JP2000316073A - 画像読み取り装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像読み取り装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Info

Publication number
JP2000316073A
JP2000316073A JP11124747A JP12474799A JP2000316073A JP 2000316073 A JP2000316073 A JP 2000316073A JP 11124747 A JP11124747 A JP 11124747A JP 12474799 A JP12474799 A JP 12474799A JP 2000316073 A JP2000316073 A JP 2000316073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specified value
detected
data exceeding
area
image reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11124747A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Nanbu
朋子 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11124747A priority Critical patent/JP2000316073A/ja
Publication of JP2000316073A publication Critical patent/JP2000316073A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナにおける白補正用白地板やイメージ
センサを保護するガラス板の汚れを検出してその位置情
報を記憶する場合に、大容量のRAMを用いないで済む
ようにする。 【解決手段】 白補正を行うための読み取り時に、イメ
ージセンサが読み取ったデータのうち規定値を越えるデ
ータを上記白地板やガラス板の汚れによるものと判断す
る。また、イメージセンサの読み取り範囲を領域A〜D
に分割し、各領域単位に●で示す汚れの有無を検出す
る。汚れが検出された領域A,Cを示す情報をRAMに
記憶する。また、記憶された情報を表示して、ユーザに
白地板やガラス板のクリーニングを促すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FAX、マルチフ
ァンクションプリンタ等に搭載されるフラットベッド型
イメージスキャナ等に用いて好適な画像読み取り装置、
方法及びそれらに用いられるコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、イメージセンサを使用する画
像読み取り装置においては、LED発光量とセンサ受光
量のばらつきを補正するために、白地板または白地のキ
ャリブレーションシートを用いて白補正を行うようにし
ている。その際、イメージセンサ保護用ガラス板や白地
板にゴミやシミ等の汚れが付着していると図8に示すよ
うな問題が生じる。図8(a)は白補正を行う際の動作
イメージ図、(b)は(a)を側面から見た図、(c)
はイメージセンサ出力電圧のグラフ、(d)はイメージ
センサ出力の白補正結果から得られる補正量のグラフで
ある。
【0003】図8(a)において、107はイメージセ
ンサ部、105はイメージセンサ部107の上方に配さ
れたイメージセンサ保護用ガラス板、122は白補正用
の白地板、123はイメージセンサ保護用ガラス部10
5(又は白地板122)に付着したゴミ、シミ等の汚れ
である。また、矢印はイメージセンサ部107の搬送方
向を示す。
【0004】図8において、イメージセンサ部107が
読み取った画像に影響するほどの汚れ123が付着して
いると、イメージセンサ出力が落ち込むために、その分
だけの補正量が必要になる。即ち、従来はある規定値以
上の補正量が必要なビットデータは、汚れによものと判
断していた。汚れが付着している位置の特定は、全画像
のドット情報と同等の記憶媒体としてのRAMを備える
必要が生じるため、従来は大容量のRAMを備えてまで
汚れ位置検出と記億を行うことはしていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来は
汚れの位置検出を行うには大きなRAM容量が必要であ
り、かつ長い処理時間がかかっていたため、ごみや汚れ
の位置検出を頻繁に行うことができなかった。従って、
イメージセンサ保護用ガラス板や白地板に汚れが付着し
ていても、それを検出できずに白補正や画像読み取りを
行っていたため、読み取った画像に黒スジ等が生じた
り、適正な画像が得られないという問題があった。
【0006】また、ユーザ自身で保護用ガラス板の汚れ
を判断するまでは、原因がわからず対処できないことが
ほとんどであった。さらに、適正な画像が得られない場
合、それが汚れによるものか、あるいはイメージセンサ
内の発光部品や集光部品等の故障によるものかを明確に
判断することができなかった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、特に大容量のRAM等を用いることな
く、上述した汚れを検出できるようにすることを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像読み取り装置においては、白基
準手段を透明手段を介して読み取り手段により主走査及
び副走査しながら光学的に読み取り、読み取ったデータ
に基づいて白補正を行う画像読み取り装置において、上
記読み取り手段の読み取り範囲を複数の領域に分割し、
各領域毎に上記読み取ったデータのうち規定値を越えた
データの有無を検出する検出手段と、上記規定値を越え
たデータが検出された領域を示す情報を記憶する記憶手
段とを設けている。
【0009】また、本発明による画像読み取り方法にお
いては、白基準手段を透明手段を介して読み取り手段に
より主走査及び副走査しながら光学的に読み取り、読み
取ったデータに基づいて白補正を行う画像読み取り方法
において、上記読み取り手段の読み取り範囲を複数の領
域に分割し、各領域毎に上記読み取ったデータのうち規
定値を越えたデータの有無を検出する検出手順と、上記
規定値を越えたデータが検出された領域を示す情報を記
憶する記憶手順とを設けている。
【0010】さらに、本発明による記憶媒体において
は、白基準手段を透明手段を介して主走査及び副走査し
ながら光学的に読み取りを行う読み取り処理と、上記読
み取り範囲を複数の領域に分割し、各領域毎に上記読み
取ったデータのうち規定値を越えたデータの有無を検出
する検出処理と、上記規定値を越えたデータが検出され
た領域を示す情報を記憶する記憶処理とを実行するため
のプログラムを記憶している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明が適用されるフラッ
トベッド型イメージスキャナの実施の形態を示す構成図
である。
【0012】図1において、1はフラットベッド型イメ
ージスキャナを全体として示す。102は画像読み取り
対象である原稿、105は透明手段としてのイメージセ
ンサ保護用ガラス板、107はライン型のイメージセン
サ部、122は白補正用の白基準手段としての白地板で
ある。原稿102は、上記ガラス板105と白地板12
2との間に配され、イメージセンサ部107が移動しな
がら上記ガラス板105を介して原稿102を読み取る
ようになされている。
【0013】104はイメージセンサ部107を移動さ
せるためのモータであり、CPU101からのモータ駆
動信号116に基づいて駆動回路103により回転制御
される。モータ104の回転により、ギヤやタイミング
ベルト等の伝達機構106を介してイメージセンサ10
7を所定の搬送速度で副走査方向に搬送する。
【0014】イメージセンサ部107において、CPU
101からのLED発光信号118により、原稿102
の幅をカバーするLEDアレー112が光113を発光
する。原稿102で反射された光114は、レンズアレ
ー115で集光され、各ピクセルに対応する個数からな
るフォトトランジスタアレー等の光検出素子111に入
射する。光検出素子111により光から電荷に変換さ
れ、保持用コンデンサ110にチャージされ、このチャ
ージされた電荷量に応じた電圧が発生する。この電圧
は、シフトレジスタ109により画像データとして順次
に信号線119を介してCPU101へ送出される。
【0015】尚、光検出素子111から保持用コンデン
サ110への電荷の充電と放電のタイミングや、保持用
コンデンサ110の電圧をシフトレジスタ109へ転送
するタイミングは、CPU101から信号線117を介
して送られる画像読み取り開始信号に基づいて、タイミ
ング発生回路108を含むドライバICによって設定さ
れる。
【0016】また、読み取った画像データや白補正デー
タ、本実施の形態で使用する汚れ検出位置データやカウ
ンタデータ等は、RAM120に格納される。さらに、
必要な情報データは、信号線131を介して表示部13
2やインターフェース通信線133を介してホストコン
ピュータ134に転送される。
【0017】白補正を行う場合は、原稿102を置かず
に白地板122をガラス板105を介して読み取るが、
この読み取り動作を行ったときのイメージセンサ出力
は、従来例で説明したように、ガラス板105や白地板
122にゴミやシミ等の汚れが付着していると、図8の
ようなグラフになる。画像に影響するほどの汚れが付着
していると、イメージセンサの出力が落ち込む。即ち、
規定値Limit以下の電圧を示すビットデータは、汚
れの付着によるものと判断することができる。
【0018】図2は本実施の形態の動作内容を説明する
動作イメージを示し、図3に動作内容を説明するフロー
チャートを示す。図2において、矢印で示すようにイメ
ージセンサのスキャンライン方向を主走査方向、イメー
ジセンサの移動方向を副走査方向と呼ぶ。イメージセン
サにより主走査方向に順次読み取り、1ライン読み取り
が終了するとイメージセンサ部107の移動スピードで
決定される間隔を以て、次のラインに対して読み取りを
行う。
【0019】図2に示すように、読み取り可能な全範囲
を予め複数の領域A〜領域Dに分けて設定し、その領域
毎に汚れの有無情報を記憶する。図示の例では●印で示
す汚れ箇所は、領域Aと領域Cで検出される。この汚れ
のある領域を示す情報A、CをRAM120に記憶す
る。
【0020】次に、図3のフローチャートにより制御内
容を説明する。白補正時に、原稿102を置かずに白地
板122を使用して読み取り動作を行う。ステップS2
01(以下、ステップ略)でイメージセンサ出力を開始
する。S202で読み取り動作初期領域値を設定し、S
203で領域の開始位置であると判定すると、S204
で領域番号を設定する。ここで図2に示した領域A〜D
のいずれかを設定する。S203で既に領域の途中であ
る場合には、S205ヘジャンプする。S205でイメ
ージセンサ出力電圧を読み込み、S206でLimit
電圧と比較する。
【0021】S206でLimit電圧より低い場合
は、汚れを検出したと決定する。汚れを検出すると、S
207で当該領域における汚れ有り情報をRAM120
に格納してS208ヘジャンプする。S206でLim
it電圧より高いならば汚れはないと判断して、S20
8ヘジャンプする。S208で全領域における読み込み
が終了したかを判定し、まだならばS203からの読み
込み処理を継続する。S208で全領域における読み込
みが終了したならば、読み込み処理を終了する。
【0022】以上説明したように、イメージセンサ保護
用ガラス板12の汚れが付着している箇所を領域単位で
検出して、ユーザに汚れ有り位置情報として表示部13
2等で報知してクリーニングを促すことにより、良好な
画像が得られるようになる。
【0023】(第2の実施の形態)図1に示す構成のフ
ラットベッド型イメージスキャナにおいて、図4に本発
明の第2の実施の形態による動作内容を説明する動作イ
メージ図を、図5に動作内容を説明するフローチャート
を示す。白補正時に原稿102を置かずに白地板122
を使用して読み取り動作を行う。図4において、主走査
方向における1ライン読み込み毎における汚れの有無情
報をRAM120に記憶する。その場合、本実施の形態
では、●印で示す汚れ箇所を1ライン中に複数箇所検出
した場合にも、1カウントとしてカウントし、汚れ有り
ライン番号を記憶する。
【0024】次に、図5のフローチャートにより本実施
の形態の制御内容を説明する。S301でイメージセン
サ出力を開始する。S302でライン番号初期値を設定
し、S303で当該ラインのライン番号を設定する。S
304でイメージセンサ出力電圧を読み込み、S305
でLimit電圧と比較する。S305でLimit電
圧より低い場合には、汚れを検出したと決定する。
【0025】汚れを検出すると、S306で当該ライン
における汚れ有り情報をRAM120に格納する。S3
07で当該ラインの汚れ検出済みかどうかを判定し、当
該ラインで初めての検出であれば、S308で汚れ検出
ライン数積算カウンタを+1カウントアップして、S3
09ヘジャンプする。S307で既に当該ラインで汚れ
を検出済みであれば、S309ヘジャンプする。
【0026】S305でLimit電圧より高いならば
汚れはないと判断して、S309ヘジャンプする。S3
09で全領域における読み込みが終了したかを判定し、
まだならばS310で当該ラインの終了かどうかを判定
する。S310でラインの終了でなければS304から
の処理を継続する。S310でラインの終了であれば、
S311でライン番号を+1カウントアップしてS30
3からの処理を継続する。S309で全領域における読
み込みが終了したならば、S312で、汚れを検出した
ライン数の積算総数と全領域のライン数の最大値とを比
較して、積算数が最大値未満ならば、S313の処理を
ジャンプして読み込み処理を終了する。
【0027】S312で上記積算総数が最大値の場合
は、全ラインにおいてLimit電圧より低い電圧を検
出したことになり、この場合はイメージセンサ部107
のいずれかの部品が故障しているものと判断し、S31
3で故障情報を設定して読み込み処理を終了する。
【0028】以上説明したように、イメージセンサ保護
用ガラス板の汚れが付着している箇所をライン単位で検
出して、ユーザに汚れ有り位置情報として表示部132
等で報知しクリーニングを促すことにより、良好な画像
が得られるようになる。また、イメージセンサ部107
が故障していた場合にも、汚れであると誤検出すること
なく、故障情報としてユーザに報知することができる。
【0029】(第3の実施の形態)図1に示す構成のフ
ラットベッド型イメージスキャナにおいて、図6に本発
明の第3の実施の形態の動作内容を説明する動作イメー
ジ図を、図7に動作内容を説明するフローチャートを示
す。白補正時に原稿102を置かずに白地板122を使
用して読込動作を行う。図6において、主走査方向をx
軸、副走査方向をy軸と表して、xy領域における汚れ
の位置情報をxy座標として記憶する。例えば、●印で
示す汚れ箇所を(A,1)、(B,1)のように、汚れ
有り位置をxy座標としてRAM120に記憶する。
【0030】次に、図7のフローチャートにより本実施
の形態の制御内容を説明する。S401でイメージセン
サ出力を開始する。S402でx領域とy領域の初期値
を設定し、S403で当該ラインのy領域番号を設定す
る。S404で当該ドットのx領域番号を設定し、S4
05でイメージセンサ出力電圧を読み込み、S406で
Limit電圧と比較する。
【0031】S406でLimit電圧より低い場合
は、汚れを検出したと決定する。汚れを検出すると、S
407で汚れを検出したx領域及びy領域の番号を、汚
れ有りのxy座標情報としてRAM120に格納して、
S408ヘジャンプする。S406でLimit電圧よ
り高いならば汚れはないと判断して、S408ヘジャン
プする。
【0032】S408で全領域における読み込みが終了
したかを判定し、まだならばS409で当該ラインの終
了かどうかを判定する。S409でラインの終了でなけ
ればS404からの処理を継続する。S409でライン
の終了であれば、S410でy領域番号を+1カウント
アップして、S403からの処理を継続する。S408
で全領域における読み込みが終了したならば、S411
で、全y領域で同一x領域の汚れを検出したかを判定
し、そうでないならばS412の処理をジャンプして読
み込み処理を終了する。
【0033】S411で全y領域で同一x領域の汚れを
検出したならば、副走査方向に連続してLimit電圧
より低い電圧を検出したことになり、この場合はイメー
ジセンサ部107のいずれかの部品が故障しているもの
と判断し、S412で故障情報を設定して読み込み処理
を終了する。
【0034】以上説明したように、イメージセンサ保護
用ガラス板の汚れが付着している箇所をxy座標で検出
して、ユーザに汚れ有り位置情報として表示部132等
で報知しクリーニングを促すことにより、良好な画像が
得られるようになる。また、イメージセンサ部107が
故障していた場合にも、汚れであると誤検出することな
く、故障情報としてユーザヘ報知することができる。
【0035】次に本発明の他の実施の形態としての記憶
媒体について説明する。本発明は、ハードウェア構成に
より実現することもできるが、CPU101とメモリか
らなるコンピュータシステムによる構成で実現すること
もできる。コンピュータシステムに構成する場合、上記
メモリは本発明による記憶媒体を構成する。即ち、各実
施の形態で説明した各フローチャートによる動作を実行
するためのソフトウェアのプログラムコードを記憶した
記憶媒体をシステムや装置で用い、そのシステムや装置
のCPUが上記記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読み出し、実行することにより、本発明の目的を達成
することができる。
【0036】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気テープ、磁気カード、不揮発性メ
モリカード等に構成して用いてよい。
【0037】従って、この記憶媒体を図1に示したシス
テムや装置以外の他のシステムや装置で用い、そのシス
テムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し、実行することによって
も、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると共
に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成
することができる。
【0038】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同等の機
能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、
本発明の目的を達成することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
白補正用の白地板を使用して読み込みを行い、読み込み
データの値から保護用のガラス板や白地板の汚れの付着
を検出し、検出した汚れの位置情報を領域毎に記憶する
ことにより、確実に汚れの位置情報を検出することがで
きる。
【0040】また、検出した汚れ位置情報から判断し
て、装置内の故障を汚れとは区別して判定し、ユーザヘ
報知することができる。
【0041】このため、 (1)少量のRAM容量で制御可能となり、また処理が
複雑でないため、汚れの位置検出を頻繁に行うことがで
き、常に汚れ等のないきれいな状態で白補正や画像読み
取りを行うことができ、本来の良好な画像を常に得るこ
とができる。
【0042】(2)ユーザ自身が頻繁に保護用ガラス板
の汚れを判断する必要もなく、汚れ位置情報を検出して
ユーザヘ知らせるので、読み取りを行う前に汚れに気付
くことができ、再度読み取りを行う手間を発生させるこ
となく、ユーザフレンドリーな画像読み取り装置を得る
ことができる。
【0043】(3)発光部品や集光部品等の装置内に構
成された部品が故障していた場合にも、汚れと誤検出す
ることなく、故障情報としてユーザに報知することがで
き、原因がわからず対処できないという不具合をなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したフラットベッド型イメージス
キャナの実施の形態を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による動作内容を説
明する構成図である。
【図3】第1の実施の形態による制御内容を説明するフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態による動作内容を説
明する構成図である。
【図5】第2の実施の形態による制御内容を説明するフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態による動作内容を説
明する構成図である。
【図7】第3の実施の形態による制御内容を説明するフ
ローチャートである。
【図8】イメージセンサの白補正を行う場合の構成図及
びイメージセンサの出力特性、補正特性を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
1 フラットベッド型イメージスキャナ 101 CPU 105 イメージセンサ部保護用ガラス板 107 イメージセンサ部 111 光検出素子 113 LED 115 受光レンズ 120 データ格納用RAM 122 白補正用白地板 132 表示部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白基準手段を透明手段を介して読み取り
    手段により主走査及び副走査しながら光学的に読み取
    り、読み取ったデータに基づいて白補正を行う画像読み
    取り装置において、 上記読み取り手段の読み取り範囲を複数の領域に分割
    し、各領域毎に上記読み取ったデータのうち規定値を越
    えたデータの有無を検出する検出手段と、 上記規定値を越えたデータが検出された領域を示す情報
    を記憶する記憶手段とを設けたことを特徴とする画像読
    み取り装置。
  2. 【請求項2】 上記領域は上記主走査方向の1ラインで
    あり、上記記憶手段は、上記規定値を越えたデータが検
    出されたラインの番号を記憶することを特徴とする請求
    項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 上記領域は、上記主走査方向のx座標と
    上記副走査方向のy座標からなり、上記記憶手段は、上
    記規定値を越えたデータが検出された位置をxy領域座
    標で記憶することを特徴とする請求項1記載の画像読み
    取り装置。
  4. 【請求項4】 上記規定値を越えたデータが検出された
    領域を示す情報を報知する報知手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 上記検出手段は、上記規定値を越えたデ
    ータが上記副走査方向に連続することを検出することを
    特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 上記規定値を越えたデータが上記副走査
    方向に連続して検出されたことを報知する報知手段を設
    けたことを特徴とする請求項5記載の画像読み取り装
    置。
  7. 【請求項7】 上記規定値を越えたデータが検出された
    領域数をカウントするカウント手段と、そのカウント数
    が所定値を越えたことを検出する検出手段とを設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 白基準手段を透明手段を介して読み取り
    手段により主走査及び副走査しながら光学的に読み取
    り、読み取ったデータに基づいて白補正を行う画像読み
    取り方法において、 上記読み取り手段の読み取り範囲を複数の領域に分割
    し、各領域毎に上記読み取ったデータのうち規定値を越
    えたデータの有無を検出する検出手順と、 上記規定値を越えたデータが検出された領域を示す情報
    を記憶する記憶手順とを設けたことを特徴とする画像読
    み取り方法。
  9. 【請求項9】 上記領域は上記主走査方向の1ラインで
    あり、上記記憶手順は、上記規定値を越えたデータが検
    出されたラインの番号を記憶することを特徴とする請求
    項8記載の画像読み取り方法。
  10. 【請求項10】 上記領域は、上記主走査方向のx座標
    と上記副走査方向のy座標からなり、上記記憶手順は、
    上記規定値を越えたデータが検出された位置をxy領域
    座標で記憶することを特徴とする請求項8記載の画像読
    み取り方法。
  11. 【請求項11】 上記規定値を越えたデータが検出され
    た領域を示す情報を報知する報知手順を設けたことを特
    徴とする請求項8記載の画像読み取り方法。
  12. 【請求項12】 上記検出手順は、上記規定値を越えた
    データが上記副走査方向に連続することを検出すること
    を特徴とする請求項8記載の画像読み取り方法。
  13. 【請求項13】 上記規定値を越えたデータが上記副走
    査方向に連続して検出されたことを報知する報知手段を
    設けたことを特徴とする請求項12記載の画像読み取り
    方法。
  14. 【請求項14】 上記規定値を越えたデータが検出され
    た領域数をカウントするカウント手順と、そのカウント
    数が所定値を越えたことを検出する検出手順とを設けた
    ことを特徴とする請求項8記載の画像読み取り方法。
  15. 【請求項15】 白基準手段を透明手段を介して主走査
    及び副走査しながら光学的に読み取りを行う読み取り処
    理と、 上記読み取り範囲を複数の領域に分割し、各領域毎に上
    記読み取ったデータのうち規定値を越えたデータの有無
    を検出する検出処理と、 上記規定値を越えたデータが検出された領域を示す情報
    を記憶する記憶処理とを実行するためのプログラムを記
    憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 上記領域は上記主走査方向の1ライン
    であり、上記記憶処理は、上記規定値を越えたデータが
    検出されたラインの番号を記憶することを特徴とする請
    求項15記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】 上記領域は、上記主走査方向のx座標
    と上記副走査方向のy座標からなり、上記記憶処理は、
    上記規定値を越えたデータが検出された位置をxy領域
    座標で記憶することを特徴とする請求項15記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 上記規定値を越えたデータが検出され
    た領域を示す情報を報知する報知処理を実行するための
    プログラムを記憶したことを特徴とする請求項15記載
    のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 上記検出処理は、上記規定値を越えた
    データが上記副走査方向に連続することを検出すること
    を特徴とする請求項15記載のコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 上記規定値を越えたデータが上記副走
    査方向に連続して検出されたことを報知する報知処理を
    実行するためのプログラムを記憶したことを特徴とする
    請求項19記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  21. 【請求項21】 上記規定値を越えたデータが検出され
    た領域数をカウントするカウント処理と、そのカウント
    数が所定値を越えたことを検出する検出処理とを実行す
    るためのプログラムを記憶したことを特徴とする請求項
    15記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP11124747A 1999-04-30 1999-04-30 画像読み取り装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JP2000316073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11124747A JP2000316073A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 画像読み取り装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11124747A JP2000316073A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 画像読み取り装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000316073A true JP2000316073A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14893120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11124747A Pending JP2000316073A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 画像読み取り装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000316073A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7751071B2 (en) 2003-03-20 2010-07-06 Ricoh Company, Ltd. Image reproduction apparatus, image reproduction method, and program for implementing the method on a computer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7751071B2 (en) 2003-03-20 2010-07-06 Ricoh Company, Ltd. Image reproduction apparatus, image reproduction method, and program for implementing the method on a computer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7673875B2 (en) Sheet carrying unit, image forming apparatus and sheet carrying control method for double feed detecting of accepted sheets
CN102377906B (zh) 图像读取装置及图像读取装置的控制方法
US8837018B2 (en) Image scanning apparatus scanning document image and image forming apparatus including image scanning apparatus
US20120086990A1 (en) Image processing apparatus and method
US8305607B2 (en) Method of processing display, including detecting operation state of component unit
JP4517961B2 (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
US7343105B2 (en) Image forming apparatus and control method of image forming apparatus with operation based upon down event occurrences
JP2012099946A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
KR19990008795A (ko) 셔틀 방식의 독취 장치에서 독취된 이미지를 이진화하기 위한 이미지 처리 장치 및 방법
CN1683165A (zh) 控制图像传感器操作的方法
JP2000316073A (ja) 画像読み取り装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US8422088B2 (en) Image processing device, image forming device, image processing method, image processing program, and recording medium
JPH0678147A (ja) 画像読取り装置
JP2000232562A (ja) 原稿読み取り装置、原稿検知方法及び画像処理装置
CN100416427C (zh) 图像形成装置和图像形成方法
KR100341783B1 (ko) 용지 크기 감지장치
US9396055B2 (en) Electronic device and log recording method
JP2001111790A (ja) イメージスキャナおよびイメージスキャナにおけるページの存在を検出する方法
CN101359200B (zh) 成像装置及其自动色彩配准方法
KR100231931B1 (ko) 용지량 측정장치
JPH11243468A (ja) 画像読込装置及び画像読込装置における保護部材汚れ判定方法
JPH08190630A (ja) 画像処理装置
JP2016163155A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
KR100582871B1 (ko) 네트워크 스캐너
JP3608951B2 (ja) 原稿検知装置