JP2000312690A - 義歯維持装置 - Google Patents

義歯維持装置

Info

Publication number
JP2000312690A
JP2000312690A JP12435399A JP12435399A JP2000312690A JP 2000312690 A JP2000312690 A JP 2000312690A JP 12435399 A JP12435399 A JP 12435399A JP 12435399 A JP12435399 A JP 12435399A JP 2000312690 A JP2000312690 A JP 2000312690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
denture
maintenance
denture base
teeth
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12435399A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Sato
好昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP12435399A priority Critical patent/JP2000312690A/ja
Publication of JP2000312690A publication Critical patent/JP2000312690A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】維持歯や歯周組織に負担をかけず、容易に着脱
できる。安定性が良好である。 【解決手段】義歯基部2が側部に凹部9を有し、義歯床
に固定される。義歯支持部材3が挿入部とアーム部20
とスライド部21とを一体的に有する。挿入部は2本の
維持歯の間に挿入される。アーム部20は、維持歯の少
なくともアンダーカット面に装着可能である。スライド
部21は、義歯基部2の凹部9の内部に挿入され、挿入
部およびアーム部20の維持歯に対する着脱方向にスラ
イド可能である。ロック部材4が、義歯基部2の凹部9
の内部に挿入され、義歯支持部材3を義歯基部2に固定
可能に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、維持歯に着脱可能
に取り付けて使用される義歯維持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の義歯維持装置としては、鉤または
アタッチメントを利用したものが一般的である。鉤を利
用したものは、鉤によって維持歯を把持し、その上腕に
より横揺れと沈下を防止し、下腕により義歯の離脱に抵
抗し維持力を持たせるようになっている。また、アタッ
チメントを利用したものは、その固定部を残存歯に取り
付け、可撤部を義歯に付着して義歯を維持するようにな
っている。さらに、従来の義歯維持装置として、バネの
力を利用して維持歯を把持し、義歯を維持歯に取り付け
る開閉式の義歯維持装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
鉤を利用した義歯維持装置では、維持歯のアンダーカッ
ト部の一部分を利用して鉤の下腕で維持力をもたせてい
るため、装置の着脱時に維持歯を引き抜く力が加わり、
歯周組織に負担をかけるという問題点があった。さら
に、義歯の着脱が繰り返されると、鉤の弾性が弱まって
義歯の安定性が悪くなり、維持歯を動揺させるばかりで
なく、維持歯と鉤腕との隙間に食片が残留しやすくなっ
てカリエスを誘発させるおそれがあるという問題点があ
った。
【0004】従来のアタッチメントを利用した義歯維持
装置では、維持歯が健全であっても義歯の維持のために
削って鋳造冠を設けなければならず、維持歯に負担をか
けるという問題点があった。
【0005】従来の開閉式の義歯維持装置では、バネの
力だけで維持歯を押さえているので、義歯が横揺れする
と、アームが開いて維持位置からずれるおそれがあると
いう問題点があった。また、狭い人工歯内で維持歯を維
持する部分が開閉するので、開閉量が小さく着脱しにく
いという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、維持歯や歯周組織に負担をかけ
ず、容易に着脱できるとともに、安定性が良好な義歯維
持装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係る義歯維持装置は、側部に凹
部を有する義歯基部と;前記義歯基部の前記凹部の内部
にスライド可能に挿入されたスライド部を有する義歯支
持部材と;前記義歯基部の前記凹部の内部に挿入され、
前記義歯支持部材を前記義歯基部に固定可能に設けられ
たロック部材とを、有することを特徴とする。請求項1
の本発明に係る義歯維持装置は、前記義歯基部の前記凹
部の内部に設けられ、前記義歯支持部材を固定する方向
に前記ロック部材を付勢する第1バネと、前記義歯基部
の前記凹部の内部に設けられ、前記義歯支持部材を凹部
の外側方向へ付勢する第2バネとを、有することが好ま
しい。請求項1の本発明に係る義歯維持装置は、請求項
2の本発明に係る義歯維持装置に加工して使用される。
【0008】請求項2の本発明に係る義歯維持装置は、
側部に凹部を有し、義歯床に固定される義歯基部と;2
本の維持歯の間への挿入部と、維持歯の少なくともアン
ダーカット面に装着可能なアーム部と、前記義歯基部の
前記凹部の内部に挿入され、前記挿入部および前記アー
ム部の維持歯に対する着脱方向にスライド可能なスライ
ド部とを一体的に有する義歯支持部材と;前記義歯基部
の前記凹部の内部に挿入され、前記義歯支持部材を前記
義歯基部に固定可能に設けられたロック部材とを、有す
ることを特徴とする。
【0009】義歯基部は、製造修理性を容易にするた
め、2つの部材に分割可能に構成されることが好まし
い。義歯基部には、維持安定性を高めるため、隣の維持
歯の咬合面を着脱可能に被覆するアームを設けることが
好ましい。義歯基部の外面は、セラミックや硬質レジン
等で被覆されることが好ましい。アーム部は、審美性お
よび装着感の点から、維持歯の舌側のアンダーカット面
に装着されることが好ましい。ロック部材は、義歯基部
に対し、義歯支持部材のスライド方向と交差する方向に
スライド可能に設けられていることが好ましい。義歯基
部、ロック部材およびスライド部は、ロック部材と義歯
基部とが互いに吸引するよう、またはスライド部と義歯
基部とが互いに吸引するよう、永久磁石から成ってもよ
い。
【0010】本発明に係る義歯維持装置は、取り付ける
際、まず、義歯基部を固定した義歯床を歯肉上の義歯維
持位置に位置付ける。義歯支持部材を義歯基部に対して
スライドさせて挿入部を2本の維持歯の間に挿入すると
ともに、アーム部を維持歯の少なくともアンダーカット
面に装着する。ロック部材により義歯支持部材を義歯基
部に固定すれば、維持歯への取付けが完了する。取り外
すときには、ロック部材を解除し、挿入部の先端を押し
て、挿入部およびアーム部が維持歯から外れる方向に義
歯支持部材を義歯基部に対してスライドさせれば、容易
に義歯維持位置から取り外すことができる。
【0011】本発明に係る義歯維持装置は、義歯支持部
材を義歯基部に対してスライドさせてアーム部を維持歯
の少なくともアンダーカット面に装着するので、鉤で維
持力をもたせる場合と異なり、着脱時に維持歯や歯周組
織に負担をかけない。また、維持歯への取付けに鉤のよ
うな弾性を利用しないので、着脱を繰り返しても義歯の
安定性に影響を与えず、義歯の動揺や維持歯との隙間へ
の食片の残留によるカリエスの誘発などの問題を生じに
くい。
【0012】本発明に係る義歯維持装置は、維持歯に鋳
造冠を設ける必要がないので、維持歯に負担をかけな
い。また、義歯支持部材がロック部材により義歯基部に
固定されるので、バネを用いて維持歯を押さえる場合と
異なり、義歯支持部材が不用意に維持歯から外れるのを
防止することができる。本発明に係る義歯維持装置は、
義歯支持部材を義歯基部に対してスライドさせて装着す
るので、維持歯を維持する部分が開閉する場合と異な
り、着脱しやすい。
【0013】請求項3の本発明に係る義歯維持装置は、
請求項2の義歯維持装置において、前記義歯基部の前記
凹部の内部に設けられ、前記義歯支持部材を固定する方
向に前記ロック部材を付勢する第1バネと、前記義歯基
部の前記凹部の内部に設けられ、前記挿入部および前記
アーム部が維持歯から外れる方向に前記義歯支持部材を
付勢する第2バネとを、有することを特徴とする。
【0014】請求項3の本発明に係る義歯維持装置で
は、第1バネによりロック部材が義歯支持部材を固定す
る方向に付勢されているので、ロック部材が不用意に解
除されて、義歯支持部材が義歯基部から外れるのを防止
することができる。また、第2バネにより挿入部および
アーム部が維持歯から外れる方向に義歯支持部材が付勢
されているので、ロック部材を解除したとき、義歯支持
部材が第2バネにより義歯基部の凹部から押されて、義
歯維持位置からの取り外しが容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図8は、本発明の実施
の形態を示している。図1に示すように、義歯維持装置
1は、義歯基部2と、義歯支持部材3と、ロック部材4
と、第1バネ5と、第2バネ6とを有している。
【0016】図1に示すように、義歯基部2は、下側部
材7と上側部材8とから成る。下側部材7は底部7aと
側壁7b,7c,7dとを有し、上側部材8は上部8a
と側壁8bとを有する。下側部材7は頬側の側壁7cの
角部に縦溝7eを有し、上側部材8は側壁8bの内側に
縦溝7eと一致する突条8cを有する。図5に示すよう
に、上側部材8と下側部材7とが結合したとき、義歯基
部2は側部に凹部9を有する。上側部材8は、上部8a
の下面に凹部9の開口9aに垂直に伸びる溝8dを有す
る。
【0017】下側部材7は、底部7aに凹部9の開口9
aと平行に第1レール10および第2レール11を有す
る。各レール10,11は、側壁7dとの間に間隙12
を形成している。開口9aに近い第1レール10は、第
2レール11より低くなっている。下側部材7は、第1
レール10および第2レール11に垂直の第3レール1
3を底部7aに垂直に有している。第3レール13は、
第1レール10および第2レール11の側の側壁7bに
沿って、第2レール11と頬側の側壁7cとの間に伸び
ている。第2レール11および第3レール13は、凹部
9の内部に食片が入るのを防ぐ機能も有する。
【0018】下側部材7の第3レール13の側の側壁7
b、第3レール13および頬側側壁7cには、貫通孔1
4,15が形成されている。側壁7bおよび第3レール
13の貫通孔14には第1ピン16が固定され、頬側側
壁7cの貫通孔15には第2ピン17が固定されてい
る。各ピン16,17は、凹部9内に配置される。第1
ピン16は第1レール10および第2レール11と平行
に伸び、第2ピン17は第3レール13と平行に伸び
る。
【0019】義歯基部2は、義歯床に固定される。上側
部材8の上部8aには、突条が設けられる。図6に示す
ように、突条には、維持安定性を得るため、隣の維持歯
Aの咬合面および頬側面を着脱可能に被覆するアーム1
8が固定されている。義歯基部2は、合成樹脂または鋳
接可能な材質で既製化される。下側部材7は、個々の歯
肉形態に合うようにするため、歯肉に面する部分を歯肉
形態に合わせてワックスアップし、一塊鋳造して金属に
置き換えることにより製造することができる。上側部材
8は、個々の歯肉形態に合うようにするため、頬側は頬
側歯肉部分までワックスアップし、咬合面は対合歯との
クリアランスを考慮してワックスアップし、一塊鋳造し
て金属に置き換えることにより製造することができる。
【0020】図3に示すように、義歯支持部材3は、挿
入部19とアーム部20とスライド部21とを一体的に
有している。挿入部19は、ピン状または板状であっ
て、2本の維持歯A,Bの間に舌側から挿入される。な
お、挿入部19は、歯間の形状に合わせた形状であるこ
とが好ましい。アーム部20は、維持歯Aの少なくとも
アンダーカット面に装着可能に構成される。図1および
図4に示すように、スライド部21は、義歯基部2の凹
部9の内部に挿入され、第3レール13を挿入して第3
レール13に対しスライドするための切り溝21aを有
している。スライド部21は、第1脚部21bおよび第
2脚部21cを有している。第1脚部21bは、下側部
材7の底部7aと接触してスライド可能である。開口9
a側の第1脚部21bは、底部7aに対してスライドす
るとき側壁7dの側と接触してスライドするようになっ
ている。
【0021】図1および図2に示すように、スライド部
21は、第2ピン17が挿入される孔21dを有してい
る。スライド部21は、上側部材8の溝8dにスライド
可能に係合する突条21eを上面に有する。スライド部
21は、第2レール11の上面ならびに第1脚部21b
および第2脚部によりスライド可能に支持される。これ
により、義歯支持部材3は、挿入部19およびアーム部
20の維持歯Aに対する着脱方向にスライド可能となっ
ている。義歯支持部材3は、維持歯Aの舌側形態に合わ
せてアーム部20をワックスアップし、スライド部21
を合成樹脂または鋳接可能な材質で製作して、アーム部
20とスライド部21とを連結し、一塊鋳造して金属に
置き換えることにより製造することができる。
【0022】ロック部材4は、義歯基部2の凹部9の内
部に挿入され、第1レール10に沿ってスライドするた
めの溝4aおよび第2レール11を挿入して第2レール
11に対しスライドするための切り溝4bを有してい
る。ロック部材4は、第1ピン16が挿入される孔4c
を有している。ロック部材4は、金属で製作する。ロッ
ク部材4は、第1脚部21bと係合可能な係合部4dを
有している。係合部4dおよび第1脚部21bは、それ
ぞれ互いにスライドする傾斜面を有し、義歯支持部材3
を凹部9に挿入しやすくかつロックが外れにくくなって
いる。なお、スライド部21は、第2脚部21cが係合
部4dと係合することにより、抜け落ち防止がなされて
いる。
【0023】ロック部材4は、凹部9から外側に突出す
るレバー4eを有している。ロック部材4は、レバー4
eを操作して第1レール10および第2レール11に対
しスライドすることにより、義歯支持部材3を義歯基部
2に固定可能に設けられている。ロック部材4は、義歯
支持部材3を固定したとき、凹部9を密閉する。第1バ
ネ5は、コイルバネから成り、第1ピン16を挿入させ
て義歯基部2の凹部9の内部に設けられ、義歯支持部材
3を固定する方向にロック部材4を付勢する。第2バネ
6は、第2ピン17を挿入させて義歯基部2の凹部9の
内部に設けられ、挿入部19およびアーム部20が維持
歯Aから外れる方向に義歯支持部材3を付勢する。
【0024】義歯維持装置1は、審美性を良くするた
め、表面をセラミックや硬質レジンにより前装し、白く
する。
【0025】次に作用を説明する。義歯維持装置1は、
取り付ける際、まず、義歯基部2を固定した義歯床を歯
肉上の義歯維持位置に位置付ける。義歯支持部材3のス
ライド部21を義歯基部2に対してスライドさせて挿入
部19を2本の維持歯A,Bの間に挿入するとともに、
アーム部20を維持歯Aの少なくともアンダーカット面
に装着する。義歯支持部材3を押してロック部材4によ
り義歯支持部材3を義歯基部2に固定すれば、図7に示
すように維持歯Aへの取付けが完了し、義歯維持装置1
は維持歯A,Bに強固に固定される。義歯維持装置1
は、ぐらつかずしっかりと固定されるので、良く咬むこ
とができる。義歯維持装置1では、第1バネ5によりロ
ック部材4が義歯支持部材3を固定する方向に付勢され
ているので、ロック部材4が不用意に解除されて、義歯
支持部材3が義歯基部2から外れるのを防止することが
できる。
【0026】取り外すときには、図8に示すように、ロ
ック部材4を矢印aの方向に解除し、挿入部19の先端
を押して、挿入部19およびアーム部20が維持歯Aか
ら外れる方向(矢印bの方向)に義歯支持部材3を義歯
基部2に対してスライドさせ、アーム部20が人工歯外
に大きく出るようにすれば、容易に義歯維持位置から取
り外すことができる。第2バネ6により挿入部19およ
びアーム部20が維持歯Aから外れる方向に義歯支持部
材3が付勢されているので、ロック部材4を解除したと
き、義歯支持部材3が第2バネ6により義歯基部2の凹
部9から押されて、義歯維持位置からの取り外しが容易
になる。
【0027】義歯維持装置1は、義歯支持部材3を義歯
基部2に対してスライドさせてアーム部20を維持歯A
の少なくともアンダーカット面に装着するので、鉤で維
持力をもたせる場合と異なり、着脱時に維持歯A,Bや
歯周組織に負担をかけない。また、維持歯への取付けに
鉤のような弾性を利用しないので、着脱を繰り返しても
義歯の安定性に影響を与えず、義歯の動揺や維持歯との
隙間への食片の残留によるカリエスの誘発などの問題を
生じにくい。
【0028】義歯維持装置1は、健全な維持歯を削って
鋳造冠を設ける必要がないので、維持歯に負担をかけな
い。また、義歯支持部材3がロック部材4により義歯基
部2に固定されるので、バネを用いて維持歯を押さえる
場合と異なり、義歯支持部材3が不用意に維持歯Aから
外れるのを防止することができる。義歯維持装置1は、
義歯支持部材3を義歯基部2に対してスライドさせて装
着するので、維持歯を維持する部分が開閉する場合と異
なり、着脱しやすい。また、バネを用いて維持歯を押さ
える場合と異なり、義歯支持部材3のアーム部20を大
きくしても取付け動作に影響を与えないので、アーム部
20を大きくして丈夫にし、壊れにくくすることができ
る。さらに、アーム部20で強固に維持歯Aに固定する
ことにより、義歯床をコンパクトにすることができ、装
着者の異物感を軽減することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る義歯維持装置によれば、維
持歯や歯周組織に負担をかけず、容易に着脱できるとと
もに、安定性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の義歯維持装置の分解斜視
図である。
【図2】図1の義歯維持装置のスライド部の(A)平面
図、(B)底面図、(C)背面図、(D)正面図であ
る。
【図3】図1の義歯維持装置の義歯支持部材の維持歯へ
の取付け状態を示す斜視図である。
【図4】図1の義歯維持装置の義歯基部の下側部材の維
持歯への取付け状態を示す斜視図である。
【図5】図1の義歯維持装置の義歯基部の上側部材の維
持歯への取付け状態を示す斜視図である。
【図6】図1の義歯維持装置のアームの維持歯への取付
け状態を示す斜視図である。
【図7】図1の義歯維持装置の維持歯への取付け状態を
示す斜視図である。
【図8】図1の義歯維持装置を維持歯から取り外す状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 義歯維持装置 2 義歯基部 3 義歯支持部材 4 ロック部材 5 第1バネ 6 第2バネ 7 下側部材 8 上側部材 9 凹部 10 第1レール 11 第2レール 13 第3レール 16 第1ピン 17 第2ピン 18 アーム 19 挿入部 20 アーム部 21 スライド部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側部に凹部を有する義歯基部と、 前記義歯基部の前記凹部の内部にスライド可能に挿入さ
    れたスライド部を有する義歯支持部材と、 前記義歯基部の前記凹部の内部に挿入され、前記義歯支
    持部材を前記義歯基部に固定可能に設けられたロック部
    材とを、 有することを特徴とする義歯維持装置。
  2. 【請求項2】側部に凹部を有し、義歯床に固定される義
    歯基部と、 2本の維持歯の間への挿入部と、維持歯の少なくともア
    ンダーカット面に装着可能なアーム部と、前記義歯基部
    の前記凹部の内部に挿入され、前記挿入部および前記ア
    ーム部の維持歯に対する着脱方向にスライド可能なスラ
    イド部とを一体的に有する義歯支持部材と、 前記義歯基部の前記凹部の内部に挿入され、前記義歯支
    持部材を前記義歯基部に固定可能に設けられたロック部
    材とを、 有することを特徴とする義歯維持装置。
  3. 【請求項3】前記義歯基部の前記凹部の内部に設けら
    れ、前記義歯支持部材を固定する方向に前記ロック部材
    を付勢する第1バネと、前記義歯基部の前記凹部の内部
    に設けられ、前記挿入部および前記アーム部が維持歯か
    ら外れる方向に前記義歯支持部材を付勢する第2バネと
    を、 有することを特徴とする請求項2記載の義歯維持装置。
JP12435399A 1999-04-30 1999-04-30 義歯維持装置 Pending JP2000312690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12435399A JP2000312690A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 義歯維持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12435399A JP2000312690A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 義歯維持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000312690A true JP2000312690A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14883296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12435399A Pending JP2000312690A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 義歯維持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000312690A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4784608A (en) Attachment for removably supporting a denture in the mouth of the user
JP5928845B2 (ja) 義歯安定装置及び方法
JP4607020B2 (ja) 自己結紮歯科矯正ブラケット
US20120251970A1 (en) Removable bite plane appliance
JP4686541B2 (ja) 部分義歯
JPH0852159A (ja) 歯列矯正ブラケット
US4795345A (en) Artificial teeth
AU2006255892A1 (en) Dental prosthesis and its manufacturing method
HU9902271D0 (en) Casting form for casting of base of dentistry modell
WO2007013722A1 (en) Dental prosthesis and its manufacturing method
US20040014007A1 (en) Bridge assembly for positioning a denture
US9498306B2 (en) Device for removable attachment of dental prosthesis
US20060040234A1 (en) Denture device
JP2000312690A (ja) 義歯維持装置
JP2004321645A (ja) 可撤性義歯用の係止方法及び装置
KR100817305B1 (ko) 앞니용 보철물
JP5720012B1 (ja) 入れ歯
US20090269715A1 (en) Spider die
US5564927A (en) Denture apparatus
KR100719215B1 (ko) 치과용 보철물 및 그 제조방법
TWI651078B (zh) 義齒固定件及義齒組件
JP6561306B1 (ja) 入れ歯
JP2003126121A (ja) 挟持型有床義歯
JP3829124B2 (ja) 義歯
JP2004254911A (ja) 取り外し式部分入れ歯の着脱構造