JP2000296128A - 超音波発生装置制御方法、超音波発生装置および超音波撮像装置 - Google Patents

超音波発生装置制御方法、超音波発生装置および超音波撮像装置

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JP2000296128A
JP2000296128A JP11108946A JP10894699A JP2000296128A JP 2000296128 A JP2000296128 A JP 2000296128A JP 11108946 A JP11108946 A JP 11108946A JP 10894699 A JP10894699 A JP 10894699A JP 2000296128 A JP2000296128 A JP 2000296128A
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ultrasonic
voltage
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ultrasonic transducer
control signal
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JP11108946A
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English (en)
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Mitsuyoshi Inetama
充善 稲玉
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速化と小型化が両立する超音波発生装置制
御方法、超音波発生装置および超音波撮像装置を実現す
る。 【解決手段】 電流駆動型の超音波発生装置において、
入力パルスの供給回路に電圧リミッタ316を設け、リ
ミット電圧をディジタル・アナログ変換器318の出力
電圧で規定してアポダイズを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波発生装置制
御方法、超音波発生装置および超音波撮像装置に関し、
特に、電流駆動型の超音波発生装置の制御方法、電流駆
動型の超音波発生装置、および、そのような超音波発生
装置を用いる超音波撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波トランスデューサ(transd
ucer)を電気的に駆動して超音波を発生する超音波
発生装置の1つに、いわゆる電流駆動型の超音波発生装
置がある。この型の超音波発生装置の超音波トランスデ
ューサ1個当たりの電気的構成を図16に示す。
【0003】同図に示すように、超音波トランスデュー
サ102とキャパシタ(capaccitor)104
の直列回路が、トランジスタ(transistor)
106のコレクタ(collector)とコモン(c
ommon)の間に接続されている。トランジスタ10
6のコレクタは抵抗108を介して図示しない直流電源
に接続され、エミッタは抵抗110を介してコモンに接
続されている。
【0004】トランジスタ106のベース(base)
には増幅器112を通じてディジタル・アナログ変換器
(digital to analog conver
ter)114の出力信号が与えられる。以下、ディジ
タル・アナログ変換器をDACという。
【0005】DAC114には図示しない制御信号発生
部からディジタル制御信号が入力される。DAC114
はディジタル入力信号をアナログ信号に変換して増幅器
112に入力する。増幅器112は入力信号を増幅して
トランジスタ106のベースに入力する。
【0006】ベースの入力電圧が0のときトランジスタ
106はオフ(off)になっており、コレクタ電圧は
直流電源電圧Vhと同じになっている。これによりキャ
パシタ104には直流電源電圧Vhが充電され、超音波
トランスデューサの両端電圧は0となっている。
【0007】トランジスタ106のベースに、トランジ
スタ106の不飽和動作範囲のパルス(pulse)電
圧を入力すると、トランジスタ106がそれに対応した
パルス出力電流を生じる。トランジスタ106のパルス
出力電流による電圧降下によってコレクタ電圧がパルス
的に低下し、それによって超音波トランスデューサ10
2が駆動される。
【0008】トランジスタ106のベースに入力される
パルス電圧の振幅Vtxとトランジスタ106のパルス
出力電流Itxの関係は次式で与えられる。
【0009】
【数1】
【0010】ここで、 Vbe:トランジスタ106のベース・エミッタ間電圧 Re:抵抗110の抵抗値 このようなパルス電流に基づく超音波トランスデューサ
102の駆動電圧Vtdは次式で与えられる。ただし、
キャパシタ104のインピーダンス(impedanc
e)は無視するものとする。
【0011】
【数2】
【0012】ここで、 Rc:抵抗108の抵抗値 Ztd:超音波トランスデューサ102のインピーダン
ス (2)式に示すように、超音波トランスデューサ102
の駆動電圧Vtdは、トランジスタ106のベースに入
力されるパルス電圧の振幅Vtxに応じて変化する。し
たがって、DAC114に入力するディジタル信号によ
ってパルス電圧の振幅Vtxを定めることにより、所望
の電圧Vtdで超音波トランスデューサ102を駆動す
ることができる。
【0013】超音波トランスデューサ102を複数個用
いたアレイ(array)によって超音波送信のアパー
チャ(aperture)を構成したときは、個々の超
音波トランスデューサの駆動電圧に重み付けし、超音波
ビーム(beam)適正化のためのアポダイゼーション
(apodization)を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の超音波発生装置
で超音波撮像用の超音波を発生させる場合、トランジス
タ106のベースに入力するパルス電圧は、ライズ/フ
ォール・タイム(rise/fall time)が少
なくとも20ns程度のものでなければならない。この
ため、DACとしては動作速度が極めて高速なものを用
いる必要がある。
【0015】高速DACは回路構成が複雑なため、それ
をIC(Integrated Circuit)化に
当たりデュアル/クワッド(dual/quad)等の
複数チャンネル(channel)化することが難しい
ので、1チャンネル当たり1個のDACICを必要とす
る。このため、超音波トランスデューサを例えば128
個用いたマルチエレメントアレイ(multi−ele
ment array)用の駆動回路では、DAC部分
が異様に大型化するという問題があった。
【0016】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、高速化と小型化が両立する
超音波発生装置制御方法、超音波発生装置および超音波
撮像装置を実現することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
する第1の観点での発明は、制御信号によって出力電流
が制御される可変電流回路とその出力電流に基づいて駆
動される超音波トランスデューサとを有する超音波発生
装置を制御するに当たり、前記制御信号の振幅を制限し
て前記可変電流回路に与えることを特徴とする超音波発
生装置制御方法である。
【0018】(2)上記の課題を解決する第2の観点で
の発明は、制御信号によって出力電流が制御される可変
電流回路とその出力電流に基づいて駆動される超音波ト
ランスデューサとを有する超音波発生装置であって、前
記制御信号の振幅を制限して前記可変電流回路に与える
制御手段を具備することを特徴とする超音波発生装置で
ある。
【0019】(3)上記の課題を解決する第3の観点で
の発明は、制御信号によって出力電流がそれぞれ制御さ
れる複数の可変電流回路と、前記複数の可変電流回路の
出力電流に基づいて駆動される超音波トランスデューサ
と、前記複数の可変電流回路を選択的に動作させる制御
手段と具備する超音波発生装置である。
【0020】(4)上記の課題を解決する第4の観点で
の発明は、前記超音波トランスデューサを複数個用いて
超音波トランスデューサアレイを構成し、前記可変電流
回路を前記超音波トランスデューサアレイにおける個々
の超音波トランスデューサごとに設け、前記制御手段を
前記可変電流回路ごとに設けたことを特徴とする(2)
または(3)に記載の超音波発生装置である。
【0021】(5)上記の課題を解決する第5の観点で
の発明は、超音波を送信する超音波送信手段と、前記送
信した超音波に関する受信信号を形成する受信信号形成
手段と、前記形成した受信信号に基づいて画像を生成す
る画像生成手段とを有する超音波撮像装置であって、前
記超音波送信手段として、(2)ないし(4)のうちの
いずれか1つに記載の超音波発生装置を用いることを特
徴とする超音波撮像装置である。
【0022】(6)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、超音波を送信し、前記送信した超音波に関する
受信信号を形成し、前記形成した受信信号に基づいて画
像を生成する超音波撮像方法であって、前記超音波の送
信を(1)に記載の方法で制御することを特徴とする超
音波撮像方法である。
【0023】(7)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、第1の抵抗を介して直流電圧が与えられる一方
の出力端子、第2の抵抗を介してコモンに接続された他
方の出力端子および制御信号が与えられる制御端子を有
する第1の電流制御素子と、第3の抵抗を介して直流電
圧が与えられる一方の出力端子、第4の抵抗を介してコ
モンに接続された他方の出力端子および制御信号が与え
られる制御端子を有する第2の電流制御素子と、前記第
1の電流制御素子の制御端子および前記第2の電流制御
素子の制御端子にそれぞれ制御信号を与える制御手段
と、一端が第1のキャパシタを介して前記第1の電流制
御素子の一方の出力端子に接続され、他端が第2のキャ
パシタを介して前記第2の電流制御素子の一方の出力端
子に接続され、センタータップがコモンに接続された1
次コイルおよび超音波トランスデューサが直列に接続さ
れた2次コイルを有するトランスとを備えた超音波発生
装置であって、前記制御手段はパルス信号の振幅をディ
ジタル・アナログ変換器の出力信号で制限した制御信号
を生じることを特徴とする超音波発生装置である。
【0024】(8)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、共通の第1の抵抗を介して直流電圧が与えられ
る一方の出力端子、個別の抵抗を介してコモンに接続さ
れた他方の出力端子および個別の制御信号が与えられる
制御端子を有する第1の複数の電流制御素子と、共通の
第2の抵抗を介して直流電圧が与えられる一方の出力端
子、個別の抵抗を介してコモンに接続された他方の出力
端子および個別の制御信号が与えられる制御端子を有す
る第2の複数の電流制御素子と、一端が第1のキャパシ
タを介して前記第1の複数の電流制御素子の一方の出力
端子に接続され、他端が第2のキャパシタを介して前記
第2の複数の電流制御素子の一方の出力端子に接続さ
れ、センタータップがコモンに接続された1次コイルお
よび超音波トランスデューサが直列に接続された2次コ
イルを有するトランスと、前記第1の複数の電流制御素
子の制御端子および前記第2の複数の電流制御素子の制
御端子にそれぞれ選択的に制御パルスを与える制御手段
とを有する超音波発生装置である。
【0025】(9)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、前記超音波トランスデューサを複数個用いて超
音波トランスデューサアレイを構成し、前記電流制御素
子を前記超音波トランスデューサアレイにおける個々の
超音波トランスデューサごとに設け、前記制御手段を前
記電流制御素子ごとに設けたことを特徴とする(7)ま
たは(8)に記載の超音波発生装置である。
【0026】(10)上記の課題を解決する他の観点で
の発明は、前記制御手段は前記パルス信号が一端に与え
られ前記ディジタル・アナログ変換器の出力信号が他端
に与えられるダイオードを有することを特徴とする
(7)または(9)に記載の超音波発生装置である。
【0027】(11)上記の課題を解決する他の観点で
の発明は、前記制御手段はコレクタがコモンに接続され
エミッタに前記パルス信号が与えられベースに前記ディ
ジタル・アナログ変換器の出力信号が与えられるトラン
ジスタを有することを特徴とする(7)または(9)に
記載の超音波発生装置である。
【0028】(12)上記の課題を解決する他の観点で
の発明は、前記制御手段は前記パルス信号が入力される
ダイオードブリッジと、このダイオードブリッジの1対
の制御信号入力点に定電流を互いに逆極性で入力する1
対の定電流源と、これら1対の定電流源の出力電流値を
規定するディジタル・アナログ変換器とを有することを
特徴とする(7)または(9)に記載の超音波発生装置
である。
【0029】(13)上記の課題を解決する他の観点で
の発明は、前記制御手段は前記パルス信号が入力される
出力電圧クランプ機能付きのOPアンプと、このOPア
ンプの出力電圧のクランプ値を規定するディジタル・ア
ナログ変換器とを有することを特徴とする(7)または
(9)に記載の超音波発生装置である。
【0030】(14)上記の課題を解決する他の観点で
の発明は、超音波を送信する超音波送信手段と、前記送
信した超音波に関する受信信号を形成する受信信号形成
手段と、前記形成した受信信号に基づいて画像を生成す
る画像生成手段とを有する超音波撮像装置であって、前
記超音波送信手段として、(7)ないし(13)のうち
のいずれか1つに記載の超音波発生装置を用いることを
特徴とする超音波撮像装置である。
【0031】(作用)本発明では、制御手段は別に発生
する高速な制御信号の振幅を制限するのに用いるので、
それ自身は動作速度が特に高速である必要はない。その
ような制御手段は複数チャンネル分を1個のICで構成
することができ小型化可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に、超音波撮像装置の
ブロック(block)図を示す。本装置は本発明の超
音波撮像装置の実施の形態の一例である。本装置の構成
によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示
される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する
実施の形態の一例が示される。
【0033】本装置の構成を説明する。同図に示すよう
に、本装置は超音波プローブ(probe)2を有す
る。超音波プローブ2は、被検体100に当接されて超
音波の送受波に使用される。超音波プローブ2は、図示
しない超音波トランスデューサアレイを有する。超音波
トランスデューサアレイは複数の超音波トランスデュー
サで構成される。個々の超音波トランスデューサは、例
えばPZT(チタン(Ti)酸ジルコン(Zr)酸鉛
(Pb))セラミックス(ceramics)等の圧電
材料で構成される。
【0034】超音波プローブ2は送受信部6に接続され
ている。送受信部6は、超音波プローブ2の超音波トラ
ンスデューサアレイを駆動して超音波ビームを送信し、
また、超音波トランスデューサアレイが受波したエコー
(echo)を受信するものである。送受信部6のブロ
ック図を図2に示す。同図に示すように、送受信部6は
信号発生回路602を有する。信号発生回路602は、
パルス(pulse)信号を所定の周期で繰り返し発生
して送波ビームフォーマ604に入力する。送波ビーム
フォーマ604は入力信号に基づいて送波ビームフォー
ミング信号を生成する。送波ビームフォーミング信号
は、超音波トランスデューサアレイにおいて送信アパー
チャを構成する複数の超音波トランスデューサに与える
複数のパルス信号であり、個々のパルス信号には超音波
ビームの方位および焦点に対応した遅延時間が付与され
る。以下、送信アパーチャを送波アパーチャという。
【0035】送波ビームフォーマ604の出力信号はア
ポダイズ回路606に入力される。アポダイズ回路60
6は入力された複数のパルスの振幅を個々に調節してア
ポダイズを行う。アポダイズ回路606については後に
あらためて説明する。アポダイズ回路606の出力信号
は、送受切換回路608を通じて送波アパーチャを構成
する複数の超音波トランスデューサに駆動信号として与
えられる。
【0036】駆動信号が与えられた複数の超音波トラン
スデューサはそれぞれ超音波を発生し、それら超音波の
波面合成により所定の方位への送波超音波ビームが形成
される。送波超音波ビームは所定の距離に設定された焦
点に収束する。信号発生回路602、送波ビームフォー
マ604、アポダイズ回路606、送受切換回路608
および超音波プローブ2からなる部分は、本発明におけ
る超音波送信手段の実施の形態の一例である。
【0037】送波超音波のエコーが、超音波プローブ2
の受信アパーチャを構成する複数の超音波トランスデュ
ーサでそれぞれ受波される。以下、受信アパーチャを受
波アパーチャという。複数の超音波トランスデューサが
受波した複数のエコー受波信号は、送受切換回路608
を通じて受波ビームフォーマ610に入力される。受波
ビームフォーマ610は、エコー受信音線の方位および
エコー受信の焦点に対応した遅延を個々のエコー受波信
号に付与して加算し、所定の音線および焦点に合致した
エコー受信信号を形成する。超音波プローブ2、送受切
換回路608および受波ビームフォーマ610からなる
部分は、本発明における受信信号形成手段の実施の形態
の一例である。
【0038】送波ビームフォーマ604は、送波超音波
ビームの方位を順次切り換えることにより音線順次の走
査を行う。受波ビームフォーマ610は、受波音線の方
位を順次切り換えることにより音線順次の受波の走査を
行う。これにより、送受信部6は例えば図3に示すよう
な走査を行う。すなわち、放射点200からz方向に延
びる超音波ビーム202が扇状の2次元領域206をθ
方向に走査し、いわゆるセクタスキャン(sector
scan)を行う。
【0039】送波および受波のアパーチャを超音波トラ
ンスデューサアレイの一部を用いて形成するときは、こ
のアパーチャをアレイに沿って順次移動させることによ
り、例えば図4に示すような走査を行うことができる。
すなわち、放射点200からz方向に発する超音波ビー
ム202が直線的な軌跡204上を移動することによ
り、矩形状の2次元領域206がx方向に走査され、い
わゆるリニアスキャン(linear scan)が行
われる。
【0040】なお、超音波トランスデューサアレイが、
超音波送波方向に張り出した円弧に沿って形成されたい
わゆるコンベックスアレイ(convex arra
y)である場合は、リニアスキャンと同様な信号操作に
より、例えば図5に示すように、超音波ビーム202の
放射点200が円弧状の軌跡204上を移動して扇面状
の2次元領域206がθ方向に走査され、いわゆるコン
ベックススキャンが行えるのはいうまでもない。
【0041】送受信部6はデータ(data)処理部8
に接続されている。データ処理部8には、送受信部6か
ら、エコー受信信号がディジタルデータ(digita
ldata)として入力される。データ処理部8は、入
力されたエコーデータを処理して画像生成を行う。デー
タ処理部8は、本発明における画像生成手段の実施の形
態の一例である。
【0042】データ処理部8は、図6に示すように、デ
ータ処理プロセッサ(processor)80、エコ
ーメモリ(echo memory)82、データメモ
リ84および画像メモリ86を備えている。これらはバ
ス(bus)88によって接続されている。送受信部6
から入力されたエコーデータは、エコーメモリ82に記
憶される。データ処理プロセッサ80は、エコーデータ
に基づいて画像を生成する。
【0043】データ処理部8には表示部10が接続され
ている。表示部10は、例えばグラフィックディスプレ
ー(graphic display)等で構成され、
データ処理部8の画像メモリ86から入力された画像デ
ータに基づいて可視像を表示する。
【0044】以上の送受信部6、データ処理部8および
表示部10は制御部12に接続されている。制御部12
は、それら各部に制御信号を与えてその動作を制御す
る。また、被制御の各部から制御部12に状態報知信号
や応答信号等が伝えられる。制御部12による制御の下
で超音波撮像が実行される。
【0045】制御部12には操作部14が接続されてい
る。操作部14は操作者によって操作され、制御部12
に所望の指令や情報を入力するようになっている。操作
部14は、例えばキーボード(keyboard)やそ
の他の操作具を備えた操作パネル(panel)で構成
される。
【0046】図7に、アポダイズ回路606から超音波
プローブ2までの超音波発生装置の電気的構成の一例
を、超音波プローブ2の1チャンネル分すなわち超音波
トランスデューサ1個分について示す。ただし、送受切
換回路608については図示を省略してある。本超音波
発生装置は、図16に示した装置と共通する構成を有す
る。
【0047】本超音波発生装置は、本発明の超音波発生
装置の実施の形態の一例である。本超音波発生装置の構
成により、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示
される。本超音波発生装置の動作により、本発明の方法
に関する実施の形態の一例が示される。
【0048】同図に示すように、本超音波発生装置では
超音波トランスデューサ302とキャパシタ304の直
列回路が、トランジスタ306のコレクタとコモンの間
に接続されている。超音波トランスデューサ302は、
本発明における超音波トランスデューサの実施の形態の
一例である。また、本発明における負荷の実施の形態の
一例である。キャパシタ304は、本発明におけるキャ
パシタの実施の形態の一例である。トランジスタ306
は、本発明における可変電流回路の実施の形態の一例で
ある。また、本発明における電流制御素子の実施の形態
の一例である。
【0049】トランジスタ306のコレクタは抵抗30
8を介して図示しない直流電源に接続され、エミッタは
抵抗310を介してコモンに接続されている。コレクタ
は、本発明における一方の出力端子の実施の形態の一例
である。抵抗308は、本発明における第1の抵抗の実
施の形態の一例である。エミッタは、本発明における他
方の出力端子の実施の形態の一例である。抵抗310
は、本発明における第2の抵抗の実施の形態の一例であ
る。
【0050】トランジスタ306のベースには増幅器3
12の出力信号が与えられる。ベースは、本発明におけ
る制御端子の実施の形態の一例である。増幅器312に
は抵抗314を通じて送波ビームフォーマ604の出力
パルスが入力される。送波ビームフォーマ604から見
て抵抗314の下流には、ダイオード(diode)3
16を介してディジタル・アナログ変換器318の出力
回路が接続されている。増幅器312、抵抗314、ダ
イオード316およびディジタル・アナログ変換器31
8からなる部分は、本発明における制御手段の実施の形
態の一例である。
【0051】ダイオード316は、アノード(anod
e)が抵抗314側、カソード(cathode)がデ
ィジタル・アナログ変換器318側となる。ディジタル
・アナログ変換器318は、本発明におけるディジタル
・アナログ変換器の実施の形態の一例である。以下、デ
ィジタル・アナログ変換器をDACという。
【0052】DAC318には制御部12からディジタ
ル制御信号が入力される。DAC318はディジタル入
力信号をアナログ信号に変換してダイオード316のカ
ソード側に印加する。ダイオード316のアノード側に
印加される送波ビームフォーマ604の出力パルスの振
幅は、ダイオード316のカソード側に印加されるDA
C318の出力電圧より大きくなるように設定されてい
る。このため、送波ビームフォーマ604の出力パルス
が与えられたときダイオード316が導通し、増幅器3
12入力電圧をDAC318の出力電圧によって定まる
値に制限する。
【0053】DAC318の出力電圧をVdac、ダイ
オード316の順方向電圧をVfとしたとき、増幅器3
12の入力電圧はVdac+Vfとなる。このような電
圧が増幅器312で増幅されてトランジスタ306のベ
ースに入力される。トランジスタ306のベースの入力
電圧Vdac+Vfは、トランジスタ306の不飽和動
作範囲の入力電圧になるようにしてある。
【0054】送波ビームフォーマ604の出力パルスが
与えられないときは、DAC318の出力信号はダイオ
ード316で阻止されるので、増幅器312の入力電圧
は0であり、したがってトランジスタ306のベースの
入力電圧も0である。ベースの入力電圧が0のときトラ
ンジスタ306はオフになっており、コレクタ電圧は直
流電源電圧Vhと同じになっている。これによりキャパ
シタ304には直流電源電圧Vhが充電され、超音波ト
ラスデューサの両端電圧は0となっている。
【0055】送波ビームフォーマ604の出力パルスが
与えられると、トランジスタ306のベースにその振幅
を制限したパルス電圧が入力され、トランジスタ306
がそれに対応したパルス出力電流を生じる。トランジス
タ306のパルス出力電流による電圧降下によってコレ
クタ電圧がパルス的に低下し、それによって超音波トラ
ンスデューサ302が駆動される。
【0056】増幅器312のゲイン(gain)を1と
したとき、トランジスタ306のベースに入力されるパ
ルス電圧の振幅Vdac+Vfとトランジスタ306の
パルス出力電流Itxの関係は次式で与えられる。
【0057】
【数3】
【0058】ここで、 Vbe:トランジスタ306のベース・エミッタ間電圧 Re:抵抗310の抵抗値 このようなパルス電流に基づく超音波トランスデューサ
302の駆動電圧Vtdは次式で与えられる。ただし、
キャパシタ304のインピーダンスは無視するものとす
る。
【0059】
【数4】
【0060】ここで、 Rc:抵抗308の抵抗値 Ztd:超音波トランスデューサ302のインピーダン
ス (4)式に示すように、超音波トランスデューサ302
の駆動電圧Vtdは、トランジスタ306のベースに入
力されるパルス電圧の振幅Vdac+Vfに応じて変化
する。したがって、DAC318に入力するディジタル
信号によって電圧値Vdacを調節することにより、所
望の電圧Vtdで超音波トランスデューサ302を駆動
することができる。そこで、電圧値Vdacをアパーチ
ャを構成する個々の超音波トランスデューサ302ごと
に設定することによりアポダイズを行う。
【0061】トランジスタ306のベースに入力される
パルスのライズ/フォール・タイムは送波ビームフォー
マ604の出力パルスのライズ/フォール・タイムで定
まり、DAC318の動作速度の影響を受けない。この
ため、DAC318は図16に示したDAC114より
はるかに低速なのもので良い。そのようなDACは回路
構成を簡素化することができ、IC化した場合は例えば
デュアル/クワッド等による複数チャンネル化が可能で
ある。したがって、送波アパーチャを構成する例えば1
28チャンネルの超音波トランスデューサアレイ用のD
AC群を全体として小型化することができる。
【0062】また、送波ビームフォーマ604の出力パ
ルスは、振幅がDAC318の出力電圧以上ならば振幅
の精度を必要としないので、例えば20ns程度あるい
はそれより短いライズ/フォール・タイムを持つものを
容易に得ることができる。したがって、本超音波発生装
置では高速化と小型化を両立させることができる。
【0063】図8に、本発明の超音波発生装置の実施の
形態の他の例を示す。この装置は図7に示した装置にお
けるトランジスタ306をMOSFET(Metal−
oxide Semicoductor Field
Effect Transistor)306’で置き
換えたものに相当する。本超音波発生装置の構成によ
り、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示され
る。本超音波発生装置の動作により、本発明の方法に関
する実施の形態の一例が示される。
【0064】図8において図7と同様な部分は同一の符
号を付して説明を省略する。MOSFET306’は、
本発明における可変電流回路の実施の形態の一例であ
る。また、本発明における電流制御素子の実施の形態の
一例である。MOSFET306’のドレイン(dra
in)は、本発明における一方の出力端子の実施の形態
の一例であり、ソース(source)は、本発明にお
ける他方の出力端子の実施の形態の一例であり、ゲート
(gate)は、本発明における制御端子の実施の形態
の一例である。
【0065】MOSFET306’のゲートに入力電圧
を与える増幅器312’としてOPアンプ(opera
tional amplifier)が用いられ、その
非反転入力端子にDAC318の出力電圧で振幅制限さ
れた送波ビームフォーマ604の出力パルスが入力さ
れ、反転入力端子に抵抗310の電圧降下がフィードバ
ック(feedback)信号として入力される。
【0066】このようなフィードバックにより、MOS
FET306’の出力電流はゲート入力電圧に比例した
ものとなり、図7に示した装置と同様な超音波トランス
デューサ302の駆動を行うことができる。MOSFE
T306’はゲートに流れる電流が極めて小さいので、
ゲート駆動回路の消費電力を小さくできる利点がある。
【0067】図9に、本発明の超音波発生装置の実施の
形態の他の例を示す。本超音波発生装置の構成により、
本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本
超音波発生装置の動作により、本発明の方法に関する実
施の形態の一例が示される。
【0068】図9において図7と同様な部分は同一の符
号を付して説明を省略する。本超音波発生装置は、超音
波トランスデューサ302を駆動する回路を2系統有
し、それらの出力信号をトランス(transform
er)320を通じて超音波トランスデューサ302に
1パルスごとに交互に与えるようにしたものである。ト
ランス320および超音波トランスデューサ302から
なる部分は、本発明における負荷の実施の形態の一例で
ある。
【0069】Aドライバ(driver)502は、図
7に示した回路から超音波トランスデューサ302を除
いたものに相当する。Bドライバ504の構成もAドラ
イバと同様になっている。Aドライバ502のキャパシ
タ304はトランス320の1次コイルの一端に接続さ
れ、Bドライバ504のキャパシタ404は同1次コイ
ルの他端に接続されている。トランス320の1次コイ
ルはセンタータップ(center tap)を有し、
このセンタータップがコモンに接続されている。トラン
ス320の2次コイルには超音波トランスデューサ30
2が直列に接続されている。
【0070】両ドライバにはDAC314の出力信号が
共通のパルス振幅制限値として与えられる。両ドライバ
には送波ビームフォーマ604の出力パルス列が1パル
スごとに交互に入力される。これにより、Aドライバ5
02におけるa点の電圧すなわちトランジスタ306の
ベース入力電圧は図10の(a)に示すようになり、B
ドライバ504におけるb点の電圧すなわちトランジス
タ406のベース入力電圧は図10の(b)に示すよう
になる。
【0071】先ず、入力電圧(a)を増幅したトランジ
スタ306の出力電圧がキャパシタ304を通じてトラ
ンス320の1次コイルの一端とセンタータップ間に印
加されることにより、それに比例した電圧が2次コイル
に誘起し、この誘起電圧が超音波トランスデューサ30
2に印加される。
【0072】次に、入力電圧(b)を増幅したトランジ
スタ406の出力電圧がキャパシタ404を通じてトラ
ンス320の1次コイルの他端とセンタータップ間に印
加されることにより、それに比例した電圧が2次コイル
に誘起し、この誘起電圧が超音波トランスデューサ30
2に印加される。
【0073】2次コイルにおけるAドライバ502の誘
起電圧とBドライバ504の誘起電圧は互いに逆極性と
なり、超音波トランスデューサ302は(c)に示すよ
うにバイポーラ(bipolar)信号によって駆動さ
れる。バイポーラ駆動は送波超音波の音圧に画像の品質
を低下させる直流成分を含まない点で好ましい。なお、
両ドライバにおいて、トランジスタ306と増幅器31
2からなる回路およびトランジスタ406と増幅器41
2からなる回路は、図8に示したようなMOSFET3
06’とOPアンプ312’からなる回路でそれぞれ置
き換えても良い。
【0074】以上の超音波発生装置において、増幅器3
12,412、またはOPアンプ312’の入力パルス
の振幅を制限する回路として、例えば図11に示すよう
な回路を用いるようにしても良い。同図では、トランジ
スタ512のエミッタを抵抗314の下流側に接続し、
コレクタをコモンに接続し、ベースにDAC318の出
力電圧を入力するようにしている。なお、トランジスタ
512はPNP型のものである。
【0075】この回路では、トランジスタ512のエミ
ッタの電圧すなわち増幅器312,412、またはOP
アンプ312’への入力電圧の振幅が、DAC318の
出力電圧Vdacとトランジスタ512のベース・エミ
ッタ間電圧Vbeの和の値に制限される。
【0076】増幅器312,412、またはOPアンプ
312’のための入力電圧制限回路は、例えば図12に
示すようにダイオードブリッジ(diode brid
ge)を用いて構成しても良い。同図に示すように、ダ
イオード522,522’,524,524’がダイオ
ードブリッジを構成している。すなわち、ダイオード5
22,522’は極性をそろえて直列接続され、ダイオ
ード524,524’も極性をそろえて直列接続され、
かつ、ダイオード522,522’の直列回路とダイオ
ード524,524’の直列回路が極性をそろえて並列
に接続されている。
【0077】ダイオード522とダイオード524の接
続点に直流定電流源532の出力電流が供給される。直
流定電流源532の出力電流の方向はダイオード52
2,524の順方向に一致している。直流定電流源53
2の出力電流の値はDAC318の出力電圧によって規
定される。ダイオード522’とダイオード524’の
接続点に直流定電流源532’の出力電流が供給され
る。直流定電流源532’の出力電流の方向はダイオー
ド522’,524’の順方向に一致している。直流定
電流源532’の出力電流の値はDAC318’の出力
電圧によって規定される。直流定電流源532,53
2’の出力電流値は同一となるように設定されている。
なお、DAC318,318’は1つのDACを共用す
るようにしても良い。
【0078】ダイオード522とダイオード522’の
接続点は抵抗534を介してコモンに接続されている。
抵抗534の両端に生じる電圧が増幅器312への入力
信号となる。あるいは、OPアンプ312’または増幅
器412への入力信号となる。ダイオード524とダイ
オード524’の接続点はキャパシタ536を介して送
波ビームフォーマ604に接続され、ここに送波ビーム
フォーマ604の出力パルスが与えられる。
【0079】送波ビームフォーマ604が出力パルスを
発生しない間は、直流定電流源532からダイオード5
22を通じて抵抗534に流れる電流と、直流定電流源
532’からダイオード522’を通じて抵抗534に
逆方向に流れる電流が平衡しており、抵抗534の両端
には電圧が生じない。
【0080】送波ビームフォーマ604が正極性の出力
パルスを発生すると、ダイオード524とダイオード5
24’の接続点の電圧がダイオード524,522’を
逆バイアス(bias)する。逆バイアスされたダイオ
ード522’のオフによって、直流定電流源532’か
ら抵抗534に流れる電流が遮断され、抵抗534には
直流定電流源532の電流だけが流れる状態になる。こ
れによって抵抗534の両端に電圧が生じ、この電圧が
増幅器312への入力電圧となる。入力電圧の振幅は直
流定電流源532の電流によって定まる一定値となる。
【0081】送波ビームフォーマ604が負極性の出力
パルスを発生した場合は、ダイオード524とダイオー
ド524’の接続点の電圧がダイオード524’,52
2を逆バイアスする。逆バイアスされたダイオード52
2のオフによって、直流定電流源532から抵抗534
に流れる電流が遮断され、抵抗534には直流定電流源
532’の電流だけが流れる状態になる。これによって
抵抗534の両端に上記とは逆な極性の電圧が生じ、こ
の電圧が増幅器312への入力電圧となる。入力電圧の
振幅は直流定電流源532’の電流によって定まる一定
値となる。
【0082】図7または図9に示した回路において、増
幅器312,412の代わりに出力電圧クランプ(cl
amp)機能を持つOPアンプを用いて、トランジスタ
306のベース入力電圧の振幅を制限するようにしても
良い。あるいは、図8に示した回路においてOPアンプ
312’の前段部をそのような振幅制限回路で置き換え
ても良い。
【0083】出力クランプ機能を持つOPアンプを用い
た振幅制限回路の一例を図13に示す。同図において、
OPアンプ542が出力クランプ機能を持つOPアンプ
である。OPアンプ542の反転入力端子は、抵抗54
4を介して送波ビームフォーマ604に接続され、ま
た、抵抗546を介して出力端子に接続される。OPア
ンプ542の非反転入力端子はコモンに接続される。
【0084】OPアンプ542の1対のクランプ端子に
は増幅器548の正負1対の出力電圧がそれぞれ与えら
れる。正負1対の出力電圧の絶対値は同一になってい
る。あるいは適宜の相違を持たせるようにしても良い。
増幅器548の出力電圧の絶対値はDAC318の出力
電圧によって規定される。
【0085】送波ビームフォーマ604の出力パルスを
増幅したOPアンプ542の出力電圧は、クランプ端子
の電圧によってクランプされる。クランプ端子の電圧は
DAC318の出力電圧で規定するので、OPアンプ5
42の出力電圧はDAC318の出力電圧にクランプさ
れる。
【0086】図14に、本発明の超音波発生装置の実施
の形態の他の例を示す。本超音波発生装置の構成によ
り、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示され
る。図14において図7と同様な部分は同一の符号を付
して説明を省略する。
【0087】同図に示すように、本超音波発生装置は、
超音波トランスデューサ302を駆動するトランジスタ
を複数個有する。すなわち、例えば3個のトランジスタ
702,704,706を有しそれらのコレクタが抵抗
308に共通に接続されている。なお、トランジスタの
和は3個に限らず適宜の個数として良い。トランジスタ
702,704,706のエミッタはそれぞれ抵抗71
2,714,716を介してコモンに接続されている。
抵抗712,714,716の抵抗値の比は例えば1:
0.5:0.25となっている。
【0088】トランジスタ702,704,706のベ
ースにはそれぞれゲート(gate)回路722,72
4,726を介して送波ビームフォーマ604の出力パ
ルスが与えられる。ゲート回路722,724,726
の開閉はコントローラ(controller)730
によって制御される。コントローラ730には制御部1
2から制御信号が与えられる。ゲート回路722,72
4,726およびコントローラ730からなる部分は、
本発明における制御手段の実施の形態の一例である。
【0089】ゲート回路722,724,726により
トランジスタ702,704,706のいずれか1つま
たは2つあるいは全部のベースに送波ビームフォーマ6
04の出力パルスを入力すると、各トランジスタは
(1)式で示したように入力電圧Vtx、ベース・エミ
ッタ間電圧Vbeおよびエミッタに直列な抵抗(エミッ
タ抵抗)Reによって定まる出力電流をそれぞれ生じ、
それらの和の電流に基づくコレクタ電圧の変化が超音波
トランスデューサ302の駆動電圧となる。
【0090】ここで、エミッタ抵抗Reの値が個々のト
ランジスタごとに異なるので、出力電流はトランジスタ
ごとに異なる。すなわち、抵抗712,714,716
の抵抗値の比は1:0.5:0.25であるから、トラ
ンジスタ702,704,706の出力電流の比は1:
2:4となり、超音波トランスデューサ302の駆動電
圧の振幅比もこの通りになる。
【0091】したがって、パルス信号を入力するトラン
ジスタの組み合わせをゲート回路722,724,72
6によって制御することにより、超音波トランスデュー
サ302の駆動電圧の振幅を調節することができる。3
個のゲート回路の開閉の組み合わせは8通りあるので、
超音波トランスデューサ302の駆動電圧は8段階に調
節することができる。ゲート回路722,724,72
6の制御パターン(pattern)と超音波トランス
デューサ302の駆動電圧の倍率との関係を図15に示
す。トランジスタの数を増やしエミッタ直列抵抗の抵抗
値のステップ(step)を適宜に設定することによ
り、駆動電圧をさらに多段階に調節することが可能であ
る。
【0092】本回路では、値の異なるエミッタ抵抗を有
する複数のトランジスタの並列回路が実質的にディジタ
ル・アナログ変換器として機能するので、あらためてD
ACを必要とせず構成を簡素化することができる。ま
た、トランジスタおよびゲート回路として動作速度が高
速なものを得ることは容易である。また、アナログAS
IC(Application Specific I
ntegrated Ciucuit)化することによ
り小型化が可能である。
【0093】本回路も、図9に示した回路と同様に、ド
ライバを2系統化し、トランスを介して超音波トランス
デューサをバイポーラ駆動するようにしても良いのはも
ちろんである。
【0094】本超音波撮像装置の動作を説明する。操作
者は超音波プローブ2を被検体100の所望の部位に当
接し、操作部14を操作して超音波撮像を行う。撮像は
操作者の指令に基づき制御部12による制御の下で行わ
れる。
【0095】これにより、送受信部6は例えば図3に示
したセクタスキャンを行う。データ処理部8は受信した
エコーデータに基づき例えばBモード(B mode)
画像等を生成する。生成された画像は表示部10に表示
される。
【0096】以上、本超音波発生装置を超音波撮像用超
音波を送信するときのアポダイズに用いる例について説
明したが、本超音波発生装置はアポダイズに限らず所望
の強度の超音波を発生する用途に広く適用することがで
きる。
【0097】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、高速化と小型化が両立する超音波発生装置制御方
法、超音波発生装置および超音波撮像装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】図1に示した装置における送受信部のブロック
図である。
【図3】図2に示した送受信部による音線走査の概念図
である。
【図4】図2に示した送受信部による音線走査の概念図
である。
【図5】図2に示した送受信部による音線走査の概念図
である。
【図6】図1に示した装置におけるデータ処理部のブロ
ック図である。
【図7】図1に示した装置における超音波発生装置の一
例の電気的構成を示す図である。
【図8】図1に示した装置における超音波発生装置の一
例の電気的構成を示す図である。
【図9】図1に示した装置における超音波発生装置の一
例の電気的構成を示す図である。
【図10】図9に示した装置の動作を示すタイムチャー
トである。
【図11】入力電圧制限回路の一例の電気的構成を示す
図である。
【図12】入力電圧制限回路の一例の電気的構成を示す
図である。
【図13】入力電圧制限回路の一例の電気的構成を示す
図である。
【図14】図1に示した装置における超音波発生装置の
一例の電気的構成を示す図である。
【図15】図14示した装置制御パターンを示す図であ
る。
【図16】超音波発生装置の従来例の電気的構成を示す
図である。
【符号の説明】
100 被検体 2 超音波プローブ 6 送受信部 8 データ処理部 10 表示部 12 制御部 14 操作部 602 信号発生回路 604 送波ビームフォーマ 606 アポダイズ回路 610 受波ビームフォーマ 302 超音波トランスデューサ 304 キャパシタ 306 トランジスタ 308,310 抵抗 312 増幅器 314 抵抗 316 ダイオード 318 ディジタル・アナログ変換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号によって出力電流が制御される
    可変電流回路とその出力電流に基づいて駆動される超音
    波トランスデューサとを有する超音波発生装置を制御す
    るに当たり、 前記制御信号の振幅を制限して前記可変電流回路に与え
    る、ことを特徴とする超音波発生装置制御方法。
  2. 【請求項2】 制御信号によって出力電流が制御される
    可変電流回路とその出力電流に基づいて駆動される超音
    波トランスデューサとを有する超音波発生装置であっ
    て、 前記制御信号の振幅を制限して前記可変電流回路に与え
    る制御手段、を具備することを特徴とする超音波発生装
    置。
  3. 【請求項3】 制御信号によって出力電流がそれぞれ制
    御される複数の可変電流回路と、 前記複数の可変電流回路の出力電流に基づいて駆動され
    る超音波トランスデューサと、 前記複数の可変電流回路を選択的に動作させる制御手段
    と、を具備する超音波発生装置。
  4. 【請求項4】 前記超音波トランスデューサを複数個用
    いて超音波トランスデューサアレイを構成し、 前記可変電流回路を前記超音波トランスデューサアレイ
    における個々の超音波トランスデューサごとに設け、 前記制御手段を前記可変電流回路ごとに設けた、ことを
    特徴とする請求項2または請求項3に記載の超音波発生
    装置。
  5. 【請求項5】 超音波を送信する超音波送信手段と、 前記送信した超音波に関する受信信号を形成する受信信
    号形成手段と、 前記形成した受信信号に基づいて画像を生成する画像生
    成手段とを有する超音波撮像装置であって、 前記超音波送信手段として、請求項2ないし請求項4の
    うちのいずれか1つに記載の超音波発生装置を用いるこ
    とを特徴とする超音波撮像装置。
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