JP2000308128A - インターネットコードレス電話システム及びこのためのコードレス電話親機、コードレス電話子機並びに接続制御装置 - Google Patents

インターネットコードレス電話システム及びこのためのコードレス電話親機、コードレス電話子機並びに接続制御装置

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JP2000308128A
JP2000308128A JP11109067A JP10906799A JP2000308128A JP 2000308128 A JP2000308128 A JP 2000308128A JP 11109067 A JP11109067 A JP 11109067A JP 10906799 A JP10906799 A JP 10906799A JP 2000308128 A JP2000308128 A JP 2000308128A
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JP
Japan
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cordless telephone
internet
processing unit
layer processing
connection control
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JP11109067A
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English (en)
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Isao Okazaki
功 岡崎
Kazuhiko Seki
和彦 関
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Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
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Publication date
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  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットプロトコルを利用して接続制
御機構を簡略化し、豊富なサービスを非常に安く提供す
ることができるコードレス電話システムを提案する。 【解決手段】 インターネットプロトコルのもとで通信
を行う複数のコードレス電話親機1と、該コードレス電
話親機と無線通信を行う1以上のコードレス電話機子機
であって、インターネットプロトコルに従う上位レイヤ
ー処理部と無線通信プロトコルに従う下位レイヤー処理
部とを有するコードレス電話子機と、前記コードレス電
話子機のアドレス、および当該コードレス電話子機と通
信を行うコードレス電話親機のアドレスを記憶し、イン
ターネットプロトコルに従い前記コードレス電話親機を
介して前記コードレス電話子機への、および前記コード
レス電話子機からの呼の接続および切断を制御する接続
制御装置4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
プロトコルのもとで通信を行うためのインターネットコ
ードレス電話システムに関し、さらに、このためのコー
ドレス電話親機、コードレス電話子機並びに接続制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの電話システムの多くは、回線
交換網を用いることにより、通話中は通話者同士を専用
の通信回線で接続することにより通信を行っていた。こ
の方法は、多数のユーザーを収容する場合に、網の設備
を共通利用できる部分が少ないため、その構築には膨大
な設備投資を必要とする。一方、インターネットを含む
パケットベースの通信システムでは、データを共通の回
線を用いてやり取りするために、回線交換網に比べてシ
ステムの共有率を高めることができ、設備投資のコスト
を大幅に削減できる可能性がある。また、回線を共有す
るためにブロードキャスト型の通信を容易に実現するこ
ともできる。また、インターネットでは、基本的な通信
手順が豊富に用意されているため、これを利用すること
により容易に電話交換システムを構築することができ
る。
【0003】従来のこのようなシステムとして、インタ
ーネット電話システムがある。このシステムでは、端末
側をパーソナルコンピュータ(PC)+電話回線(ISPま
での接続回線)+音声処理ハードウエア+インターネッ
ト電話ソフトウエア(ユーザー端末がインターネット端
末)である場合、網側をインターネット+回線制御装置
で実現している。このシステムは、端末が非常に高価で
複雑なものとなり、多くの人にとって使いやすいとは言
えない。さらに、別のシステムとして、端末側を通常の
電話機(コードレス電話を含む)、網側をインターネッ
ト+インターネットゲートウエイ+ユーザ端末とゲート
ウエイを接続する電話回線で実現(インターネット電話
ゲートウエイがインターネット端末である場合)してい
る。このシステムは、使い勝手の上では品質の悪い電話
サービスにすぎず、ユーザ端末とゲートウエイ端末間は
従来の電話システムを使用することになるため、利用料
金の低減には限界がある。
【0004】特開平10−23068号公報は、移動通
信方法と移動通信装置を開示する。これは、第2層の移
動管理機能及び請求範囲の第3層の機能により実現して
いる。したがって、BSの負担は重い。無線エリア毎にサ
ブネット化する必要があり、BSの設置及び管理の手間が
かかる。無線ネットワークから得られる位置情報は、無
線エリア毎に異なる必要がある。PHS網専用である。他
の網への汎用性は低い。無線エリアを移動したとき、端
末のIPアドレスは変更される。
【0005】特開平10−145397号公報は、分散
PBXを用いてLAN上に音声データを通すLAN電話システム
を開示する。分散PBXはLANインターフェースと電話イン
ターフェースを備えるが、ユーザー端末は通常の電話機
であるため、端末がインターネットに直接接続している
わけではない。
【0006】特開平10−155040号公報は、あら
かじめPSTNで接続先の端末を呼び出し、ユーザー情報を
通した後に、その情報を用いて改めてダイヤルアップし
てTCP/IPで接続するダイヤルアップ接続通信機器を開示
する。
【0007】特開平10−136024号公報は、イン
ターネット電話において中継サーバを何段も経由する接
続相手照会センタを開示する。この発明は、ハンドオー
バー、位置登録機能を持たず、移動体通信に適用できな
い。
【0008】特開平09−168064号公報は、イン
ターネット電話を考慮しつつ、PSTN/ISDN経由でダイヤ
ルアップするユーザ同士で通話を行う場合の通信手順に
ついて述べている。この発明は公知のリモートアクセス
サーバに類似する。この発明は、ハンドオーバーやワイ
ヤレスシステムを考慮していない。
【0009】CT(Cordless Telephone)をベースとし、
インターネット/イントラネットの回線交換機能を利用
し、インターネット/イントラネット上のサーバーでハ
ンドオーバーや回線接続を支援するシステムは、なかっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ユーザ端末を
簡易なインターネット端末とし、接続制御機構によりイ
ンターネットプロトコルを利用して網の接続制御機構を
簡略化することにより、豊富なサービスを非常に安く提
供することができるシステムを提案する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、電話システ
ムのネットワークインフラストラクチャーとしてインタ
ーネットプロトコルを採用し、インターネットプロトコ
ルを採用した複数のコードレス電話とその基地局、複数
の小型交換機、単一の接続制御装置、単一の料金計算装
置を用いて電話システムを構成するものである。
【0012】なお、本システムは携帯電話システムのよ
うにハンドオーバも可能である。基本的に端末はLAN上
に接続されたコードレス電話機の親機に接続される。
【0013】この発明は、インターネットプロトコルの
もとで通信を行う複数のコードレス電話親機と、該コー
ドレス電話親機と無線通信を行う1以上のコードレス電
話機子機であって、インターネットプロトコルに従う上
位レイヤー処理部と無線通信プロトコルに従う下位レイ
ヤー処理部とを有するコードレス電話子機と、前記コー
ドレス電話子機のアドレス、および当該コードレス電話
子機と通信を行うコードレス電話親機のアドレスを記憶
し、インターネットプロトコルに従い前記コードレス電
話親機を介して前記コードレス電話子機への、および前
記コードレス電話子機からの呼の接続および切断を制御
する接続制御装置とを備え、前記コードレス電話子機
は、自機が位置するエリアに割り当てられているコード
レス電話親機を介して、位置登録を前記接続制御装置に
要求することにより、自機のインターネットプロトコル
上のアドレスを前記接続制御装置に設定するとともに、
前記アドレスの設定完了後、コードレス電話親機から自
機宛ての着信があるまでの期間は前記下位レイヤー処理
部の制御により、コードレス電話親機からの自機宛の着
信を間欠的に待ち受けるものであることを特徴とする。
【0014】この発明は、ユーザ端末を簡易なインター
ネット端末とし、網側の接続制御機構によりインターネ
ットプロトコルを利用して網の接続制御機構を簡略化す
ることにより、豊富なサービスを非常に安く提供するこ
とができる。本システムは携帯電話システムのようにハ
ンドオーバも可能である。基本的には端末はLAN上に接
続される。
【0015】この発明の特徴をいくつか列挙する。 (1)本システムのコードレス電話は所定のエリア内に
いるとき使用可能である。使用可能であることをユーザ
ーに報知するために、例えば、サービス利用可能ランプ
が点灯する。 (2)システム内で(1)の状態のコードレス電話同士
は通話が可能である。 (3)ある基地局のエリア内からエリア外に出たとき、
別の基地局のエリア内であれば、ハンドオーバーを行
う。 (4)エリア内の電話機同士であれば、世界中どこの電
話機とでも通話の転送が可能である。また、本システム
のコードレス電話は、コードレス部分の電波法の問題を
除き、世界中どこでも利用可能である。 (5)網側の設備は、すべて自前で準備することができ
る。自前で準備すればランニングコストを抑えることが
できる。 (6)システムは、オフィス内、ビル内、本社・支社
内、全海外拠点内、地域電話会社までのスケーラビリテ
ィを備える。
【0016】好ましくは、前記コードレス電話親機から
の自機宛の着信を間欠的に待ち受ける期間、前記コード
レス電話子機の上位レイヤー処理部は前記下位レイヤー
処理部の処理と分離されている。
【0017】この発明は、インターネットプロトコルを
採用した複数のコードレス電話が接続する電話システム
において、親機と子機間が間欠受信状態であっても、イ
ンターネットプロトコルによる接続を保持することがで
きる。
【0018】好ましくは、前記下位レイヤー処理部と前
記上位レイヤー処理部の間には、前記下位レイヤー処理
部が間欠受信制御処理を行っていることを前記上位レイ
ヤー処理部に伝わるのを阻止する中間レイヤー処理部を
有する。
【0019】この機能は実現するためのRadio Control
(RC)は、例えば、2つの機能を備える。第1に、下位の
無線リンクの接続/切断の制御や再送制御を行う機能で
ある。第2に、下位の無線リンクが切れても上位の層に
伝えない機能である。これは、待ち受け時(間欠受信
時)の電池消耗を少なくするため、かつ、待ち受け(間
欠受信)から通話(連続受信)に切り替えるまでの時間
を短くするためである。
【0020】好ましくは、前記コードレス電話子機は複
数のコードレス電話親機と無線通信可能であり、前記接
続制御装置に位置登録を要求した際に使用したコードレ
ス電話親機が他のコードレス電話子機により占有されて
いる場合は、前記接続制御装置に当該コードレス電話親
機以外のコードレス電話親機を介して位置登録を行い、
その後、通信を行う。
【0021】好ましくは、前記接続制御装置は、通話中
の一方のコードレス電話子機が移動するときにハンドオ
ーバー処理を行うとともに、他方のコードレス電話子機
についても新しいアドレスを取得することにより、通話
を継続可能とする。
【0022】例えば、図7のオプションの手順である。
このオプションの手順は、PT1がハンドオーバー中に、
同時にPT2がハンドオーバーする場合でも、通話が可能
であるようにするためである(PT1のみハンドオーバ
ー:PT1のIPアドレス変更、PT2はPT1の新アドレスを
取得する。PT1、PT2ハンドオーバー:PT1、PT2両方
のIPアドレスを変更、PT1、PT2は他方の新IPアドレス
を取得する)。もしこのオプション手順がないと、PT1
及びPT2が同時にハンドオーバーしたときに、PT2のIP
アドレスが変わっているので、PT1が呼び出し要求17
5を送ってもPT2に接続できないからである。オプショ
ンの手順(171〜174)により、最新のPT2のIPア
ドレスを取得することにより、かかる不都合を回避でき
る。このオプションは、ハンドオーバー時間が短ければ
特に必要ない。
【0023】一方のコードレス電話子機がハンドオーバ
ーすると、IPアドレスが変更になる。したがって、通話
中では他方の子機に対して相手の子機のIPアドレス変更
を知らせる必要がある。フローでは、必ずしも同時にハ
ンドオーバーする場合の例を示しているわけではい。
【0024】好ましくは、前記接続制御装置は、通話中
のコードレス電話子機が移動するときにハンドオーバー
処理を行うとともに、前記通話中のコードレス電話子機
の両方に対してハンドオーバー音を鳴らせる。
【0025】従来のPHSにおいては、PT2側ではハン
ドオーバー音はならず、相手がハンドオーバー中である
ことがわからない。本システムで相手にもハンドオーバ
ーを知らせる理由は、ハンドオーバーに多少の時間がか
かる(例えば十数秒)ときに相手に不安を与えないため
である。
【0026】好ましくは、前記コードレス電話親機は、
前記接続制御装置とインターネットプロトコルのもとで
通信を行う第1下位レイヤー処理部と、前記コードレス
電話子機と無線で通信を行う第2下位レイヤー処理部と
を備え、前記第1下位レイヤー処理部と前記第2下位レ
イヤー処理部の間をリンクすることにより、上位レイヤ
ーの処理を行わない。
【0027】例えば、図12はPPX、BS、PT間の通信プ
ロトコルを説明しているが、この図において、BSのプロ
トコルが単純化されており、処理負担が軽くなってい
る。これは、比較的複雑なTCP/IPの処理をPPXとPTに行
わせることにより、BSのコストをなるべく下げるためで
ある。BSは多数配置する必要があるので、BSのコストを
下げることは非常に重要である。図12において、Link
より下の層は、PPX、PTの上位の層から見ると物理層と
して扱うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について、
図を用いて具体的に説明する。基本的な構成及び動作 図1は、このシステム/装置の処理の概略の流れを説明
するフローチャートである。図9は、このシステムのハ
ードウエア構成の概略を説明するブロック図である。ま
ず、これらの図を用いて基本的な動作について説明す
る。
【0029】コードレス電話がこのシステムのサービス
エリア内に置かれると、まず、そのコードレス電話の位
置登録がなされる(S1)。その状態でコードレス電話
は着信あるいは発信を待ちうける(S2)。この待ち受
けの間に、ユーザーが移動するなどの理由により、現在
の基地局のエリアから外に出て他の基地局のエリアに入
ると、ハンドオーバー処理がなされる(S6)。着信又
は発信があると通話を開始する(S3)。通話中に他の
エリアに移動すると、ハンドオーバー処理がなされる
(S7)。通話が終了する(S5)と、待ち受け状態
(S2)に戻る。
【0030】なお、位置登録手順(S1)の詳細は図3
に示されている。待受時のハンドオーバー手順(S6)
の詳細は図6に示されている。S4の通話開始手順は図
4に、発着信手順は図8に、それぞれ示されている。通
話時のハンドオーバー手順(S7)は図7に示されてい
る。通話終了手順(S5)は図5に示されている。詳細
は後述する。なお、図3乃至図8の手順は、後述の図1
0の中規模のシステムを例にとり説明している。これら
の手順は、後述の小規模なシステム及び大規模なシステ
ムについても同様に適用できる。
【0031】図2は、各ユニットの初期設定値を示す。
【0032】以上の処理手順により、インターネットプ
ロトコルを採用した複数のコードレス電話が接続する電
話システムにおいて、エリア間のハンドオーバー処理を
実現するとともに、親機と子機間が間欠受信状態であっ
ても、インターネットプロトコルによる接続を保持する
ことができる。これは従来のインターネット電話にはな
かった特徴である。通信手順の詳細 図3に基づき位置登録手順を説明する。1つのNSP1
に、2つのPPXが接続され、それぞれのエリア内にPTが
存在している。いわば、NSPの両側に対称に2組のエリア
が存在している。図3は最も基本的なシステムの例であ
る。
【0033】PT1及びPT2に関して、それぞれID(PT1
-ID, PT2-ID)が設定されるとともに、PT1及びPT2のI
P Address、Subet Mask、Broadcast Address、Defau
ltRouterのIP Addressも取得される。
【0034】PPX1及びPPX2に関して、それぞれPPX1
及びPPX2のIP Address、Subet Mask、Broadcast Ad
dress、Default RouterのIP Address、PPX1及びPPX
2配下のBSのIP Address、認証情報、位置登録テーブ
ル、PT割り当てようIP Addressテーブルが設定され
る。必要に応じて、NSP1及びNSP2のIP Address、認
証情報が設定される。
【0035】NSP1に関して、NSP1のIP Address、Sube
t Mask、Broadcast Address、Default RouterのIP
Address、NSP1配下のPPXのIP Address、認証情報、位
置登録テーブル(PT-ID、PTのIP Address)が設定され
る。
【0036】ユーザーUser1(User2)がPT1(PT2)
の電源を投入する(100,109)。すると、PT1及
びPT2は初期設定、RCP回線接続(以降、連続送受
信)、下位レイヤからPT1-PPX1(PT2-PPX2)を行う。
この段階では、まだ、位置登録がなされていないので圏
外表示(101、110)がなされる。PT1(PT2)
は、PT1(PT2)の位置登録をすべくPPX1(PPX2)に
対し位置登録要求を送信する(102、111)。PPX
1(PPX2)は、PT1(PT2)を位置登録テーブルに登
録するとともに、位置登録応答をPT1(PT2)に返す
(103,112)。そして、PPX1(PPX2)は、NSP
1に対して位置登録要求を行う(105、107)。NS
P1は位置登録テーブルに登録するとともに、位置登録
応答をPPX1(PPX2)に返す(106、108)。
【0037】なお、PTは複数のBSと無線通信可能である
ので、PPX、NSPに位置登録を要求した際に使用したBSが
他のPTにより占有されている場合は、PPX、NSPにこのBS
以外のBSを介して位置登録を行い、その後、通信を行う
という手順をとることができる。
【0038】図4に基づき通話開始手順を説明する。ユ
ーザーUser1が、オフフックすると、通話可能を示すい
わゆる「ツー音」がユーザーに聞こえるので、ユーザー
User1がユーザーUser2と通話するためにPT2の番号を
入力する(120)。するとツー音が停止するととも
に、PT1はBS1が未利用であることを確認し、RCP回線
を接続し、PPX1に対してPT2のIP Addressを要求する
(121)。これを受けて、PPX1は、PT2のIP Addres
sを検索する。見つかったら、PPX1はNSP1に対してPT
2のIP Addressを要求する(122)。これを受け
て、NSP1は、PT2のIP Addressを検索し、PPX1にPT
2のIP Address応答を返す(123)。これを受け
て、PPX1はPT1にPT2のIP Address応答を返す(12
4)。これで、PT1はPT2を呼び出すことができる(1
25)。同時に、PT2はBS2の未利用確認がとれたら呼
び出し応答をPT1に返す(126)。これでユーザーUs
er1は相手を呼び出していることがわかる。PT1の呼び
出し音が鳴ることによりユーザーUser2は着信を知り
(128)、着信操作を行う(129)。PT2は、RCP
回線接続処理を行い、呼び出し応答2をPT1に返し(1
30)、その後、PT1(PT2)は音声パスを開放して呼び
出し音を停止する(131,132)。
【0039】図5に基づき通話終了手順を説明する。ユ
ーザーUser2がPT2で切断操作(140)を行うと、PT
2は、PT1に対して切断要求を出す(141)。PT1は
音声パスを閉鎖するとともに通話終了を表示する(14
2)。同時に、PT1は、PT2に対して切断応答を送る
(143)。これを受けてPT2は通話終了を表示する
(144)。これ以降、PT1及びPT2のRCP回線は切断
状態にある。PT1及びPT2はツー音を出してユーザーに
オンフックを促す。オンフックされるとツー音は停止す
る。
【0040】図6に基づき待受時のハンドオーバー手順
を説明する。PT1があるエリアから出ると、PT1に対し
て下位レイヤからPT1-PPX回線断通知がなされる。これ
を受けて、PT1は圏外表示を行い(150)、RCP回線
接続を行い、下位レイヤからPT1-PPX3接続通知を受け
て、PPX1又はPPX3に対して位置登録要求を送る(15
3)。PPX1又はPPX3は位置登録テーブルにPT1を登録
し、PT1に対し位置登録応答を返す(154)。PTはRC
P回線を切断するとともに、圏内表示を行う(15
5)。同様に、PT1があるエリアから出ると、PPX1に
対して下位レイヤからPT1-PPX1回線断通知がなされると
ともに、対応する位置登録テーブルが削除される。PPX
はNSP1に対して位置登録削除要求を送る(151)。N
SP1は位置登録テーブルを削除して、PPX1に対して位
置登録削除応答を送る(152)。また、PT1が新しい
エリアにおいて位置登録を行う(153、154)と、
新しいエリアに対応するPPX1又はPPX3は、NSP1に対し
て位置登録要求を行う(156)。NSP1が位置登録テ
ーブルに登録するとともに、PPX1又はPPX3に対して位
置登録応答を送る(157)。
【0041】図7に基づき通話時のハンドオーバー手順
を説明する。通話中にPT1があるエリアから出るとき、P
T1に対して下位レイヤからPT1-PPX1回線切断が通知さ
れる。すると、PT1は音声パスを閉鎖し(160)、同
時に「ピー、ピー」というハンドオーバー音を発する。
そして、PT1は、PT1-BS3接続通知を出してハンドオー
バーを行うとともに、ハンドオーバー時間を確認する。
ハンドオーバー時間がNGの場合のみ、処理はここで終了
する。そして、PT1は、連続送受信モードで切り替え要
求(接続通知)を出し、PT1−PPX接続通知を出してPPP
接続する。そして、PT1はこのPT1-PPX3接続通知を受
けて、PPX3に対して位置登録要求を送る(167)。PP
X3は位置登録テーブルにPT1を登録し、PT1に対し位
置登録応答を返す(168)。そして、PT1は、PT2に
対して呼び出し要求を送り(175)、PT2からの呼び
出し応答を受ける(176)と、ハンドオーバー音を停
止する(177)ととともに、音声パスを開放する(1
78)。一方、PT2も、ハンドオーバー音を停止する
(179)ととともに、音声パスを開放する(18
0)。同様に、通話中にPT1があるエリアから出ると
き、PPX1に対して下位レイヤからPT1-PPX1回線断通知
がなされるとともに、対応する位置登録テーブルが削除
される。PPX1は、PT2に対し切断要求を送る(16
2)。これを受けて、PT2は音声パスを閉鎖する(16
3)とともに、ハンドオーバー音を発する。そして、PT
1の位置登録要求167を受けて、PPX3は、NSP1に対
して位置登録要求を送る(169)。NSP1は、位置登
録テーブルに登録するとともに、PPX3に対し位置登録
応答を返す(170)。なお、従来のPHSにおいて
は、PT2側ではハンドオーバー音はならず、相手がハン
ドオーバー中であることがわからない。本システムで相
手にもハンドオーバーを知らせる理由は、ハンドオーバ
ーに多少の時間がかかる(例えば十数秒)ときに相手に
不安を与えないためである。
【0042】なお、ハンドオーバー時間がNGのときに
は、PT2はハンドオーバー音を停止し、間欠送受信モー
ドの切替要求(接続通知)を出し、ツー音を出してユー
ザーにオンフックを促し、ツー音を停止する。
【0043】図8に基づきBS通話中着信通話開始手順を
説明する。この手順は、相手PTがいるエリアのBSが通話
中であるときでも通話を可能にするための手順である。
図8の手順は、図4の通話開始手順と類似するが、PT1
がPT2を呼び出そうとするとき待受時のハンドオーバー
手順を実行する点が異なる。このため、BS2が利用中で
あっても、PT1はPT2と通話することができる。システム構成例 図9乃至図11にこの発明の実施の形態によるシステム
の構成例を示す。図9は最もベーシックなシステムであ
り、3つのBSにより比較的狭い範囲で通話を可能にする
システムである。このシステムはNSPを備えないが、同
一のPPXの管理のもとでPT相互の通話及びハンドオーバ
ーが可能である。このシステムは例えば、オフィスビル
の1つのフロアに適用される。図10は、図9のシステ
ムを2つ備えるシステムであり、1つのNSP及び2つのP
PXにより管理される。このシステムは、オフィスが2つ
のビルに別れて存在するとき、例えば、2つのビルを専
用線(LAN)で結ぶことにより、これら両方を相互間で
も通話及びハンドオーバーが可能である。図11は、図
10のシステムを、PSTN、ISDN等さらにはインターネッ
トを介することにより拡張したものである。このシステ
ムによれば世界中のどの端末とも通話可能である。図9
乃至図11はPBX等を用いることなく、全て自前で準備
できる点に特徴がある。BSとPTは従来のコードレス電話
の技術を利用することにより極めて低価格で提供でき
る。また、PPX、NSPも通常のパーソナルコンピュータを
用いることができるので、さほどコストはかからない。
したがって、LANさえあれば、低コストでシステムを実
現することができる。
【0044】BS1は複数のチャネルをもち、同一エリア
内に数台のPTを許容できる。BS及びPTは従来のコードレ
ス電話(CT)と同様のものである。各BSはPPX4に直
接、あるいはHUB2を介して接続される。各PPX4はHUB
2を介して、あるいはPSTN/ISDN/OCN/CATV等の通信回線
を介してNSP5に接続される。プロトコルの概要 図12及び図13を用いて、このシステムのプロトコル
の概要について説明する。図12及び図13は、OSI参
照モデルを用いた説明図であり、図12は、PPX、BS及
びPTの間のプロトコルを、図13はPPXとNSPの間のプロ
トコルを示す。この発明の特徴は、図12のプロトコ
ル、特に太枠で囲まれた部分にある。まず、本システム
のプロトコルスタックである図13について説明する
と、上位層から下位層にかけて、アプリケーション、TC
P(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram
Protocol)、IP(Internet Protocol)、ARP(Address Res
olutionProtocol)/RARP(Reverse ARP)、LLC(Logical Li
nk Control)/MAC(Media AccessControl)の各処理に別れ
ている。NSPとPPXにおけるこれらの層は互いに対応する
プロトコル同士で通信を行う。
【0045】図12はPPX、BS、PT間の通信プロトコル
を説明しているが、この図において、BSのプロトコルが
単純化されており、処理負担が軽くなっている。これ
は、比較的複雑なTCP/IPの処理をPPXとPTに行わせるこ
とにより、BSのコストをなるべく下げるためである。BS
は多数配置する必要があるので、BSのコストを下げるこ
とは非常に重要である。図12において、Linkより下の
層は、PPX、PTの上位の層から見ると物理層として扱う
ことができる。
【0046】まず、BSのプロトコルについて説明する。
BSはPPXとEthernetで接続されているので、そのためのT
CP/IPのプロトコルを実行する(図12の左側)。この
機能はLSI化されており、このチップを用いることによ
り非常に安価に実現できる。一方、BSはPTとコードレス
電話等における無線制御プロトコル(RCP)で接続され
ているので、そのためのプロトコルを実行する(図12
の右側)。この機能はソフトウエアで実現することがで
きる。この発明のために新規に考え出されたプロトコル
は、最上位のLink/Applicationと、その下のRadio Con
trol(RC)の部分である。Link/Applicationは、左側のT
CP/IPと右側のRadio/Controlの間でデータを交換する機
能を備える。この機能は比較的簡単に実現できる。Radi
o Control(RC)は、2つの機能を備える。第1に、下位
の無線リンクの接続/切断の制御や再送制御を行う機能
である。第2に、下位の無線リンクが切れても上位の層
に伝えない機能である。これは、無線リンクは、有線の
場合よりも切れ易いという不都合を回避するためであ
る。
【0047】次に、PPXのプロトコルについて説明す
る。PPXのLinkは、BSのLink/Applicationと対応して処
理を行う。PPXのApplicationは先に図1乃至図8に基づ
いて詳細に説明した処理を行う。ところで、Applicatio
nとLinkの間のTCP/IPの処理を行うソフトはすでに知ら
れている(例えば、フリーソフトウエアのSLIRP)の
で、これを利用することができる。ちなみに、SLIRP
は、端末から無手順でコミニュケーションサーバに接続
し、このサーバーからTCP/IPで他のサーバに接続するこ
とにより、直接TCP/IPを利用できない端末においてもイ
ンターネットを利用できるようにしたものである。
【0048】PTのApplicationはPPXのApplicationに、P
TのLinkはPPXのLinkに、PTのRadioControl(RC)はBSのR
adio Control(RC)に、それぞれ対応する。
【0049】以上の説明から明らかなように、BSの負荷
を軽減しているので、数多く必要なBSの価格を低くする
ことができる。したがってシステムの価格を抑えること
ができる。また、PPXのプロトコルにおいて、この発明
の新規な部分は上位レイヤーに関し、下位レイヤーに依
存しない。したがって、このシステムはインターネッ
ト、LAN、その他専用線のいずれにも適用可能である。
【0050】無線部分のフレームフォーマットを図14
に示す。BSは、CCH=1010に設定してCIで、着信情報あり
を間欠受信周期の2倍長送信した後、着信IPをCCHで流
す。CIは、この他に、着信IP通知中、BSID通知中、通話
中、位置登録拒否、他BS検索指示等を表示する。BSLをA
LOHA-TDMAにして、W-ISDNを形成することも可能であ
る。これは、WirelessTAを作ることに相当する。
【0051】BSの処理をPPX・PTと同様のものにしても
よい。図15にこの発明の実施の形態のプロトコルスタ
ックの他の例について示す。これは、従来方式のPT-BS-
PPXに対応する。図16に同じくプロトコルスタックの
他の例について示す。これは、従来方式のPPX-NSPに対
応する。システム構成の実際 この発明の実施の形態を実際のシステムに適用するとき
の例をいくつか説明する。 (1)BSをPPXのボードに実装し、そのアンテナだけを
適宜配置する方法(図18参照) BSを基板上に実現し、PPX用のパーソナルコンピュータ
の内部スロットに実装する。アンテナだけは使用状況に
応じて所定の間隔で配置する必要があるのでパーソナル
コンピュータの外に出し、高周波ケーブルでBS用の基板
とアンテナとを接続する。この方法は独立したBSを必要
としないので簡便なシステムに適する。しかし、比較的
規模が大きなシステムでは、高周波ケーブルの長さが長
くなり電力の損失の増加やケーブルの収納の点で使いに
くいと予想される。
【0052】BSが多くなり、PPX用のパーソナルコンピ
ュータ内に収納しきれないときは、PPXとは独立にBS専
用のパーソナルコンピュータを用意する。この場合でも
BS用基板とアンテナは高周波ケーブルで接続される。BS
用のパーソナルコンピュータとPPX用のパーソナルコン
ピュータは、HUB、10BASE-Tケーブルを介して接続さ
れる。 (2)BSをPPXにRS-232Cでスター型に接続する方法(図
19参照) アンテナ及び基板を含むBSを複数配置し、BSとPPXとの
間をRS-232Cでスター型に接続する。このシステムは、
(1)のシステムに比べてBSが個別に電源を必要とする
など、多少複雑になるが、高周波損失はなくなるととも
に、安価なRS-232Cインタフェース、ケーブルを用いる
ことができる。 (3)BSとPPXをHUBにスター型に接続する方法(図19
参照) BSとPPXを直接接続せずに、HUBを介して接続する。
【0053】なお、本明細書において、機能を実現する
手段とは必ずしもLSI等の物理的手段ばかりでなく、各
手段の機能が、ソフトウェアによって実現される場合も
包含する。さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物
理的手段により実現されても、若しくは、二つ以上の手
段の機能が、一つの物理的手段により実現されてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係るシステム/装置
の処理の概略の流れを説明するフローチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態に係るシステム/装置
の各ユニットの初期設定値を示す。
【図3】 この発明の実施の形態に係るシステム/装置
の位置登録手順の詳細を説明する図である。
【図4】 この発明の実施の形態に係るシステム/装置
の通話開始手順の詳細を説明する図である。
【図5】 この発明の実施の形態に係るシステム/装置
の通話終了手順の詳細を説明する図である。
【図6】 この発明の実施の形態に係るシステム/装置
の待受時のハンドオーバー手順の詳細を説明する図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態に係るシステム/装置
の通話時のハンドオーバー手順の詳細を説明する図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態に係るシステム/装置
のBS通話中着信通話開始手順の詳細を説明する図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態に係るシステムのハー
ドウエア構成の概略を説明するブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態に係るシステムの他
のハードウエア構成の概略を説明するブロック図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態に係るシステムの他
のハードウエア構成の概略を説明するブロック図であ
る。
【図12】 この発明の実施の形態に係る、PPX、BS及
びPTの間のプロトコルをOSI参照モデルを用いて説明す
るための図である。
【図13】 この発明の実施の形態に係る、PPXとNSPの
間のプロトコルをOSI参照モデルを用いて説明するため
の図である。
【図14】 この発明の実施の形態における無線部分の
フレームフォーマットを示す図である。
【図15】 この発明の他の実施の形態に係る、PPX、B
S及びPTの間のプロトコルをOSI参照モデルを用いて説明
するための図である。
【図16】 この発明の他の実施の形態に係る、PPXとN
SPの間のプロトコルをOSI参照モデルを用いて説明する
ための図である。
【図17】 この発明の実施の形態を実際のシステムに
適用するときの例を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態を実際のシステムに
適用するときの他の例を示す図である。
【図19】 この発明の実施の形態を実際のシステムに
適用するときの他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 基地局(BS:Base Station) 2 HUB 3 ルータ 4 PPX 5 NSP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/00 H04L 11/20 B 5K101 11/00 303 9A001 Fターム(参考) 5K027 AA12 BB17 CC08 FF25 JJ03 JJ07 KK02 5K030 HA08 HB01 HC01 HC14 HD01 JL01 JT01 LB01 5K033 BA14 CB01 CB06 DA03 DA06 DA19 DB17 DB18 5K051 BB02 CC07 DD15 GG03 HH01 5K067 AA41 BB08 BB44 CC22 EE02 EE24 FF27 GG01 GG11 HH11 HH13 JJ39 JJ66 5K101 KK02 LL05 LL14 RR05 SS07 SS08 TT06 9A001 CC03 CC05 CC06 CC07 JJ12 JJ25 KK56

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットプロトコルのもとで通信
    を行う複数のコードレス電話親機と、 該コードレス電話親機と無線通信を行う1以上のコード
    レス電話機子機であって、インターネットプロトコルに
    従う上位レイヤー処理部と無線通信プロトコルに従う下
    位レイヤー処理部とを有するコードレス電話子機と、 前記コードレス電話子機のアドレス、および当該コード
    レス電話子機と通信を行うコードレス電話親機のアドレ
    スを記憶し、インターネットプロトコルに従い前記コー
    ドレス電話親機を介して前記コードレス電話子機への、
    および前記コードレス電話子機からの呼の接続および切
    断を制御する接続制御装置とを備え、 前記コードレス電話子機は、自機が位置するエリアに割
    り当てられているコードレス電話親機を介して、位置登
    録を前記接続制御装置に要求することにより、自機のイ
    ンターネットプロトコル上のアドレスを前記接続制御装
    置に設定するとともに、前記アドレスの設定完了後、コ
    ードレス電話親機から自機宛ての着信があるまでの期間
    は前記下位レイヤー処理部の制御により、コードレス電
    話親機からの自機宛の着信を間欠的に待ち受けるもので
    あることを特徴とするインターネットコードレス電話シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記コードレス電話親機からの自機宛の
    着信を間欠的に待ち受ける期間、前記コードレス電話子
    機の上位レイヤー処理部は前記下位レイヤー処理部の処
    理と分離されていることを特徴とする請求項1記載のイ
    ンターネットコードレス電話システム。
  3. 【請求項3】 前記下位レイヤー処理部と前記上位レイ
    ヤー処理部の間には、前記下位レイヤー処理部が間欠受
    信制御処理を行っていることを前記上位レイヤー処理部
    に伝わるのを阻止する中間レイヤー処理部を有すること
    を特徴とする請求項2記載のインターネットコードレス
    電話システム。
  4. 【請求項4】 前記コードレス電話子機は複数のコード
    レス電話親機と無線通信可能であり、前記接続制御装置
    に位置登録を要求した際に使用したコードレス電話親機
    が他のコードレス電話子機により占有されている場合
    は、前記接続制御装置に当該コードレス電話親機以外の
    コードレス電話親機を介して位置登録を行い、その後、
    通信を行うことを特徴とする請求項1記載のインターネ
    ットコードレス電話システム。
  5. 【請求項5】 前記接続制御装置は、通話中のコードレ
    ス電話子機が移動するときにハンドオーバー処理を行う
    とともに、前記通話中のコードレス電話子機の両方に対
    してハンドオーバー音を鳴らせることを特徴とする請求
    項1記載のインターネットコードレス電話システム。
  6. 【請求項6】 前記接続制御装置は、通話中の一方のコ
    ードレス電話子機が移動するときにハンドオーバー処理
    を行うとともに、他方のコードレス電話子機についても
    新しいアドレスを取得することにより、通話を継続可能
    とすることを特徴とする請求項1記載のインターネット
    コードレス電話システム。
  7. 【請求項7】 前記コードレス電話親機は、前記接続制
    御装置とインターネットプロトコルのもとで通信を行う
    第1下位レイヤー処理部と、前記コードレス電話子機と
    無線で通信を行う第2下位レイヤー処理部とを備え、前
    記第1下位レイヤー処理部と前記第2下位レイヤー処理
    部の間をリンクすることにより、上位レイヤーの処理を
    行わないことを特徴とする請求項1記載のインターネッ
    トコードレス電話システム。
  8. 【請求項8】 前記コードレス電話親機は、アンテナ
    と、処理部とを備え、前記アンテナはサービスエリア内
    において適宜配置され、前記処理部は前記接続制御装置
    内に収納され、前記アンテナと前記処理部とは信号線に
    て接続されることを特徴とする請求項1記載のインター
    ネットコードレス電話システム。
  9. 【請求項9】 前記コードレス電話親機は、シリアル入
    出力インタフェースを備え、サービスエリア内に適宜配
    置されるとともに、前記コードレス電話親機と前記接続
    制御装置とはシリアルインタフェースで接続されること
    を特徴とする請求項1記載のインターネットコードレス
    電話システム。
  10. 【請求項10】 前記コードレス電話親機は、インター
    ネットプロトコルのもとで通信を行うインタフェースを
    備え、サービスエリア内に適宜配置されるとともに、前
    記コードレス電話親機と前記接続制御装置とはハブ(HU
    B)を介して接続されることを特徴とする請求項1記載
    のインターネットコードレス電話システム。
  11. 【請求項11】 複数のコードレス電話親機、コードレ
    ス電話子機及び接続制御装置を用いてインターネットプ
    ロトコルのもとで通信を行うインターネットコードレス
    電話システムのためのコードレス電話親機であって、前
    記接続制御装置とインターネットプロトコルのもとで通
    信を行う第1下位レイヤー処理部と、前記コードレス電
    話子機と無線で通信を行う第2下位レイヤー処理部とを
    備え、前記第1下位レイヤー処理部と前記第2下位レイ
    ヤー処理部の間をリンクすることにより、上位レイヤー
    の処理を行わないことを特徴とするコードレス電話親
    機。
  12. 【請求項12】 複数のコードレス電話親機、コードレ
    ス電話子機及び接続制御装置を用いてインターネットプ
    ロトコルのもとで通信を行うインターネットコードレス
    電話システムのためのコードレス電話子機であって、イ
    ンターネットプロトコルに従う上位レイヤー処理部と無
    線通信プロトコルに従う下位レイヤー処理部とを有する
    コードレス電話子機。
  13. 【請求項13】 複数のコードレス電話親機、コードレ
    ス電話子機及び接続制御装置を用いてインターネットプ
    ロトコルのもとで通信を行うインターネットコードレス
    電話システムのための接続制御装置であって、前記コー
    ドレス電話子機のアドレス、および前記コードレス電話
    親機のアドレスを記憶し、インターネットプロトコルに
    従い前記コードレス電話親機を介して前記コードレス電
    話子機への、および前記コードレス電話子機からの呼の
    接続および切断を制御することを特徴とする接続制御装
    置。
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