JP2000305970A - 設計記述言語ならびに回路設計方法および設計資産授受システム - Google Patents

設計記述言語ならびに回路設計方法および設計資産授受システム

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JP2000305970A
JP2000305970A JP11114473A JP11447399A JP2000305970A JP 2000305970 A JP2000305970 A JP 2000305970A JP 11114473 A JP11114473 A JP 11114473A JP 11447399 A JP11447399 A JP 11447399A JP 2000305970 A JP2000305970 A JP 2000305970A
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Noriko Matsumoto
典子 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、IP提供者が設計資産を準備しや
すく、IP使用者にとって必要な情報をインターネット
を通じて流通するための設計記述言語と回路設計方法お
よび設計資産授受システムを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 設計資産としてのタグ付設計記述言語を
提供し、IP提供者11はタグ付設計記述ライブラリ1
2をインターネット14を介して公開する。IP使用者
15は、WWWブラウザ16を用いてタグ付設計記述1
3に記載された設計資産情報を閲覧する。また、IP使
用者はその設計資産をインターネットを介して購入でき
る。タグ付設計記述言語は、タグの内容を解釈してWW
Wブラウザに表示するなどの処理系を持っているので、
インターネットによる設計資産流通に好適なシステムが
実現可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIの設計に使
用され、所望のLSIの機能を記述する設計記述言語な
らびに回路設計方法および設計資産授受システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近のLSIの設計では、Verilo
g−HDLやVHDLなどの設計記述言語によって機能
を記述し、その記述を手動または自動で論理回路のネッ
トリストまたは論理回路図へ変換し、その論理回路を手
動または自動でマスクレイアウトに変換する設計方法が
よく行われている。特に、設計自動化が進み、設計記述
言語から論理回路、マスクレイアウトへの変換が各種の
設計ツールを用いて自動で行われるようになってきてい
る。また、1チップに複数の回路部品を集積したシステ
ムLSIの設計が行われるようになり、それを効率的に
行うため、回路部品のIP化が進んでいる。すなわち、
マスクレイアウト結果の回路部品(ハードマクロ)や、
設計記述言語で書かれた機能記述(ソフトマクロ)を再
利用し、それらの寄せ集めで回路を再設計することが行
われるようになってきた。こうして、IP化が進むと、
設計記述言語のIP規格が設けられ、徐々に流通されよ
うとしている。つまり、IPの提供者がIPであるソフ
トマクロやハードマクロの情報を提供し、IPの使用者
がその情報を入手して、それらのソフトマクロやハード
マクロを購入する形態が生まれてきた。これらの流通
は、いわゆるWWWインターネットを通じて行われるよ
うになり、図2に示す概念図のように、IP提供者21
は設計資産のライブラリである設計記述ライブラリ23
をインターネット24を介して公開し、IP使用者22
はそのライブラリをWWWブラウザ25で閲覧する。そ
して、そのライブラリの中に、必要な設計資産があれ
ば、別途オフラインで、提供者にアクセスして、交渉
し、条件が合えば、その設計資産を手に入れる。
【0003】一方、インターネットの世界では、HTM
L言語が一般的になり、情報の受発信を加速している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】IPS等で定められて
いるソフトマクロの規格は、最低限のハードウエア情報
であり、実際にIPを利用した再設計では、設計者(提
供者)側と利用者(使用者)側で、十分に活用されてい
るとは言えない。その理由として、設計言語をIP向け
に修正するのが困難、使用する際の注意事項や設計方法
などが言語に含まれていない等がある。
【0005】本発明はかかる課題に鑑み、IP提供者が
設計資産を準備しやすく、IP使用者にとって必要な情
報をWWWインターネットを通じて流通できるようにす
るための設計記述言語とそれを用いた回路設計方法、お
よび設計資産授受システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明の設計記述言語は、所望のLSIの設計記述に、
機能仕様を記述した機能仕様記述部と、設計記述の作成
情報を記述した作成情報記述部と、所望のLSIの動作
情報を記述した動作情報記述部と、機能仕様記述部の設
計方法を記述した設計方法記述部と、機能仕様記述部と
作成情報記述部と動作情報記述部と設計方法記述部の内
容を表示するための表示情報記述部とを含み、機能仕様
記述部と作成情報記述部と動作情報記述部と設計方法記
述部と表示情報記述部の各記述が、開始タグと終了タグ
で挟まれた書式を持つ。
【0007】また、課題を解決するための本発明の回路
設計方法は、タグ付設計記述の中から、機能仕様記述部
開始タグと機能仕様記述部終了タグとで挟まれた機能仕
様記述部を抽出する過程と、設計方法記述部開始タグと
設計方法記述部終了タブで挟まれた設計方法記述部とを
抽出する過程と、機能仕様記述部を入力データとして設
計方法記述部記載の設計方法に従って回路設計処理を行
う過程とを備える。
【0008】また、課題を解決するための本発明の設計
資産授受システムは、LSIの設計資産を提供するIP
提供者が、インターネットを介して、LSIの設計資産
を、前記LSIの設計資産を使用するIP使用者に提供
する際に、IP提供者は、提供する設計資産を、機能仕
様記述開始タグと機能仕様記述終了タグで挟まれた機能
仕様記述部と、表示情報記述開始タグと表示情報記述終
了タグで挟まれた表示情報記述部とを含むタグ付設計記
述により記載された所望のLSIの機能仕様をインター
ネット上に掲示し、掲示された機能仕様を閲覧したIP
使用者は、前記設計記述の表示情報記述部にもとづいて
表示された表示情報にしたがい、前記設計記述に記載さ
れた機能仕様を閲覧し、前記タグ付設計記述の中から、
前記タグ付設計記述に記載された機能仕様記述を受け取
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図2を用いて説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態における設計
資産授受システムの構成を示す概念図である。
【0011】図1において、IP提供者(A)11は、
タグ付設計記述ライブラリ12を保有し、そのライブラ
リ情報として、例えば、タグ付設計記述HDL_A13
をインターネット14上に公開する。IP使用者15
は、そのタグ付設計記述HDL_A13の情報をWWW
ブラウザ16を介して閲覧し、必要な場合には、インタ
ーネット14を介して、機能仕様またはその機能仕様に
もとづいて設計された論理回路あるいはマスクレイアウ
トなどを購入する。
【0012】図3に、本発明のタグ付設計記述言語の記
載の一例を示す。タグ付設計記述言語は、LSIの機能
仕様を記述するための言語で書かれた機能仕様記述部3
4を含む。また、その機能仕様記述の作成に関する情報
を記述した作成情報記述部31とLSIの機能仕様を実
装する際の動作情報を記述した動作情報記述部32を持
つ。この作成情報としては、回路名、作成日、作成者に
関する情報、ドキュメント情報、変更履歴などを記載す
る。また、動作情報としては、動作周波数、温度特性な
どを記載する。さらに、タグ付設計記述言語には、機能
仕様を実装するための設計方法を記述した設計方法記述
部33を有する。設計方法としては、その機能仕様を論
理回路やマスクレイアウトに実装する際に必要な回路設
計手順を使用するツールとそのツールの使用条件を記載
したパラメータファイルなどの形式で記載する。これら
の各記述部は、例えば、“<”や“/>”を用いたタグ
と呼ばれる区切り記号でその開始と終了を指定する。
【0013】図4に、図3の例に示したようなタグ付設
計記述言語の中に記載することにより、そのタグ付設計
記述言語をWWWブラウザに表示するための表示情報記
述部の記載の一例を示す。表示情報記述部41に記載さ
れる表示情報としては、作成情報記述部、設計方法記述
部、機能仕様記述部などの各記述部をWWWブラウザで
どのように見せるかを記載する。表示情報は、表示情報
開始タグ以降で表示情報終了タグまで有効となる。
【0014】図5に、機能仕様記述部における表示情報
記述部の記載の一例を示す。
【0015】表示情報は、一般的なHTMLの形式を用
いてもよい。例えば、図5の表示情報記述部51におけ
る <A HREF="subblock1"> </A> は、subblock1の設計記述表示へのハイパーリンクを示
している。
【0016】図6は、本発明のタグ付設計記述による回
路設計方法によるLSIの回路設計処理の一例を示した
フローチャートである。タグ付設計記述の読み込み過程
61で、読み込んだテキストを処理する際に、機能仕様
記述開始タグ判定過程63で機能仕様記述開始タグと判
断されると、機能仕様記述抽出処理過程64で、機能仕
様記述終了タグ判定過程65で機能仕様記述終了タグを
見つけるまで、機能仕様記述部を抽出する。
【0017】また、同様に、読み込んだ設計記述のテキ
ストを処理する際に設計方法記述開始タグ判定過程66
で設計方法記述開始タグと判断されると、設計方法記述
抽出処理過程67で、設計方法記述終了タグ判定過程6
8で設計方法記述終了タグを見つけるまで、設計方法記
述部を抽出する。
【0018】上記の一連の処理過程を設計記述終了タグ
判定過程62で、設計記述終了タグと判断されるまで実
行する。その後、上記機能仕様記述抽出処理過程64で
抽出された機能仕様記述を入力とし、上記設計方法記述
抽出処理過程67で抽出された設計方法記述の内容にも
とづいて、回路設計処理過程69で、回路設計処理を実
行する。例えば、この回路設計処理過程では、機能仕様
記述から論理回路図または論理回路へのネットリストへ
変換する論理合成処理や、マスクレイアウト図へ変換す
るレイアウト処理などを設計ツールを使って実行する。
【0019】図7は、図6における機能仕様記述抽出処
理過程の処理の一例を示したフローチャートである。
【0020】設計記述の読み込み過程で読み込まれた設
計記述のテキストを処理する際に機能仕様記述開始タグ
判定過程63で機能仕様記述開始タグであると判断され
ると、設計記述読み込み過程71で次の設計記述を読み
込み、開始タグ判定過程72で、開始タグであると判断
されるまで機能仕様記述を書き出し(74)、開始タグ
を見つけると、その開始タグに対応した終了タグを見つ
ける終了タグ判定過程75までの設計記述に対して機能
仕様抽出処理73を繰り返す。
【0021】図6と図7の処理によって、タグの取り除
かれた機能仕様記述は、論理合成や機能シミュレーショ
ンのための設計ツールの入力となる設計記述言語とな
る。
【0022】図8は、本発明のタグ付設計記述言語と設
計資産授受システムを用いて設計資産を授受する際に、
IP提供者がインターネットを介して提供条件記述部8
1に書かれた提供条件記述をWWWブラウザに表示する
ための提供条件記述部内に書かれた表示情報記述部の記
述例とその記述にもとづいた提供条件の表示例を示した
ものである。提供条件記述部81内の表示情報記述部
に、明記された提供条件選択メニュー表示(1)という
選択メニューの表示に関する記載事項により、WWWブ
ラウザ上では、例えば、提供条件選択メニュー(1)8
2のように、表示され、IP使用者は、このメニューを
用いて、IP提供者に提供条件の選択結果をインターネ
ットを介して送信する。
【0023】この例では、提供条件選択メニューは、 1.機能仕様記述のみ購入 2.合成回路を購入 3.ユーザー条件の合成回路を購入 4.機能仕様記述とツールを購入 の中から選択するようになっており、IP使用者は、ユ
ーザー条件の合成回路を購入を選択した状態となってい
る。
【0024】図9は、本発明の設計資産授受システムに
おいて、IP使用者が提供条件として、機能仕様記述の
み購入を選択したときのデータの授受の一例を示した概
念図である。IP提供者91は、設計記述93をインタ
ーネットを介して公開するが、このうちIP使用者92
は機能仕様記述のみを購入して、機能仕様記述hdl
(1)94を入手する。つまり、IP使用者はこの機能
仕様記述、すなわち設計ツールの認識できる設計言語そ
のものを入手して、これをもとに、自由に回路設計処理
を行う。
【0025】図10は、本発明の設計資産授受システム
において、IP使用者が提供条件として、合成回路を購
入を選択したときのデータの授受の一例を示した概念図
である。IP提供者91は、設計記述93をインターネ
ットを介して公開するが、この設計記述に記載されたL
SIの仕様がIP使用者92の所望のものであれば、I
P使用者は、IP提供者が記載した設計方法記述95、
ここでは、設計ツール情報tool(1)101とパラ
メータ情報file(1)102にもとづいて、IP提
供者側の設計環境で論理合成などの回路設計処理103
を実行した結果の論理回路net(1)104を購入す
る。
【0026】図11は、本発明の設計資産授受システム
において、IP使用者が提供条件として、ユーザー条件
の合成回路を購入を選択したときのデータの授受の一例
を示した概念図である。IP提供者91が公開した設計
記述に記載された機能仕様記述hdl(1)94に対し
て、IP使用者92はパラメータ情報file(2)1
11を作成して、IP提供者に送信する。IP提供者
は、そのパラメータ情報file(2)とIP提供者側
の設計ツールtool(1)を使って論理合成処理11
2を実行し、その結果の論理回路net(2)113を
IP提供者に提供する。
【0027】図12は、本発明の設計資産授受システム
において、IP使用者が提供条件として、機能仕様記述
と設計ツールを購入を選択したときのデータの授受の一
例を示した概念図である。IP提供者91が公開した設
計記述に記載された機能仕様記述と設計方法記述に対し
て、IP使用者92は、機能仕様記述hdl(1)94
とその設計ツールtool(1)121を購入する。設
計ツールはライセンス発行処理をともなう場合もある。
IP使用者は、購入した機能仕様記述hdl(1)94
を機能仕様記述(2)122に修正し、パラメータ情報
file(1)102をパラメータ情報file(3)
123に修正して、購入した設計ツールtool(1)
121を用いて、tool(1)とfile(3)によ
る論理合成処理124をIP使用者側の設計環境で実行
し、結果の論理回路net(3)125を得る。ここ
で、hdl(1)とhdl(2)あるいはfile
(1)とfile(3)は同じであってもよい。つま
り、修正するか否かはIP使用者が決める。
【0028】なお、図10、図11、図12に記載した
設計資産授受システムの例では、回路設計処理を論理合
成、その結果を論理回路としているが、レイアウト設計
までの回路設計処理に対するマスクレイアウト図として
も同様である。
【0029】また、上記の例では、IP使用者が機能使
用記述または回路設計処理結果の回路または設計ツール
などを入手する行為を購入と記載したが、金銭をともな
わない入手であっても構わない。
【0030】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、設計記述言語として、機能仕様を記載した機能仕様
記述に加えて、設計資産授受に有効な作成情報や動作情
報あるいは設計方法といった記述を設け、タグ記号によ
るWWWブラウザ表示に適した書式にすることより、そ
の設計資産の設計元であるIP提供者が機能仕様記述を
拡張して、容易にインターネットを介して流通するのに
適した設計資産としての設計記述を準備することが可能
となる。また、設計記述言語に記載されたタグを読み取
って、機能仕様記述を抽出し、設計方法記述を抽出し
て、設計記述言語に記載した回路設計を自動で処理する
ことが可能になる。さらに、機能仕様記述と設計ツール
による回路設計処理をIP提供者側で実行する場合とI
P使用者側で実行する場合の選択ができるようになり、
設計処理で独自性を出すこともでき、あるいは、設計環
境を持たないIP使用者が設計資産を活用することも可
能である。加えて、設計処理の負荷分散も実現できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明に係る設計記述言語
は、所望のLSIの設計記述に、機能仕様を記述した機
能仕様記述部と、設計記述の作成情報を記述した作成情
報記述部と、所望のLSIの動作情報を記述した動作情
報記述部と、機能仕様記述部の設計方法を記述した設計
方法記述部と、機能仕様記述部と作成情報記述部と動作
情報記述部と設計方法記述部の内容を表示するための表
示情報記述部とを含み、機能仕様記述部と作成情報記述
部と動作情報記述部と設計方法記述部と表示情報記述部
の各記述が、開始タグと終了タグで挟まれた書式を持
つ。これより、WWWブラウザ表示に適した設計記述言
語となり、設計資産としてインターネットを介して情報
公開するのに適した言語系を提供可能となる。
【0032】また、本発明に係る回路設計方法は、タグ
付設計記述の中から、機能仕様記述部開始タグと機能仕
様記述部終了タグとで挟まれた機能仕様記述部を抽出す
る過程と、設計方法記述部開始タグと設計方法記述部終
了タグで挟まれた設計方法記述部とを抽出する過程と、
機能仕様記述部を入力データとして設計方法記述部記載
の設計方法に従って回路設計処理を行う過程とを備え
る。これにより、WWWブラウザ表示に適した一つの言
語の中で、設計処理の自動化方法を記載することが可能
になり、ネットワーク型の設計環境に適した回路設計処
理を実現可能となる。
【0033】また、本発明に係る設計資産授受システム
は、LSIの設計資産を提供するIP提供者が、インタ
ーネットを介して、LSIの設計資産を、前記LSIの
設計資産を使用するIP使用者に提供する際に、IP提
供者は、提供する設計資産を、機能仕様記述開始タグと
機能仕様記述終了タグで挟まれた機能仕様記述部と、表
示情報記述開始タグと表示情報記述終了タグで挟まれた
表示情報記述部とを含むタグ付設計記述により記載され
た所望のLSIの機能仕様をインターネット上に掲示
し、掲示された機能仕様を閲覧したIP使用者は、前記
設計記述の表示情報記述部にもとづいて表示された表示
情報にしたがい、前記設計記述に記載された機能仕様を
閲覧し、前記タグ付設計記述の中から、前記タグ付設計
記述に記載された機能仕様記述を受け取る。これによ
り、機能仕様記述と設計ツールによる回路設計処理をI
P提供者側で実行する場合とIP使用者側で実行する場
合の選択ができるようになり、IP使用者が設計処理で
独自性を出すこともでき、あるいは、設計環境を持たな
いIP使用者が設計資産を活用することも可能である。
加えて、設計処理の負荷分散も実現できる。
【0034】これらの構成によれば、WWWインターネ
ットを介したLSIの設計、特にIPと呼ばれる設計資
産を再利用して設計する際のLSI設計が容易になり、
IP化が促進され、設計の開発工数の大幅削減が見込ま
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における設計資産授受シス
テムの構成を示す概念図
【図2】従来の設計資産授受形態を示す概念図
【図3】本発明のタグ付設計記述の記載の一例を示す概
念図
【図4】本発明のタグ付設計記述の表示情報記述部の記
載の一例を示す概念図
【図5】本発明のタグ付設計記述の機能仕様記述部にお
ける表示情報記述部の記載の一例を示す概念図
【図6】本発明の回路設計方法によるLSIの回路設計
処理の一例を示したフローチャート
【図7】本発明の回路設計方法における機能仕様記述抽
出処理過程の処理の一例を示すフローチャート
【図8】本発明のタグ付設計記述における提供条件記述
部内に書かれた表示情報記述部の記述例とその記述にも
とづいた提供条件の表示例を示した図
【図9】本発明の設計資産授受システムにおいて、IP
使用者が提供条件として、機能仕様記述のみ購入を選択
したときのデータの授受の一例を示した概念図
【図10】本発明の設計資産授受システムにおいて、I
P使用者が提供条件として、合成回路を購入を選択した
ときのデータの授受の一例を示した概念図
【図11】本発明の設計資産授受システムにおいて、I
P使用者が提供条件として、ユーザー条件の合成回路を
購入を選択したときのデータの授受の一例を示した概念
【図12】本発明の設計資産授受システムにおいて、I
P使用者が提供条件として、機能仕様記述と設計ツール
を購入を選択したときのデータの授受の一例を示した概
念図
【符号の説明】
11、21、91 IP提供者 12 タグ付設計記述ライブラリ 13 タグ付設計記述 14、24 インターネット 15、22、92 IP使用者 16、25 WWWブラウザ 23 設計記述ライブラリ 31 作成情報記述部 32 動作情報記述部 33 設計方法記述部 34 機能仕様記述部 41、51 表示情報記述部 61、71 設計記述読み込み処理過程 62 設計記述終了タグ判定過程 63 機能仕様記述開始タグ判定過程 64、73 機能仕様記述抽出処理過程 65 機能仕様記述終了タグ判定過程 66 設計方法記述開始タグ判定過程 67 設計方法記述抽出処理過程 68 設計方法記述終了タグ判定過程 69 回路設計処理過程 72 開始タグ判定過程 74 機能仕様記述書き出し処理過程 75 終了タグ判定過程 81 提供条件記述部 82 提供条件選択メニュー(1) 93 設計記述 94 機能仕様記述hdl(1) 95 設計方法記述 101 設計ツール情報too1(1) 102 パラメータ情報file(1) 103 tool(1)とfile(1)による論理合
成 104 論理回路(1) 111 パラメータ情報file(2) 112 tool(1)とfile(2)による論理合
成 113 論理回路(2) 121 設計ツールtool(1) 122 機能仕様記述hdl(2) 123 パラメータ情報file(3) 124 tool(1)とfile(3)による論理合
成 125 論理回路(3)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LSIの機能を記述した設計記述言語の記
    録媒体であって、所望のLSIの設計記述が、前記所望
    のLSIの機能仕様を記述した機能仕様記述部と、前記
    設計記述の作成情報を記述した作成情報記述部と、前記
    所望のLSIの動作情報を記述した動作情報記述部と、
    前記機能仕様記述部の設計方法を記述した設計方法記述
    部と、前記機能仕様記述部と前記作成情報記述部と前記
    動作情報記述部と前記設計方法記述部の内容を表示する
    ための表示情報記述部とを含み、前記機能仕様記述部と
    前記作成情報記述部と前記動作情報記述部と前記設計方
    法記述部と前記表示情報記述部の各記述は、開始タグと
    終了タグで挟まれた書式を持つことを特徴とする設計記
    述言語の記録媒体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の所望のLSIの機能を記述
    した設計記述言語の記録媒体において、機能仕様記述部
    が、前記所望のLSIの機能仕様を実現するために用い
    られた機能部品の詳細情報を記述した詳細情報記述部を
    有し、前記詳細情報記述部は、開始タグと終了タグで挟
    まれた書式を持つことを特徴とする設計記述言語の記録
    媒体。
  3. 【請求項3】請求項2記載の所望のLSIの機能を記述
    した設計記述言語の記録媒体において、前記所望のLS
    Iの機能仕様を実現するために機能仕様記述部で用いら
    れた機能部品の詳細情報を記述した詳細情報記述部に、
    前記機能部品の設計記述へのリンク情報を含むことを特
    徴とする設計記述言語の記録媒体。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の所望のLSIの機
    能を記述した設計記述言語の記録媒体において、表示情
    報記述部は、作成情報記述部または機能仕様記述部また
    は設計方法記述部または動作情報記述部の内部に記載さ
    れ、記載された表示情報が、表示情報記述部開始タグと
    表示情報記述部終了タグで挟まれた記述に対して有効と
    なることを特徴とする設計記述言語の記録媒体。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載の所望のLSIの機
    能を記述した設計記述言語の記録媒体において、表示情
    報記述部は、作成情報記述部または機能仕様記述部また
    は設計方法記述部または動作情報記述部の内部に記載さ
    れ、記載された表示情報が、表示情報記述部タグ以降の
    記述に対して有効となることを特徴とする設計記述言語
    の記録媒体。
  6. 【請求項6】請求項1または2記載の所望のLSIの機
    能を記述した設計記述言語の記録媒体において、所望の
    LSIの設計記述に、前記所望のLSIの設計記述を第
    三者に提供するときの提供条件を記述した提供条件記述
    部を有し、前記提供条件記述部は、開始タグと終了タグ
    で挟まれた書式を持つことを特徴とする設計記述言語の
    記録媒体。
  7. 【請求項7】LSIの機能を記述したタグ付設計記述言
    語を処理して回路設計処理を行う回路設計方法であっ
    て、タグ付設計記述の中から、機能仕様記述部開始タグ
    と機能仕様記述部終了タグとで挟まれた機能仕様記述部
    を抽出する過程と、設計方法記述部開始タグと設計方法
    記述部終了タブで挟まれた設計方法記述部とを抽出する
    過程と、前記機能仕様記述部を入力データとして前記設
    計方法記述部記載の設計方法に従って回路設計処理を行
    う過程とを含むことを特徴とする回路設計方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の回路設計方法において、機
    能仕様記述部を抽出する過程において、機能仕様記述部
    の内部に記載された詳細情報記述部または表示情報記述
    部を取り除く過程を含むことを特徴とする回路設計方
    法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の回路設計方法において、動
    作情報記述部を抽出する過程を含み、動作情報記述部に
    記載された所望の回路のLSIの動作情報を回路設計処
    理を含む過程で利用することを特徴とする回路設計方
    法。
  10. 【請求項10】LSIの設計資産を提供するIP提供者
    が、インターネットを介して、LSIの設計資産を、前
    記LSIの設計資産を使用するIP使用者に提供するた
    めの設計資産授受システムであって、IP提供者は、提
    供する設計資産を、機能仕様記述開始タグと機能仕様記
    述終了タグで挟まれた機能仕様記述部と、表示情報記述
    開始タグと表示情報記述終了タグで挟まれた表示情報記
    述部とを含むタグ付設計記述により記載された所望のL
    SIの機能仕様をインターネット上に掲示し、掲示され
    た機能仕様を閲覧したIP使用者は、前記タグ付設計記
    述の表示情報記述部にもとづいて表示された表示情報に
    したがい、前記タグ付設計記述に記載された機能仕様を
    閲覧し、前記タグ付設計記述の中から、前記タグ付設計
    記述に記載された機能仕様記述を受け取ることを特徴と
    する設計資産授受システム。
  11. 【請求項11】請求項10記載の設計資産授受システム
    であって、IP提供者が提供するLSIの設計資産の機
    能を記述した設計記述に、設計資産の提供条件を記載し
    た提供条件記述部と機能仕様記述を設計するための回路
    設計方法として設計ツールの使用手順情報が記載された
    設計方法記述部とを有し、IP使用者は、提供条件の表
    示情報を記述した表示情報記述部にもとづいて表示され
    た表示情報にしたがい、前記タグ付設計記述に記載され
    た機能仕様記述と、その機能仕様記述を設計するための
    設計方法記述情報および前記設計方法記述情報に記載さ
    れた設計ツールのライセンスを受け取ることを特徴とす
    る設計資産授受システム。
  12. 【請求項12】請求項10記載の設計資産授受システム
    であって、IP提供者が提供するLSIの設計資産の機
    能を記述したタグ付設計記述に、設計資産の提供条件を
    記載した提供条件記述部と機能仕様記述を設計するため
    の回路設計方法として設計ツールの使用手順情報記載さ
    れた設計方法記述部とを有し、IP使用者は、提供条件
    の表示情報を記述した表示情報記述部にもとづいて表示
    された表示情報にしたがい、前記タグ付設計記述に記載
    された機能仕様記述と、その機能仕様記述を設計するた
    めの設計方法記述情報および前記設計方法記述情報に記
    載された回路パラメータ仕様を受け取り、IP使用者が
    所望の回路パラメータ情報を作成して前記IP提供者に
    送信し、前記IP提供者が、前記回路パラメータ情報に
    もとづいて再設計した回路をIP使用者が受け取ること
    を特徴とする設計資産授受システム。
  13. 【請求項13】請求項10記載の設計資産授受システム
    であって、IP提供者が提供するLSIの設計資産の機
    能を記述したタグ付設計記述に、設計資産の提供条件を
    記載した提供条件記述部と機能仕様記述を設計するため
    の回路設計方法として設計ツールの使用手順情報記載さ
    れた設計方法記述部とを有し、IP使用者は、提供条件
    の表示情報を記述した表示情報記述部にもとづいて表示
    された表示情報にしたがい、前記タグ付設計記述に記載
    された機能仕様記述と前記IP提供者が設計した回路と
    を、IP使用者が受け取ることを特徴とする設計資産授
    受システム。
  14. 【請求項14】請求項10および11および12および
    13記載の設計資産授受システムであって、IP提供者
    が提供するLSIの設計資産の機能を記述したタグ付設
    計記述に、設計資産の提供条件を記載した提供条件記述
    部と機能仕様記述を設計するための回路設計方法として
    設計ツールの使用手順情報記載された設計方法記述部と
    を有し、IP使用者は、提供条件の表示情報を記述した
    表示情報記述部にもとづいて表示された表示情報にした
    がい、機能仕様記述を受け取る際に、提供条件の一つを
    選択することを特徴とする設計資産授受システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002163311A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Kyoden:Kk 基板設計製造システム及び方法
US6934918B2 (en) 2002-10-02 2005-08-23 Renesas Technology Corporation IP (Intellectual Property) generating system

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