JP2000314676A - 光パルス発生器 - Google Patents

光パルス発生器

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JP2000314676A
JP2000314676A JP11123395A JP12339599A JP2000314676A JP 2000314676 A JP2000314676 A JP 2000314676A JP 11123395 A JP11123395 A JP 11123395A JP 12339599 A JP12339599 A JP 12339599A JP 2000314676 A JP2000314676 A JP 2000314676A
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optical
pulse
light
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ビラハムパル シング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構造を有する光パルス発生器を提供す
ること。 【解決手段】 励起光源12から出射される励起光によ
って光増幅媒体14が励起され、光増幅媒体14から自
然放出光が出射される。光ループ内に設けられたAOス
イッチ20の0次光出力端子側を所定周期で低損失状態
にすることにより、光ループ内を周回して階段状に強度
が増す光パルスが生成される。その後、一時的にAOス
イッチ20の1次光出力端子側を低損失状態にすること
により、任意のパルス幅を有する光パルスが生成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光増幅媒体として
の光ファイバを含んで構成されたリングレーザを用いて
光パルスを発生する光パルス発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】光パルス発生器を光線路の伝送損失を測
定するOTDR(Optical Time Domain Reflectmetry)
測定装置の光源として用いた場合、光源から出力される
光パルスの性能として、長距離まで測定可能であること
と、距離分解能が高精度であることが要求される。測定
可能距離を拡大するためにはパルス幅の広い高出力の光
パルスが必要であり、また、距離分解能を向上させるた
めには狭いパルス幅の光パルスが必要となる。
【0003】従来から、光増幅媒体としての光ファイバ
を用いて光ループを形成した光ファイバリングレーザに
よって所定の光パルスを発生させる光パルス発生器が知
られている。例えば、特開平6−249750号公報に
はQスイッチリングレーザと光スイッチ等を組み合わせ
た光パルス発生器が開示されている。この光パルス発生
器は、リングレーザを用いることにより1周回する毎に
強度が増す多段状の光を発生し、これを別の光スイッチ
を通すことにより波形整形を行って、所定のパルス幅を
有する光パルスを生成している。
【0004】上述した光パルス発生器は、リングレーザ
から取り出した光に対して波形整形を行うために別の光
スイッチを備えているため、構成が複雑になる。これを
解決する従来例としては、特開平5−206556号公
報に開示された光パルス発生器(光ファイバパルス発振
器)が知られている。
【0005】図3は、特開平5−206556号公報に
開示された光パルス発生器の構成を示す図である。この
光パルス発生器200は、方向性結合器210、アイソ
レータ212、光スイッチ214、光増幅ファイバ21
6をループ状に接続した構成を有している。励起光源2
18の出力光がループを1周する時間と同期して光スイ
ッチ214の入力端子Aと出力端子Bの間を複数回オン
オフして、ループを周回する光パルスを増幅した後に、
光スイッチ214の出力端子Bと出力端子Cとを切り換
えて光パルスを取り出している。
【0006】図4は、光スイッチのオンオフタイミング
と光パルス波形との関係を示す図である。図4(a)
は、光スイッチ214のオンオフタイミングであり、例
えば光が1周回する時間が1μsであり、この周期で2
00nsだけ繰り返しオン状態になる。図4(b)は、
光スイッチ214の入力端子Aに入力される光パルスの
波形を示しており、光スイッチ214のオンタイミング
に同期して、不連続な光パルスの強度が増加する。図4
(c)は光スイッチ214の出力端子Bから出力される
光パルスの波形を示しており、図4(d)は光スイッチ
214の出力端子Cから出力される光パルスの波形を示
している。所定の期間(例えば9μs)の間は光スイッ
チ214の出力端子B側をオンオフすることにより、図
4(c)に示すように、周回する光パルスの増幅を行
い、その後、出力端子Cをオンすることにより、図4
(d)に示すように、増幅後の光パルスをループの外部
に取り出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示し
た従来の光パルス発生器200では、1つの光スイッチ
214を用いて出力パルスを生成しているが、実際には
出力端子B側をオンオフする動作と、出力端子C側をオ
ンする動作とを別々のタイミングで制御する必要があ
り、制御機構が複雑になる。例えば、出力端子Bのオン
オフタイミングを制御する第1の制御信号と、光パルス
の出力先を出力端子B側から出力端子C側に切り換える
第2の制御信号とが必要になり、これらを光スイッチ2
14に入力するために少なくとも2本の接続線が必要に
なる。また、光スイッチ214自体も、少なくとも3つ
の状態(出力端子Cがオフ状態で出力端子Bがオン状態
あるいはオフ状態と、出力端子Cがオン状態で出力端子
Bがオフ状態)を有する必要があるため、その構造が複
雑になる。
【0008】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、単純な構造を有する光パル
ス発生器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載された光パルス発生器は、光源
から入射される光によって励起されるとともに周回する
光を増幅する光増幅媒体と、この光増幅媒体から出射さ
れる光を所定の周期でオンオフする光スイッチング手段
とをループ状に接続したリングレーザと、前記光スイッ
チング手段のオンオフ動作を制御するタイミング制御手
段とを備える光パルス発生器において、前記光スイッチ
ング手段を音響光学スイッチで構成し、0次光出力端子
を前記ループ側に接続するとともに、1次光出力端子か
ら光パルスを取り出している。また、前記タイミング制
御手段は、前記音響光学スイッチの前記0次光出力端子
側を周期的に低損失状態にするとともに、この低損失状
態が終了する直前に、光が前記ループを1周回する時間
以下の時間だけ前記0次光出力端子側を高損失状態に制
御する。
【0010】音響光学スイッチの0次光出力端子側をル
ープに接続して、この0次光出力端子側を周期的に低損
失状態にしてQスイッチ動作を行わせると、この低損失
状態においてループを周回する光が次第に増幅され、多
段状の光パルスが生成される。このような低損失状態が
終了する前の所定時間だけ0次光出力端子側を高損失に
することにより、すなわち、1次光出力端子側を低損失
状態にすることにより、単独の光パルスが1次光出力端
子から出力される。一般に、音響光学スイッチの1次光
出力端子側は、高損失時(最大減衰時)の減衰量が60
dB以上となるため、その後一時的に低損失状態になっ
たときにこの1次光出力端子から出力される光パルス
は、広いダイナミックレンジを有する。また、1次光出
力端子側よりも0次光出力端子側の減衰量の方が少ない
ため、1次光出力端子側をループに接続する場合に比べ
て、光パルスのピーク出力を高くすることができる。
【0011】特に、音響光学スイッチに上述した動作を
させるためにタイミング制御手段から出力する信号は、
1次光出力端子側(あるいは0次光出力端子側)をオン
オフする指示を行う1種類の信号だけでよいため、接続
線の数を低減するとともに制御機構を簡略化することが
できる。
【0012】また、請求項2に記載された光パルス発生
器において、前記タイミング制御手段は、所定周期で固
定のパルス幅を有するパルス信号を出力するパルス発生
器と、前記パルス発生器からのパルス信号の出力タイミ
ングに同期して動作し、光が前記ループを複数回周回す
る時間に対応するパルス幅を有する信号を出力するパル
ス幅可変回路と、前記パルス発生器からのパルス信号の
出力タイミングに同期して動作し、前記パルス幅可変回
路からの信号の出力が終了した後、光が前記ループを1
周回する時間が経過する前に所定の信号出力するパルス
幅可変・遅延回路と、前記パルス幅可変回路と前記パル
ス幅可変・遅延回路のそれぞれから出力される信号を合
成して、前記光スイッチング手段に送る信号合成手段と
を備えている。パルス発生器によって生成した単純なパ
ルス信号に基づいてパルス幅の可変と遅延を行うだけで
簡単に駆動信号を生成することができることから、制御
機構の簡略化が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態の光パルス発生器について、図面を参照しながら説明
する。
【0014】図1は、一実施形態の光パルス発生器の構
成を示す図である。図1に示す光パルス発生器100
は、駆動電流制御回路10、光ファイバ11、励起光源
12、波長多重光合波器13、光増幅媒体14、光フィ
ルタ16、音響光学スイッチ(AOスイッチ)20、駆
動信号生成回路30を含んで構成されている。
【0015】光増幅媒体14は、希土類元素が添加され
た光ファイバで構成されており、励起光源12から出力
される所定波長の励起光によって励起される。添加され
る希土類元素としてエルビウム(Er)を用いる場合に
は、励起光源12として、1.48μmの波長の半導体
レーザを用いることによって、光増幅媒体14が励起さ
れる。また、励起光源12には駆動電流制御回路10が
接続されており、半導体レーザの駆動電流を変化させる
ことにより、励起光源12から出力される励起光の強度
が調整可能になっている。光増幅媒体14を励起する励
起光の強度を調整することにより、生成する光パルスの
波長が変化して各波長に対応した光増幅媒体14のゲイ
ンが一定しない場合であっても、ある波長範囲(例えば
1530nm〜1565nm)においてピークパワーが
ほぼ一定の光パルスを生成することが可能になる。
【0016】波長多重光合波器13は、2つの入力端子
を有し、励起光源12の出力端が一方の入力端子に接続
されており、励起光源12から出力される光が光増幅媒
体14に導かれる。光フィルタ16は、光増幅媒体14
から出力される光が入力されており、所定の波長成分を
通過させる。この通過させる光の波長は、所定の範囲
(例えば1530nm〜1565nmの範囲)内で任意
に設定可能であり、この設定を変えることにより、本実
施形態の光パルス発生器100によって生成される光パ
ルスの波長を変更することができる。
【0017】AOスイッチ20は、1次光出力端子と0
次光出力端子とを有しており、駆動信号生成回路30か
ら出力される駆動用の制御信号に応じてオンオフ動作を
行う。例えば、駆動用の制御信号は、ハイレベルとロー
レベルの2つの状態を有しており、0次光出力端子側で
は、ハイレベルのときに高損失状態(例えば7dB)
に、ローレベルのときに低損失状態(例えば3dB)に
なる。また、1次光出力端子側では、その関係が反対に
なり、ハイレベルのときに低損失状態(例えば10dB
以下)に、ローレベルのときに高損失状態(例えば60
dB以上)になる。このAOスイッチ20の1次光出力
端子から出力される光パルスが光アイソレータ21に入
射されており、1次光出力端子から出射される光パルス
が光パルス発生器100の外部に取り出される。
【0018】光アイソレータ21は、2つの端子を有し
ており、一方の端子から他方の端子へは光を通すが、そ
の反対方向の光は遮断する。逆向きの光が存在すると、
光増幅媒体14による光増幅動作が妨げられるため、光
アイソレータ21によってこの反対方向の光が除去され
る。この光アイソレータ21を介して、AOスイッチ2
0から出射された光が波長多重光合波器の他方の入力端
子側に導かれる。
【0019】駆動信号生成回路30は、Qスイッチ動作
を行うために周期的にローレベルとなる駆動信号を生成
する。この駆動信号生成回路30は、パルス発生器3
2、パルス幅可変回路34、パルス幅可変・遅延回路3
6、NOR回路38を含んで構成されている。パルス発
生部32は、光がループを1周回する周期で、所定のパ
ルス幅を有するパルス信号を生成する。パルス幅可変回
路34は、パルス発生器32から固定のパルス幅を有す
るパルス信号が出力されると、このパルス信号に同期
し、光がループを複数回周回する時間に相当する所定の
パルス幅を有する信号を出力する。パルス幅可変・遅延
回路36は、パルス発生器32からパルス信号が出力さ
れると、このパルス信号をパルス幅可変回路34から出
力される信号のパルス幅よりも若干長い時間遅延させた
タイミングで、所定のパルス幅を有する信号を出力す
る。この遅延時間については後述する。NOR回路38
は、パルス幅可変回路34から出力される信号と、パル
ス幅可変・遅延回路36から出力される信号との論理和
を反転した信号を出力する。
【0020】本実施形態の光パルス発生器100では、
波長多重光合波器13、光増幅媒体14、光フィルタ1
6、AOスイッチ20、光アイソレータ21によってリ
ング状の光ループが形成される。この光ループと励起光
源12とが組み合わされて光ファイバリングレーザ(Q
スイッチリングレーザ)が形成される。励起光源12か
ら出射され、波長多重光合波器13を介して光ループ内
に入射される所定の光(励起光)によって光増幅媒体1
4が励起される。この状態で、駆動信号生成回路30か
ら出力される駆動信号によって低損失状態と光損失状態
のタイミングが制御されるAOスイッチ20を所定の周
期で駆動することにより、光増幅媒体14から出射され
て光ループを周回する光が正帰還増幅され、光の周回動
作に対応して階段状(多段状)に強度が増す誘導放出光
が光増幅媒体14から放出される。このとき、光フィル
タ16によって所望の波長成分のみが選択されるため、
この特定の波長成分の光が光ループ内を周回する。
【0021】そして、この階段状の光の強度が飽和また
は減衰する前に、駆動信号生成回路30から出力される
駆動信号によってオンオフ状態が制御されるAOスイッ
チ20の1次光出力端子側を一時的に低損失状態にする
ことにより、階段状の光パルスの最後のステップに対応
させた波形整形を行う。これにより、階段状にパワーが
変化しない単独の光パルスがAOスイッチ20の1次光
出力端子から取り出される。
【0022】上述したAOスイッチ20が光スイッチン
グ手段に、駆動信号生成回路30がタイミング制御手段
に、NOR回路38が信号合成手段にそれぞれ対応す
る。
【0023】本実施形態の光パルス発生器100はこの
ような構成を有しており、次にその動作を説明する。図
2は、駆動信号生成回路30によって生成される信号と
AOスイッチ20の動作状態および各部に入出力される
光パルスの波形等との関係を示す図である。図2
(a)、(b)、(c)は、パルス発生器32、パルス
幅可変回路34、パルス幅可変・遅延回路36のそれぞ
れから出力される信号を示している。パルス発生器32
からは、図2(a)に示す所定周期で固定のパルス幅を
有するパルス信号が出力されている。パルス幅可変回路
34は、図2(a)に示したパルス信号が出力される
と、この出力タイミングに同期し、光がループを複数回
(図2においては例えば4回)周回する時間に対応する
パルス幅を有する信号が出力される(図2(b))。ま
た、パルス幅可変・遅延回路36は、このパルス幅可変
回路34から出力される信号の立ち下がりの後、所定時
間後に立ち上がるパルス信号を出力する(図2
(c))。この所定時間は、光がループを1周回する時
間と同じか、あるいはこれより短い時間に設定される。
【0024】NOR回路38からは、図2(b)に示し
た信号と、図2(c)に示した信号の論理和をさらに反
転した信号が出力され(図2(d))、この信号がAO
スイッチ20に入力される。したがって、AOスイッチ
20は、0次光出力端子側が低損失状態になった後に光
が4周回する間この低損失状態を保つ。したがって、こ
の間、ループ内を周回する光が光増幅媒体14によって
増幅され、図2(e)に示すような階段状に光強度が変
化する光パルスがAOスイッチ20の入力端子に入力さ
れる。その後、図2(d)に示すように、AOスイッチ
20に入力される駆動信号が短時間の間一時的にハイレ
ベルになるため、0次光出力端子側が一時的に高損失状
態に、すなわち1次光出力端子側が低損失状態になるた
め、図2(f)に示す単独の光パルスが1次光出力端子
から出力される。なお、一般にAOスイッチ20の1次
光出力端子側の損失は、駆動信号生成回路30からハイ
レベルの信号が入力されたときに10dB以下となり、
ローレベルの信号が入力されたときに約60dB以上と
なるため、図2(d)に示すように、光が階段状に増幅
されたときに一時的にハイレベルの信号をAOスイッチ
20に入力し、その前後にローレベルの信号を入力する
ことにより、高いダイナミックレンジを有する光パルス
を生成することができる。
【0025】このように、本実施形態の光パルス発生器
100には、0次光出力端子側がループに接続されたA
Oスイッチ20が備わっており、この0次光出力端子側
を周期的に低損失状態にすることにより階段状に光強度
が増す光パルスを得ることができる。このような0次光
出力端子が低損失状態でループを周回する光が増幅され
ている間は、1次光出力端子側の減衰量はこの1次光出
力端子から外部に光パルスが漏れることはほとんどな
い。その後、ループを周回する光の強度が増した後、1
次光出力端子側を所定の時間オン状態(低損失状態)に
することにより、ループを周回していた光が1次光出力
端子を介して光パルス発生器100の外部に取り出され
る。
【0026】特に、本実施形態のリングレーザ内には1
つのAOスイッチ20しか含まれておらず、しかも損失
が少ない0次光出力端子側がループに接続されているた
め、高いピーク出力を有する光パルスを生成することが
可能になる。また、本実施形態では、AOスイッチ20
を駆動するためにハイレベルとローレベルのいずれかの
状態をとる単純な駆動信号が必要になるだけであり、駆
動信号生成回路30とAOスイッチ20との間の接続線
が1本でよいため、制御機構の簡略化が可能になる。
【0027】また、出力される光パルスのパルス幅は、
パルス幅可変回路34から出力される信号が立ち下がっ
た後に、パルス幅可変・遅延回路36から出力される信
号が立ち上がるまでの時間を可変することにより、容易
に変更することができる。
【0028】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、光ル
ープ内に配置された第1の光スイッチング手段を所定の
周期でオンオフすることにより階段状の光パルスが生成
され、この階段状の光パルスを光ループ内に配置された
第2の光スイッチング手段を用いて波形整形することに
より単独の光パルスが生成されており、この単独の光パ
ルスを生成する第2の光スイッチング手段が光ループ内
(キャビティ内)で結合されているため、生成された光
パルスのノイズを低減することが可能になる。
【0029】また、本発明によれば、光源を半導体レー
ザによって構成した場合に、駆動回路から前記半導体レ
ーザに供給される駆動電流を制御することによって、第
2の光スイッチング手段から取り出される光パルスのパ
ワーをほぼ一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の光パルス発生器の構成を示す図で
ある。
【図2】駆動信号生成回路によって生成される信号とA
Oスイッチの動作状態および各部に入出力される光パル
スの波形等との関係を示す図である。
【図3】従来の光パルス発生器の構成を示す図である。
【図4】図3に示した光パルス発生器の光スイッチのオ
ンオフタイミングと光パルス波形との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 駆動電流制御回路 11 光ファイバ 12 励起光源 13 波長多重光合波器 14 光増幅媒体 16 光フィルタ 20 音響光学スイッチ(AOスイッチ) 21 光アイソレータ 30 駆動信号生成回路 100 光パルス発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から入射される光によって励起され
    るとともに周回する光を増幅する光増幅媒体と、この光
    増幅媒体から出射される光を所定の周期でオンオフする
    光スイッチング手段とをループ状に接続したリングレー
    ザと、前記光スイッチング手段のオンオフ動作を制御す
    るタイミング制御手段とを備える光パルス発生器におい
    て、 前記光スイッチング手段は、音響光学スイッチであり、
    0次光出力端子を前記ループ側に接続し、1次光出力端
    子から光パルスを取り出し、 前記タイミング制御手段は、前記音響光学スイッチの前
    記0次光出力端子側を周期的に低損失状態にするととも
    に、この低損失状態が終了する直前に、光が前記ループ
    を1周回する時間以下の時間だけ前記0次光出力端子側
    を高損失状態に制御することを特徴とする光パルス発生
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記タイミング制御手段は、 所定周期で固定のパルス幅を有するパルス信号を出力す
    るパルス発生器と、 前記パルス発生器からのパルス信号の出力タイミングに
    同期して動作し、光が前記ループを複数回周回する時間
    に対応するパルス幅を有する信号を出力するパルス幅可
    変回路と、 前記パルス発生器からのパルス信号の出力タイミングに
    同期して動作し、前記パルス幅可変回路からの信号の出
    力が終了した後、光が前記ループを1周回する時間が経
    過する前に所定の信号出力するパルス幅可変・遅延回路
    と、 前記パルス幅可変回路と前記パルス幅可変・遅延回路の
    それぞれから出力される信号を合成して、前記光スイッ
    チング手段に送る信号合成手段と、 を備えることを特徴とする光パルス発生器。
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