JP2000310999A - 設備制御システム - Google Patents

設備制御システム

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JP2000310999A
JP2000310999A JP11118741A JP11874199A JP2000310999A JP 2000310999 A JP2000310999 A JP 2000310999A JP 11118741 A JP11118741 A JP 11118741A JP 11874199 A JP11874199 A JP 11874199A JP 2000310999 A JP2000310999 A JP 2000310999A
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Hideyuki Yamagishi
秀之 山岸
Makoto Shosakai
誠 庄境
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重複音声による音声の誤認識および制御対処
機器の誤作動を防ぐ。 【解決手段】 複数のマイクロホン1から入力される音
声の内、一番早く音声が入力されたマイクロホン1を調
停回路13により検知し、そのマイクロホン1と音声認
識用プロセッサ14を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備、特に住宅の
設備に好適な設備制御システムに関し、より詳しくは、
音声により制御内容の指示を行う設備制御システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声認識装置を住宅の制御システ
ムに組み込み、居住者が音声で制御内容、たとえば、照
明の点灯、消灯、ガレージの開閉を指示することができ
る設備制御システム(特開平10−276483)が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)従来こ
の種の制御システムで使用されている音声認識装置はマ
イクロホンが話者の近く、約1メートル以内にある場合
には、話者の音声を非常に精度よく認識することができ
るが、1メートル以上離れると、極端に認識性能が落
ち、特に、雑音影響を受けやすくなる。このため、話者
の指示を正確に認識するためには、マイクロホンの設置
場所等の使用制限が生じるという解決すべき第1の課題
が従来技術にはあった。
【0004】(第2の課題)従来この種の制御システム
ではマイクロホンが複数の部屋に設置され、各マイクロ
ホンから入力された音声を1台の音声認識装置で認識す
る。このため、異なる部屋にいる2人の話者の音声が重
複して発声された場合、あるいは同一人物の音声が距離
の異なる複数のマイクロホンに入力された場合、音声認
識装置には複数組の音声信号があたかも同一人物の音声
として入力される。音声認識装置では、入力される複数
組の音声信号を区別することができず、また、誤認識を
起こす。このため、話者が指示した制御内容を実行でき
ないという解決すべき第2の課題が従来技術にはあっ
た。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、マイクロ
ホンの設置場所の使用制限を緩和することの可能な設備
制御システムを提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、複数の話者の音声
が重複した場合少なくとも1人の指示する制御内容を実
行できる設備制御システム、あるいは、異なる音声入力
手段から同一人物の音声が入力された場合には誤認識を
起こさないようにした設備制御システムを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、入力された音声信号を音
声認識手段により音声認識し、音声認識結果に対応する
内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御システ
ムにおいて、音声を入力し、音声信号を出力する複数の
音声入力手段と、前記複数の音声入力手段の中の音声が
一番早く入力された入力手段を検知し、当該検知した音
声入力手段と前記音声認識手段とを接続する調停手段と
を具えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、入力された音声信号を
音声認識手段により音声認識し、音声認識結果に対応す
る内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シス
テムにおいて、音声を入力し、音声信号を出力する複数
の音声入力手段と、前記複数の音声入力手段の中から出
力される音声信号に基づき音声の質が最も良好な音声入
力手段を検知し、当該検知した音声入力手段と前記音声
認識手段とを接続する調停手段とを具えたことを特徴と
する。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の設備制御システムにおいて、前記音声認識手
段は雑音除去機能を有することを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2に記載の設備制御システムにおいて、前記音声認識手
段は、音声信号の歪み補正機能を有することを特徴とす
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項1または請求項
2に記載の設備制御システムにおいて、当該設備制御シ
ステムに電源を光電変換により供給する光電変換手段を
さらに具えたことを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項1または請求項
2に記載の設備制御システムにおいて、設備は住宅設備
であって、住宅内の所定の部屋内に前記音声入力手段を
設置することを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項1または請求項
2に記載の設備制御システムにおいて、前記調停手段に
より検知されなかった音声入力手段に音声を入力した話
者に、音声が受け付けられなかった旨のメッセージを案
内するための複数の案内手段をさらに具えたことを特徴
とする。
【0014】請求項8の発明は、入力された音声信号を
音声入力手段により音声認識し、音声認識結果に対応す
る内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シス
テムにおいて、音声を入力し、音声信号を出力する複数
の音声入力手段と、前記複数の音声入力手段から出力さ
れる音声信号を音声認識する複数の音声認識手段とを具
え、前記複数の音声認識手段の中の音声信号が一番早く
入力された音声認識手段に音声認識処理を実行させるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項9の発明は、入力された音声信号を
音声入力手段により音声認識し、音声認識結果に対応す
る内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シス
テムにおいて、音声を入力し、音声信号を出力する複数
の音声入力手段と、前記複数の音声入力手段から出力さ
れる音声信号を音声認識する複数の音声認識手段と当該
重複的に発生した複数の音声認識手段の音声認識結果を
比較することにより認識結果の内容が同一の複数の音声
認識結果を検知する検知手段と、当該検知した同一の複
数の音声認識結果を単一の音声認識結果に統合して出力
し、前記検知手段が同一の複数の音声認識結果を検知し
ない場合には、前記複数の音声認識手段からの音声認識
結果を出力する情報処理手段と、該情報処理手段から出
力される音声認識結果に対応する内容の動作を前記制御
対象機器に実行させる制御手段とを具えたことを特徴と
する。
【0016】請求項10の発明は、請求項8または請求
項9に記載の設備システムにおいて、前記前記複数の音
声認識手段は無線または有線による通信手段を有し、該
通信手段により複数の音声認識手段の間で、音声入力ま
たは音声認識の停止要求および停止の解除を通信するこ
とにより前記音声信号が一番早く入力された音声認識手
段のみ音声認識処理を実行させることを特徴とする。
【0017】請求項11の発明は、請求項10に記載の
設備制御システムにおいて、前記複数の音声認識手段の
少なくとも1つと、複数の前記通信手段の少なくとも1
つとを1つの筐体内に収納して、設備内に設置すること
を特徴とする。
【0018】請求項12の発明は、請求項8に記載の設
備制御システムにおいて、音声認識処理が実行されなか
った音声認識手段の音声入力手段に音声を入力した話者
に、音声が受け付けられなかった旨のメッセージを案内
するための複数の案内手段をさらに具えたことを特徴と
する。
【0019】請求項13の発明は、入力された音声信号
を音声入力手段により音声認識し、音声認識結果に対応
する内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シ
ステムにおいて、雑音を消去する適応フィルタと、該適
応フィルタに与えるインパルス応答を保持するFIFO
メモリと、該FIFOメモリに保持し、音声の入力が検
知されている間は前記FIFOメモリに保持されている
一定時間前のインパルス応答を雑音除去に使用し、当該
雑音除去を行っている間の前記FIFOメモリに対する
インパルス応答の入力を禁止し、音声が入力されていな
い間は、現時点のインパルス応答を前記入力の音声信号
からの雑音の除去に使用する信号補正手段と、当該雑音
の除去が行われた音声信号に対して音声認識を行う音声
認識手段とを具えたことを特徴とする。
【0020】請求項14の発明は、入力された音声信号
を音声入力手段により音声認識し、音声認識結果に対応
する内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シ
ステムにおいて、音源の信号が特定不可能な雑音のスペ
クトルを一定周期で推定し、入力された音声信号のスペ
クトルから減算することにより当該雑音の除去を行う不
特定雑音除去手段と、前記雑音が除去された音声信号に
対して音声認識を行う音声認識手段とを具えたことを特
徴とする。
【0021】請求項15の発明は、入力された音声信号
を音声入力手段により音声認識し、音声認識結果に対応
する内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シ
ステムにおいて、話者の音声の歪みまたは音響の歪みの
特徴を記憶しておくメモリと、音声認識時には前記メモ
リに記憶してある該当の歪みの特徴を使用して、入力の
音声信号の歪みを補正する信号処理回路と、当該歪みの
補正が行われた音声信号に対して音声認識を行う音声認
識手段とを具えたことを特徴とする。
【0022】請求項16の発明は、入力された音声信号
を音声入力手段により音声認識し、音声認識結果に対応
する内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シ
ステムにおいて、雑音を消去する適応フィルタと、該適
応フィルタに与えるインパルス応答を保持するFIFO
メモリと、該FIFOメモリに保持し、音声の入力が検
知されている間は前記FIFOメモリに保持されている
一定時間前のインパルス応答を雑音除去に使用し、当該
雑音除去を行っている間の前記FIFOメモリに対する
インパルス応答の入力を禁止し、音声が入力されていな
い間は、現時点のインパルス応答を前記入力の音声信号
からの雑音の除去に使用する信号補正手段と、音源の信
号が特定不可能な雑音のスペクトルを一定周期で推定
し、入力された音声信号のスペクトルから減算すること
により当該雑音の除去を行う不特定雑音除去手段と、前
記信号補正手段および前記特定雑音除去手段により雑音
の除去が行われた音声信号に対して音声認識を行う音声
認識手段とを具えたことを特徴とする。
【0023】請求項17の発明は、入力された音声信号
を音声入力手段により音声認識し、音声認識結果に対応
する内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シ
ステムにおいて、音源の信号が特定不可能な雑音のスペ
クトルを一定周期で推定し、入力された音声信号のスペ
クトルから減算することにより当該雑音の除去を行う不
特定雑音除去手段と、話者の音声の歪みまたは音響の歪
みの特徴を記憶しておくメモリと、音声認識時には前記
メモリに記憶してある該当の歪みの特徴を使用して、入
力の音声信号の歪みを補正する信号処理回路と、前記不
特定雑音除去手段により雑音の除去が行われ。前記信号
処理回路により歪みの補正が行われた音声信号に対して
音声認識を行う音声認識手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0024】請求項18の発明は、入力された音声信号
を音声入力手段により音声認識し、音声認識結果に対応
する内容の動作を制御対象機器に実行させる設備制御シ
ステムにおいて、雑音を消去する適応フィルタと、該適
応フィルタに与えるインパルス応答を保持するFIFO
メモリと、該FIFOメモリに保持し、音声の入力が検
知されている間は前記FIFOメモリに保持されている
一定時間前のインパルス応答を雑音除去に使用し、当該
雑音除去を行っている間の前記FIFOメモリに対する
インパルス応答の入力を禁止し、音声が入力されていな
い間は、現時点のインパルス応答を前記入力の音声信号
からの雑音の除去に使用する信号補正手段と、音源の信
号が特定不可能な雑音のスペクトルを一定周期で推定
し、入力された音声信号のスペクトルから減算すること
により当該雑音の除去を行う不特定雑音除去手段と、話
者の音声の歪みまたは音響の歪みの特徴を記憶しておく
メモリと、音声認識時には前記メモリに記憶してある該
当の歪みの特徴を使用して、入力の音声信号の歪みを補
正する信号処理回路と、前記信号補正手段および前記不
特定雑音除去手段により雑音の除去が行われ。前記信号
処理回路により歪みの補正が行われた音声信号に対して
音声認識を行う音声認識手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0025】請求項19の発明は、請求項13〜請求項
18のいずれかに記載の設備制御システムにおいて、前
記音声入力手段が設備の天井に設置されることを特徴と
する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0027】(第1の実施形態)図1は本発明第1の実
施形態のシステム構成を示す。図1において、1は音声
を入力するためのマイクロホンである。10は制御部で
あり、音声で指示された制御内容を認識するとともに、
認識した制御内容でエアコン31のオン/オフや照明設
備32の電源スイッチのオン/オフを行う。
【0028】マイクロホン1は住宅の各部屋に設置さ
れ、住宅内のいずれかに設置された1台の制御部10に
信号線で接続される。制御部1では、たとえば、話者か
らエアコンのオン/オフを指示された場合には、音声の
認識結果に基づきリモコン21に対して、オン/オフを
指示する制御信号を送信し、リモコン21にエアコン3
1をオン/オフさせる。話者から照明設備のオン/オフ
が指示された場合、制御部10は信号変換回路22にオ
ン/オフを指示するための制御信号(デジタル形態)を
送信する。信号変換回路22では受信した制御信号をア
ナログ信号に変換して照明設備32に転送し、照明設備
32の電源スイッチをオン/オフさせる。
【0029】制御部10の内部構成を説明する。制御部
10はアナログデジタル変換回路(A/D)11、調停
回路13、音声認識用プロセッサ14およびインタフェ
ース15を有する。A/D11はマイクロホン1から入
力されるアナログの音声信号をデジタルの音声信号に変
換する。A/D11は設置されたマイクロホン1の個数
と同じだけ用意される。調停回路13は複数のA/D1
1から入力される音声信号の内、一番早く受信した音声
信号のみを受付け(一番早く音声を入力したマイクロホ
ン1の検知)、その信号ライン12を音声認識用プロセ
ッサ14に接続する。一例としては音声信号のパルスの
立ち上がりを比較することにより一番早く入力された音
声信号を検知する調停回路を使用することができる。
【0030】これにより、一番早く発声された話者の音
声のみが音声認識用プロセッサ14により音声認識され
る。他の話者により後で発声された音声の音声信号は調
停回路13までしか届かず、もって、音声認識用プロセ
ッサ14では音声認識されない。
【0031】したがって、発声開始が完全同一でない限
り、一番早く発声された音声のみが音声認識用プロセッ
サ14により音声認識される。
【0032】調停回路13は周知の回路であるので、そ
の内部構成の説明を省略する。音声認識用プロセッサ1
4としては本願出願人が提案した特願平9−51577
号および特願平9−56018号の装置を使用すること
ができる。さらにこれら音声認識装置に対して、PC
T、日本出願00915/1998に開示された不特定
雑音除去機能を持たせることができる。
【0033】特願平9−56018号に記載の音声認識
装置は、話者の音声の歪みまたは音響の歪みの特徴をメ
モリに記憶しておき、音声認識時にはメモリに記憶して
ある該当の歪みの特徴を使用して、信号処理回路により
入力の音声信号の歪みを補正する音声認識装置である。
【0034】特願平9−51577号に記載の音声処理
装置は雑音を消去する適応フィルタに与えるインパルス
応答をFIFOメモリに保持し、音声の入力が検知され
ている間はFIFOメモリに保持されている一定時間前
のインパルス応答を雑音除去に使用する音声処理装置で
ある。この間のFIFOメモリに対するインパルス応答
の入力が禁止され、音声が入力されていない間は、現時
点のインパルス応答を雑音除去に使用する。
【0035】PCT、日本出願00915/1998に
記載された雑音除去機能は、音源の信号が特定不可能な
(音源未知)雑音のスペクトルを一定周期で推定し、音
声信号のスペクトルから減算することにより音源未知の
雑音を除去する不特定雑音除去手段により実現される。
【0036】上述の雑音除去機能や歪み補正機能につい
ては自動車室内の音声認識を目的として開発されたが、
実験の結果、住宅室内では上記機能を有する音声認識装
置では最低で1mの距離だけマイクロホンと発話者が離
れていても実用に供する音声認識性能を発揮することを
本願発明者は発見した。このような音声信号の歪み補正
機能、雑音除去機能を音声認識用プロセッサ14に選択
的に持たせることにより、住宅に住む住人のような特定
話者の音声を精度よく音声認識することができる。さら
に音声信号の歪み補正機能および/または雑音除去機能
を音声認識用プロセッサ14に持たせることにより1m
以上マイクロホンから離れた場所からしゃべった音声に
対する音声認識精度をより高めることができる。なお、
上述の3つの機能については製品のコスト、設備使用環
境に応じて、任意に組合わせればよい。
【0037】このような音声認識用プロセッサ14を使
用すると、本実施形態では、図2に示すようにマイクロ
ホン1を天井にも設置することができる。
【0038】図2は住宅の間取りを簡素化して示す説明
図である。図2において、天井41の裏側(いわゆる天
井裏)に、制御部10を設置する。マイクロホン1は部
屋の横壁42、天井41に設置することができる。従来
の音声認識装置の性能では、マイクロホンと人間との間
の距離が約1メートル以上離れると、音声認識精度が極
端に低下する。しかしながら、上述の歪み補正機能およ
び/または雑音除去機能を有する音声認識用プロセッサ
14を使用すると、人間と音声認識装置との間が1メー
トル以上離れても、実用に供するだけの音声認識精度を
維持できる。このため、マイクロホン1を天井41に設
置することが可能となり、マイクロホン1の設置場所の
自由度が高まる。
【0039】(第2の実施形態)第1の実施形態は複数
のマイクロホン1から入力される音声信号の中の1つを
調停回路13により選択して、音声認識用プロセッサ1
4でその音声信号を音声認識する例であった。次に、マ
イクロホンと制御部を1対とした音声認識装置を複数有
する設備制御システムを説明する。
【0040】図3は第2の実施形態のシステム構成を示
す。図3において、100は音声認識装置である。音声
認識装置100はマイクロホン101、A/D102、
音声認識用プロセッサ103、制御用インタフェース1
04および通信用インタフェース106を有する。マイ
クロホン101、A/D102および音声認識用プロセ
ッサ103は第1の実施形態と同様の回路を使用する。
ただし、音声認識用プロセッサ103は後述の通信機能
を有する。
【0041】制御用インタフェース104は第1の実施
形態のインタフェース15と同じである。通信用インタ
フェース106は、例えば、イーサネットと呼ばれるL
AN(広域ネットワーク)用の通信インタフェースを使
用する。音声認識用プロセッサ103の音声認識結果に
対応する制御信号が制御用インタフェース104を介し
て制御対象機器(第1の実施形態のエアコン等)105
に送られる。
【0042】このような音声認識装置100複数台が信
号線110を介して接続される。
【0043】本実施形態の特徴は、マイクロホン101
に音声が入力されると、音声認識用プロセッサ103が
他の音声認識装置100に対して音声認識処理および/
または音声信号の入力処理を停止を要求する機能と、他
の音声認識装置100からの停止要求に応じて、音声認
識処理および/または音声信号の入力処理を停止する機
能を有する点にある。
【0044】音声認識装置100の設置例を図4に示
す。音声認識装置100は筐体201内に収納され、天
井202に設置される。マイクロホン101は筐体20
1の外側に集音可能に取り付けられる。
【0045】この例では部屋に設置された制御対象機器
105に対して赤外線、あるいは無線による通信により
制御動作が制御用インタフェース104から指示され
る。なお、マイクロホン101、音声認識用プロセッサ
103、インタフェース104,106は、設置場所に
応じて一体に形成すればよい。たとえば、風呂場では、
マイクロホン101のみを風呂場に設置すると好適であ
る。
【0046】他の音声認識装置との通信によって、一番
早く音声が入力された音声認識装置の機器制御のみを有
効とさせるための処理を図5を参照して説明する。
【0047】図5は音声認識用プロセッサ103内に記
憶された音声認識・通信用のプログラムの内容を示す。
このプログラムは、CPUが実行可能なプログラム言語
で記載され、音声認識用プロセッサ103の内のROM
等に保存記憶される。
【0048】音声認識用プロセッサ103内のCPU
(以下、CPUと略記する)は電源が供給される間、図
5の処理手順を実行し続ける。
【0049】なお、以下の説明で使用する音声入力停止
フラグについて説明しておく。音声入力停止フラグはオ
ン/オフについての情報で、音声認識用プロセッサ10
4内のRAMに記憶される。音声に入力停止フラグがオ
ンの時には、自己の音声認識装置は音声入力処理および
音声認識処理が停止状態であることを示す。音声に入力
停止フラグがオフの時には、自己の音声認識装置が音声
入力処理および音声認識処理が可能である状態(停止解
除状態)であることを示す。
【0050】図5において、CPUは音声入力停止信号
を他の音声認識装置から受信しているか否かを通信イン
タフェース106の受信内容の確認により判定する(ス
テップS50)。この時点で、音声入力停止信号を受信
した場合、音声入力停止フラグをオン(自己の音声入力
・音声認識処理の禁止)に設定する。
【0051】音声入力停止信号を受信していない場合に
は、音声入力停止解除信号が他の音声認識装置から送信
されたか否かを判定する(ステップS100)。
【0052】この判定は、通信用インタフェース106
の受信内容を判定することで実現できる。次にCPUは
フラグの内容がオンであるか、オフであるかを判定する
(ステップS100)。
【0053】他の音声入力装置が音声入力停止解除信号
を送信した場合には音声入力停止フラグをオフに設定
し、音声入力および音声認識処理を停止解除状態とする
(ステップS105)。
【0054】一方、音声入力停止解除信号を受信してい
ない場合、CPUは手順をステップS100からステッ
プS110に手順を進める。このステップでCPUは、
音声入力停止フラグがオンであるか否かを判定する。音
声入力停止フラグがオンのときには、手順はステップS
50に戻る。このため、他の音声認識装置からの音声入
力停止解除信号を受信するまでは、ステップS50〜S
110のループ処理が繰り返される。
【0055】これによりCPUの実行手順は後述のステ
ップS120以降の音声入力処理および音声認識処理へ
移行せず、たとえ、自己のマイクロホン1から音声が入
力されても音声認識用プロセッサ103はA/D102
から入力される音声信号を受け付けない。
【0056】自己および他の音声認識装置が音声認識を
行っていない状態では音声入力停止フラグはオン状態に
ある。
【0057】したがって、手順はステップS100→S
110→S120へと進む。この時点で話者が音声を発
声していない状態、すなわち、無音状態であると、ステ
ップS120の音声入力の有無の判定(A/D102か
らの入力信号の有無の判定)は、無しとなる。したがっ
て、音声信号の入力があるまで、ステップS100〜S
120→S130→S100のループ処理が繰り返され
る。
【0058】話者が制御対象機器に対する動作の指示を
発声すると、マイクロホン1から入力された音声が音声
信号の形態で、音声認識用プロセッサ103に入力され
る。
【0059】この入力がステップS120において検出
され、CPUの手順はステップS120→S121へと
進む。ステップS121において、音声入力停止信号が
通信用インタフェース106、信号線110を介して、
他の音声認識装置に送信され、続いて音声認識処理が行
われる。これにより他の音声認識装置では音声入力停止
フラグをオンにするので、自己の音声入力・音声認識処
理が停止する。
【0060】ステップ121では、上述したように特願
平9−56018号で開示されている処理、すなわち、
歪み補正処理と、PCT日本出願00915/1998
および特願平10−257583号で開示されている雑
音除去処理が行われた後、音声認識処理が行われる。音
声認識処理自体は周知の処理方法を使用すればよく、詳
細な説明を省略する。
【0061】音声認識結果は、たとえば、文字コード列
の形態で得られるので、予め音声認識用プロセッサ内の
ROMに格納されている文字コード列−制御信号対応表
に基づいて、複数ビットの制御信号に変換される。変換
された制御信号が、制御用インタフェース104を介し
て部屋内の制御対象機器105に送信される(ステップ
S122)。これにより音声認識用プロセッサ103は
話者から指示された動作内容を制御対象機器105に対
して実行させることができる。
【0062】この後、CPUは手順をステップS123
へ進め、音声入力停止解除信号を通信用インタフェース
106および信号線110を介して他の音声認識用プロ
セッサに送信する。
【0063】この音声入力停止信号を受けて、他の音声
認識プロセッサでは自己の音声入力停止フラグをオフに
切り替え、音声入力、音声認識可能状態とする。
【0064】以上の処理を複数の音声認識装置が実行す
ると、全ての音声認識装置が音声入力・音声認識可能状
態(音声入力停止フラグオフ)にあるときに、一番早く
音声を入力した音声認識装置から音声入力停止信号が発
生され、この入力停止信号を受けた他の音声認識装置で
は音声入力停止フラグをオンに設定することで、自己の
音声入力・音声認識処理を停止する。これにより、一番
早く話者の音声を入力した音声認識装置だけが、制御対
象機器(105)の制御を実行することができる。
【0065】また、上記一番早く音声を入力した音声認
識装置の制御処理が終了すると、その音声認識装置から
音声入力停止解除信号が発生されるので、この信号を受
けた他の音声認識装置では音声入力停止フラグをオンに
設定して、自己での音声入力・音声認識処理を可能状態
とする。
【0066】(第3の実施形態)複数の音声認識用プロ
セッサの音声認識結果を専用の制御用プロセッサが受信
して、制御用プロセッサが設備制御を統括する第3の実
施形態を説明する。第3の実施形態のシステム構成を図
6に示す。第2の実施形態と同様の回路には同一の符号
を付しており詳細な説明を省略する。
【0067】図6において、200は設備制御装置であ
り制御用プロセッサ201、通信用インタフェース20
2および制御用インタフェース203を有する。制御用
インタフェースは複数の制御対象機器に対して、制御用
プロセッサ201からの動作指示を転送する。
【0068】通信用インタフェース202は信号線11
0と接続し、複数の音声認識装置100から音声認識結
果を受信する。
【0069】制御用プロセッサ201は複数の音声認識
結果から受信した音声認識結果を制御用の動作指示信号
に変換する。また、一定時間内に受信した複数組の音声
認識結果を相互比較し、内容が一致している音声認識結
果を見つけると同一内容の複数の音声認識結果を単一の
音声認識結果に統合する。
【0070】このようなシステムの動作を図7のフロー
チャートを使用して説明する。図7は制御用プロセッサ
201が実行する処理プログラムの内容を示す。この処
理プログラムは予め、制御用プロセッサ内のメモリに組
み込まれている。
【0071】音声認識用プロセッサ103はマイクロホ
ン101から音声の入力があると、従来と同様にして音
声認識を行い、その音声認識結果を通信用インタフェー
ス106を介して、設備制御装置200に送信する。
【0072】制御用プロセッサ201は通常は、ステッ
プS200〜S210のループ処理により音声認識装置
100からの送信を待機している。音声認識装置100
からのデータ送信があることをステップS200で検知
すると制御用プロセッサ201は受信したデータ(音声
認識結果)を内部メモリに一時記憶する(ステップS2
00→S205)。
【0073】また、ステップS210では一定時間を計
時する内部タイマーがカウントアップしたか否かを監視
し、カウントアップしていない場合には、手順をステッ
プS210からS200に戻す。内部タイマーのカウン
トアップ時間をたとえば、10秒とすると、10秒の間
に、複数の音声認識装置100から送信される音声認識
結果が内部メモリに収集される。内部タイマーがカウン
トアップしたことをステップS210で検出した制御用
プロセッサ201は、内部メモリに記憶されている1以
上の音声認識結果の中の2つの音声認識結果を任意に組
み合わせ、一致比較を行う。本実施形態では、ソーティ
ングと呼ばれている周知の情報処理手法を使用して、音
声認識結果の並び換えを行う途中で、音声認識結果の文
字列が同一のものを1つに統合する(ステップS220
→S230)。ソーティング用のプログラムを使用しな
くても、2つの音声認識結果が一致の判定が得られた場
合には、2つの音声認識結果の内の1つを内部メモリか
ら削除することにより音声認識結果の統合を行うことが
できる。
【0074】同一音声認識結果を統合した後の複数の音
声認識結果は文字列から制御機器への動作指示に従来と
同様にして変換され、制御用インタフェース203を介
して制御対象機器204に送られる。
【0075】この後、内部メモリ内の音声認識結果は消
去され、内部カウンタが再起動される(ステップS24
0)。
【0076】以上の手順を繰り返すと一定時間間隔(こ
の形態では10秒)間隔で音声認識結果が設備制御装置
100で収集され、収集された音声認識結果の中の同一
のものが統合される。したがって、10秒以内に複数の
人間から発生された同一内容の音声や複数のマイクロホ
ン101から入力され複数の音声認識用プロセッサ10
2で音声認識される単一話者の音声についても、制御用
プロセッサ201側では複数回、制御対象機器に動作指
示を行うことはない。
【0077】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。
【0078】1)第1の実施形態において、制御対象機
器と、制御部10あるいは音声認識装置100との間の
通信手段は無線(たとえば、赤外線、光を使用した無線
通信方法)、有線の周知の通信手段を使用することがで
きる。さらにマイクロホンと音声認識用プロセッサの間
のいずれかの経路部分を無線の通信手段としてもよいこ
と勿論である。
【0079】2)第2の実施形態の音声認識装置100
の間の通信についても、イーサネットのような通信方法
の他に、有線、無線の通信方法(手段)を使用すること
ができる。
【0080】3)上述の第1、第2の実施形態では、設
備の一例として、住宅設備を説明したが、他の設備、た
とえば、生産設備など、他の設備にも本実施形態を適用
できる。
【0081】4)上述の実施形態において、光電池(光
電変換手段)を太陽光を受光可能な位置に設置し、音声
認識装置100等や設備制御システム全体の電源とする
こともできる。
【0082】5)上述の第1の実施形態においては、入
力が受け付けられなかった音声の話者、第2の実施形態
においては音声認識が行われなかった音声の話者に音声
が受け付けられなかった旨を案内する複数の案内手段を
設置することもできる。この場合、案内手段としては合
成音声発生器や表示器を使用する。第1の実施形態で
は、入力を受け付けるマイクロホンを調停回路が検知す
るので、調停回路から、入力を受け付けなかったマイク
ロホンに対の案内手段に案内実行のための信号を送信す
る。案内手段では合成音声あるいは表示によりメッセー
ジを案内する。案内としては、その他、ランプの点灯、
ブザーによる報知も可能である。
【0083】第2の実施形態では音声認識用プロセッサ
が音声入力フラグをオンに設定した時点で、自己に対応
する案内手段に案内実行の信号を送信する。
【0084】6)第2の実施形態では通信用インタフェ
ースを含む音声認識装置100を1つの筐体の中に収納
したが、筐体の形状としては図4の形状に限らず、人
形、家具、生活用備品等各種の収納可能物体に音声認識
装置100を収納することができる。
【0085】7)音声を入力するマイクロホンは1部屋
に複数設置してもよいこと勿論である。
【0086】8)上述の第2実施形態では、音声の入力
および認識処理を双方を停止させる例を説明したが、話
者が異なる部屋におり、離れているような場合は各、音
声認識プロセッサでは入力の音声信号を内部メモリに記
憶し、音声認識処理のみを停止することもできる。
【0087】9)第2の実施形態では音声認識用プロセ
ッサの間で通信を行うことによりシステムに調停機能
(一番早く音声信号が入力された音声認識用プロセッサ
で音声認識を行うこと)を持たせたが、専用の調停回路
を設け、調停回路により一番早く音声信号を入力した音
声認識用プロセッサを動作可能状態(アクチブ)とする
ことができる。
【0088】10)第1の実施形態の調停回路13は、
音声が一番早くされた音声入力系統を選択する。選択さ
れた入力系統の解除は、音声認識の終了時としてもよ
い、選択した音声入力系統上の音声信号のレベルが閾値
以下(発生していた音声の停止)としてもよい。
【0089】11)上述の実施形態1〜2では一番早く
入力した音声またはその音声認識結果を選択するように
しているが、複数の音声が重複的に発生した場合に、音
声の質が一番よい音声が入力された音声入力系統を選択
することもできる。音声の質を表すパラメータとして
は、音声信号平均レベル、すなわち、音声信号が発生し
てから一定時間内の音声信号のレベル平均を比較するパ
ラメータとして使用することができる。また、S/N
比、音声信号の振幅の最大値を比較のためのパラメータ
とすることもできる。
【0090】したがって、図1の調停回路13は、一定
時間内の音声信号を保持する回路、上記パラメータの値
を当該保持された音声信号から取得する回路と、取得さ
れたパラメータの値を比較する回路および比較の結果に
応じて、音声入力系統を音声認識用プロセッサ14に接
続させる信号線切替え回路で構成すればよい。これら個
々の回路自体は周知の回路を使用することができ、当業
者であれば、容易に調停回路を作成することができよ
う。
【0091】12)第3の実施形態に第2実施形態の調
停機能を持たしてもよいことは言うまでもない。
【0092】13)第1〜第3の実施形態の音声認識用
プロセッサは、制御対象機器への1つの動作指示が1回
の発話で行われることを想定しているが、1回の発話の
中に複数組の動作指示を含ませてもよい。この場合、単
一の音声認識用プロセッサの中に、同一の複数の音声認
識結果を統合する機能(第3実施形態のソーティング機
能)を持たせるとよい。この機能を持たせることによ
り、発話者が繰り返し発生した動作指示を1つの音声認
識結果として統合することができる。
【0093】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
では、重複的に異なる音声が発声あるいは音声信号が発
生されても、一番早く入力された音声のみが音声認識手
段手段に与えられ、1人ではあるが精度よく音声を認識
することができる。
【0094】請求項2の発明では重複的に音声/音声信
号が発声/発生されても音声の品質のよい音声信号のみ
が音声認識手段に与えられ、精度よく音声を認識するこ
とができる。
【0095】請求項3、4の発明では、歪み補正、雑音
除去機能を音声認識装置に持たせることにより、音声認
識性能が向上する。
【0096】請求項5の発明は光電変換手段を電源とし
て使用することにより商用電源の使用料を節減すること
ができる。
【0097】請求項6の発明では、住宅内の各部屋から
の音声による設備の制御が可能となる。
【0098】請求項7の発明では、話者は、メッセージ
の案内により、音声が受け付けられなかったことを知る
ことができる。
【0099】請求項8の発明では複数の音声認識装置を
使用して音声認識を行っても、異なる話者の音声が重複
して発声されても、最初に発声された音声のみを有効と
し、後の音声を無効化することができる。また、1台の
音声認識装置を複数の音声入力手段と接続するよりも多
くの話者の音声を取り扱うことができる。
【0100】請求項8の発明では、音声認識手段の間の
通信により調停動作を行うので、専用の調停装置を不要
とせず、システムを小型化できる。
【0101】請求項9の発明では、複数の話者から一定
時間内に複数の話者から音声で指示された同一の制御指
示を検知し、同一の音声認識結果を統合することによ
り、制御対象機器を重複的に動作させることはない。
【0102】請求項10の発明では、複数の認識手段の
間でたとえば。音声入力または音声認識の停止要求およ
び停止の解除を通信することにより一番早く入力された
音声のみを音声認識することができる。
【0103】請求項11の発明では、音声認識手段およ
び通信手段を1つの筐体内に収納することにより、シス
テムの設置に関し、筐体を設備に設置するだけでよくな
る。
【0104】請求項12の発明では、発声が遅れ、音声
認識が行われなかった場合でも、その話者に案内するこ
とにより、音声の指示の誤認を避けることができる。
【0105】請求項13〜19の発明では、話者固有の
歪みや音響固有の歪みの特徴を補正し、雑音を除去する
ことにより、話者と音声認識装置との間を従来よりも長
くすることができる。これにより音声入力手段の設置場
所の制限が緩和され、たとえば、従来ではできなかっ
た、音声入力手段を天井に設置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施形態のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】システムの配置例を示す説明図である。
【図3】本発明第2の実施形態のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明第2の実施形態の模式的な外観を示す構
成図である。
【図5】本発明第2の実施形態の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明第3の実施形態のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明第3の実施形態の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1、101 マイクロホン 11、102 A/D 13 調停回路 14、103 音声認識用プロセッサ 201 音声認識(制御)用プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D015 DD02 EE05 KK01 LL10 9A001 BB02 BB03 BB04 CC05 CC08 DD11 EE05 FF02 GG14 HH16 HH17 HZ03 JJ12 JJ75 JZ61 KK32 KK37 KK62

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声信号を音声認識手段によ
    り音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を制
    御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 音声を入力し、音声信号を出力する複数の音声入力手段
    と、 前記複数の音声入力手段の中の音声が一番早く入力され
    た入力手段を検知し、当該検知した音声入力手段と前記
    音声認識手段とを接続する調停手段とを具えたことを特
    徴とする設備制御システム。
  2. 【請求項2】 入力された音声信号を音声認識手段によ
    り音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を制
    御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 音声を入力し、音声信号を出力する複数の音声入力手段
    と、 前記複数の音声入力手段の中から出力される音声信号に
    基づき音声の質が最も良好な音声入力手段を検知し、当
    該検知した音声入力手段と前記音声認識手段とを接続す
    る調停手段とを具えたことを特徴とする設備制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の設備制
    御システムにおいて、前記音声認識手段は雑音除去機能
    を有することを特徴とする設備制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の設備制
    御システムにおいて、前記音声認識手段は、音声信号の
    歪み補正機能を有することを特徴とする設備制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の設備制
    御システムにおいて、当該設備制御システムに電源を光
    電変換により供給する光電変換手段をさらに具えたこと
    を特徴とする設備制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の設備制
    御システムにおいて、設備は住宅設備であって、住宅内
    の所定の部屋内に前記音声入力手段を設置することを特
    徴とする設備制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の設備制
    御システムにおいて、前記調停手段により検知されなか
    った音声入力手段に音声を入力した話者に、音声が受け
    付けられなかった旨のメッセージを案内するための複数
    の案内手段をさらに具えたことを特徴とする設備制御シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 入力された音声信号を音声入力手段によ
    り音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を制
    御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 音声を入力し、音声信号を出力する複数の音声入力手段
    と、 前記複数の音声入力手段から出力される音声信号を音声
    認識する複数の音声認識手段とを具え、前記複数の音声
    認識手段の中の音声信号が一番早く入力された音声認識
    手段に音声認識処理を実行させることを特徴とする設備
    制御システム。
  9. 【請求項9】 入力された音声信号を音声入力手段によ
    り音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を制
    御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 音声を入力し、音声信号を出力する複数の音声入力手段
    と、 前記複数の音声入力手段から出力される音声信号を音声
    認識する複数の音声認識手段と当該重複的に発生した複
    数の音声認識手段の音声認識結果を比較することにより
    認識結果の内容が同一の複数の音声認識結果を検知する
    検知手段と、 当該検知した同一の複数の音声認識結果を単一の音声認
    識結果に統合して出力し、前記検知手段が同一の複数の
    音声認識結果を検知しない場合には、前記複数の音声認
    識手段からの音声認識結果を出力する情報処理手段と、 該情報処理手段から出力される音声認識結果に対応する
    内容の動作を前記制御対象機器に実行させる制御手段と
    を具えたことを特徴とする設備制御システム。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の設備
    制御システムにおいて、前記前記複数の音声認識手段は
    無線または有線による通信手段を有し、該通信手段によ
    り複数の音声認識手段の間で、音声入力または音声認識
    の停止要求および停止の解除を通信することにより前記
    音声信号が一番早く入力された音声認識手段のみ音声認
    識処理を実行させることを特徴とする設備制御システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の設備制御システム
    において、前記複数の音声認識手段の少なくとも1つ
    と、複数の前記通信手段の少なくとも1つとを1つの筐
    体内に収納して、設備内に設置することを特徴とする設
    備制御システム。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の設備制御システムに
    おいて、音声認識処理が実行されなかった音声認識手段
    の音声入力手段に音声を入力した話者に、音声が受け付
    けられなかった旨のメッセージを案内するための複数の
    案内手段をさらに具えたことを特徴とする設備制御シス
    テム。
  13. 【請求項13】 入力された音声信号を音声入力手段に
    より音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を
    制御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 雑音を消去する適応フィルタと、 該適応フィルタに与えるインパルス応答を保持するFI
    FOメモリと、 該FIFOメモリに保持し、音声の入力が検知されてい
    る間は前記FIFOメモリに保持されている一定時間前
    のインパルス応答を雑音除去に使用し、当該雑音除去を
    行っている間の前記FIFOメモリに対するインパルス
    応答の入力を禁止し、音声が入力されていない間は、現
    時点のインパルス応答を前記入力の音声信号からの雑音
    の除去に使用する信号補正手段と、 当該雑音の除去が行われた音声信号に対して音声認識を
    行う音声認識手段とを具えたことを特徴とする設備制御
    システム。
  14. 【請求項14】 入力された音声信号を音声入力手段に
    より音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を
    制御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 音源の信号が特定不可能な雑音のスペクトルを一定周期
    で推定し、入力された音声信号のスペクトルから減算す
    ることにより当該雑音の除去を行う不特定雑音除去手段
    と、 前記雑音が除去された音声信号に対して音声認識を行う
    音声認識手段とを具えたことを特徴とする設備制御シス
    テム。
  15. 【請求項15】 入力された音声信号を音声入力手段に
    より音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を
    制御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 話者の音声の歪みまたは音響の歪みの特徴を記憶してお
    くメモリと、 音声認識時には前記メモリに記憶してある該当の歪みの
    特徴を使用して、入力の音声信号の歪みを補正する信号
    処理回路と、 当該歪みの補正が行われた音声信号に対して音声認識を
    行う音声認識手段とを具えたことを特徴とする設備制御
    システム。
  16. 【請求項16】 入力された音声信号を音声入力手段に
    より音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を
    制御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 雑音を消去する適応フィルタと、 該適応フィルタに与えるインパルス応答を保持するFI
    FOメモリと、 該FIFOメモリに保持し、音声の入力が検知されてい
    る間は前記FIFOメモリに保持されている一定時間前
    のインパルス応答を雑音除去に使用し、当該雑音除去を
    行っている間の前記FIFOメモリに対するインパルス
    応答の入力を禁止し、音声が入力されていない間は、現
    時点のインパルス応答を前記入力の音声信号からの雑音
    の除去に使用する信号補正手段と、 音源の信号が特定不可能な雑音のスペクトルを一定周期
    で推定し、入力された音声信号のスペクトルから減算す
    ることにより当該雑音の除去を行う不特定雑音除去手段
    と、 前記信号補正手段および前記特定雑音除去手段により雑
    音の除去が行われた音声信号に対して音声認識を行う音
    声認識手段とを具えたことを特徴とする設備制御システ
    ム。
  17. 【請求項17】 入力された音声信号を音声入力手段に
    より音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を
    制御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 音源の信号が特定不可能な雑音のスペクトルを一定周期
    で推定し、入力された音声信号のスペクトルから減算す
    ることにより当該雑音の除去を行う不特定雑音除去手段
    と、 話者の音声の歪みまたは音響の歪みの特徴を記憶してお
    くメモリと、 音声認識時には前記メモリに記憶してある該当の歪みの
    特徴を使用して、入力の音声信号の歪みを補正する信号
    処理回路と、 前記不特定雑音除去手段により雑音の除去が行われ。前
    記信号処理回路により歪みの補正が行われた音声信号に
    対して音声認識を行う音声認識手段とを具えたことを特
    徴とする設備制御システム。
  18. 【請求項18】 入力された音声信号を音声入力手段に
    より音声認識し、音声認識結果に対応する内容の動作を
    制御対象機器に実行させる設備制御システムにおいて、 雑音を消去する適応フィルタと、 該適応フィルタに与えるインパルス応答を保持するFI
    FOメモリと、 該FIFOメモリに保持し、音声の入力が検知されてい
    る間は前記FIFOメモリに保持されている一定時間前
    のインパルス応答を雑音除去に使用し、当該雑音除去を
    行っている間の前記FIFOメモリに対するインパルス
    応答の入力を禁止し、音声が入力されていない間は、現
    時点のインパルス応答を前記入力の音声信号からの雑音
    の除去に使用する信号補正手段と、 音源の信号が特定不可能な雑音のスペクトルを一定周期
    で推定し、入力された音声信号のスペクトルから減算す
    ることにより当該雑音の除去を行う不特定雑音除去手段
    と、 話者の音声の歪みまたは音響の歪みの特徴を記憶してお
    くメモリと、 音声認識時には前記メモリに記憶してある該当の歪みの
    特徴を使用して、入力の音声信号の歪みを補正する信号
    処理回路と、 前記信号補正手段および前記不特定雑音除去手段により
    雑音の除去が行われ、前記信号処理回路により歪みの補
    正が行われた音声信号に対して音声認識を行う音声認識
    手段とを具えたことを特徴とする設備制御システム。
  19. 【請求項19】 請求項13〜請求項18のいずれかに
    記載の設備制御システムにおいて、前記音声入力手段が
    設備の天井に設置されることを特徴とする設備制御シス
    テム。
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