3】 レーザー溶接装置において、(a)レー
    ザーノズルと、(b)該レーザーノズル内に導入される
    シールドガス流を前記レーザーノズルの内周面に沿って
    旋回させる旋回発生手段とを具備することを特徴とする
    レーザー溶接装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のレーザー溶接装置におい
    て、前記旋回発生手段は、前記レーザーノズルの内周面
    に沿ったシールドガス流を発生させる導入口を具備する
    ことを特徴とするレーザー溶接装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のレーザー溶接装置におい
    て、前記旋回発生手段は、レーザーを導入する内筒とシ
    ールドガスを導入する外筒間に旋回羽根を配置し、該旋
    回羽根の下流に配置されるレーザーノズルの内周面に沿
    ってシールドガス流を発生させることを特徴とするレー
    ザー溶接装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のレーザー溶接装置におい
    て、前記旋回発生手段は、レーザー及びシールドガスを
    導入する大径の導入管内に石英ガラス板からなる蓋体を
    配置し、該蓋体の下方の周辺部に旋回羽根を配置し、該
    旋回羽根の下流に配置される小径のレーザーノズルの内
    周面に沿ってシールドガス流を発生させることを特徴と
    するレーザー溶接装置。
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