JP2000307559A - ユーザクロック同期化を使った無線ネットワーク。 - Google Patents

ユーザクロック同期化を使った無線ネットワーク。

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JP2000307559A
JP2000307559A JP2000066112A JP2000066112A JP2000307559A JP 2000307559 A JP2000307559 A JP 2000307559A JP 2000066112 A JP2000066112 A JP 2000066112A JP 2000066112 A JP2000066112 A JP 2000066112A JP 2000307559 A JP2000307559 A JP 2000307559A
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ヨングガング デュ
Matthew Peter John Baker
マシュー ピータ ジョン ベーカ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 個々のノードのユーザクロックが互いに同期
された無線ネットワークを提供すること。 【解決手段】 ネットワークノードの少なくとも1ユー
ザは、関連したネットワークノードのユーザクロック供
給部から、無線クロックとは独立したユーザクロックを
受信する。各ネットワークノードは、中央ネットワーク
ノードにより指定されたイベントに呼応して、関連した
アプリケーションクロックに関係する時刻値を決定する
ように配置されている。中央ネットワークノードは、少
なくとも、選択されたネットワークノードにより生成さ
れた最後の時刻値を送信する。各ネットワークノード
は、決定された最後の2つの時刻値の間の差分を生成
し、最後の2つの時刻値の間の差分決定された最後の2
つの時刻値の間の差分と、選択されたネットワークノー
ドの最近の2つの時刻値の間の差分との比較に基づき、
ユーザクロック供給部の周波数を同期化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
クノードを備えた無線ネットワークであって、その複数
のネットワークノードの各々は、それぞれの無線クロッ
ク供給部を持った無線装置を有し、無線媒体を介してデ
ータ交換をするように構成され、かつ連関した無線装置
と少なくとも1ユーザとの間でデータを交換するための
ユーザインタフェースを有する無線ネットワークに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の無線ネットワークは、エルマー
・テレーク著の「無線ネット技術」、Funkschau誌、199
8年、第22巻、第20〜25頁の文献から公知であり、そこ
には複数のネットワークノードを備えた無線ネットワー
クの構成が示されている。複数の電気装機器、例えば、
モニタ、コンピュータ等が、ユーザインタフェースを介
してネットワークノードにある無線装置に接続される。
データは、各ネットワークノードの無線装置を介して他
の無線装置と交換される。引用した文献は、ネットワー
クノードで実行されるアプリケーションのクロック同期
化については扱っていない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、個々の
ノードのユーザクロックが互いに同期された無線ネット
ワークを提供することにある。
【0004】この目的は、ネットワークノードの少なく
とも1つのユーザが、関連したネットワークノードのユ
ーザクロック供給部から、無線クロックに依存しないユ
ーザクロックを受信するように規定された種類の無線ネ
ットワークによって達成される。ここで、その各ネット
ワークノードは中央ネットワークノードにより指定され
るイベントに呼応して、関連したユーザクロックに関係
した時刻値を決定するように設定され、その中央ネット
ワークノードは選択されたネットワークノードにより生
成された最後の時刻値を少なくとも送信するように設定
され、各ネットワークノードは、決定された最後の2つ
の時刻値の間の差分を生成し、選択されたネットワーク
ノードの最後の2つの時刻値の間の差分で決定されるそ
の最後の2つの時刻値の間の差分の比較に基づいてその
ユーザクロック供給部の周波数同期化を実現するもので
ある。
【0005】ここで、無線伝送とは、無線、赤外線、超
音波等による伝送を意味すると解されるべきである。無
線ネットワークにおいて、ネットワークノードにおける
ユーザクロック供給部の同期化は無線方式により実現さ
れる。無線同期化は、ユーザ用クロック供給部の同期化
からは独立している。これを達成するために、ネットワ
ークノードにおいて、時刻値が、ユーザクロックを受信
するユーザ時間計から読まれることを保証するイベント
を開始する。中央ネットワークノードの管理下にあるす
べてのイベントの開始に加え、選択されたネットワーク
ノード(ユーザマスタネットワークノードと称する)は中
央ネットワークノードから生成された最終時刻値、また
はそこから生成された最終2つの時刻値の間の差分を分
配する。続いて、ネットワークノードにおいて、差分
が、読み取られた最後の2つの時刻の間で生成され、そ
のローカル差分の結果が、中央ネットワークノードから
受信されユーザマスタネットワークノードから発生する
差分の結果と比較される。その差分は無線クロックに関
連しないので、ネットワークノードの無線クロック変動
がユーザクロック供給部の時刻および周波数同期化に及
ぼす影響は除去される。
【0006】請求項2は、ユーザ時間計を利用している
間中のネットワークノードにおける差分生成に関連す
る。その選択ネットワークノードは、通常、中央ネット
ワークノード以外のネットワークノードとすべきであ
る。そのような場合、ユーザマスタネットワークノード
(つまり、選択ネットワークノード)は、請求項3におい
て開示されるようにユーザマスタネットワークノードの
差分結果を含んだ時刻データを供給する。
【0007】請求項4と5は、例えば、PPL(Phase Locked
Loop=位相同期回路)を内蔵するユーザクロック供給部
のための補正値を提供する。そして、平均値は、時刻デ
ータの伝送における妨害を減少させるように生成され得
る。
【0008】請求項6では、中央ネットワークノードが
このネットワークノードに到達し得ないとき、中間ネッ
トワークノードによってネットワークノード(隠れネッ
トワークノード)のユーザクロック供給部を同期させる
ステップが記述されている。隠れネットワークノード
は、特別なイベントの発生に呼応して、ユーザクロック
に関係した時刻値を決定する。その特別なイベントは、
中間ノードによって、例えば、無線同期化信号を介し
て、伝達される。請求項7と8では、隠れネットワークノ
ードのユーザクロック供給部のための補正値を開示す
る。
【0009】請求項9は、2つのサブネットワークがあっ
て、それぞれが中央ネットワークノードを含み、1つの
サブネットワークはユーザマスタネットワークノードを
含むときに取られるべきステップを扱う。その2つのサ
ブネットワークは、両方のサブネットワークと連関した
ブリッジネットワークノードを介して相互接続される。
第2のサブネットワークのネットワークノードは、既定
のイベントが発生したら、ユーザクロックに関係した時
刻値を決定する。そのイベントは、第2のサブネットワ
ークの中央ネットワークノードによって、例えば、無線
同期化信号によって、伝達される。請求項10と11は、第
2のサブネットワークのネットワークノードのユーザク
ロック供給部のために補正値を開示する。
【0010】請求項12、13および14は、単一のまたは第
1のサブネットワークのネットワークノード、隠れネッ
トワークノード、第2のサブネットワークのネットワー
クノードにおけるユーザクロックの絶対時刻の生成に関
係する。
【0011】
【発明を実施するための形態】本発明の実施例を、図面
を参照して以下に詳細に記述する。
【0012】図1は、複数のネットワークノード1〜4を
備えた無線ネットワークノードを示す。無線リンクを介
して、ネットワークノード1〜4は無線装置によってデー
タを交換する。無線ネットワーク中の基地局として機能
する無線ネットワーク1は、中央ネットワークノードと
呼ばれ、ネットワークノード中の無線同期化を制御す
る。ネットワークノード2〜4は、常規ネットワークノー
ドと呼ばれる。中央ネットワークノード1が他のネット
ワークノード2〜4とデータを交換し得る範囲は、図1に
おける楕円5で表示される。
【0013】ネットワークノード1〜4は、それぞれ、他
のネットワークノードとのそれぞれの無線リンクを確立
する無線装置を内蔵し、さらに、ユーザデータがそこを
通して供給されまた読み出される内部または外部ユーザ
インタフェースを含む。内部ユーザインタフェースの場
合は、ユーザデータは、ネットワークノード中の電気回
路要素により生成される。そのような電気回路要素は、
例えば、ネットワークノードに内蔵され、ユーザとして
機能し、内部ユーザインタフェースを介して無線装置と
データの交換を行うビデオ符号器/複合器である。外部
ユーザインタフェースの場合は、ユーザデータは、この
ユーザインタフェースを介した他の電気機器によって供
給され、また同機器に対して供給される。ユーザとして
は、例えば、電気回路要素、電気機器、1つ以上の電気
回路要素によって、および/または1つ以上の電気機器に
よって実行されるプログラムパッケージ等があり得る。
ユーザは、無線装置の外に位置し、その無線装置を利用
してその他のユーザとユーザデータを交換する。
【0014】図2は、そこを介して、複数の電気機器7〜
10が、有用なデータ、制御データ、およびバス同期化デ
ータをネットワークノード34の無線装置6と交換するバ
スシステム11の形態をとった外部ユーザインタフェース
の例を示す。そのような電気機器7〜10は、ビデオレコ
ーダ、モニタ、チューナ、CDプレーヤー等であることが
できる。
【0015】実時間アプリケーションを効率的にサポー
トするために、ネットワークノード1〜4はそれぞれロー
カルユーザクロック供給部35(図2を参照)を内蔵する。
そのようなローカルユーザクロック供給部35は電気回路
部品および電気機器7〜10の全体的時間及び周波数同期
化のために必要とされるものであり、従って、下記でユ
ーザクロックとして参照されるクロックを種々のネット
ワークノード1〜4にいるユーザに供給する役目を果た
す。
【0016】無線装置6は、ユーザクロックから独立し
ている無線クロックを生成する無線クロック供給部(図
示されていない)も内蔵する。無線ネットワーク中のネ
ットワークノードの無線クロック供給部は、常時、中央
ネットワークノード1の無線クロックへ同期化される。
無線クロック供給部の同期化については、以下で詳述さ
れることはないが、無線クロック供給部の周波数同期化
が実施されたということを想定して、以下の説明を行
う。
【0017】ネットワークノード中のローカルユーザク
ロック供給部は、所定のネットワークノード(これはユ
ーザネットワークノードと呼ばれる)のローカルユーザ
クロック供給部へ同期されることになる。例えば、ネッ
トワークノード2は、そのユーザクロックがマスタユー
ザクロックとしても参照されるユーザネットワークノー
ドである。中央ネットワークノードは、通常ユーザマス
タネットワークノードとしての役割を果たさない、すな
わち、ユーザマスタネットワークノードと中央ネットワ
ークノードは、2つの異なるネットワークノードであ
る。中央ネットワークノードは主として無線同期化に対
して責任が有り、関連したユーザクロックを生成するロ
ーカルユーザクロック供給部の同期化には責任がないの
であるから、この分離には意味がある。しかしながら、
ある所定のケースにおいては、中央ネットワークノード
がユーザマスタネットワークノードをも構成するという
ことは排除しえない。ネットワークノード1、3、及び4
中のローカルユーザクロック供給部を、中央ネットワー
クノード1によって送信された無線同期化信号によっ
て、ネットワークノード2で生成されたマスタユーザク
ロックに対して同期させることは、以下に詳細に記述す
る。そのような無線同期化信号は、例えば、一連の複数
ビットから成ることができる。マスタユーザクロックは
それ自身送信される必要がないので、無線同期化信号の
開始時刻とユーザマスタネットワークノード2のユーザ
クロック供給部の間に固定された時間的関係が存在する
必要はない。例えば、一連の無線同期化信号は、不定期
な瞬間に発生してもよい。しかし、2つの連続する無線
同期化信号の間で時間間隔は、ある最大値を超えてはな
らない。これば、そうしないと、ローカルユーザクロッ
ク供給部によって生成された関連したユーザクロックの
偏差が大きくなりすぎることがあるからである。さら
に、ユーザマスタネットワークノード2それ自身が無線
同期化信号を生成する必要はないということが達成され
る。ユーザマスタネットワークノード2が、通常、無線
同期化信号に関しては非同期に、マスタユーザクロック
に関係する情報を表す時刻データを送信する。この時刻
データは、まず中央ネットワークノード1によって正規
の有用データとして受信され、そしてその後に全てのネ
ットワークノード2〜4に分配される。ユーザマスタネッ
トワークノード2の時刻データの分配は、中央ネットワ
ークノード1によって行われる。なぜなら、ユーザマス
タネットワークノード2は全ての他のネットワークノー
ド3と4に直接到達することができるとは限らないが、中
央ネットワークノード1のみには必ず到達できるという
ことが、一般に想定できるからである。
【0018】しかし、ネットワークノード1、3、および
4のローカルユーザクロックをユーザマスタネットワー
クノード2のローカルユーザクロック供給部へ同期させ
ることは、ネットワークノード1〜4の回路要素によって
生成される時刻値が同一の瞬間に生成され得るというこ
とを条件としてのみ行われる。その回路要素については
後述する(例えば、時間計によってである)。ユーザマス
タネットワークノード2の時刻値と、中央ネットワーク
ノード1と常規ネットワークノード3および4の時刻値と
の比較が評価され得る結果につながるのは、そのような
ケースにおいてのみである。ネットワークノード1〜4に
おいて、無線同期化信号は、例えば、フィルタ(例え
ば、マッチドフィルタ)によって評価される。そのよう
なマッチドフィルタは、関連したローカルユーザクロッ
クに関係した時刻値を決定するためにその最大値が使わ
れる無線同期化パルスを供給する。
【0019】以下に記述する方法については、必要とさ
れるのは、ローカルユーザクロック供給部の周波数同期
化のために、全てのネットワークノード2〜4が、中央ネ
ットワークノード1から無線同期化信号を受信できるこ
と、並びに、ネットワークノード1、3および4が、ユー
ザマスタネットワークノード2から、マスタユーザクロ
ックに関係して、時刻データを受信できることのみであ
る。そのようなユーザクロック供給部は、例えば、PLL
回路(PLL=位相同期回路)によって調整される。中央ネッ
トワークノード1は、この時刻データをユーザマスタネ
ットワークノード2から直接受信し、常規ネットワーク
ノード3及び4は、この時刻データを、ユーザマスタネッ
トワークノード2から中央セントラルノード1を介して間
接的に受信する。ネットワークノード1〜4中の無線装置
6により、中央ネットワークノード1からの無線同期化信
号の伝送、並びに、ユーザマスタネットワークノード2
の時刻データの処理はもちろん、その伝送と配分とが可
能になる。
【0020】図3は、無線装置6の一実施例を示す。無線
装置16の外部インタフェース回路12は、バスシステム11
に接続されており、バスシステム11から、無線装置6に
向けられたユーザデータを受信し、そして、恐らくはフ
ォーマット適合の後になるが、このデータを無線装置6
のプロトコルデバイス13に与える。インタフェース回路
l2は、プロトコルデバイス13により配送されるユーザデ
ータをバスシステム11も加える。インタフェース回路l2
およびプロトコルデバイス13に加えて、無線装置6は、
モデム14、高周波回路15およびアンテナ16を内蔵する。
高周波回路15は、アンテナ16によって受信したデータを
モデム14を介して、プロトコルデバイス13に送信する。
さらに、アンテナ16は、プロトコルデバイス13から発生
してさらにモデム14および高周波回路15によって送信さ
れるデータを発信する。
【0021】プロトコル装置13、これは例えば、プロセ
ッサシステムとして組み立てられるものだが、インタフ
ェース回路12によって配送されたデータからパケットユ
ニットを生成するか、またはモデム14により供給された
パケットユニットからインタフェース回路12のための処
理可能なデータを生成する。パケットユニットは、受信
したデータばかりでなく、プロトコルデバイス13によっ
て生成される追加的な制御情報も含む。プロトコルデバ
イス13は、LLC層(Logical Link Control=論理的リンク
制御)およびMAC層(Medium Access Control=媒体アクセ
ス制御)のためのプロトコルを使う。MAC層は、無線装置
6によって無線伝送媒体への多重アクセスを制御し、LLC
層は、フローおよびエラーチェックを行う。
【0022】図1に示した無線ネットワークでは、TDMA
(Time Division Multiplex Access=時分割多重アクセ
ス)、FDMA(Frequency Division Multiplex Access=周波
数分割多重アクセス)、またはCDMA法(Code Division Mu
ltiplex Access=符号分割多重アクセス)に準拠して、ネ
ットワークノード1と4の間でデータが交換可能である。
これらの方法は、結合することも可能である。データ
は、所定の割当てチャネルに送信される。チャネルは、
周波数範囲、時間範囲によって定義され、例えば、CDMA
方法の場合には広がり符号によって定義される。無線ネ
ットワーク中の常規ネットワークノード2〜4は、中央ネ
ットワークノード1によって制御される。従って、ユー
ザマスタネットワークノード2は、常規ネットワークノ
ードに属する。なぜなら、そのノードはネットワークの
無線同期化に関して責任がないからである。これは、中
央集権的に制御される無線ネットワークにおいては、中
央ネットワークノードのみが無線同期化、媒体アクセス
制御(MAC=medium access control)、リンク確立等を制
御することを意味する。しかし、ユーザマスタネットワ
ークノード2は、無線ネットワークにおいて分散した方
式で実行している実時間アプリケーションのための同期
化を制御する。
【0023】各ネットワークノード1〜4には、関連した
ローカルユーザクロック供給部からクロックパルスを受
信するユーザ時間計が内蔵される。ユーザ時間計によ
り、各ネットワークノード1〜4中のローカルユーザクロ
ック供給部は周波数に対し同期され、そして恐らくはユ
ーザマスタネットワークノード2のユーザクロック供給
部の絶対時刻に同期される。この目的のために、ネット
ワークノード1〜4の関連したユーザ時間計の複数の値、
これは時刻値と呼ぶが、所定のイベントにおいて読み出
され、全てのノード1〜4に知らしめられ、その後にそれ
らは比較される。比較は、非同期的的に行われ得る、す
なわち、その比較は、そのイベントの後に続く所定の瞬
間において直ちに行われる必要はない。イベントは、受
信された無線信号の所定の判断基準の発生と呼ばれる。
【0024】ネットワークノード1〜4の間のデータの無
線伝送のために、MAC層も、少なくとも1つのフレームが
同期された信号を利用する。このフレームは、無線同期
化データのための異なるタイムスロットを有し、制御デ
ータおよび有用なデータを持っていて、MACフレームと
言われる。MACフレームの所定の期間の間のいずれかの
時刻に(例えば、MACフレームの開始時に)、中央ネット
ワークノード1は、他のネットワークノード2〜4により
明白に検出され得る無線同期化信号を送信する。無線同
期化信号は、中央ネットワークノード1により、例え
ば、qMACフレーム
【式5】 毎に送信される。連続するMACフレームは、固定長を持
っていてもよく、または毎回異なる長さを持っていても
よい。後者のケースにおいて、しかし、MACフレームの
長さは、PLL回路の品質係数によって課されるローカル
ユーザクロック供給部の許容最大偏差に依存した所定の
最大値を越えてはならない。さらに、この値qは、マス
タユーザクロックに対するユーザクロック供給部の同期
化が保証されるように、選択される必要がある。
【0025】ローカルユーザクロック供給部の周波数同
期化のために、各ネットワークノード1〜4には時刻値の
記憶のための2つのレジスタが備えられる。第1のレジス
タは、ユーザクロックに関係して、最後から1つ目の無
線同期信号を受信する瞬間に対応する第1の時刻値R1(N
i)を記憶し、第2のレジスタは、ユーザクロックに関係
して、最後の無線同期信号を受信する瞬間に対応する時
刻値R2(Ni)を記憶する。無線同期化信号から生成された
無線同期化パルスの最大値の発生から一定遅延時間τの
後に、第1の時刻値R1(Ni)および第2の時刻値R2(Ni)がユ
ーザ時間計から読み出されることが保証される必要があ
る。こうして、R1(Ni)およびR2(Ni)が、一定遅延時間だ
けシフトされた瞬間において、全てのネットワークノー
ド1〜4によって関連したレジスタから読み出されること
が達成される。上述のように、最大値は、例えば、マッ
チドフィルタに続く検出回路によって検出される。N
iは、レジスタにおいてその瞬間の記憶を行うネットワ
ークノードi(i=1、…2、…...)を示す。常規ネットワー
クノード2〜4で生成される差分R2(Ni)-R1(Ni) (ここ
に、i=2〜4である)は、それでは、中央ネットワークノ
ードから受信される最後の2つの無線同期化信号の、ユ
ーザクロックに関係して、受信瞬間の間の差分を示す。
中央ネットワークノード1は、常規ネットワークノード
における無線同期化信号の受信の瞬間に対応する無線同
期化信号の開始から所定の時間だけ遅れた時刻での差分
δ1=R2(Ni)-R1(Ni)も生成する。この差分の結果、一定
遅延時間τは同期化操作にはなんら影響を有しない。ロ
ーカルユーザクロック供給部がユーザマスタネットワー
クノード2のユーザ時間計に同期されているときは、ま
たその故に、ネットワークノードNi(i=1、...、4)のユ
ーザクロック供給部を備えたユーザ時間計がそうなって
いるときには、ユーザマスタネットワークノード2で生
成された差分R2(N2)-R1(N2)は、常規ネットワークノー
ド1,3および4において生成された差分R2(Ni)-R1(Ni)(こ
こに,i=1、3および4である)からは導出されない。
【0026】無線ネットワーク中のローカルユーザクロ
ック供給部は、次のように同期される。ネットワークノ
ード2、3および4は、中央ネットワークノードからの無
線同期化信号を受信した後に、ユーザクロックに関係し
て、そのそれぞれの第2のレジスタ中に瞬間R2(Ni)とし
て、無線同期化信号の受信の瞬間を記憶する。この瞬間
は、関連したユーザ時間計からのカウントとして第2の
レジスタに書き込まれる。第2のレジスタR2(Ni)の内容
または瞬間は、予め第1のレジスタにシフトされ、瞬間
R1(Ni)として呼ばれる。ネットワークノード1は、その
ユーザクロックに関係して、瞬間のR2(N1)も計算するこ
とができる。なぜなら、それには、無線同期化信号の開
始と、マッチドフィルタによって無線同期化信号から生
成されたこの無線同期化パルスの最大値との間の時間間
隔が既知であるからである。
【0027】これらの操作は、2つのブロック36と37を
示す図4の機能ブロック図に基づいて説明することがで
きる。第1のブロック36は、ネットワークノード1〜4中
の無線装置6に関し、第2のブロック37は、ユーザ時間計
のカウントの評価に関するものである。ブロック36に
は、2つのブロック38と39が含まれる。無線クロック供
給部の機能を示すブロック38は、無線クロックFTを供給
し、ブロック39は、無線リンクを介して受信される無線
同期化信号を評価する。無線同期化信号の受信の瞬間
は、無線同期化信号から生成された無線同期化パルスの
最大値としてブロック37に与えられる。ブロック37に
は、5つの下位のブロック40〜44が含まれる。ブロック4
0は、ユーザクロック供給部を表し、ユーザクロックを
ブロック41に与える。ブロック41は、各ユーザクロック
に応じてそのカウントを増加するユーザ時間計である。
ブロック42は、ブロック39が無線同期化信号の到着によ
って開始されるイネーブルパルスを供給するときに、ユ
ーザ時間計(ブロック41)からカウントを読み取る。マッ
チドフィルタによって生成された無線同期化パルスの最
大値が到達されたときはいつでも、そのイネーブルパル
スが、検出回路によって生成される。読み取られたカウ
ントは、ブロック42によってカウントR2(Ni)として第2
のレジスタに書き込まれる。そのブロックは、まず古い
カウントをカウントR1(Ni)として第1のレジスタに書き
込んでしまう。ブロック36と37における異なる信号の処
理は、ユーザカウンタ(時間計)から読み出す瞬間と無線
同期化パルスの最大値を受信する瞬間の間にネットワー
クノード特有の遅延τを生じる。この時間遅延は、ブロ
ック39および42の間に配置されたブロック44によって表
される。
【0028】中央ネットワークノード1から無線同期化
信号を受信した後は、差分δ2=R2(N2)-R1(N2)が、ユー
ザマスタネットワークノード2において生成され、その
差分結果は、単一無線リンクを介して時刻データとし
て、中央ネットワークノード1に与えられる。通常、中
央ネットワークノード1は同時に送信と受信を行うこと
はできないので、無線同期化信号に起因する無線同期化
パルスの開始と無線同期化パルスの最大値との間の時間
的距離は考慮されている。MACフレームの所定時間スロ
ットは、差分結果δ2の伝送のために使用することがで
きる。中央ネットワークノード1は、差分値δ2をそれ自
身の差分結果δ1=R2(N1)-R1(N1)と比較する。δ21
場合には、中央ネットワークノード1はそのローカルユ
ーザクロック供給部のクロックを(δir)/δrの値だ
け増加させる必要がある。中央ネットワークノード1が
δ21であることを検出したときは、中央ネットワー
クノード1のユーザクロック供給部のクロックは、(δi-
δr)/δrの値だけ減少される。差分値δ2とδ1が等しい
ときは、ローカルユーザクロック供給部のユーザクロッ
クは変更される必要がない。
【0029】中央ネットワークノード1は、常規ネット
ワークノード3または4のローカルユーザクロック供給部
を同期させるため、MACフレームの間の時刻データとし
て差分値δ2を送信する。例えば、無線分配を介して、
時刻データがMACフレームの所定時間スロットの間に送
信される。すなわち、そのような時刻データは、各常規
ネットワークノード2〜4行きとなる。各常規ネットワー
クノード3と4は、ユーザマスタネットワークノードを除
いて、差分値δ2を受信した後で、かつ瞬間R1(Ni)とR2
(Ni)(ここに、i=3または4であり、それぞれ自身のレジ
スタに記憶されている)の間の差分を生成した後に、受
信した差分値δ2を計算した差分値δ3またはδ4と比較
する。δ23またはδ24のときは、常規ネットワー
クノード3または4はそのユーザクロック供給部のローカ
ルクロックを(δ2i)/δ2(ここに、i=3または4)の値
だけ増加させる。δ2i(ここに、i=3または4)となる
もう一方のケースでは、常規ネットワークノード3また
は4は、ローカルユーザクロックを(δi2)/δ2の値だ
け減少させる(i=3または4)。差分値δ2とδ3またはδ4
が等しいときは、常規ネットワークノード3または4のロ
ーカルユーザクロックは、ちょうどユーザマスタネット
ワークノード2のローカルユーザクロック供給部の周波
数を持っている。
【0030】ローカルネットワークにおける時刻データ
の伝送の記述については、MACフレームを示す図5によっ
てさらに説明することができる。MACフレームの第1のス
ロット
【式6】 の間に、ユーザマスタネットワークノード2は、時刻デ
ータとして差分値δ2を中央ネットワークノード1に送信
する。この差分値δ2は、ユーザマスタネットワークノ
ード2で生成されたものであり、そのフレーム識別はMAC
フレームを特性評価し、そしておそらくは、時刻値R2'
(N2) = R2(N2)-τも評価する。ここに、この時刻値はユ
ーザマスタネットワークノード2のユーザマスタ時間計
から最新に読み取られたものであり、遅延時間τだけ補
正されたものである。以下に示されるように、補正され
た時刻値R2'(N2)が無線ネットワークにおける絶対時刻
の計算のために必要とされる。図5では、ユーザマスタ
ネットワークノード2の伝送モードは、記号AM-Sで表示
され、中央ネットワークノードの受信モードは記号CC-R
で表示される。中央ネットワークノード1によって受信
される時刻データは、MACフレームの次のスロット
【式7】 の間に、他の常規ネットワークノード3および4の間に分
配される。MACフレームmの間の中央ネットワークノード
1のこの伝送モードは、CC-Sと表示され、常規ネットワ
ークノード3および4の受信モードは、記号NN-Rで表示さ
れる。
【0031】ネットワークノード1〜4における差分の生
成によって、一定の遅延時間τとネットワーク1〜4の間
の距離(伝搬遅延)のいずれもが同期化に対して影響を及
ぼすことはないであろう。無線同期化信号は、MACフレ
ームの初めに送信される必要はない。さらに、中央ネッ
トワークノードが、各MACフレームのための無線同期化
信号を発生することも必要ではない。
【0032】ユーザ時間計並びに第1および第2のレジ
スタは別個の部品であってもよい。例えば、差分と他の
差分値との比較を行うためのさらに回路要素を内臓し、
それ自身で機能できる回路の一部を構成してもよい。し
かし、現存する回路素子を使うことは有利である。各無
線装置6のインタフェース回路12、これは例えば、プロ
セッサシステムとして構成しても良いが、ユーザ時間
計、第1および第2のレジスタの機能、および計算機能
を遂行できる。差分値の計算の後で、インタフェース回
路12はおそらく、連関したユーザクロック供給部に周波
数補正値を与える。マッチドフィルタおよび検出回路
は、例えば、モデム14の一部を構成してもよい。図4に
関しては、ユーザ時間計の機能、第1および第2のレジ
スタの機能、および計算機能は、ブロック37の一部を構
成する。
【0033】マッチドフィルタおよび検出回路の機能
は、ブロック36の一部を生成する。ローカルユーザクロ
ック供給部の同期化は、時刻データの伝送の間の変動効
果を減少させるために、複数の時刻値の平均値を生成す
ることによっても実現することができる。そうして、次
の式は、
【式2】 ネットワーノード1〜4において計算される必要がある。
ここで、Δiは、ネットワークノードiの差分値の和(こ
こに、i=1、3、または4)であり、Δ2はユーザマスタネ
ットワークノード2の差分値の和、δijは、瞬間jにおけ
るネットワークノードiの差分値、およびδ2jは、瞬間j
のユーザマスタネットワークノードの差分値である。N
は、平均値(例えば、N=500)を生成するために考慮され
る差分値の数を示す。この指数nは、形成された最後の
差分値δi,nまたはδ2,nのためのインデックスである。
平均値のそのような生成により、同期化は、時刻データ
の伝送の間の妨害や、関連したユーザ時間計からの読取
りの間のジッタ効果に対して不感受になる。例えば、平
均値のそのような生成のために、追加的なレジスタまた
はメモリには、各無線装置6中のインタフェース回路12
が含まれていても良い。
【0034】時刻データとして差分値δ2を送ることの
代わりに、ユーザマスタネットワークノードの時刻値R2
(N2)だけを送ることも可能である。その時は、中央ネッ
トワークノード1と常規ネットワークノード3および4
は、ユーザマスタネットワークノード2の代りに、受信
される最後の2つの時刻値R2(N2)から差分値δ2を計算す
る。例えば、追加的なレジスタが、この差分を生成する
ために、各無線装置6中のインタフェース回路12におい
て与えられていても良い。
【0035】常規ネットワークノードが中央ネットワー
クノードから直接データを受信することができないとき
にも、常規ネットワークノードのユーザクロック供給部
の同期化は、実行されることが可能である。この状況
は、図6で説明される。破線の楕円17の内部に位置する
ネットワークノード18〜21は、無線リンクを介してデー
タを交換することができる。図6におけるネットワーク
ノード18が、中央ネットワークノードであり、ネットワ
ークノード19が、ユーザマスタネットワークノードであ
り(そして同時に、常規ネットワークノードでもあり)、
ネットワークノード20および21が、常規ネットワークノ
ードである。楕円17の外には、中央ネットワークノード
18からデータを受信することができない常規ネットワー
クノード22がさらに位置する。全体の無線ネットワーク
は、図6における実線の楕円23の形で表される。
【0036】、常規ネットワークノード22は、中央ネッ
トワークノード18からデータを受信することができない
ので、隠れネットワークノードとも言われる。しかし、
それは、無線リンクを介して常規ネットワークノード21
からデータを受信することができる。常規ネットワーク
ノード21は、中央ネットワークノード18からのデータを
隠れネットワークノード22に送信することができるの
で、中間ネットワークノードとも呼ばれる。
【0037】隠れネットワークノード22のローカルユー
ザクロック供給部をマスタネットワークノード19のユー
ザクロックへ同期させるのは、以下のように行われる。
中間ネットワークノード21のユーザクロックが、示され
た図表に従って、ユーザマスタネットワークノード19の
マスタユーザクロックへ同期されたときは、その中間ネ
ットワークノードは、中央ネットワークノード1によっ
て生成されるそれらと類似した無線同期化信号(特別な
無線同期化信号)を発生する。そのような特別な無線同
期化信号は、MACフレームの予め定められた時間スロッ
トの間に送信される一連の複数個ビットから同じく成っ
ていても良い。この特別な同期化信号は、例えば、qMAC
フレーム(q>=1,
【式8】 毎に中間ネットワークノード21によって送信されても良
い。値qは、ユーザクロックPLL回路によって隠れネット
ワークノード22のユーザクロック供給部がマスタユーザ
クロックに対して同期化されることが保証されるよう
に、選択されるべきである。
【0038】隠れネットワークノード22が中間ネットワ
ークノード21から特別な無線同期化信号を受信したとき
は、それは、第2のシフトレジスタ内に記憶されユーザ
クロックに関係した時刻値R1(N22)を、第1レジスタの
中へ移動させ、ユーザ時間計によって配送された特別な
無線同期化信号の到着時刻値R2(N22)を第2レジスタの
中に記憶する。続いて、隠れネットワークノード22は、
差分δ22=R2(N22)-R1(N22)を計算する。特別な無線同期
化信号の伝送の後で、中間ネットワークノード21は、差
分δ21=R2(N2l)-R1(N2l)を計算する。それから、中間ネ
ットワークノード21は通常、受信と送信を同時に行うこ
とができないので、特別な無線同期化信号の開始および
特別な無線同期化信号に起因する特別な無線同期化パル
スの最大値の間の時間的距離が考慮される。中間ネット
ワークノード21は、無線同期化信号より後の瞬間に時刻
データδ21を送信する。この瞬間は、例えば、2つの特
別な無線同期化信号の送信の瞬間の間にあってよい。時
刻データδ21の受信の後に、隠れネットワークノード22
は、差分値δ2lとδ22とを比較する。δ2l22のとき
は、隠れネットワークノード22のローカルユーザクロッ
ク供給部は、(δ2122)/δ21の値だけ増加される必要
がある。δ2122のときは、ローカルユーザクロック
供給部は、(δ222l)/δ2lの値だけ減少される必要が
ある。2つの差分値δ2lとおよびδ22が等しいとき、隠
れネットワークノード22のローカルユーザクロック供給
部は、中間ネットワークノード21のユーザクロックに対
し同期される。そして、このため、ユーザマスタネット
ワークノード19のマスタユーザクロックに対しては間接
的な同期化がされる。
【0039】平均値も、次の式
【式3】 を使って隠れネットワークノードのために生成されるこ
とができる。ここで、Δ 21は、ネットワークノード21の
差分値の和であり、Δ22は、ネットワークノード22の差
分値の和であり、δ21,jは、瞬間jにおけるネットワー
クノード21の差分値であり、δ22,jは、瞬間jのネット
ワークノード22の差分値である。Nは、平均値の生成の
ために考慮される差分値の数を示す。
【0040】無線ネットワークに複数のサブネットワー
クが含まれるときは、ユーザマスタネットワークノード
を含まないサブネットワークのネットワークノードは、
無線リンクを介して、そのサブネットワークのネットワ
ークノードとデータ交換の可能なブリッジネットワーク
ノードによって、マスタユーザクロックに対し同期させ
ることができる。図7は、ブリッジネットワークノード2
4を介して相互接続されている2つのサブネットワークを
備えた無線ネットワークを示す。ブリッジネットワーク
ノード24に加えて、第1のサブネットワークは、中央ネ
ットワークノード25、ユーザマスタネットワークノード
26および常規ネットワークノード27および28を含む。中
央ネットワークノード25が他のネットワークノード24、
26、27および28とデータ交換が可能な範囲は、図7にお
ける楕円29で表示される。図7における第2のサブネット
ワークは、ブリッジネットワークノード24に加えて、中
央ネットワークノード30と2つの常規ネットワークノー
ド31および32を含む。図7における楕円33は、中央ネッ
トワークノード30が他のネットワークノードとデータ交
換が可能な範囲を示す。
【0041】中央ネットワークノード25および30におい
て2つのサブネットワークからなると登録されたブリッ
ジネットワークノード24は、1つまたは2つの無線ブラン
チを備えた無線装置を内蔵する。そのような無線ブラン
チは、図3において示される回路要素から成る。ブリッ
ジネットワークノードの無線装置が2つの無線ブランチ
を内臓する場合には、2つのサブネットワーク29および3
3との永久の接続が存在する。ブリッジネットワークノ
ード24の無線装置のただ1つのブランチのみを包む場合
には、第1のサブネットワークとの接続、もしく第2のサ
ブネットワークとの常設接続が存在する。ブリッジネッ
トワークノード24が複数のサブネットワークに接続され
る時間は、同一であっても良く、あるいは異なっても良
い。ブリッジネットワークノード24中にただ1つの無線
ブランチを持つ無線装置の使用には、必要とされる回路
手段がより少ないという利点がある。
【0042】ブリッジネットワークノードのユーザクロ
ック供給部は、上記のようにマスタユーザクロックに対
し既に同期されていると想定している。中央ネットワー
クノード30を備えた第2のサブネットワークについて
は、それから、ブリッジネットワークノード24は、マス
タユーザクロックを供給するネットワークノードを模倣
する。まず、上記のように、中央ネットワークノード30
のユーザクロック供給部は、ブリッジネットワークノー
ド24のユーザクロックに対し同期される。この目的のた
めに、ブリッジネットワークノード24は、MACフレーム
の間で、中央ネットワークノード30に接続されている間
に、差分δ24=R2(N24)-R1(N24)を生成するためのイベン
トとして中央ネットワークノード30の無線同期化信号を
利用し、さらに離れた時刻データとしてこの差分結果δ
24=R2(N24)-R1(N24)を中央ネットワークノード30に送信
する、。それから、中央ネットワークノード30は、この
下位の時刻データをサブネットワーク33中の全ての他の
ネットワークノード31および32に分配する。この点で、
サブネットワーク33中の全ての他のネットワークノード
30〜32は、ブリッジネットワークノードにおけるのと同
様のイベントの発生に呼応して、関連したユーザ時間計
から時刻値R1(Ni)またはR2(Ni)を読み出し、差分δi=R2
(Ni)-R1(Ni)(ここに、i=30、31、および32)を生成する
ことが想定されている。それから、無線同期化信号の開
始とその無線同期化信号に起因する無線同期化パルスの
最大値との間の時間的距離が、中央ネットワークノード
30において考慮される。なぜなら、中央ネットワークノ
ード30は、通常、送信と受信を同時に行うことができな
いからである。ここに記述したように、ネットワークノ
ード30〜32の時刻値の差分をブリッジネットワークノー
ド24の時刻値の差分と比較することで、サブネットワー
ク33中の各ネットワークノード30〜32のユーザクロック
の同期化が可能になる。
【0043】ブリッジネットワークノードの無線装置中
の1つの無線ブランチのケースでは、サブネットワーク
への接続時間は、所定の値を超えてはならない。それ
は、さもないと、適切に正確な同期化が他のサブネット
ワークについて保証されないからである。例えば、各回
2つのMACフレームになる、関連したサブネットワークが
等しい接続時間を使用することは有利である。
【0044】ユーザマスタネットワークノードを含まな
いサブネットワークにおける、2つのサブネットワーク
を含む場合のためのユーザクロック供給部の時刻および
周波数同期化の方法は、無線ネットワークに含まれる一
層下位のサブネットワークについても拡張され得る。こ
れらのサブネットワークは、それぞれが中央ネットワー
クノードによって制御されるが、ブリッジネットワーク
ノードを介して他のサブネットワークから必要データを
受信する。一段下位のサブネットワークは、上記のダイ
アグラムに従って、ユーザマスタネットワークノードの
時刻データを、このように系統的に受信することができ
る。
【0045】平均値は、第2のサブネットワークのネッ
トワークノード30〜32についても、生成され得る。第2
のサブネットワークの各ネットワークノードi(i=30、3
1、32)については、次式が成立する。
【式4】 ここで、Δ24は、ブリッジネットワークノード24の差分
値の和であり、Δi(i=30、31、32)はネットワークノー
ドiの差分値の和であり、δ24,jは、瞬間jにおけるブリ
ッジネットワークノード24の差分値であり、δi,jは、
瞬間jにおけるネットワークノードiの差分値である。N
は、平均値を生成するために考慮された差分値の数を示
す。
【0046】以下に示される方法により、ユーザマスタ
ネットワークノードをユーザマスタネットワークノード
の絶対時刻に対し同期化することが可能になる。操作が
絶対時刻に関係した所定の瞬間に実行されなければなら
ないので、そのような絶対時刻はしばしば必要とされ
る。例えば、図1において示されたような無線ネットワ
ーク中のユーザマスタネットワークノード2が、中央ネ
ットワークノード1に対して差分値δ2を単一リンクで送
信するだけでなく、第2のレジスタに記憶されていたR2
(N2)の値も、絶対時刻値時 R2'(N2) = R2(N2)-τとし
て、遅延時間τでの補正の後に伝送されなければならな
い場合である。この値R2'(N2)は、中央ネットワークノ
ード1によって、常規ネットワークノード3および4に分
配される。この絶対時刻の受信の後に、中央ネットワー
クノード1と常規ネットワークノード3および4は、それ
らのそれぞれの第2のレジスタに記憶される時刻値R2'(N
i)(ここに、i=1、3、または4)を、ユーザマスタネット
ワークノード2から発する受信された瞬間R2'(N2)と比較
する。R2'(N2)がR2'(Ni)に等しくない場合(ここに、i=
1、3、または4)には、関連したユーザ時間計のTC値は、
補正される必要がある。これは、ユーザ時間計の補正さ
れた値TCnewが、例えば、インタフェース回路12によっ
て、TColdをネットワークノードi(iは1,3,または4)の補
正前におけるユーザ時間計の現在値としたときに、次の
式、 TCnew=TCold+R2'(N2)-R2'(Ni) に準拠して、計算されることを意味する。例えば、常規
ネットワークノード3または4をユーザマスタネットワー
クノード2の絶対時刻に対し同期させることは、連関し
たユーザクロック供給部をユーザマスタネットワークノ
ード2のユーザクロック供給部に対し周波数同期させた
後に、行われる必要がある。
【0047】隠れネットワークノードは、周波数および
時刻同期化された中間ネットワークノード(図6参照)に
よって、ユーザマスタネットワークノード2の絶対時刻
に対して同期されることができ、第2のサブネットワー
ク中のネットワークノードは、関連したネットワークノ
ードの絶対時刻に対する同期化の後に、同様にしてブリ
ッジネットワークノード(図7参照)によって、それに対
して同期されることができる。そうすると、次の式が成
立する。 TCnew=TCold+R2'(Nr)-R2'(Ni) ここに、R2'(Nr)は、ネットワークのノード特有の補正
値によって変えられた周波数同期化ブリッジネットワー
クノードの最後に送信された時刻値である。
【0048】ネットワークノードの間にかなり大きいな
距離があるケースでは、ネットワークノードの間の伝搬
遅延は、絶対時刻の計算のために考慮される必要があ
る。この伝搬遅延コールは、例えば、ネットワークノー
ドの間を試験信号の通過時間を測定することによって、
決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく複数のネットワークノードを備
えた無線ネットワークノードを示す。
【図2】本発明に基づく無線ネットワークノードの外部
ユーザインタフェースの例を示す。
【図3】本発明に基づく一実施例を示す。
【図4】2つのブロックからなる機能ブロック図を示
す。
【図5】MACフレームを示す。
【図6】常規ネットワークノードが中央ネットワークノ
ードから直接データを受信することができないときに
も、常規ネットワークノードのユーザクロック供給部の
同期化が実行可能である状況を示す。
【図7】ブリッジネットワークノード24を介して相互接
続されている2つのサブネットワークを備えた無線ネッ
トワークを示す。
【符号の説明】
1 中央ネットワークノード 2 ユーザマスタネットワークノード 3 常規ネットワークノード 4 常規ネットワークノード 5 楕円 6 無線装置 7 電気機器 8 電気機器 9 電気機器 10 電気機器 11 バスシステム 12 インタフェース回路 13 プロトコルデバイス 14 モデム 15 高周波回路 16 アンテナ 17 楕円 18 中央ネットワークノード 19 マスタネットワークノード 20 ネットワークノード 21 中間ネットワークノード 22 隠れネットワークノード 23 楕円 24 ブッリッジマスタネットワークノード 25 中央ネットワークノード 26 ユーザマスタネットワークノード 27 常規ネットワークノード 28 常規ネットワークノード 29 サブネットワークノード 30 中央ネットワークノード 31 常規ネットワークノード 32 常規ネットワークノード 33 楕円 34 ネットワークノード 35 ローカルユーザクロック供給部 36 ブロック 37 ブロック 38 ブロック 39 ブロック 40 ブロック 41 ブロック 42 ブロック 43 ブロック 44 ブロック
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 ベーカ マシュー ピータ ジョン イギリス国 CT2 9DB ケント カ ンタベリ フィア トリー クロース ラ フ カマン 12 (72)発明者 エイレイ エドワード スレットン イギリス国 RH2 7ES サーレイ ザ ファーズ オーク ウェイ レイゲー ト

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワークノードを備えた無線
    ネットワークであって、その各ネットワークノードが、
    それぞれの無線クロック供給部を備えた無線装置を内臓
    し、無線媒体を介してデータを交換するように構成さ
    れ、また前記連関した無線デバイスと少なくとも1ユー
    ザの間でデータを交換するためのユーザインタフェース
    を含み、 ネットワークノードの少なくとも1ユーザが、前記関連
    したネットワークノードのユーザクロック供給部からユ
    ーザクロックを受信し、前記ユーザクロックは無線クロ
    ックとは独立であって、 各ネットワークノードが、選択されたノードにより生成
    された前記最後の時刻値を少なくとも送信するように構
    成されていて、 各ネットワークノードが、決定された前記最後の2つの
    時刻値の間の差分を生成し、かつ、 決定された最後の2つの時刻値の間の差分を前記選択さ
    れたネットワークノードの前記最後の2つの値の間の差
    分と比較することに基づいて、そのユーザクロック供給
    部の周波数同期化を実現するように構成されていること
    を特徴とする無線ネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記中央ネットワークが、 −前記中央ネットワークノードが、所定の瞬間に無線同
    期化信号を送信し、 −前記の前の無線同期化信号の伝送の後に読み取られた
    前記時刻値を第2のレジスタから第1のレジスタへ移動
    させ、そして−他のネットワークノード中の無線同期化
    信号から生成された前記無線同期化パルスの前記最大値
    に対応する瞬間において、連関したユーザ時間計から前
    記時刻値を読み出し、次いでそれを前記第2のレジスタ
    中にバッファリングするように、構成されていて、か
    つ、 他のネットワークノードが、 −前記最大値が前記指定されたイベントを表す無線同期
    化信号を、前記受信した無線同期化信号から生成し、 −前記無線同期化パルスの発生の後に、連関したユーザ
    時間計から時刻値を読み出し、 −前記の前の無線同期化信号において読み出された前記
    時刻値を第2バッファから第1バッファへ移動させ、前記
    ユーザ時間計から読み出された前記最後の時刻値を前記
    第2のレジスタ中にバッファリングするように、構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の無線ネット
    ワーク。
  3. 【請求項3】 前記中央ネットワークノードが −前記ユーザマスタネットワークノードと呼ばれる前記
    選択されたネットワークノードの機能を有しておらず、 −前記ユーザマスタネットワークノード中で最後に生成
    された前記時刻値の間の前記差分を含む時刻データを送
    信するように、構成されていて、かつ、 各ネットワークノードが、前記時刻データの送信の後
    に、前記それ自身の差分結果と前記アプリケーションマ
    スタネットワークノードの前記異なる結果との比較を行
    うように構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の無線ネットワーク。
  4. 【請求項4】 ネットワークノードが、前記差分結果か
    らの偏差が存在する場合に、δiをネットワークノードi
    の差分結果とし、δrをユーザマスタネットワークノー
    ドr(i≠r)の差分結果の差分結果としたとき、(δi
    )/δrの値だけそのユーザクロック供給部の前記周波
    数を補正するように構成されていることを特徴とする請
    求項3に記載の無線ネットワーク。
  5. 【請求項5】 ネットワークノードが、前記差分結果に
    偏差が存在する場合に、δi,j をネットワークノードi
    の瞬間jにおける差分とし、δr,j をユーザマスタネッ
    トワークノードr(i≠r)の差分結果とし、N を差分結果
    の数としたとき、そのユーザクロック供給部について周
    波数補正を、次の式 【式1】 で表される(Δir)/Δrの値だけ行うように構成され
    ていることを特徴とする請求項4に記載の無線ネットワ
    ーク。
  6. 【請求項6】 隠れネットワークノードと呼ばれて前記
    中央ネットワークノードからデータの受信をしないネッ
    トワークノードも、ユーザクロック供給部を内蔵してお
    り、 前記隠れネットワークノードが、中間ネットワークノー
    ドと呼ばれる周波数同期化ネットワークノードによって
    指定された特別なイベントに呼応して、前記関連したユ
    ーザクロックに関係した時刻値を決定するように構成さ
    れていて、 前記中間ネットワークノードが、前記特別イベントに呼
    応して生成された前記最後のそれ自身の時刻値を少なく
    とも送信するように構成されていて、かつ、 前記隠れネットワークノードが、 決定された前記最後の2つの時刻値の間の前記差分を生
    成し、また、 最後に決定されたその2つの時刻値の間の前記差分と、
    前記中間ネットワークノードの前記最後の2つの時刻値
    の前記差分との比較に基づいて、そのユーザクロック供
    給部の周波数同期化を行うように、構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の無線ネットワーク。
  7. 【請求項7】 隠れネットワークノードが、前記差分結
    果の偏差が存在する場合に、δiを隠れネットワークノ
    ードiの差分結果とし、δrを周波数同期化中間ネットワ
    ークノードr(i≠r)としたときに、(δir)/δrの値だ
    けそのユーザクロック供給部の前記周波数を補正するよ
    うに構成されている請求項6に記載の無線ネットワー
    ク。
  8. 【請求項8】 隠れネットワークノードが、前記差分結
    果の偏差が存在する場合に、δi,j を前記隠れネットワ
    ークノードiの瞬間jにおける差分結果とし、δi ,j
    前記周波数同期化中間ネットワークノードr(i≠r)の瞬
    間jにおける差分結果とし、N を差分結果の数としたと
    き、そのユーザクロック供給部について周波数補正を、
    次の式 【式1】 で表される(Δir)/Δrの値だけ行うように構成され
    ていることを特徴とする請求項7に記載の無線ネットワ
    ーク。
  9. 【請求項9】 前記中央ネットワークノードによっては
    直接に到達できない所定のネットワークノードが、前記
    中央のネットワークノードと共に、第1のサブネットワ
    ークノードを構成し、 一方、さらに離れたネットワークノードノードが、さら
    に離れた中央ネットワークノードと共に第2のサブネッ
    トワークを構成し、 両ネットワークに連関しておりブリッジネットワークノ
    ードと呼ばれるネットワークノードが、両サブネットワ
    ークとデータを交換するように構成されていて、 前記第2サブネットワークの前記ネットワークノードも
    それぞれのユーザクロック供給部を内蔵し、 前記第2のサブネットワークの各ネットワークノード
    が、前記さらに離れた中央ネットワークノードで指定さ
    れるイベントに呼応して、前記関連したユーザクロック
    に関係した時刻値を決定するように構成されていて、 前記さらに離れた中央ネットワークノードが、前記さら
    に離れた中央ネットワークノードによって指定された前
    記イベントに呼応して生成された、前記周波数同期化ブ
    リッジネットワークノードの少なくとも前記最後の時刻
    値を送信するように構成されていて、 前記第2のサブネットワークの各ネットワークノード
    が、決定された前記最後の2つの時刻値の間の前記差分
    を生成し、 決定された前記最後の2つの時刻値の前記差分を前記ブ
    リッジネットワークノードの前記最後の2つの時刻値の
    間の前記差分と比較することに基づいて、そのユーザク
    ロック供給部の周波数同期化を行うように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワー
    ク。
  10. 【請求項10】 前記第2のサブネットワークのネット
    ワークノードが、差分結果の偏差が存在する場合に、δ
    iを前記第2のサブネットワークのネットワークノードi
    の差分結果とし、δrを前記周波数同期化ブリッジネッ
    トワークノードr(i≠r)の前記差分結果としたときに、
    ir)/δrの値だけそのユーザクロック供給部の前
    記周波数を補正するように構成されていることを特徴と
    する請求項9に記載の無線ネットワーク。
  11. 【請求項11】 前記第2のサブネットワークのネット
    ワークノードが、前記差分結果の偏差が存在する場合
    に、δi,jを、前記第2のサブネットワークのネットワー
    クノードiの瞬間jにおける差分結果とし、δr,jを、前
    記周波数同期化ブリッジネットワークノードr(i≠r)の
    瞬間jにおける差分結果とし、Nを、差分結果の数とした
    ときに、次の式 【式1】 で与えられる(δir)/δrの値だけ、そのユーザクロ
    ック供給部の前記周波数を補正するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項10に記載の無線ネットワー
    ク。
  12. 【請求項12】 その絶対時刻を補正するために、ネッ
    トワークノードが、TCol dを補正前の前記ユーザ時間計
    の現在値とし、TCnewを前記ユーザ時間計の補正された
    値とし、R2'(Nr)をネットワークノード特有の補正値に
    よって変更された、前記選択されたネットワークノード
    の最後に送信された時刻値とし、R2'(Ni)をネットワー
    クノード特有の値によって変更されたネットワークノー
    ドi(i≠r)の時刻値としたときに、その時刻値を配送す
    るユーザ時間計を次の値 TCnew=TCold+R2'(Nr)-R2'(Ni) に調整するように構成されていて、 前記関連したネットワークノード特有の補正値が、前記
    ユーザ時間計の読み取りの前記瞬間と前記関連したネッ
    トワークノード中の前記無線同期化信号から生成された
    前記無線同期化パルスの前記最大値との間の、処理によ
    り課された前記遅延を考慮することを特徴とする請求項
    1に記載の無線ネットワーク。
  13. 【請求項13】 その絶対時刻を補正するために、隠れ
    ネットワークノードが、TColdを前記補正前の前記ユー
    ザ時間計の現在値とし、TCnewを前記ユーザ時間計の補
    正された値とし、R2'(Nr)をネットワークノード特有の
    補正値によって変更された、前記周波数同期化中間ネッ
    トワークノードの前記最後の時刻値とし、R2'(Ni)をネ
    ットワークノード特有の値によって変更された隠れネッ
    トワークノードi(i≠r)の前記時刻値としたときに、そ
    の時刻値を配送するユーザ時間計を次の値 TCnew=TCold+R2'(Nr)-R2'(Ni) に調整するように構成されていて、 前記関連したネットワークノード特有の補正値が、前記
    ユーザ時間計の読み取りの前記瞬間と前記関連したネッ
    トワークノード中の前記無線同期化信号から生成された
    前記無線同期化パルスの前記最大値との間の、処理によ
    り課された前記遅延を考慮することを特徴とする請求項
    6に記載の無線ネットワーク。
  14. 【請求項14】 その絶対時刻を補正するために、第2
    のサブネットワークのネットワークノードが、TCold
    前記補正前の前記ユーザ時間計の電流値とし、TCnew
    前記ユーザ時間計の補正された値とし、R2(Nm)をネット
    ワークノード固有の補正値で変化させられた前記周波数
    同期化済みブリッジネットワークノードの前記最後に送
    信された時刻値とし、R2’(Ni)をネットワーク固有の補
    正値で変化させられた前記第2のサブネットワークのネ
    ットワークノードi(i≠r)の前記時間値としたとき、そ
    の時刻値を配送するユーザ時間計を次の値 TCnew = TCold + R2'(Nr) - R2'(Ni) に合わせて調整するように構成されていて、かつ、前記
    関連したネットワークノード固有の補正値は、前記ユー
    ザ時間計の読み取りの前記瞬間と、前記関連したネット
    ワークノード中の前記無線同期化信号から生成された前
    記無線同期化パルスの前記最大値との間の、処理により
    課された前記遅延を考慮することを特徴とする請求項9
    に記載の無線ネットワーク。
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