JP2000315152A - ユーザー・インターフェース制御装置、ユーザー・インターフェース制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ユーザー・インターフェース制御装置、ユーザー・インターフェース制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2000315152A
JP2000315152A JP11125058A JP12505899A JP2000315152A JP 2000315152 A JP2000315152 A JP 2000315152A JP 11125058 A JP11125058 A JP 11125058A JP 12505899 A JP12505899 A JP 12505899A JP 2000315152 A JP2000315152 A JP 2000315152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
component
software
representing
user interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11125058A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Sato
文彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11125058A priority Critical patent/JP2000315152A/ja
Publication of JP2000315152A publication Critical patent/JP2000315152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウエア部品の再利用を可能とし、効率
的なソフトウエアの活用を図ること。 【解決手段】 出力手段の画面自体を表すダイアログ部
品601と画面の画面構成要素を表すコンポ部品605
と、また、コンポ部品605と、画面の画面構成要素へ
の入力に対する制御をおこなうコンポ・アクション部品
606を分離し、互いに協調動作する独立した部品とし
て構成すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オペレーターか
らの要求を入力し、入力されたオペレーターの要求を理
解・実行し、その結果をオペレーターに対して出力する
ユーザー・インターフェース制御装置、ユーザー・イン
ターフェース制御方法およびその方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に関し、特に、ユーザー・インターフェ
ースの制御を部品化したソフトウエアを用いて実現する
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ・ハードウエアのパ
フォーマンス・アップと低コスト化を受けて、ソフトウ
エアの規模の増大およびその対象となる問題の複雑化
は、年々増加している。一方、それらソフトウエア商
品、もしくはソフトウエアを組み込んだ機器の商品の開
発サイクルは、年々短縮される傾向にある。
【0003】このような環境の中で、ソフトウエア業界
においてはその開発効率の改善が必然的な要求となって
きている。その一つの解決法として、ソフトウエアの部
品化が考えられる。これは、ソフトウエアシステムを複
数の独立したコンポーネントによって構成し、そのコン
ポーネント単位で他のシステムで再利用しようとするも
のである。
【0004】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、従来の
ユーザーインターフェースを制御するソフトウエアにお
いては、その特性、制御方式が分離されておらず、一体
化されたものであった。そのため、アプリケーションの
変更による画面仕様の変更が発生した場合、それを制御
するソフトウエアを再利用することできず、一から書き
直すことになってしまうといった問題点があった。
【0005】たとえば、オペレーションフローを構成す
る画面が画面構成要素で構成されていることには変わり
無いにもかかわらず、現状のソフトウエアではそれを制
御する側、される側の両方について、新しくソフトウエ
アを構築しなければならないことになる。
【0006】また、同じ装置において、複数の同様な制
御方式を持つものであっても、各制御をするソフトウエ
アどうしの分離がなされていないために、類似したコー
ドを重複して作成しなくてはならなくない。さらに、共
通な部分をモジュール化し、呼び出すような形にして
も、かえって呼び出し関係が複雑になるばかりでなく、
再利用するに値しないモジュールとなる場合が多い。さ
らにまた、類似する動作・構成であるが、異なるコード
として構築されている場合も多いという問題点があっ
た。
【0007】この発明は、上述した従来例による問題点
を解消し、ソフトウエア部品の再利用を可能とし、効率
的なソフトウエアの活用を図ることが可能なユーザー・
インターフェース制御装置、ユーザー・インターフェー
ス制御方法およびその方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係るユー
ザー・インターフェース制御装置は、オペレーターから
の要求を入力する入力手段と、前記入力手段により入力
されたオペレーターの要求を理解・実行し、その結果を
オペレーターに対して出力する出力手段と、を備えたユ
ーザー・インターフェース制御装置において、前記出力
手段の画面自体を表すソフトウエア・コンポーネント
(ダイアログ部品601)と前記画面の画面構成要素を
表すソフトウエア・コンポーネント(コンポ部品60
5)とを分離し、互いに協調動作する独立した部品とし
て構成することを特徴とするものである。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、画面
と、その画面構成要素を、独立のソフトウエア・コンポ
ーネントにより制御することができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係るユーザ
ー・インターフェース制御装置は、オペレーターからの
要求を入力する入力手段と、前記入力手段により入力さ
れたオペレーターの要求を理解・実行し、その結果をオ
ペレーターに対して出力する出力手段と、を備えたユー
ザー・インターフェース制御装置において、前記出力手
段の画面の画面構成要素を表すソフトウエア・コンポー
ネント(コンポ部品605)と、前記画面の画面構成要
素への入力に対する制御をおこなうソフトウエア・コン
ポーネント(コンポ・アクション部品606)とを分離
し、互いに強調動作する独立した部品として構成するこ
とを特徴とするものである。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、画面
構成要素と、画面構成要素に対するユーザー操作を、独
立のソフトウエア・コンポーネントにより制御すること
ができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明に係るユーザ
ー・インターフェース制御装置は、請求項2に記載の発
明において、前記画面の画面構成要素への入力に対する
制御をおこなうソフトウエア・コンポーネント(コンポ
・アクション部品606)が、前記画面の推移を表すソ
フトウエア・コンポーネント(トランジション部品60
9)と、前記画面の推移を表すソフトウエア・コンポー
ネント(トランジション部品609)と分離した、シス
テム情報の決定の操作を制御するソフトウエア・コンポ
ーネント(デシジョン・コントロール部品610)とを
有し、前記画面の推移を表すソフトウエア・コンポーネ
ント(トランジション部品609)および/または前記
システム情報の決定を表すソフトウエア・コンポーネン
ト(デシジョン・コントロール部品610)が、前記画
面の画面構成要素を表すソフトウエア・コンポーネント
(コンポ部品605)と互いに強調動作する独立した部
品として構成することを特徴とするものである。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、ユー
ザー操作をさらに画面遷移に依存する制御とシステム情
報操作に依存する制御を、分離した独立のソフトウエア
・コンポーネントによりおこなうことができる。
【0014】また、請求項4に記載の発明に係るユーザ
ー・インターフェース制御装置は、請求項1〜3に記載
の発明において、前記画面自体を表すソフトウエア・コ
ンポーネント(ダイアログ部品601)が、操作フロー
に属する画面の表示を制御するソフトウエア・コンポー
ネント(フロー・ダイアログ部品604)と、前記操作
フローに属する画面の表示を制御するソフトウエア・コ
ンポーネント(フロー・ダイアログ部品604)と分離
した、ポップアップ画面の表示を制御するソフトウエア
・コンポーネント(ポップアップ・ダイアログ部品60
3)とを有し、前記操作フローに属する画面の表示を制
御するソフトウエア・コンポーネント(フロー・ダイア
ログ部品604)とポップアップ画面の表示を制御する
ソフトウエア・コンポーネント(ポップアップ・ダイア
ログ部品603)とが、互いに強調動作する独立した部
品として構成することを特徴とするものである。
【0015】この請求項4に記載の発明によれば、オペ
レーション操作フローの表示制御とポップアップ画面の
表示制御を、分離した独立のソフトウエア・コンポーネ
ントによりおこなうことができる。
【0016】また、請求項5に記載の発明に係るユーザ
ー・インターフェース制御方法は、オペレーターからの
要求を入力する入力工程と、前記入力工程により入力さ
れたオペレーターの要求を理解・実行し、その結果をオ
ペレーターに対して出力する出力工程と、を含むユーザ
ー・インターフェース制御方法において、前記出力工程
における出力画面自体を表す工程と、前記画面の画面構
成要素を表す工程とを、互いに協調動作する独立したソ
フトウエア・コンポーネントにより実行することを特徴
とするものである。
【0017】この請求項5に記載の発明によれば、画面
と、その画面構成要素を、独立のソフトウエア・コンポ
ーネントにより制御することができる。
【0018】また、請求項6に記載の発明に係るユーザ
ー・インターフェース制御方法は、オペレーターからの
要求を入力する入力工程と、前記入力工程により入力さ
れたオペレーターの要求を理解・実行し、その結果をオ
ペレーターに対して出力する出力工程と、を含むユーザ
ー・インターフェース制御方法において、前記出力工程
における出力画面の画面構成要素を表す工程と、前記出
力画面の画面構成要素への入力に対する制御をおこなう
工程とを、互いに強調動作する独立したソフトウエア・
コンポーネントにより実行することを特徴とするもので
ある。
【0019】この請求項6に記載の発明によれば、画面
構成要素と、画面構成要素に対するユーザー操作を、独
立のソフトウエア・コンポーネントにより制御すること
ができる。
【0020】また、請求項7に記載の発明に係るユーザ
ー・インターフェース制御方法は、請求項6に記載の発
明において、前記出力画面の画面構成要素への入力に対
する制御をおこなう工程が、前記出力画面の推移を表す
工程と、前記画面の推移を表す工程と分離した、システ
ム情報の決定の操作を制御する工程とを含み、前記画面
の推移を表す工程および/または前記システム情報の決
定を表す工程を、前記画面の画面構成要素を表す工程と
互いに強調動作する独立したソフトウエア・コンポーネ
ントにより実行することを特徴とするものである。
【0021】この請求項7に記載の発明によれば、ユー
ザー操作をさらに画面遷移に依存する制御とシステム情
報操作に依存する制御を、分離した独立のソフトウエア
・コンポーネントによりおこなうことができる。
【0022】また、請求項8に記載の発明に係るユーザ
ー・インターフェース制御方法は、請求項5〜7に記載
の発明において、前記画面自体を表す工程が、操作フロ
ーに属する画面の表示を制御する工程と、前記操作フロ
ーに属する画面の表示を制御する工程と分離した、ポッ
プアップ画面の表示を制御する工程とを含み、前記操作
フローに属する画面の表示を制御する工程とポップアッ
プ画面の表示を制御する工程とが、をいに強調動作する
独立したソフトウエア・コンポーネントにより実行する
ことを特徴とするものである。
【0023】この請求項8に記載の発明によれば、オペ
レーション操作フローの表示制御とポップアップ画面の
表示制御を、分離した独立のソフトウエア・コンポーネ
ントによりおこなうことができる。
【0024】また、請求項9に記載の発明に係る記憶媒
体は、請求項5〜8に記載された方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラ
ムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項5
〜8の動作をコンピュータによって実現することが可能
である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るユーザー・インターフェース制御装置、ユー
ザー・インターフェース制御方法およびその方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0026】(イメージ入出力装置のハードウエア構
成)まず、本実施の形態に係るユーザー・インターフェ
ース制御装置を構成するイメージ入出力装置100のハ
ードウエア構成について説明する。図1は、本実施の形
態に係るユーザー・インターフェース制御装置を構成す
るイメージ入出力装置100のハードウエア構成を示す
ブロック図である。
【0027】イメージ入出力装置100は、プロセッサ
(CPU)101と、ROM102と、RAM103
と、NVRAM104と、操作パネル105と、パネル
制御部106と、スキャン/プリントエンジン107
と、エンジン制御部108と、記憶装置109と、ディ
スクドライバ110と、通信制御部111と、モデム1
12と、ホストI/F113とから構成される。
【0028】CPU101は、装置全体の制御を司るも
のであり、その制御下にROM102と、RAM103
と、NVRAM104と、操作パネル105およびパネ
ル制御部106と、スキャン/プリントエンジン107
およびエンジン制御部108と、記憶装置109および
ディスクドライバ110と、通信制御部111と、モデ
ム112と、外部I/F113が接続されている。
【0029】ROM102は、プログラムコード、フォ
ント、およびその他の静的なデータが格納されている。
また、RAM103は、一時的な記憶場所として利用さ
れる。また、NVRAM104は、不揮発性のデータを
格納しておく。操作パネル105とパネル制御部106
は、ユーザーとのインターフェースを司る。
【0030】スキャン/プリントエンジン107とエン
ジン制御部108は、イメージデータの入出力ユニット
として、紙原稿の読み取りと転写紙への印刷を実行す
る。また、記憶装置109とディスクドライバ110
は、大量のイメージデータなどを蓄積したり、データベ
ースの記憶場所として利用される。
【0031】通信制御部111は、イーサネット(登録
商標)等のネットワーク150に接続され、外部の機器
(たとえばパーソナルコンピュータ(PC)160)と
の通信を可能とする。また、モデム112は、公衆回線
と接続され、外部の機器との通信を可能とする。また、
外部I/F113は、セントロニクスやRS−232C
等のインターフェースを用いてホスト外部の機器(たと
えばパーソナルコンピュータ(PC)170)との通信
を可能にする。
【0032】また、バス114は、CPU101〜外部
I/F113の各構成部に接続し、各構成部間の各種デ
ータの受け渡しを制御する。
【0033】(ソフトウエア構成)つぎに、ユーザー・
インターフェース制御装置の内部に組み込まれたソフト
ウエアの構造について説明する。図2は、本実施の形態
に係るユーザー・インターフェース制御装置の内部に組
み込まれたソフトウエアの構造を示す説明図である。
【0034】ユーザー・インターフェース制御装置の内
部は、大きく分けると、アプリケーション層200と、
カーネル層210と、ドライバ層220と、ハードウエ
ア層230の4層の構造からなっている。
【0035】(1.アプリケーション層200)アプリ
ケーション層200は、コピー・ファクス・プリンタな
どのアプリケーションを形成するレイヤーである。アプ
リケーション層200は、オペレーションマネージャ2
01と、ドキュメントマネージャ202と、サービスマ
ネージャ203と、デバイスマネージャは204と、デ
ータベースマネージャ205と、プログラムファクトリ
206と、を有する。
【0036】オペレーションマネージャ201は、装置
に付属している操作パネルを制御するものであり、ボタ
ンの表示・ボタンオペレーションのノーティファイ・ア
ラートの通知などをおこなう。
【0037】また、ドキュメントマネージャ202は、
コピー・ファクス・プリンタなどのシナリオに沿ってド
キュメントをハンドリングするアプリケーションとして
は中心となる機能ブロックである。
【0038】また、サービスマネージャ203は、ドキ
ュメントハンドリングの際に共通に必要となる機能ブロ
ックであり、各種サービスの管理・実行をおこなう。ま
た、デバイスマネージャは204、スキャナ・プロッタ
・画像バスといった物理デバイスの動作を決定する機能
ブロックであり、各種デバイスの管理・実行をおこな
う。
【0039】また、データベースマネージャ205は、
フォント・定形フォーム・ファクス受信履歴・装置の利
用履歴・課金データなどの永続データの維持管理をおこ
なう。
【0040】また、プログラムファクトリ206は、ソ
フトウエアの組立表とソフトウエア部品および互換表か
らプログラム実行のための初期化をおこなう。すなわ
ち、静的に存在するソフトウエア部品をRAM上へ展開
し(オブジェクト指向プログラミングにおけるインスタ
ンスの生成)、何らかのメッセージを受け取る(オブジ
ェクト指向プログラミングにおけるメソッドコール)こ
とにより動作可能な状態にしておく。
【0041】(2.カーネル層210)カーネル層21
0は、通常OSのカーネルとして組み込まれ、各種デバ
イスを抽象化してアプリケーションに対しサービスを提
供するものであり、アプリケーション層はカーネル層に
対しシステムコールすることにより動作する。
【0042】カーネル層210は、仮想メモリ211
と、実行プロセス212と、ファイルシステム213
と、ソケット214と、仮想マシン215と、を有し、
さらに、仮想マシン215は、実行管理216と、モー
ド管理217を有する。
【0043】(3.ドライバ層220)ドライバ層22
0は、各種ハードウエアを駆動するための制御を実行す
る機能ブロックの集まりである。ドライバ層220に
は、メモリ管理ドライバ221、プロセス管理ドライバ
222、ファイル管理ドライバ223,ネットワークド
ライバ224,一体型コピードライバ225、ブロッキ
ングデバイスドライバ226、ページデバイスドライバ
227と、を有する。
【0044】(4.ハードウエア層230)ハードウエ
ア層230は、装置内に存在する制御可能なリソースの
集合である。ハードウエア層230には、たとえば、メ
モリ管理ドライバ221により制御されるRAM23
1,プロセス管理ドライバ222により制御されるRA
M232、ファイル管理ドライバ223により制御され
る記憶装置(NVRAM)233、ネットワークドライ
バ224により制御されるネットワークインターフェー
ス234等から構成される。
【0045】また、一体型コピードライバ225、ブロ
ッキング・デバイス・ドライバ226、ページ・デバイ
ス・ドライバ227により制御されるスキャナ235、
画像バス236、プロッタ237等も含む構成である。
【0046】(ソフトウエア部品(コンポーネント)の
表現および意味)つぎに、ソフトウエア部品(コンポー
ネント)の表現および意味について説明する。図3〜図
5は、本実施の形態に係るユーザー・インターフェース
制御装置のソフトウエア部品の表現およびその意味を示
す説明図である。ここで、ソフトウエア部品とは、ユー
ザー・インターフェース制御装置内に存在する制御可能
なリソースの集合である。
【0047】図3において、矩形で囲まれた記載は部品
を構成するプリミティブな部分を示す部分名である。部
分名としては、たとえば、「ダイアログ(Dialo
g)」、「ディスプレイ・エリア(Display A
rea)」、「ポップアップ・ダイアログ(PopUp
_Dialog)」「フロー・ダイアログ(Flow_
Dialog)」、「オペレーション・フロー(Ope
ration_Flow)」、「オペレーション・フロ
ー・スペック(Operation_Flow_Spe
c)」、「コンポ(Compo)」、「コンポ・アクシ
ョン(Compo_Action)」、「トランジショ
ン(Transition)」、「ディシジョン・コン
トロール(Decision_Control)」等が
あり、それぞれ、それらの名称に関連するソフトウエア
部品の機能を実現する。
【0048】図4において、矢印は各(プリミティブ
な)部分の他の部分との多重度を示すものであり、多重
度としては1:1、1:0以上等が考えられる。また、
矢印間の記載が関係名であり、(プリミティブな)部分
同どうしの関係を示すものである。関係名としては、た
とえば、「表示する」、「持つ」、「構成する」、「決
める」等があり、それぞれの部分は、それらの名称に関
連する関係を保っている。
【0049】図5において、記載された記号は、「is
a関係」を示す。「is a関係」とは、オブジェク
トどうしのつながりの関係の一種であり、クラス間の概
念的な包括関係を示している。すなわち、上(親)のオ
ブジェクトを下(子)のオブジェクトが継承することを
表している。
【0050】(部品構造例)つぎに、ユーザー・インタ
ーフェース制御装置周辺のソフトウエア部品の構造につ
いて説明する。図6は、本実施の形態に係るユーザー・
インターフェース制御装置周辺のソフトウエア部品の構
造を示す説明図である。
【0051】図6における部品構造例は、ダイアログ部
品601、ディスプレイ・エリア部品602、ポップア
ップ・ダイアログ部品603、フロー・ダイアログ部品
604、コンポ部品605、コンポ・アクション部品6
06、オペレーション・フロー部品607、オペレーシ
ョン・フロー・スペック部品608、トランジション部
品609、デシジョン・コントロール部品610の各ソ
フトウエア部品から構成される。
【0052】上記の部品構造例において、ダイアログ部
品601とコンポ部品605との関係について説明す
る。ダイアログ部品601は、画面自体を表す部品であ
り、ポップアップ・ダイアログ部品603、フロー・ダ
イアログ部品604により構成される。また、コンポ部
品605は、画面構成要素を表す部品である。これらの
ダイアログ部品601とコンポ部品605を分離して構
成している。これが、関係名でいうところの「持つ」に
該当する。
【0053】また、コンポ部品605とコンポ・アクシ
ョン部品606とを分離して構成している。コンポ・ア
クション部品606とは、画面構成要素への入力に対す
る制御をおこなう部品である。さらに、コンポ・アクシ
ョン部品606は、画面の推移を表すトランジション部
品609とシステム情報の決定の操作を制御するデシジ
ョン・コントロール部品610とにより構成される。こ
れが、「is a関係」に該当する。
【0054】ここでも、トランジション部品609とデ
シジョン・コントロール部品610とを分離して構成し
ている。これが同様に、関係名でいうところの「持つ」
に該当する。
【0055】また、上記ポップアップ・ダイアログ部品
603は、ポップアップ画面に表示を制御する部品であ
り、上記フロー・ダイアログ部品604は、操作フロー
に属する画面の表示を制御する部品である。さらに、ポ
ップアップ・ダイアログ部品603とフロー・ダイアロ
グ部品604とを分離して構成している。すなわち、ダ
イアログ部品601と、ポップアップ・ダイアログ部品
603およびフロー・ダイアログ部品604とが、「i
s a関係」を構成する。
【0056】(システム情報変更、画面推移手順)ユー
ザー操作によりシステム情報が変更され、画面遷移がお
こなわれる手順について説明する。図7は、本実施の形
態に係るユーザー・インターフェース制御装置のシステ
ム情報変更の処理の手順を示すフローチャートである。
【0057】図7のフローチャートにおいて、まず、オ
ペレーション・フロー・スペック部品608により、オ
ペレーションフローを構成する画面の数、画面間の遷移
構造に従って、それぞれ、夫々オペレーション・フロー
部品607、ダイアログ部品601、トランジション部
品609、デシジョン.コントロール部品610の各オ
ブジェクトを生成し(ステップS701)、各オブジェ
クトを関連付ける(ステップS702)。なお、オペレ
ーションフローを構成する画面の数、画面間の遷移構造
は、システム初期化時にあらかじめ決められている。
【0058】つぎに、ユーザー操作によるキーイベント
が発生したか否かを判断する(ステップS703)。こ
こで、キーイベントの発生を待って、キーイベントの発
生があった場合は、コンポ・アクション部品606に処
理の開始が通知される(ステップS704)。
【0059】つぎに、処理開始が通知されたオブジェク
トがトランジションであるか、あるいは、デシジョンで
あるかを判断する(ステップS705)。ここで、コン
ポ・アクション部品606の実体はトランジション部品
609もしくはデシジョン・コントロール部品610な
ので、処理開始が通知されたオブジェクトがトランジシ
ョンの場合(ステップS705「トランジション」)
は、図8に示す画面推移の処理に移行する。
【0060】一方、処理開始が通知されたオブジェクト
がデシジョンの場合(ステップS705「デシジョ
ン」)は、デシジョン・コントロール部品610が、上
記ユーザー操作によりおこなわれた入力を元にシステム
情報の操作を処理(ステップS706)し、ステップS
703へ移行し、以後、ステップS703〜ステップS
707の処理を繰り返しおこなう。
【0061】つぎに、画面推移の処理の内容について説
明する。図8は、本実施の形態に係るユーザー・インタ
ーフェース制御装置の画面推移の処理の手順を示すフロ
ーチャートである。図8のフローチャートにおいて、処
理開始が通知されたオブジェクトがトランジションの場
合に、トランジション部品609から推移先のダイアロ
グ部品604に対してActivateメッセージが通
知される(ステップS801)。
【0062】つぎに、ダイアログ部品604は、ディス
プレイ・エリア部品602に対して表示要求をおこなう
(ステップS802)。ここで、ディスプレイ・エリア
部品602からダイアログ部品601に対して表示許可
が通知されたか否かを判断する(ステップS803)。
【0063】ステップS803において、ディスプレイ
・エリア部品602からダイアログ部品601に対して
表示許可が通知されるのを待って、表示許可が通知され
た場合(ステップS803肯定)は、ダイアログ部品6
01は、保持しているコンポ部品605に対してDra
wメッセージを通知する(ステップS804)。
【0064】つぎに、ステップS804においてDra
wメッセージを受けたコンポ部品605は、図示を省略
する表示デバイスに対して表示処理をおこない(ステッ
プS805)、一つの画面が表示される。これにより、
画面推移の一連の処理は終了する。
【0065】つぎに、操作フローに属する画面を表示中
にアラート画面等のポップアップ画面の表示要求がアプ
リケーションから発生した場合の処理について説明す
る。図9は、本実施の形態に係るユーザー・インターフ
ェース制御装置の画面推移の別の処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0066】図9のフローチャートにおいて、まず、操
作フローに属する画面を表示する(ステップS90
1)。つぎに、アラート画面等のポップアップ画面の表
示要求があったか否かを判断する(ステップS90
2)。ここで、ポップアップ画面の表示要求があった場
合(ステップS902肯定)は、ディスプレイ・エリア
部品602は、ステップS902において表示要求があ
ったポップアップ画面のプライオリティを、現在、表示
している操作フロー画面のプライオリティと比較する
(ステップS903)。
【0067】ここで、比較の結果、ポップアップ画面の
プライオリティが高い場合(ステップS903肯定)
は、当該ポップアップ画面を表示する(ステップS90
4)。さらに、ポップアップ画面の表示要求が解除され
るのを待って、解除された場合(ステップS905肯
定)は、上記ポップアップ画面を消去し(ステップS9
06)、図7のステップS703へ移行する。これによ
り、現在表示待ちの画面を対象に、上記処理を繰り返す
ことになる。
【0068】画面のプライオリティ情報については、フ
ロー・ダイアログ部品604の場合は、オペレーション
・フロー部品607が持っており、ポップアップ・ダイ
アログ部品603の場合はポップアップ・ダイアログ部
品606自身が持つことになる。
【0069】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、全体としてソフトウエア部品の構成を、制御対象と
制御方法に分離することにより、再利用性が上がり、メ
ンテナンスしやすくなるので、再利用しやすいソフトウ
エア部品となり、ソフトウエア開発者の負担を軽減し、
開発効率をあげることが可能となる。
【0070】また、本実施の形態によれば、画面自体を
表すダイアログ部品601と画面の画面構成要素を表す
コンポ部品605とを分離し、互いに協調動作する独立
した部品として構成するので、画面と、その画面構成要
素を、独立のソフトウエア・コンポーネントにより制御
することができ、アプリケーションに依存する画面仕様
の変更を局所化することができる。
【0071】また、本実施の形態によれば、画面の画面
構成要素を表すコンポ部品605と、画面の画面構成要
素への入力に対する制御をおこなうコンポ・アクション
部品606とを分離し、互いに強調動作する独立した部
品として構成するので、画面構成要素と、画面構成要素
に対するユーザー操作を、独立のソフトウエア・コンポ
ーネントにより制御することができる。
【0072】また、本実施の形態によれば、画面の画面
構成要素への入力に対する制御をおこなうコンポ・アク
ション部品606が、前記画面の推移を表すトランジシ
ョン部品609と、トランジション部品609と分離し
た、システム情報の決定の操作を制御するデシジョン・
コントロール部品610とを有し、トランジション部品
609および/またはデシジョン・コントロール部品6
10が、コンポ部品605と互いに強調動作する独立し
た部品として構成するので、ユーザー操作をさらに画面
遷移に依存する制御とシステム情報操作に依存する制御
を、分離した独立のソフトウエア・コンポーネントによ
りおこなうことができ、またその変更内容は局所化され
る。これにより、画面の表示制御に関する再利用性を向
上することができる。
【0073】たとえば、ボタンを押した際の処理を変更
する場合等、その変更内容を局所化することができる。
これにより、アプリケーションに依存せずに再利用性を
向上させることができる。
【0074】また、本実施の形態によれば、画面の画面
構成要素を表すダイアログ部品601が、操作フローに
属する画面の表示を制御するフロー・ダイアログ部品6
04と、フロー・ダイアログ部品604と分離した、ポ
ップアップ画面の表示を制御するポップアップ・ダイア
ログ部品603とを有し、フロー・ダイアログ部品60
4とポップアップ・ダイアログ部品603とが、互いに
強調動作する独立した部品として構成するので、オペレ
ーション操作フローの表示制御とポップアップ画面の表
示制御を、分離した独立のソフトウエア・コンポーネン
トによりおこなうことができる。具体的には、画面の表
示優先順位が変更になった場合等、操作フローと独立に
変更することができ、またその変更内容は局所化され
る。
【0075】これにより、中・長期的なソフトウエア開
発効率を改善することができる。また、操作部を有しオ
ペレーターと情報交換をおこなうソフトウエアシステム
において、その問題領域特有の部品化をおこなうことに
よりソフトウエアの再利用性を向上させることができ
る。
【0076】上記実施の形態の応用分野として、たとえ
ば、複写機やファクシミリ等のOA機器の操作部、その
他、操作パネル等を有する装置の操作部等にもちいるこ
とができる。
【0077】なお、本実施の形態で説明したユーザー・
インターフェース制御方法は、あらかじめ用意されたプ
ログラムをパーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等のコンピュータで実行することにより実現される。
このプログラムは、ハードウエアディスク、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM、MO、DVD等
のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、
コンピュータによって記録媒体から読み出されることに
よって実行される。またこのプログラムは、上記記録媒
体を介して、ネットワークを介して配布することができ
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、前記出力手段の画面自体を表すソフトウ
エア・コンポーネントと前記画面の画面構成要素を表す
ソフトウエア・コンポーネントとを分離し、互いに協調
動作する独立した部品として構成するので、画面と、そ
の画面構成要素を、独立のソフトウエア・コンポーネン
トにより制御することができ、これにより、ソフトウエ
ア部品の再利用を可能とし、効率的なソフトウエアの活
用を図ることが可能なユーザー・インターフェース制御
装置が得られるという効果を奏する。
【0079】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記出力手段の画面の画面構成要素を表すソフトウエア・
コンポーネントと、前記画面の画面構成要素への入力に
対する制御をおこなうソフトウエア・コンポーネントと
を分離し、互いに強調動作する独立した部品として構成
するので、画面構成要素と、画面構成要素に対するユー
ザー操作を、独立のソフトウエア・コンポーネントによ
り制御することができ、これにより、ソフトウエア部品
の再利用を可能とし、効率的なソフトウエアの活用を図
ることが可能なユーザー・インターフェース制御装置が
得られるという効果を奏する。
【0080】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明において、前記画面の画面構成要素
への入力に対する制御をおこなうソフトウエア・コンポ
ーネントが、前記画面の推移を表すソフトウエア・コン
ポーネントと、前記画面の推移を表すソフトウエア・コ
ンポーネントと分離した、システム情報の決定の操作を
制御するソフトウエア・コンポーネントとを有し、前記
画面の推移を表すソフトウエア・コンポーネントおよび
/または前記システム情報の決定を表すソフトウエア・
コンポーネントが、前記画面の画面構成要素を表すソフ
トウエア・コンポーネントと互いに強調動作する独立し
た部品として構成するので、ユーザー操作をさらに画面
遷移に依存する制御とシステム情報操作に依存する制御
を、分離した独立のソフトウエア・コンポーネントによ
りおこなうことができ、これにより、ソフトウエア部品
の再利用を可能とし、効率的なソフトウエアの活用を図
ることが可能なユーザー・インターフェース制御装置が
得られるという効果を奏する。
【0081】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1〜3に記載の発明において、前記画面自体を表す
ソフトウエア・コンポーネントが、操作フローに属する
画面の表示を制御するソフトウエア・コンポーネント
と、前記操作フローに属する画面の表示を制御するソフ
トウエア・コンポーネントと分離した、ポップアップ画
面の表示を制御するソフトウエア・コンポーネントとを
有し、前記操作フローに属する画面の表示を制御するソ
フトウエア・コンポーネントとポップアップ画面の表示
を制御するソフトウエア・コンポーネントとが、互いに
強調動作する独立した部品として構成するので、オペレ
ーション操作フローの表示制御とポップアップ画面の表
示制御を、分離した独立のソフトウエア・コンポーネン
トによりおこなうことができ、これにより、ソフトウエ
ア部品の再利用を可能とし、効率的なソフトウエアの活
用を図ることが可能なユーザー・インターフェース制御
装置が得られるという効果を奏する。
【0082】また、請求項5に記載の発明によれば、前
記出力工程における出力画面自体を表す工程と、前記画
面の画面構成要素を表す工程とを、互いに協調動作する
独立したソフトウエア・コンポーネントにより実行する
ので、画面と、その画面構成要素を、独立のソフトウエ
ア・コンポーネントにより制御することができ、これに
より、ソフトウエア部品の再利用を可能とし、効率的な
ソフトウエアの活用を図ることが可能なユーザー・イン
ターフェース制御方法が得られるという効果を奏する。
【0083】また、請求項6に記載の発明によれば、前
記出力工程における出力画面の画面構成要素を表す工程
と、前記出力画面の画面構成要素への入力に対する制御
をおこなう工程とを、互いに強調動作する独立したソフ
トウエア・コンポーネントにより実行するので、画面構
成要素と、画面構成要素に対するユーザー操作を、独立
のソフトウエア・コンポーネントにより制御することが
でき、これにより、ソフトウエア部品の再利用を可能と
し、効率的なソフトウエアの活用を図ることが可能なユ
ーザー・インターフェース制御方法が得られるという効
果を奏する。
【0084】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項6に記載の発明において、前記出力画面の画面構成
要素への入力に対する制御をおこなう工程が、前記出力
画面の推移を表す工程と、前記画面の推移を表す工程と
分離した、システム情報の決定の操作を制御する工程と
を含み、前記画面の推移を表す工程および/または前記
システム情報の決定を表す工程を、前記画面の画面構成
要素を表す工程と互いに強調動作する独立したソフトウ
エア・コンポーネントにより実行するので、ユーザー操
作をさらに画面遷移に依存する制御とシステム情報操作
に依存する制御を、分離した独立のソフトウエア・コン
ポーネントによりおこなうことができ、これにより、ソ
フトウエア部品の再利用を可能とし、効率的なソフトウ
エアの活用を図ることが可能なユーザー・インターフェ
ース制御方法が得られるという効果を奏する。
【0085】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項5〜7に記載の発明において、前記画面自体を表す
工程が、操作フローに属する画面の表示を制御する工程
と、前記操作フローに属する画面の表示を制御する工程
と分離した、ポップアップ画面の表示を制御する工程と
を有し、前記操作フローに属する画面の表示を制御する
工程とポップアップ画面の表示を制御する工程とを、互
いに強調動作する独立したソフトウエア・コンポーネン
トにより実現するので、オペレーション操作フローの表
示制御とポップアップ画面の表示制御を、分離した独立
のソフトウエア・コンポーネントによりおこなうことが
でき、これにより、ソフトウエア部品の再利用を可能と
し、効率的なソフトウエアの活用を図ることが可能なユ
ーザー・インターフェース制御方法が得られるという効
果を奏する。
【0086】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項5〜8に記載された方法をコンピュータに実行させ
るプログラムを記録したことで、そのプログラムを機械
読み取り可能となり、これによって、請求項5〜8の動
作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒
体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態に係るユーザー・イン
ターフェース制御装置を構成するイメージ入出力装置の
ハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るユーザー・インターフェー
ス制御装置の内部に組み込まれたソフトウエアの構造を
示す説明図である。
【図3】本実施の形態に係るユーザー・インターフェー
ス制御装置のソフトウエア部品の表現およびその意味を
示す説明図である。
【図4】本実施の形態に係るユーザー・インターフェー
ス制御装置のソフトウエア部品の表現およびその意味を
示す別の説明図である。
【図5】本実施の形態に係るユーザー・インターフェー
ス制御装置のソフトウエア部品の表現およびその意味を
示す別の説明図である。
【図6】本実施の形態に係るユーザー・インターフェー
ス制御装置周辺のソフトウエア部品の構造を示す説明図
である。
【図7】本実施の形態に係るユーザー・インターフェー
ス制御装置のシステム情報変更の処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本実施の形態に係るユーザー・インターフェー
ス制御装置の画面推移の処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図9】本実施の形態に係るユーザー・インターフェー
ス制御装置の画面推移の別の処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100 イメージ入出力装置 101 プロセッサ(CPU) 102 ROM 103 RAM 104 NVRAM 105 操作パネル 106 パネル制御部 107 スキャン/プリントエンジン 108 エンジン制御部 109 記憶装置 110 ディスクドライバ 111 通信制御部 112 モデム 113 ホストI/F 150、160 パーソナルコンピュータ 170 ネットワーク 200 アプリケーション層 201 オペレーションマネージャ 202 ドキュメントマネージャ 203 サービスマネージャ 204 デバイスマネージャ 205 データベースマネージャ 206 プログラムファクトリ 210 カーネル層 220 ドライバ層 230 ハードウエア層 601 ダイアログ部品 602 ディスプレイ・エリア部品 603 ポップアップ・ダイアログ部品 604 フロー・ダイアログ部品 605 コンポ部品 606 コンポ・アクション部品 607 オペレーション・フロー部品 608 オペレーション・フロー・スペック部品 609 トランジション部品 610 デシジョン・コントロール部品

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーターからの要求を入力する入力
    手段と、前記入力手段により入力されたオペレーターの
    要求を理解・実行し、その結果をオペレーターに対して
    出力する出力手段と、を備えたユーザー・インターフェ
    ース制御装置において、 前記出力手段の画面自体を表すソフトウエア・コンポー
    ネントと前記画面の画面構成要素を表すソフトウエア・
    コンポーネントとを分離し、互いに協調動作する独立し
    た部品として構成することを特徴とするユーザー・イン
    ターフェース制御装置。
  2. 【請求項2】 オペレーターからの要求を入力する入力
    手段と、前記入力手段により入力されたオペレーターの
    要求を理解・実行し、その結果をオペレーターに対して
    出力する出力手段と、を備えたユーザー・インターフェ
    ース制御装置において、 前記出力手段の画面の画面構成要素を表すソフトウエア
    ・コンポーネントと、前記画面の画面構成要素への入力
    に対する制御をおこなうソフトウエア・コンポーネント
    とを分離し、互いに強調動作する独立した部品として構
    成することを特徴とするユーザー・インターフェース制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記画面の画面構成要素への入力に対す
    る制御をおこなうソフトウエア・コンポーネントは、前
    記画面の推移を表すソフトウエア・コンポーネントと、
    前記画面の推移を表すソフトウエア・コンポーネントと
    分離した、システム情報の決定の操作を制御するソフト
    ウエア・コンポーネントとを有し、 前記画面の推移を表すソフトウエア・コンポーネントお
    よび/または前記システム情報の決定を表すソフトウエ
    ア・コンポーネントは、前記画面の画面構成要素を表す
    ソフトウエア・コンポーネントと互いに強調動作する独
    立した部品として構成することを特徴とする請求項2に
    記載のユーザー・インターフェース制御装置。
  4. 【請求項4】 前記画面自体を表すソフトウエア・コン
    ポーネントは、操作フローに属する画面の表示を制御す
    るソフトウエア・コンポーネントと、前記操作フローに
    属する画面の表示を制御するソフトウエア・コンポーネ
    ントと分離した、ポップアップ画面の表示を制御するソ
    フトウエア・コンポーネントとを有し、 前記操作フローに属する画面の表示を制御するソフトウ
    エア・コンポーネントとポップアップ画面の表示を制御
    するソフトウエア・コンポーネントとは、互いに強調動
    作する独立した部品として構成することを特徴とする請
    求項1〜3に記載のユーザー・インターフェース制御装
    置。
  5. 【請求項5】 オペレーターからの要求を入力する入力
    工程と、前記入力工程により入力されたオペレーターの
    要求を理解・実行し、その結果をオペレーターに対して
    出力する出力工程と、を含むユーザー・インターフェー
    ス制御方法において、 前記出力工程における出力画面自体を表す工程と、前記
    画面の画面構成要素を表す工程とを、互いに協調動作す
    る独立したソフトウエア・コンポーネントにより実行す
    ることを特徴とするユーザー・インターフェース制御方
    法。
  6. 【請求項6】 オペレーターからの要求を入力する入力
    工程と、前記入力工程により入力されたオペレーターの
    要求を理解・実行し、その結果をオペレーターに対して
    出力する出力工程と、を含むユーザー・インターフェー
    ス制御方法において、 前記出力工程における出力画面の画面構成要素を表す工
    程と、前記出力画面の画面構成要素への入力に対する制
    御をおこなう工程とを、互いに強調動作する独立したソ
    フトウエア・コンポーネントにより実行することを特徴
    とするユーザー・インターフェース制御方法。
  7. 【請求項7】 前記出力画面の画面構成要素への入力に
    対する制御をおこなう工程は、前記出力画面の推移を表
    す工程と、前記画面の推移を表す工程と分離した、シス
    テム情報の決定の操作を制御する工程とを含み、 前記画面の推移を表す工程および/または前記システム
    情報の決定を表す工程を、前記画面の画面構成要素を表
    す工程と互いに強調動作する独立したソフトウエア・コ
    ンポーネントにより実行することを特徴とする請求項6
    に記載のユーザー・インターフェース制御方法。
  8. 【請求項8】 前記画面自体を表す工程は、操作フロー
    に属する画面の表示を制御する工程と、前記操作フロー
    に属する画面の表示を制御する工程と分離した、ポップ
    アップ画面の表示を制御する工程とを含み、 前記操作フローに属する画面の表示を制御する工程とポ
    ップアップ画面の表示を制御する工程とを、互いに強調
    動作する独立したソフトウエア・コンポーネントにより
    実行することを特徴とする請求項5〜7に記載のユーザ
    ー・インターフェース制御方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項5〜8に記載された方法をコ
    ンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP11125058A 1999-04-30 1999-04-30 ユーザー・インターフェース制御装置、ユーザー・インターフェース制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2000315152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11125058A JP2000315152A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 ユーザー・インターフェース制御装置、ユーザー・インターフェース制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11125058A JP2000315152A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 ユーザー・インターフェース制御装置、ユーザー・インターフェース制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000315152A true JP2000315152A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14900788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11125058A Pending JP2000315152A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 ユーザー・インターフェース制御装置、ユーザー・インターフェース制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000315152A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003216310A (ja) * 2001-09-28 2003-07-31 Ricoh Co Ltd キー操作監視方法、描画情報取得方法、キー操作再生方法、これらの方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置
JP2006221671A (ja) * 2001-09-28 2006-08-24 Ricoh Co Ltd キー操作再生方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置
JP2009273051A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、及び、画面描画制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003216310A (ja) * 2001-09-28 2003-07-31 Ricoh Co Ltd キー操作監視方法、描画情報取得方法、キー操作再生方法、これらの方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置
JP2006221671A (ja) * 2001-09-28 2006-08-24 Ricoh Co Ltd キー操作再生方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置
JP2009273051A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、及び、画面描画制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100328959B1 (ko) 사용자 인터페이스 장치 및 조작방법
EP1999557A1 (en) Printing controller,gui display method, printer driver, and recording medium
JP2005316770A (ja) ジョブ情報管理システム及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体
US7663778B2 (en) Document processor, image forming apparatus, document processing method, and computer program
US20080307428A1 (en) Image forming apparatus, application execution method, and storage medium
JP5150117B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びアプリケーションプログラム
JP2021180361A (ja) 情報処理装置とその制御方法、及びプログラム
JP2006229582A (ja) 文書処理装置、画像形成装置及び文書処理プログラム
US6516304B1 (en) System component charging and accounting system
JP2000315152A (ja) ユーザー・インターフェース制御装置、ユーザー・インターフェース制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5057899B2 (ja) 画像形成装置、アプリケーション制御方法、及びアプリケーション制御プログラム
JP2007166426A (ja) 画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラム
JP2022032145A (ja) 情報処理システム、処理実行システム、処理実行方法、プログラム
JP4450699B2 (ja) リクエスト管理装置、画像形成装置、ジョブ処理指示方法およびジョブ処理指示プログラム
JP2002314731A (ja) ドキュメント処理アプリケーション構築方法
JP2001125778A (ja) ユーザインターフェースシステム、ユーザインターフェースシステムを備えた情報処理装置
JP2007034486A (ja) ユーザインターフェース装置、ソフトウェア部品管理方法、及びソフトウェア部品管理プログラム
JP2006085493A (ja) 画面遷移制御プログラムおよび画像形成装置
JP2005173764A (ja) サービス処理装置
JP2006087028A (ja) アドレス帳管理プログラムおよび画像形成装置
JP2007082012A (ja) アドレス管理装置、アドレス管理方法及びアドレス管理プログラム
JP2000341503A (ja) データ生成方法及び画像処理システム
JP2001134426A (ja) ユーザインターフェースシステム、ユーザインターフェースシステムを備えた情報処理装置
JP2004054683A (ja) ユーザインタフェース装置及びソフトウェア部品管理方法
JP2007041968A (ja) ユーザインターフェース装置、ユーザインターフェース管理方法、及びユーザインターフェース管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060905