JP2000299730A - ナンバーディスプレイ電話機の通知情報付加装置 - Google Patents

ナンバーディスプレイ電話機の通知情報付加装置

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JP2000299730A
JP2000299730A JP10655699A JP10655699A JP2000299730A JP 2000299730 A JP2000299730 A JP 2000299730A JP 10655699 A JP10655699 A JP 10655699A JP 10655699 A JP10655699 A JP 10655699A JP 2000299730 A JP2000299730 A JP 2000299730A
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Masahito Mori
雅人 守
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤル操作の桁数を増加させることなく、
通知情報を有効に付加する。 【解決手段】 自局の番号を通知または非通知としたい
相手先の電話番号を番号登録回路14にあらかじめ登録し
ておき、電話機100 から相手局の電話番号をダイヤルす
ると、その番号が発呼番号検出回路12にて検出されて番
号検索回路16に供給される。番号検索回路16ではダイヤ
ルされた相手局の電話番号が番号登録回路14に登録され
ているか否かを検索してその結果を通知情報付加回路18
に供給する。これにより、通知情報付加回路18にて検索
結果に応動して必要であれば通知情報を発呼回路20に供
給する。この結果、発呼回路20から通知情報の付加が必
要な所望の相手局に、その通知情報を付加したダイヤル
情報にて発呼される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナンバーディスプ
レイ電話機の通知情報付加装置に係り、特に、たとえ
ば、発呼側の電話番号を着呼側に通知する発信電話番号
通知サービスに適用されるナンバーディスプレイ電話機
の通知情報付加装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、公衆電気通信網では、回線のディ
ジタル化および交換局のディジタル化が図られて、加入
者の希望に応じた各種のサービスが提供されるようにな
ってきた。このようなサービスのなかで、たとえば、発
呼側の電話番号を交換局を介して着呼側に通知して、そ
の電話機などに表示することにより、発呼側の電話番号
をその応答の前に着呼側に知らせる発信電話番号通知サ
ービス、いわゆるナンバーディスプレイサービスが知ら
れている。
【0003】この発信電話番号通知サービスには、その
契約形態により、通話毎非通知契約と回線毎非通知契約
とがあった。通話毎非通知契約は、通常のダイヤルにて
電話番号を着呼側に通知して、非通知の場合にのみ"18
4" などの非通知番号を相手局の電話番号の前に付加し
て発呼するものであった。回線毎非通知契約は、通常の
ダイヤルにて非通知として、通知とする場合のみ"186"
などの通知番号を相手局の電話番号の前に付加して発呼
するものであった。
【0004】交換局では、上記のような契約形態に基づ
いて、発呼側からのダイヤル情報に非通知番号または通
知番号が含まれるか否かを検出して、その電話番号を着
呼側に通知あるいは非通知として回線接続するものであ
った。
【0005】従来、上記のようなナンバーディスプレイ
契約の電話機では、相手側からの電話番号を受けて表示
する表示装置を備える必要があった。しかし、他の機能
は通常の電話機と同様の構成であった。したがって、上
記のような非通知番号または通知番号などの通知情報を
相手局の電話番号の前に付加して発呼する場合は、それ
ぞれ発呼者がダイヤル操作により付加して発呼するもの
であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
技術では、自局の電話番号を相手局に通知したくない場
合、あるいは通知したい場合に、発呼者が"184" あるい
は"186" 等の通知情報を相手局の電話番号の前に付加し
てダイヤルしなければならず、ダイヤル操作の桁数が増
加してその操作が面倒であるという問題があった。この
場合、桁数が増えることにより、ダイヤルの誤操作が生
じやすくなり、誤接続、いわゆる間違い電話の可能性が
高くなるなどの問題があった。特に、通話毎非通知契約
の場合には、自動的に自局の電話番号が相手に通知され
るので、誤って非通知番号を前置せずにダイヤルすると
通知したくない相手に自局の電話番号が通知されてしま
い、発信者個人情報を悪用されてしまう場合があるなど
の問題があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決して、非通知番号または通知番号を発呼者がダイヤル
操作することなく所望の相手先に自局の電話番号を非通
知あるいは通知とすることができるナンバーディスプレ
イ電話機の通知情報付加装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるナンバーデ
ィスプレイ電話機における通知情報付加装置は上述の課
題を解決するために、自局の電話番号を相手局に対して
通知するか否かを示す通知情報を付加して発呼するナン
バーディスプレイ電話機の通知情報付加装置であって、
自局の電話番号を非通知または通知としたい相手局の電
話番号をあらかじめ登録しておく登録手段と、発呼の際
に、自局にてダイヤル操作した相手局の電話番号を検出
する番号検出手段と、この番号検出手段にて検出した相
手局の電話番号が登録手段に登録されているか否かを検
索する番号検索手段と、この番号検索手段の検索結果に
基づいて、番号検出手段にて検出した相手局の電話番号
の前に自局の電話番号を非通知または通知とする所定の
通知情報を付加して発呼する発呼手段とを含むことを特
徴とする。
【0009】この場合、発呼手段は、番号検索手段の検
索の結果、ダイヤルされた相手局の電話番号が登録手段
に登録されている場合に、その電話番号の前に非通知番
号または通知番号を付加し、登録されていない場合にそ
のままの番号にて発呼するとよい。
【0010】また、発呼手段は、番号検索手段の検索の
結果、ダイヤルされた相手局の電話番号が登録手段に登
録されていない場合に、その電話番号の前に非通知番号
または通知番号を付加し、登録されている場合にそのま
まの番号にて発呼してもよい。
【0011】さらに、状況に応じて所定の事業者の識別
番号を付加する識別番号付加手段を含むとよい。この場
合、識別番号付加手段は、入力された電話番号の桁数、
市外局番および発呼の際の曜日または時間などの条件に
基づいて識別番号を付加すると有利である。
【0012】また、所定の事業者の識別番号を自動判別
して付加するLCR 機能付きの電話機からの発呼番号を受
けて所定の通知情報を付加し、番号検出手段は、電話機
からの発呼番号から識別番号を除いたオリジナルの番号
を検出し、番号検索手段はその検出結果の番号を検索
し、発呼手段は検索結果に基づいて電話機からの識別番
号を含む発呼番号に所定の通知情報を付加して発呼する
とよい。
【0013】以上の場合、自局の電話番号を相手局に対
して非通知として発呼した際に、相手局が回線接続を拒
否した場合に、その結果を検出する非接続検出手段と、
その検出結果に基づいて前記登録手段への非接続の相手
局の電話番号の登録を変更する登録変更手段とを含むと
有利である。
【0014】この場合、さらに、登録変更手段での変更
結果を表示または印字にて報知する報知手段を含むとよ
い。
【0015】一方、本発明は、自局の電話番号を相手局
に対して通知または非通知とする際に、所定の通知情報
を付加して発呼するナンバーディスプレイ電話機であっ
て、非通知番号または通知番号を含む相手先電話番号を
それらの非通知番号または通知番号を自在に変更および
削除あるいは追加可能に短縮ダイヤルあるいはワンタッ
チダイヤルとして登録する登録手段を含み、発呼の際に
所定の短縮ダイヤルあるいはワンタッチダイヤルの操作
に応動して登録手段に登録された内容を読み出して発呼
することを特徴とする。
【0016】この場合、登録手段は、非通知番号または
通知番号あるいは付加情報なしを所定のパターンにてそ
れぞれの電話番号に対して設定可能とすると有利であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるナンバーディスプレイ電話機の通知情報付加装置
の実施例を詳細に説明する。図1には、本発明によるナ
ンバーディスプレイ電話機の通知情報付加装置の第1の
実施例が示されている。本実施例の通知情報付加装置30
0 は、たとえば、電話局との間に電話非通知方法の電話
サービス契約した加入者宅の電話機100 から発呼する際
に、通常の相手局の電話番号のみのダイヤル操作にて所
望の相手局に自局の電話番号を非通知または通知とする
発呼を行う装置であり、たとえば、図2に示すように、
電話機100 と電話網200への回線との間にアダプタ状に
接続される。
【0018】詳しくは、本実施例の通知情報付加装置30
0 は、図1に示すように、ダイヤル情報入力回路10と、
発呼番号検出回路12と、番号登録回路14と、番号検索回
路16と、通知情報付加回路18と、発呼回路20とを含み、
その入力側が電話機100 に接続されて、出力側が電話網
200 への回線に接続される。
【0019】ダイヤル情報入力回路10は、電話機100 に
接続されて、そのダイヤル操作された情報を接続線110
から受けて発呼番号検出回路12または番号登録回路14に
供給する回路であり、電話機100 での所定の操作に応動
してその出力を発呼番号検出回路12または登録回路14に
選択的に切り替える選択回路を含む。たとえば、番号入
力の前に所定の符号(たとえば、"# "または"* ")ある
いは機能登録ボタンなどを含む所定の操作により登録入
力を選択して、その際の番号入力を番号登録回路14に供
給し、オフフック後に番号が入力された際に発呼操作と
してそのダイヤル信号を発呼番号検出回路12に供給す
る。
【0020】発呼番号検出回路12は、電話機100 の発呼
操作によりダイヤル情報入力回路10を介して供給される
ダイヤル信号からその番号情報を検出する検出回路であ
り、本実施例では電話機100 の設定に応じたダイヤルト
ーンまたはプッシュボタン(PB)信号の双方に適応的に
対応した信号検出回路が有利に適用される。入力したダ
イヤル信号は発呼番号検出回路12に供給され、検出され
た番号情報は順次番号検索回路16に供給される。
【0021】番号登録回路14は、複数の電話番号を追加
および削除可能に記憶する記憶回路を含み、本実施例で
は電話機100 からの所定の操作に基づいて自局の電話番
号を非通知あるいは通知としたい相手先の電話番号があ
らかじめ登録される回路である。有利には、電話機100
からのプッシュボタン信号に応答してその信号を対応の
番号に変換して記録する記録制御回路などを含む。
【0022】番号検索回路16は、発呼の際に発呼番号検
出回路12にて検出した電話番号に該当する相手局の電話
番号が番号登録回路14に登録されているか否かを検索す
る回路であり、たとえば発呼番号検出回路12にて順次検
出されるそれぞれの桁の番号を登録された電話番号のそ
れぞれの桁と比較して全桁一致する電話番号があるか否
かを検索する比較回路を含む。その検索の結果は、「登
録有り」または「登録なし」を示す、たとえば、"High"
または"Low" の出力信号の切り替えにより通知情報付加
回路18に供給される。特に本実施例の場合、通知情報を
付加するか否かを登録内容に応じてその出力信号を相互
に切り替える切替スイッチ162 を含む。具体的には切替
スイッチ162 をオフとしている際に、「登録あり」の場
合に出力に"High"となる出力信号が供給され、「登録な
し」の場合に出力に"Low" となる出力信号が供給され
る。切替スイッチ162 をオンとした場合、その逆の出力
信号が得られるように形成されている。
【0023】通知情報付加回路18は、番号検索回路16か
らの検索結果に応じた出力信号に応動して、たとえば、
入力が"High"となったときに発呼回路20に所定の通知情
報を供給する付加情報供給回路であり、本実施例では、
その契約形態により非通知番号"184" または通知番号"1
86" のいずれかを選択する選択スイッチ182 を含む。そ
の結果の通知情報は、その番号を表わすダイヤルトーン
またはPB信号にて発呼回路20に供給される。逆に入力
が"Low" となったときは通知情報の替わりに起動信号が
発呼回路20に供給される。
【0024】発呼回路20は、発呼番号検出回路12からの
相手先の電話番号に通知情報付加回路18からの番号を付
加して発呼する発呼回路であり、たとえば、発呼番号検
出回路12からのダイヤル情報を一時蓄積する記憶回路を
含み、通知情報付加回路18からの通知情報を回線に送信
した後、または起動信号を受けた際に記憶回路から読み
出した相手局の電話番号を回線に発信する出力回路であ
る。
【0025】このような構成による通知情報付加装置30
0 の動作を説明する。この通知情報付加装置300 では、
番号登録回路14に通知情報を付加して発呼する相手先電
話番号をあらかじめ登録しておく場合(第1の実施の形
態)と、番号登録回路14に通知情報を付加しないで発呼
する相手先電話番号をあらかじめ登録しておく場合(第
2の実施の形態)とがある。
【0026】最初に、第1の実施の形態による通知情報
付加装置300 の動作を図2を参照して説明する。まず、
電話機100 と上記通知情報付加装置300 を接続し、その
出力を回線端子に接続する。次いで、回線毎非通知契約
が適用される場合には、自局の電話番号を通知したい所
望の相手局の電話番号を電話機100 の所定の操作により
通知情報付加装置300 の番号登録回路14にあらかじめ登
録しておく。この際、切替スイッチ162 を操作して番号
検索回路16を「登録あり」のときに通知情報付加回路18
への出力が"High"となるように切り替えておき、かつ、
選択スイッチ182 を通知番号"186" を選択するように切
り替えて、回線毎非通知契約の際の設定としておく。
【0027】このような状態にて、発呼者が電話機100
の受話器をオフフックとして所望の相手先にダイヤルす
ると、そのダイヤル操作に応動してダイヤルトーンまた
はPB信号が電話機100 から通知情報付加装置300 に供給
される。これにより、通知情報付加装置300 では、その
発呼番号検出回路12にてダイヤル情報入力回路10を介し
て供給されるダイヤル情報から相手先の電話番号を検出
して、その結果を番号検索回路16に供給する。この際、
発呼番号検出回路12に供給された相手先のダイヤル情報
は、発呼回路20に供給されてその記憶回路に一時蓄積さ
れる。
【0028】次いで、番号検索回路16では、発呼番号検
出回路12から順次供給される番号情報を受けると、それ
ぞれの桁毎に番号登録回路14を検索して、その番号に一
致する番号が登録されているいるか否かを検索する。そ
の結果、ダイヤルされた相手局の電話番号に一致する電
話番号が番号登録回路14から検索されると、その検索結
果を「登録あり」として通知情報付加回路18に"High"と
なる出力信号が供給される。
【0029】次いで、"High"となる入力を受けた通知情
報付加回路18では、設定された通知番号"186" を表わす
ダイヤル情報を発呼回路20に供給する。これにより、発
呼回路20では、まず、通知情報付加回路18から受けた通
知番号"186" を回線に送出して、続いて、発呼番号検出
回路12から受けた相手局の電話番号を読み出して回線に
出力する。この結果、通知番号"186" が付加されたダイ
ヤル情報が電話網200に発呼されて、その通知番号"186"
を検出した電話局では、その相手先に発呼側の電話番
号を通知して、着呼側が応答すると、それぞれの回線を
接続する。
【0030】一方、番号検索回路16での番号検索の結
果、番号登録回路14に相手先の電話番号が登録されてい
ない場合は、番号検索回路16から通知情報付加回路18へ
の出力を「登録なし」としてその出力信号を"Low" とす
る。これにより、通知情報付加回路18から発呼回路20に
起動信号が送出されて、発呼回路20では番号検出回路12
から供給された相手先の番号番号を記憶回路から読み出
して、そのまま回線に送信する。この結果、電話局では
発呼側の電話番号を発信せずに、着呼側の応答をまって
その回線を接続する。
【0031】このように、回線毎非通知契約が適用され
る場合、自局の電話番号を通知したい相手局の電話番号
を通知情報付加装置300 の番号登録回路14にあらかじめ
登録しておき、発呼の際に、そのダイヤルされた相手先
の電話番号が番号登録回路14に登録されているか否かを
検索して、その検索結果に基づいて通知番号"186" を付
加して発呼するので、通知番号"186" をダイヤルするこ
となく、所望の相手先への通常のダイヤル操作のみにて
自局の電話番号を通知として発呼することができる。
【0032】この場合、電話機100 での誤操作などに
て、あらかじめ登録されていない相手局にダイヤルした
場合に、番号登録回路14にはその相手局が登録されてい
ないので、通知番号"186" が付加されず、その相手局に
自局の電話番号を知らせることがない。したがって、所
望の相手局のみに自局の電話番号を通知することがで
き、間違い電話などにて通知したくない相手に自局の電
話番号を知らせることなく、悪用されるなどの心配がな
い。
【0033】以上、回線毎非通知契約が適用される場合
における通知情報付加装置300 の動作について説明した
が、次に、通話毎非通知契約が適用される場合における
通知情報付加装置300 の動作を説明する。この場合、図
1において、通知情報付加回路18の切替スイッチ182 を
切り替えて、通知情報付加回路18から発呼回路20へ非通
知番号"184" を出力するように設定しておく。これによ
り、電話機100 にてダイヤル操作した相手先の電話番号
が番号登録回路14に登録されている場合に、通知情報付
加回路18から発呼回路20へ非通知番号"184" が供給され
て、その結果、相手局の電話番号の前に非通知番号"18
4" が付加されて発呼される。
【0034】したがって、通知情報付加装置300 を通話
毎非通知契約に適用させた場合、通常の場合に自局の電
話番号を通知として、自局の電話番号を通知したくない
場合にあらかじめその相手局の電話番号を番号登録回路
14に登録しておくことにより、所望の相手局のみに自局
の電話番号を非通知として発呼することができる。
【0035】次に、第2の実施の形態による通知情報付
加装置300 の動作を、通話毎非通知契約が適用される場
合を例に挙げて図3を参照して説明する。通話毎非通知
契約は、通常自局の電話番号を通知として、非通知の場
合に非通知番号"184" を付加して発呼する。まず、電話
機100 と電話網200 への回線との間に通知情報付加装置
300 を接続しておく。次いで、電話機100 の所定の操作
により、自局の電話番号を通知したい所望の相手局の電
話番号を通知情報付加装置300 の番号登録回路14にあら
かじめ登録しておく。この際に、番号検索回路16の切替
スイッチ162 をオンとして「登録なし」の場合にその出
力が"High"となるように切り替えて、かつ、通知情報付
加回路18の切替スイッチ182 を非通知番号"184" が出力
されるように切り替えておくことにより、通話毎非通知
契約の設定としておく。
【0036】このような状態において、電話機100 をオ
フフックとして、所望の相手局の電話番号をダイヤル操
作すると、そのダイヤル情報が上記実施例と同様にダイ
ヤル情報入力回路10を介して発呼番号検出回路12に供給
されて、その番号情報が検出される。ダイヤル情報は上
記実施例と同様に発呼回路20に供給されて一時記憶さ
れ、発呼番号検出回路12にて検出された番号情報は番号
検索回路16に供給される。
【0037】次に、番号検索回路16では、番号登録回路
14を検索して、番号検出回路12から入力した番号情報と
一致する電話番号があるか否かを検索する。その結果、
一致する電話番号がある場合は、その出力を"Low" とし
て、一致する電話番号がない場合は、その出力を"High"
とする。
【0038】これにより、通知情報付加回路18では、番
号検索回路16の出力が"High"となると、その設定された
非通知番号"184" を発呼回路20に供給し、"Low" となっ
た場合は発呼回路20に起動信号を供給する。
【0039】この結果、発呼回路20では、通知情報付加
回路18から非通知番号"184" が供給された場合は、その
番号を回線を介して電話網200 に発信し、続いて一時記
憶していた発呼番号検出回路12からの相手局の番号を発
呼する。一方、起動信号を受けた場合は、一時記憶して
いた相手局の番号を即座に読み出して、そのまま回線を
介して電話網200 に発信する。
【0040】以上のように本実施例によれば、通話毎非
通知契約の場合、番号登録回路14にあらかじめ登録して
おいた電話番号の相手先のみに自局の電話番号を通知
し、それ以外の電話番号の前に非通知番号"184" を付加
して発呼するので、非通知番号"184" のダイヤル操作を
することなく、かつ、その付加を忘れることなく、自局
の電話番号を知られたくない所望の相手先への通話の際
に確実に非通知として発呼することができる。
【0041】なお、本実施例では、通話毎非通知契約に
適用した場合を例に挙げて説明したがもちろん回線毎非
通知契約の場合にも適用することができる。この場合、
通知情報付加回路18の切替スイッチ182 を切り替えて、
発呼回路20への出力が通知番号"186" となるように設定
しておくとよい。これにより、番号登録回路14にあらか
じめ登録した相手先にのみ自局の電話番号を非通知とし
て、その他の相手先の電話番号には通知情報"186" を付
加することにより自局の電話番号を通知として発呼する
ことができる。
【0042】次に、図4には、本発明によるナンバーデ
ィスプレイ電話機の通知情報付加装置の第2の実施例が
示されている。本実施例において、上記各実施例と異な
る点は、発呼の際に、通知情報とともに、長距離通信事
業者などのNCC (new commoncarrier)事業者の識別番
号を付加するか否かを判別してから、必要であれば通知
情報を付加し、さらに必要であれば所望の識別番号をダ
イヤルした相手局の電話番号に付加して発呼する点が主
な特徴点である。
【0043】詳しくは、本実施例の通知情報付加装置40
0 において、上記図1に示す付加装置300 と異なる点
は、図4に示すように、NCC 事業者の識別番号を付加す
るか否かを判別する条件判別回路22と、その判別の条件
となる複数の事項を記憶する条件記憶回路24と、NCC 事
業者の識別番号を付加する識別番号付加回路26とを含む
点である。なお、図1の実施例と同様の部分には同符号
を付してその説明を省略する。
【0044】より具体的には、条件判別回路22は、発呼
番号検出回路12にて検出された番号を受けて、その発呼
番号の桁数がたとえば10桁以上か否かを検出する桁数検
出部と、市外局番を検出する市外局番検出部と、その発
呼の際の曜日および時刻等を検出する時間計数部と、そ
れらの検出結果に基づいて条件記憶回路22を検索して所
定の識別番号を選択する選択部などを含む。
【0045】条件記憶回路24は、複数の事業者の識別番
号に対応してそれぞれの発呼条件を記憶する記憶回路で
あり、たとえば、通話料金が最も安価となる曜日および
時間帯等をそれぞれの識別番号に対応して記憶する。
【0046】識別番号付加回路26は、複数の識別番号を
記憶して、条件判別回路22からの判別結果に基づいて選
択された事業者の識別番号を発呼回路20に供給する識別
番号出力回路である。
【0047】次に、図5を参照して通知情報付加装置40
0 の動作を説明すると、まず、上記各実施例と同様に電
話機100 と回線との間に上記通知情報付加装置400 を接
続して、自局の電話番号を通知または非通知としたい所
望の相手局の電話番号を番号登録回路14に登録してお
く。次に、自局の契約形態により切替スイッチ162,182
を所望の位置に切り替えておく。
【0048】このような状態にて、発呼者が電話機100
をオフフックとしてダイヤル操作すると、そのダイヤル
情報がダイヤル情報入力回路10を介して発呼番号検出回
路12に供給される。発呼番号検出回路12にて検出された
番号情報は、それぞれ番号検索回路16および条件判別回
路22に供給される。
【0049】番号検索回路16では、上記各実施例と同様
に、番号登録回路14を検索してその検索結果に応じた出
力信号を通知情報付加回路18に供給する。一方、条件判
別回路22では、発呼番号検出回路12からの番号情報にて
表わされる相手局の電話番号が10桁以上であるかを判定
して、その番号が10桁以上である場合には、市外局番と
その際の曜日および時刻等を検出する。さらに、条件記
憶回路24を検索して、その発呼の際の曜日および時刻等
に該当する識別番号を選択する。その判別の結果、所望
の識別番号があると、その識別番号に該当する選択信号
を識別番号付加回路26に供給する。
【0050】これにより、発呼回路20に通知情報付加回
路18から所望の通知情報が供給されるとともに、識別番
号付加回路26から所望の識別番号が供給される。これら
を受けた発呼回路20では、まず通知情報がある場合はそ
の通知情報を回線に発信し、続いて識別番号がある場合
はその番号を発信してから、発呼番号検出回路12からの
相手局の電話番号を発信する。この結果、回線を収容す
る電話局では、発呼局の電話番号を通知または非通知と
して、さらに識別番号がある場合はその事業者の回線へ
接続して、所望の相手局へ発呼する。
【0051】以上のように本実施例によれば、市外局番
を含む相手局の電話番号のみのダイヤル操作にて、自局
の電話番号を相手局に通知するか否かの通知情報および
所望の事業者の識別番号を付加して発呼することがで
き、それらをダイヤル操作する場合と比較して電話機10
0 での操作を簡単なものとすることができる。これによ
り、ダイヤル操作のミスによる間違い電話などを少なく
することができ、また短時間にダイヤル操作することが
できる。
【0052】なお、本実施例では、NCC 事業者として、
長距離系の通信事業者を例に挙げて説明したが、もちろ
ん地域系の通信事業者なども含む。この場合、ダイヤル
される電話番号の桁数は10桁未満となるが、その場合、
条件等を長距離系と区別して条件記憶回路24に記憶して
おき、その領域を条件判別回路22にて検索することによ
り所望の事業者の識別番号を選択するとよい。
【0053】次に、本発明によるナンバーディスプレイ
電話機の通知情報付加装置の第3の実施について説明す
る。本実施例において、上記各実施例と異なる点は、電
話機100 にNCC の識別番号を付与するLCR (least cost
routing)機能があらかじめ設けられており、通知情報
付加装置は、その識別番号を含むダイヤル情報に基づい
て通知情報を付加する点である。
【0054】詳しくは、本実施例の通知情報付加装置50
0 は、たとえば、図1に示す通知情報付加装置300 に
て、番号検索回路16に、発呼番号検出回路12からの発呼
番号からNCC 事業者の識別番号を取り除いて、通常の相
手局の電話番号のみを認識する番号認識部を設けたもの
が適用される。たとえば、番号認識部は、発呼番号検出
回路12から番号情報を受けると、その電話番号がたとえ
ば10桁を越える番号であるか否かを検出し、その電話番
号が10桁を越える場合に、上位の4桁を取り除いた残り
の番号をダイヤルされた相手局の電話番号として認識す
る番号検出回路である。
【0055】したがって、本実施例では、図6に示すよ
うに、電話機100 からのNCC 識別番号を含むダイヤル情
報をダイヤル情報入力回路10を介して発呼番号検出回路
12にて受けると、そのダイヤル情報にて表わす番号情報
が順次番号検索回路16に供給される。この際、NCC 識別
番号を含むダイヤル情報は発呼回路20に供給されてその
記憶回路に一時蓄積される。
【0056】番号情報を受けた番号検索回路16では、そ
の番号が10桁を越える電話番号であるか否かを検出し
て、10桁を越える場合には上位4桁を取り除き、残りの
番号にて表わされる相手局の電話番号(オリジナル電話
番号)が番号登録回路14に登録されているか否かを検索
する。その検索の結果、上記各実施例と同様に、番号登
録回路14から通知情報付加回路18にその入力に"High"ま
たは"Low" となる出力信号が供給される。
【0057】これにより、通知情報を付加する場合は、
通知情報付加回路18から設定された通知情報が発呼回路
20に供給されて、その通知情報を回線に発信した後に、
続いて識別番号を含む相手局の電話番号を読み出して、
回線に発信する。
【0058】以上のように、本実施例によれば、NCC 識
別番号があらかじめ付与されて送出されるダイヤル情報
からオリジナルの電話番号を検出して、その検出した電
話番号に基づいて登録された電話番号か否かを検索し
て、その検索結果に基づいて通知情報を付加して発呼す
るので、LCR 機能付きの電話機に接続して有効に通知情
報を付加することができる。
【0059】次に、図7には本発明によるナンバーディ
スプレイ電話機の通知情報付加装置の第4の実施例が示
されている。本実施例において、上記各実施例と異なる
点は、自局の電話番号を非通知として発呼した際に、そ
の相手局がたとえばナンバーリクエスト(いわゆる番号
通知お願い機能)などのオプション機能を搭載している
場合に、それらの非接続となった相手局の電話番号の登
録内容を変更する点と、さらに、その変更結果を表示ま
たは印字により発呼者に報知する点である。交換局に設
定されたナンバーリクエストサービスでは、非通知にて
発呼すると、着呼側にて着信音を鳴らさずに、交換局か
ら発呼側に番号通知を実施することが必要である旨のメ
ッセージ応答をし、その際に交換局では課金されて回線
接続はされないものである。
【0060】このような条件下において、本実施例の通
知情報付加装置600 は、図7に示すように、図1の実施
例の各部に加えて、応答時間検知回路30と、メッセージ
音声認識回路32と、登録変更回路34と、変更事項出力回
路36とを含む。なお、図1に示す通知情報付加装置100
と同様の部分には同符号を付してその説明を省略する。
【0061】応答時間検知回路30は、発呼してから相手
局または交換局が応答するまでの時間を計時して、所定
の時間応答がないときに非接続を検出してその結果を登
録変更回路34に供給する検出回路である。非接続を検出
したときは、電話機100 に回線を断とする信号を供給す
る。
【0062】メッセージ音声認識回路32は、発呼した後
に相手局または交換局からのナンバーリクエストを促す
メッセージ応答を検出する検出回路であり、所定の応答
メッセージを認識した際にその結果を登録変更回路34に
供給する。
【0063】登録変更回路34は、応答時間検知回路30ま
たはメッセージ音声認識回路32からの非接続を検出した
結果の信号を受けて、その発呼先の電話番号の番号登録
回路14での登録内容を削除または追加などにより変更す
るメモリ制御回路である。発呼先の電話番号は、非通知
発呼の際に番号検索回路16から受ける。
【0064】変更事項出力回路36は、登録変更回路34に
て番号登録回路14での登録内容を変更した際にその結果
を電話機100 の表示部に出力する出力回路である。有利
には本実施例では、電話機100 にプリンタを接続してお
き、その表示部と同様の変更結果を印字出力する。
【0065】次に、図8を参照して本実施例による通知
情報付加装置600 の動作を説明すると、まず、上記各実
施例と同様に、通知情報付加装置600 を電話機100 と電
話網200 との間に接続して、自局の電話番号を非通知あ
るいは通知としたい所望の相手局の電話番号を番号登録
回路14に登録しておく。その際、上記各実施例と同様
に、登録内容および契約形態に応じて切替スイッチ162,
182 を所望の位置に設定しておく。次いで、上記各実施
例と同様に、電話機100 をダイヤル操作すると、上記各
実施例と同様にダイヤル操作した相手局の電話番号に必
要であれば通知情報が付加されて発呼される。
【0066】以下、本実施例では、非通知として発呼し
た場合について説明する。非通知の場合としては、たと
えば、図9に示すように、通話毎非通知契約では番号登
録回路14に相手先の電話番号が登録され、回線毎非通知
契約では番号登録回路14に相手先の電話番号が登録され
ていない場合(第1の実施の形態)と、通話毎非通知契
約では相手先の電話番号が登録され、回線毎非通知契約
では相手先の電話番号が登録されている場合(第2の実
施の形態)とがある。
【0067】図8に戻って、上記のように、番号非通知
として発呼すると、その相手局または電話局800 にてナ
ンバーリクエストが設定されている場合、相手局または
電話局800 では接続拒否となって、相手局との回線接続
がされない。この際、応答時間検知回路30にて、発呼し
てから相手局または交換局800 が応答するまでの時間を
計時して、所定の時間応答がないときに非接続を検出し
てその結果を登録変更回路34に供給して、さらに、電話
機100 に回線を断とする信号を供給する。
【0068】一方、発呼した後に相手局または交換局80
0 からのナンバーリクエストを促すメッセージ応答があ
ると、メッセージ音声認識回路32にてそのメッセージを
検出してその結果を登録変更回路34に供給する。
【0069】これにより、登録変更回路34では、応答時
間検知回路30またはメッセージ音声認識回路32からの非
接続を検出した結果の信号を受けて、その発呼先の電話
番号の番号登録回路14での登録内容を削除または追加な
どにより変更する。
【0070】たとえば、図9に示す例では、登録先に非
通知とした場合(丸で囲んだ※印1にて示す。)には、
番号登録回路14に登録されているそれらの電話番号を削
除する。登録外に非通知とした場合(丸で囲んだ※印2
にて示す。)には、発呼した相手局の電話番号を番号登
録回路14に書き込む。
【0071】次いで、番号登録回路14の内容が変更され
ると、その変更された事項が変更事項出力回路36から電
話機100 に出力されて、その電話機100 の表示部に表示
されるとともに、プリンタが接続されている場合には変
更内容が印字される。これにより、表示または印字によ
りその変更内容を発呼者が確認すると、その変更内容で
よければ次回からの発呼の際にその電話番号の相手先に
は自局の電話番号を通知することになる。やはり、その
相手先に自局の電話番号を通知したくなければ発呼者は
その変更内容を確認した際に、電話機100 の所定の操作
により、その相手先の電話番号を番号登録回路14に登録
または削除として、登録内容を再設定するとよい。
【0072】なお、本実施例では、発呼時に自局の電話
番号を通知するよう登録内容を再設定することを例とし
て挙げたが、登録内容を変更せず次回発呼時に非応答先
であることを発呼者に通知するようにしてもよい。ま
た、ワンタッチボタンにより番号通知するように情報を
付与し(せず)、再ダイヤルすることも有効である。
【0073】以上のように本実施例によれば、自局の電
話番号を非通知として発呼した際に、相手局がナンバー
リクエスト機能を有する場合にその応答時間の検知また
はメッセージ応答を認識することにより、接続拒否を検
出して、その相手先の電話番号をあらかじめ登録または
非登録とされた登録内容を変更するので、次回発呼時に
おける番号通知とする番号登録の入力操作を省くことが
できる。また、ダイヤル操作した際の電話番号を検出し
て、その電話番号での登録内容を変更するので、入力操
作の際の入力ミスなどを防止することができる。さら
に、本実施の形態では、変更した事項を電話機100 の表
示部または接続されたプリンタ等に出力して、発呼者に
その変更事項を知らせるので、その変更事項が妥当であ
るか否かを確認することができ、もし妥当でなければ、
さらに再設定をすることができる。
【0074】なお、本実施例では、電話機100 にプリン
タを接続して変更内容を印字する例を挙げて説明した
が、たとえば、電話機100 の代わりにファクシミリなど
を適用してその印字機能にて変更事項を出力するように
してもよい。
【0075】また、上記各実施例では、電話機と回線と
の間にアダプタ的に接続した通知情報付加装置を例に挙
げて説明したが、本発明においては、それぞれの通知情
報付加装置の各回路または各機能を電話機あるいはファ
クシミリなどに設けて、それらを適用するようにしても
よい。
【0076】さらに、上記各実施例では、番号登録回路
14の登録内容に基づいて、それらを検索した後に通知情
報を付加して発呼する場合を例に挙げて説明したが、本
発明においては、たとえば、短縮ダイヤルまたはワンタ
ッチダイヤルの登録機能を有する電話機などを適用し
て、通知情報を含む相手先の電話番号をそれぞれ登録し
ておいて、それらのダイヤル操作にて発呼するようにし
てもよい。その際、有利には、通知情報をそれぞれの電
話番号に対して追加および削除など変更可能に登録する
とよい。
【0077】たとえば、図10に示すように、短縮または
ワンタッチダイヤルへの登録内容をナンバーディスプレ
イ電話機の表示部に表示しつつ、登録番号50、相手先名
称52、付与情報(通知情報)54、相手先番号56として、
それぞれの項目を登録し、特に通知情報54の部分を追
加、削除可能にするとよい。この図に示す例では、たと
えば、通話毎非通知契約の場合、第1の短縮またはワン
タッチダイヤル(No.1)には、非通知番号"184" を付加し
た相手局の電話番号(03-1234-5678)を登録している。第
2の短縮またはワンタッチダイヤル(No.2)には、非通知
番号"184" を付加せずに、その相手局の電話番号(06-12
3-4567) を登録している。以下、自局の電話番号を非通
知とする場合は、短縮またはワンタッチダイヤルの所定
の番号として、非通知番号"184" を含むその相手先の電
話番号を登録し、通知とする場合はそれぞれの短縮また
はワンタッチダイヤルとして、その相手先の電話番号の
みを登録しておく。
【0078】これにより、発呼する場合は、オフフック
として短縮あるいはワンタッチダイヤルの番号をダイヤ
ル操作すると、その登録内容により、たとえばNo1.の選
択時は、その登録内容である"1840312345678" のダイヤ
ル情報が電話機から回線に出力されて、非通知番号が付
加された番号により、非通知として発呼することができ
る。同様に、No2.の選択時は、その登録内容である"061
234567" が発呼されて通常の番号通知により発呼され
る。
【0079】また、図11には、短縮ダイヤルまたはワン
タッチダイヤルにて登録する場合の他の例が示されてい
る。この例では、通知情報を付加するか否か、および複
数の通知情報を含む場合に、それぞれをパターン化し
て、たとえば「通知情報なし」に"0" 、「非通知番号"1
84”」に"1" および「通知番号"186" 」に "2"を割り
当てて入力することにより、それぞれの電話番号に対し
て登録する。これにより、通知情報の入力操作が簡単化
されて、その追加、削除などの変更を自在に行なうこと
ができる。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明のナンバーディスプ
レイ電話装置の通知情報付加装置によれば、自局の電話
番号を非通知または通知としたい相手局の電話番号をあ
らかじめ登録しておき、ダイヤル操作された相手局の電
話番号が登録されているか否かに基づいて通知情報を付
加して発呼するので、通知情報をダイヤル操作すること
なく、相手局の電話番号のダイヤル操作のみにて、通知
情報を効率よく付加して発呼することができる。
【0081】したがって、ダイヤル操作の桁数が増加し
ないので、誤操作などによる間違い電話などを少なくす
ることができる。その結果、予期しない相手などに自局
の電話番号を間違って通知することがなく、通知したく
ない相手に自局の電話番号を知られて悪用されるなどの
事態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナンバーディスプレイ電話機の通
知情報付加装置の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の通知情報付加装置の第1の実施の形態に
おける動作を説明するための図である。
【図3】図1の通知情報付加装置の第2の実施の形態に
おける動作を説明するための図である。
【図4】本発明によるナンバーディスプレイ電話機の通
知情報付加装置の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】図4の通知情報付加装置の動作を説明するため
の図である。
【図6】本発明によるナンバーディスプレイ電話機の通
知情報付加装置の第3の実施例の動作を説明するための
図である。
【図7】本発明によるナンバーディスプレイ電話機の通
知情報付加装置の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】図7の通知情報付加装置の動作を説明するため
の図である。
【図9】図7の通知情報付加装置の動作において非通知
となる場合を説明するための図である。
【図10】本発明によるナンバーディスプレイ電話機に
おける通知情報の登録例を説明するための図である。
【図11】本発明によるナンバーディスプレイ電話機に
おける通知情報の他の登録例を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
12 発呼番号検出回路 14 番号登録回路 16 番号検索回路 18 通知情報付加回路 20 発呼回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自局の電話番号を相手局に対して通知す
    るか否かを示す通知情報を付加して発呼するナンバーデ
    ィスプレイ電話機の通知情報付加装置であって、該装置
    は、 自局の電話番号を非通知または通知としたい相手局の電
    話番号をあらかじめ登録しておく登録手段と、 発呼の際に、自局にてダイヤル操作した相手局の電話番
    号を検出する番号検出手段と、 該番号検出手段にて検出した相手局の電話番号が前記登
    録手段に登録されているか否かを検索する番号検索手段
    と、 該番号検索手段の検索結果に基づいて、前記番号検出手
    段にて検出した相手局の電話番号の前に自局の電話番号
    を非通知または通知とする所定の通知情報を付加して発
    呼する発呼手段とを含むことを特徴とするナンバーディ
    スプレイ電話機の通知情報付加装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通知情報付加装置にお
    いて、前記発呼手段は、前記番号検索手段の検索の結
    果、ダイヤルされた相手局の電話番号が前記登録手段に
    登録されている場合に、その電話番号の前に非通知番号
    または通知番号を付加し、登録されていない場合にその
    ままの番号にて発呼することを特徴とするナンバーディ
    スプレイ電話機の通知情報付加装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の通知情報付加装置にお
    いて、前記発呼手段は、前記番号検索手段の検索の結
    果、ダイヤルされた相手局の電話番号が前記登録手段に
    登録されていない場合に、その電話番号の前に非通知番
    号または通知番号を付加し、登録されている場合にその
    ままの番号にて発呼することを特徴とするナンバーディ
    スプレイ電話機の通知情報付加装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の通知情報付加装置において、該装置は、さらに状況
    に応じて所定の事業者の識別番号を付加する識別番号付
    加手段を含むことを特徴とするナンバーディスプレイ電
    話機の通知情報付加装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の通知情報付加装置にお
    いて、前記識別番号付加手段は、入力された電話番号の
    桁数、市外局番および発呼の際の曜日または時間などの
    条件に基づいて識別番号を付加することを特徴とするナ
    ンバーディスプレイ電話機の通知情報付加装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の通知情報付加装置において、該装置は、所定の事業
    者の識別番号を自動判別して付加するLCR 機能付きの電
    話機からの発呼番号を受けて所定の通知情報を付加する
    付加装置であって、前記番号検出手段は、電話機からの
    発呼番号から識別番号を除いたオリジナルの番号を検出
    し、前記番号検索手段はその検出結果の番号を検索し、
    前記発呼手段は検索結果に基づいて前記電話機からの識
    別番号を含む発呼番号に所定の通知情報を付加して発呼
    することを特徴とするナンバーディスプレイ電話機の通
    知情報付加装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の通知情報付加装置において、該装置は、自局の電話
    番号を相手局に対して非通知として発呼した際に、相手
    局が回線接続を拒否した場合に、その結果を検出する非
    接続検出手段と、その検出結果に基づいて前記登録手段
    への非接続の相手局の電話番号の登録を変更する登録変
    更手段とを含むことを特徴とするナンバーディスプレイ
    電話機の通知情報付加装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の通知情報付加装置にお
    いて、該装置は、さらに、前記登録変更手段での変更結
    果を表示または印字にて報知する報知手段を含むことを
    特徴とするナンバーディスプレイにおける通知情報付加
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載の通知情報付加装置は、ナンバーディスプレイ電話機
    に接続されるアダプタであることを特徴とするナンバー
    ディスプレイ電話機における通知情報付加装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項8のいずれかに
    記載の通知情報付加装置を内部に含むことを特徴とする
    ナンバーディスプレイ電話機。
  11. 【請求項11】 自局の電話番号を相手局に対して通知
    または非通知とする際に、所定の通知情報を付加して発
    呼するナンバーディスプレイ電話機であって、該電話機
    は、非通知番号または通知番号を含む相手先電話番号を
    それらの非通知番号または通知番号を自在に変更および
    削除あるいは追加可能に短縮ダイヤルあるいはワンタッ
    チダイヤルとして登録する登録手段を含み、発呼の際に
    所定の短縮ダイヤルあるいはワンタッチダイヤルの操作
    に応動して前記登録手段に登録された内容を読み出して
    発呼することを特徴とするナンバーディスプレイ電話
    機。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のナンバーディスプ
    レイ電話機において、前記登録手段は、非通知番号また
    は通知番号あるいは付加情報なしを所定のパターンにて
    それぞれの電話番号に対して設定可能としたことを特徴
    とするナンバーディスプレイ電話機。
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