JP2000298790A - ロードサーベイシステム - Google Patents

ロードサーベイシステム

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JP2000298790A
JP2000298790A JP11106290A JP10629099A JP2000298790A JP 2000298790 A JP2000298790 A JP 2000298790A JP 11106290 A JP11106290 A JP 11106290A JP 10629099 A JP10629099 A JP 10629099A JP 2000298790 A JP2000298790 A JP 2000298790A
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JP
Japan
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gas
electric
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JP11106290A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kawamura
真一 河村
Yasuhiro Ide
康弘 井出
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス機器別のガス使用状態の推定を精度良く
行うことができるロードサーベイシステムを提供する。 【解決手段】 複数のガス機器1に各別に接続され、各
ガス機器1のガス使用状況を検出し、ガス使用状況デー
タDG を電力線3を介して送信するガス機器別端末2
と、各ガス機器別端末2から送信される各ガス機器1の
ガス使用状況データDG を電力線3を介して集中受信す
る受信端末6と、複数のガス機器1の各ガス使用量の総
和であるガス総使用量を計量し、所定時間毎にガス総使
用量データG G を出力するガス総使用量計量手段7と、
受信端末6が受信したガス使用状況データDG とガス総
使用量計量手段7が出力するガス総使用量データGG
入力し、各ガス機器1のガス使用量、使用回数または使
用時間の内の少なくとも一つを推定する機器別使用状態
推定手段11とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から連続的に
供給されるガスや電気を使用するガス機器や電気機器の
機器別のガスまたは電気使用状況を計測するロードサー
ベイシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】精度の高いガスや電気の消費動向の解明
や需要予測を行うためには、使用者別のガス総使用量や
電気総使用量だけでなく、使用される機器別の使用状況
を把握する重要性が指摘されており、従来より、機器別
のガス使用量や電気使用量を解析する技術が提案されて
いる。例えば、機器別のガス使用量についていえば、ガ
ス機器別のガス使用量を計測するには、各ガス機器に対
して別途計測器を設置する必要があった。また、ガス機
器内部における制御情報等からガス使用量を近似的に推
測する方法がある。また、ガス総使用量の変化を検出し
て、その変化量と各ガス機器別のガス流量の定格値等と
を比較して、当該変化に対応するガス機器の使用開始ま
たは使用終了を判断して、各ガス機器別のガス使用量を
推定する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の内、各ガス機器に対して別途計測器を設置する
場合では、複数のガス機器夫々にかかる計測器を設置し
なければならず、また、その計測器を計測情報を転送す
るのに専用の通信媒体を設置する必要があり、面倒な作
業手間及び費用を要していた。また、ガス機器内部にお
ける制御情報等からガス使用量を近似的に推測する場合
では、ガス機器が当該制御情報を外部に取り出せるイン
タフェースを具備しているとは限らず、広範なガス機器
への適用が困難であった。
【0004】更に、ガス総使用量の変化を検出して各ガ
ス機器別のガス使用量を推定する方法では、定格流量等
のガス流量に関する属性が相互に近似する複数のガス機
器が存在する場合に、ガス総使用量の変化を検出するだ
けでは、かかる属性の近似するガス機器については、何
れのガス機器の使用開始或いは終了によるものかの判別
が困難であった。例えば、ガスコンロやガスファンヒー
タ等の使用開始時におけるガス流量の増加量の近接した
ガス機器を複数台所有する世帯では、上記した問題が顕
在化し、各ガス機器別のガス使用量の推定を精度良く行
うことができない。
【0005】一方、ガス機器と電気機器は、暖房、厨房
等その機能用途が共通するものがあり、ガス機器別のガ
ス使用状態だけ、または、電気機器別の電気使用状態だ
けのロードサーベイシステムでは、一ガス使用者世帯に
おける用途別のエネルギ使用状態の正確な把握ができな
いという状況であった。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ガス機器別のガス使用状態の
推定を精度良く行うことができるロードサーベイシステ
ムを提供し、更には、一ガス使用者世帯における用途別
のエネルギ使用状態の推定を精度良く行うことができる
ロードサーベイシステムを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係るロードサーベイシステムの第一の特徴構
成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、
ガス使用者が使用する複数のガス機器に各別に接続さ
れ、各ガス機器のガス使用状況を検出し、ガス使用状況
データを電力線を介して送信するガス機器別端末と、前
記各ガス機器別端末から送信される前記各ガス機器の前
記ガス使用状況データを電力線を介して集中受信する受
信端末と、前記複数のガス機器の各ガス使用量の総和で
あるガス総使用量を計量し、所定時間毎にガス総使用量
データを出力するガス総使用量計量手段と、前記受信端
末が受信した前記ガス使用状況データと前記ガス総使用
量計量手段が出力するガス総使用量データを入力し、前
記各ガス機器のガス使用量、使用回数または使用時間の
内の少なくとも一つを推定する機器別使用状態推定手段
とを備えてなる点にある。
【0008】ここで、所定時間毎とは、一定時間毎であ
っても、可変時間毎であってもよい。例えば、可変時間
毎である場合、一定ガス総使用量毎にその所定時間が変
化する形態であってもよい。
【0009】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した如く、ガス使用者が使用する複数
のガス機器の一部の機器に各別に接続され、各ガス機器
のガス使用状況を検出し、ガス使用状況データを電力線
を介して送信するガス機器別端末と、前記各ガス機器別
端末から送信される前記各ガス機器の前記ガス使用状況
データを電力線を介して集中受信する受信端末と、前記
複数のガス機器の各ガス使用量の総和であるガス総使用
量を計量し、所定時間毎にガス総使用量データを出力す
るガス総使用量計量手段と、前記受信端末が受信した前
記ガス使用状況データと前記ガス総使用量計量手段が出
力するガス総使用量データと少なくとも前記ガス機器別
端末が接続していない残りのガス機器の定格情報からな
る属性データを入力し、前記複数のガス機器各別のガス
使用量、使用回数または使用時間の内の少なくとも一つ
を推定する機器別使用状態推定手段とを備えてなる点に
ある。
【0010】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した如く、上記第一または第二の特徴
構成に加えて、前記ガス使用者が使用する複数の電気機
器に各別に接続され、各電気機器の電気使用状況を検出
し、少なくとも消費電力量を含む電気使用状況データを
電力線を介して送信する電気機器別端末を備え、前記受
信端末は、前記各電気機器別端末から送信される前記各
電気機器の前記電気使用状況データを電力線を介して集
中受信し、前記機器別使用状態推定手段は、前記受信端
末が受信した前記電気使用状況データを入力し、前記各
電気機器の使用回数または使用時間の内の少なくとも一
つを推定する点にある。
【0011】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した如く、上記第一または第二の特徴
構成に加えて、前記ガス使用者が使用する複数の電気機
器の一部の機器に各別に接続され、各電気機器の電気使
用状況を検出し、少なくとも消費電力量を含むその電気
使用状況データを電力線を介して送信する電気機器別端
末と、前記複数の電気機器の各電気使用量の総和である
電気総使用量を計量し、所定時間毎に電気総使用量デー
タを出力する電気総使用量計量手段を備え、前記受信端
末は、前記各電気機器別端末から送信される前記各電気
機器の前記電気使用状況データと前記電気総使用量計量
手段が出力する電気総使用量データを電力線を介して集
中受信し、前記機器別使用状態推定手段は、前記受信端
末が受信した前記電気使用状況データと前記電気総使用
量データ、及び、少なくとも前記電気機器別端末が接続
していない残りの電気機器の定格情報からなる属性デー
タを入力し、前記複数の電気機器各別の使用回数または
使用時間の内の少なくとも一つを推定する点にある。
【0012】同第五の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項5に記載した如く、上記第一または第二の特徴
構成に加えて、前記ガス使用者が使用する複数の電気機
器の一部の機器に各別に接続され、各電気機器の電気使
用状況を検出し、少なくとも消費電力量を含むその電気
使用状況データを電力線を介して送信する電気機器別端
末と、前記複数の電気機器の各電気使用量の総和である
電気総使用量を計量し、所定時間毎に電気総使用量デー
タを出力する電気総使用量計量手段を備え、前記受信端
末は、前記各電気機器別端末から送信される前記各電気
機器の前記電気使用状況データを電力線を介して集中受
信し、前記機器別使用状態推定手段は、前記受信端末が
受信した前記電気使用状況データと前記電気総使用量計
量手段が出力する電気総使用量データと少なくとも前記
電気機器別端末が接続していない残りの電気機器の定格
情報からなる属性データを入力し、前記複数の電気機器
各別の使用回数または使用時間の内の少なくとも一つを
推定する点にある。
【0013】第四及び第五の特徴構成において、所定時
間毎とは、一定時間毎であっても、可変時間毎であって
もよい。例えば、可変時間毎である場合、一定電気総使
用量毎にその所定時間が変化する形態であってもよい。
【0014】同第六の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項6に記載した如く、上記第一、第二、第三、第
四または第五の特徴構成に加えて、前記複数のガス機器
の少なくとも一つが電気を併用するガス機器であって、
そのガス機器に接続する前記ガス機器別端末は、そのガ
ス機器の消費電力または消費電力相当量を測定して、そ
のガス機器の前記ガス使用状況を検出する点にある。
【0015】ここで、消費電力相当量とは当該ガス機器
の消費電流やその消費電流と比例関係にある所定電圧等
の消費電力と一定の相関関係にある物理量を意味する。
【0016】同第七の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項7に記載した如く、上記第一、第二、第三、第
四、第五または第六の特徴構成に加えて、前記機器別使
用状態推定手段が推定処理に使用する入力データを所定
の通信路を介して収集し、その収集したデータを前記機
器別使用状態推定手段に対して出力する収集手段を備え
た点にある。
【0017】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係るロードサーベイシステムの第一の特徴構成によれ
ば、機器別使用状態推定手段は、所定時間毎のガス総使
用量データから、その所定時間毎のガス総流量、その変
化量及びその変化時刻が把握でき、また、ガス使用状況
データからガス総流量の変化量及び変化時刻に対応する
ガス機器を判別できることから、かかる判別処理を各ガ
ス機器毎に時系列に繰り返すことにより、定格流量等の
ガス流量に関する属性が相互に近似する複数のガス機器
を同時に使用する場合であっても、各ガス機器のガス使
用量、使用回数または使用時間を精度良く推定すること
ができる。また、ガス使用状況データをガス機器別端末
から受信端末まで送信するのに既存の電力線を使用する
ことで、そのための通信線を各ガス使用者毎に新たに敷
設する必要がなく、本システムを簡易且つ経済的に実現
できるのである。
【0018】同第二の特徴構成によれば、例えば、電力
線から離れた位置で使用するガス機器等のガス機器別端
末の設置が困難な一部のガス機器についてガス使用状況
データが得られなくても、かかるガス機器は限定される
ため、当該機器の定格情報を利用することで、ガス機器
別端末が取り付けられたガス機器の中からガス機器が判
別されなかった場合に、残りのガス機器の中から判別す
ることができ、全てのガス機器に対して、ガス使用量、
使用回数または使用時間を精度良く推定することができ
るのである。機器別使用状態推定手段は、所定時間毎の
ガス総使用量データからガス機器別に得たガス使用量の
和を差し引いた所定時間毎の差分ガス使用量、その変化
量及びその変化時刻が把握でき、また、属性データの定
格情報から差分ガス使用量の変化量に対応するガス機器
を判別できることから、かかる判別処理を各ガス機器毎
に時系列に繰り返すことにより、各ガス機器のガス使用
量、使用回数または使用時間を精度良く推定することが
できる。
【0019】同第三、第四または第五の特徴構成によれ
ば、機器別使用状態推定手段は、更に、電気使用状況デ
ータから各電気機器の電気使用量、使用回数または使用
時間を求めることができるため、ガス機器と電気機器の
両方の使用状態を同時に把握でき、ガス機器と電気機器
の両機器に跨がり一ガス使用者世帯における用途別のエ
ネルギ使用状態の推定を精度良く行うことができる
【0020】特に第四または第五の特徴構成によれば、
例えば、照明機器等の電気機器別端末の設置が困難な一
部の電気機器について電気使用状況データから消費電力
量を得られなくても、かかる電気機器は限定されるた
め、当該機器の定格情報を利用することで、電気機器別
端末が取り付けられた電気機器の中から電気機器が判別
されなかった場合に、残りの電気機器の中から判別する
ことができ、全ての電気機器に対して、電気使用量、使
用回数または使用時間を精度良く推定することができる
のである。具体的には、機器別使用状態推定手段は、所
定時間毎の電気総使用量データから電気機器別に得た電
気使用量の和を差し引いた所定時間毎の差分電気使用
量、その変化量及びその変化時刻が把握でき、また、属
性データの定格情報から差分電気使用量の変化量に対応
する電気機器を判別できることから、かかる判別処理を
各電気機器毎に時系列に繰り返すことにより、各電気機
器の電気使用量、使用回数または使用時間を精度良く推
定することができる。
【0021】また、第三、第四または第五の特徴構成に
よれば、受信端末がガス使用状況データと電気使用状況
データを同じ電力線を介して集中受信するため、ガス機
器と電気機器の夫々に対して個別の受信用通信路を設け
る必要が無く、システム構成が簡単化できる。特に、電
力線を使用することで、電気機器はその電力線から電力
供給を受けるので、電気機器別端末を電気機器と電力線
の両方に接近して接続することができ、実使用状態で、
電気機器別端末の設置場所に困るという状況が回避でき
る。また、同様のことが、電気を併用するガス機器につ
いても言えるのである。
【0022】更に、第四の特徴構成の場合は、電気総使
用量計量手段が、各電気機器へ電力を供給する電力線の
根元に各電気機器に取り付けた電気機器別端末を設置す
ることで実現でき、別途電気総使用量計量手段を製作す
る必要が無く、また、電気総使用量計量手段と機器別使
用状態推定手段との間を結ぶ通信経路を別途確保する必
要が無く経済的である。
【0023】同第六の特徴構成によれば、例えばガス炊
飯器やファンヒータや給湯器等の電気を併用するガス機
器については、ガス機器別端末は、そのガス機器の消費
電力または消費電力相当量を測定して、そのガス機器の
ガス使用状況を検出するため、電気機器と同様にガス機
器別端末をガス機器と電力線の両方に接近して接続する
ことができ、受信端末がガス使用状況データを電力線を
介して集中受信するという本発明の特徴構成をより簡単
に実現できるとともに、実使用状態で、ガス機器別端末
の設置場所に困るという状況も回避できるのである。
【0024】同第七の特徴構成によれば、機器別使用状
態推定手段が推定処理に使用する入力データを収集手段
が一旦まとめて収集するため、機器別使用状態推定手段
が、あるガス使用者についての使用状態の推定処理を行
っていても、収集手段が他のガス使用者の各入力データ
を機器別使用状態推定手段から独立して受信することが
でき、機器別使用状態推定手段は複数のガス使用者につ
いての使用状態の推定処理をバッチ処理的に実行できる
のである。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明に係るロードサーベイシス
テムの一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0026】[第1実施形態]図1に示すように、本発
明に係るロードサーベイシステムは、ガス使用者が使用
する複数のガス機器1に各別に接続され、各ガス機器1
のガス使用状況を検出し、少なくとも使用開始(オン)
及び使用終了(オフ)情報を含むガス使用状況データD
G を電力線3を介して送信するガス機器別端末2と、同
じガス使用者が使用する複数の電気機器4の一部に各別
に接続され、その接続された各電気機器4の電気使用状
況を検出し、少なくとも消費電力量を含む電気使用状況
データD E を電力線3を介して送信する電気機器別端末
5と、各ガス機器別端末2から送信されるガス使用状況
データDG と各電気機器別端末5から送信される電気使
用状況データDE を電力線3を介して集中受信する受信
端末6と、複数のガス機器1の各ガス使用量の総和であ
るガス総使用量を計量し、所定時間毎にガス総使用量デ
ータGG を出力するガス総使用量計量手段7と、複数の
電気機器4の各電気使用量の総和である電気総使用量を
計量し、所定時間毎に電気総使用量データG E を電力線
3を介して受信端末6に出力する電気総使用量計量手段
8と、受信端末6からガス使用状況データDG と電気使
用状況データDE と電気総使用量データGE を、ガス総
使用量計量手段7からガス総使用量データGG を、電話
回線9を介して夫々受信する収集手段10と、収集手段
10からガス使用状況データD G 、電気使用状況データ
E 、ガス総使用量データGG 、電気総使用量データG
E を入力し、ガス使用状況データDG とガス総使用量デ
ータGG に基づいて各ガス機器1のガス使用量、使用回
数または使用時間を推定するとともに、電気使用状況デ
ータDE と電気総使用量データGE に基づいて各電気機
器4の電気使用量、使用回数または使用時間を推定する
機器別使用状態推定手段11とを備えた構成となってい
る。尚、このロードサーベイシステムの内、収集手段1
0と機器別使用状態推定手段11は、例えばガス供給者
側の検針センタ12等の設備内に設置されており、その
他の構成要素はガス使用者側に設置されている。
【0027】ガス総使用量計量手段7はガスメータ7a
と端末装置7bからなる。ガスメータ7aは複数のガス
機器1の各ガス使用量の総和であるガス総使用量を計量
し、一定ガス総使用量UG (例えば、1.74リットル
/パルス)毎にパルス信号P G を発信する。端末装置7
bは、パルス信号PG の受信時刻を計時する計時手段
と、電話回線9との回線接続及びデータ通信を制御する
回線網制御装置を備え、ガスメータ7aからパルス信号
G を受信し、その受信毎のガス総使用量データGG
生成し、電話回線9を介して収集手段10に送信する。
端末装置7bの生成するガス総使用量データGG は、具
体的には、逐次受信するパルス信号PG の受信時刻TGi
(iは受信順序を示す識別番号)である。つまり、機器
別使用状態推定手段11は、受信時刻TGiを受信すれ
ば、端末装置7bが上述の如く既知の一定ガス総使用量
G 毎にパルス信号PG を受信するため、ガス総使用量
G を受信時刻TGiと1回前の受信時刻TGi-1の時間差
であるパルス間隔ΔTGi(分)で除算すると当該パルス
間隔ΔTGiにおける平均的な総ガス流量Fi (リットル
/分)が一義的に算出できる。従って、受信時刻TGi
らなるガス総使用量データGG は各ガス機器1のパルス
信号PG 受信毎の総ガス流量、その変化量及びその変化
時刻についての情報を実質的に含んでいる。
【0028】また、電気総使用量計量手段8は、電気機
器別端末5と同じ装置からなり、電力線3が各電機機器
4への配線系統に分岐する手前の根元側に設置し、複数
の電気機器4の各電気使用量(電力量)の総和である電
気総使用量(総電力量)を一定時間毎に計量し、電気総
使用量データGE を生成するとともに、電力線3を介し
て受信端末6にその電気総使用量データGE を送信す
る。
【0029】各ガス機器別端末2は、対応するガス機器
1に応じて、そのガス機器1のガス消費量を直接或いは
間接的に測定してガス消費量からなるガス使用状況デー
タD G を生成するものと、そのガス機器1のオン・オフ
を判別し、そのオンオフ時刻情報からなるガス使用状況
データDG を生成するものとがある。前者の場合は、機
器別使用状態推定手段11がガス機器1のオン・オフを
判別し、後者の場合は、機器別使用状態推定手段11が
ガス機器1のガス消費量を推定する。これらガス機器別
端末2は、対応するガス機器1が電気の使用を伴う場合
は、例えば、そのガス機器1の消費電力量またはその変
化を検知してガス流量を検出積算してガス消費量を測定
できるものと、ガス流量の検出はできないもののガス機
器1のオン・オフを判別できるものがある。この場合、
ガス機器別端末2は電力線3と電気を併用するガス機器
1の間に挿入して使用し、電力線3からの電力をガス機
器1に供給する。また、対応するガス機器1が電気の使
用を伴わない場合のガス機器別端末2は、例えば、各ガ
ス機器1毎のガス流量または供給ガス圧の変化を検知す
るセンサを備えたものがある。流量センサを備えたガス
機器別端末2は、直接ガス流量を検出積算してガス消費
量を測定できる。また、供給ガス圧の変化を検知するガ
ス機器別端末2は、供給ガス圧の変化を検知してガス消
費量を測定するものと、オン・オフを判別するものがあ
る。更に、ガス機器別端末2は、生成したガス使用状況
データDG を電力線搬送通信方式で受信端末6に送信す
るための送信機能を有する。
【0030】各電気機器別端末5は、対応する電気機器
4の消費電力量を一定時間(例えば、1秒)毎に測定し
て、その測定時刻情報と消費電力量からなる電気使用状
況データDE を生成する。電気機器別端末5は電力線3
と電気機器4の間に挿入して使用し、電力線3からの電
力を電気機器4に供給する。また、電気機器別端末5
は、生成した電気使用状況データDE を電力線搬送通信
方式で受信端末6に送信するための送信機能を有する。
【0031】受信端末6は、電力線搬送通信方式の受信
機能と、電話回線9との回線接続及びデータ通信を制御
する回線網制御装置を備え、各ガス機器別端末2から電
力線搬送通信方式で送信されたガス使用状況データDG
と各電気機器別端末5から電力線搬送通信方式で送信さ
れた電気使用状況データDE と電気総使用量計量手段8
から電力線搬送通信方式で送信された電気総使用量デー
タGE を受信し、回線網制御装置により、ガス使用状況
データDG と電気使用状況データDE と電気総使用量デ
ータGE を電話回線9を介して収集手段10に送信す
る。
【0032】収集手段10は電話回線9との回線接続及
びデータ通信を制御する回線網制御装置を備え、受信端
末6から受信したガス使用状況データDG と電気使用状
況データDE と電気総使用量データGE と、ガス総使用
量計量手段7から受信したガス総使用量データGG
を、検針センタ12内に敷設されたコンピュータネット
ワーク13を介して機器別使用状態推定手段11に送信
する。尚、収集手段10と機器別使用状態推定手段11
はコンピュータネットワーク13の代わりに専用線で1
対1に接続されてもよい。
【0033】機器別使用状態推定手段11は、コンピュ
ータネットワーク13と接続してデータの送受信を行う
送受信部14と、収集手段10から受信するガス使用状
況データDG 、電気使用状況データDE 、ガス総使用量
データGG 、電気総使用量データGE を記憶する記憶手
段15と、各ガス機器1及び各電気機器4の属性データ
Aを格納した属性データベース16と、ガス使用状況デ
ータDG とガス総使用量データGG に基づいて各ガス機
器1のガス使用量VG 、使用開始時刻TON、使用時間T
U 、使用回数Nを導出するとともに、電気使用状況デー
タDE と電気総使用量データGE と属性データAに基づ
いて各電気機器4の電気使用量VE 、使用開始時刻
ON、使用時間TU 、使用回数Nを導出する演算処理部
17と、当該導出結果を所定の出力形式で表示する表示
出力部18等を備えた構成となっている。また、演算処
理部17は中央演算処理装置(CPU)や記憶装置(R
OM、RAM等)等を備えた通常のコンピュータで構成
されている。
【0034】次に、第1実施形態のロードサーベイシス
テムの動作について説明する。各ガス機器別端末2は夫
々の対応するガス機器1の使用状況を一定時間(例え
ば、1秒)毎に逐次検出して、ガス使用状況データDG
を夫々逐次生成し、電力線3を介して受信端末6に送信
する。各電気機器別端末5は夫々の対応する電気機器4
の使用状況を一定時間毎に逐次検出して、電気使用状況
データDE を夫々逐次生成し、電力線3を介して受信端
末6に送信する。
【0035】ガス総使用量計量手段7は各ガス機器1の
使用状況に対応して変動するガス総使用量を計量し、一
定ガス総使用量UG 毎にガス総使用量データGG を生成
し、そのガス総使用量データGG を一定時間(例えば、
24時間)分を集計してまとめて電話回線9を介して収
集手段10に送信する。電気総使用量計量手段8は各電
気機器4の使用状況に対応して変動する総電力量を計量
し、一定時間毎に電気総使用量データGE を生成し、そ
の電気総使用量データGE を電力線3を介して受信端末
6に送信する。
【0036】受信端末6は各機器毎のガス使用状況デー
タDG と電気使用状況データDE と電気総使用量データ
E を受信すると、一旦、内蔵の記憶装置内に一時記憶
し、一定時間(例えば、24時間)分を、電話回線9を
介して検針センタ12内の収集手段10にまとめて転送
する。
【0037】収集手段10は、ガス使用状況データDG
と電気使用状況データDE と電気総使用量データGE
受信端末6から、ガス総使用量データGG をガス総使用
量計量手段7から、夫々一定時間毎に受信すると、コン
ピュータネットワーク13を介して機器別使用状態推定
手段11に転送する。
【0038】機器別使用状態推定手段11は、ガス使用
状況データDG と電気使用状況データDE 、ガス総使用
量データGG 、電気総使用量データGE を受信すると、
演算処理部17の演算に適した入力データに変換して記
憶手段15に記憶する。ガス機器サーベイ用の入力デー
タは、図2に示すように、受信時刻TGiと、その受信時
刻TGiに対応したパルス間隔ΔTGi(分)と総ガス流量
i 、及び、そのパルス間隔ΔTGiに使用開始(オン)
または使用終了(オフ)したガス機器の識別番号ON
i ,OFFi を受信時刻TGi毎に、行番号iを付して、
時系列にデーブル化したフォーマットとする。また、電
気機器サーベイ用の入力データも、図3に示すように、
受信時刻TEiと、その受信時刻TEiに対応した平均総電
力Wi 、各電気機器4の消費電力量V Eiを受信時刻TEi
毎に、行番号iを付して、時系列にデーブル化したフォ
ーマットとする。尚、ガス機器サーベイ用の入力データ
の受信時刻TGiと電気機器サーベイ用の入力データの受
信時刻TEiとは、相互に別個独立のものである。
【0039】演算処理部17は、各ガス使用者別に、ガ
ス機器1と電気機器4に分けて夫々の使用状態を判別す
る。具体的には、ガス機器1については、上記した入力
データを行番号i毎に読み込み、総ガス流量Fi の変化
量を検出し、その時のオンまたはオフしたガス機器の有
無を判別し、当該変化量を原則として各ガス機器1に割
り当てる作業を繰り返す。この割り当て作業におけるガ
ス機器推定処理においては、ガス消費量が個別に測定さ
れているガス機器1に対しては、直接オン・オフを判別
し、ガス消費量が個別に測定されていないガス機器1で
オン・オフ判別されているものに対しては、ガス消費量
を推定する。また、ガス消費量が個別に測定されていな
いガス機器1でオン・オフ判別されていないものに対し
ては、各ガス機器1の属性データAを参照して、オン・
オフ判別並びにガス消費量の推定を行う。この属性デー
タAとしては、推定対象機器の定格情報を使用する。ま
た、何れの判別もできない場合は、ガス総使用量の変化
はガス機器1のオン・オフではなく、何れかのガス機器
1のガス使用量が変化したものと判断し、属性データA
の使用パターン情報からガス機器の判別を行う。全ての
入力データに対して当該処理を終了し、各ガス機器1の
ガス使用量V、使用開始時刻TON、使用時間TU 、使用
回数Nが導出されると、図4に示す出力形式で出力デー
タを生成する。
【0040】電気機器4についても基本的にはガス機器
と同様の処理手順で各電気機器4の電気使用量VE 、使
用開始時刻TON、使用時間TU 、使用回数Nが導出さ
れ、図5に示す出力形式で出力データを生成する。
【0041】ところで、電気機器4については、既存の
電気機器4の内で、備え付けの照明器具のように電気機
器別端末5の設置が困難なものがあり、一部の電気機器
4について電気使用状況データDE が存在しない場合が
あり、本第1実施形態はかかる場合を想定している。電
気使用状況データDE が存在しない電気機器4をひとま
とめにして、これらの電気使用量VE 、使用開始時刻T
ON、使用時間TU 、使用回数Nを導出することができ
る。具体的には、各受信時刻TEi毎に、各電気機器4の
電気使用状況データDE から、電気機器別端末5が設置
されている電気機器4の消費電力量(電気使用量)の総
和を求め、その総和を、平均総電力Wi と一定時間を乗
じて得られる電気総使用量から差し引いて差分電気使用
量を行番号i毎に求める。電気機器別端末5が設置され
ていない電気機器4の定格情報を属性データAから求
め、差分電気使用量の変化量と比較し、対応するものが
あれば、その電気機器をオンまたはオフした電気機器で
あると判別できる。また、何れの判別もできない場合
は、電気総使用量の変化は電気機器4のオン・オフでは
なく、何れかの電気機器4の電気使用量が変化したもの
と判断し、属性データAの使用パターン情報から電気機
器の判別を行う。従って、電気使用状況データDE が存
在しない電気機器4についても電気使用量VE 、使用開
始時刻TON、使用時間TU 、使用回数Nを導出できる。
【0042】[第2実施形態]第1実施形態の電気総使
用量計量手段8を、図6に示すように、ガス総使用量計
量手段7と類似した構成とし、電気総使用量データGE
を受信端末6に送信せずに直接収集手段10に送信する
ようにしても構わない。具体的には、電気総使用量計量
手段8は電力量計8aと端末装置8bからなる。電力量
計8aは複数の電気機器4の各電気使用量(電力量)の
総和である電気総使用量(総電力量)を計量し、一定総
電力量UE 毎にパルス信号PE を発信する。電力量計8
aはパルス信号PE を発信可能な電気メータを使用す
る。端末装置8bは、パルス信号PE の受信時刻を計時
する計時手段と、電話回線9との回線接続及びデータ通
信を制御する回線網制御装置を備え、電力量計8aから
パルス信号PE を受信し、その受信毎の電気総使用量デ
ータGE を生成し、その電気総使用量データGE を一定
時間(例えば、24時間)分をまとめて電話回線9を介
して収集手段10に送信する。
【0043】端末装置8bの生成する電気総使用量デー
タGE は、具体的には、逐次受信するパルス信号PE
受信時刻TEi(iは受信順序を示す識別番号)である。
つまり、機器別使用状態推定手段11は、受信時刻TEi
を受信すれば、端末装置8bが上述の如く既知の一定総
電力量UE 毎にパルス信号PE を受信するため、総電力
量UE を受信時刻TEiと1回前の受信時刻TEi-1の時間
差であるパルス間隔ΔTEi(分)で除算すると当該パル
ス間隔ΔTEiにおける平均総電力Wi が一義的に算出で
きる。従って、受信時刻TEiからなる電気総使用量デー
タGE は各電気機器4のパルス信号PE 受信毎の平均総
電力Wi 、その変化量及びその変化時刻についての情報
を実質的に含んでいる。また、第1実施形態と異なり、
受信時刻TEi毎にパルス間隔ΔTEi(分)が変化するた
め、機器別使用状態推定手段11が生成する電気機器サ
ーベイ用の入力データはパルス間隔ΔTEi(分)を含む
が、実質的に図3に示す入力データと異なることはな
い。
【0044】機器別使用状態推定手段11は、第1実施
形態と同様に、収集手段10を介してガス使用状況デー
タDG 、電気使用状況データDE 、ガス総使用量データ
G、電気総使用量データGE を受信し、各電気機器4
の電気使用量VE 、使用開始時刻TON、使用時間TU
使用回数Nを導出する処理手順も第1実施形態と同じで
ある。
【0045】[第3実施形態]第1及び第2実施形態で
は、電気総使用量計量手段8を備えた構成としていた
が、サーベイの対象となる全ての電気機器4について電
気機器別端末5が接続され、電気機器別端末5が少なく
とも消費電力量からなる電気使用状況データDEを生成
できれば、電気総使用量データGE は必ずしも必要では
なく、上記実施形態の電気総使用量計量手段8は設けな
くても構わない。具体的には、図7に示すように、第2
実施形態の電気総使用量計量手段8から端末装置8bを
取り外し、電力量計8aだけの構成とする。従って、電
気総使用量データGE は生成されず、機器別使用状態推
定手段11は、各電気機器4の電気使用状況データDE
のみに基づいて、電気機器サーベイ用の入力データを、
一定時間(例えば、1秒)毎の各電気機器4の電気使用
量を、行番号iを付して、時系列にデーブル化したフォ
ーマットとする。演算処理部17がこの入力データに対
して所定の演算処理を施すことにより、電気機器別端末
5が接続された各電気機器4の電気使用量VE 、使用開
始時刻T ON、使用時間TU 、使用回数Nが導出され、図
4に示す出力形式で出力データが生成される。
【0046】[第4実施形態]第1乃至第3実施形態で
は、ガス機器別端末2は全てのガス機器1に設置されて
いたが、全てのガス機器1に対してガス機器別端末2が
設置できない場合については、一部のガス機器に設置す
る構成であっても構わない。この場合、ガス機器サーベ
イ用の入力データは機器別使用状態推定手段11によっ
て第1乃至第3実施形態の場合と同様に生成される。演
算処理部17の処理も基本的には第1乃至第3実施形態
と同様であるが、ガス機器別端末2の設置されていない
ガス機器1に対する処理は、第1または第2実施形態に
おける電気機器別端末5の設置されていない電気機器4
に対する処理と同様にして行う。具体的には、各受信時
刻TGi毎に、各ガス機器1のガス使用状況データDG
ら、ガス機器別端末2が設置されているガス機器1のガ
ス使用量の総和を求め、その総和をガス総使用量データ
G のガス総使用量から差し引いて差分ガス使用量を行
番号i毎に求める。ガス機器別端末2が設置されていな
いガス機器1の定格情報を属性データAから求め、差分
ガス使用量の変化量と比較し、対応するものがあれば、
そのガス機器をオンまたはオフしたガス機器であると判
別できる。また、何れの判別もできない場合は、ガス総
使用量の変化はガス機器1のオン・オフではなく、何れ
かのガス機器1のガス使用量が変化したものと判断し、
属性データAの使用パターン情報からガス機器の判別を
行う。従って、ガス使用状況データDG が存在しないガ
ス機器1についてもガス使用量VG 、使用開始時刻
ON、使用時間TU 、使用回数Nを導出できる。
【0047】以下にその他の別実施形態を説明する。 〈1〉上記実施形態では、ロードサーベイシステムはガ
ス機器1と電気機器4の両方を対象としたシステムであ
ったが、何れか一方だけを対象とするものであっても構
わない。
【0048】〈2〉上記実施形態では、受信端末6とガ
ス総使用量計量手段7、或いは、受信端末6、ガス総使
用量計量手段7、電気総使用量計量手段8の夫々に回線
網制御装置を設けていたが、独立の回線網制御装置を一
台設けて、受信端末6、ガス総使用量計量手段7、電気
総使用量計量手段8からガス使用状況データDG 、電気
使用状況データDE 、ガス総使用量データGG 、電気総
使用量データGE を受信して、電話回線9を介して収集
手段10に送信する構成としても構わない。
【0049】〈3〉収集手段10、または、収集手段1
0と機器別使用状態推定手段11をガス使用者側に設け
るようにしても構わない。この場合、収集手段10と受
信端末6を一体で構成しても構わない。また、収集手段
10を設けず、機器別使用状態推定手段11がガス使用
状況データDG 、電気使用状況データDE 、ガス総使用
量データGG 、電気総使用量データGE を受信する構成
でも構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロードサーベイシステムの一実施
の形態を示すブロック構成図
【図2】機器別使用状態推定手段の入力データの一例を
示す説明図
【図3】機器別使用状態推定手段の入力データの一例を
示す説明図
【図4】機器別使用状態推定手段の出力データの一例を
示す説明図
【図5】機器別使用状態推定手段の出力データの一例を
示す説明図
【図6】本発明に係るロードサーベイシステムの別実施
形態を示すブロック構成図
【図7】本発明に係るロードサーベイシステムの別実施
形態を示すブロック構成図
【符号の説明】
1 ガス機器 2 ガス機器別端末 3 電力線 4 電気機器 5 電気機器別端末 6 受信端末 7 ガス総使用量計量手段 7a ガスメータ 7b 端末装置 8 電気総使用量計量手段 8a 電力量計 8b 端末装置 9 電話回線 10 収集手段 11 機器別使用状態推定手段 12 検針センタ 13 コンピュータネットワーク 14 送受信部 15 記憶手段 16 属性データベース 17 演算処理部 18 表示出力部 A 属性データ DG ガス使用状況データ DE 電気使用状況データ GG ガス総使用量データ GE 電気総使用量データ PG ,PE パルス信号 TGi,TEi 受信時刻 ΔTGi,ΔTEi パルス間隔 Fi 総ガス流量 Wi 平均総電力 ONi オンした機器の識別番号 OFFi オフした機器の識別番号 Ri 消費電力量 VG ガス使用量 VE 電気使用量 TON 使用開始時刻 TU 使用時間 N 使用回数

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス使用者が使用する複数のガス機器に
    各別に接続され、各ガス機器のガス使用状況を検出し、
    ガス使用状況データを電力線を介して送信するガス機器
    別端末と、前記各ガス機器別端末から送信される前記各
    ガス機器の前記ガス使用状況データを電力線を介して集
    中受信する受信端末と、前記複数のガス機器の各ガス使
    用量の総和であるガス総使用量を計量し、所定時間毎に
    ガス総使用量データを出力するガス総使用量計量手段
    と、前記受信端末が受信した前記ガス使用状況データと
    前記ガス総使用量計量手段が出力するガス総使用量デー
    タを入力し、前記各ガス機器のガス使用量、使用回数ま
    たは使用時間の内の少なくとも一つを推定する機器別使
    用状態推定手段とを備えてなるロードサーベイシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 ガス使用者が使用する複数のガス機器の
    一部の機器に各別に接続され、各ガス機器のガス使用状
    況を検出し、ガス使用状況データを電力線を介して送信
    するガス機器別端末と、前記各ガス機器別端末から送信
    される前記各ガス機器の前記ガス使用状況データを電力
    線を介して集中受信する受信端末と、前記複数のガス機
    器の各ガス使用量の総和であるガス総使用量を計量し、
    所定時間毎にガス総使用量データを出力するガス総使用
    量計量手段と、前記受信端末が受信した前記ガス使用状
    況データと前記ガス総使用量計量手段が出力するガス総
    使用量データと少なくとも前記ガス機器別端末が接続し
    ていない残りのガス機器の定格情報からなる属性データ
    を入力し、前記複数のガス機器各別のガス使用量、使用
    回数または使用時間の内の少なくとも一つを推定する機
    器別使用状態推定手段とを備えてなるロードサーベイシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記ガス使用者が使用する複数の電気機
    器に各別に接続され、各電気機器の電気使用状況を検出
    し、少なくとも消費電力量を含む電気使用状況データを
    電力線を介して送信する電気機器別端末を備え、 前記受信端末は、前記各電気機器別端末から送信される
    前記各電気機器の前記電気使用状況データを電力線を介
    して集中受信し、 前記機器別使用状態推定手段は、前記受信端末が受信し
    た前記電気使用状況データを入力し、前記各電気機器の
    使用回数または使用時間の内の少なくとも一つを推定す
    る請求項1または2記載のロードサーベイシステム。
  4. 【請求項4】 前記ガス使用者が使用する複数の電気機
    器の一部の機器に各別に接続され、各電気機器の電気使
    用状況を検出し、少なくとも消費電力量を含むその電気
    使用状況データを電力線を介して送信する電気機器別端
    末と、前記複数の電気機器の各電気使用量の総和である
    電気総使用量を計量し、所定時間毎に電気総使用量デー
    タを出力する電気総使用量計量手段を備え、 前記受信端末は、前記各電気機器別端末から送信される
    前記各電気機器の前記電気使用状況データと前記電気総
    使用量計量手段が出力する電気総使用量データを電力線
    を介して集中受信し、 前記機器別使用状態推定手段は、前記受信端末が受信し
    た前記電気使用状況データと前記電気総使用量データ、
    及び、少なくとも前記電気機器別端末が接続していない
    残りの電気機器の定格情報からなる属性データを入力
    し、前記複数の電気機器各別の使用回数または使用時間
    の内の少なくとも一つを推定する請求項1または2記載
    のロードサーベイシステム。
  5. 【請求項5】 前記ガス使用者が使用する複数の電気機
    器の一部の機器に各別に接続され、各電気機器の電気使
    用状況を検出し、少なくとも消費電力量を含むその電気
    使用状況データを電力線を介して送信する電気機器別端
    末と、前記複数の電気機器の各電気使用量の総和である
    電気総使用量を計量し、所定時間毎に電気総使用量デー
    タを出力する電気総使用量計量手段を備え、 前記受信端末は、前記各電気機器別端末から送信される
    前記各電気機器の前記電気使用状況データを電力線を介
    して集中受信し、 前記機器別使用状態推定手段は、前記受信端末が受信し
    た前記電気使用状況データと前記電気総使用量計量手段
    が出力する電気総使用量データと少なくとも前記電気機
    器別端末が接続していない残りの電気機器の定格情報か
    らなる属性データを入力し、前記複数の電気機器各別の
    使用回数または使用時間の内の少なくとも一つを推定す
    る請求項1または2記載のロードサーベイシステム。
  6. 【請求項6】 前記複数のガス機器の少なくとも一つが
    電気を併用するガス機器であって、そのガス機器に接続
    する前記ガス機器別端末は、そのガス機器の消費電力ま
    たは消費電力相当量を測定して、そのガス機器の前記ガ
    ス使用状況を検出することを特徴とする請求項1、2、
    3、4または5記載のロードサーベイシステム。
  7. 【請求項7】 前記機器別使用状態推定手段が推定処理
    に使用する入力データを所定の通信路を介して収集し、
    その収集したデータを前記機器別使用状態推定手段に対
    して出力する収集手段を備えた請求項1、2、3、4、
    5または6記載のロードサーベイシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009295047A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Fuji Electric Holdings Co Ltd 消費エネルギー推定装置、その未知パラメータ値推定装置、プログラム
WO2013186866A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 三菱電機株式会社 データ保存装置及びデータ保存システム及びデータ保存方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2014216657A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 監視装置及びプログラム

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