JP2000310263A - ディスクロータ - Google Patents

ディスクロータ

Info

Publication number
JP2000310263A
JP2000310263A JP11120224A JP12022499A JP2000310263A JP 2000310263 A JP2000310263 A JP 2000310263A JP 11120224 A JP11120224 A JP 11120224A JP 12022499 A JP12022499 A JP 12022499A JP 2000310263 A JP2000310263 A JP 2000310263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk rotor
cooling
rotor
cooling ribs
peripheral side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11120224A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kumemura
洋一 久米村
Atsushi Takano
淳 高野
Hiroki Okada
裕樹 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP11120224A priority Critical patent/JP2000310263A/ja
Publication of JP2000310263A publication Critical patent/JP2000310263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重根分離型ベンチレーテッドディスクロータ
において、熱容量の違いから生じるロータ摺動面の凹凸
を防止し、ジャダの発生を防ぐ。 【解決手段】 冷却フィンの断面積を周方向で見てどの
部分でも略等しくしつつ、径方向での冷却フィンの重量
配分を周方向で等間隔に変えることにより、重根分離と
熱容量の均一化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクブレーキ
に用いられるディスクロータに関し、特に通気孔と冷却
リブを備えたベンチレーテッド型のディスクロータに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的にディスクロータにおいては、ブ
レーキパッドにより挟圧される環状ロータ部分は、周方
向における質量および剛性分布が均質に形成されている
ため、当該ディスクロータをその環状ロータ部の1点に
て加振した場合に生じる振動モードにおける節・腹の位
置は、加振点の位置を変えればそれにつれて変わり、加
振点の位置によって定まる。
【0003】すなわち、ブレーキパッドとの摺動によっ
て加振されて生じるディスクロータの振動モードにおけ
る節・腹の位置は、加振点であるブレーキパッドの位置
によって定まり、ブレーキ作用時には空間に対して動か
ない節・腹を持つ定常な振動モードが当該ディスクロー
タに生じ、このような定常な振動モードは、その共振周
波数において所謂ブレーキの鳴きを発生させる。
【0004】これを防止するには、ディスクロータの環
状ロータ部に周方向に等間隔に、他の部分に対して質量
または剛性分布について偏りを持った部分を配置し、回
転する環状ロータ部上の固定の、すなわち空間に対して
移動する振動モードの節・腹の位置を生じさせ、このこ
とにより定常な振動モードを打ち消すようにすればよ
い。
【0005】ベンチレーテッド型のディスクロータにお
いては、例えば図8に示すように、環状ロータ部内部
に、周方向に等間隔で設けられた放射状に延びる冷却リ
ブのうち、所定間隔おきに冷却リブのディスクロータの
軸方向に垂直な断面の断面積を、途中にある他の冷却リ
ブに対して変化させることで、環状ロータ部上の固定の
位置に振動モードの節・腹の位置を生じさせることによ
り、ブレーキの鳴きを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のベンチレーテッド型のディスクロータにおいては、冷
却リブのうち、所定間隔おきの周方向に等間隔の冷却リ
ブのディスクロータの軸方向に垂直な断面の断面積を、
途中にある他の冷却リブに対して変化させることで質量
または剛性分布に偏りを持たせるため、ディスクロータ
の熱容量は環状ロータの周方向に偏りが生じることとな
り、ディスクロータがブレーキパッドとの摺動により熱
を持った状態では、熱容量の違いから環状ロータ部の表
面に凹凸が生じ、ディスクロータが熱を持った状態での
ブレーキ作用時に、ブレーキパッドが凹凸の生じた環状
ロータ部と摺動するために発生する振動、所謂ジャダが
生じるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、一対のブレーキパッドにより挟圧される
環状ロータ部を外周側に備えてなるディスクブレーキ用
ディスクロータであって、前記環状ロータ部の内部に、
放射状に延びる第1の冷却リブと、該第1の冷却リブと
隣り合う通気孔との組み合わせを周方向に連続して配置
してなるベンチレーテッド型のディスクロータにおい
て、各通気孔内の周方向における所定位置には、前記第
1の冷却リブとディスクロータ径方向に平行な断面の断
面形状を異ならせた第2の冷却リブをそれぞれ設けてな
り、該第2の冷却リブのうちの予め選択された複数の第
2の冷却リブは、前記通気孔内でのディスクロータ径方
向内における位置が他の第2の冷却リブと異なるように
配置されており、該予め選択された複数の第2の冷却リ
ブ同士がディスクロータ周方向に等間隔に配置されてい
ることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、一対のブレーキパッドに
より挟圧される環状ロータ部を外周側に備えてなるディ
スクブレーキ用ディスクロータであって、前記環状ロー
タ部の内部に、放射状に延びる第1の冷却リブと、該第
1の冷却リブと隣り合う通気孔との組み合わせを周方向
に連続して配置してなるベンチレーテッド型のディスク
ロータにおいて、等間隔毎に少なくとも1つの第1の冷
却リブに代えて、該第1の冷却リブのディスクロータ軸
方向に垂直な断面の断面積の合計と略等しいディスクロ
ータ軸方向に垂直な断面の断面積の合計を持ち、第1の
冷却リブとはディスクロータ軸方向に垂直な断面の断面
形状が異なる、少なくとも1つの第2の冷却リブを、第
1の冷却リブとはディスクロータ径方向の重量配分を変
えて配置したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て、図1を用いて説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施の形態のディス
クロータの軸方向に垂直な断面の断面図およびディスク
ロータ軸線を含む径方向に垂直な断面の断面図である。
1はディスクロータ本体であり、ディスクロータ本体1
の外周側には、図示しない一対のブレーキパッドにより
挟圧される環状ロータ部1ABが形成されている。この
環状ロータ部1ABは,その内部に設けられた後述する
冷却リブ及び通気孔によって、軸方向に関してインナロ
ータ1Aとアウタロータ1Bとに分けられていて、それ
ぞれブレーキパッドにより挟圧される際にブレーキパッ
ドと摺動するインナロータ摺動面1A’とアウタロータ
摺動面1B’とを持っている。
【0011】環状ロータ部1AB内部には、内周側から
外周側に向かって、放射状に設けられた第1の冷却リブ
2と、該第1の冷却リブ2と隣り合う通気孔6との組み
合わせが、周方向に連続して複数配置されている。
【0012】これにより、第1の冷却リブ2は、周方向
に等間隔で配置され、隣り合う第1の冷却リブ2によっ
て周方向に画成される通気孔6も周方向に等間隔で複数
配置される。
【0013】3は各通気孔6内に設けられた第2の冷却
リブである。第2の冷却リブ3は各通気孔内の周方向所
定位置に配置されている。
【0014】そのうちのいくつか、ここでは例えば6個
が、外周側に配置された外周側第2冷却リブ3Bであ
り、他の第2の冷却リブは内周側に配置された内周側冷
却リブ3Aである。外周側冷却リブ3Bはそれぞれディ
スクロータの周方向に等間隔に配置されている。
【0015】次に、上記のように構成された本発明の第
1の実施の形態のディスクロータの作用について説明す
る。
【0016】図示しない一対のブレーキパッドによっ
て、インナロータ1Aとアウタロータ1Bとが挟圧され
ると、インナロータ摺動面1A’およびアウタロータ摺
動面1B’と前記一対のブレーキパッドそれぞれとの間
に生じる摩擦力により、ディスクロータ本体1に螺合等
の手段で同軸に固定された図示しない車輪の回転が制動
される。
【0017】このとき、前記摩擦力によりディスクロー
タ本体1は熱せられるが、周方向においては、前述の第
1の冷却リブ2と通気孔6と第2の冷却リブ3の組み合
わせが等間隔に連続しているため、いずれの部分におい
ても必ず熱容量が等しくなっており、周方向の温度分布
は略均一になり、環状ロータ部の表面に凹凸が生じるの
が抑えられる。
【0018】また、第2の冷却リブ3が一定の間隔をお
いて内周側から外周側に配置が変えられているため、外
周側において冷却リブの質量は当該間隔毎に大きくなっ
ている。
【0019】ブレーキの鳴きの振動である直径節モード
では外周側の振動が最も大きいため、外周側において周
方向に質量が不均一になることにより、この直径節モー
ドの振動によるブレーキの鳴きを打ち消すことができ
る。
【0020】なお、第2の冷却リブ3の配置はこの実施
の形態に限るものではなく、図2に示すように、いくつ
か、ここでは例えば6個を、内周側第2冷却リブ3Aと
して等間隔に配置し、他の第2の冷却リブは外周側に配
置された外周側内周側冷却リブ3Bとしてもよい。
【0021】また、第2の冷却リブ3の各通気孔6内で
の配置はディスクロータ本体1の内周側と外周側に限る
ものではなく、内周側と外周側の中間部に配置される、
中間第2冷却リブ3Cを配置してもよく、例えば図3に
示すように、いくつかの第2の冷却リブ3を内周側に周
方向に等間隔に配置し、いくつかの第2の冷却リブ3を
外周側に周方向に等間隔に配置し、他の第2の冷却リブ
3を中間第2冷却リブ3Cとして配置してもよい。
【0022】また、第2の冷却リブの通気孔内での配置
が周方向に規則的に配列される配置であって、外周側に
おいて冷却リブの質量が等間隔毎に変化するものであれ
ば、これら以外の第2の冷却リブの配置であってもよ
い。
【0023】また、本実施の形態では、第2の冷却リブ
3のディスクロータ軸方向に垂直な断面における断面積
は第1の冷却リブ2のディスクロータ軸方向に垂直な断
面における断面積より小さくなっているが、これに限る
ものではなく、第1の冷却リブと第2の冷却リブのディ
スクロータ軸方向に垂直な断面における断面積は任意で
よい。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図4を用いて説明する。
【0025】図4は本発明の第2の実施の形態のディス
クロータの軸方向に垂直な断面の断面図およびディスク
ロータ軸線を含む径方向に垂直な断面の断面図である。
11はディスクロータ本体であり、ディスクロータ本体
11の外周側には、図示しない一対のブレーキパッドに
より挟圧される環状ロータ部11ABが形成されてい
る。この環状ロータ部11ABは,その内部に設けられ
た後述する冷却リブ及び通気孔によって、軸方向に関し
てインナロータ11Aとアウタロータ11Bとに分けら
れていて、それぞれブレーキパッドにより挟圧される際
にブレーキパッドと摺動するインナロータ摺動面11
A’とアウタロータ摺動面11B’とを持っている。
【0026】環状ロータ部11AB内部には、内周側か
ら外周側に向かって、放射状に設けられた第1の冷却リ
ブ12と、該第1の冷却リブ12と隣り合う通気孔16
との組み合わせが、周方向に連続して複数配置されてい
るが、周方向に等間隔に、少なくとも1つづつの第1の
冷却リブ12に代えて、例えばここでは2個づつの第1
の冷却リブ12に代えて、該第1の冷却リブ12のディ
スクロータ軸方向に垂直な断面における断面積の合計に
等しい楕円状の合体冷却リブ14が、長径を周方向にし
て外周側に配置されている。
【0027】その合体冷却リブ14が配置されているそ
れぞれの部分は、第1の冷却リブがないため複数の通気
孔16、ここでは例えば3つの通気孔16が合体して、
大通気孔13が形成されている。
【0028】次に、上記のように構成された本発明の第
2の実施の形態のディスクロータの作用について説明す
る。
【0029】図示しない一対のブレーキパッドによっ
て、インナロータ11Aとアウタロータ11Bとが挟圧
されると、インナロータ摺動面11A’およびアウタロ
ータ摺動面11B’と前記一対のブレーキパッドそれぞ
れとの間に生じる摩擦力により、ディスクロータ本体1
1に螺合等の手段で同軸に固定された図示しない車輪の
回転が制動される。
【0030】このとき、前記摩擦力によりディスクロー
タ本体11は熱せられるが、周方向において、ディスク
ロータ軸方向に垂直な断面における断面積が等しい第1
の冷却リブ12が、等しい大きさの通気孔12毎に配置
されているか、または少なくとも1つの第1の冷却リブ
と少なくとも2つの通気孔12に相当する空間である大
通気孔13毎に当該少なくとも1つの冷却リブ12に相
当するディスクロータ軸方向に垂直な断面における断面
積の合体冷却リブ14が配置されているため、ディスク
ロータ本体11は、周方向において、熱容量は略等しく
なっており、周方向の温度分布は略均一になり、環状ロ
ータ部の表面に凹凸が生じるのが抑えられる。
【0031】また、一定の間隔をおいて、第1の冷却リ
ブ12の代わりに合体冷却リブ14を外周側に配置して
いるため、外周側においてディスクロータ本体11の周
方向の重量配分はある間隔毎に大きくなっている。
【0032】ブレーキの鳴きの振動である直径節モード
では外周側の振動が最も大きいため、外周側において周
方向に質量が不均一になることにより、この直径節モー
ドの振動によるブレーキの鳴きを打ち消すことができ
る。
【0033】なお、合体冷却リブ14の形状は楕円に限
るものではなく、ディスクロータ軸方向に垂直な断面に
おける断面積が同じであれば、円や多角形や紡錘形でも
よく、またその他の形状でもよい。
【0034】また、大通気孔13毎の合体冷却リブ14
の個数は、1つに限るものではなく、例えば図5に示す
ように、大リブ17と小リブ18を配置してもよく、ま
た図6のように合体冷却リブを分割して分割冷却リブ1
9A、19Bを形成し、その間に小通風口20を設けて
もよく、また、図7のように複数個の小リブ21を設け
てもよい。
【0035】すなわち、その複数個の合計のディスクロ
ータ軸方向に垂直な断面における断面積が代えられた第
1の冷却リブの合計ディスクロータ軸方向に垂直な断面
における断面積に等しく、外周側においてディスクロー
タ本体11の周方向の重量配分がある間隔毎に変化する
配置であれば同様の効果がある。
【0036】
【発明の効果】上記のように、本発明は、一対のブレー
キパッドにより挟圧される環状ロータ部を外周側に備え
てなるディスクブレーキ用ディスクロータであって、前
記環状ロータ部の内部に、放射状に延びる第1の冷却リ
ブと、該第1の冷却リブと隣り合う通気孔との組み合わ
せを周方向に連続して配置してなるベンチレーテッド型
のディスクロータにおいて、各通気孔内の周方向におけ
る所定位置には、前記第1の冷却リブとディスクロータ
軸方向に垂直な断面の断面形状を異ならせた第2の冷却
リブをそれぞれ設けてなり、該第2の冷却リブのうちの
予め選択された複数の第2の冷却リブは、前記通気孔内
でのディスクロータ径方向内における位置が他の第2の
冷却リブと異なるように配置されており、該予め選択さ
れた複数の第2の冷却リブ同士がディスクロータ周方向
に等間隔に配置されていることを特徴とすることによ
り、ディスクロータがブレーキパッドとの摺動により熱
を持った状態でも、熱容量が周方向で略等しいため環状
ロータ部の表面に凹凸が生じるのを防止でき、ディスク
ロータが熱を持った状態でのブレーキ作用時であっても
ジャダを生じにくくすることができる。
【0037】また、本発明は、一対のブレーキパッドに
より挟圧される環状ロータ部を外周側に備えてなるディ
スクブレーキ用ディスクロータであって、前記環状ロー
タ部の内部に、放射状に延びる第1の冷却リブと、該第
1の冷却リブと隣り合う通気孔との組み合わせを周方向
に連続して配置してなるベンチレーテッド型のディスク
ロータにおいて、等間隔毎に少なくとも1つの第1の冷
却リブに代えて、該第1の冷却リブのディスクロータ軸
方向に垂直な断面の断面積の合計と略等しいディスクロ
ータ軸方向に垂直な断面の断面積の合計を持ち、第1の
冷却リブとはディスクロータ軸方向に垂直な断面の断面
形状が異なる、少なくとも1つの第2の冷却リブを、第
1の冷却リブとはディスクロータ径方向の重量配分を変
えて配置したことを特徴とすることにより、前記と同様
の効果を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクロータの第1の実施の形態の
径方向断面図及び軸方向断面図である。
【図2】本発明のディスクロータの第1の実施の形態の
第1変形例の径方向断面図及び軸方向断面図である。
【図3】本発明のディスクロータの第1の実施の形態の
第2変形例の径方向断面図及び軸方向断面図である。
【図4】本発明のディスクロータの第2の実施の形態の
径方向断面図及び側面図である。
【図5】本発明のディスクロータの第2の実施の形態の
第1変形例の径方向断面図及び側面図である。
【図6】本発明のディスクロータの第2の実施の形態の
第2変形例の径方向断面図及び側面図である。
【図7】本発明のディスクロータの第2の実施の形態の
第3変形例の径方向断面図及び側面図である。
【図8】従来技術のベンチレーテッド型ディスクロータ
の径方向断面図及び側面図である。
【符号の説明】
1 ディスクロータ本体 1AB 環状ロータ部 1A インナロータ 1B アウタロータ 1A’ インナロータ摺動面 1B’ アウタロータ摺動面 2 第1の冷却リブ 3A 内周側第2冷却リブ 3B 外周側第2冷却リブ 3C 中間第2冷却リブ 6 通気孔 11 ディスクロータ本体 11AB 環状ロータ部 11A インナロータ 11B アウタロータ 11A’ インナロータ摺動面 11B’ アウタロータ摺動面 12 第1の冷却リブ 13 大通気孔 14 合体冷却リブ 16 通気孔 17 大リブ 18 小リブ 19A 分割冷却リブ 19B 分割冷却リブ 20 小通気孔 21 小リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 裕樹 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 Fターム(参考) 3J058 AA41 BA37 BA75 CB23 CB25 DE02 DE20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のブレーキパッドにより挟圧される
    環状ロータ部を外周側に備えてなるディスクブレーキ用
    ディスクロータであって、前記環状ロータ部の内部に、
    放射状に延びる第1の冷却リブと、該第1の冷却リブと
    隣り合う通気孔との組み合わせを周方向に連続して配置
    してなるベンチレーテッド型のディスクロータにおい
    て、各通気孔内の周方向における所定位置には、前記第
    1の冷却リブとディスクロータ軸方向に垂直な断面の断
    面形状を異ならせた第2の冷却リブをそれぞれ設けてな
    り、該第2の冷却リブのうちの予め選択された複数の第
    2の冷却リブは、前記通気孔内でのディスクロータ径方
    向内における位置が他の第2の冷却リブと異なるように
    配置されており、該予め選択された複数の第2の冷却リ
    ブ同士がディスクロータ周方向に等間隔に配置されてい
    ることを特徴とするディスクロータ。
  2. 【請求項2】 一対のブレーキパッドにより挟圧される
    環状ロータ部を外周側に備えてなるディスクブレーキ用
    ディスクロータであって、前記環状ロータ部の内部に、
    放射状に延びる第1の冷却リブと、該第1の冷却リブと
    隣り合う通気孔との組み合わせを周方向に連続して配置
    してなるベンチレーテッド型のディスクロータにおい
    て、等間隔毎に少なくとも1つの第1の冷却リブに代え
    て、該第1の冷却リブのディスクロータ軸方向に垂直な
    断面の断面積の合計と略等しいディスクロータ軸方向に
    垂直な断面の断面積の合計を持ち、第1の冷却リブとは
    ディスクロータ軸方向に垂直な断面の断面形状が異な
    る、少なくとも1つの第2の冷却リブを、第1の冷却リ
    ブとはディスクロータ径方向の重量配分を変えて配置し
    たことを特徴とするディスクロータ。
JP11120224A 1999-04-27 1999-04-27 ディスクロータ Pending JP2000310263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11120224A JP2000310263A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 ディスクロータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11120224A JP2000310263A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 ディスクロータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000310263A true JP2000310263A (ja) 2000-11-07

Family

ID=14780958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11120224A Pending JP2000310263A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 ディスクロータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000310263A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013145427A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 トヨタ自動車株式会社 ディスクロータ
JP2013210089A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toyota Motor Corp ディスクロータ
US9169886B2 (en) 2008-12-19 2015-10-27 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Brake disc for railway vehicle
CN113227599A (zh) * 2018-12-18 2021-08-06 乐姆宝公开有限公司 用于通风式类型的盘式制动器的盘的制动带

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9169886B2 (en) 2008-12-19 2015-10-27 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Brake disc for railway vehicle
EP2360386B2 (en) 2008-12-19 2017-06-14 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Brake disc for railroad vehicle
WO2013145427A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 トヨタ自動車株式会社 ディスクロータ
JP2013210089A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toyota Motor Corp ディスクロータ
CN113227599A (zh) * 2018-12-18 2021-08-06 乐姆宝公开有限公司 用于通风式类型的盘式制动器的盘的制动带
CN113227599B (zh) * 2018-12-18 2023-08-04 乐姆宝公开有限公司 用于通风式类型的盘式制动器的盘的制动带

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103080591B (zh) 具有钟状物的制动盘
US5735366A (en) Disk brake rotor exhibiting different modes of vibration on opposite sides during braking
US20060219500A1 (en) Vented disc brake rotor
US9145937B2 (en) Vented brake drum
EP1416183B1 (en) A rotor with surface having a plurality of indentations formed therein
JPH11141585A (ja) ディスクブレーキ用ロータ
JP6846428B2 (ja) 内側を通気されるブレーキロータ
CN111886421B (zh) 用于通风型盘式制动器的盘的制动带
JP4890735B2 (ja) ディスクブレーキのための制動バンドとディスク
US4867284A (en) Rotary disc for disc brake assembly
JP2000310263A (ja) ディスクロータ
WO2021065392A1 (ja) 鉄道車両用ブレーキディスクユニット
GB2125911A (en) Rotary disc for disc brake assembly
KR20180021480A (ko) 이중 냉각 구조를 갖는 브레이크 디스크
US6550590B1 (en) Doubled vented cooling vane disk brake rotor
EP0870125B1 (en) Ventilated brake disc with vibration suppression
WO2004042247A1 (ja) 車両用ブレーキディスク
EP3899308B1 (en) Braking band of a disc for disc brake of ventilated type
JP2003278810A (ja) ベンチレーテッド型ブレーキディスク
JP2002048166A (ja) 車両用ディスクブレーキ装置のディスクロータ
US11028891B2 (en) Vented brake disc
US6315090B2 (en) Disk brake
EP3193037B1 (en) Dual-connection disc brake rotor
JP7364211B2 (ja) ブレーキロータ
JPH06249274A (ja) ベンチレーテッドディスク

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311