JP2000308981A - 電動工具用防振ハンドル - Google Patents
電動工具用防振ハンドルInfo
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- JP2000308981A JP2000308981A JP11121432A JP12143299A JP2000308981A JP 2000308981 A JP2000308981 A JP 2000308981A JP 11121432 A JP11121432 A JP 11121432A JP 12143299 A JP12143299 A JP 12143299A JP 2000308981 A JP2000308981 A JP 2000308981A
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- Japan
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- hand
- vibration
- molded rubber
- vibration control
- handle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電動工具本体から発生する振動や衝撃をハンド
ル部で軽減する。 【解決手段】芯金２と、この芯金２を覆うように形成さ
れた成形ゴム３とから構成され、成形ゴム３の外周面
に、芯金２軸心と同一方向に山脈状の変形可能な複数個
の突起３ａを形成する。
ル部で軽減する。 【解決手段】芯金２と、この芯金２を覆うように形成さ
れた成形ゴム３とから構成され、成形ゴム３の外周面
に、芯金２軸心と同一方向に山脈状の変形可能な複数個
の突起３ａを形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】電動工具本体から発生する振
動、衝撃から人体を保護するための防振構造を持った電
動工具のハンドルに関する。
動、衝撃から人体を保護するための防振構造を持った電
動工具のハンドルに関する。
【０００２】
【従来の技術】電動工具に取り付けられているハンドル
を防振構造にすることによって、電動工具から発生する
振動や衝撃を人体に伝え難くしている。この防振ハンド
ルを備えた従来の電動工具の実施例を、ポット型の高周
波グラインダーを例に、図４および図５を用いて説明す
る。図４は、従来における高周波グラインダーの正面図
である。図５は、図４の高周波グラインダーの防振ハン
ドル部の側断面図である。
を防振構造にすることによって、電動工具から発生する
振動や衝撃を人体に伝え難くしている。この防振ハンド
ルを備えた従来の電動工具の実施例を、ポット型の高周
波グラインダーを例に、図４および図５を用いて説明す
る。図４は、従来における高周波グラインダーの正面図
である。図５は、図４の高周波グラインダーの防振ハン
ドル部の側断面図である。
【０００３】図４において、高周波グラインダー１１
は、モータおよびギヤー部が収納されたグラインダー本
体１２と、このグラインダー本体１２から延出したギヤ
ー部の軸に取り付けられた砥石１３と、この砥石１３の
半円分をを覆うようにしてグラインダー本体１２に取り
付けられたカバー１４と、グラインダー本体１２に取り
付けられた棒状の防振ハンドル１５と、電源スイッチが
設けられたスイッチハンドル１６とで構成されている。
は、モータおよびギヤー部が収納されたグラインダー本
体１２と、このグラインダー本体１２から延出したギヤ
ー部の軸に取り付けられた砥石１３と、この砥石１３の
半円分をを覆うようにしてグラインダー本体１２に取り
付けられたカバー１４と、グラインダー本体１２に取り
付けられた棒状の防振ハンドル１５と、電源スイッチが
設けられたスイッチハンドル１６とで構成されている。
【０００４】図５において、防振ハンドル１５は、型に
よって成形された棒状の成形ゴム１７と、この成形ゴム
１７内に埋設された取付ネジ１８および棒状であって金
属製のウメガネ１９とで構成されている。
よって成形された棒状の成形ゴム１７と、この成形ゴム
１７内に埋設された取付ネジ１８および棒状であって金
属製のウメガネ１９とで構成されている。
【０００５】取付ネジ１８は、取付ネジ１８の平板状の
頭部分１８ａのみを成形ゴム１７内に埋設され、ネジ部
１８ｂは成形ゴム１７外へ延出している。
頭部分１８ａのみを成形ゴム１７内に埋設され、ネジ部
１８ｂは成形ゴム１７外へ延出している。
【０００６】ウメガネ１９は、取付ネジ１８の頭部分１
８ａから少し隙間を持たせて、全てが成形ゴム１７内に
埋設されている。
８ａから少し隙間を持たせて、全てが成形ゴム１７内に
埋設されている。
【０００７】以上のように、防振ハンドル１５を構成す
ることにより、グラインダー本体１２から発生した振
動、騒音は、防振ハンドル１５の取付ネジ１８部から
先、ゴムによって減衰されて、人体に伝達される。
ることにより、グラインダー本体１２から発生した振
動、騒音は、防振ハンドル１５の取付ネジ１８部から
先、ゴムによって減衰されて、人体に伝達される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動工具の防振
ハンドルでは、成形ゴム部が劣化すると、ハンドル部が
破断する可能性があった。
ハンドルでは、成形ゴム部が劣化すると、ハンドル部が
破断する可能性があった。
【０００９】さらに、防振効果を向上させるために、ゴ
ムの材質をより軟質なものにすると、電動工具を保持す
るハンドリング性が悪くなり、操作性が落ちる。逆にゴ
ムの材質をより硬質なものにすると、防振効果が薄れて
しまう。
ムの材質をより軟質なものにすると、電動工具を保持す
るハンドリング性が悪くなり、操作性が落ちる。逆にゴ
ムの材質をより硬質なものにすると、防振効果が薄れて
しまう。
【００１０】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、棒状の芯金と、この芯金を覆うように形成された成
形ゴムとから構成され、この成形ゴムの外周面に、芯金
軸心と同一方向に山脈状の変形可能な複数個の突起を形
成したことを特徴とする電動工具用防振ハンドルを提供
する。
ば、棒状の芯金と、この芯金を覆うように形成された成
形ゴムとから構成され、この成形ゴムの外周面に、芯金
軸心と同一方向に山脈状の変形可能な複数個の突起を形
成したことを特徴とする電動工具用防振ハンドルを提供
する。
【００１１】あるいは、棒状の芯金と、この芯金を覆う
ように形成された成形ゴムとから構成され、この成形ゴ
ムの内部に芯金軸心と同一方向で、かつ周方向に複数個
の空洞を形成したことを特徴とする電動工具用防振ハン
ドルを提供する。
ように形成された成形ゴムとから構成され、この成形ゴ
ムの内部に芯金軸心と同一方向で、かつ周方向に複数個
の空洞を形成したことを特徴とする電動工具用防振ハン
ドルを提供する。
【００１２】
【作用】防振ハンドルの成形ゴムの外周面に山脈状の突
起を設けることにより、あるいは成形ゴムの内部に蓮根
状の空洞を形成することにより、使用時に突起部あるい
は空洞部が変形して、手の握りによくフィットする。
起を設けることにより、あるいは成形ゴムの内部に蓮根
状の空洞を形成することにより、使用時に突起部あるい
は空洞部が変形して、手の握りによくフィットする。
【００１３】また、手の握りを強くすることにより電動
工具を安定して保持することができる。また、緩く握る
ことにより、防振効果を高めることができる。
工具を安定して保持することができる。また、緩く握る
ことにより、防振効果を高めることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明における実施例を図１〜図
３を用いて説明する、図１は、本発明における防振ハン
ドルの側断面図である。図２は、図１の断面Ａ−Ａから
見た防振ハンドルの縦断面図である。図３は、他の実施
例における防振ハンドルの縦断面図である。
３を用いて説明する、図１は、本発明における防振ハン
ドルの側断面図である。図２は、図１の断面Ａ−Ａから
見た防振ハンドルの縦断面図である。図３は、他の実施
例における防振ハンドルの縦断面図である。
【００１５】図１において、防振ハンドル１は、一方の
先端にネジ２ａが設けられた棒状の芯金２と、この芯金
２のネジ２ａ部以外を覆うように設けられた成形ゴム３
とで構成されている。また、成形ゴム３の外周面には、
芯金２の軸と同一方向に山脈状に延びた突起３ａが、複
数個設けられている。
先端にネジ２ａが設けられた棒状の芯金２と、この芯金
２のネジ２ａ部以外を覆うように設けられた成形ゴム３
とで構成されている。また、成形ゴム３の外周面には、
芯金２の軸と同一方向に山脈状に延びた突起３ａが、複
数個設けられている。
【００１６】図２において、防振ハンドル１の縦断面図
は、複数個の突起３ａが成形ゴム３の外周面から放射状
に延びた形状になる。
は、複数個の突起３ａが成形ゴム３の外周面から放射状
に延びた形状になる。
【００１７】以上のように防振ハンドル１を構成する事
によって、この防振ハンドル１を手で握ると、手と当接
している部分の突起３ａ部が変形して、手の握りに適し
た形になる。
によって、この防振ハンドル１を手で握ると、手と当接
している部分の突起３ａ部が変形して、手の握りに適し
た形になる。
【００１８】そして、手に伝わってくる振動や衝撃が大
きい場合、手の握りを緩めることによって、防振効果を
高めることができる。また、電動工具本体をより安定さ
せたいときは、手の握りを強くすればよい。
きい場合、手の握りを緩めることによって、防振効果を
高めることができる。また、電動工具本体をより安定さ
せたいときは、手の握りを強くすればよい。
【００１９】図３において、防振ハンドル４は、前述し
た実施例と同様に、一方の先端にネジが設けられた棒状
の芯金５と、この芯金５のネジ部以外を覆うように設け
られた成形ゴム６とで構成されている。
た実施例と同様に、一方の先端にネジが設けられた棒状
の芯金５と、この芯金５のネジ部以外を覆うように設け
られた成形ゴム６とで構成されている。
【００２０】成形ゴム６の内部には、芯金５と同一方向
に空けられた空洞７が周方向に複数個形成されている。
すなわち、成形ゴム６は、蓮根状に形成されている。
に空けられた空洞７が周方向に複数個形成されている。
すなわち、成形ゴム６は、蓮根状に形成されている。
【００２１】以上のように防振ハンドル４を構成する事
によって、この防振ハンドル４を手で握ると、成形ゴム
６内の空洞７が変形して、成形ゴム６の外周面が手の握
りに適した形になる。
によって、この防振ハンドル４を手で握ると、成形ゴム
６内の空洞７が変形して、成形ゴム６の外周面が手の握
りに適した形になる。
【００２２】そして、前述した実施例と同様に、手に伝
わってくる振動、衝撃が大きい場合、手の握りを緩める
ことによって、防振効果を高めることができる。また、
電動工具本体をより安定させたいときは、手の握りを強
くすればよい。
わってくる振動、衝撃が大きい場合、手の握りを緩める
ことによって、防振効果を高めることができる。また、
電動工具本体をより安定させたいときは、手の握りを強
くすればよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、防振ハンドルを手で握
ることにより、ゴムのリブが変形して手の握りにフィッ
トさせることができる。また、強く握ることにより電動
工具を安定して保持することができ、さらに緩く握るこ
とにより防振効果をより高めることができる。
ることにより、ゴムのリブが変形して手の握りにフィッ
トさせることができる。また、強く握ることにより電動
工具を安定して保持することができ、さらに緩く握るこ
とにより防振効果をより高めることができる。
【００２４】さらに、ゴムをより軟らかくしても、ハン
ドルが破断することが無く安全である。
ドルが破断することが無く安全である。
【００２５】
【図１】本発明における防振ハンドルの側断面図。
【図２】図１の断面Ａ−Ａから見た防振ハンドルの縦断
面図。
面図。
【図３】他の実施例における防振ハンドルの縦断面図。
【図４】従来における高周波グラインダーの正面図。
【図５】図４の高周波グラインダーの防振ハンドル部の
側断面図。
側断面図。
１、４、１５…防振ハンドル ２、５…芯金 ３、６、１７…成形ゴム ３ａ…突起 ７…空洞 １１…高周波グラインダー １２…グラインダー本体 １３…砥石 １４…カバー １６…スイッチハンドル １８…取付ネジ
Claims (2)
- 【請求項１】電動工具本体から発生する振動、衝撃を低
減する防振ハンドルにおいて、 棒状の芯金と、 この芯金を覆うように形成された成形ゴムとから構成さ
れ、 この成形ゴムの外周面に、芯金軸心と同一方向に山脈状
の変形可能な複数個の突起を形成したことを特徴とする
電動工具用防振ハンドル。 - 【請求項２】電動工具本体から発生する振動、衝撃を低
減する防振ハンドルにおいて、 棒状の芯金と、 この芯金を覆うように形成された成形ゴムとから構成さ
れ、 この成形ゴムの内部に芯金軸心と同一方向で、かつ周方
向に複数個の空洞を形成したことを特徴とする電動工具
用防振ハンドル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12143299A JP4488548B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 電動工具用防振ハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12143299A JP4488548B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 電動工具用防振ハンドル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000308981A true JP2000308981A (ja) | 2000-11-07 |
| JP4488548B2 JP4488548B2 (ja) | 2010-06-23 |
Family
ID=14811005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12143299A Expired - Fee Related JP4488548B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 電動工具用防振ハンドル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4488548B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2033744A1 (en) * | 2006-06-28 | 2009-03-11 | Vessel Industrial Co., Ltd. | Grip for tool or the like and method of producing the same |
| US7877843B2 (en) * | 2004-12-23 | 2011-02-01 | Felo-Werkzeugfabrik Holland-Letz Gmbh | Handle |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12143299A patent/JP4488548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7877843B2 (en) * | 2004-12-23 | 2011-02-01 | Felo-Werkzeugfabrik Holland-Letz Gmbh | Handle |
| EP2033744A1 (en) * | 2006-06-28 | 2009-03-11 | Vessel Industrial Co., Ltd. | Grip for tool or the like and method of producing the same |
| EP2033744A4 (en) * | 2006-06-28 | 2011-10-05 | Vessel Ind Co Ltd | HANDLE FOR TOOL OR THE SAME AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4488548B2 (ja) | 2010-06-23 |
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Legal Events
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