JP2000314607A - 測定顕微鏡の接眼レンズ - Google Patents

測定顕微鏡の接眼レンズ

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JP2000314607A
JP2000314607A JP11124728A JP12472899A JP2000314607A JP 2000314607 A JP2000314607 A JP 2000314607A JP 11124728 A JP11124728 A JP 11124728A JP 12472899 A JP12472899 A JP 12472899A JP 2000314607 A JP2000314607 A JP 2000314607A
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eyepiece
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electrode
frame
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JP11124728A
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Kenji Ochi
研司 越智
Hiroshi Watabe
広志 渡部
Satoshi Adachi
聡 安達
Hiroshi Koizumi
小泉  博
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、軽量化を図れるとともに、高精度の角
度測定を行えるようになる測定顕微鏡の接眼レンズを提
供する。 【解決手段】 測定顕微鏡の接眼レンズ1を、フレーム
2と、このフレーム2に回転自在に設けられたロータ3
と、このロータ3に設けられたレチクル6とを備えたも
のとするとともに、フレーム2内にロータ3の回転変位
量を測定する静電容量型エンコーダ10を設けて構成し
た。そのため、小型、軽量化を図れるとともに、高精度
の角度測定を行えるようになる。また、ステータ基板と
ロータ基板とのギャップが所定間隔に維持されているの
で、各基板の送信電極、受信電極を有する板面間の距離
に変化が生じず、高精度の角度測定を行えるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械加工部品等の
標本を観察する測定顕微鏡の接眼レンズに係り、さらに
詳しくは、機械加工部品等の角度測定を行う際に好適な
接眼レンズに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、機械加工部品や精密加工部品等
の外形寸法、穴の直径、穴ピッチ等の寸法測定や、角度
測定を行う測定顕微鏡が知られている。この測定顕微鏡
で角度測定を行う際は、十字線等のレチクルを装着した
鏡筒の接眼レンズを回して、被測定物と十字線等とを重
ね合わせて測定している。この際、接眼レンズには、光
電式ロータリエンコーダが組み込まれたものが多く、こ
の光電式ロータリエンコーダでは、固定スケールに対す
る可動スケールの回転変位量を検出することにより、角
度測定が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光電式
ロータリエンコーダでは、回転軸に取り付けた可動スケ
ールの径方向外側に多数のスリットを形成してあり、こ
のスリットの数は、多ければ多いほど分解能が高くなる
ので、多くのスリットを形成するためには、可動スケー
ルの直径を大きくしなければならないという問題があ
り、測定顕微鏡に望まれる小型、軽量化を達成できな
い。
【0004】また、円板状の可動スケールの直径を大き
くしようとしても、高精度の分解能を得るために、接眼
レンズの1回転分である360°を、例えば、3600
0分割以上とできるような大きさとすることは、多数の
スリットを精度よく形成することが困難であることか
ら、よほど大きくしなければならず、上述のように、小
型、軽量化を達成できない。
【0005】さらに、大きな直径の可動スケールとすれ
ば、接眼レンズ中央に所定の大きさ(例えば、φ21以
上)の視野範囲を得ることはできるが、その反面、接眼
レンズが大型化するとともに、重量も重くなり、測定顕
微鏡そのものも大型化する。その結果、顕微鏡の本体精
度、使い勝手も悪くなり、価格も高くなるという問題が
ある。
【0006】本発明の目的は、小型、軽量化を図れると
ともに、高精度の角度測定を行えるようになる測定顕微
鏡の接眼レンズを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
フレームと、このフレームに回転自在に設けられたロー
タと、このロータに設けられたレチクルとを備え、機械
加工部品等の標本を観察する測定顕微鏡の接眼レンズで
あって、接眼レンズのフレーム内にロータの回転変位量
を測定する静電容量型エンコーダが設けられ、この静電
容量型エンコーダは、フレームに固定され送信電極を有
するステータ基板と、ロータにステータ基板と対向配置
かつ所定のギャップを維持して設けられ送信電極からの
信号を受信する受信電極を有するロータ基板とを備え、
ステータ基板には当該ステータ基板に対して回転するロ
ータ基板の回転位置を検出するとともに、検出した信号
を出力する出力電極が設けられていることを特徴とする
測定顕微鏡の接眼レンズである。
【0008】このような本発明では、接眼レンズのフレ
ーム内に設けられた静電容量型エンコーダは、信号の変
化を検出して測定するようになっているので、ステータ
基板の送信電極およびロータ基板の受信電極の形状等
を、自在に決めることができ、また、分解能を所望に応
じて高めることができる。従って、小型、軽量化を図れ
るとともに、高精度の角度測定を行える測定顕微鏡の接
眼レンズとすることができる。また、ステータ基板とロ
ータ基板とのギャップが所定間隔に維持されているの
で、各基板の送信電極、受信電極を有する板面間の距離
に変化が生じず、高精度の角度測定を行えるようにな
る。
【0009】本発明において、所定のギャップとは、ス
テータ基板とロータ基板との互いに対向する面間の隙間
のことをいい、その隙間の寸法は特に限定されないが、
信号強度アップのため、少ない方が好ましい。また、所
定のギャップを維持する手段としては、どのような手段
を用いてもよい。例えば、ギャップは少ない方が好まし
いので、ステータ基板とロータ基板との互いに対向する
面に、所定の厚さの膜部材等を被覆部材として使用して
もよい。また、ステータ基板とロータ基板は、穴加工が
し易く、かつ、コスト低減の可能な、例えば、ガラエボ
等のプリント基板で構成することが好ましい。また、ロ
ータを回転自在とする駆動部と静電容量型エンコーダと
の構成は、両者を兼ねる構成としてもよく、あるいは、
駆動部とは別に静電容量型エンコーダを設ける構成とし
てもよい。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
測定顕微鏡の接眼レンズにおいて、前記送信電極および
出力電極と受信電極との対向する領域には、スルーホー
ル等の凹凸のない静電容量型エンコーダが搭載されてい
ることを特徴とするものである。
【0011】このような本発明では、平滑な面での信号
の授受が行われるので、高精度の角度測定を行えるよう
になる。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に記載の測定顕微鏡の接眼レンズにおいて、ステータ基
板とロータ基板との互いに対向する面には、それぞれ、
所定のギャップを維持するための被覆部材が設けられ、
ステータ基板とロータ基板とは、被覆部材を介して互い
に接触していることを特徴とするものである。
【0013】このような本発明では、ステータ基板とロ
ータ基板との互いに対向する面のギャップが、互いに接
触している被覆部材によって維持されるので、各基板の
送信電極、受信電極を有する板面間の距離に変化が生じ
ず、高精度の角度測定を行えるようになる。
【0014】本発明において、被覆部材としては特に限
定されない。例えば、所定の部材を一重にして使用して
もよく、あるいは、種類の異なる例えば2つの部材を二
重にして使用してもよい。しかし、ステータ基板とロー
タ基板との互いに対向する面のギャップを、長期にわた
って維持できる強度のものが好ましい。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
測定顕微鏡の接眼レンズにおいて、被覆部材は、ソルダ
ーレジストおよびその上に被覆されたフッ素コーティン
グであることを特徴とするものである。
【0016】このような本発明では、ソルダーレジスト
によって、ステータ基板とロータ基板との互いに対向す
る面の平面度が確保され、また、特に耐摩耗性に優れた
フッ素コーティングにより、両基板の対向する面の強度
が確保される。従って、滑らかな摺動を長期にわたって
保持でき、接眼レンズの長寿命化を図れる。また、両基
板は、ソルダーレジストとフッ素コーティングとを介し
て接触しているので、両基板のギャップはゼロに近くな
る。従って、ステータ基板とロータ基板とを近づけて配
置できるので、全体を小型、軽量化することができる。
【0017】本発明において、ソルダーレジストおよび
フッ素コーティングの被覆厚さは、それぞれの役割を果
たせる厚さ寸法であればよく、特に限定されない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、顕微鏡の接
眼レンズ1は、断面十文字状に形成されたフレーム2を
備えており、このフレーム2内には、断面十文字状に形
成されたロータ3が回転自在に設けられている。
【0019】ロータ3の接眼側端部(測定側)には、十
文字線等のパターンが記されたレチクル6が取り付けら
れ、また、ロータ3の大径部には、回転駆動部材4(ゴ
ム等の軟質部材で形成されたOリング、または、ギヤ
等)が係合しており、このOリング4は、フレーム2の
外部に設けられたつまみ5の先端に取り付けられてい
る。従って、つまみ5を回すと、回転駆動部材4を介し
てロータ3が回転することになる。
【0020】前記フレーム2内には、一般的な測定器に
組み込まれている静電容量型エンコーダとほぼ同様の構
造の静電容量型エンコーダ10が設けられている。静電
容量型エンコーダ10は、円板状のメイン基板12およ
びステータ基板13と、このステータ基板13と対向す
るロータ基板23とを備えて構成されている。ステータ
基板13の中心には、図3に示すように、所定の大きさ
の穴13Aが明けられ、ロータ基板23の中心には、図
4に示すように、所定の大きさの穴23Aが明けられて
いる。また、メイン基板12にも図示しないが同じよう
な穴が明けられている。メイン基板12とステータ基板
13とは、図2に示すように、間にスペーサ11を挟ん
でフレーム2に固定されている。
【0021】メイン基板12には、図示しないが、静電
容量型エンコーダのカスタムIC、上位のカウンターと
の通信回路および操作スイッチ等が配置されている。ス
テータ基板13の一面には、図2,3に示すように、送
信電極14および出力電極15が設けられている。ま
た、ロータ基板23には、図2,4に示すように、受信
電極24およびGND(アース;符合略)が設けられて
いる。
【0022】ステータ基板13に設けられた送信電極1
4は、図3に示すように、複数個が円周方向に沿って等
間隔に配列され、これらの送信電極14は、クロストー
クの影響を少なくするために、8相電極を1単位とする
複数のユニット電極群17に形成されている。そして、
この送信電極14には、図示しない電圧印加回路によ
り、順次、所定の位相、本実施形態では、π/4の位相
をずらした正弦波、あるいは矩形波の交流電圧が印加さ
れるようになっている。また、送信電極14の外周側に
は、電気回線の結線を行うための外側スルーホール14
Aと内側スルーホール14Bとが形成されている。
【0023】ロータ基板23の前記受信電極24は、送
信電極14から送信される信号を受信するものであり、
複数の送信電極14に対応して複数設けられている。
【0024】ここで、ステータ基板13の送信電極14
とロータ基板23の受信電極24との外径大きさは異な
っており、両者14,24を重ね合わせたとき、図3に
想像線で示すように、送信電極14の内側スルーホール
14Bの内側に、受信電極24の外径Aの線が位置し、
そこからさらに内側に、受信電極24の内径Bの線が位
置するようになっている。そして、送信電極14と受信
電極24との重なり部20が、送信部、すなわち、静電
容量部を形成している。また、ステータ基板13におい
て、送信電極14の内径部よりさらに内側の部位の、受
信電極24との重なり部21が、前記出力部15を形成
している。
【0025】駆動に際しては、ロータ基板23をつまみ
を回すことによって回転させると、送信電極14と受信
電極24とが相対移動することとなり、その結果、ステ
ータ基板13の出力電極15により、受信電極24から
ロータ基板23の回転変位量に応じた周期変化を有する
静電容量信号が検出される。その検出信号は、変位量に
応じた電気信号パルスとして計数回路に入力され、計数
値を出力して、デジタル表示器に表示される。
【0026】このようなステータ基板13の送信電極1
4および出力電極15が設けられた面は、図2に示すよ
うに、まず、被覆部材を構成するソルダーレジスト30
が前記穴13Aの外周全面に施工された後、そのソルダ
ーレジスト30上に、被覆部材を構成するフッ素コーテ
ィング31が施工されたコーティング面32とされてい
る。
【0027】また、ロータ基板23の一面は、図4に示
すように、その外周一部が、ノイズ防止のために金メッ
キされたメッキ部43とされ、残りの面は、ステータ基
板13と同様に、被覆部材であるソルダーレジスト40
が前記穴13Aを除いて施工された後、その上に、フッ
素コーティング41が施工されたコーティング面42と
されている。
【0028】ステータ基板13とロータ基板23とは、
互いのコーティング面32,42を介して接触してい
る。このため、両者13,23のギャップは、コーティ
ング面32,42で、ゼロに近い状態で維持され、信号
強度アップが図られている。また、両者13,23は、
フッ素コーティング面32,42同士で摺動することに
なる。
【0029】次に、このような本実施形態の作用を説明
する。測定顕微鏡の載物台上に載せられた機械加工部品
等の標本を観察するために、測定者は、接眼レンズ1の
フレーム2に取り付けられたつまみ5を回して、ロータ
3、ひいてはロータ基板23およびレチクル6を、顕微
鏡の光軸回りに回し、十字線等のレチクル6と標本とを
重ねて所定の角度測定を行う。
【0030】フレーム2に固定されたステータ基板13
に対して、ロータ基板23が回転すると、ステータ基板
13に設けた送信電極14の送信部20から送信される
信号に対して、ロータ基板23の受信電極24の回転量
に応じた信号がフィードバックされる。つまり、ステー
タ基板13の出力電極15により、ロータ基板23の回
転変位量に応じた周期変化を有する静電容量信号が検出
される。メイン基板12では、ステータ基板13の出力
電極15から出力される信号を読み取り、外部の表示部
へ回転量を転送する。そして、表示部では、その信号が
デジタル表示され、測定値をLED表示して知らせる。
【0031】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。 接眼レンズ1のフレーム2内に設けた静電容量型エン
コーダ10は、信号の変化を検出して角度を測定するよ
うになっているので、ステータ基板13の送信電極14
およびロータ基板23の受信電極24の形状等を、自在
に決めることができ、また、分解能を所望に応じて高め
ることができる。従って、小型、軽量化を図れるととも
に、高精度の角度測定を行える。
【0032】ステータ基板13とロータ基板23との
ギャップは、各基板13,23のコーティング面32,
42で、ゼロに近い状態で維持されている。従って、ス
テータ基板13とロータ基板23とを近づけて配置でき
るので、全体を小型、軽量化することができる。
【0033】ステータ基板13とロータ基板23と
は、ソルダーレジスト30,40が施工された後、その
上に、フッ素コーティング31,41が施工されたコー
ティング面32,42を有する。そのため、レジスト3
0,40で平面度を確保でき、また、特に耐摩耗性に優
れたフッ素コーティング31,41により、両基板1
3,23の対向する面の強度を確保できる。従って、滑
らかな摺動を長期にわたって保持でき、接眼レンズの長
寿命化を図れる。
【0034】送信部、すなわち、静電容量部を形成す
る送信電極14と受信電極24との重なり部20は、送
信電極14の内側スルーホール14Bのさらに内側に設
けられているので、平滑な面での信号の授受が行われる
ことになり、高精度の角度測定を行えるようになる。
【0035】ロータ3の大径部には、ロータ3および
ロータ基板23を回転させるために、つまみ5の先端に
取り付けられた回転駆動部材4(Oリング、または、ギ
ヤ等)が係合しており、回転駆動部材4としてOリング
を使用した場合は、ロータ3の回転を、滑らかに、か
つ、極めて微少に行え、これにより、高精度な測定を容
易に行える。
【0036】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できるものであれ
ば、次に示すような変形形態、またはその他の変形形態
でもよいものである。例えば、前記実施形態では、ステ
ータ基板13と、ロータ基板23との対向するそれぞれ
の面に、ソルダーレジスト30,40およびフッ素コー
ティング31,41を施工してあるが、これに限らず、
ソルダーレジストのみを施工してもよい。しかし、摺動
面の強度を確保し、接眼レンズ1の長寿命化のために
は、ソルダーレジストに加えてフッ素コーティングを施
工した前記実施形態の方が好ましい。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の測定顕
微鏡の接眼レンズによれば、接眼レンズのフレーム内に
設けられた静電容量型エンコーダは、信号の変化を検出
して測定するようになっているので、ステータ基板の送
信電極およびロータ基板の受信電極の形状等を、自在に
決めることができ、また、分解能を所望に応じて高める
ことができる。従って、小型、軽量化を図れるととも
に、高精度の角度測定を行える測定顕微鏡の接眼レンズ
とすることができる。また、ステータ基板とロータ基板
とのギャップが所定間隔に維持されているので、各基板
の送信電極、受信電極を有する板面間の距離に変化が生
じず、高精度の角度測定を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る測定顕微鏡の接眼レ
ンズを示す図である。
【図2】本実施形態の接眼レンズの要部を示す模式図で
ある。
【図3】本実施形態のステータ基板を示す正面図であ
る。
【図4】本実施形態のロータ基板を示す正面図である。
【符号の説明】
1 測定顕微鏡の接眼レンズ 2 フレーム 6 レチクル 10 静電容量型エンコーダ 12 メイン基板 13 ステータ基板 14 送信電極 15 出力電極 20 静電容量部となる重なり部 23 ロータ基板 24 受信電極 30,40 被覆部材であるソルダーレジスト 31,41 被覆部材であるフッ素コーティング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 聡 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 (72)発明者 小泉 博 栃木県宇都宮市下栗町2200番地 株式会社 ミツトヨ内 Fターム(参考) 2F063 AA35 BA21 BD20 CA09 CA34 DA01 DA05 DD02 2F064 MM14 MM25 2F077 AA25 NN02 PP01 QQ17 TT71 WW04 WW08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、このフレームに回転自在に
    設けられたロータと、このロータに設けられたレチクル
    とを備え、機械加工部品等の標本を観察する測定顕微鏡
    の接眼レンズであって、 前記接眼レンズのフレーム内に前記ロータの回転変位量
    を測定する静電容量型エンコーダが設けられ、この静電
    容量型エンコーダは、前記フレームに固定され送信電極
    を有するステータ基板と、前記ロータに前記ステータ基
    板と対向配置かつ所定のギャップを維持して設けられ前
    記送信電極からの信号を受信する受信電極を有するロー
    タ基板とを備え、前記ステータ基板には当該ステータ基
    板に対して回転する前記ロータ基板の回転位置を検出す
    るとともに、検出した信号を出力する出力電極が設けら
    れていることを特徴とする測定顕微鏡の接眼レンズ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の測定顕微鏡の接眼レン
    ズにおいて、前記送信電極および出力電極と受信電極と
    の対向する領域には、スルーホール等の凹凸のない静電
    容量型エンコーダが搭載されていることを特徴とする測
    定顕微鏡の接眼レンズ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の測定顕微鏡の
    接眼レンズにおいて、前記ステータ基板とロータ基板と
    の互いに対向する面には、それぞれ、前記所定のギャッ
    プを維持するための被覆部材が設けられ、前記ステータ
    基板とロータ基板とは、前記被覆部材を介して互いに接
    触していることを特徴とする測定顕微鏡の接眼レンズ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の測定顕微鏡の接眼レン
    ズにおいて、前記被覆部材は、ソルダーレジストおよび
    その上に被覆されたフッ素コーティングであることを特
    徴とする測定顕微鏡の接眼レンズ。
JP11124728A 1999-04-30 1999-04-30 測定顕微鏡の接眼レンズ Pending JP2000314607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020262385A1 (ja) * 2019-06-28 2020-12-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 入力装置

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