JP2000299072A - 陰極線管用電子銃 - Google Patents
陰極線管用電子銃Info
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- JP2000299072A JP2000299072A JP11109465A JP10946599A JP2000299072A JP 2000299072 A JP2000299072 A JP 2000299072A JP 11109465 A JP11109465 A JP 11109465A JP 10946599 A JP10946599 A JP 10946599A JP 2000299072 A JP2000299072 A JP 2000299072A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数及び工程数を増やさないで、マルチ
ホームガラス等の支持部材を割れにくい構成とした陰極
線管用電子銃を提供する。 【解決手段】 複数の電極を所定の間隔で絶縁支持する
マルチホームガラス(15)を備えた陰極線管用電子銃
であって、各電極のうち少なくとも1つは電子ビーム通
過孔(91,92,93)が開けられている複数の板状
部品(90a,9c)及び絞り状部品(9b)により構
成され、各板状部品のうち少なくとも一枚(90a)の
先端部を絞り状部品(9b)の側壁に沿って折り曲げる
とともに、その折り曲げ部(90c)の先端に絶縁材に
対して垂直に立ち上がる起立片(90b)が形成され、
起立片(90b)を絶縁部材に植込んで構成されてい
る。
ホームガラス等の支持部材を割れにくい構成とした陰極
線管用電子銃を提供する。 【解決手段】 複数の電極を所定の間隔で絶縁支持する
マルチホームガラス(15)を備えた陰極線管用電子銃
であって、各電極のうち少なくとも1つは電子ビーム通
過孔(91,92,93)が開けられている複数の板状
部品(90a,9c)及び絞り状部品(9b)により構
成され、各板状部品のうち少なくとも一枚(90a)の
先端部を絞り状部品(9b)の側壁に沿って折り曲げる
とともに、その折り曲げ部(90c)の先端に絶縁材に
対して垂直に立ち上がる起立片(90b)が形成され、
起立片(90b)を絶縁部材に植込んで構成されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー陰極線管
のネック部に挿入される陰極線管用電子銃に関する。
のネック部に挿入される陰極線管用電子銃に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、インライン型のカラー陰極線管
用電子銃の全体図を示す図である。1はステムであり、
このステム1には複数のステムリードlaがガラス封着
されている。2はヒーター、3は電子源となるカソード
であり、このカソード3がヒーター2によって700
[℃]程度の所定の温度に加熱され、図の右手方向に電
子が放出される。
用電子銃の全体図を示す図である。1はステムであり、
このステム1には複数のステムリードlaがガラス封着
されている。2はヒーター、3は電子源となるカソード
であり、このカソード3がヒーター2によって700
[℃]程度の所定の温度に加熱され、図の右手方向に電
子が放出される。
【0003】4はカソード3からの電子ビームを制御す
るG1電極、5は電子ビームを加速するG2電極であ
る。6はおよそ4[kV]〜10[kV]の電圧が印加
されるG3電極、7は1[kV]以下の電圧が印加され
るG4電極、8は4[kV]〜10[kV]の電圧が印
加されるG51電極、9及び11もそれぞれ4[kV]
〜10[kV]の電圧が印加されるG52電極及びG5
3電極、12はG6電極である。
るG1電極、5は電子ビームを加速するG2電極であ
る。6はおよそ4[kV]〜10[kV]の電圧が印加
されるG3電極、7は1[kV]以下の電圧が印加され
るG4電極、8は4[kV]〜10[kV]の電圧が印
加されるG51電極、9及び11もそれぞれ4[kV]
〜10[kV]の電圧が印加されるG52電極及びG5
3電極、12はG6電極である。
【0004】これらG1電極4からG6電極12の各グ
リッド電極は、いずれもマルチホームガラスなどの絶縁
体からなる一対の支持部材15、15により、図の左右
方向で所定の間隔を維持するように絶縁支持されてい
る。13はコンタクター14が取り付けられているシー
ルドカップであり、このシールドカップ13はG6電極
12と電気的に接続されている。また、G6電極12に
は20[kV]〜30[kV]程度の高電圧が、図示し
ない陰極線管のアノードボタンから陰極線管内に塗布さ
れた内装グラファイト膜、コンタクター14、及びシー
ルドカップ13を経由して供給される。10は支持部材
15の外周面に沿って巻かれているワイヤー状の金属導
体であって、電子銃の耐電圧特性を向上するためのアー
クシールドを構成している。
リッド電極は、いずれもマルチホームガラスなどの絶縁
体からなる一対の支持部材15、15により、図の左右
方向で所定の間隔を維持するように絶縁支持されてい
る。13はコンタクター14が取り付けられているシー
ルドカップであり、このシールドカップ13はG6電極
12と電気的に接続されている。また、G6電極12に
は20[kV]〜30[kV]程度の高電圧が、図示し
ない陰極線管のアノードボタンから陰極線管内に塗布さ
れた内装グラファイト膜、コンタクター14、及びシー
ルドカップ13を経由して供給される。10は支持部材
15の外周面に沿って巻かれているワイヤー状の金属導
体であって、電子銃の耐電圧特性を向上するためのアー
クシールドを構成している。
【0005】ヒーター2、カソード3及びG1電極4〜
G53電極11の各電極に印加される電圧は、ステム1
にガラス封着されているステムリードlaから供給され
ている。カソード3より放出された電子は、Gl電極4
で制御されG2電極5で加速され電子ビームとなり、G
3電極6とG4電極5とG51電極8の領域で形成され
るプリフォーカスレンズにより予備収束された後、G5
1電極8とG52電極9の間、及びG52電極9及びG
53電極の間で形成される非点収差レンズの作用を受
け、最後にG53電極11とG6電極12の間に形成さ
れる主フォーカスレンズにより、図示しない陰極線管の
スクリーン面上で焦点する様に集束作用を受ける。
G53電極11の各電極に印加される電圧は、ステム1
にガラス封着されているステムリードlaから供給され
ている。カソード3より放出された電子は、Gl電極4
で制御されG2電極5で加速され電子ビームとなり、G
3電極6とG4電極5とG51電極8の領域で形成され
るプリフォーカスレンズにより予備収束された後、G5
1電極8とG52電極9の間、及びG52電極9及びG
53電極の間で形成される非点収差レンズの作用を受
け、最後にG53電極11とG6電極12の間に形成さ
れる主フォーカスレンズにより、図示しない陰極線管の
スクリーン面上で焦点する様に集束作用を受ける。
【0006】G52電極9は、2枚の板状部品9a、9
c、及び板状部品9cを挟んで配置された2個の絞り状
部品9b、9dにより構成されている。板状部品9a,
9cには、支持部材15に対して垂直に立ち上がる立ち
込み部分9af,9af’、9cf,9cf’が、それ
ぞれ支持部材15に埋設されるように突出して設けられ
ている。また、絞り状部品9bの相対向する二面には、
それぞれ矩形状のプレート9e,9e’が取り付けられ
ている。これらのプレート9e,9e’には、アークシ
ールドを構成する金属導体10の脚部が取り付けられて
いる。
c、及び板状部品9cを挟んで配置された2個の絞り状
部品9b、9dにより構成されている。板状部品9a,
9cには、支持部材15に対して垂直に立ち上がる立ち
込み部分9af,9af’、9cf,9cf’が、それ
ぞれ支持部材15に埋設されるように突出して設けられ
ている。また、絞り状部品9bの相対向する二面には、
それぞれ矩形状のプレート9e,9e’が取り付けられ
ている。これらのプレート9e,9e’には、アークシ
ールドを構成する金属導体10の脚部が取り付けられて
いる。
【0007】図4は、G52電極9の一部分を拡大して
示す投影図である。ここには、G52電極9の構成要素
のうち、板状部品9a,9c、絞り状部品9b及びプレ
ート9e,9e’を示しており、絞り状部品9dは省略
してある。正面図において、91,92,93は、板状
部品9a,9c、及び絞り状部品9bの板状部品9a側
を貫通して形成された3つの電子ビーム通過孔である。
これらの電子ビーム通過孔91,92,93は、赤用電
子ビーム、緑用電子ビーム、青用電子ビームに対応する
ものである。板状部品9a,9cの立ち込み部分9a
f,9af’、9cf,9cf’は、互いに絞り状部品
9bの厚み分(電子加速方向の長さ)だけ離間した位置
で、それぞれ支持部材15に対して並行に埋設される。
示す投影図である。ここには、G52電極9の構成要素
のうち、板状部品9a,9c、絞り状部品9b及びプレ
ート9e,9e’を示しており、絞り状部品9dは省略
してある。正面図において、91,92,93は、板状
部品9a,9c、及び絞り状部品9bの板状部品9a側
を貫通して形成された3つの電子ビーム通過孔である。
これらの電子ビーム通過孔91,92,93は、赤用電
子ビーム、緑用電子ビーム、青用電子ビームに対応する
ものである。板状部品9a,9cの立ち込み部分9a
f,9af’、9cf,9cf’は、互いに絞り状部品
9bの厚み分(電子加速方向の長さ)だけ離間した位置
で、それぞれ支持部材15に対して並行に埋設される。
【0008】なお、図3に示す他のG2電極5乃至G6
電極12も、これらの立ち込み部分9af,9af’、
9cf,9cf’と同様のものが設けられ、支持部材1
5によって所定の間隔を維持するように絶縁支持されて
いる。
電極12も、これらの立ち込み部分9af,9af’、
9cf,9cf’と同様のものが設けられ、支持部材1
5によって所定の間隔を維持するように絶縁支持されて
いる。
【0009】ところで、G51電極8の電子加速方向の
長さは、図3に示すところから明らかなように、G52
電極9など他のグリッド電極と比較すると短く形成され
ている。そのために、G51電極8の支持部材15への
埋設部8aから、板状部品9aの支持部材15への埋設
部9afまでの距離wは、他の電極間での対応する距離
に比較して小さい。そして、この距離wが短すぎるため
に、支持部材15を構成するマルチホームガラスの割れ
の発生率が高くなる。マルチホームガラスの割れを防止
するには、例えば絞り状部品9bの電子加速方向の長さ
Kを短くするといった対策も可能であるが、この長さK
を変更すると電子ビームの集束特性に影響するために、
好ましくない。
長さは、図3に示すところから明らかなように、G52
電極9など他のグリッド電極と比較すると短く形成され
ている。そのために、G51電極8の支持部材15への
埋設部8aから、板状部品9aの支持部材15への埋設
部9afまでの距離wは、他の電極間での対応する距離
に比較して小さい。そして、この距離wが短すぎるため
に、支持部材15を構成するマルチホームガラスの割れ
の発生率が高くなる。マルチホームガラスの割れを防止
するには、例えば絞り状部品9bの電子加速方向の長さ
Kを短くするといった対策も可能であるが、この長さK
を変更すると電子ビームの集束特性に影響するために、
好ましくない。
【0010】絞り状部品9bの長さKを変更しないでマ
ルチホームガラスの割れをなくするには、図5に示すよ
うに、板状部品9aには立ち込み部分を形成せず、新た
に立ち込み部分だけで構成される立ち込み板9f,9
f’を用意し、これらの立ち込み板9f,9f’を板状
部品9aから板状部品9cの方向に距離dだけ移動した
絞り状部品9bの外周面上に取り付ければよい。こうす
れば、図3におけるマルチホームガラスへの埋設部の間
隔をwからw+dへと長くできるから、マルチホームガ
ラスの割れの発生率が下がることになる。
ルチホームガラスの割れをなくするには、図5に示すよ
うに、板状部品9aには立ち込み部分を形成せず、新た
に立ち込み部分だけで構成される立ち込み板9f,9
f’を用意し、これらの立ち込み板9f,9f’を板状
部品9aから板状部品9cの方向に距離dだけ移動した
絞り状部品9bの外周面上に取り付ければよい。こうす
れば、図3におけるマルチホームガラスへの埋設部の間
隔をwからw+dへと長くできるから、マルチホームガ
ラスの割れの発生率が下がることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
陰極線管用電子銃においては、板状部品9aから立ち込
み部を取り除いて、その代わりに立ち込み板9f,9
f’を絞り状部品9bの外周面上の所望する位置に設け
て、マルチホームガラスの割れの発生率を下げることが
できる。しかし、このような構成であれば、新たに立ち
込み板9f,9f’が2枚必要となるから、部品点数が
増えるという問題が生じる。しかも、これらの立ち込み
板9f,9f’を絞り状部品9bに取り付けるための新
たな工程も必要になる。
陰極線管用電子銃においては、板状部品9aから立ち込
み部を取り除いて、その代わりに立ち込み板9f,9
f’を絞り状部品9bの外周面上の所望する位置に設け
て、マルチホームガラスの割れの発生率を下げることが
できる。しかし、このような構成であれば、新たに立ち
込み板9f,9f’が2枚必要となるから、部品点数が
増えるという問題が生じる。しかも、これらの立ち込み
板9f,9f’を絞り状部品9bに取り付けるための新
たな工程も必要になる。
【0012】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、その目的は、部品点数及び工程
数を増やさないで、マルチホームガラス等の支持部材を
割れにくい構成とした陰極線管用電子銃を提供すること
である。
ためになされたもので、その目的は、部品点数及び工程
数を増やさないで、マルチホームガラス等の支持部材を
割れにくい構成とした陰極線管用電子銃を提供すること
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る陰極線管
用電子銃は、複数の電極を所定の間隔で絶縁支持する絶
縁部材を備えた陰極線管用電子銃において、各電極のう
ち少なくとも1つは電子ビーム通過孔が開けられている
複数の板状部品及び絞り状部品により構成され、各板状
部品のうち少なくとも一枚の先端部を絞り状部品の側壁
に沿って折り曲げるとともに、その折り曲げ部の先端に
絶縁材に対して垂直に立ち上がる起立片が形成され、起
立片を絶縁部材に植込んで構成されたものである。
用電子銃は、複数の電極を所定の間隔で絶縁支持する絶
縁部材を備えた陰極線管用電子銃において、各電極のう
ち少なくとも1つは電子ビーム通過孔が開けられている
複数の板状部品及び絞り状部品により構成され、各板状
部品のうち少なくとも一枚の先端部を絞り状部品の側壁
に沿って折り曲げるとともに、その折り曲げ部の先端に
絶縁材に対して垂直に立ち上がる起立片が形成され、起
立片を絶縁部材に植込んで構成されたものである。
【0014】また、この発明の陰極線管用電子銃は、板
状部品の折り曲げ部には、絞り状部品の側壁面から絶縁
部材の外周面に沿って巻かれるアークシールドの脚部を
支持する支持板が一体構成されているものである。
状部品の折り曲げ部には、絞り状部品の側壁面から絶縁
部材の外周面に沿って巻かれるアークシールドの脚部を
支持する支持板が一体構成されているものである。
【0015】また、この発明の陰極線管用電子銃では、
絶縁部材がマルチホームガラスであってもよい。
絶縁部材がマルチホームガラスであってもよい。
【0016】さらに、この発明の陰極線管用電子銃は、
各電極に3つの電子ビーム通過孔が形成されたカラー陰
極線管用電子銃として構成することもできる。
各電極に3つの電子ビーム通過孔が形成されたカラー陰
極線管用電子銃として構成することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態を説明する。
この発明の実施の形態を説明する。
【0018】実施の形態1.図1は、実施の形態1に係
る陰極線管用電子銃を構成する一つのグリッド電極を示
す投影図である。
る陰極線管用電子銃を構成する一つのグリッド電極を示
す投影図である。
【0019】図1に示すG52電極において、従来のグ
リッド電極(図4)と異なるのは、その板状部品9aに
代えて、該当板状部品90aの先端部をほぼ直角に折り
曲げ、絞り状部品9bの側周面に沿う折り曲げ部90c
を設けるとともに、更に折り曲げ部90cの先端部を反
対側に折り曲げて、マルチホームガラス15にほぼ垂直
に形成される起立片90bを設けた点である。その他の
絞り状部品9b、板状部品9c、及びアークシールドを
構成する金属導体10の脚部が取り付けられるプレート
9e,9e’等の構成は、従来のものと同じであり、そ
れらの詳細な説明は省略する。
リッド電極(図4)と異なるのは、その板状部品9aに
代えて、該当板状部品90aの先端部をほぼ直角に折り
曲げ、絞り状部品9bの側周面に沿う折り曲げ部90c
を設けるとともに、更に折り曲げ部90cの先端部を反
対側に折り曲げて、マルチホームガラス15にほぼ垂直
に形成される起立片90bを設けた点である。その他の
絞り状部品9b、板状部品9c、及びアークシールドを
構成する金属導体10の脚部が取り付けられるプレート
9e,9e’等の構成は、従来のものと同じであり、そ
れらの詳細な説明は省略する。
【0020】図1に示すG52電極は、図3に示す従来
のカラー陰極線管用電子銃の全体構成と同様に、複数の
グリッド電極とともに、マルチホームガラス15によっ
て所定の間隔が維持できるように絶縁支持されている。
また、複数の電極のいくつかのものでは、G52電極と
同様に3個の電子ビーム通過孔91,92,93が開け
られた複数の板状部品及び複数の絞り状部品により構成
されている。
のカラー陰極線管用電子銃の全体構成と同様に、複数の
グリッド電極とともに、マルチホームガラス15によっ
て所定の間隔が維持できるように絶縁支持されている。
また、複数の電極のいくつかのものでは、G52電極と
同様に3個の電子ビーム通過孔91,92,93が開け
られた複数の板状部品及び複数の絞り状部品により構成
されている。
【0021】この様に構成されたG52電極は、その絞
り状部品9bの電子加速方向の長さがKであるとすれ
ば、板状部品90aは立ち込み部分に相当する起立片9
0b,90b' を備えていて、その位置が長さL(<
K)の折り曲げ部90cによってもう一方の板状部品9
c側に近付けられている。その結果、板状部品90aの
起立片90b,90b’がそれぞれ上下のマルチホーム
ガラス15に埋設される位置は、G52電極の板状部品
90a側に隣接する電極の埋設部との間の距離wをLだ
け拡大するものとなる。
り状部品9bの電子加速方向の長さがKであるとすれ
ば、板状部品90aは立ち込み部分に相当する起立片9
0b,90b' を備えていて、その位置が長さL(<
K)の折り曲げ部90cによってもう一方の板状部品9
c側に近付けられている。その結果、板状部品90aの
起立片90b,90b’がそれぞれ上下のマルチホーム
ガラス15に埋設される位置は、G52電極の板状部品
90a側に隣接する電極の埋設部との間の距離wをLだ
け拡大するものとなる。
【0022】この距離Lは、図3に示すようにG51電
極8のマルチホームガラス15への埋設部8aから、G
52電極の板状部品90aまでの距離がwであれば、L
=(K+w)/2に設計されていることが好ましい。こ
れによって、マルチホームガラス15に埋設される起立
片90b,90b’の位置が、G51電極8の埋設部8
aとG52電極9の埋設部9cfとの中央になるからで
ある。
極8のマルチホームガラス15への埋設部8aから、G
52電極の板状部品90aまでの距離がwであれば、L
=(K+w)/2に設計されていることが好ましい。こ
れによって、マルチホームガラス15に埋設される起立
片90b,90b’の位置が、G51電極8の埋設部8
aとG52電極9の埋設部9cfとの中央になるからで
ある。
【0023】以上のように、実施の形態1の陰極線管用
電子銃では、隣接する電極のマルチホームガラスへの埋
設部との距離を寸法Lだけ長くして、その構成部品の点
数および組み立て時の工程数を増やさないで済むから、
簡単にマルチホームガラス15の割れの発生率を下げる
ことができる。
電子銃では、隣接する電極のマルチホームガラスへの埋
設部との距離を寸法Lだけ長くして、その構成部品の点
数および組み立て時の工程数を増やさないで済むから、
簡単にマルチホームガラス15の割れの発生率を下げる
ことができる。
【0024】なお、上述した説明では、一例としてG5
2電極について説明したが、この発明はG52電極につ
いてだけ実施されるものではなく、陰極線管用電子銃の
他の電極であっても同様な構造を有するものであれば、
同様に実施することができ、同等な効果が得られる。
2電極について説明したが、この発明はG52電極につ
いてだけ実施されるものではなく、陰極線管用電子銃の
他の電極であっても同様な構造を有するものであれば、
同様に実施することができ、同等な効果が得られる。
【0025】実施の形態2.図2は、実施の形態2に係
る陰極線管用電子銃を構成する一つのグリッド電極を示
す投影図である。
る陰極線管用電子銃を構成する一つのグリッド電極を示
す投影図である。
【0026】図2に示すG52電極において、実施の形
態1のグリッド電極(図1)と異なるのは、背面図に示
すように板状部品90aの上下の先端部を折り曲げた折
り曲げ部90c’(90c)の左右先端部がL字形状を
なし、板状部品9cの近傍まで延長して形成され、プレ
ート9e,9e’に代わってアークシールドを取り付け
るためのプレート90d’(90d)を構成している点
である。図2の正面図に示されているように、折り曲げ
部90c、90c’自体は平面板をなしているので、折
り曲げ部90c、90c’の左右の先端部分は、絞り状
部品9bの側周面からやや離れた位置でアークシールド
を構成する金属導体10の端部を支持するプレート90
d’、90dとなる。その他の起立片90b、90b’
の形状や、絞り状部品9b、板状部品9c等の構成は、
従来のものと同じである。
態1のグリッド電極(図1)と異なるのは、背面図に示
すように板状部品90aの上下の先端部を折り曲げた折
り曲げ部90c’(90c)の左右先端部がL字形状を
なし、板状部品9cの近傍まで延長して形成され、プレ
ート9e,9e’に代わってアークシールドを取り付け
るためのプレート90d’(90d)を構成している点
である。図2の正面図に示されているように、折り曲げ
部90c、90c’自体は平面板をなしているので、折
り曲げ部90c、90c’の左右の先端部分は、絞り状
部品9bの側周面からやや離れた位置でアークシールド
を構成する金属導体10の端部を支持するプレート90
d’、90dとなる。その他の起立片90b、90b’
の形状や、絞り状部品9b、板状部品9c等の構成は、
従来のものと同じである。
【0027】この様に構成されたG52電極は、その絞
り状部品9bの電子加速方向の長さがKであるとすれ
ば、板状部品90aは立ち込み部分に相当する起立片9
0b、90b' を備えていて、その位置が長さL(<
K)の折り曲げ部90cによってもう一方の板状部品9
c側に近付けられている。その結果、板状部品90aの
起立片90b,90b’がそれぞれ上下のマルチホーム
ガラス15に埋設される位置は、G52電極の板状部品
90a側に隣接する電極の埋設部までの距離wをLだけ
拡大するものとなる。しかも、上下のマルチホームガラ
ス15の外周面に沿って巻かれるアークシールドを支持
するプレート9e,9e' (図1)も不要となる。
り状部品9bの電子加速方向の長さがKであるとすれ
ば、板状部品90aは立ち込み部分に相当する起立片9
0b、90b' を備えていて、その位置が長さL(<
K)の折り曲げ部90cによってもう一方の板状部品9
c側に近付けられている。その結果、板状部品90aの
起立片90b,90b’がそれぞれ上下のマルチホーム
ガラス15に埋設される位置は、G52電極の板状部品
90a側に隣接する電極の埋設部までの距離wをLだけ
拡大するものとなる。しかも、上下のマルチホームガラ
ス15の外周面に沿って巻かれるアークシールドを支持
するプレート9e,9e' (図1)も不要となる。
【0028】したがって、実施の形態1のものと同様
に、マルチホームガラス15の割れの発生率を簡単に下
げることができるとともに、板状部品90aとアークシ
ールドを取り付けるためのプレート90d、90d’と
を一体化したので、実施の形態1と比較した場合には、
構成部品の点数や、組み立て時の工程数を更に削減でき
る。
に、マルチホームガラス15の割れの発生率を簡単に下
げることができるとともに、板状部品90aとアークシ
ールドを取り付けるためのプレート90d、90d’と
を一体化したので、実施の形態1と比較した場合には、
構成部品の点数や、組み立て時の工程数を更に削減でき
る。
【0029】なお、上述した説明では、一例としてG5
2電極について説明したが、この発明はG52電極に限
って実施されるものではなく、陰極線管用電子銃の他の
電極であっても同様な構造を有するものであれば、同様
に実施することができ、同等な効果が得られる。
2電極について説明したが、この発明はG52電極に限
って実施されるものではなく、陰極線管用電子銃の他の
電極であっても同様な構造を有するものであれば、同様
に実施することができ、同等な効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0031】請求項1乃至4に係る陰極線管用電子銃に
よれば、部品点数及び工程数を増やすことなしに、マル
チホームガラス等の絶縁部材における割れの発生率を下
げることができる。
よれば、部品点数及び工程数を増やすことなしに、マル
チホームガラス等の絶縁部材における割れの発生率を下
げることができる。
【0032】とくに、請求項2に係る陰極線管用竈子銃
によれば、絶縁部材の割れの発生率を下げるとともに、
更に部品点数及び工程数を削減できる。
によれば、絶縁部材の割れの発生率を下げるとともに、
更に部品点数及び工程数を削減できる。
【図1】 実施の形態1に係る陰極線管用電子銃を構成
する一つのグリッド電極を示す投影図である。
する一つのグリッド電極を示す投影図である。
【図2】 実施の形態2に係る陰極線管用電子銃を構成
する一つのグリッド電極を示す投影図である。
する一つのグリッド電極を示す投影図である。
【図3】 従来のカラー陰極線管用電子銃の全体図を示
す図である。
す図である。
【図4】 図3の陰極線管用電子銃を構成する従来のグ
リッド電極を示す投影図である。
リッド電極を示す投影図である。
【図5】 従来の別のグリッド電極を示す投影図であ
る。
る。
90a,9c 板状部品、 9b,9d 絞り状部品、
9cf,9cf’板状部品9cの立ち込み部分、 9
e,9e’ 板状のプレート、 10 アークシール
ド、 15 マルチホームガラス(絶縁部材)、 90
b,90b’起立片、 90c,90c’ 折り曲げ
部、 90d,90d’ 取り付け用プレート、 9
1,92,93 電子ビーム通過孔。
9cf,9cf’板状部品9cの立ち込み部分、 9
e,9e’ 板状のプレート、 10 アークシール
ド、 15 マルチホームガラス(絶縁部材)、 90
b,90b’起立片、 90c,90c’ 折り曲げ
部、 90d,90d’ 取り付け用プレート、 9
1,92,93 電子ビーム通過孔。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の電極を所定の間隔で絶縁支持する
絶縁部材を備えた陰極線管用電子銃において、 前記各電極のうち少なくとも1つは電子ビーム通過孔が
開けられている複数の板状部品及び絞り状部品により構
成され、 前記各板状部品のうち少なくとも一枚の先端部を前記絞
り状部品の側壁に沿って折り曲げるとともに、その折り
曲げ部の先端に前記絶縁材に対して垂直に立ち上がる起
立片が形成され、 前記起立片を前記絶縁部材に植込んで構成されたことを
特徴とする陰極線管用電子銃。 - 【請求項2】 前記板状部品の折り曲げ部には、前記絞
り状部品の側壁面から前記絶縁部材の外周面に沿って巻
かれるアークシールドの脚部を支持する支持板が一体構
成されていることを特徴とする請求項1記載の陰極線管
用電子銃。 - 【請求項3】 前記絶縁部材がマルチホームガラスであ
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の陰極線管用
電子銃。 - 【請求項4】 前記各電極には3つの電子ビーム通過孔
が形成されたカラー陰極線管用電子銃であることを特徴
とする請求項1乃至3のいずれかに記載の陰極線管用電
子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11109465A JP2000299072A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 陰極線管用電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11109465A JP2000299072A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 陰極線管用電子銃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000299072A true JP2000299072A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14510928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11109465A Withdrawn JP2000299072A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 陰極線管用電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000299072A (ja) |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP11109465A patent/JP2000299072A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |