JP2000304528A - 三次元測定機の制御方法および形状検証方法 - Google Patents

三次元測定機の制御方法および形状検証方法

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JP2000304528A
JP2000304528A JP11110271A JP11027199A JP2000304528A JP 2000304528 A JP2000304528 A JP 2000304528A JP 11110271 A JP11110271 A JP 11110271A JP 11027199 A JP11027199 A JP 11027199A JP 2000304528 A JP2000304528 A JP 2000304528A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定点の数を減少させながらも精度よく加工
品や成型品といった三次元物体の形状を測定することが
できる三次元測定機の制御方法を提供する。 【解決手段】 コンピュータは、三次元物体の形状を規
定するポリゴンデータを取得する。ポリゴンデータで表
現されるポリゴンの頂点32に三次元測定機の測定点は
設定される。ポリゴンデータでは、ポリゴンの各辺33
と三次元物体表面34との間に生じる乖離は許容差tに
必ず収められる。その結果、曲率の大きな表面では大き
なポリゴンが形成され、曲率の小さな表面では小さなポ
リゴンが形成される。したがって、指定された精度に見
合った間隔で三次元物体表面の三次元座標値は取得され
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三次元測定機を用
いて加工品や成型品といった三次元物体の形状精度を検
証する形状検証方法に関し、特に、接触および非接触を
問わず三次元物体の形状を測定する三次元測定機の制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製造の分野では、加工品が設計
通りに加工されたか否か、成型品が設計通りに成型され
たか否かが検証される。この検証にあたっては、実際に
測定された加工品や成型品の形状と、設計データに基づ
き復元される加工品や成型品の形状とが互いに比較され
る。こうした比較には、加工品や成型品の各断面に現れ
る輪郭線が用いられることが多い。
【0003】加工品や成型品といった三次元物体の輪郭
線は例えば接触プローブを用いた三次元測定機によって
測定されることができる。三次元測定機は、例えばx座
標値およびy座標値を固定したままz軸に沿って接触プ
ローブを移動させる。接触プローブと三次元物体とが接
触した時点で接触プローブのz座標値は取得される。予
め決定されたx座標値およびy座標値と、取得されたz
座標値とによって三次元物体表面の三次元座標値は特定
される。所定の刻みでx座標値を変化させたりy座標値
を変化させたりすれば、任意の1平面で切断された三次
元物体の輪郭線が測定されることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうした測定方法によ
れば、三次元物体の輪郭線は、三次元測定機で測定され
た各測定点の三次元座標値と、隣接する測定点同士を結
ぶ直線とによって表現される。測定点同士の間では三次
元物体表面の形状は保証されることはできない。できる
限り滑らかな輪郭線を再現するには、輪郭線の曲率が大
きくなればなるほど測定点同士の間隔を狭めていかなけ
ればならない。
【0005】その一方で、三次元測定機では、x座標値
やy座標値の刻みが所定値に固定されることが多い。輪
郭線の曲率が大きくなろうと、反対に輪郭線の曲率が小
さくなろうと、x座標値やy座標値の刻みの大きさは変
化しない。x座標値やy座標値の刻み値を小さくして、
曲率の大きな部分で十分な精度の輪郭線を得ようとすれ
ば、曲率の小さな部分で必要以上に測定点が増加し、測
定作業に手間取ってしまうこととなる。反対にx座標値
やy座標値の刻み値を大きくすると、曲率の小さな部分
では、隣接する測定点同士の間で加工品や成型品の形状
を精度よく検証することができなくなってしまう。2つ
の測定点の間で形状に大きな歪みが生じていても、そう
いった歪みは測定されることができないからである。
【0006】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、測定点の数を減少させながらも精度よく加工品や成
型品といった三次元物体の形状を測定することができる
三次元測定機の制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、そういった三次元測定機の制御方法に
従って取得される実測データに基づき、三次元物体の形
状誤差を簡単に確認することができる形状検証方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明によれば、三次元物体の形状を規定するポ
リゴンデータを取得する工程と、ポリゴンデータに基づ
き構築されるポリゴンの頂点を通過するアプローチベク
トルを設定する工程と、アプローチベクトルが交差する
三次元物体表面の三次元座標値を取得させる工程とを備
えることを特徴とする三次元測定機の制御方法が提供さ
れる。
【0008】一般に、加工品や成型品といった三次元物
体の形状を検証する際には、CAD(コンピュータ支援
設計)システムによって作成される設計データが用いら
れることが多い。こうしたCADシステムでは、設計デ
ータの表現形式に拘わらず、ディスプレイの画面上に三
次元物体を表示するにあたっていわゆるポリゴンデータ
が用いられる。このポリゴンデータでは、三次元物体の
表面(特に曲面)は、ポリゴンすなわち多角形平面(例
えば三角形平面)の組み合わせによって近似される。こ
のとき、ポリゴンの各頂点には三次元物体の表面に関す
る正確な三次元座標値が与えられ、しかも、ポリゴンの
各辺と三次元物体表面との間に生じる乖離は所定の許容
範囲(tolerance)に収められる。こうした許
容範囲によれば、曲率の大きな表面や形状変化率の小さ
い表面では大きなポリゴンが設定されることができ、反
対に曲率の小さな表面や形状変化率の大きい表面では小
さなポリゴンが設定されることができる。したがって、
こうしたポリゴンの頂点で三次元座標値の測定が実施さ
れれば、指定された許容範囲すなわち精度に見合った間
隔で三次元物体表面の三次元座標値が取得されることが
できる。その結果、実測される三次元物体表面の精度が
必要以上に落とされることなく、測定点の数はできる限
り絞り込まれることとなる。
【0009】ポリゴンデータは、例えばベジエ曲面やN
URBS曲面、その他の表現方法によって表現される設
計データに基づいて作成されればよい。一般に、CAD
システムでは、そういった設計データから変換されたポ
リゴンデータが任意の記録媒体や伝送経路に向けて吐き
出されることができる。
【0010】こうした三次元測定機の制御方法は、例え
ば接触プローブを用いた接触式の三次元測定機に適用さ
れてもよく、非接触式の三次元測定機に適用されてもよ
い。そういった接触式の三次元測定機に適用される場合
には、三次元測定機の制御方法は、三次元物体表面の三
次元座標値を取得させるにあたって、アプローチベクト
ルに沿って接触プローブを移動させればよい。例えば光
や音波などを用いた非接触式の三次元測定機に適用され
る場合には、この制御方法は、アプローチベクトルに沿
って光や音波を照射させればよい。
【0011】また、第2発明によれば、三次元物体の形
状を規定するポリゴンデータを取得する工程と、ポリゴ
ンデータに基づき構築されるポリゴンの頂点を通過する
アプローチベクトルを設定する工程と、三次元測定機を
用いて、アプローチベクトルが交差する三次元物体表面
の三次元座標値を取得させる工程と、ポリゴンの頂点を
特定する基準座標値および三次元物体表面の三次元座標
値の間でアプローチベクトルに沿った誤差寸法を特定す
る誤差データを取得する工程とを備えることを特徴とす
る三次元測定機を用いた形状検証方法が提供される。
【0012】一般に、ポリゴンデータでは、各ポリゴン
の頂点には正確な三次元座標値が与えられる。したがっ
て、アプローチベクトルに沿ってポリゴンの頂点と三次
元物体表面とが相互に比較されれば、それらの間では正
確な誤差寸法が導き出されることが保証される。こうし
た形状検証方法は、前述の制御方法と同様に、例えば接
触プローブを用いた接触式の三次元測定機に適用されて
もよく、非接触式の三次元測定機に適用されてもよい。
【0013】前記ポリゴンデータに基づき画面上に三次
元物体を描き出すにあたって、形状検証方法は、前記誤
差寸法の大きさに応じて三次元物体の表面を色分けする
工程をさらに備えてもよい。こうした色分けによれば、
三次元物体のどの位置でどの程度の寸法誤差が存在する
のかが一目で確認されることができる。色分けにあたっ
ては、例えば、誤差寸法の大きさに応じて変化するグラ
デーションが用いられればよい。
【0014】さらに、ポリゴンデータに基づき画面上に
三次元物体を描き出すにあたって、形状検証方法は、前
述のように取得された三次元物体表面の三次元座標値で
ポリゴンの頂点の位置を特定し直す工程と、特定し直さ
れた頂点の位置に基づきポリゴンを構築し直す工程とを
備えてもよい。こうして構築し直されたポリゴンによれ
ば、実測された三次元物体そのものがポリゴンデータに
よって表現されることができる。こうした形状検証方法
は、構築し直された前記ポリゴンに基づき、実測された
三次元物体を画面上に描き出す工程をさらに備えてもよ
い。
【0015】以上のような制御方法や形状検証方法は、
例えばコンピュータによって処理されるソフトウェアプ
ログラムに従って実現されてもよい。こういったソフト
ウェアプログラムは、例えばFD(フロッピーディス
ク)といった磁気記録媒体、CD(コンパクトディス
ク)やDVD(デジタルビデオディスク)といった光学
記録媒体、いわゆるMOといった光磁気記録媒体のほ
か、搬送可能な任意の記録媒体を通じてコンピュータに
取り込まれればよい。ただし、ソフトウェアプログラム
はネットワークなどを通じてコンピュータに取り込まれ
てもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の一実施形態を説明する。
【0017】図1はいわゆる三次元測定機を用いた形状
検証システムの全体構成を概略的に示す。この形状検証
システム10は、加工品や成型品といった三次元物体の
設計データすなわち形状データに基づき三次元物体の理
想形状を認識するエンジニアリングワークステーション
(EWS)11を備える。EWS11は、例えばCAD
(コンピュータ支援設計)システム12からいわゆるポ
リゴンデータを取得する。このポリゴンデータによれ
ば、離散的な三次元座標点の集合に基づき三次元物体の
表面形状が表現される。ポリゴンデータでは、ポリゴン
(多角形)の各頂点の三次元座標値と、頂点同士の接続
関係とが記述されることとなる。三次元CG(コンピュ
ータグラフィックス)の技術を用いれば、こうしたポリ
ゴンデータから滑らかな曲線や曲面を備える三次元物体
をディスプレイ画面上に描き出すことが可能となる。
【0018】CADシステム12は、例えば大容量記憶
装置に構築された製品データベースから形状データを取
得し、取得した形状データをポリゴンデータに変換する
ことができる。形状データには、例えばベジエ曲面やN
URBS曲面といったパラメトリック曲面が用いられる
表現形式が採用されればよい。CADシステム12は、
任意の記録媒体や伝送(通信)経路に、変換で得られた
ポリゴンデータを吐き出すことができる。
【0019】EWS11には形状測定システム13が接
続される。EWS11は、形状測定システム13で取得
される三次元物体の実測データに基づき三次元物体の実
形状を認識する。形状データに基づく三次元物体の理想
形状と、実測データに基づく三次元物体の実形状とが相
互に比較される結果、三次元物体の形状精度は検証され
る。
【0020】形状測定システム13は、接触プローブ1
4を用いて三次元物体の形状を測定する三次元測定機1
5と、この三次元測定機15の動作を制御するパーソナ
ルコンピュータ(PC)16とを備える。三次元測定機
15は、周知のとおり、例えば物体座標系xyzのy軸
に沿って移動するゲートフレーム17と、物体座標系x
yzのx軸に沿ってゲートフレーム17上を移動する移
動部材18とを備える。接触プローブ14は物体座標系
xyzのz軸に沿って移動部材18上を移動することが
できる。こうした三次元測定機15では、接触プローブ
14の球形先端が三次元物体に接触した時点で、ゲート
フレーム17のy軸方向位置、移動部材18のx軸方向
位置および接触プローブ14のz軸方向位置が特定され
る。その結果、接触プローブ14と三次元物体との間に
確立される接触点すなわち三次元物体表面の三次元座標
値が得られることとなる。
【0021】EWS11は、例えば図2に示されるよう
に、CADシステム12から取り込まれるポリゴンデー
タを取得するポリゴンデータ取得回路21を備える。ポ
リゴンデータ取得回路21では、例えば、ポリゴンデー
タに基づき構築されるポリゴンの頂点の三次元座標値す
なわち基準座標値(x,y,z)が取り込まれる。ただ
し、ポリゴンデータ取得回路21では、ベジエ曲面やN
URBS曲面で表現された形状データに基づきポリゴン
データが新たに作成されてもよい。この場合には、形状
データは、CADシステム12に組み込まれる製品デー
タベースからポリゴンデータ取得回路21に直接に取り
込まれればよい。
【0022】アプローチベクトル設定回路22は、ポリ
ゴンの頂点すなわち基準座標値(x,y,z)を通過す
るアプローチベクトルを設定する。アプローチベクトル
には、例えば三次元物体表面の法線方向に特定される単
位ベクトル(i,j,k)が用いられればよい。測定順
番設定回路23は、後述するように、決められた基準に
従ってポリゴンの頂点に順番を付与する。こうしてポリ
ゴンの頂点ごとに特定された基準座標値(x,y,
z)、アプローチベクトル(i,j,k)および順番N
OはPC16に送り込まれる。
【0023】PC16の移動経路設定回路25は、受け
取った基準座標値(x,y,z)、アプローチベクトル
(i,j,k)および順番NOに基づき接触プローブ1
4の移動経路を決定する。三次元測定機15は、決定さ
れた移動経路に沿って接触プローブ14を移動させなが
ら三次元物体表面の三次元座標値(u,v,w)を取得
していく。PC16の結果出力回路26は、三次元測定
機15で取得された三次元座標値(u,v,w)すなわ
ち実測データをEWS11に送り込む。実測データを送
り込むにあたって、結果出力回路26は、ポリゴンの頂
点を特定する基準座標値(x,y,z)と、実測された
三次元物体表面の三次元座標値(u,v,w)との間で
アプローチベクトルに沿った誤差寸法eを算出すること
ができる。
【0024】ポリゴン再構築回路28は、実測された三
次元物体表面の三次元座標値(u,v,w)に基づきポ
リゴンを再構築する。こうして再構築されたポリゴンに
よれば、三次元物体の実形状は表現されることとなる。
描画回路29は、後述するように、再構築されたポリゴ
ンを用いてディスプレイ30の画面に三次元物体の二次
元像を描き出す。
【0025】いま、例えば図3に示されるように、車体
ボディの外板31の形状精度を検証する場面を想定す
る。EWS11に外板31のポリゴンデータが送り込ま
れると、ポリゴンデータ取得回路21は、ポリゴンの頂
点を特定する基準座標値(x,y,z)を取り込む。た
だし、基準座標値(x,y,z)は、三次元測定機15
に設定された物体座標系xyzに従って特定されるもの
とする。外板31は、こうした基準座標値(x,y,
z)を考慮しつつ三次元測定機15のテーブルに位置決
めされる。
【0026】ポリゴンデータ取得回路21は、ポリゴン
データで特定されるポリゴンをそのまま利用する必要は
必ずしもない。例えば、ポリゴンデータ取得回路21
は、ポリゴンデータで表現される三次元物体表面に対し
てポリゴンを新たに構築し、構築されたポリゴンに基づ
き基準座標値(x,y,z)を設定してもよい。図4に
示されるように、ポリゴンの大きさや頂点32同士の間
隔は、ポリゴンの辺33と三次元物体表面34との間に
確立される許容差(tolerance)tに基づき設
定されるからである。EWS11では、入力回路(図示
せず)を通じて入力される作業者の指定に基づき予めポ
リゴンデータ取得回路21内にポリゴンの許容差tが指
定されていればよい。
【0027】こうして基準座標値(x,y,z)が取得
されると、アプローチベクトル設定回路22はアプロー
チベクトル(i,j,k)を設定する。これら基準座標
値(x,y,z)およびアプローチベクトル(i,j,
k)によれば、例えばロボット工学に基づく運動学方程
式などに従って、接触プローブ14の移動に必要な三次
元測定機15の制御量、すなわち、ゲートフレーム17
のy軸方向移動量、移動部材18のx軸方向移動量およ
び接触プローブ14のz軸方向移動量は特定されること
が可能となる。
【0028】同時に、測定順番設定回路23では、基準
座標値(x,y,z)が特定されたポリゴンの頂点に順
番が付与される。順番の付与は、例えば図5に示される
ように、外板31すなわち三次元物体に投影される格子
41が用いられる。この格子41では、いわゆる一筆書
きの順路42a、42bに従って各升目に優先順位が付
与される。優先順位の高い升目に含まれるポリゴンの頂
点から優先的に順番が付与される。こうした優先順位に
よれば、接触プローブ14は同じ升目を2度以上通過す
ることはなくなる。
【0029】EWS11は、ポリゴンの頂点ごとに特定
された基準座標値(x,y,z)、アプローチベクトル
(i,j,k)および順番NOを少なくとも含むデータ
ファイルを形状測定システム13のPC16に引き渡
す。データファイルには、外板31の識別情報といった
付加的な情報が含まれてもよい。移動経路設定回路25
では、受け取った基準座標値(x,y,z)、アプロー
チベクトル(i,j,k)および順番NOに基づき接触
プローブ14の移動経路が設定される。設定された移動
経路45によれば、例えば図6に示されるように、各ア
プローチベクトル(i,j,k)に沿って基準点(x,
y,z)から所定のエアカット量cで引き下がった測定
点46a〜46d同士が結ばれる。こうした移動経路4
5は、例えば図7に示されるように、各ポリゴンの辺を
利用して設定されてもよい。こうした場合には、格子4
1の升目に設定された優先順位が遵守されている限り、
移動経路は、例えば1測定点54から次の測定点55に
移動するにあたって1度通過した測定点53を経由して
もかまわない。
【0030】こうして設定された移動経路45によれ
ば、外板31すなわち三次元物体の理想形状を表現する
ポリゴンの各頂点すなわち基準点(x,y,z)ごとに
三次元測定機15の測定点は設定される。隣接する基準
点(x,y,z)同士を結ぶ直線と、三次元物体表面の
理想曲面との間には許容差tを超えた乖離は生じないこ
とから、測定点同士の間では必ず比較的高い精度の三次
元物体表面の理想形状が保証されることができる。しか
も、こうした許容差tが確保される結果、曲率の大きな
表面や形状変化率の小さい表面では測定点同士の間隔は
広げられることができると同時に、曲率の小さな表面や
形状変化率の大きい表面では測定点同士の間隔は狭めら
れることができる。したがって、指定された精度に見合
った間隔で測定点は設定されることができる。実測され
る三次元物体表面の精度が必要以上に落とされることな
く、測定点の数はできる限り絞り込まれることができ
る。
【0031】PC16から指令を受け取った三次元測定
機15は、例えば図8に示されるように、設定された移
動経路45に沿って接触プローブ14を移動させる。接
触プローブ14が測定点46aに達すると、三次元測定
機15は、アプローチベクトル(i,j,k)に沿って
接触プローブ14を前進させる。接触プローブ14が外
板31の表面すなわち三次元物体表面に接触した時点で
三次元測定機15は三次元座標値(u,v,w)を特定
する。その結果、各測定点では、アプローチベクトル
(i,j,k)が交差する三次元物体表面の三次元座標
値(u,v,w)が取得される。
【0032】各測定点で取得された三次元座標値(u,
v,w)はPC16に引き渡される。結果出力回路26
は、前述の基準座標値(x,y,z)、アプローチベク
トル(i,j,k)および順番NOに加え、実測された
三次元座標値(u,v,w)や誤差データをデータファ
イルに書き込む。誤差データによれば、例えば図8から
明らかなように、基準座標値(x,y,z)および三次
元座標値(u,v,w)の間でアプローチベクトル
(i,j,k)に沿った誤差寸法eが特定される。こう
して作成されたデータファイルはEWS11に引き渡さ
れる。
【0033】EWS11のポリゴン再構築回路28は、
受け取ったデータファイルと、CADシステム12から
取り込むポリゴンデータとに基づき、外板31の表面形
状を特定するポリゴンを再構築する。この再構築にあた
って、ポリゴン再構築回路28は例えばポリゴンデータ
テーブルを用いればよい。例えば図9(a)に示される
ように、ポリゴンデータによって6つのポリゴン61〜
66が特定されると、形状データに基づくポリゴンデー
タテーブルには、例えば、
【表1】 に従って頂点71〜77同士の接続関係が記述され、
【表2】 に従って各頂点71〜77の基準座標値(x,y,z)
が記述される。したがって、以下のように、実測された
三次元座標値(u,v,w)を用いて、ポリゴンデータ
テーブルに書き込まれた基準座標値(x,y,z)が上
書きされると、
【表3】 例えば図9(b)に示されるように、各頂点71〜77
の位置は実測された三次元座標値(u,v,w)に修正
されることとなる。
【0034】描画回路29は、再構築されたポリゴンを
用いてディスプレイ30の画面に外板31の二次元像を
描き出す。その結果、ディスプレイ30の画面には、実
形状を反映した外板31の二次元像が描き出されること
となる。
【0035】ここで、描画回路30は、ポリゴンの頂点
ごとに特定される誤差寸法eの大きさに応じて外板31
の表面を色分けしてもよい。こうした色分けは、例えば
理想形状に対する実形状の誤差の方向や大きさに応じた
グラデーションが用いられればよい。こうした表示によ
れば、外板31のどの位置でどの方向にどの程度の寸法
誤差eが存在するのかが一目で観察されることができ
る。しかも、そういった誤差は各頂点の基準座標値
(x,y,z)を基準に算出されることから、正確な誤
差測定が実現されることとなる。
【0036】加えて、描画回路30は、既存のCG技術
を用いて、外板31の表面に対してハイライトを描き出
してもよい。こうしたハイライトによれば、ディスプレ
イ30の画面上で再現される光の反射具合に応じて外板
31の形状精度が検証されることができる。
【0037】EWS11は、例えば中央演算処理装置
(CPU)でコンピュータソフトウェアを実行させるこ
とによって本発明に係る形状検証方法を実現してもよ
い。コンピュータソフトウェアは、図10に示されるよ
うに、例えばFD(フロッピーディスク)といった磁気
記録媒体81や、CD(コンパクトディスク)およびD
VD(デジタルビデオディスク)といった光記録媒体8
2、MOといった光磁気記録媒体ほか、搬送可能な任意
の記録媒体によってEWS11に取り込まれればよい。
ただし、コンピュータソフトウェアはネットワーク(図
示せず)などを通じてEWS11に取り込まれてもよ
い。
【0038】なお、以上のようにEWS11とPC16
とで個別に演算処理は実現されることができるだけでな
く、両者の演算処理は1つのコンピュータで実現されて
もよい。また、本発明に係る形状検証方法は、以上のよ
うな接触式の三次元測定機15に適用されることができ
るだけでなく、非接触式の三次元測定機に適用されても
よい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加工品や
成型品といった三次元物体の形状を検証するにあたっ
て、測定点の数を減少させながらも精度よく三次元物体
の形状を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る形状検証システムの全体構成を
概略的に示す模式図である。
【図2】 形状検証システムの概念を概略的に示すブロ
ック図である。
【図3】 ポリゴンで表現される車体ボディの外板を示
す模式図である。
【図4】 ポリゴンと三次元物体表面との関係を示す模
式図である。
【図5】 升目ごとに優先順位が付与された格子を示す
模式図である。
【図6】 三次元物体の1断面に沿って接触プローブの
移動経路を示す概略図である。
【図7】 三次元物体の表面に沿って接触プローブの移
動経路を示す概略図である。
【図8】 接触プローブの動きを概略的に示す模式図で
ある。
【図9】 再構築されたポリゴンを示す概略図である。
【図10】 他の具体例に係る形状検証システムの全体
構成を概略的に示す模式図である。
【符号の説明】
10 形状検証システム、11 形状検証方法を実現す
るエンジニアリングワークステーション(EWS)、1
4 接触プローブ、15 三次元測定機、31三次元物
体としての外板、61〜66 ポリゴン、71〜77
ポリゴンの頂点、81 磁気記録媒体、82 光記録媒
体、e 誤差寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F062 AA04 AA51 CC27 EE01 EE62 FF05 FF27 FF28 HH01 HH13 HH27 JJ00 2F069 AA04 AA66 DD15 DD19 GG01 GG52 GG62 GG72 HH01 JJ08 JJ27 LL02 LL13 NN08 QQ05 QQ12

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元物体の形状を規定するポリゴンデ
    ータを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築さ
    れるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを設
    定する工程と、アプローチベクトルが交差する三次元物
    体表面の三次元座標値を取得させる工程とを備えること
    を特徴とする三次元測定機の制御方法。
  2. 【請求項2】 三次元物体の形状を規定するポリゴンデ
    ータを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築さ
    れるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを設
    定する工程と、アプローチベクトルに沿って接触プロー
    ブを移動させ、三次元物体表面の三次元座標値を取得さ
    せる工程とを備えることを特徴とする三次元測定機の制
    御方法。
  3. 【請求項3】 三次元物体の形状を規定するポリゴンデ
    ータを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築さ
    れるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを設
    定する工程と、三次元測定機を用いて、アプローチベク
    トルが交差する三次元物体表面の三次元座標値を取得さ
    せる工程と、ポリゴンの頂点を特定する基準座標値およ
    び三次元物体表面の三次元座標値の間でアプローチベク
    トルに沿った誤差寸法を特定する誤差データを取得する
    工程とを備えることを特徴とする三次元測定機を用いた
    形状検証方法。
  4. 【請求項4】 三次元物体の形状を規定するポリゴンデ
    ータを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築さ
    れるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを設
    定する工程と、アプローチベクトルに沿って三次元測定
    機の接触プローブを移動させ、三次元物体表面の三次元
    座標値を取得させる工程と、ポリゴンの頂点を特定する
    基準座標値および三次元物体表面の三次元座標値の間で
    アプローチベクトルに沿った誤差寸法を特定する誤差デ
    ータを取得する工程とを備えることを特徴とする三次元
    測定機を用いた形状検証方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の形状検証方法
    において、前記ポリゴンデータに基づき画面上に三次元
    物体を描き出すにあたって、前記誤差寸法の大きさに応
    じて三次元物体の表面を色分けする工程をさらに備える
    ことを特徴とする形状検証方法。
  6. 【請求項6】 三次元物体の形状を規定するポリゴンデ
    ータを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築さ
    れるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを設
    定する工程と、三次元測定機を用いて、アプローチベク
    トルが交差する三次元物体表面の三次元座標値を取得さ
    せる工程と、取得された三次元物体表面の三次元座標値
    でポリゴンの頂点の位置を特定し直す工程と、特定し直
    された頂点の位置に基づきポリゴンを構築し直す工程と
    を備えることを特徴とする三次元測定機を用いた形状検
    証方法。
  7. 【請求項7】 三次元物体の形状を規定するポリゴンデ
    ータを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築さ
    れるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを設
    定する工程と、アプローチベクトルに沿って三次元測定
    機の接触プローブを移動させ、三次元物体表面の三次元
    座標値を取得させる工程と、取得された三次元物体表面
    の三次元座標値でポリゴンの頂点の位置を特定し直す工
    程と、特定し直された頂点の位置に基づきポリゴンを構
    築し直す工程とを備えることを特徴とする三次元測定機
    を用いた形状検証方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の形状検証方法
    において、構築し直された前記ポリゴンに基づき、実測
    された三次元物体を画面上に描き出す工程をさらに備え
    ることを特徴とする形状検証方法。
  9. 【請求項9】 三次元物体の形状を規定するポリゴンデ
    ータを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築さ
    れるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを設
    定する工程と、アプローチベクトルが交差する三次元物
    体表面の三次元座標値を取得させる工程とをコンピュー
    タに実行させることを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 三次元物体の形状を規定するポリゴン
    データを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築
    されるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを
    設定する工程と、アプローチベクトルに沿って接触プロ
    ーブを移動させ、三次元物体表面の三次元座標値を取得
    させる工程とをコンピュータに実行させることを特徴と
    する記録媒体。
  11. 【請求項11】 三次元物体の形状を規定するポリゴン
    データを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築
    されるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを
    設定する工程と、三次元測定機を用いて、アプローチベ
    クトルが交差する三次元物体表面の三次元座標値を取得
    させる工程と、ポリゴンの頂点を特定する基準座標値お
    よび三次元物体表面の三次元座標値の間でアプローチベ
    クトルに沿った誤差寸法を特定する誤差データを取得す
    る工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする
    記録媒体。
  12. 【請求項12】 三次元物体の形状を規定するポリゴン
    データを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築
    されるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを
    設定する工程と、アプローチベクトルに沿って三次元測
    定機の接触プローブを移動させ、三次元物体表面の三次
    元座標値を取得させる工程と、ポリゴンの頂点を特定す
    る基準座標値および三次元物体表面の三次元座標値の間
    でアプローチベクトルに沿った誤差寸法を特定する誤差
    データを取得する工程とをコンピュータに実行させるこ
    とを特徴とする記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の記録媒
    体において、前記ポリゴンデータに基づき画面上に三次
    元物体を描き出すにあたって、前記誤差寸法の大きさに
    応じて三次元物体の表面を色分けする工程をさらにコン
    ピュータに実行させることを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 三次元物体の形状を規定するポリゴン
    データを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築
    されるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを
    設定する工程と、三次元測定機を用いて、アプローチベ
    クトルが交差する三次元物体表面の三次元座標値を取得
    させる工程と、取得された三次元物体表面の三次元座標
    値でポリゴンの頂点の位置を特定し直す工程と、特定し
    直された頂点の位置に基づきポリゴンを構築し直す工程
    とをコンピュータに実行させることを特徴とする記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 三次元物体の形状を規定するポリゴン
    データを取得する工程と、ポリゴンデータに基づき構築
    されるポリゴンの頂点を通過するアプローチベクトルを
    設定する工程と、アプローチベクトルに沿って三次元測
    定機の接触プローブを移動させ、三次元物体表面の三次
    元座標値を取得させる工程と、取得された三次元物体表
    面の三次元座標値でポリゴンの頂点の位置を特定し直す
    工程と、特定し直された頂点の位置に基づきポリゴンを
    構築し直す工程とをコンピュータに実行させることを特
    徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の記録媒
    体において、構築し直された前記ポリゴンに基づき、実
    測された三次元物体を画面上に描き出す工程をさらにコ
    ンピュータに実行させることを特徴とする記録媒体。
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