JP2000306617A - 住宅用分電盤の中継用アース端子 - Google Patents

住宅用分電盤の中継用アース端子

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JP2000306617A
JP2000306617A JP11116832A JP11683299A JP2000306617A JP 2000306617 A JP2000306617 A JP 2000306617A JP 11116832 A JP11116832 A JP 11116832A JP 11683299 A JP11683299 A JP 11683299A JP 2000306617 A JP2000306617 A JP 2000306617A
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JP
Japan
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ground wire
operation lever
distribution board
wire insertion
crimp
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JP11116832A
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English (en)
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Shigetoshi Honda
重敏 本田
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続作業を容易に行うことができると共に、
接続するアース線の線径を限定しない住宅用分電盤の中
継用アース端子を提供する。 【解決手段】 アース線14を圧着係止する係止金具3
をアース線の太さに応じて移動可能とすると共に、背部
からスプリング8で押圧して常に挿入したアース線14
を保持するよう形成した。係止金具3は補助部材9に保
持され、アース線挿入口2に隣接して設けた操作レバー
4の回動操作により、その補助部材9が前後動し、圧着
係止またはその解除動作をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅用分電盤内にア
ース線を中継するために設けられた中継用アース端子に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅用分電盤の中継用アース端子
は、端子台に複数の接続用ねじを設けて、アース線に圧
着端子をかしめてその接続用ねじでねじ止めしたり、特
開平10−155212号公報に開示されているような
ねじ無し端子を複数設けて圧着端子を設けずアース線を
挿入係止するようにしたものがある。このねじ無し端子
はアース線挿入口に隣接してリリースボタンを設け、ま
た内部に鎖錠片部と圧着片部とを形成した金属弾性体を
設け、リリースボタンの押圧操作で鎖錠片部によるアー
ス線の抜け阻止を解除し、アース線の挿脱操作を可能と
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ねじ止めによ
り接続するものは、圧着端子をアース線にかしめる作業
が必要なため、接続作業に時間を要するし、点検する際
の接続解除操作においても、接続ねじを外さなければな
らないため、作業が面倒であった。また、ねじ無し端子
を使用するものは、接続作業は容易であるが接続するア
ース線の線径が金属弾性体の変形量により限定されるた
め、アース線線径に応じた中継用アース端子を選択して
使用するか、指定されたアース線を使用しなければなら
なかった。
【0004】そこで本発明の課題は、接続作業を容易に
行うことができると共に、接続するアース線の線径を限
定しない住宅用分電盤の中継用アース端子を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、アース線挿入空間に挿入さ
れたアース線を圧着及び係止可能な弾性を有する圧着係
止部材と、その圧着係止部材を操作する操作レバーとを
有し、前記圧着係止部材が、アース線の太さに応じて移
動して前記アース線挿入空間が変化すると共に、前記操
作レバーの圧着操作により、アース線挿入空間を狭めて
圧着係止部材がアース線の圧着係止動作をすることを特
徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、操作レバーの圧着解除操作により圧着係止部材によ
るアース線の圧着係止を解除しても、圧着係止部材をア
ース線挿入空間方向に付勢し続ける付勢手段を有するよ
う構成される。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、アース線挿入口を1列に複数有し、個々の
アース線挿入口に操作レバーを隣接したことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態の1例を図面を基に説明する。図1は本発明に係る
中継用アース端子の正面図、図2(a)はそのA−A断
面図である。中継用アース端子である端子台1は絶縁体
で形成されたカバー1a上面に円形開口部が1列に5対
形成され、一方の開口部はアース線挿入口2で、内部に
圧着係止部材である係止金具3を有し、他方の開口部は
アース線の圧着操作或いは圧着解除操作をする操作レバ
ー4の操作穴5である。そして、端子台1の左右両端に
は分電盤内にねじ止め固定するためのボルト11が設け
られている。
【0009】係止金具3は、金属製板体を略コ字状に折
り曲げて、その両先端部を更に変形させて上部の抜け阻
止6と下部の圧着部7とを形成した弾性体で、背部から
付勢手段であるスリング8で付勢された補助部材9にそ
の中央部が保持固定されている。また、10は銅バーで
ありアース線挿入空間13の前面に立設され、各アース
線挿入口2内に連続して配置されている。
【0010】操作レバー4は略円柱形状で、頭部にマイ
ナスドライバーにより回動操作が可能なように溝4aが
形成され、補助部材9の略中央に位置する下端部には図
2(b)の操作レバーの平面図に示すようなカム状突起
12が周設され、操作レバー4の回動操作により、カム
状突起12の直面突出部12aが補助部材9を押圧し、
補助部材9がスプリング8の付勢方向である前方に押し
出されるようになっている。
【0011】次に、上記中継用アース端子のアース線接
続操作を図3を基に説明する。図3はアース線14を接
続する様子を示す断面説明図であり、(a)はアース線
の挿入を始めた状態、(b)はアース線挿入後で圧着前
の状態、(c)は圧着後の状態を示している。まず、カ
ム状突起12の曲面突出部12aが端子台の横方向に向
くよう(図3(a)の状態となるよう)操作レバー4を
操作し、アース線挿入口2にアース線を挿入する。挿入
したアース線14は図3(a)に示すように抜け阻止部
6を押圧変形させると共に、補助部材9を背部方向に押
圧する。そして、アース線14の挿入をさらに進める
と、図3(b)に示すように補助部材9が背部方向に移
動する。即ち係止金具3が後方へ移動し、アース線挿入
空間13がアース線の太さに応じて拡大される。
【0012】アース線14の挿入後、操作レバー4をド
ライバー等で90度反時計回りに回動操作して曲面突出
部12aを前方に向ける。こうすることで、補助部材9
が前方に移動してアース線挿入区間13が狭くなり、係
止金具3の圧着部7によりアース線14を銅バー10に
確実に圧着させると共に、抜け阻止部6が確実にアース
線の抜け阻止作用をする。
【0013】このように、操作レバー4の回動操作によ
りアース線14を圧着係止するので、操作レバー4の頭
部に設けた溝4aの角度等を見れば、アース線の接続状
態を目視により容易に確認することができ、接続ミスを
することがないし、挿入したアース線の太さに応じて係
止金具が移動するので、アース線の線径に拘わらず挿入
操作をスムーズに行うことができる。また、挿入された
アース線は操作レバーにより圧着操作しなくても常にス
プリングにより押圧されて保持されるので、仮止めする
ことができ、アース線の接続作業がし易い。更に、アー
ス線の接続は、その先端を挿入するだけの形態であるた
め、複数のアース線挿入口を省スペースで設けることが
でき、住宅用分電盤内の必要な位置に容易に設置するこ
とができる。
【0014】尚、上記実施の形態は、アース線挿入口を
5個1列に設けて形成しているが、個数はこれに限定す
るものではないし、1列に形成しなくても良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、挿入したアース線の太さに応じて圧着係止部材
が移動するので、アース線の線径に拘わらず挿入操作を
スムーズに行うことができる。
【0016】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、操作レバー回転してアース線の接続の
状態を変更するものであるから、接続の状態を目視によ
り確認し易くすることが可能であり、接続ミスをするこ
とがなくなる。また、挿入されたアース線は常に付勢手
段により保持されるので、仮止めが可能で、アース線の
接続作業がし易い。
【0017】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明の効果に加えて、複数のアース線挿入口を省ス
ペースで設けることができ、住宅用分電盤内の必要な位
置に容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す住宅用分電盤
の中継用アース端子の正面図である。
【図2】(a)は図1のA−A矢示断面図を示し、
(b)はその操作レバーの平面図である。
【図3】アース線の接続操作を説明する中継用アース端
子の断面図及び操作レバーの平面図で、(a)はアース
線の挿入を始めた状態、(b)はアース線挿入後で圧着
前の状態、(c)は圧着後の状態を示している。
【符号の説明】
1・・端子台、2・・アース線挿入口、3・・係止金
具、4・・操作レバー、6・・抜け阻止部、7・・圧着
部、8・・スプリング、13・・アース線挿入空間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アース線挿入空間に挿入されたアース線
    を圧着及び係止可能な弾性を有する圧着係止部材と、そ
    の圧着係止部材を操作する操作レバーとを有し、前記圧
    着係止部材が、アース線の太さに応じて移動して前記ア
    ース線挿入空間が変化すると共に、前記操作レバーの圧
    着操作により、アース線挿入空間を狭めて圧着係止部材
    がアース線の圧着係止動作をすることを特徴とする住宅
    用分電盤の中継用アース端子。
  2. 【請求項2】 操作レバーの圧着解除操作により圧着係
    止部材によるアース線の圧着係止を解除しても、圧着係
    止部材をアース線挿入空間方向に付勢し続ける付勢手段
    を有する請求項1記載の住宅用分電盤の中継用アース端
    子。
  3. 【請求項3】 アース線挿入口を1列に複数有し、個々
    のアース線挿入口に操作レバーを隣接した請求項1また
    は2記載の住宅用分電盤の中継用アース端子。
JP11116832A 1999-04-23 1999-04-23 住宅用分電盤の中継用アース端子 Pending JP2000306617A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100853345B1 (ko) 2006-10-19 2008-08-21 윤흥식 단자대 모듈의 단자핀 결합구조
DE102014014536A1 (de) 2013-10-01 2015-04-02 Tyco Electronics Japan G.K. Anschlussblock
CN105356092A (zh) * 2015-11-23 2016-02-24 国家电网公司 一种具有测距功能的插拔式接地线装置

Cited By (4)

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US9252507B2 (en) 2013-10-01 2016-02-02 Tyco Electronics Japan G.K. Terminal block
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