JP2000303244A - ヘルメットの内装体取付具 - Google Patents

ヘルメットの内装体取付具

Info

Publication number
JP2000303244A
JP2000303244A JP11115827A JP11582799A JP2000303244A JP 2000303244 A JP2000303244 A JP 2000303244A JP 11115827 A JP11115827 A JP 11115827A JP 11582799 A JP11582799 A JP 11582799A JP 2000303244 A JP2000303244 A JP 2000303244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
mounting
fitting hole
fitting
mounting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11115827A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Endo
修司 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanizawa Seisakusho Ltd
Original Assignee
Tanizawa Seisakusho Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanizawa Seisakusho Ltd filed Critical Tanizawa Seisakusho Ltd
Priority to JP11115827A priority Critical patent/JP2000303244A/ja
Publication of JP2000303244A publication Critical patent/JP2000303244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】内装体を確実かつ安定して取り付けできるだけ
でなく、組み付け作業を合理化することができ、また、
着用者の転倒等の事故の際にも頭部を負傷等から保護す
ることができるヘルメットの内装体取付具を提供する。 【解決手段】ハンモック1の先端部に設けられた取付部
材2の帽体側表面の嵌合孔3の周囲に複数の突起6を突
設する。嵌合孔3を挿入孔3aと連通孔3bと掛止孔3
cにより構成して、取付部材2の鋲頭側の連通孔3b両
側に係止爪4を突設する。取付部材2の鋲頭側の嵌合孔
3の周囲に盛上ガード部5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ヘルメットの内装
体取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ヘルメットは、帽体の内面に衝
撃吸収ライナーを内装すると共に、その内側にハンモッ
ク、環紐およびヘッドバンドなどの着装体を装備して、
着用者の頭部を衝撃から守り、あご紐により頭部に固定
するように構成されている。そして、上記ハンモックを
取付鋲により帽体に取り付けるタイプものがある。すな
わち、図4に示すように、帽体の内側のハンモック取り
付け位置に取付鋲を設け、これにハンモックの先端部に
設けられた取付部材の嵌合孔を嵌合するようになってい
る。
【0003】上記従来の組み付けは、部品同士の嵌合の
硬さだけに頼っているために、組立後にハンモックの嵌
合部が外れる不具合が発生していた。また、図5に示す
ように、あご紐掛具の有無によって、取付鋲の長さやハ
ンモック取付部材の厚みを調整したり、ワッシャー等の
調整部品を使用して、組立時にガタつきを防止してい
た。しかし、図6に示す縫製ハンモックのような2又状
の取付具では、あご紐の有無によって取付具の方向を確
認しながら組立なければならず、組立作業が煩わしい等
の問題点もあった。さらに、取付鋲の頭部がハンモック
取付部材から内側に突出しているため、転倒等の事故が
あった場合、着用者の頭部を負傷させる恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、内装体を確実かつ安定して取り付けできる
だけでなく、組み付け作業を合理化することができ、ま
た、着用者の転倒等の事故の際にも頭部を負傷等から保
護することができるヘルメットの内装体取付具を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヘルメットの内
装体取付具は、ハンモック等の内装体の先端部に設けら
れた取付部材に嵌合孔を開設して、該嵌合孔を帽体の周
縁内側に設けられた取付鋲に掛け止めるようにしたヘル
メットの内装体取付具において、上記取付部材の帽体側
表面の上記嵌合孔の周囲に複数の突起を突設したことを
特徴とする。また、嵌合孔を挿入孔と連通孔と掛止孔に
より構成して、上記取付部材の鋲頭側の連通孔両側に係
止爪を突設したことも特徴とする。さらに、上記取付部
材の鋲頭側の嵌合孔の周囲に盛上ガード部を形成したこ
とも特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。図1において、1は合成
樹脂等により成形されたハンモックであって、その先端
部に扁平楕円状の取付部材2が一体的に形成されてい
る。図2からも明らかなように、該取付部材2内にはひ
ょうたん型の嵌合孔3が開設されている。該嵌合孔3
は、挿入孔3aと連通孔3bと掛止孔3cから成る。該
挿入孔3aは鋲の頭部が挿入可能な大きさを有し、掛止
孔3cは鋲頭が抜けないで係止する大きさを有する。連
通孔3bは鋲を挿入孔3aから掛止孔3cに案内し易い
ように、掛止孔3cに向けて狭くなるようなテーパーが
付けられている。
【0007】図1(A)および図2(A)に示すよう
に、上記嵌合孔3の表側、すなわち鋲頭側の周囲は、鋲
頭の裏面が摺接できるように長円状平面3′となってい
る。該長円状平面3′上であって上記連通孔3bの両側
には、係止爪4が突設されている。図2(B)から明ら
かなように、該係止爪4は、断面三角形状に形成されて
いて、上記挿入孔3a側の傾斜が緩く、掛止孔3c側の
傾斜が急(直角でもよい)になっており、掛止孔3c側
の掛止位置にある鋲の頭部が挿入孔3a側に移動して抜
け難いようにしている。
【0008】上記嵌合孔3の周囲、正確には上記長円状
平面3′の周囲は高くなった盛上ガード部5が形成され
ていて、内側に位置する鋲頭を取り囲んでいる。本実施
例の盛上ガード部5は、嵌合孔3を取り囲む長円又は楕
円状に形成されているが、掛止孔3c取り囲む略半円状
が特に高くなっている。また、図1(B)および図2
(B)(C)から明らかなように、上記盛上ガード部5
の裏側には、環状溝5aが形成されていて、該盛上ガー
ド部5に弾力性を持たせている。5bは補強用のリブで
ある。なお、該環状溝5aは省略してもよい。
【0009】図1(B)および図2(C)に示すよう
に、上記取付部材2の裏面、すなわち帽体の内面に接触
する側には、突起6が一体的に突設されている。該突起
6は、あご紐掛具の厚さと同じ寸法の高さとなってお
り、また、上記掛止孔3cを中心としてその周囲の離れ
た位置に均等に複数箇所(3箇所が好ましい)配置され
る。
【0010】本実施例の内装体取付具は、以上のように
構成されているので、図3に示すように、この嵌合孔3
の挿入孔3aから取付鋲の鋲頭を挿入し、挿入した取付
鋲を連通孔3bを通じて嵌合孔3cに移動させて掛け止
める。この際、上記突起6により取付具が取付鋲に弾性
的に掛け止められるので、あご紐掛具の有無にかかわら
ず確実かつ安定した取付状態を確保できるだけでなく、
ワッシャーも省くことができる。
【0011】また、上記係止爪4を設けることにより、
嵌合孔3cで掛け止められている鋲頭が係止されて外れ
難くなっている。さらに、盛上ガード部5により鋲頭を
囲んでガードするようになっているため、転倒等による
頭部の負傷等の事故を防止することができる。
【0012】
【発明の効果】1)取付部材の帽体側表面の上記嵌合孔
の周囲に複数の突起を突設したので、あご紐掛具の有無
にかかわらず確実かつ安定した取付状態を確保できるだ
けでなく、ワッシャーも省くことができ、組み付け作業
を合理化することができる。 2)嵌合孔を挿入孔と連通孔と掛止孔により構成して、
上記取付部材の鋲頭側の連通孔両側に係止爪を突設した
ので、取付部材が取付鋲から外れ難くなり、安定して取
り付けることが出来る。 3)取付部材の鋲頭側の嵌合孔の周囲に盛上ガード部を
形成したので、取付部材に衝撃を吸収させる機能を持た
せることができ、取付鋲の頭部を取り囲んで、転倒等の
事故があった場合などに着用者の頭部を負傷等から保護
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内装体取付具の一実施例を示す構成説
明図である。
【図2】図1の内装体取付具の表側図(A)、(A)の
イ−イ断面図(B)および裏側図である。
【図3】図1の内装体取付具を帽体に取り付けた状態の
断面図である。
【図4】従来の内装体取付具を示す説明図である。
【図5】従来の内装体取付具の取付状態の断面図であ
る。
【図6】従来の縫製ハンモックを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハンモック 2 取付部材 3 嵌合孔 3a 挿入孔 3b 連通孔 3c 掛止孔 3′ 長円状平面 4 係止爪 5 盛上ガード部 5a 環状溝 5b リブ 6 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンモック等の内装体の先端部に設けら
    れた取付部材に嵌合孔を開設して、該嵌合孔を帽体の周
    縁内側に設けられた取付鋲に掛け止めるようにしたヘル
    メットの内装体取付具において、上記取付部材の帽体側
    表面の上記嵌合孔の周囲に複数の突起を突設したことを
    特徴とするヘルメットの内装体取付具。
  2. 【請求項2】 ハンモック等の内装体の先端部に設けら
    れた取付部材に嵌合孔を開設して、該嵌合孔を帽体の周
    縁内側に設けられた取付鋲に掛け止めるようにしたヘル
    メットの内装体取付具において、上記嵌合孔を挿入孔と
    連通孔と掛止孔により構成して、上記取付部材の鋲頭側
    の連通孔両側に係止爪を突設したことを特徴とするヘル
    メットの内装体取付具。
  3. 【請求項3】 ハンモック等の内装体の先端部に設けら
    れた取付部材に嵌合孔を開設して、該嵌合孔を帽体の周
    縁内側に設けられた取付鋲に掛け止めるようにしたヘル
    メットの内装体取付具において、上記取付部材の鋲頭側
    の嵌合孔の周囲に盛上ガード部を形成したことを特徴と
    するヘルメットの内装体取付具。
JP11115827A 1999-04-23 1999-04-23 ヘルメットの内装体取付具 Pending JP2000303244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11115827A JP2000303244A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 ヘルメットの内装体取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11115827A JP2000303244A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 ヘルメットの内装体取付具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000303244A true JP2000303244A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14672111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11115827A Pending JP2000303244A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 ヘルメットの内装体取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000303244A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544900A (ja) * 2005-06-29 2008-12-11 ヴァレオ システム デシュヤージュ ボディシェルに対するワイパ装置駆動機構の固定手段
JP2009013549A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Tanizawa Seisakusho Ltd ヘルメットのハンモック掛具
WO2016130633A3 (en) * 2015-02-12 2016-11-03 Skydex Technologies, Inc. Hard shell fastening device
WO2017212767A1 (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 株式会社Shoei レンズ体の取付機構

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544900A (ja) * 2005-06-29 2008-12-11 ヴァレオ システム デシュヤージュ ボディシェルに対するワイパ装置駆動機構の固定手段
JP2009013549A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Tanizawa Seisakusho Ltd ヘルメットのハンモック掛具
WO2016130633A3 (en) * 2015-02-12 2016-11-03 Skydex Technologies, Inc. Hard shell fastening device
WO2017212767A1 (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 株式会社Shoei レンズ体の取付機構
US10772374B2 (en) 2016-06-08 2020-09-15 Shoei Co., Ltd. Lens unit attachment mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7077449B2 (en) Mounting structure of a vehicle interior part
EP0279020B1 (en) Helmet
US20070193006A1 (en) One-way safety locking buckles
EP0638253B1 (en) Helmet
SK50993A3 (en) Protective headgear and detachable face protector
US20150040299A1 (en) Protective Helmet and Screen
EA025013B1 (ru) Защитный шлем
JP2000303244A (ja) ヘルメットの内装体取付具
JP3269941B2 (ja) ナス環
US11464272B2 (en) Attachment features for batting helmets
USRE39964E1 (en) Helmet
JP3276603B2 (ja) ヘッドバンド
KR20190004077A (ko) 밴드홀더
JPH0734904Y2 (ja) ヘルメット
JP2968527B1 (ja) ヘルメットにおけるハンモック係止装置
JP2002161426A (ja) ヘルメット
JP2839238B2 (ja) 乗車用、保安用兼用ヘルメット
JP2003155619A (ja) ヘルメット
JPH0638094Y2 (ja) ヘルメット
EP4368051A1 (en) Shell for protective helmet and associated protective helmet
JP4753646B2 (ja) ヘルメット
KR20140063677A (ko) 헬멧
JPH0242292Y2 (ja)
JP3338925B2 (ja) 作業靴
JPH0619530Y2 (ja) ヘルメットにおける耳クッションの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090625