JP2000308942A - シャッターはさみ防止装置 - Google Patents

シャッターはさみ防止装置

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JP2000308942A
JP2000308942A JP11115997A JP11599799A JP2000308942A JP 2000308942 A JP2000308942 A JP 2000308942A JP 11115997 A JP11115997 A JP 11115997A JP 11599799 A JP11599799 A JP 11599799A JP 2000308942 A JP2000308942 A JP 2000308942A
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JP
Japan
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movable shutter
shutter
detection
machine tool
signal
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Application number
JP11115997A
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English (en)
Inventor
Isanobu Sakai
勇伸 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械を覆うカバーの窓に設けられる可動シ
ャッターに適用され、信頼性、安全性などに優れたシャ
ッターはさみ防止装置を提供する。 【解決手段】工作機械を覆うカバーの窓の内側に設けら
れる可動シャッターに検知ガイドを設け、検知ガイドが
障害物に当たると検知ガイドが下降して近接スイッチが
動作し、可動シャッターの上昇及び工作機械の稼働を停
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械のカバー
に設けられた窓の可動シャッターのシャッターはさみ防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6はカバーで覆われた工作機械の側面
図を示すものであるが、図6に示すように工作機械1に
よるワークの加工においては、主軸11の工具12の先
端に図示しない切削油又は研削油を供給しながらワーク
を加工することが行われている。そして、其の際切粉や
研削油などが飛散したりするので、環境上、安全上の面
からカバー2が設けられている。また、研削油などを使
用しない場合にも切粉などが同様に飛散するので同じよ
うな理由からカバー2が使用されている。
【0003】このカバー2にはワーク8を搬入するため
の窓3が設けられ、該窓3の内側に可動シャッター4が
設けられている。また、窓3の外側にはエリアセンサ5
が設けられている。このエリアセンサ5は、図6のエリ
アセンサ5付近を作業員側から見た図5に示されるよう
に、発光器6、受光器7からなるもので、線状光13を
該発光器6から該受光器7に向けて照射させ、線状光1
3が障害物などにより遮られたとき可動シャッター4を
停止させてトラブルを防止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
リアセンサ5は大変高価なものであり、また、研削油な
どのクーラントでおかされ、誤動作し易かった。また、
このエリアセンサ5は、安全上、可動シャッター4の内
側に設けることができず、やむをえず図6に示すように
窓3の外側に設けられており、そのためコンベア装置9
で搬送されるワーク8を搬入する際、誤ってエリアセン
サ5にぶつけて破損することがあった。さらに、工作機
械1の稼働時の振動の影響を受けて誤動作することもあ
り、信頼性の点で問題があった。
【0005】本発明は、前記従来の技術の問題点を解消
し、信頼性が高く、安全性に優れ、安価で誤動作も少な
く、破損の危険もなく、カバーの正面もすっきりしたも
のとなるシャッターはさみ防止装置を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次の手段を採るものである。即ち、請求
項1の発明は、工作機械を覆うカバーのワークを搬入す
るための窓の内側に可動シャッターを設け、該可動シャ
ッターを移動して窓を開閉するように構成した工作機械
のカバーにおいて、前記可動シャッターのー端に検知ガ
イド及び検知装置を設け、前記検知ガイドの押圧により
該検知装置が動作して前記可動シャッターの移動を停止
するように構成したことを特徴とするシャッターはさみ
防止装置である。
【0007】また、請求項2の発明は、検知装置が近接
スイッチを用いたものである請求項1に記載のシャッタ
ーはさみ防止装置である。
【0008】更に、請求項3の発明は、検知装置がリミ
ットスイッチを用いたものである請求項1に記載のシャ
ッターはさみ防止装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下において本発明を図に示す実
施例に基づいて詳細に説明する。なお、図はあくまでも
説明のためのものであって、本発明の精神を逸脱しない
限り多少の変更は許容される。
【0010】図1は、窓及び可動シャッター付近のー部
破断側面図である。可動シャッター4は窓3の内側に図
示しないエアシリンダー又は油圧シリンダーなどにより
上下動するように設けられている。検知ガイド14は可
動シャッター4のー端である上部に検知ガイド14の支
持軸17が検知ガイド本体16内を摺動するように設け
られている。15はばねである。図では可動シャッター
4の上部に検知ガイド14を設けたが、可動シャッター
4が上から下に移動して窓を閉じる場合には、可動シャ
ッター4の下部に検知ガイド14を設ける。
【0011】図1において、可動シャッター4の上部に
設けられた検知ガイド14の支持軸17の下端には検出
体19が取り付けられており、近接スイッチ18が検出
体19を常時検知して工作機械に運転続行の信号(ON
信号)及び可動シャッター4に移動続行の信号(ON信
号)を出すように構成されている。なお、近接スイッチ
18が破損して信号を出せないときには工作機械が異常
状態にあるという信号(OFF信号)が工作機械及び可
動シャッター4に伝えられるように構成されている。
【0012】図2に示すように検知ガイド14が矢印向
きにばね15に抗して押圧されると、検知ガイド14の
支持軸17が下方に移動し、該支持軸17の先端に設け
た検出体19が下方に移動するため検知装置である近接
スイッチ18により検知されず、したがって工作機械に
運転停止の信号(OFF信号)が、可動シャッター4に
移動停止の信号(OFF信号)が伝えられて工作機械及
び可動シャッター4が自動的に停止するように構成され
る。なお、押圧の程度は、ばね15の種類を変えたり又
はばねの弾発力を調節することにより行われる。
【0013】図3は、本発明に係る検知ガイド付近の正
面図であり、可動シャッター4が窓3を閉じてリミット
スイッチ24がドッグに当接して工作機械に運転開始の
ON信号を出す状態を示すものである。同図において、
検出体19が検知ガイド14の中央部に設けられてい
る。なお、検出体19を検知ガイド14の両端に設けて
も良い。検知ガイド14は、作業員等の手などが接触す
る箇所なのでポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂などで
構成することが安全面から好ましい。検知ガイドの支持
軸17の材質に金属を用いた場合には、検知ガイド本体
16の材質にポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂などの
異材料を用いることにより、潤滑性、摺動性を向上する
ことができる。
【0014】可動シャッター4には、内部にタップが刻
設してあるドッグ28が軸29に上下調節可能なように
螺合しており、さらに軸29はブラケット30により可
動シャッター4に取り付けられている。他方、窓3付近
のカバー2にはリミットスイッチ24がボルト25によ
り設けられている。リミットスイッチ24のレバー26
にはローラ27が取り付けられ、ローラ27がドッグ2
8に当接するようになっている。図3に示すように、可
動シャッター4が窓3を完全に閉じたときに、リミット
スイツチ24のレバー26の先端のローラ27がドッグ
28に押し上げられて工作機械に運転開始の信号が伝え
られる。
【0015】図4は、検知装置の他の実施例であるリミ
ットスイッチ20と検知ガイド付近の側面図であり、検
知ガイド14がばね15に抗して矢印向きに押圧される
と、支持軸17が検知ガイド14とともに下方に下が
り、其の先端のドッグ21がリミットスイッチ20のレ
バー22に取り付けられたローラ23を押し下げて接点
が閉じられて停止信号が発せられ、図示しないエアシリ
ンダーが作動されて可動シャッター4の上昇移動が停止
される。
【0016】なお、検知装置としては、近接スイッチ、
リミットスイッチ、マイクロスイッチのほかに検知ガイ
ド14の移動に応じてその移動を検知して可動シャッタ
ー4の移動を停止する機能を有するものが含まれる。検
知装置として近接スイッチを用いる場合には、検出体は
金属に限られ、また検知装置と検出体との距離は厳しく
管理されるものの、切粉、クーラントの影響を殆ど受け
ることがない。リミットスイッチを用いる場合には、調
整が容易である。なお、この場合に切粉の侵入を防ぐカ
バーを設けることにより、誤動作の防止を図ることがで
き、より好ましい。
【0017】ここで、本発明のはさみシャッター防止装
置の作用について説明する。図1に示すように、作業員
が窓3に例えば腕又は手等を入れて作業しているときに
誤ってボタン(図示せず)を押して可動シャッター4を
上昇させたり、又はボタンを押して可動シャッター4を
閉じているときに誤って手などを窓3に入れたりしたと
き、手などにより検知ガイド14が下向きにばね15に
抗して押圧され、検知ガイド14の支持軸17が検知ガ
イド本体16の中を摺動し、図2に示すように近接スイ
ッチ18は検出体19を検知しなくなってOFF信号を
発生して、可動シャッター4の移動を停止するとともに
工作機械を停止して、作業員の安全が確保されることに
なる。
【0018】その後、障害物を除去して図示しないボタ
ンを押して可動シャッター4を上昇させ可動シャッター
4が完全に閉じたときに(図3参照)、可動シャッター
4に取り付けたドッグ28が窓3付近のカバー2に取り
付けたリミットスイッチ24のローラ27に当接して該
リミットスイッチが動作し、工作機械に再稼働のON信
号が伝えられて工作機械が稼働することになる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、エリアセンサ
に比べて大変廉価であり、小さな障害物でも確実に検知
して可動シャッターの移動を停止するとともに工作機械
の運転を停止し、工作機械の稼動時の振動による誤動作
を起こすこともなく、可動シャッターの末端での検知に
よるため信頼性、応答性に優れ、カバーの正面はすっき
りしたものとなり、ワーク等による検知装置の破損など
なく、カバー正面のエリアセンサの場所が不要となるシ
ャッターはさみ防止装置が得られる。
【0020】請求項2の発明によれば、叙上の効果に加
えて切粉、クーラントなどの影響による誤動作を受ける
こともなく、信頼性がより向上する。
【0021】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて調整が楽なため、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッターはさみ防止装置を可動シャ
ッターに適用したカバーの窓付近のー部破断側面図であ
る。
【図2】本発明に係る検知ガイド及び検知装置付近の拡
大側面図である。
【図3】本発明に係る検知ガイド付近の正面図である。
【図4】本発明に係る他の実施例の検知ガイド及び検知
装置付近の側面図である。
【図5】従来のカバーの正面に取り付けたエリアセンサ
の斜視図である。
【図6】従来の工作機械を覆うカバーの窓にエリアセン
サを取り付けたカバーのー部破断側面図である。
【符号の説明】
1 工作機械 2 カバー 3 窓 4 可動シャッター 5 エリアセンサ 6 発光器 7 受光器 8 ワーク 9 コンベア装置 10 ワーク受台 11 主軸 12 工具 13 線状光 14 検知ガイド 15 ばね 16 検知ガイド本体 17 検知ガイドの支持軸 18 近接スイッチ 19 検出体 20 リミットスイッチ 21 ドッグ 22 レバー 23 ローラ 24 リミットスイッチ 28 ドッグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械を覆うカバーのワークを搬入する
    ための窓の内側に可動シャッターを設け、該可動シャッ
    ターを移動して窓を開閉するように構成した工作機械の
    カバーにおいて、前記可動シャッターのー端に検知ガイ
    ド及び検知装置を設け、前記検知ガイドの押圧により該
    検知装置が動作して前記可動シャッターの移動を停止す
    るように構成したことを特徴とするシャッターはさみ防
    止装置。
  2. 【請求項2】検知装置が近接スイッチを用いたものであ
    る請求項1に記載のシャッターはさみ防止装置。
  3. 【請求項3】検知装置がリミットスイッチを用いたもの
    である請求項1に記載のシャッターはさみ防止装置。
JP11115997A 1999-04-23 1999-04-23 シャッターはさみ防止装置 Pending JP2000308942A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017109286A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 ファナック株式会社 ドア開閉装置を備えた工作機械
CN108436504A (zh) * 2018-03-12 2018-08-24 成合铁智能装备(昆山)有限公司 一种加工中心的侧壁观察窗组件

Cited By (3)

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CN108436504A (zh) * 2018-03-12 2018-08-24 成合铁智能装备(昆山)有限公司 一种加工中心的侧壁观察窗组件

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