JP2000309183A - スクラッチ印刷物 - Google Patents

スクラッチ印刷物

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JP2000309183A
JP2000309183A JP12066099A JP12066099A JP2000309183A JP 2000309183 A JP2000309183 A JP 2000309183A JP 12066099 A JP12066099 A JP 12066099A JP 12066099 A JP12066099 A JP 12066099A JP 2000309183 A JP2000309183 A JP 2000309183A
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JP12066099A
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Hiroichi Maekawa
博一 前川
Yuichi Hara
裕一 原
Reiko Ando
麗子 安藤
Hiroyuki Asakura
寛幸 朝倉
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクラッチにより現れる印刷部の単調性を解
消し、また、万一、不正な意図で当落情報の文字や絵の
形状を知っても、直ちに当落が判明しにくく、また、ス
クラッチした後には見やすい図柄を有する、くじ等に適
した印刷物を提供しようとするものである。 【解決手段】 基材11上に共通情報印刷部12と共に
当落情報の印刷部15を形成し、印刷部15の文字や絵
を少なくとも2色以上の互いに区別し得る色調で印刷形
成した印刷物10とすることにより、上記の課題の解消
をすることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購入したその場
で、簡単な操作により、当たりと外れが判明する、簡易
くじ等に適したスクラッチ印刷物に関する。
【0002】
【従来の技術】人の予想や判断の要素がなく、投げられ
たさいころの目のように、偶然によって決まる事象を利
用して当落を決定し、当選者に賞金等を与えるものを
「くじ」と称し、古くから様々な方式が利用されてい
る。一般の人が市中で買い求められるものの代表として
は宝くじがあり、自治体等が主催して通し番号を付した
くじを期間を限って販売し、期間終了後に、抽選を行な
って、当たり番号を公示し、当選者が出向いて賞金を貰
うものであり、一等賞金は高額であるが、購入してから
当落が決まるまでの期間があることから、即時性が無
く、徒に射幸心をあおることが少ない効用がある。しか
しながら、国外においては、その場で当落が判明するく
じが運営され、またスロットマシンが稼働しているケー
スもあることから、国内でも即時性の高いくじが要望さ
れていた。近年、宝くじと並行して、当落を表示する印
刷部をスクラッチ(削り取り)可能なスクラッチ層で隠
蔽した簡易なくじが販売されており、賞金額は抑えてあ
るが、その場で当落が判明して賞金が貰えることから人
気を集めている。
【0003】図1に示すように、従来の簡易なくじ10
は、紙等の基材11の上に非当落情報印刷部12を有し
ていて、この印刷部12は、くじの名称、発行・受託
元、当選賞金等に関する共通情報印刷部12aおよび管
理番号印刷部12bからなるものであり、かつスクラッ
チ層13がくじの一部を覆って積層されたものである。
さらにスクラッチ層13の上に、スクラッチ層が不用意
に剥落するのを防止する意味で、保護層を形成してもよ
い。この従来のくじの構造は、図2に示すように、基材
11上に共通情報印刷部12aおよびくじの当落を示す
ための当落情報の印刷部15を有しており、少なくとも
当落情報の印刷部15上に透明フィルム14が接着剤層
(図示せず)を介するか熱接着により積層されており、
透明フィルム14上には、下地を隠蔽し得る隠蔽性を有
し、かつコイン等によりスクラッチ可能なスクラッチ層
13が当落情報の印刷部15の上方に積層されている。
符号16は図1には表れてないが、保護層である。ある
いは、この構造に替えて、基材11上の当落情報の印刷
部15の上に直接にスクラッチ層13を形成することも
ある。なお、透明フィルム14を貼るかわりに、印刷す
ると表面が剥離性になる印刷インキを用いてOP層を形
成してもよいし、透明フィルム14上に剥離性のインキ
で印刷しておき、その上にスクラッチ層を形成すること
により、スクラッチ層が確実に除去できるよう構成して
あってもよい。この従来のくじの図柄15を示すための
図が図3であり、くじの左部に縦3×横3の9個のマス
目が描かれ、各々のマス目にはくじ1枚ごとに異なる文
字、例えば数字が印刷してある。この例では向かって上
側の横にならんだ3つのマス目のいずれにも数字1が共
通して印字されていて、このケースでは、このように数
字が揃ったものを当選としている。
【0004】しかし、従来のくじでは、当落情報の印刷
部15は、黒色等の一色の単色印刷で形成され、見たと
きの文字や図形等の形状で当落を判断できるよう構成さ
れていたために、見た目にも単調である上、不正な意図
で種々の機器を用い、隠蔽された当落情報の文字や絵の
形状を知ることにより、当たりくじが事前に分かる可能
性もあった。また、隠蔽層を通して見えないように、当
落情報の印刷部15を低い透過濃度または/および反射
濃度になるよう印刷しているので、スクラッチしても、
見えにくく、誤認の恐れがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、ここで課題と
する事項は、スクラッチにより現れる当落情報の印刷部
の単調性を解消し、また、万一、不正な意図で当落情報
の文字や絵の形状を知っても、直ちに当落が判明しにく
く、また、スクラッチした後には見やすい図柄を有す
る、改良されたくじを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明においては、当落情報の
印刷部の文字や絵を少なくとも2色以上の互いに区別し
得る色調で印字形成てしておき、上記の課題の解消をす
ることができた。
【0007】第1の発明は、シート状の基材上に、少な
くとも2色以上の色で形成された当落情報等の印刷部を
有しており、少なくとも前記印刷部を覆って、スクラッ
チ可能な隠蔽層が積層されていることを特徴とするスク
ラッチ印刷物に関するものである。第2の発明は、第1
の発明において、シート状の基材上に、少なくとも2色
以上の予め決められ、互いに区別し得る色で形成された
複数の図柄からなる当落情報等の印刷部を有しており、
少なくとも前記印刷部を覆って、スクラッチ可能な隠蔽
層が積層されていることを特徴とするスクラッチ印刷物
に関するものである。第3の発明は、第2の発明におい
て、前記当落情報等の印刷部が、形状が同一で、すべて
が同色ではない複数の図柄が並んで構成されており、前
記図柄の色は少なくとも2色以上の予め決められ、互い
に区別し得る色から選ばれていることを特徴とするスク
ラッチ印刷物に関するものである。
【発明の実施の形態】
【0008】本発明のスクラッチ印刷物はスクラッチ層
13を有した平面図、および構造を示す断面図に関して
は従来のものと同様である。従って、本発明のスクラッ
チ印刷物も図1および図2に示すように、紙等の基材1
1の上に、非当落情報印刷部12として、くじの名称、
発行・受託元、当選賞金等に関する共通情報印刷部12
aと管理番号印刷部12bを有し、かつスクラッチ層1
3がくじの一部を覆って積層されたものである。また、
このくじの構造は、図2に示すように、基材11上にく
じの当落を示すための当落情報の印刷部15を有してお
り、その上に透明フィルム14が接着剤層(図示せず)
を介するか熱接着により積層されており、透明フィルム
14上には、下地を隠蔽し得る隠蔽性を有し、かつコイ
ン等によりスクラッチ可能なスクラッチ層13が積層さ
れている。透明フィルム14は、図のように全面でな
く、必要な一部に積層してもよい。あるいは、この構造
に替えて、透明フィルム14を省いたものでもよい点も
同じである。さらにスクラッチ層13の上には保護層1
6を形成してもよいし、透明フィルム14を貼るかわり
に、印刷すると表面が剥離性になる印刷インキを用いて
OP層を形成してもよいし、透明フィルム14上に剥離
性のインキで印刷しておき、その上にスクラッチ層を形
成することにより、スクラッチ層が確実に除去できるよ
う構成してもよい。
【0009】本発明の特徴である当落情報の印刷部15
の例を示すのが図4であり、例えば、前に説明した従来
の例では9つのマス目には数字が印刷してあったが、こ
こでは9つのいずれのマス目にも「ウサギ」の図柄が印
刷されている。また、従来の例では、最も上の横の行の
3つが、数字1が横に揃ったことで当たりとしたが、図
4の、当落情報の印刷部15における9つのマス目中の
一番上の横の列の「ウサギ」が、いずれも緑色に塗られ
た(図では細かいハッチで代用)ものが並んで揃ったも
のを当たりとする。それ以外の「ウサギ」は他の色で塗
られている(幾つかの色が塗り分けることもあるが、こ
こでは一律に黒色としてある。)。一番上の横の列の
「ウサギ」を図5を用いてさらに説明すると、例えば、
図5(a)のようにすべての「ウサギ」の図柄が緑色
(図面で色は示せないので、文字Gを付して緑色で「ウ
サギ」の図柄が塗りつぶされていることを示す。以降も
同様な示し方をする。)である場合を一等とし、図5
(b)のように左の2つが緑色(G)で、一番右側のみ
紫色(V)となったものが二等、図5(c)のように最
も左側から順に、緑色(G)、紫色(V)、赤色(R)
の順のものを三等のように決めることもできる。この場
合、「ウサギ」の図柄には緑色、紫色、赤色の3色を使
用してある。なお、この明細書では現金の当たる簡易く
じに利用した例を中心に説明しているが、他の種類のく
じに応用することもできるし、その他、一時的に隠蔽し
ておくべき情報を当落情報に替えて用いることもでき
る。上記の例のようにすべての図柄を同じ図柄、例え
ば、すべて「ウサギ」で構成すると、各マス目中の図柄
は同じなので、万一、形状が不正に判読されたとして
も、色がスクラッチ層13で隠蔽されていて見えないた
め、当たりくじを見つけることは難しい。勿論、同じ
「ウサギ」の図柄で当落情報の印刷部15を構成せず、
他の「イヌ」、「ネコ」、「タヌキ」等の図柄を使用す
る等して、当落情報の印刷部15を構成し、彩色するこ
ともできる。
【0010】上記の例では当落情報の印刷部を動物の図
柄で構成した例を示したが、従来のように数字を使用し
てもよく、その場合、従来の例では「1」が3つ並んだ
ものを当選としたが、同じ「1」を、複数の色を使用し
て、赤色の「1」、青色の「1」のように、色を変えた
ものを形成し、すべて赤色の「1」が3つ並んだ場合を
一等、3つ並んでいるが、赤色の「1」が2つで青色の
「1」が1つの場合を二等のようにすることもできる。
なお、1つの図柄の部分を2色以上の色で塗り分け、2
色以上の色で1つの絵柄を彩色することもできる。
【0011】本発明では、2色以上の色で当落情報の印
刷部を形成するので、上記の例も含め、次に例示するよ
うな当落情報の印刷部を作ることができる。まず、当落
情報の印刷部において、彩色すべき図柄としては、単な
る文字、または1つもしくは複数の文字からなる言葉、
単なる数字もしくは数、記号、紋様、キャラクター、丸
や三角等の幾何学的形状、地図の記号やシンボルマー
ク、またはそのほかの形状等がある。あるいは、前記し
たような縦横のマス目そのものも彩色すべき図柄となり
得る。これらの図柄に対して、決められた色のうちから
選択した色を使用して、図柄ごとに塗り分けて彩色す
る。例えば3つの文字で図柄全体が形成されていて、色
が2色準備されているとすれば、1つの文字を赤色に、
他の2つの文字を青色と言う風に図柄ごとに彩色する。
あるいは文字そのものの彩色でなく、背景色をこの2色
以上の色から選択した色で形成しておいてもよく、その
場合には文字を共通な黒色や他の色または白抜きで印刷
する等もでき、このような彩色も図柄の彩色の一つの様
式として本発明における彩色のの範囲に含める。マス目
の場合には、各マス目を彩色するのみでもよい。色を1
0色決めておけば、数字を1、2、3、・・・、9、0
のいずれかで印刷したのと同様な組合わせの数を作れ
る。
【0012】図柄と色の組み合わせは大別すると、2通
りあり、その1つは図柄と色とを1:1に対応させるや
り方である。例えば、「ウサギ」を白色、「イヌ」を黄
色、「ネコ」を黒色、「タヌキ」を茶色のようにする。
このようにすると、図柄の形状に加えて色の要素が加わ
るので、組み合わせの数が増加することはないが、識別
性は格段に向上する。別のやり方は、幾つかの同じ図柄
の各々を違う色で彩色するやり方である。図5を引用し
て説明した例のように、「ウサギ」の図柄と幾つかの色
を組み合わせると、組み合わせの数が増す。1種類の図
柄と複数の色の組み合わせでもよいが、複数の図柄と複
数の色の掛け合わせのようにすると、組み合わせの数が
さらに増加する利点が生じる。ただ、予め決める色の数
が増加するにつれ、あるいは照明の種類や各個人の特質
によっても互いに識別しにくくなる恐れがあり、特に細
い線で構成した図柄、特に数字や文字を彩色した場合に
は、色の判別が難しくなる恐れもある。そのような場合
には背景色を彩色するか、背景色と地紋を併用する等し
た方がよい。さらに、1つの図柄の部分を2色以上で塗
り分け、このときの色の組み合わせを図柄の形状毎に対
応させたり、同じ形状の図柄であっても、異なる色の組
み合わせを適用することもできる。
【0013】基材11は、紙、合成紙、プラスチックフ
ィルム、金属箔、あるいはそれらの複合体であり、特に
制限はない。透明フィルム14を介する場合には、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート−イソフ
タレート共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂等の
アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、三
酢酸セルロース樹脂、セロファン、ポリスチレン樹脂、
またはポリカーボネート樹脂等のフィルムを使用する。
【0014】基材11上には、くじの名称、発行・受託
元、当選賞金等に関する共通情報印刷部12a、管理番
号印刷部12bに加えて、当落情報の印刷部15を有し
ている。いずれの印刷も、オフセット印刷や凸版印刷等
の通常の印刷方式で行なってよいが、共通情報印刷部1
2aについては同じ情報を大量に印刷できるので、これ
ら従来の印刷方式でもよいが、管理番号印刷部12bは
一種のナンバーリングであり、この部分は別に印刷す
る。当落情報の印刷部15については、くじの性格上、
予め決めた本数の各等当たりくじを作る事と、その他に
ついても、図柄が共通でない方が望ましいので、シート
の印刷1枚ごとに図柄を変更し得る方式である、ジェッ
トプリント方式や電子写真方式を利用することが望まし
い。
【0015】スクラッチ層13を構成するインキは、ゴ
ム系天然樹脂(天然ゴム、塩酸ゴム等)、ジエン系樹脂
(ポリブタジエン、スチレン・ブタジエン共重合体、ア
クリロニトリル・ブタジエン共重合体、ポリイソプレ
ン、ポリクロロプレン等)や、アクリル系樹脂、ビニル
系樹脂をビヒクル(顔料を被印刷面に転移、固着させる
ための成分)としたものである。さらに、スクラッチ層
13は、下地の隠蔽性を得るために、着色剤としての金
属系微粉末(アルミニウム粉末、黄銅微粉末、銅微粉
末)やそれらの酸化微粉末等を40〜60重量%含有し
ている。また、スクラッチ層13の下地の隠蔽性を向上
させるために、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等を1〜
2重量%含有させてもよい。スクラッチ層13を以上の
組成物から構成することにより、印刷適性とスクラッチ
性との双方を満足することができるようになる。スクラ
ッチ層は、上記の組成物を溶剤で希釈したものを基材1
1上、又は透明フィルム14を介する場合には、透明フ
ィルム14上に印刷またはコーティングして形成する。
【0016】スクラッチ層13上に保護層を形成すると
きは、フェノール樹脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、ケトン樹脂、アルキッド樹脂、ポリアミド樹
脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル/
酢酸ビニル共重合樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニ
ルアルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリス
チレン樹脂、エポキシ樹脂、またはポリウレタン樹脂な
どをビヒクルとするインキ組成物を使用して印刷し、保
護層の下層のスクラッチ層が一定以上の摩擦力がかかる
と容易に剥離するが、かつ保管環境下では傷が付かない
よう、樹脂系、厚み等を選択する。
【0017】スクラッチ層13の下に、透明フィルム1
4を介して、あるいは介さずに基材2上の当落情報印刷
部15上に形成するOP層は、上記の保護層形成用のイ
ンキ組成物に用いるビヒクルと同様なものを使用し、た
だし、これらビヒクルに、シリコーン、ワックス、また
はその他のワニスを多く含有させたインキ組成物を使用
して印刷し、上層のスクラッチ層13が一定以上の摩擦
力がかかると容易に剥離するが、かつ印刷工程や保管中
に受ける可能性のある不用意な外力では剥離しないよ
う、樹脂系、厚み等を選択する。
【0018】
【発明の効果】第1の発明によれば、従来のスクラッチ
印刷物にくらべて、スクラッチにより現れる当落情報の
印刷部が少なくとも2色以上の色で着色されており、図
柄の単調さが解消しており、また、スクラッチした後の
図柄は2色以上の色が組合わさっているため、判別も容
易である。第2の発明によれば、第1の発明の効果に加
え、図柄の形状が万一機器等が読み取れても、色の情報
が得られないと、情報としては不十分なため、当たりく
じが判別できず、不正な者にも対処できるものである。
第3の発明によれば、第2の発明とほぼ同様な効果があ
り、加えて、形状が同じ図柄を使用するため、形状を万
一不正な手段で知っても、それだけでは当たりくじを全
く判別できず、色の情報が得られないと、当たりくじが
判別できない効果がより確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクラッチ印刷物の平面図である。
【図2】スクラッチ印刷物の断面図である。
【図3】スクラッチ層を除いたスクラッチ印刷物の平面
図である。
【図4】スクラッチ層を除いたスクラッチ印刷物の平面
図である。
【図5】当落情報の印刷部の例を示す図である。
【符号の説明】
10 スクラッチ印刷物 11 基材 12 非当落情報印刷部(12a;共通情報印刷部、
12b;管理情報印刷部) 13 スクラッチ層 14 透明フィルム 15 当落情報の印刷部 16 保護層
フロントページの続き (72)発明者 安藤 麗子 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 朝倉 寛幸 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA02 HA06 HA13 HB12 JA09 KA11 KA40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の基材上に、少なくとも2色以
    上の色で形成された当落情報等の印刷部を有しており、
    少なくとも前記印刷部を覆って、スクラッチ可能な隠蔽
    層が積層されていることを特徴とするスクラッチ印刷
    物。
  2. 【請求項2】 シート状の基材上に、少なくとも2色以
    上の予め決められ、互いに区別し得る色で形成された複
    数の図柄からなる当落情報等の印刷部を有しており、少
    なくとも前記印刷部を覆って、スクラッチ可能な隠蔽層
    が積層されていることを特徴とする請求項1記載のスク
    ラッチ印刷物。
  3. 【請求項3】 前記当落情報等の印刷部が、形状が同一
    で、すべてが同色ではない複数の図柄が並んで構成され
    ており、前記図柄の色は少なくとも2色以上の予め決め
    られ、互いに区別し得る色から選ばれていることを特徴
    とする請求項2記載のスクラッチ印刷物。
JP12066099A 1999-04-27 1999-04-27 スクラッチ印刷物 Pending JP2000309183A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316493A (ja) * 2001-04-23 2002-10-29 Toppan Printing Co Ltd スクラッチ印刷物とその管理方法

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JP2002316493A (ja) * 2001-04-23 2002-10-29 Toppan Printing Co Ltd スクラッチ印刷物とその管理方法

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