JP2000305177A - スクリーン - Google Patents
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- JP2000305177A JP2000305177A JP11117881A JP11788199A JP2000305177A JP 2000305177 A JP2000305177 A JP 2000305177A JP 11117881 A JP11117881 A JP 11117881A JP 11788199 A JP11788199 A JP 11788199A JP 2000305177 A JP2000305177 A JP 2000305177A
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- screen
- layer
- light
- light absorbing
- absorbing layer
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
ンを提供することを目的とする。 【解決手段】 支持材1の上に下記の視野角特性を有す
る反射層2が積層され、この反射層2の上に光吸収層3
が積層され、この光吸収層3の上に拡散層4が積層され
ていることを特徴とするスクリーン。 記 1 トップゲイン(白色板に光を照射した際の該白色板
における輝度(単位cd/m2)を1とした場合の比)が5
〜15である。 2 トップゲインが1/3になるスクリーンに対しての
角度位置がスクリーン水平方向で20〜35度、スクリ
ーン垂直方向で5〜10度である。
Description
が良好なスクリーンに関するものである。
トプロジェクションシステムは、比較的安価に大画面
(100インチ以上)を実現するシステムとして、近年
増加の一途を辿り、高輝度,低価格の液晶プロジェクタ
ーの登場により、この増加は加速されている。
はリアプロジェクションシステムと異なり、外光の影響
を受け易く、コントラスト性能においては明らかにリア
プロジェクションシステムに軍配が上がる。
ム用のスクリーンとして、完全拡散板であるホワイトマ
ットを反射層としたホワイトマットスクリーン、再帰反
射を利用したビーズスクリーン及びアルミ箔を反射層と
したシルバースクリーン等が提案されているが、これら
は、全て輝度を向上させる為のスクリーンであり、よっ
て、これらのスクリーンは、スクリーン全体が明るくな
るもののプロジェクター光と外光とを同等に反射する
為、部屋が明るくなればなるほど映像のコントラスト
(白黒の比)が低下してしまう。
コントラスト性能を高めたスクリーンを提供するもので
ある。
明の要旨を説明する。
反射層2が積層され、この反射層2の上に光吸収層3が
積層され、この光吸収層3の上に拡散層4が積層されて
いることを特徴とするスクリーンに係るものである。
における輝度(cd/m2)を1とした場合の比)が5〜1
5である。
角度位置がスクリーン水平方向で20〜35度、スクリ
ーン垂直方向で5〜10度である。
て、光吸収層3は反射層2と拡散層4とを接合する接着
剤若しくは粘着剤であって、黒色染料が含有されている
ことを特徴とするスクリーンに係るものである。
が広く、垂直方向の視野角が狭いものが理想とされてい
る。
スト性能に秀れたスクリーンを得るには、請求項に記載
の視野角特性の反射層2を採用することが最も望ましい
ことを確認した。
し、スクリーンに大きな角度で入射することになる為、
スクリーンに光吸収層があると、光路が長くなり、よっ
て、外光はこの光路が長い分、該光吸収層においてプロ
ジェクター光に比し光が減衰する(ランベルト・ベール
の法則)。
に光吸収層3を設けると、視野角内に入る外光がそれだ
け抑制され、それだけコントラスト性能が向上したスク
リーンとなる。
光吸収層3を設けても、外光は該光吸収層3により減衰
されはするが、ホワイトマットは完全拡散板である為、
観察者の目に全て入り、よって、コントラストの向上は
望めない。
吸収層3との組み合わせによりコントラスト性能が向上
したスクリーンが得られることになる。
の構造図である。
り、上記実施例1,2,3の反射層2は次の視野角特性
を有するものである。
際の該白色板における輝度(cd/m2)を1とした場合の
比)が5〜15である。
ンに対しての角度位置がスクリーン水平方向で20〜3
5度、スクリーン垂直方向で5〜10度である。
〜70%のものを採用することが望ましい。
クター光の主波長域以外を吸収するスペクトルを持つも
のであることが望ましい。
有機溶剤に可溶な染料を混入し、種々のコーティング方
式により反射層2若しくは拡散層4に塗布する。
層3を反射層2と拡散層4とを接合する接着剤とし、別
途光吸収層3を設ける訳ではない為、それだけ量産性が
高まり、更に、光吸収層3は接着剤に黒色染料を混入さ
せるだけである為、この点においても量産に適したスク
リーンとなる。
層3を採用した為、非常にコントラストの秀れたスクリ
ーンとなる。具体的には、トップゲイン2〜5、トップ
ゲインが1/3になるスクリーンに対しての角度位置が
スクリーン水平方向で25〜45°、スクリーン垂直方
向で10〜20°のスクリーンとなる。
ーンのコントラストを1とした場合、本実施例に係るス
クリーンのコントラストは2.7であることを確認し
た。因に、公知の偏光スクリーンのコントラストは3.
2であった。
2と拡散層4との接着剤に混入させるのではなく、拡散
層4に混入せしめても良い。
が良好なスクリーンに関するものである。
トプロジェクションシステムは、比較的安価に大画面
(100インチ以上)を実現するシステムとして、近年
増加の一途を辿り、高輝度,低価格の液晶プロジェクタ
ーの登場により、この増加は加速されている。
はリアプロジェクションシステムと異なり、外光の影響
を受け易く、コントラスト性能においては明らかにリア
プロジェクションシステムに軍配が上がる。
ム用のスクリーンとして、完全拡散板であるホワイトマ
ットを反射層としたホワイトマットスクリーン、再帰反
射を利用したビーズスクリーン及びアルミ箔を反射層と
したシルバースクリーン等が提案されているが、これら
は、全て輝度を向上させる為のスクリーンであり、よっ
て、これらのスクリーンは、スクリーン全体が明るくな
るもののプロジェクター光と外光とを同等に反射する
為、部屋が明るくなればなるほど映像のコントラスト
(白黒の比)が低下してしまう。
コントラスト性能を高めたスクリーンを提供するもので
ある。
明の要旨を説明する。
反射層2が積層され、この反射層2の上に光吸収層3が
積層され、この光吸収層3の上に拡散層4が積層されて
いることを特徴とするスクリーンに係るものである。 記 1 トップゲインが5〜15である特性。
直方向で5〜10度の位置でトップゲインの1/3とな
る特性。
て、光吸収層3は反射層2と拡散層4とを接合する接着
剤若しくは粘着剤であって、黒色染料が含有されている
ことを特徴とするスクリーンに係るものである。
が広く、垂直方向の視野角が狭いものが理想とされてい
る。
スト性能に秀れたスクリーンを得るには、請求項に記載
の視野角特性の反射層2を採用することが最も望ましい
ことを確認した。
し、スクリーンに大きな角度で入射することになる為、
スクリーンに光吸収層があると、光路が長くなり、よっ
て、外光はこの光路が長い分、該光吸収層においてプロ
ジェクター光に比し光が減衰する(ランベルト・ベール
の法則)。
に光吸収層3を設けると、視野角内に入る外光がそれだ
け抑制され、それだけコントラスト性能が向上したスク
リーンとなる。
光吸収層3を設けても、外光は該光吸収層3により減衰
されはするが、ホワイトマットは完全拡散板である為、
観察者の目に全て入り、よって、コントラストの向上は
望めない。
吸収層3との組み合わせによりコントラスト性能が向上
したスクリーンが得られることになる。
の構造図である。
り、上記実施例1,2,3の反射層2は次の視野角特性
を有するものである。
際の該白色板における輝度(cd/m2)を1とした場合の比
の最大値)が5〜15である。
ンに対しての角度位置はスクリーン水平方向で20〜3
5度、スクリーン垂直方向で5〜10度である。
〜70%のものを採用することが望ましい。
クター光の主波長域以外を吸収するスペクトルを持つも
のであることが望ましい。
有機溶剤に可溶な染料を混入し、種々のコーティング方
式により反射層2若しくは拡散層4に塗布する。
層3を反射層2と拡散層4とを接合する接着剤とし、別
途光吸収層3を設ける訳ではない為、それだけ量産性が
高まり、更に、光吸収層3は接着剤に黒色染料を混入さ
せるだけである為、この点においても量産に適したスク
リーンとなる。
層3を採用した為、非常にコントラストの秀れたスクリ
ーンとなる。具体的には、トップゲイン2〜5、トップ
ゲインが1/3になるスクリーンに対しての角度位置は
スクリーン水平方向で25〜45°、スクリーン垂直方
向で10〜20°のスクリーンとなる。
ーンのコントラストを1とした場合、本実施例に係るス
クリーンのコントラストは2.7であることを確認し
た。因に、公知の偏光スクリーンのコントラストは3.
2であった。
2と拡散層4との接着剤に混入させるのではなく、拡散
層4に混入せしめても良い。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持材の上に下記の視野角特性を有する
反射層が積層され、この反射層の上に光吸収層が積層さ
れ、この光吸収層の上に拡散層が積層されていることを
特徴とするスクリーン。 記 1 トップゲイン(白色板に光を照射した際の該白色板
における輝度(cd/m2)を1とした場合の比)が5〜1
5である。 2 トップゲインが1/3になるスクリーンに対しての
角度位置がスクリーン水平方向で20〜35度、スクリ
ーン垂直方向で5〜10度である。 - 【請求項2】 請求項1記載のスクリーンにおいて、光
吸収層は反射層と拡散層とを接合する接着剤若しくは粘
着剤であって、黒色染料が含有されていることを特徴と
するスクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11117881A JP3103802B1 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11117881A JP3103802B1 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | スクリーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3103802B1 JP3103802B1 (ja) | 2000-10-30 |
JP2000305177A true JP2000305177A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14722558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11117881A Expired - Lifetime JP3103802B1 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103802B1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004240429A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 広い視野角を有するスクリーン及びこれを備えるプロジェクションtv |
EP1577706A1 (en) * | 2004-03-18 | 2005-09-21 | Sony Corporation | Screen and method for manufacturing the same |
JP2006317832A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Sony Corp | 反射型スクリーン |
GB2419685B (en) * | 2003-05-26 | 2007-07-04 | Sharp Kk | Reflection type screen |
US7408709B2 (en) | 2004-03-18 | 2008-08-05 | Sony Corporation | Screen and method for manufacturing the same |
JP2009109836A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Teijin Fibers Ltd | 映写用スクリーン |
US9188847B2 (en) | 2011-12-14 | 2015-11-17 | Arisawa Mfg. Co., Ltd. | Screen and screen manufacturing method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5004090B2 (ja) | 2007-11-30 | 2012-08-22 | 株式会社有沢製作所 | 反射型スクリーン及びスクリーン装置 |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11117881A patent/JP3103802B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004240429A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 広い視野角を有するスクリーン及びこれを備えるプロジェクションtv |
GB2419685B (en) * | 2003-05-26 | 2007-07-04 | Sharp Kk | Reflection type screen |
EP1577706A1 (en) * | 2004-03-18 | 2005-09-21 | Sony Corporation | Screen and method for manufacturing the same |
JP2006079051A (ja) * | 2004-03-18 | 2006-03-23 | Sony Corp | スクリーン及びその製造方法 |
US7408709B2 (en) | 2004-03-18 | 2008-08-05 | Sony Corporation | Screen and method for manufacturing the same |
JP4706290B2 (ja) * | 2004-03-18 | 2011-06-22 | ソニー株式会社 | スクリーン及びその製造方法 |
JP2006317832A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Sony Corp | 反射型スクリーン |
JP2009109836A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Teijin Fibers Ltd | 映写用スクリーン |
US9188847B2 (en) | 2011-12-14 | 2015-11-17 | Arisawa Mfg. Co., Ltd. | Screen and screen manufacturing method |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3103802B1 (ja) | 2000-10-30 |
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