JP2000296345A - 廃棄物の破砕装置 - Google Patents
廃棄物の破砕装置Info
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Abstract
の廃棄物の増大にも対応可能にする。 【解決手段】 破砕機43にて破砕された破砕屑を複数
のフレコンバッグ50に振り分ける振り分け機構44を
設ける。この振り分け機構44は、個々のフレコンバッ
グ50と対応して設けられる分岐シュータ46と、破砕
機43の排出口49と個々の分岐シュータ46とを連結
する排出用シュータ45と、排出用シュータ45と個々
の分岐シュータ46との分岐点に設けられ、破砕屑の個
々のフレコンバッグ50への搬入を制御する弁48と、
個々のフレコンバッグ50の内容量を計量する計量機4
7とを有している。弁48は、計量機47からの計量結
果に基づいて個々のフレコンバッグ50への破砕屑の搬
入を制御し、破砕屑を個々のフレコンバッグ50に振り
分ける。
Description
になった液晶パネルなどの廃棄物を、リサイクル等に役
立てるべく破砕処理する廃棄物の破砕装置に関するもの
である。
加して埋立地の残余年数が心配される状況になってきた
こと、より環境に配慮した産業活動が求められるように
なってきたこと等から、工場からの産業廃棄物を減らす
ことを求める要望や、家電製品や情報機器等の廃棄物に
ついてのリサイクルを求める要望が益々増加してきてお
り、行政面などからも家電製品等のリサイクルが推進さ
れている。
Ray Tube)に関しては、ガラスを切断して電子銃や蛍光
体を除去し、ガラスカレット(ガラス屑)として元のC
RT用ガラスに再生使用するリサイクル技術が提案され
ており、既に一部で実施されている。例えば、特開平8
−267455号公報は、廃家電品の廃棄処理システム
を開示しているが、このシステムでは、ブラウン管等の
大型ガラス製品が、大型ガラス処理装置にてカレットに
処理されている。
公報は、少なくとも2枚のガラス板が合成樹脂製の中間
膜を介して積層された窓用合わせガラスを、所定の大き
さに切断して小片とし、これを空気の渦流機能を有する
剥離槽に投入し、空気渦流によって合わせガラスをガラ
ス細片と中間膜とに分離し、ガラスを回収する方法を開
示している。
パネル生産工場、液晶モジュール生産工場、製品メーカ
ー等から排出される不良あるいは不要となった液晶パネ
ル、または、市場にて廃棄される情報表示装置や映像表
示装置等から出てくる液晶パネル(以下ではこれらの液
晶パネルを廃液晶パネルと称する)の場合、その大半は
一般的に管理型埋立されている。一方、家電製品や情報
機器等の廃棄物に含まれる廃液晶パネルは、廃棄物の量
としては少ないこともあって、処理施設で製品ごと破砕
されて、プラスチックを多量に含むシュレッダーダスト
と共に埋立処理されたり焼却処理されているのが現状で
ある。
せた2枚のガラス基板の内側に液晶材料を注入、封入
し、各ガラス基板の外側に偏光板(樹脂)を貼り付けた
ものであり、液晶モジュールとは、上記の液晶パネルを
含む表示部全体をいい、液晶駆動ドライバー基板やコン
トロール基板、導光板、光学シート、金属フレーム、蛍
光管等を含んで構成されるものである。
ル処理方法が確立されておらず、CRTその他の家電製
品や部品に比べ技術確立などが遅れているのが実状であ
る。したがって、今後、廃液晶パネルの増加にそなえた
リサイクル処理方法の確立が早急に要求されている。
イクル処理する前段では、上述の通り、廃棄物を破砕装
置にて破砕する処理が行われている。例えば、ガラスの
破砕の場合、衝撃式破砕機にて衝撃を与えてガラス細片
とするのが一般的である。また、上記破砕機では、ガラ
ス細片の大きさは比較的大きく、大きさも不揃いになり
がちであるため、その後、さらにガラス細片を破砕す
る、あるいは研磨して大きさを揃える等の後処理が必要
である。
パネルは薄膜フィルムを含む多層構造を呈しているた
め、偏光板やガラス基板の事前の分離作業は困難であ
り、適切な形状に分断するには、上記のような衝撃力で
はなく剪断力を必要とした。また、リサイクル処理する
には、破砕した破砕屑は大きさが揃っていて、その大き
さも10mm以下が望ましいとされている。そこで、廃液
晶パネルを破砕するためには、一般的に1軸剪断式破砕
機(詳細については実施の形態1で説明する)を使用す
ることが望ましいとされている。
結果得られる破砕屑は、一般的にフレキシブル・コンテ
ナ・バッグ(以下ではフレコンバッグと略称する)と呼
ばれる金属製あるいは樹脂製の容器に収容されて目的地
へ搬送される。
ッグのセッティングは、従来、以下のように行われてい
た。まず、空のフレコンバッグを破砕装置にセットし、
フレコンバッグの耐荷重に到達するまで破砕屑を上記フ
レコンバッグに詰め込む。そして、破砕屑が上記耐荷重
に到達すると、破砕装置の破砕機を一旦止め、作業者が
満杯になったフレコンバッグを空のフレコンバッグと取
り換える。取り換えが終了すれば、その後、破砕機によ
る破砕を再び開始し、上記の工程を繰り返す。
取り換えが完了した後でなければ新しいフレコンバッグ
への破砕屑の搬入を開始することができないので、破砕
材料を破砕し始めてから複数のフレコンバッグに破砕屑
を詰め終わるまでの処理に時間がかかる。その結果、こ
のような処理方法では、今後、廃棄物の量が増大したと
きには対応しきれなくなるという問題が生ずる。
献できる表示装置であり、今後、高度情報化社会の進展
に伴って、急激に生産量が増大すると共にその表示面積
も大型化することが予測され、これに伴って、廃液晶パ
ネルも、数・量ともに急速に増大すると予想される。
なされたもので、その目的は、破砕処理全体の処理効率
を向上させて、将来の廃棄物の増大にも対処できるよう
な廃棄物の破砕装置を提供することにある。
棄物の破砕装置は、上記の課題を解決するために、廃棄
物を破砕する破砕機を備えた廃棄物の破砕装置におい
て、上記破砕機にて破砕された破砕屑を複数の回収用容
器に振り分ける振り分け機構を備えていることを特徴と
している。
た破砕屑の所定の回収用容器への搬入が完了すると、振
り分け機構によって破砕屑の搬入先が他の回収用容器に
切り換えられ、上記破砕屑が上記他の回収用容器へ搬入
される。これにより、破砕屑が他の回収用容器へ搬入さ
れている間に、破砕屑の搬入が先に完了した回収用容器
を空の回収用容器と交換することができる。したがっ
て、搬入済み回収用容器を交換した後に破砕屑の搬入を
再開する従来のように、搬入済み回収用容器の交換の
間、破砕機をずっと停止させておく必要がない。
器への破砕屑の搬入と、搬入済み回収用容器の交換とを
同時に行うことができるので、破砕材料を破砕し始めて
から複数の回収用容器に破砕屑を詰め終わるまでの1サ
イクルの処理を従来よりも迅速に行って、1サイクル当
たりの処理量を従来よりも増大させることができる。そ
の結果、今後、廃液晶パネルをはじめとする廃棄物の量
が増大したときでも十分に対処することができる。
収用容器への破砕屑の振り分けおよび搬入を次々に連続
して行って先に搬入作業を完了させ、その後、個々の回
収用容器について交換作業をまとめて行うようにするこ
ともできる。この場合でも、途中で破砕機を停止させる
必要がないので、従来よりも1サイクル当たりの処理量
が増加する。
容器への振り分けを振り分け機構が自動的に行うので、
破砕材料の破砕から破砕屑の個々の回収用容器への搬入
までの処理の間、作業者を装置のそばに置いておかなく
ても済む。その結果、上記処理の間のシステムの無人化
を実現することができ、作業者の作業負担を軽減するこ
とができる。
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成にお
いて、上記振り分け機構は、個々の回収用容器への破砕
屑の搬入を制御する制御手段(例えば弁、シャッタ)を
備えていることを特徴としている。
であれば、弁の切り換えによって回収用容器への搬入路
を切り換えることができ、また、制御手段が例えばシャ
ッタであれば、シャッタの開閉動作によって回収用容器
への搬入路を選択的に1つ決めることができる。このよ
うな制御手段の動作によって、所定の回収用容器への破
砕屑の搬入を止めたり、他の回収用容器への破砕屑の搬
入を開始させたりすることができるので、破砕屑を個々
の回収用容器に確実に振り分けることができる。その結
果、請求項1の構成による効果を確実に得ることができ
る。
は、上記の課題を解決するために、請求項2の構成にお
いて、上記振り分け機構は、個々の回収用容器内に搬入
された破砕屑を計量する計量手段をさらに備え、上記制
御手段は、上記計量手段の計量結果に応じて、個々の回
収用容器への破砕屑の搬入を制御することを特徴として
いる。
が計量手段にて計量されるので、上記内容量が所定量
(例えば回収用容器の耐荷重)に達したか否かを正確に
把握することができる。これにより、例えば、破砕屑の
所定の回収用容器への搬入量が所定量に達したときに
は、制御手段が、上記回収用容器への破砕屑の搬入を阻
止する一方、他の回収用容器への破砕屑の搬入を開始さ
せるような制御を行うことが可能となる。その結果、回
収用容器から破砕屑があふれ出るのを回避することがで
き、回収用容器交換時における作業者の安全を確保する
ことができると共に、良好な作業環境を作ることができ
る。
は、上記の課題を解決するために、請求項2の構成にお
いて、上記振り分け機構は、上記破砕機の排出口と個々
の回収用容器とを連通する連通路をさらに備え、上記連
通路は、個々の回収用容器に対応した複数の分岐路を備
えており、上記制御手段(例えばシャッタ)は、各分岐
路ごとに設けられていることを特徴としている。
の分岐路のそれぞれに制御手段が設けられているので、
個々の回収用容器ごとに、破砕屑の搬入およびその阻止
を確実に制御することができる。これにより、個々の回
収用容器ごとに精度良く破砕屑の搬入を行うことができ
る。
破砕屑の搬入を確実に停止させることができるので、例
えば、回収用容器の交換時に上記回収用容器に対応する
分岐路から破砕屑の残渣がこぼれ落ちるというようなこ
とがなく、安全な作業環境を確保することができる。
は、上記の課題を解決するために、請求項1ないし3の
いずれかの構成において、上記振り分け機構は、上記破
砕機の排出口と、上記排出口よりも下方位置に設けられ
る個々の回収用容器とを連通する連通路をさらに備え、
上記連通路は、個々の回収用容器に対応した複数の分岐
路を備えており、各分岐路は、上記排出口からの破砕屑
が落下によって所定の回収用容器に搬入されるように傾
斜して設けられていることを特徴としている。
砕屑は、落下により連通路を介して所定の回収用容器に
搬入される。ここで、上記連通路の各分岐路が傾斜して
設けられているので、上記破砕屑は、上記所定の回収用
容器に対応する分岐路内を外力を必要とせずに自重によ
って落下し、上記所定の回収用容器内に到達する。した
がって、破砕屑の各回収用容器への振り分けを、各分岐
路を傾斜させるという簡単な構成で実現することができ
る。
0度よりも小さいと、分岐路内に破砕屑が滞留しやす
く、破砕屑の回収用容器へのスムーズな搬入が行えなく
なる。一方、上記傾斜角度が35度よりも大きいと、複
数の回収用容器が互いに接触し、干渉し合うのを防ぐた
め、各分岐路を長く形成する必要がある。この場合、装
置の高さが大きくなり、装置が大型化する。したがっ
て、以上のことを考慮すれば、上記傾斜角度としては、
30〜35度の範囲が好ましい。
は、上記の課題を解決するために、請求項4または5の
構成において、上記連通路は、ステンレスで構成されて
いることを特徴としている。
定の回収用容器に振り分けられ、搬入されるので、破砕
屑のスムーズな搬入を実現しようと思えば、連通路を摩
擦係数の小さい材料で構成するほうがよい。また、破砕
材料が例えば液晶パネルであれば、破砕屑にはガラスや
液晶材料が含まれるので、連通路に耐磨耗性および耐腐
食性が要求される。
やアルミ材と比べて耐磨耗性および耐腐食性があり、ま
た、摩擦係数も低いステンレスで上記連通路を構成して
いるので、破砕屑のスムーズな搬入を実現することがで
きると共に、連通路の磨耗や腐食による破損を抑制する
ことができ、破砕屑の回収用容器への搬入を長期にわた
って安定して行うことができる。
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成にお
いて、上記振り分け機構は、個々の回収用容器に順に破
砕屑が搬入されるように、複数の回収用容器を置換可能
に保持する保持手段を備えていることを特徴としてい
る。
の破砕屑の搬入が完了すると、上記所定の回収用容器は
保持手段によって他の回収用容器と置換され、その後、
上記他の回収用容器に破砕屑が搬入される。このように
して複数の回収用容器に順に破砕屑が搬入される構成な
ので、破砕機の排出口と個々の回収用容器とを結ぶ連通
路を設けなくても済み、簡単な構成で請求項1の構成に
よる効果を得ることができる。
容器を自動的に置換すると共に、搬入済み回収用容器を
ベルト等によって自動的に搬送、回収する構成であれ
ば、処理全体のシステムを完全に無人化することもでき
る。
一形態について、図1ないし図7に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
れる液晶パネルの概略の構成を示している。図示した液
晶パネルは、TFT(Thin Film Transistor)等のアク
ティブ素子(図示せず)を備えたものであるが、本発明
は、TN(Twisted Nematic)液晶パネル、STN(Sup
er Twisted Nematic )液晶パネル等のデューティー液
晶パネルにも勿論適用可能である。
または1.1mmの透明なガラス基板1a・1bを、当
該ガラス基板1a・1bの周縁に沿って額縁状に配置し
たシール部材2を介して貼り合わせ、その間に液晶を充
填させた構造となっている。ガラス基板1a・1bは、
SiO2 を50〜70%含んだもので構成されている
が、この数値に限定されるわけではない。ガラス基板1
a・1bにおける液晶層3とは反対側の面には、それぞ
れ厚さ0.2〜0.4mmの偏光板4a・4bが粘着剤
を介して貼り合わされている。液晶層3の厚さ(ガラス
基板1a・1b間の距離)は、一般に4〜6μmであ
る。なお、ガラス基板1a・1b、偏光板4a・4b、
液晶層3の厚さは上記の値に限定されるわけではない。
機物を主体としたカラーフィルタ5、インジュウムを含
む透明な膜(ITO(Indium Tin Oxide)膜)からなる
透明電極7、有機物からなる配向膜8が、液晶層3側へ
向かってこの順で積層されている。また、各カラーフィ
ルタ5・5間には、金属クロムからなる反射防止膜6が
形成されている。
は、タンタル、アルミニウム、チタン等のうちのいずれ
かの金属膜からなるバス電極9、インジュウムを含む透
明な膜(ITO膜)からなる画素電極10、有機物から
なる配向膜11が、液晶層3側へ向かってこの順で積層
されている。
ガラス基板1a・1bの厚さに比べて十分に薄い厚さで
ある。
用ドライバIC(Integrated Circuit)、接続材、プリ
ント基板、抵抗やコンデンサ部品等をはじめとする多く
の部材が直接的または間接的に取り付けられて一体化さ
れたものが液晶モジュール(図示せず)となる。なお、
上記の液晶駆動用ドライバICは、例えばTCP方式に
て液晶パネルに取り付けられているが、COG方式にて
取り付けられていてもよい。
説明する前に、先に、上記破砕装置が備える破砕機につ
いて図3ないし図5に基づいて説明する。以下では、上
記破砕機として、例えば、市販されている1軸剪断式破
砕機、2軸剪断式破砕機、衝撃式破砕機(ハンマークラ
ッシャー)の3種類について説明するが、これらの破砕
機に限定するわけではない。まず、1軸剪断式破砕機に
ついて説明する。
図を示している。同図に示すように、1軸剪断式破砕機
は、例えば400〜800rpmの比較的速い回転速度
で回転可能な円柱状の胴体部21を有している。胴体部
21は、回転軸が水平方向に位置するように設置されて
おり、その側面には複数の回転刃22が胴体部21と一
体的に設けられている。なお、同図では、回転刃22が
3つ設けられているが、この数に限定されるわけではな
い。
転したときに回転刃22との間に一定の隙間が形成され
るように、かつ、胴体部21を挟みこむように固定刃2
3・23が固設されている。回転刃22と固定刃23と
の上記隙間を適切に調節することにより、破砕材料を任
意の大きさに破砕することが可能である。
位置には、胴体部21の側面に沿って、上記側面と所定
距離はなれてメッシュ状の篩い24が設けられている。
篩い24の各端部は、固定刃23・23の各刃先近傍に
固着されている。
すると、同図上方より落下してきた破砕材料は、回転刃
22と固定刃23との間で剪断破砕され、破砕室下部に
設けられた篩い24の穴から破砕屑として下方に排出さ
れ、フレコンバッグに回収される。このとき、篩い24
の穴を通過できないものは、通過できる大きさとなるま
で何回でも破砕されることになる。なお、篩い24の穴
から排出される破砕屑は、回転刃22の低速回転域で少
なく、高速回転域で逆に多くなることが分かっている。
容易にかつ任意に揃えられ、刃先に無理な力をかけてそ
の寿命を短くすることなく、最大粒径を例えば5mm程
度となるまで薄く、小さく破砕することができる。これ
により、篩い24を通過した破砕屑を2次粉砕すること
なしにフレコンバッグに入れて輸送することが可能とな
る。
大粒径を例えば5〜10mm程度で安定させることがで
きる。これにより、破砕処理の後、破砕屑を例えば非鉄
製錬炉に投入してリサイクル処理する場合には、破砕屑
が非鉄製錬炉に投入しやすい寸法および形状となってい
るので、破砕屑を大量に非鉄製錬炉に投入して、大量に
リサイクル処理することが可能となる。
で、フレコンバッグに破砕屑を入れても、破砕屑がフレ
コンバッグを突き破って外部にまき散らされることがな
い。したがって、搬送時に作業者が負傷したり、周囲の
ものを傷つけるトラブルの危険度が少ない。
で回転するが、この回転数をコントロールすることによ
り、投入された破砕材料を効率良く破砕し、かつ、回転
する刃先にかかる負担を小さくすることができ、その結
果、刃物の寿命を延ばすことができる。さらに、回転刃
22が高速回転するので、打撃作用による破砕効果もあ
る。
る。図4は、2軸剪断式破砕機の破砕室の断面図を示し
ている。同図に示すように、2軸剪断式破砕機は、例え
ば20〜100rpmという1軸剪断式破砕機よりも比
較的遅い回転速度で回転可能な円柱状の胴体部25・2
6を有している。胴体部25の側面には、回転軸方向に
櫛刃状となった回転刃27が胴体部25と一体的に設け
られている。また、胴体部26の側面にも、回転軸方向
に櫛刃状となった回転刃28が胴体部26と一体的に設
けられている。なお、同図では、回転刃27・28は6
つずつ設けられているが、この数に限定されるわけでは
ない。
なるように位置しており、しかも、その回転時には回転
刃27・28が互いに噛み合うように、所定距離をおい
て対向するように設置されている。また、胴体部25・
26は、上方から落下してくる破砕材料を回転刃27・
28によって剪断破砕して排出口29方向へ導くことが
できるように、互いに逆方向に回転するようになってい
る。
1軸剪断式破砕機にあるような篩い24(図3参照)を
備えておらず、細い破砕にはあまり適していない。極力
細かい破砕を行うためには、回転刃27の刃1本と回転
刃28の刃1本との回転軸方向の距離を、例えば寿命の
点で限界に近い10mmに設定する必要がある。
て同図上方より胴体部25・26間に落下してきた破砕
材料は、互いに逆方向に回転する回転刃27と回転刃2
8との間で剪断破砕される。このとき、破砕屑の形状
は、櫛刃状の回転刃27および回転刃28の刃の厚みに
対応した短冊状の形状となる。そして、破砕屑は、破砕
室下部に設けられた排出口29から下方に排出される。
・28の回転数は同じであってもよいが、回転数に若干
のずれを持たせることで、破砕をより効率よく行うこと
ができる。
5は、衝撃式破砕機の破砕室の断面図を示している。同
図に示すように、衝撃式破砕機は、破砕室中央に回転ハ
ンマー30を備えている。この回転ハンマー30は、例
えば1軸剪断式破砕機の胴体部21の回転数と2軸剪断
式破砕機の胴体部25・26の回転数との中間程度の回
転数で回転するようになっており、円柱状の胴体部31
とその側面から突出した突出部32とからなっている。
なお、同図では、突出部32は6つ設けられているが、
この数に限定されるわけではない。
通じるシュータから落下してきた破砕材料は、回転ハン
マー30で叩かれて破砕室前方の壁33に衝突し、衝突
時の衝撃で破砕される。破砕屑は、破砕室の排出口34
を介して排出される。
対して衝撃を付与することにより破砕するため、破砕材
料として硬くもろいものは細かく破砕できるという利点
があるが、その逆のものは破砕効率が悪いという欠点も
ある。
トを行った結果について以下に説明する。
や液晶駆動用ドライバICの付いた液晶パネルでも容易
に破砕することができた。また、破砕屑の大きさが5m
m前後と他の2方式に比べて揃っており、最も良好な結
果が得られた。
も1/2(50%)と最も良好であり、輸送費の点で有
利であることを示す結果が得られた。なお、減容化率と
は、比容積率のことで、(見かけの比重/真の比重)で
表され、値が小さいほど減容化されていることを示す。
・28の幅を上述した10mmに設定しても、偏光板4
a・4bや液晶駆動用ドライバICの付いていない液晶
パネルの場合は、長さ数cmのガラス片が混入し、その
エッジも鋭利であった。偏光板4a・4bの付いた液晶
パネルの場合、ガラスは偏光板4a・4bに引っ張られ
て細かく破砕されるものの、偏光板4a・4bは、長さ
10cmを越える短冊状に裁断されたものが多く、その
偏光板4a・4bのほとんどに、粉々になったガラスが
分離せずに付着している状態であった。この結果、減容
化率は、1軸剪断式破砕機に比べて悪かった。
bや液晶駆動用ドライバICの付いていない液晶パネル
の場合は、破砕屑の最大粒径は3mm程度であり良好な
結果が得られた。一方、偏光板4a・4bや液晶駆動用
ドライバICの付いた液晶パネルの場合は、偏光板4a
・4bや液晶駆動用ドライバICに使われているポリイ
ミドフィルムが破砕されていなかった。また、衝撃式破
砕機では多量の発塵があり、集塵機を付けたとしても作
業環境が汚染される心配があると考えられる。
軸剪断式破砕機が最も適していることが言える。また、
いすれの破砕テストにおいても、液晶はガラス片に付着
した状態で排出され、機内に残留することはほとんどな
かった。また、液晶を80℃の高温下に長時間放置し重
量変化を測定したが、減少などの変化は認められず、蒸
発はほとんど無いと言える。
て、図1、図6および図7に基づいて以下に説明する。
装置は、破砕材料(例えば廃液晶パネル)の投入口41
と、投入口41から投入された破砕材料を破砕機43の
上方まで搬送する搬送用コンベア42と、上記した3種
類の破砕機のいずれかで構成される破砕機43と、振り
分け機構44とを備えている。
同図に示すように投入口41を破砕機43よりも下方位
置に設けることが可能となり、作業負担の軽減および作
業効率の改善が図られている。なお、搬送用コンベア4
2を備えずに、破砕機43の上方に投入口41を位置さ
せ、破砕材料をシュータ等を介して破砕機43の上方か
ら直接投入する構成であっても勿論構わない。
と、少なくとも2つの分岐シュータ46と、計量機47
(計量手段)と、弁48(制御手段)とから構成されて
いる。
出口49を介して排出される破砕屑を分岐シュータ46
に導く通路である。分岐シュータ46は、排出用シュー
タ45から少なくとも二股に分岐し、その分岐した先が
個々のフレコンバッグ50(回収用容器)につながって
いる分岐路である。したがって、排出用シュータ45お
よび分岐シュータ46は、破砕屑が個々のフレコンバッ
グ50に搬入されるように、排出口49と個々のフレコ
ンバッグ50とを連通する連通路を構成している。な
お、上記のフレコンバッグ50は、例えば金属や樹脂で
構成されるが、これらの材質に限定されるわけではな
い。
る落下により、排出用シュータ45および分岐シュータ
46を介して最終フレコンバッグ50まですべって行く
ように傾斜が付けられている。本実施形態では、図6に
示すように、分岐シュータ46の水平面との傾斜角度a
を、30度ないし35に設定しているが、その理由は以
下の通りである。
設定すると、破砕屑をフレコンバッグ50に確実に搬入
するためには、破砕機43にて破砕材料を通常よりも細
かく破砕することが必要となる。この場合、破砕処理に
長時間を要することとなり、特に、1軸剪断式破砕機で
は、処理能力が著しく低下する。
度に設定すると、破砕屑は多少大きくてもその自重によ
ってフレコンバッグ50に到達するので、この場合、破
砕時間を短縮化して処理能力を向上させることはでき
る。しかし、傾斜角度aが急であれば、隣り合うフレコ
ンバッグ50がその大きさによっては干渉し合い、フレ
コンバッグ50への破砕屑の搬入が良好に行われなくな
る場合がある。このような不都合を回避するためには、
例えば個々の分岐シュータ46をより長く設定する必要
があるが、これでは破砕装置全体を大型化してしまう結
果となる。
を考慮して分岐シュータ46の傾斜角度aを30度ない
し35度に設定している。
ータ46の材質には、一般的な構造用鋼材やアルミ材で
はなくステンレス鋼板を使用している。ステンレス鋼板
は、液晶材料や水分などによる腐食をある程度抑える効
果がある。また、ステンレス鋼板は、破砕屑の材質を問
わず耐磨耗性に優れており、摩擦係数も小さく、同時に
表面粗度を良好な状態で長く維持できるので、破砕屑の
安定した排出を持続することができる。
ンバッグ50に搬入された破砕屑を計量するものであ
り、計量結果に応じた信号を弁48および破砕機43に
送信する。
て、図示しないモータやシリンダにより、排出用シュー
タ45から各フレコンバッグ50に対応する分岐シュー
タ46への破砕屑の搬入を自動的に切り換えて、個々の
フレコンバッグ50への破砕屑の搬入を制御できるよう
に、排出用シュータ45と分岐シュータ46との分岐点
に例えば回動可能に設けられる。例えば、所定のフレコ
ンバッグ50への破砕屑の搬入が所定量に達したことを
計量機47が検出すると、弁48はこの検出結果に基づ
いて、破砕屑の搬入先が他のフレコンバッグ50に切り
換わるように回動し、搬入路を切り換える。
を破砕機43にも送信することにより、破砕屑の搬入が
全てのフレコンバッグ50について完了したときに、破
砕機43にて破砕処理を自動的に停止させることが可能
となる。これにより、破砕屑がフレコンバッグ50の耐
荷重以上に排出されることがなくなり、フレコンバッグ
50の交換を安全に行うことができる。また、所定量の
破砕屑を途中で処理を止めることなくフレコンバッグ5
0に収めることができるので、作業効率も向上する。
ついて、主に図7のフローチャートに基づいて説明す
る。
のメインスイッチを押すと、新しいフレコンバッグ50
の場合は、対応する計量機47の重量表示がリセットさ
れ、計量可能な状態となる(ステップ1;以下、ステッ
プは単にSと略記する)。そして、弁48は、例えば図
1で左側のフレコンバッグ50に破砕屑が搬入されるよ
うに右側に回動し、右側のフレコンバッグ50への破砕
屑の搬入を阻止する(S2)。そして、破砕装置自体を
始動させる(S3)。
ル等の破砕材料を投入すると、当該破砕材料は搬送用コ
ンベア42によって破砕機43の上方まで搬送された
後、破砕機43に投下され、破砕機43にて前述のごと
く破砕処理される(S4)。破砕屑は、排出口49から
排出用シュータ45および図1で左側の分岐シュータ4
6を介して左側のフレコンバッグ50に次々と搬入され
ていく。
ッグ50の内容量が、上記フレコンバッグ50に対応す
る計量機47によって常にモニタリングされており、内
容量が所定量以下であれば、すべての状態が維持された
まま破砕作業が続く(S5)。
量が所定量に到達したことを計量機47が検出すれば、
計量機47は弁48に制御信号を送信し、左側のフレコ
ンバッグ50への破砕屑の搬入を阻止すると共に、右側
のフレコンバッグ50へ破砕屑が搬入されるように、弁
48を左側へ回動させて搬入路を切り換える(S6)。
なお、この切り換え時においても破砕機43は破砕作業
を依然として行っている(S7)。右側のフレコンバッ
グ50に対応する計量機47も、上記と同様のモニタリ
ングを行い、内容量が設定量以下であれば、すべての状
態が維持されたまま破砕作業が続く(S8)。
量が設定量に到達したことを計量機47が検出すれば
(S8)、計量機47は破砕機43に停止信号を送信
し、破砕処理を停止させる(S9)。そして、破砕屑が
一定量搬入された上記2個のフレコンバッグ50を新し
いものと交換して、処理を終了する。
3を途中で止めることなく、破砕屑の搬入先を弁48が
切り換えて破砕処理を行う構成なので、破砕機43を途
中で止めなければ次のフレコンバッグ50への破砕屑の
搬入ができない従来に比べ、1サイクルの処理時間を大
幅に縮めることが可能となる。なお、上記の1サイクル
の処理とは、破砕材料を破砕し始めてから複数のフレコ
ンバッグ50に破砕屑を詰め終わるまでの処理を指す。
したがって、1サイクル当たりの処理量が従来よりも大
幅に増大し、今後、廃液晶パネルの量が増大したときで
も十分に対処することができる。
屑が完全に収まらない場合には、例えば一方のフレコン
バッグ50へ破砕屑を搬入している間に、他方のフレコ
ンバッグ50を空のフレコンバッグ50に交換しておく
ことにより、上記と同様に破砕機43を停止させること
なく、破砕屑の搬入を切り換えることができる。なお、
このような交換作業は、フレコンバッグ50の必要な数
だけ行えばよい。したがって、途中でフレコンバッグ5
0の交換作業が必要な場合であっても、破砕機43を停
止させなくてもよいことに変わりはなく、上記と同様
に、1サイクル当たりの処理量を従来よりも増大させる
ことができる。
結果に基づいて、弁48が破砕屑の搬入を自動的に切り
換えたり、破砕機43が破砕処理を停止したりするの
で、システムの無人化を実現して、作業者の作業負担を
軽減することができる。
にも単純な構成で、2個のフレコンバッグ50への破砕
屑の搬入を同時に制御できるので、実施の形態2で説明
するシャッタ52(図8参照)を併用する構成に比べ
て、装置の価格としても安価である。
続しておき、一定時間、計量値が変化しない場合には、
破砕処理が終了したとして装置の稼働を自動的に停止さ
せる構成としても構わない。
について、図8ないし図11に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1と
同じ構成には同じ部材番号を付記し、その説明を省略す
る。
に、振り分け機構44の代わりに振り分け機構51を備
えている。この振り分け機構51は、振り分け機構44
の弁48の代わりに、計量機47からの信号に基づい
て、個々のフレコンバッグ50への破砕屑の搬入を制御
するシャッタ52(制御手段)を、各分岐シュータ46
ごとに備えたものとなっている。シャッタ52は、例え
ばシリンダ等によって金属板がスライドして分岐シュー
タ46を塞ぐような構造をしている。
ついて、主に図9のフローチャートに基づいて説明す
る。
ッチを押すと、新しいフレコンバッグ50の場合は、対
応する計量機47の重量表示がリセットされ、計量可能
な状態となる(S11)。そして、例えば図8で左側の
フレコンバッグ50に破砕屑が搬入されるように、上記
フレコンバッグ50に対応するシャッタ52が開状態と
なる一方、右側のフレコンバッグ50に対応するシャッ
タ52が閉状態となる(S12)。そして、破砕装置自
体を始動させる(S13)。
ると、当該破砕材料は搬送用コンベア42によって破砕
機43の上方まで搬送された後、破砕機43に投下さ
れ、前述のごとく破砕処理される(S14)。破砕屑
は、排出口49から排出用シュータ45および左側の分
岐シュータ46を介して左側のフレコンバッグ50に次
々と搬入されていく。
ッグ50の内容量が、上記フレコンバッグ50に対応す
る計量機47によって常にモニタリングされており、内
容量が所定量以下であれば、すべての状態が維持された
まま破砕作業が続く(S15)。
量が所定量に到達したことを計量機47が検出すれば、
計量機47からの制御信号に基づいて、左側のフレコン
バッグ50に対応するシャッタ52が閉状態となる一
方、右側のフレコンバッグ50に対応するシャッタ52
が開状態となる(S16)。これにより、破砕屑の搬入
先が左側のフレコンバッグ50から右側のフレコンバッ
グ50に切り換わる。なお、この切り換え時においても
破砕機43は破砕作業を連続して行っている(S1
7)。右側のフレコンバッグ50に対応する計量機47
も、上記と同様のモニタリングを行い、内容量が所定量
以下であれば、すべての状態が維持されたまま破砕作業
が続く(S18)。
量が所定量に到達したことを計量機47が検出すれば
(S18)、計量機47は破砕機43に停止信号を送信
し、破砕処理を停止させる(S19)。そして、破砕屑
が一定量搬入された上記2個のフレコンバッグ50を新
しいものと交換できるように、左右それぞれのシャッタ
52を閉状態にし(S20)、処理を終了する。
砕機43を途中で止めることなく、破砕屑の搬入を一方
のフレコンバッグ50から他方のフレコンバッグ50へ
切り換えるので、実施の形態1と同様の効果を奏する。
なお、1サイクル当たりの処理能力としては、実施の形
態1とそれほど変わりはない。
のそれそれにシャッタ52を設けているので、個々のフ
レコンバッグ50ごとに、破砕屑の搬入およびその阻止
を確実に制御することができる。これにより、個々のフ
レコンバッグ50への破砕屑の搬入を精度良く行うこと
ができる。また、例えば、分岐シュータ46内の破砕屑
をシャッタ52にて確実にせき止めることができるの
で、満杯になったフレコンバッグ50の交換時に分岐シ
ュータ46内から破砕屑がこぼれ落ちるというようなこ
とがなく、安全でかつ衛生的な作業環境を確保すること
ができる。
て、金属板をスライド移動させる構成としたが、この他
にも、例えば、分岐シュータ46の内壁に風船状に膨ら
むチューブを取り付けておき、このチューブを膨らませ
ることで分岐シュータ46の内部を塞ぐ構成も可能であ
る。また、分岐シュータ46自体を柔軟なビニール製の
筒で構成すると共に、その周囲に風船状に膨らむような
チューブを巻き付けておき、圧縮空気を上記チューブ内
部に導入することにより当該チューブを膨らませ、分岐
シュータ46を外部から締めつける構成としてもよい。
る構成では、弁48はその回動によって破砕屑のフレコ
ンバッグ50への搬入を制御するため、分岐シュータ4
6の数を2個にしなければならない制約がある。しか
し、本実施形態のように各分岐シュータ46ごとにシャ
ッタ52を設ける構成では、各分岐シュータ46ごと
に、フレコンバッグ50への破砕屑の搬入を制御するこ
とができるので、分岐シュータ46の数に制約はない。
したがって、分岐シュータ46を例えば3個以上設け
て、処理能力の大きな破砕装置を実現することができ
る。また、この場合、実施の形態1の構成に比べ、例え
ばフレコンバッグ50の交換作業を時間的に余裕を持っ
て行うことができるので、より安全な交換作業を実現す
ることができる。なお、分岐シュータ46を3個以上設
ける例については後述の実施の形態3で説明する。
る構成も勿論可能である。この場合、シーケンスコント
ロール(ソフト)される弁48および各シャッタ52
と、計量機47との併用によって、例えば、弁48が所
定のフレコンバッグ50への破砕屑の搬入を阻止するよ
うに回動すると共に、上記フレコンバッグ50に対応す
るシャッタ52が閉状態となっているときの、分岐シュ
ータ46内に残存する破砕屑の量をあらかじめ計量して
おくことができる。
00kg仕様であり、分岐シュータ46内に残存する破
砕屑が例えば20kgであることが判明しているとする
と、この場合、フレコンバッグ50の1個あたりの設定
量を980kgとしておき、計量器47での計量値が9
80kgに達した時点で、弁48だけを破砕屑の搬入が
阻止されるように回動させれば、その後、分岐シュータ
46内に残存する20kg分の破砕屑と合わせて破砕屑
の搬入量が丁度1000kgとなる。
併用すれば、各フレコンバッグ50への破砕屑の搬入量
をさらに正確に管理することが可能となり、また、フレ
コンバッグ50の交換作業も確実に安全となる。また、
弁48とシャッタ52とを同時に閉状態にし、その後、
シャッタ52をわずかなに開閉動作させることにより、
フレコンバッグ50への搬入量を微調整することもでき
る。これにより、破砕屑の搬入量をより正確に管理する
ことができる。
シュータ46におけるシャッタ52よりもフレコンバッ
グ50側に、例えば手動で開閉調節できるシャッタをさ
らに設ける構成とすれば、計量機47からの信号に基づ
いて自動で開閉するシャッタ52の誤動作時でも、手動
で破砕屑の搬入を阻止することができる。これにより、
例えばフレコンバッグ50の交換時の破砕屑の飛散を確
実に防止して、良好な作業環境を保つことができる。
の形態について、図10(a)(b)および図11に基
づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便
宜上、実施の形態1・2と同じ構成には同じ部材番号を
付記し、その説明を省略する。
平面図および図10(b)の断面図で示すように、実施
の形態2の振り分け機構51の代わりに、振り分け機構
53を備えたものとなっている。この振り分け機構53
は、排出用シュータの先端が半球状となっている半球状
シュータ54と、一方が半球状シュータ54と接続さ
れ、他方が各フレコンバッグ50と接続される複数の分
岐シュータ46と、各フレコンバッグ50を吊り下げ保
持する保持テーブル55と、各フレコンバッグ50の内
容量を計量する計量器47とで構成される。各分岐シュ
ータ46には、実施の形態2で説明したようなシャッタ
52がそれぞれ設けられており、計量機47からの信号
に基づいて実施の形態2と同様の開閉動作が行われる。
構成であっても、実施の形態2と同様に各分岐シュータ
46ごとに破砕屑の搬入を制御するシャッタ52を設け
ており、破砕機43を停止させることなく破砕屑の搬入
先を切り換えることができるので、実施の形態2と同様
の効果を得ることができる。また、本実施形態の場合、
4個目のフレコンバッグ50への破砕屑の搬入が完了す
るまでに、先に破砕屑の搬入が完了している例えば1個
目、2個目のフレコンバッグ50の交換を行えばよいの
で、交換作業に時間的余裕を持たせることもでき、より
安全に交換作業を行うことができる。
タ54が、各分岐シュータ46と固定される外壁部54
aと、外壁部54aの内側に設けられ、外壁部54aの
内面と接しながら、計量機47からの信号に応じてあら
ゆる方向に回転可能な内壁部54bとを備えている。
に、外形が例えばおわん型で構成され、その一部に、個
々の分岐シュータ46の内径と一致するような大きさの
穴54cが設けられている。内壁部54bは、計量機4
7からの信号に基づいて、穴54cが所望のフレコンバ
ッグ50に対応する分岐シュータ46の搬入口と一致す
るように回転する。これにより、所望のフレコンバッグ
50にのみ破砕機43からの破砕屑が穴54cおよび対
応の分岐シュータ46を介して搬入される一方、他のフ
レコンバッグ50には、内壁部54bにおける穴54c
以外の部位が破砕屑の搬入を遮断することとなるため、
破砕屑が搬入されない。
の形態1の弁48(図1参照)と同等の機能を有する内
壁部54bを備えることにより、内壁部54bと各シャ
ッタ52との併用によって、実施の形態2で説明したよ
うに、分岐シュータ46内に残存する破砕屑の量を、計
量機47にてあらかじめ計量することができるので、各
フレコンバッグ50への破砕屑の搬入量を正確に管理す
ることが可能となる。
54bとを併用せずに、どちらか一方のみを設ける構成
としても、本発明の効果を得ることができることに変わ
りはない。
が各フレコンバッグ50を吊り下げて保持する構成とし
たが、各フレコンバッグ50を計量機47ごと保持テー
ブル55に乗せて、各フレコンバッグ50を下から支持
する構成としてもよい。
の形態について、図12(a)(b)に基づいて説明す
れば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の
形態1ないし3と同じ構成には同じ部材番号を付記し、
その説明を省略する。
平面図および図12(b)の断面図で示すように、実施
の形態1の振り分け機構44の代わりに、吊り下げ機構
56(振り分け機構、保持手段)を備えたものとなって
いる。この吊り下げ機構56は、回転テーブル57と、
回転テーブル57を回転可能に上方から支持するテーブ
ル支持部58とからなっており、個々のフレコンバッグ
50に順に破砕屑が搬入されるように、回転テーブル5
7の下側に複数のフレコンバッグ50を置換可能に吊り
下げて保持している。
ンバッグ50と対応する位置には、破砕機43の排出用
シュータ45が挿入されるような穴59が開いており、
例えば、吊り下げ機構56による回転テーブル57の回
転および上下移動により、排出用シュータ45が穴59
に挿入されて、破砕機43とフレコンバッグ50とが自
動的に接続される構造となっている。
されるフレコンバッグ50の内容量を計量する計量機4
7が1台設けられており、吊り下げ機構56は、計量器
47からの信号に応じて回転テーブル57を回転および
上下移動させることにより、個々のフレコンバッグ50
を置換する。
シャッタ(図示せず)が設けられており、フレコンバッ
グ50の脱着時に破砕機43から破砕屑がもれるのを回
避している。
所定のフレコンバッグ50に破砕屑が搬入され、上記フ
レコンバッグ50が破砕屑で満杯になったことが計量機
47にて検出されると、吊り下げ機構56が回転テーブ
ル57を回転させて上記フレコンバッグ50を空のフレ
コンバッグ50と置換する。そして、上記空のフレコン
バッグ50に破砕屑が搬入されている間に、満杯になっ
たフレコンバッグ50を新しいものと交換することが可
能となる。
は、フレコンバッグ50への破砕屑の搬入処理は一旦中
断するが、フレコンバッグ50の交換時に上記搬入処理
が長時間中断することはない。したがって、破砕屑の搬
入処理と、フレコンバッグ50の交換処理とを、破砕機
43を停止させることなく同時に行うことができるの
で、交換処理を終えなければ搬入処理を行えない従来よ
りは、1サイクルの処理時間を大幅に短縮することがで
きる。その結果、実施の形態1と同様の効果を得ること
ができる。
5および個々のフレコンバッグ50と対応した分岐シュ
ータ46を設けることなく、破砕屑を個々のフレコンバ
ッグ50へ搬入することができ、装置の構成を簡素化す
ることができる。
り下げ機構56で構成する以外にも、例えば、個々のフ
レコンバッグ50に順に破砕屑が搬入されるように、回
転テーブル57の上側に複数のフレコンバッグ50を置
換可能に保持する保持機構で構成してもよい。この場
合、個々のフレコンバッグ50ごとに計量手段を設け、
計量手段ごと回転テーブル57に乗せる、上記計量手段
を回転テーブル57に組み込む、等の処置を講じること
が必要である。
の形態について、図13に基づいて説明すれば、以下の
通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1ないし
4と同じ構成には同じ部材番号を付記し、その説明を省
略する。
うに、実施の形態4の吊り下げ機構56の代わりに、搬
送機構60(振り分け機構、保持手段)を備えたものと
なっている。この搬送機構60は、複数のフレコンバッ
グ50を載置して搬送する無端ベルト状の搬送用ベルト
61と、搬送用ベルト61を張架する2個の張架ローラ
62と、フレコンバッグ50の内容量を計量する計量機
47とから構成されている。つまり、搬送機構60は、
個々のフレコンバッグ50に順に破砕屑が搬入されるよ
うに、複数のフレコンバッグ50を搬送用ベルト61に
よって置換できるように保持している。
入されるフレコンバッグ50を搬送用ベルト61を介し
て支持する位置に配されており、フレコンバッグ50の
搬送時および破砕機43に対するフレコンバッグ50の
脱着時には、それらの動作が妨げられないように上下移
動するようになっている。搬送機構60は、計量器47
からの信号に応じて各張架ローラ62を回転させ、搬送
用ベルト61を移動させることにより、個々のフレコン
バッグ50を搬送すると共に、破砕機43に対してフレ
コンバッグ50の脱着を行う。
グ50の搬入口とは自動的に接続される構成となってい
る。また、破砕機43の排出口には自動制御のシャッタ
(図示せず)が設けられており、フレコンバッグ50の
脱着時に破砕機43から破砕屑がもれるのを回避してい
る。
号に応じて、搬送機構60がフレコンバッグ50の置換
を順に行うという、実施の形態4と同様の構成なので、
実施の形態4と同様の効果を得ることができる。特に、
本実施形態では、搬送機構60が、搬送用ベルト61に
よって、複数のフレコンバッグ50を自動的に搬送、置
換すると共に、満杯になったフレコンバッグ50を搬
送、回収するので、装置全体のシステムの完全な無人化
を実現することができる。
ッグ50を破砕装置に締結、接続することによって、投
入口41からフレコンバッグ50まで概略密封である。
砕材料(被破砕物)として図2に示す液晶パネルを例に
挙げて説明したが、これ以外にも、例えばプラズマディ
スプレイパネル(PDP)、エレクトロルミネッセント
パネル(ELP)、プラズマアドレッシング液晶パネル
(PALC)等のフラットディスプレイパネルや、CR
T等を破砕材料とした場合でも、勿論、本発明を適用す
ることができる。
は、以上のように、上記破砕機にて破砕された破砕屑を
複数の回収用容器に振り分ける振り分け機構を備えてい
る構成である。
機構が複数の回収用容器に振り分けるので、例えば、破
砕屑が所定の回収用容器へ搬入されている間に、破砕屑
の搬入が先に完了した回収用容器を空の回収用容器と交
換することができる。また、個々の回収用容器への破砕
屑の振り分けおよび搬入を次々に連続して行って先に搬
入作業を完了させ、その後、個々の回収用容器について
交換作業をまとめて行うようにすることもできる。
となく、回収用容器への破砕屑の搬入作業を継続して行
うことができるので、破砕材料を破砕し始めてから複数
の回収用容器に破砕屑を詰め終わるまでの1サイクルの
処理を従来よりも迅速に行って、1サイクル当たりの処
理量を従来よりも増大させることができる。その結果、
今後、廃液晶パネルをはじめとする廃棄物の量が増大し
たときでも十分に対処することができるという効果を奏
する。
分けを振り分け機構が自動的に行うので、破砕材料の破
砕から破砕屑の個々の回収用容器への搬入までの処理の
間のシステムの無人化を実現することができ、作業者の
作業負担を軽減することができるという効果を併せて奏
する。
は、以上のように、請求項1の構成において、上記振り
分け機構は、個々の回収用容器への破砕屑の搬入を制御
する制御手段を備えている構成である。
の破砕屑の搬入を止めたり、他の回収用容器への破砕屑
の搬入を開始させたりすることで、破砕屑を個々の回収
用容器に確実に振り分けることができる。その結果、請
求項1の構成による効果を確実に得ることができるとい
う効果を奏する。
は、以上のように、請求項2の構成において、上記振り
分け機構は、個々の回収用容器内に搬入された破砕屑を
計量する計量手段をさらに備え、上記制御手段は、上記
計量手段の計量結果に応じて、個々の回収用容器への破
砕屑の搬入を制御する構成である。
用容器の内容量が所定量に達したか否かを正確に把握す
ることができ、これにより、例えば、破砕屑の搬入量が
所定量に達した回収用容器への搬入を制御手段が確実に
阻止することができる。その結果、回収用容器から破砕
屑があふれ出るのを回避することができ、請求項2の構
成による効果に加えて、回収用容器交換時における作業
者の安全を確保することができると共に、良好な作業環
境を作ることができるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項2の構成において、上記振り
分け機構は、上記破砕機の排出口と個々の回収用容器と
を連通する連通路をさらに備え、上記連通路は、個々の
回収用容器に対応した複数の分岐路を備えており、上記
制御手段は、各分岐路ごとに設けられている構成であ
る。
手段によって、個々の回収用容器ごとに、破砕屑の搬入
およびその阻止を確実に制御することができるので、個
々の回収用容器への破砕屑の搬入を精度良く行うことが
できるという効果を奏する。
破砕屑の搬入を確実に停止させることができるので、例
えば、回収用容器の交換時に上記回収用容器に対応する
分岐路から破砕屑の残渣がこぼれ落ちるというようなこ
とがなく、安全な作業環境を確保することができるとい
う効果を併せて奏する。
は、以上のように、請求項1ないし3のいずれかの構成
において、上記振り分け機構は、上記破砕機の排出口
と、上記排出口よりも下方位置に設けられる個々の回収
用容器とを連通する連通路をさらに備え、上記連通路
は、個々の回収用容器に対応した複数の分岐路を備えて
おり、各分岐路は、上記排出口からの破砕屑が落下によ
って所定の回収用容器に搬入されるように傾斜して設け
られている構成である。
けられているので、所定の回収用容器に対応する分岐路
内を通過する破砕屑は、外力を必要とせずに自重によっ
て落下し、上記所定の回収用容器内に到達する。したが
って、請求項1ないし3のいずれかの構成による効果に
加えて、破砕屑の各回収用容器への振り分けを、各分岐
路を傾斜させるという簡単な構成で実現することができ
るという効果を奏する。
は、以上のように、請求項4または5の構成において、
上記連通路は、ステンレスで構成されている構成であ
る。
比べて耐磨耗性および耐腐食性があり、また、摩擦係数
も低いステンレスで連通路を構成しているので、破砕屑
のスムーズな搬入を実現することができると共に、連通
路の磨耗や腐食による破損を抑制することができ、請求
項4または5の構成による効果に加えて、破砕屑の回収
用容器への搬入を長期にわたって安定して行うことがで
きるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1の構成において、上記振り
分け機構は、個々の回収用容器に順に破砕屑が搬入され
るように、複数の回収用容器を置換可能に保持する保持
手段を備えている構成である。
置換することによって、回収用容器に順に破砕屑が搬入
される構成なので、破砕機の排出口と個々の回収用容器
とを結ぶ連通路を設けなくても済み、簡単な構成で請求
項1の構成による効果を得ることができるという効果を
奏する。
容器を自動的に置換すると共に、搬入済み回収用容器を
ベルト等によって自動的に搬送、回収する構成であれ
ば、処理全体のシステムを完全に無人化することもでき
るという効果を併せて奏する。
構成を示す説明図である。
す断面図である。
断式破砕機の概略の構成を示す断面図である。
断式破砕機の概略の構成を示す断面図である。
破砕機の概略の構成を示す断面図である。
示す説明図である。
ートである。
分け機構の概略の構成を示す説明図である。
ートである。
係る破砕装置の振り分け機構の概略の構成を示す平面図
であり、(b)は、上記振り分け機構の断面を示す説明
図である。
内壁部の構成を示す斜視図である。
係る破砕装置の吊り下げ機構の概略の構成を示す平面図
であり、(b)は、上記振り分け機構の断面を示す説明
図である。
置の搬送機構の概略の構成を示す説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】廃棄物を破砕する破砕機を備えた廃棄物の
破砕装置において、 上記破砕機にて破砕された破砕屑を複数の回収用容器に
振り分ける振り分け機構を備えていることを特徴とする
廃棄物の破砕装置。 - 【請求項2】上記振り分け機構は、個々の回収用容器へ
の破砕屑の搬入を制御する制御手段を備えていることを
特徴とする請求項1に記載の廃棄物の破砕装置。 - 【請求項3】上記振り分け機構は、個々の回収用容器内
に搬入された破砕屑を計量する計量手段をさらに備え、 上記制御手段は、上記計量手段の計量結果に応じて、個
々の回収用容器への破砕屑の搬入を制御することを特徴
とする請求項2に記載の廃棄物の破砕装置。 - 【請求項4】上記振り分け機構は、上記破砕機の排出口
と個々の回収用容器とを連通する連通路をさらに備え、 上記連通路は、個々の回収用容器に対応した複数の分岐
路を備えており、 上記制御手段は、各分岐路ごとに設けられていることを
特徴とする請求項2に記載の廃棄物の破砕装置。 - 【請求項5】上記振り分け機構は、上記破砕機の排出口
と、上記排出口よりも下方位置に設けられる個々の回収
用容器とを連通する連通路をさらに備え、 上記連通路は、個々の回収用容器に対応した複数の分岐
路を備えており、 各分岐路は、上記排出口からの破砕屑が落下によって所
定の回収用容器に搬入されるように傾斜して設けられて
いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
載の廃棄物の破砕装置。 - 【請求項6】上記連通路は、ステンレスで構成されてい
ることを特徴とする請求項4または5に記載の廃棄物の
破砕装置。 - 【請求項7】上記振り分け機構は、個々の回収用容器に
順に破砕屑が搬入されるように、複数の回収用容器を置
換可能に保持する保持手段を備えていることを特徴とす
る請求項1に記載の廃棄物の破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11105053A JP2000296345A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 廃棄物の破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11105053A JP2000296345A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 廃棄物の破砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000296345A true JP2000296345A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14397256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11105053A Pending JP2000296345A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 廃棄物の破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000296345A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275886A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Wacker Chemie Ag | ポリシリコンを微粉砕しかつ選別するための方法および装置 |
JP2015178365A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | 株式会社奥村組 | 粉状物詰込システムおよび粉状物詰込方法 |
JP2018111524A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | 鈴健興業株式会社 | 粒状物袋詰設備及び粒状物袋詰方法 |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11105053A patent/JP2000296345A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2018111524A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | 鈴健興業株式会社 | 粒状物袋詰設備及び粒状物袋詰方法 |
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