JP2000308361A - 中性点クランプ型電力変換装置 - Google Patents

中性点クランプ型電力変換装置

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JP2000308361A
JP2000308361A JP11111377A JP11137799A JP2000308361A JP 2000308361 A JP2000308361 A JP 2000308361A JP 11111377 A JP11111377 A JP 11111377A JP 11137799 A JP11137799 A JP 11137799A JP 2000308361 A JP2000308361 A JP 2000308361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、平滑コンデンサの初充電異常
を電力変換装置の小形化と低価格化して実現出来る中性
点クランプ型電力変換装置を提供することにある。 【解決手段】本発明の特徴とするところは、初充電開始
時から設定時間後における2個の平滑コンデンサ4a,
4bのそれぞれの電圧を検出し、両コンデンサ電圧の電
圧偏差が第1規定値以上であるときに初充電異常と異常
検出回路5で判断するようにしたことにある。また、両
コンデンサ電圧の電圧偏差が第1規定値以上あるいは両
コンデンサ電圧の電圧和が第2規定値以下であるときに
初充電異常と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は初充電装置を備え3
レベルの電圧を出力する中性点クランプ型電力変換装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】中性点クランプ型電力変換装置は、3レ
ベルの電圧を出力するので高調波を低減できる等の利点
があり、大型の交流電動機の駆動に多く用いられてい
る。中性点クランプ型電力変換装置は直流側に、直流電
圧を2つに分圧するために直列接続された平滑コンデン
サが設けられている。
【0003】中性点クランプ型電力変換装置を起動する
際には平滑コンデンサを予め充電する必要がある。この
ことは、初充電あるいは初期充電と称されている。平滑
コンデンサの電圧が初充電により確立する前に電力変換
装置を起動すると、平滑コンデンサに突入電流が流れ焼
損することになる。
【0004】平滑コンデンサの初充電は、トランス、ダ
イオード整流回路、ヒユーズ等で構成される初充電装置
によって行なわれる。初充電装置を構成する部品の異常
や中性点クランプ型電力変換装置を構成するダイオード
の短絡故障により、平滑コンデンサの初充電ができなく
なる。
【0005】このため、中性点クランプ型電力変換装置
を起動する際には、平滑コンデンサの初充電に異常がな
いかを検出することを必要とする。
【0006】従来、平滑コンデンサの初充電に異常がな
いかを検出するには、平滑コンデンサに流れる直流電流
を直流電流検出器で検出し、電流検出器の出力に基づき
異常を判断する方法が知られている。このことは、例え
ば特開平8−9647号公報に記載されている。
【0007】なお、中性点クランプ型電力変換装置にお
ける2個の平滑コンデンサの電圧を検出して比較するこ
とは、例えば、特開平10ー4626号公報に記載され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術にお
いては、異常検出に平滑コンデンサに流れる直流電流検
出器が必要になり、電力変換装置の小形化および低価格
化の点で問題を有する。特に、中性点クランプ型(3レ
ベル)電力変換装置に従来技術を適用した場合には、直
流電流検出器が2個必要になり、上述の問題が顕著にな
る。
【0009】本発明の目的は、平滑コンデンサの初充電
異常を電力変換装置の小形化と低価格化して実現出来る
中性点クランプ型電力変換装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、初充電開始時から設定時間後における2個の平滑
コンデンサのそれぞれの電圧を検出し、両コンデンサ電
圧の電圧偏差が第1規定値以上であるときに初充電異常
と判断するようにしたことにある。
【0011】本発明の他の特徴とするところは、初充電
開始時から設定時間後における2個の平滑コンデンサの
それぞれの電圧を検出し、両コンデンサ電圧の電圧偏差
が第1規定値以上あるいは両コンデンサ電圧の電圧和が
第2規定値以下であるときに初充電異常と判断するよう
にしたことにある。
【0012】本発明は平滑コンデンサの電圧を検出して
初充電開始時から設定時間後における2個の平滑コンデ
ンサの電圧偏差の大きさによって異常判断している。2
個の平滑コンデンサの電圧検出器は電圧制御に用いられ
ているものであり、簡単な構成の異常検出回路を付加す
るだけで異常を検出できる。したがって、平滑コンデン
サの初充電異常を、電力変換装置を小型化かつ低価格化
して検出できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。
【0014】図1に本発明の一実施例を示す。
【0015】図1において、コンバータ1の交流側は電
源開閉器7を介して交流電源8(U、V、W)に接続さ
れる。コンバータ1の入力電流は電流検出器16により
検出される。コンバータ1の直流側にはコンデンサ4
a、4bが接続され、コンデンサ4aと4bの直列接続
点(以下、中性点と称する)とコンデンサ4aの正側端
子およびコンデンサ4bの負側端子がインバータ2に接
続される。
【0016】インバータ2の交流出力が交流電動機3に
供給される。交流電動機3には速度検出器27が機械的
に連結されている。交流電動機3の電動機電流は電流検
出器26により検出される。
【0017】初充電開閉器9を介して初充電電源10
(u,v,w)に一次巻線を接続された初充電トランス
71は2個の二次巻線を有する。初充電トランス71の
2個の二次巻線にはそれぞれダイオード整流回路72
a、72bが接続される。ダイオード整流回路72a、
72bの出力端子にそれぞれヒューズ73a,73bが
接続される。ヒューズ73a,73bとダイオード整流
回路2a、72bの中性点がコンデンサ4a、4bに接
続される。
【0018】初充電装置70は初充電開閉器9、初充電
トランス71、2個のダイオード整流回路72a、72
bおよびヒューズ73a,73bとで構成される。
【0019】平滑コンデンサ4a,4bの電圧は直流電
圧検出器6a、6bで検出され、加減算器15cに図示
の極性で加えられる。加減算器15cは電圧検出器6
a、6bで検出したコンデンサ4a,4bの両端電圧を
加算し、コンバータ1の出力電圧検出値とする。加減算
器15aはコンバータ1の出力電圧を設定する電圧指令
設定器11の電圧指令値と加減算器15cの電圧検出値
との電圧偏差を求める。
【0020】電圧制御器(AVR)12は、加減算器1
5aの電圧偏差に基づいた電流指令値を電流制御器13
に加える。加減算器15bは電圧制御器12の電流指令
値と電流検出器16の電流検出値との電流偏差を求め
る。電流制御器(ACRーC)13は加減算器15bの
電流偏差に基づいたパルス幅変調信号をパルス幅変調器
(PWMーC)14に加える。パルス幅変調器14は電
流制御器13の電流指令値に基づきコンバータ1を制御
する。
【0021】速度指令設定器21の速度指令値と速度検
出器27により検出される速度検出値とを図示の極性で
加減算器25aに加え速度偏差を求める。速度制御器
(ASR)22は加減算器25aの速度偏差に基づいた
電流指令値を電流制御器(ACRーI)23に加える。
加減算器25bは速度制御器22の電流指令値と電流検
出器26の電流検出値との電流偏差を求める。
【0022】電流制御器23は加減算器25bの電流偏
差に基づいたパルス幅変調信号をパルス幅変調器(PW
MーI)24に加える。パルス幅変調器24は電流制御
器23の電流指令値に基づきインバータ2を制御する。
【0023】図2に異常検出回路5の一例を示す。
【0024】図2において、電圧検出器6a、6bによ
り検出された平滑コンデンサ4a、4bのコンデンサ電
圧Ea、Ebは加減算器51に入力される。加減算器51
はコンデンサ電圧EaとEbの電圧偏差ΔVを出力する。
比較器52a、52bは、偏差電圧ΔVを入力し規定値
+Vs1、−Vs1と比較し規定値+Vs1以上の場
合、あるいは、規定値−Vs1以下の場合に出力を生じ
る。
【0025】図3にコンバータ1あるいはインバータ2
の一相分の主回路構成を示す。コンバータ1とインバー
タ2の主回路は同一構成で、三相(U、V,W)とも同
じ構成である。図3はコンバータ1のU相のみを示して
いる。
【0026】図3において、自己消弧可能な4個のスイ
ッチング素子(例えば、GTO、IGBT、トランジス
タ等)Gp、Gpc、Gnc、Gnが直列接続され、こ
れらスイッチング素子Gp、Gpc、Gnc、Gnと逆
並列にフリーホイールダイオードDfp、Dfpc、D
fnc、Dfnが接続されている。
【0027】正側の外側素子Gpと内側素子Gpcの接
続点と、負側の外側素子Gnと内側素子Gncの接続点
との間にクランプダイオードDcp、Dcnが接続され
ている。また、正側母線Pと外側素子Gpの間および負
側母線Nと外側素子Gnの間にアノードリアクトルLp
あるいはLnが設けられている。
【0028】次に動作を説明する。
【0029】まず、中性点クランプ型電力変換装置の動
作を図4を用いて説明する。
【0030】図4に、通常のスイッチング動作とコンバ
ータ入力電圧の関係を示す。
【0031】図4(a)のように、スイッチング素子G
pとGpcがオンするとコンバータ入力端子の電位は+
Eとなる。また、図4(b)のように、スイッチング素
子GpcとGncがオンすると入力端子の電位は、クラ
ンプダイオードDcp、Dcnを介し中性点に接続され
るため0電位となる。さらに、図4(b)のように、ス
イッチング素子GncとGnがオンすると入力端子の電
位は−Eとなる。
【0032】U相の直列接続されたスイッチング素子G
p、Gpc、Gnc、Gnは図5に示すようにオン、オ
フ制御される。なお、図5においてスイッチング素子G
pとGncのオンとオフの間の時間tはオンデレイタイ
ムである。また、U相のスイッチング素子Gp、Gp
c、Gnc、Gnのオン、オフとコンバータ入力端子電
圧の関係を纏めると図6のようになる。
【0033】コンバータ1のV相とW相におけるスイッ
チング素子も120度の位相差をもって同様に制御さ
れ、コンバータ1は交流電圧を直流電圧に変換する。
【0034】インバータ2が交流電動機3の回生運転を
行う場合にも全く同じ動作となる。
【0035】一方、コンバータ1の回生運転時とインバ
ータ2の電動運転時には、同様な動作によって直流電圧
を+E,0,−Eの3レベルの交流電圧に変換する。
【0036】以上のようにして中性点クランプ型電力変
換装置は交流電圧を直流電圧に、あるいは直流電圧を交
流電圧に変換するのであるが、本発明の理解を容易にす
るために初充電の必要性を図7を用いて説明する。
【0037】平滑コンデンサ4a,4bを充電しない状
態で電源開閉器7をオンして交流電源8を投入すると、
スイッチング素子に逆並列された各相のフリーホイール
ダイオードDfp、Dfpc、Dfnc、Dfnがダイ
オード整流回路となり、平滑コンデンサ4a,4bの充
電が開始される。
【0038】交流電源8の投入時は、平滑コンデンサ4
a,4bが短絡状態のため交流電源8からコンバータ1
を介して平滑コンデンサ4a,4bへ突入電流Irが流
れる。このため、交流電源8を投入する前に初充電装置
で平滑コンデンサ4a,4bを予め突入電流Irが流れ
ない電圧レベルに充電する必要がある。
【0039】さて、図1、図2に戻り、本発明の一実施
例における初充電時の動作を図8のタイムチャートを参
照して説明する。
【0040】コンバータ1を起動する場合には、まず、
図8(a)に示すように初充電開閉器9をオンにする。
開閉器9をオンすることにより初充電電源10の交流電
圧は初充電トランス71で昇圧され、トランス71の2
個の二次巻線からそれぞれ昇圧された交流電圧が得られ
る。初充電電源10の交流電圧が400ボルトの場合に
は2Kボルト程度まで昇圧される。
【0041】トランス71の2個の二次巻線から得られ
た交流電圧はダイオード整流回路72a,72bで整流
され直流電圧に変換される。ダイオード整流回路72a
の直流電圧はコンデンサ4aに印加され、ダイオード整
流回路72bの直流電圧はコンデンサ4bに印加され
る。
【0042】平滑コンデンサ4a、4bは充電を開始さ
れる。この際、初充電装置70は、初充電電流をインピ
ーダンスによって制限して供給する。平滑コンデンサ4
a、4bはこのようにして充電され、その充電電圧が図
8(b)に示すように次第に高くなる。平滑コンデンサ
4a、4bは初充電によって、定格電圧の80〜90%
まで充電される。平滑コンデンサ4a、4bのコンデン
サ電圧Ea、Ebは電圧検出器6a、6bにより検出さ
れ、異常検出回路5に入力される。
【0043】電圧検出器6a、6bにより検出された平
滑コンデンサ4a、4bのコンデンサ電圧Ea、Ebは異
常検出回路5の加減算器51に入力される。加減算器5
1はコンデンサ電圧EaとEbの電圧偏差ΔVを出力す
る。比較器52a、52bは、偏差電圧ΔVを入力し規
定値+Vs1、−Vs1と比較し規定値+Vs1以上の
場合、あるいは、規定値−Vs1以下の場合に出力を生
じる。
【0044】スイッチ53a、53bは図8(c)に示
すように初充電開閉器9をオンした後、所定時間(10
〜15秒)Ts後にオンされる。スイッチ53a、53
bのオン時に比較器52a、52bが出力を生じていな
ければ、初充電が正常に行われたことになる。
【0045】初充電が正常に行われたことを確認してか
ら図8(d)に示すように電源開閉器7をオンしてコン
バータ1とインバータ2を起動する。その後、コンバー
タ1は平滑コンデンサ4a、4bの電圧が電圧指令設定
器11で設定する電圧指令値となるように制御され、イ
ンバータ2は交流電動機3の速度が速度指令設定器21
で設定する速度指令値となるように制御される。コンバ
ータ1とインバータ2の制御については良く知られてお
り、それに本発明の要旨に直接関係ないので詳細説明を
省略する。
【0046】一方、スイッチ53a、53bをオンした
時に比較器52aあるいは52bが出力を生じていた場
合には、初充電が異常であったと判断する。異常検出回
路5は異常信号を出力する。
【0047】このようにして平滑コンデンサ4a、4b
の初充電の異常を検出するのであるが、初充電開始時か
ら設定時間後における2個の平滑コンデンサ4a、4b
の電圧偏差の大きさによって異常を判断している。2個
の平滑コンデンサ4a、4bの電圧検出器6a、6bは
コンバータ1の電圧制御に用いられているものであり、
簡単な構成の異常検出回路5を付加するだけで異常を検
出できる。したがって、平滑コンデンサの初充電異常
を、電力変換装置を小型化かつ低価格化して検出でき
る。
【0048】図9に異常検出回路5の他の一例を示す。
【0049】図9において図2と異なるところは、平滑
コンデンサ4aと4bの電圧EaとEbを加算器54で
加算して、比較器55の規定値Vs2と比較するように
したことにある。比較器55は電圧EaとEbを加算値
が規定値Vs2より大きい場合に出力を生じる。また、
スイッチ53cはスイッチ53a,53bと同様に、図
8(c)に示すように初充電開閉器9をオンした後、所
定時間(10〜15秒)Ts後にオンされる。
【0050】図9の異常検出回路5では平滑コンデンサ
4aと4bの一方が初充電されない場合と、平滑コンデ
ンサ4aと4bの両方が充電されないことを検出でき
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は平滑コン
デンサの電圧を検出して初充電開始時から設定時間後に
おける2個の平滑コンデンサの電圧偏差の大きさによっ
て異常判断している。2個の平滑コンデンサの電圧検出
器は電圧制御に用いられているものであり、簡単な構成
の異常検出回路を付加するだけで異常を検出できる。し
たがって、平滑コンデンサの初充電異常を、電力変換装
置を小型化かつ低価格化して検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】異常検出回路の一例を示す構成図である。
【図3】中性点クランプ型電力変換装置の一相分の主回
路構成図である。
【図4】中性点クランプ型電力変換装置のスイッチング
動作説明図である。
【図5】中性点クランプ型電力変換装置のスイッチング
動作タイムチャートである。
【図6】スイッチング動作とコンバータ入力端子電圧の
説明図である。
【図7】初充電装置の説明図である。
【図8】本発明の動作説明用のタイムチャートである。
【図9】異常検出回路の他の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…コンバータ、2…インバータ、3…交流電動機、4
a,4b…は、平滑コンデンサ 5…異常検出回路、6a、6b…電圧検出器、7…電源
開閉器、9…初充電開閉器、70…初期充電装置、71
…初充電トランス、72a,72b…ダイオード整流回
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/12 601 H02M 7/12 601D Fターム(参考) 5G053 AA08 AA12 AA13 BA04 EB05 EC04 FA04 5H006 BB05 CA05 CA07 CB01 CC08 DB01 DC02 DC05 GA01 5H007 AA00 BB06 CA05 CC12 DC02 DC05 DC07 EA02 FA00 FA12 GA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電圧を直流電圧に変換する中性点クラ
    ンプ型コンバータと、前記中性点クランプ型コンバータ
    の直流出力電圧を2つに分圧する直列接続された2個の
    平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電圧をそれぞ
    れ検出する2つの電圧検出手段と、前記2個の平滑コン
    デンサを初充電する初充電装置と、前記初充電装置によ
    る初充電開始時から設定時間後における前記2個の平滑
    コンデンサの電圧偏差が第1規定値以上であるときに初
    充電異常を検出する異常検出手段を備えた中性点クラン
    プ型電力変換装置。
  2. 【請求項2】電源開閉器を介して交流電源に接続され、
    パルス幅変調制御されて交流電圧を直流電圧に変換する
    中性点クランプ型コンバータと、前記中性点クランプ型
    コンバータの直流出力電圧を2つに分圧する直列接続さ
    れた2個の平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電
    圧をそれぞれ検出する2つの電圧検出手段と、初充電開
    閉器を介して初充電電源に接続され、交流電圧を整流し
    た直流電圧で前記2個の平滑コンデンサを初充電する初
    充電装置と、前記初充電開閉器をオンして初充電開始時
    から設定時間後における前記2個の平滑コンデンサの電
    圧偏差が第1規定値以上であるときに初充電異常を検出
    する異常検出手段を備えた中性点クランプ型電力変換装
    置。
  3. 【請求項3】3レベルの電圧を出力して交流電圧を直流
    電圧に変換する中性点クランプ型コンバータと、前記中
    性点クランプ型コンバータの直流出力電圧を2つに分圧
    する直列接続された2個の平滑コンデンサと、前記平滑
    コンデンサの電圧をそれぞれ検出する2つの電圧検出手
    段と、前記中性点クランプ型コンバータの起動前に前記
    2個の平滑コンデンサを初充電する初充電装置と、前記
    初充電装置による初充電開始時から設定時間後における
    前記2個の平滑コンデンサの電圧偏差が第1規定値以上
    であることと、前記2個の平滑コンデンサの電圧和が第
    2規定値以下であることを判定し初充電異常を検出する
    異常検出手段を備えた中性点クランプ型電力変換装置。
  4. 【請求項4】電源開閉器を介して交流電源に接続され、
    交流電圧を直流電圧に変換する中性点クランプ型コンバ
    ータと、前記中性点クランプ型コンバータの直流出力電
    圧を2つに分圧する直列接続された2個の平滑コンデン
    サと、前記平滑コンデンサの電圧をそれぞれ検出する2
    つの電圧検出手段と、初充電開閉器を介して初充電電源
    に接続され、交流電圧を整流した直流電圧で前記2個の
    平滑コンデンサを初充電する初充電装置と、前記初充電
    開閉器をオンして初充電開始時から設定時間後における
    前記2個の平滑コンデンサの電圧偏差が第1規定値以上
    であるときに初充電異常を検出する異常検出手段を備え
    た中性点クランプ型電力変換装置。
  5. 【請求項5】ダイオードを逆並列接続された4個のスイ
    ッチイング素子を含み一相分を構成し、3レベルの電圧
    を出力して交流電圧を直流電圧に変換する中性点クラン
    プ型コンバータと、前記中性点クランプ型コンバータの
    直流出力電圧を2つに分圧する直列接続された2個の平
    滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの電圧をそれぞれ
    検出する2つの電圧検出手段と、初充電開閉器を介して
    初充電電源に接続され、交流電圧を整流した直流電圧で
    前記2個の平滑コンデンサを初充電する初充電装置と、
    前記初充電開閉器をオンして初充電開始時から設定時間
    後における前記2個の平滑コンデンサの電圧偏差が第1
    規定値以上であるときに初充電異常を検出する異常検出
    手段を備えた中前記中性点クランプ型コンバータの起動
    前に前記2個の平滑コンデンサを初充電する初充電装置
    と、前記初充電装置による初充電開始時から設定時間後
    における前記2個の平滑コンデンサの電圧偏差が第1規
    定値以上であることと、前記2個の平滑コンデンサの電
    圧和が第2規定値以下であることを判定し初充電異常を
    検出する異常検出手段を備えた中性点クランプ型電力変
    換装置。
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