JP2000315542A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2000315542A JP2000315542A JP11122440A JP12244099A JP2000315542A JP 2000315542 A JP2000315542 A JP 2000315542A JP 11122440 A JP11122440 A JP 11122440A JP 12244099 A JP12244099 A JP 12244099A JP 2000315542 A JP2000315542 A JP 2000315542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- sub
- locking
- frame
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コネクタハウジングをフレームに挿入係止す
る作業をし易くする。 【解決手段】 フレーム10の収容室13にはサブハウ
ジング20が後方から挿入され、ロックアーム45を収
容室13の底面に設けられた係止板50に弾性的に係止
することでロックされる。そののちサブハウジング20
の前端側の小フード部23の外周に、雄ハウジング30
の大フード部33が被さるようにして嵌合される。サブ
ハウジング20の小フード部23の底辺には、前後方向
を向いた一対のリブ27Aが、係止板50を挟むことが
できる間隔を開けてガイドレール41に連なって形成さ
れている。雄ハウジング30の大フード部33の内面に
は、リブ27Aが挿入可能な凹溝が形成される。サブハ
ウジング20を収容室13に挿入する初めの段階で、リ
ブ27Aの先端を係止板50に位置合わせすれば、引き
続く押し込み動作によりフレーム10に対するロック状
態に至る。
る作業をし易くする。 【解決手段】 フレーム10の収容室13にはサブハウ
ジング20が後方から挿入され、ロックアーム45を収
容室13の底面に設けられた係止板50に弾性的に係止
することでロックされる。そののちサブハウジング20
の前端側の小フード部23の外周に、雄ハウジング30
の大フード部33が被さるようにして嵌合される。サブ
ハウジング20の小フード部23の底辺には、前後方向
を向いた一対のリブ27Aが、係止板50を挟むことが
できる間隔を開けてガイドレール41に連なって形成さ
れている。雄ハウジング30の大フード部33の内面に
は、リブ27Aが挿入可能な凹溝が形成される。サブハ
ウジング20を収容室13に挿入する初めの段階で、リ
ブ27Aの先端を係止板50に位置合わせすれば、引き
続く押し込み動作によりフレーム10に対するロック状
態に至る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム内にコネ
クタハウジングを装着する形式のコネクタに関する。
クタハウジングを装着する形式のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来分割コネクタとして、フレーム内に
複数の収容室を区分して形成し、各収容室内にそれぞれ
サブコネクタハウジングを後方から挿入して抜け止め状
態に収容したのち、各サブコネクタハウジングの前面側
から相手のコネクタハウジングを嵌合する構造のものが
知られており、特開平8−106949号公報等に記載
されている。
複数の収容室を区分して形成し、各収容室内にそれぞれ
サブコネクタハウジングを後方から挿入して抜け止め状
態に収容したのち、各サブコネクタハウジングの前面側
から相手のコネクタハウジングを嵌合する構造のものが
知られており、特開平8−106949号公報等に記載
されている。
【0003】ここで、サブコネクタハウジングをフレー
ムの対応する収容室内に抜け止め状態にロックする手段
としては、種々のものが知られているが、その一例とし
て以下のようなものがある。これは、サブコネクタハウ
ジングの外面に、嵌合方向に沿った一対のガイドレール
とその間に位置する撓み変形可能なロックアームからな
るロック機構を設ける一方、収容室の内面に、ガイドレ
ールに沿って相対的に移動可能な係止板を設けた構造で
あって、ガイドレールを係止板に沿わせつつサブコネク
タハウジングを収容室内に挿入し、所定位置まで挿入さ
れると、ロックアームが係止板に弾性的に係止してロッ
クされるというものである。
ムの対応する収容室内に抜け止め状態にロックする手段
としては、種々のものが知られているが、その一例とし
て以下のようなものがある。これは、サブコネクタハウ
ジングの外面に、嵌合方向に沿った一対のガイドレール
とその間に位置する撓み変形可能なロックアームからな
るロック機構を設ける一方、収容室の内面に、ガイドレ
ールに沿って相対的に移動可能な係止板を設けた構造で
あって、ガイドレールを係止板に沿わせつつサブコネク
タハウジングを収容室内に挿入し、所定位置まで挿入さ
れると、ロックアームが係止板に弾性的に係止してロッ
クされるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
ロック手段を採用した場合に、例えば相手のコネクタハ
ウジングが、サブコネクタハウジングの前端部の外周に
被さるように嵌合される形式であると、ロック機構はサ
ブコネクタハウジングの後端部側に設けざるを得ない。
そうすると、サブコネクタハウジングを収容室にロック
する操作としては、まずサブコネクタハウジングを収容
室内にフリーな状態で挿入したのち、挿入動作が終盤に
掛かった時点で、ロック機構のガイドレールを係止板と
位置合わせし、改めて所定位置まで押し込むといった操
作が必要となる。このガイドレールと係止板とを位置合
わせる際には、サブコネクタハウジングの大半が収容室
内に入っており、指で摘めるのはサブコネクタハウジン
グの後端側の一部のみであるから、特に十分に目視でき
ないような箇所で嵌合操作する場合には位置合わせがき
わめてやり難く、組付作業に手間が掛かるという問題が
あった。本発明は上記のような事情に基づいて完成され
たものであって、その目的は、コネクタハウジングをフ
レームに挿入係止する作業をしやすくするところにあ
る。
ロック手段を採用した場合に、例えば相手のコネクタハ
ウジングが、サブコネクタハウジングの前端部の外周に
被さるように嵌合される形式であると、ロック機構はサ
ブコネクタハウジングの後端部側に設けざるを得ない。
そうすると、サブコネクタハウジングを収容室にロック
する操作としては、まずサブコネクタハウジングを収容
室内にフリーな状態で挿入したのち、挿入動作が終盤に
掛かった時点で、ロック機構のガイドレールを係止板と
位置合わせし、改めて所定位置まで押し込むといった操
作が必要となる。このガイドレールと係止板とを位置合
わせる際には、サブコネクタハウジングの大半が収容室
内に入っており、指で摘めるのはサブコネクタハウジン
グの後端側の一部のみであるから、特に十分に目視でき
ないような箇所で嵌合操作する場合には位置合わせがき
わめてやり難く、組付作業に手間が掛かるという問題が
あった。本発明は上記のような事情に基づいて完成され
たものであって、その目的は、コネクタハウジングをフ
レームに挿入係止する作業をしやすくするところにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明のコネクタは、コネク
タハウジングの後端側の外面には、前後方向のガイドレ
ールを備えたロック機構が設けられ、このコネクタハウ
ジングがフレームの収容室内に後方から挿入され、挿入
動作の終盤では前記ロック機構が前記ガイドレールによ
り前記収容室の内面に設けられた係止部に沿って案内さ
れ、所定位置まで挿入されると前記ロック機構が前記係
止部に抜け止め状態にロックされ、このコネクタハウジ
ングの前端側の外周に相手ハウジングが被さるように嵌
合されるものにおいて、前記コネクタハウジングの前端
側の外周には、前記係止部と摺接可能に係合して前記ロ
ック機構をこの係止部に向けて案内するリブが、前記ガ
イドレールと揃うように形成されている構成としたとこ
ろに特徴を有する。
めの手段として、請求項1の発明のコネクタは、コネク
タハウジングの後端側の外面には、前後方向のガイドレ
ールを備えたロック機構が設けられ、このコネクタハウ
ジングがフレームの収容室内に後方から挿入され、挿入
動作の終盤では前記ロック機構が前記ガイドレールによ
り前記収容室の内面に設けられた係止部に沿って案内さ
れ、所定位置まで挿入されると前記ロック機構が前記係
止部に抜け止め状態にロックされ、このコネクタハウジ
ングの前端側の外周に相手ハウジングが被さるように嵌
合されるものにおいて、前記コネクタハウジングの前端
側の外周には、前記係止部と摺接可能に係合して前記ロ
ック機構をこの係止部に向けて案内するリブが、前記ガ
イドレールと揃うように形成されている構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記相手ハウジングの嵌合部分の内周には、
前記リブがほぼ緊密に挿入可能な凹溝が形成されている
ところに特徴を有する。
において、前記相手ハウジングの嵌合部分の内周には、
前記リブがほぼ緊密に挿入可能な凹溝が形成されている
ところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>コネクタハ
ウジングをフレームの収容室に挿入する初めの段階でリ
ブの先端を係止部に対して位置合わせし、そののちコネ
クタハウジングを押し込むと、リブから引き続いてガイ
ドレールが係止部に摺接しつつ押し込まれ、所定位置ま
で押し込まれたところでロックされる。コネクタハウジ
ングがフレームの後方に大きく突出した状態で位置合わ
せして、そののち押し込めば良いから、コネクタハウジ
ングの挿入係止作業を能率良く行うことができる。
ウジングをフレームの収容室に挿入する初めの段階でリ
ブの先端を係止部に対して位置合わせし、そののちコネ
クタハウジングを押し込むと、リブから引き続いてガイ
ドレールが係止部に摺接しつつ押し込まれ、所定位置ま
で押し込まれたところでロックされる。コネクタハウジ
ングがフレームの後方に大きく突出した状態で位置合わ
せして、そののち押し込めば良いから、コネクタハウジ
ングの挿入係止作業を能率良く行うことができる。
【0008】<請求項2の発明>リブを相手ハウジング
の凹溝に沿わせつつ両ハウジングを嵌合することで、こ
じり嵌合が防止される。ガイド用のリブをそのままこじ
り嵌合防止用として利用できる。
の凹溝に沿わせつつ両ハウジングを嵌合することで、こ
じり嵌合が防止される。ガイド用のリブをそのままこじ
り嵌合防止用として利用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。この実施形態では、図1に示
すように、フレーム10内に2個(1個のみ図示)の雌
側のサブコネクタハウジング20(以下サブハウジング
という)が収容され、各サブハウジング20に個別に相
手の雄コネクタハウジング30(以下雄ハウジングとい
う)が嵌合されるようになっている。なお、図1は底面
側から見た分解図であり、以下には、主に同図の左側の
サブハウジング20を装着する部分について説明する。
図面に基づいて説明する。この実施形態では、図1に示
すように、フレーム10内に2個(1個のみ図示)の雌
側のサブコネクタハウジング20(以下サブハウジング
という)が収容され、各サブハウジング20に個別に相
手の雄コネクタハウジング30(以下雄ハウジングとい
う)が嵌合されるようになっている。なお、図1は底面
側から見た分解図であり、以下には、主に同図の左側の
サブハウジング20を装着する部分について説明する。
【0010】フレーム10は、前面側(図1の上側)が
一回り大きくされた段付きの筒状に形成されており、車
体等に張られたパネル1の取付孔2内に前方から挿入さ
れ、前縁側の外周に形成された係止溝11に、取付孔2
の口縁を嵌めることで取り付けられるようになってい
る。フレーム10内には、後部側において仕切壁12が
設けられることで左右2つの収容室13が形成されてい
る。
一回り大きくされた段付きの筒状に形成されており、車
体等に張られたパネル1の取付孔2内に前方から挿入さ
れ、前縁側の外周に形成された係止溝11に、取付孔2
の口縁を嵌めることで取り付けられるようになってい
る。フレーム10内には、後部側において仕切壁12が
設けられることで左右2つの収容室13が形成されてい
る。
【0011】左側の収容室13内には、図2に示すサブ
ハウジング20が収容されるようになっている。このサ
ブハウジング20は、角が丸められたほぼ長方形断面に
形成され、複数のキャビティ21が上下2段に列設され
た端子収容部22の前面の外周に小フード部23が形成
されている。この小フード部23は、左側の収容室13
の後端部内にほぼ緊密に嵌合可能とされる。各キャビテ
ィ21には、図示しない雌側端子金具が後方から挿入さ
れて収容されている。
ハウジング20が収容されるようになっている。このサ
ブハウジング20は、角が丸められたほぼ長方形断面に
形成され、複数のキャビティ21が上下2段に列設され
た端子収容部22の前面の外周に小フード部23が形成
されている。この小フード部23は、左側の収容室13
の後端部内にほぼ緊密に嵌合可能とされる。各キャビテ
ィ21には、図示しない雌側端子金具が後方から挿入さ
れて収容されている。
【0012】一方、上記のサブハウジング20と嵌合さ
れる雌ハウジング30は、図3に示すように形成されて
いる。この雌ハウジング30は、雄側端子金具(図示せ
ず)を収容するキャビティ31が対応して列設された端
子収容部32の前面の外周に、サブハウジング20の小
フード部23の外周に嵌合可能な大フード部33が形成
されている。なお、雄ハウジング30の上面には、両ハ
ウジング20,30が正規嵌合された場合に、サブハウ
ジング20の係止突部25に弾性的に係止する係止アー
ム35が設けられている。
れる雌ハウジング30は、図3に示すように形成されて
いる。この雌ハウジング30は、雄側端子金具(図示せ
ず)を収容するキャビティ31が対応して列設された端
子収容部32の前面の外周に、サブハウジング20の小
フード部23の外周に嵌合可能な大フード部33が形成
されている。なお、雄ハウジング30の上面には、両ハ
ウジング20,30が正規嵌合された場合に、サブハウ
ジング20の係止突部25に弾性的に係止する係止アー
ム35が設けられている。
【0013】サブハウジング20の収容室13に対する
ロック構造は、以下のようである。サブハウジング20
の後端側の底面における幅方向の中央部には、係止機構
40が設けられている。この係止機構40は、図2にも
示すように、鈎形断面をなす左右一対のガイドレール4
1が互い向き合う姿勢で所定間隔を開けて形成され、後
端に突当部42が形成されている。両ガイドレール41
の間にはロックアーム45が形成されており、このロッ
クアーム45は、後端側から立ち上がって前方に延出さ
れ、延出端の一側面(図1の右側面)に突起46が形成
され、その前面はガイド用にテーパ面47となってい
る。
ロック構造は、以下のようである。サブハウジング20
の後端側の底面における幅方向の中央部には、係止機構
40が設けられている。この係止機構40は、図2にも
示すように、鈎形断面をなす左右一対のガイドレール4
1が互い向き合う姿勢で所定間隔を開けて形成され、後
端に突当部42が形成されている。両ガイドレール41
の間にはロックアーム45が形成されており、このロッ
クアーム45は、後端側から立ち上がって前方に延出さ
れ、延出端の一側面(図1の右側面)に突起46が形成
され、その前面はガイド用にテーパ面47となってい
る。
【0014】収容室13の後端部の底面には、一対の係
止板50が立てられている。両係止板50は、図4に示
すように、鈎形断面をなして背中合わせの状態で設けら
れており、上記したガイドレール41の内側に挿入可能
となっている。一方(図1の右側)の係止板50の内側
の面には、その前端寄りの位置に、ロックアーム45の
突起46に係止可能な突部51が突設され、その突部5
1の後面はガイド用にテーパ面52とされている。な
お、他方の係止板50の内側の面には、その後端寄りの
位置に補助突部53が対称をなすように形成されてい
る。この補助突部53は、同様のロックアーム45を設
けたサブハウジングを前方から挿入した場合に、これを
係止するように機能する。
止板50が立てられている。両係止板50は、図4に示
すように、鈎形断面をなして背中合わせの状態で設けら
れており、上記したガイドレール41の内側に挿入可能
となっている。一方(図1の右側)の係止板50の内側
の面には、その前端寄りの位置に、ロックアーム45の
突起46に係止可能な突部51が突設され、その突部5
1の後面はガイド用にテーパ面52とされている。な
お、他方の係止板50の内側の面には、その後端寄りの
位置に補助突部53が対称をなすように形成されてい
る。この補助突部53は、同様のロックアーム45を設
けたサブハウジングを前方から挿入した場合に、これを
係止するように機能する。
【0015】さて、サブハウジング20の小フード部2
3の外周面には、上辺と底辺に2本ずつ、左右の辺に1
本ずつと合計6本のリブ27がほぼ全長にわたって立て
られている。底辺の一対のリブ27Aは、図1に示すよ
うに、幅方向の中心を境として、上記した収容室23に
設けられた一対の係止板50を両側から挟める間隔を開
けて形成されている。上辺の一対のリブ27Bは、図2
に示すように、底辺側のリブ27Aよりも少し大きい間
隔を開けて形成されている。また、左右の辺のリブ27
Cは、中央高さ位置よりも少し低い位置に形成されてい
る。一方、雄ハウジング30の大フード部33の内周面
には、図3に示すように、上記したサブハウジング20
の各リブ27A,27B及び27Cをそれぞれほぼ緊密
に挿入可能な合計6本の凹溝37A,37B及び37C
が対応して形成されている。
3の外周面には、上辺と底辺に2本ずつ、左右の辺に1
本ずつと合計6本のリブ27がほぼ全長にわたって立て
られている。底辺の一対のリブ27Aは、図1に示すよ
うに、幅方向の中心を境として、上記した収容室23に
設けられた一対の係止板50を両側から挟める間隔を開
けて形成されている。上辺の一対のリブ27Bは、図2
に示すように、底辺側のリブ27Aよりも少し大きい間
隔を開けて形成されている。また、左右の辺のリブ27
Cは、中央高さ位置よりも少し低い位置に形成されてい
る。一方、雄ハウジング30の大フード部33の内周面
には、図3に示すように、上記したサブハウジング20
の各リブ27A,27B及び27Cをそれぞれほぼ緊密
に挿入可能な合計6本の凹溝37A,37B及び37C
が対応して形成されている。
【0016】本実施形態は上記のような構造であって、
以下のようにして組み付けがなされる。まず、図1に示
すように、パネル1の取付孔2に対して、既述した要領
によりフレーム10が取り付けられる。次に、同図の矢
線に示すように、フレーム10の収容室13に対して、
サブハウジング20が後面側から挿入される。
以下のようにして組み付けがなされる。まず、図1に示
すように、パネル1の取付孔2に対して、既述した要領
によりフレーム10が取り付けられる。次に、同図の矢
線に示すように、フレーム10の収容室13に対して、
サブハウジング20が後面側から挿入される。
【0017】その際は、まず図5に示すように、サブハ
ウジング20の小フード部23の底辺側の一対のリブ2
7Aの先端が、フレーム10の収容室13に設けられた
一対の係止板50の後端の両側を丁度挟むように位置合
わせする。続いて、サブハウジング20を押し込むと、
図6に示すように、係止板50が両リブ27Aの間を摺
接しつつ、サブハウジング20は真直に押し込まれる。
ウジング20の小フード部23の底辺側の一対のリブ2
7Aの先端が、フレーム10の収容室13に設けられた
一対の係止板50の後端の両側を丁度挟むように位置合
わせする。続いて、サブハウジング20を押し込むと、
図6に示すように、係止板50が両リブ27Aの間を摺
接しつつ、サブハウジング20は真直に押し込まれる。
【0018】さらに押し込むと、係止板50がリブ27
Aからガイドレール41側に移って両ガイドレール41
の間に進入しつつ、サブハウジング20が押し込まれ
る。引き続く押し込みの途中で、ロックアーム45の突
起46が突部51に当たり、図7に示すように、テーパ
面47,52同士で案内されつつ、ロックアーム45は
補助突部53を中心として同図の左側に撓み変形して押
し込まれる。
Aからガイドレール41側に移って両ガイドレール41
の間に進入しつつ、サブハウジング20が押し込まれ
る。引き続く押し込みの途中で、ロックアーム45の突
起46が突部51に当たり、図7に示すように、テーパ
面47,52同士で案内されつつ、ロックアーム45は
補助突部53を中心として同図の左側に撓み変形して押
し込まれる。
【0019】このサブハウジング20の押し込みは、ガ
イドレール41の突当部42が係止板50に突き当たっ
たところで停止され、このとき、ロックアーム45の突
起46が突部51を通過するために、図8に示すよう
に、ロックアーム45が真直姿勢に復元して、突起46
の後面に突部51が係止した状態となる。これにより、
サブハウジング20は、収容室13内に前後方向の移動
不能に収容される。
イドレール41の突当部42が係止板50に突き当たっ
たところで停止され、このとき、ロックアーム45の突
起46が突部51を通過するために、図8に示すよう
に、ロックアーム45が真直姿勢に復元して、突起46
の後面に突部51が係止した状態となる。これにより、
サブハウジング20は、収容室13内に前後方向の移動
不能に収容される。
【0020】続いて、サブハウジング20の前方から相
手の雄ハウジング30が嵌合される。このときは、大フ
ード部33に形成された6本の凹溝37A,37B及び
37Cが、小フード部23の対応するリブ27A,27
B及び27Cに位置合わせされ、リブ27A,27B及
び27Cが凹溝37A,37B及び37C内に進入しつ
つ、雄ハウジング30の大フード部33がサブハウジン
グ20の小フード部23の外側に被さるようにして真直
に嵌合される。雄ハウジング30が、例えば雌雄の端子
収容部22,32の対向面同士が突き当たる正規位置ま
で押し込まれると、雄ハウジング30の係止アーム35
がサブハウジング20の係止突部25に弾性的に係止し
て、両ハウジング20,30が嵌合状態にロックされ
る。
手の雄ハウジング30が嵌合される。このときは、大フ
ード部33に形成された6本の凹溝37A,37B及び
37Cが、小フード部23の対応するリブ27A,27
B及び27Cに位置合わせされ、リブ27A,27B及
び27Cが凹溝37A,37B及び37C内に進入しつ
つ、雄ハウジング30の大フード部33がサブハウジン
グ20の小フード部23の外側に被さるようにして真直
に嵌合される。雄ハウジング30が、例えば雌雄の端子
収容部22,32の対向面同士が突き当たる正規位置ま
で押し込まれると、雄ハウジング30の係止アーム35
がサブハウジング20の係止突部25に弾性的に係止し
て、両ハウジング20,30が嵌合状態にロックされ
る。
【0021】以上のように本実施形態によれば、サブハ
ウジング20をフレーム10の収容室13に挿入する初
めの段階で、リブ27Aの先端を係止板50に位置合わ
せすれば、後は引き続いて押し込むだけでフレーム10
に対するロック状態に至らせることができる。すなわ
ち、サブハウジング20がフレーム10の後方に大きく
突出した状態で位置合わせすることが可能であるから、
係止板50の位置が十分に目視できないような状態でも
比較的容易に位置合わせができ、トータルしてサブハウ
ジング20の組付作業を能率良く行うことができる。し
かも、上記の位置合わせ用のリブ27Aは、相手の雄ハ
ウジング30の凹溝37Aと協動して、両ハウジング2
0,30がこじり嵌合するのを防止することにも利用で
きる。
ウジング20をフレーム10の収容室13に挿入する初
めの段階で、リブ27Aの先端を係止板50に位置合わ
せすれば、後は引き続いて押し込むだけでフレーム10
に対するロック状態に至らせることができる。すなわ
ち、サブハウジング20がフレーム10の後方に大きく
突出した状態で位置合わせすることが可能であるから、
係止板50の位置が十分に目視できないような状態でも
比較的容易に位置合わせができ、トータルしてサブハウ
ジング20の組付作業を能率良く行うことができる。し
かも、上記の位置合わせ用のリブ27Aは、相手の雄ハ
ウジング30の凹溝37Aと協動して、両ハウジング2
0,30がこじり嵌合するのを防止することにも利用で
きる。
【0022】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態とは逆に、フレーム側に装着される
ハウジングが雄ハウジングであってもよい。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態とは逆に、フレーム側に装着される
ハウジングが雄ハウジングであってもよい。
【図1】本発明の一実施形態に係る一部切欠分解底面図
【図2】サブハウジングの正面図
【図3】雄ハウジングの正面図
【図4】係止板の形成部分を示す部分拡大正面図
【図5】サブハウジングをフレームに装着する初めの状
態の一部切欠底面図
態の一部切欠底面図
【図6】サブハウジングがリブに沿って挿入されている
状態の一部切欠底面図
状態の一部切欠底面図
【図7】ロック直前の状態の一部切欠底面図
【図8】サブハウジングがフレームに装着された状態の
一部切欠底面図
一部切欠底面図
【図9】両ハウジングが嵌合された状態の一部切欠底面
図
図
10…フレーム 13…収容室 20…サブハウジング(コネクタハウジング) 23…小フード部 27A…リブ 30…雄ハウジング(相手ハウジング) 33…大フード部 37A…凹溝 40…ロック機構 41…ガイドレール 45…ロックアーム 46…突起 50…係止板(係止部) 51…突部
Claims (2)
- 【請求項1】 コネクタハウジングの後端側の外面に
は、前後方向のガイドレールを備えたロック機構が設け
られ、このコネクタハウジングがフレームの収容室内に
後方から挿入され、挿入動作の終盤では前記ロック機構
が前記ガイドレールにより前記収容室の内面に設けられ
た係止部に沿って案内され、所定位置まで挿入されると
前記ロック機構が前記係止部に抜け止め状態にロックさ
れ、このコネクタハウジングの前端側の外周に相手ハウ
ジングが被さるように嵌合されるものにおいて、 前記コネクタハウジングの前端側の外周には、前記係止
部と摺接可能に係合して前記ロック機構をこの係止部に
向けて案内するリブが、前記ガイドレールと揃うように
形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記相手ハウジングの嵌合部分の内周に
は、前記リブがほぼ緊密に挿入可能な凹溝が形成されて
いることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12244099A JP3355551B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12244099A JP3355551B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000315542A true JP2000315542A (ja) | 2000-11-14 |
JP3355551B2 JP3355551B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=14835906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12244099A Expired - Fee Related JP3355551B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355551B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7547225B2 (en) | 2006-06-02 | 2009-06-16 | Tyco Electronics Amp K.K. | Electrical connector assembly |
CN109155489A (zh) * | 2016-03-31 | 2019-01-04 | 莫列斯有限公司 | 面板安装式连接器 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12244099A patent/JP3355551B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7547225B2 (en) | 2006-06-02 | 2009-06-16 | Tyco Electronics Amp K.K. | Electrical connector assembly |
CN109155489A (zh) * | 2016-03-31 | 2019-01-04 | 莫列斯有限公司 | 面板安装式连接器 |
JP2019514162A (ja) * | 2016-03-31 | 2019-05-30 | モレックス エルエルシー | パネル実装コネクタ |
US11387603B2 (en) | 2016-03-31 | 2022-07-12 | Molex, Llc | Panel mount connector with terminal module secured to connector housing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3355551B2 (ja) | 2002-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2541164Y2 (ja) | コネクタ | |
US7500887B2 (en) | Connector and method of assembling it | |
JP3675242B2 (ja) | 低挿入力コネクタ | |
US7534134B2 (en) | Electrical connector retaining mechanism having slide clip member | |
JP2002170622A (ja) | コネクタ | |
US7632138B2 (en) | Connector and a connector assembly | |
JP3928483B2 (ja) | 分割コネクタ | |
JP2000311741A (ja) | 分割コネクタ | |
US6749461B2 (en) | Connector | |
US7226313B2 (en) | Connector having slits for guiding terminal fittings and locking retainer | |
EP1100156A1 (en) | A connector and a connector assembly | |
JP2001110526A (ja) | コネクタ | |
US6416344B2 (en) | Connector and a method for detaching housings thereof | |
JP3634101B2 (ja) | 分割コネクタ | |
EP1172895B1 (en) | Connector | |
JP3355551B2 (ja) | コネクタ | |
JP3687537B2 (ja) | 分割コネクタ | |
US7063577B2 (en) | Split-type connector assembly and method of assembling it | |
US6183313B1 (en) | Double lock connector | |
JP2592639Y2 (ja) | 圧接コネクタ | |
JPH10289747A (ja) | 雌型コネクタ | |
JP4081916B2 (ja) | コネクタ | |
JP2553821Y2 (ja) | コネクタ | |
JP2002184511A (ja) | コネクタ | |
JP3116917B2 (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |