JP2000295211A - データ記憶装置、データ処理システム - Google Patents

データ記憶装置、データ処理システム

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JP2000295211A
JP2000295211A JP11100111A JP10011199A JP2000295211A JP 2000295211 A JP2000295211 A JP 2000295211A JP 11100111 A JP11100111 A JP 11100111A JP 10011199 A JP10011199 A JP 10011199A JP 2000295211 A JP2000295211 A JP 2000295211A
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Japan
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digital
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JP11100111A
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Hidechika Matsumura
秀親 松村
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデータ記憶装置でデータ通信するデジ
タルデータの機密性を改善する。 【解決手段】 第一のデータ記憶装置201が自身のデ
ータ記憶手段210からデジタルデータをデータ読出し
てデータ通信手段104に外部出力でき、このデジタル
データを第二のデータ記憶装置202がデータ通信手段
104から外部入力して自身のデータ記憶手段210に
データ書込できる。ただし、第一のデータ記憶装置20
1はデジタルデータを暗号化することができ、第二のデ
ータ記憶装置202はデジタルデータを復号化すること
ができるので、データ通信手段104でデータ通信され
るデジタルデータの機密性を改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記憶手段に
よりデジタルデータをデータ記憶するデータ記憶装置
と、少なくとも一対のデータ記憶装置にデジタルデータ
をデータ通信させるデータ処理システムと、に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種データのデータ記憶にデータ
記憶装置が利用されており、複数のデータ記憶装置を通
信回線に接続したデータ処理システムもある。ここで、
このようなデータ処理システムの一従来例を図4を参照
して以下に説明する。なお、同図はデータ処理システム
の全体構造を示す模式図である。
【0003】ここで一従来例として例示するデータ処理
システム100は、一個のホストコンピュータ101と
第一第二のデータ記憶装置102,103とを具備して
おり、これらがデータ通信手段である通信回線104で
接続されている。第一第二のデータ記憶装置102,1
03は、一般にディスクアレイ装置などと呼称されてい
るもので、データ記憶手段として多数のMO(Magnetic
Optical Disc)105を具備している。
【0004】これらのMO105は、実際にはデータ書
込手段であるとともにデータ読出手段でもあるディスク
ドライブに着脱不能に装填されており、このディスクド
ライブは、データ入力手段であるとともにデータ出力手
段でもある通信I/F(Interface)などを介して通信回
線104に接続されている(図示せず)。
【0005】上述のような構造のデータ処理システム1
00では、例えば、ホストコンピュータ101が発生す
るデジタルデータを第一のデータ記憶装置102がデー
タ記憶することができ、この第一のデータ記憶装置10
2のデジタルデータを第二のデータ記憶装置103に複
写するようなこともできる。
【0006】このように第一のデータ記憶装置102の
デジタルデータを第二のデータ記憶装置103に複写す
る場合は、第一のデータ記憶装置102が自身のMO1
05にデータ記憶されているデジタルデータをデータ読
出して通信回線104に外部出力するので、第二のデー
タ記憶装置103が通信回線104から外部入力される
デジタルデータを自身のMO105にデータ書込する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなデータ処
理システム100では、第一第二のデータ記憶装置10
2,103がデジタルデータを個々にデータ記憶するこ
とができ、一方のデジタルデータを他方に複写するよう
なこともできる。
【0008】しかし、このように第一第二のデータ記憶
装置102,103の一方から他方までデジタルデータ
が通信回線104でデータ送信されるとき、このデータ
送信されるデジタルデータが漏洩する可能性があるた
め、上述のようなデータ処理システム100では、デー
タ通信するデジタルデータの機密性を維持することが困
難である。
【0009】また、上述のようなデータ処理システム1
00では、例えば、データ記憶装置102,103から
MO105などのデータ記憶手段が着脱自在な場合もあ
るが、このような場合に機密のデジタルデータがデータ
書込されたMO105がデータ記憶装置102,103
から盗み出されることもある。この場合、MO105か
らデジタルデータを簡単にデータ読出できるので、やは
りデジタルデータの機密性を維持することができない。
【0010】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、デジタルデータの機密性を良好に維持で
きるデータ記憶装置、このようなデータ記憶装置を利用
したデータ処理システム、を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第一のデータ記
憶装置は、デジタルデータをデータ記憶しているデータ
記憶手段と、該データ記憶手段からデジタルデータをデ
ータ読出するデータ読出手段と、該データ読出手段によ
りデータ読出されたデジタルデータを外部出力するデー
タ出力手段と、を具備しているデータ記憶装置であっ
て、前記データ読出手段によりデータ読出されたデジタ
ルデータを前記データ出力手段により外部出力される以
前に暗号化するデータ暗号化手段と、該データ暗号化手
段の動作の有無を切換設定する動作切換手段と、を具備
している。
【0012】従って、本発明の第一のデータ記憶装置で
は、データ記憶手段がデータ記憶しているデジタルデー
タをデータ読出手段がデータ読出し、このデータ読出さ
れたデジタルデータをデータ出力手段が外部出力する。
ただし、データ記憶手段からデータ読出されて外部出力
されるデジタルデータがデータ暗号化手段により暗号化
され、この暗号化の有無が動作切換手段により切換設定
される。このため、暗号化の実行が切換設定されている
と、データ記憶手段からデータ読出されるデジタルデー
タは暗号化されてから外部出力される。
【0013】本発明の第二のデータ記憶装置は、デジタ
ルデータが外部入力されるデータ入力手段と、データ書
込されるデジタルデータをデータ記憶するデータ記憶手
段と、前記データ入力手段に外部入力されたデジタルデ
ータを前記データ記憶手段にデータ書込するデータ書込
手段と、を具備しているデータ記憶装置であって、前記
データ入力手段に外部入力された暗号化されたデジタル
データが前記データ書込手段によりデータ書込される以
前に復号化するデータ復号化手段と、該データ復号化手
段の動作の有無を切換設定する動作切換手段と、を具備
している。
【0014】従って、本発明の第二のデータ記憶装置で
は、データ入力手段に外部入力されるデジタルデータを
データ書込手段がデータ記憶手段にデータ書込するの
で、このデータ記憶手段がデータ書込されるデジタルデ
ータをデータ記憶する。ただし、外部入力されてデータ
記憶手段にデータ書込されるデジタルデータがデータ復
号化手段により復号化され、この復号化の有無が動作切
換手段により切換設定される。このため、復号化の実行
が切換設定されていると、外部入力されたデジタルデー
タは暗号化されていても復号化されてからデータ記憶手
段にデータ書込される。
【0015】本発明の第三のデータ記憶装置は、デジタ
ルデータをデータ記憶しているデータ記憶手段と、該デ
ータ記憶手段からデジタルデータをデータ読出するデー
タ読出手段と、該データ読出手段によりデータ読出され
たデジタルデータを外部出力するデータ出力手段と、を
具備しているデータ記憶装置であって、前記データ読出
手段によりデータ読出された暗号化されたデジタルデー
タを前記データ出力手段により外部出力される以前に復
号化するデータ復号化手段と、該データ復号化手段の動
作の有無を切換設定する動作切換手段と、を具備してい
る。
【0016】従って、本発明の第三のデータ記憶装置で
は、データ記憶手段がデータ記憶しているデジタルデー
タをデータ読出手段がデータ読出し、このデータ読出さ
れたデジタルデータをデータ出力手段が外部出力する。
ただし、データ記憶手段からデータ読出されて外部出力
されるデジタルデータがデータ復号化手段により復号化
され、この復号化の有無が動作切換手段により切換設定
される。このため、復号化の実行が切換設定されている
と、データ記憶手段からデータ読出されるデジタルデー
タは暗号化されていても復号化されてから外部出力され
る。
【0017】本発明の第四のデータ記憶装置は、デジタ
ルデータが外部入力されるデータ入力手段と、データ書
込されるデジタルデータをデータ記憶するデータ記憶手
段と、前記データ入力手段に外部入力されたデジタルデ
ータを前記データ記憶手段にデータ書込するデータ書込
手段と、を具備しているデータ記憶装置であって、前記
データ入力手段に外部入力されたデジタルデータを前記
データ書込手段によりデータ書込される以前に暗号化す
るデータ暗号化手段と、該データ暗号化手段の動作の有
無を切換設定する動作切換手段と、を具備している。
【0018】従って、本発明の第四のデータ記憶装置で
は、データ入力手段に外部入力されるデジタルデータを
データ書込手段がデータ記憶手段にデータ書込するの
で、このデータ記憶手段がデータ書込されるデジタルデ
ータをデータ記憶する。ただし、外部入力されてデータ
記憶手段にデータ書込されるデジタルデータがデータ暗
号化手段により暗号化され、この暗号化の有無が動作切
換手段により切換設定される。このため、暗号化の実行
が切換設定されていると、外部入力されたデジタルデー
タは暗号化されてからデータ記憶手段にデータ書込され
る。
【0019】本発明の第五のデータ記憶装置は、デジタ
ルデータが外部入力されるデータ入力手段と、データ書
込されるデジタルデータをデータ記憶するデータ記憶手
段と、前記データ入力手段に外部入力されたデジタルデ
ータを前記データ記憶手段にデータ書込するデータ書込
手段と、前記データ記憶手段からデジタルデータをデー
タ読出するデータ読出手段と、該データ読出手段により
データ読出されたデジタルデータを外部出力するデータ
出力手段と、を具備しているデータ記憶装置であって、
前記データ読出手段によりデータ読出されたデジタルデ
ータを前記データ出力手段により外部出力される以前に
暗号化する出力暗号化手段と、前記データ入力手段に外
部入力された暗号化されたデジタルデータが前記データ
書込手段によりデータ書込される以前に復号化する入力
復号化手段と、前記データ読出手段によりデータ読出さ
れた暗号化されたデジタルデータを前記データ出力手段
により外部出力される以前に復号化する出力復号化手段
と、前記データ入力手段に外部入力されたデジタルデー
タを前記データ書込手段によりデータ書込される以前に
暗号化する入力暗号化手段と、前記出力暗号化手段と前
記入力復号化手段と前記出力復号化手段と前記入力暗号
化手段との各々の動作の有無を個々に切換設定する動作
切換手段と、を具備している。
【0020】従って、本発明の第五のデータ記憶装置で
は、データ入力手段に外部入力されるデジタルデータを
データ書込手段がデータ記憶手段にデータ書込するの
で、このデータ記憶手段がデータ書込されるデジタルデ
ータをデータ記憶する。また、データ記憶手段がデータ
記憶しているデジタルデータをデータ読出手段がデータ
読出し、このデータ読出されたデジタルデータをデータ
出力手段が外部出力する。ただし、外部入力されてデー
タ記憶手段にデータ書込されるデジタルデータに入力暗
号化手段の暗号化や入力復号化手段の復号化が実行さ
れ、データ記憶手段からデータ読出されて外部出力され
るデジタルデータに出力暗号化手段の暗号化や出力復号
化手段の復号化が実行され、これらの暗号化や復号化の
有無が動作切換手段により切換設定される。このため、
データ記憶手段からデータ読出されるデジタルデータを
暗号化してから外部出力することや、データ記憶手段か
らデータ読出される暗号化されたデジタルデータを復号
化してから外部出力することや、外部入力されるデジタ
ルデータを暗号化してからデータ記憶手段にデータ書込
することや、外部入力される暗号化されたデジタルデー
タを復号化してからデータ記憶手段にデータ書込するこ
とが実行される。
【0021】本発明のデータ処理システムは、第一また
は第五の発明のデータ記憶装置からなる第一のデータ記
憶装置と、第二または第五の発明のデータ記憶装置から
なる第二のデータ記憶装置と、前記第一のデータ記憶装
置がデータ出力手段から外部出力するデジタルデータを
前記第二のデータ記憶装置のデータ入力手段に外部入力
させるデータ通信手段と、を具備している。
【0022】従って、本発明のデータ処理システムで
は、第一のデータ記憶装置が自身のデータ記憶手段から
デジタルデータをデータ読出してデータ通信手段に外部
出力することができ、このデジタルデータを第二のデー
タ記憶装置がデータ通信手段から外部入力して自身のデ
ータ記憶手段にデータ書込することができる。ただし、
第一のデータ記憶装置はデータ記憶手段からデータ読出
するデジタルデータを暗号化してから外部出力すること
もでき、第二のデータ記憶装置は外部入力されるデジタ
ルデータを復号化してからデータ記憶手段にデータ書込
することもできる。
【0023】なお、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、専用
のハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与さ
れたコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュー
タの内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を
許容する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
および図2を参照して以下に説明する。ただし、本実施
の形態に関して前述した一従来例と同一の部分は、同一
の名称を使用して詳細な説明は省略する。なお、図1は
本実施の形態のデータ処理システムの全体構造を示す模
式図、図2はデータ記憶装置の内部構造を示す模式的な
ブロック図、である。
【0025】本実施の形態のデータ処理システム200
も、一従来例として前述したデータ処理システム100
と同様に、図1に示すように、一個のホストコンピュー
タ101と第一第二のデータ記憶装置201,202と
を具備しており、これらがデータ通信手段である通信回
線104で接続されている。
【0026】第一第二のデータ記憶装置201,202
も、一従来例のデータ記憶装置102,103と同様
に、図2に示すように、データ記憶手段としてMO21
0を具備しており、これらのMO210は、データ書込
手段であるとともにデータ読出手段でもあるディスクド
ライブ211に着脱不能に装填されている。このディス
クドライブ211は、データバス212に接続されてお
り、このデータバス212に、データ入力手段であると
ともにデータ出力手段でもある通信I/F213も接続
されている。
【0027】ただし、本実施の形態のデータ記憶装置2
01,202は、一従来例のデータ記憶装置102,1
03とは相違して、暗号化手段であるとともに復号化手
段でもある暗号化復号化ユニット214を具備してお
り、この暗号化復号化ユニット214も、データバス2
12に接続されている。
【0028】また、ディスクドライブ211や通信I/
F213や暗号化復号化ユニット214には、コントロ
ールバス215により一個の統合制御ユニット216が
接続されており、この統合制御ユニット216には、デ
ィップスイッチ217が接続されている。
【0029】暗号化復号化ユニット214は、ここでは
専用のハードウェアとして形成されており、デジタルデ
ータの暗号化と復号化を実行する。統合制御ユニット2
16は、いわゆるマイクロコンピュータからなり、ディ
スクドライブ211や通信I/F213や暗号化復号化
ユニット214の動作を統合制御する。
【0030】ディップスイッチ217は、ここでは暗号
化復号化ユニット214の動作状態を切換設定できる構
造に形成されており、その手動操作に対応して暗号化復
号化ユニット214の動作状態の切換設定を統合制御ユ
ニット216にデータ通知する。
【0031】この統合制御ユニット216は、ディップ
スイッチ217の設定状態に対応して暗号化復号化ユニ
ット214の動作を制御するので、ここでは統合制御ユ
ニット216とディップスイッチ217とが動作切換手
段として機能することになる。
【0032】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ処理システム200も、一従来例のデータ処理
システム100と同様に、第一第二のデータ記憶装置2
01,202の一方にデータ記憶されているデジタルデ
ータを他方にデータ送信してデータ書込するようなこと
ができる。
【0033】ただし、本実施の形態のデータ処理システ
ム200では、上述のように第一第二のデータ記憶装置
201,202でデジタルデータをデータ通信する場
合、このデータ通信されるデジタルデータを所望により
暗号化できるので、デジタルデータの機密性を良好に維
持することができる。
【0034】より詳細には、第一のデータ記憶装置20
1のデジタルデータを第二のデータ記憶装置202に複
写する場合、所望により第一のデータ記憶装置201の
ディップスイッチ217を手動操作して出力データの暗
号化を設定し、第二のデータ記憶装置202のディップ
スイッチ217を手動操作して入力データの復号化を設
定する。
【0035】このような状態では、ディップスイッチ2
17の設定状態に対応して統合制御ユニット216がデ
ィスクドライブ211と暗号化復号化ユニット214と
通信I/F213とを統合制御するので、第一のデータ
記憶装置201では、ディスクドライブ211がMO2
10からデータ読出するデジタルデータがデータバス2
12により暗号化復号化ユニット214にデータ転送さ
れる。
【0036】この暗号化復号化ユニット214は、ディ
ップスイッチ217の設定状態に対応してデジタルデー
タを暗号化し、この暗号化が完了したデジタルデータを
データバス212により通信I/F213にデータ転送
するので、この第一のデータ記憶装置201の通信I/
F213から通信回線104に暗号化されたデジタルデ
ータが外部出力される。
【0037】この通信回線104から暗号化されたデジ
タルデータが外部入力される第二のデータ記憶装置20
2でも、ディップスイッチ217の設定状態に対応して
統合制御ユニット216が各部を統合制御するので、通
信I/F213からデータバス212により暗号化復号
化ユニット214にデジタルデータがデータ転送され
る。
【0038】この暗号化復号化ユニット214は、ディ
ップスイッチ217の設定状態に対応して暗号化されて
いるデジタルデータを復号化し、この復号化が完了した
デジタルデータをデータバス212によりディスクドラ
イブ211にデータ転送するので、このディスクドライ
ブ211が復号化されたデジタルデータをMO210に
データ書込する。
【0039】本実施の形態のデータ処理システム200
では、上述のように第一のデータ記憶装置201にデー
タ保持されているデジタルデータを第二のデータ記憶装
置202にデータ複写することができるが、その場合に
データ通信されるデジタルデータを暗号化することがで
きるので機密性を良好に維持することができる。それで
いて、第二のデータ記憶装置202ではデータ受信した
デジタルデータを復号化してからデータ記憶できるの
で、データ記憶されたデジタルデータを従来と同様に簡
易に取り扱うことができる。
【0040】なお、上述のように第一のデータ記憶装置
201から第二のデータ記憶装置202まで暗号化した
デジタルデータをデータ通信するとき、ディップスイッ
チ217の切換設定により第二のデータ記憶装置202
でデータ受信したデジタルデータを暗号化されたままデ
ータ記憶することも可能である。
【0041】この場合、第二のデータ記憶装置202に
データ記憶されているデジタルデータが暗号化されてい
るので、さらにデジタルデータの機密性を向上させるこ
とができる。なお、このように暗号化したままデータ記
憶したデジタルデータの外部出力が必要な場合、暗号化
されたデジタルデータをデータ読出するときにディップ
スイッチ217の切換設定により復号化すれば良い。
【0042】つまり、本実施の形態のデータ記憶装置2
01,202では、MO210からデータ読出されるデ
ジタルデータを暗号化してから外部出力すること、MO
210からデータ読出される暗号化されたデジタルデー
タを復号化してから外部出力すること、外部入力される
デジタルデータを暗号化してからMO210にデータ書
込すること、外部入力される暗号化されたデジタルデー
タを復号化してからMO210にデータ書込すること、
を自在に実行することができる。
【0043】このため、本実施の形態のデータ処理シス
テム200では、複数のデータ記憶装置201,202
でデータ通信するデジタルデータを暗号化して機密性を
向上させることができ、デジタルデータの暗号化や復号
化を複数のデータ記憶装置201,202の各々で自在
に実行することができる。
【0044】特に、本実施の形態のデータ記憶装置20
1,202では、上述のようなデジタルデータの暗号化
や復号化をディップスイッチ217により切換設定する
ので、その操作が簡単かつ確実である。また、本実施の
形態のデータ処理システム200では、上述のように複
数のデータ記憶装置201,202の各々がデジタルデ
ータの暗号化や復号化を自在に実行するので、この暗号
化や復号化にホストコンピュータ101が関与する必要
がない。
【0045】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では第一第二のデータ記憶装
置201,202のデータ記憶手段として着脱不能なM
O105を例示したが、これをHDD(Hard Disc Driv
e)とすることも可能であり、図3に一変形例として例示
するデータ処理システム300のように、データ記憶装
置301のデータ記憶手段を着脱自在なMT(Magnetic
Tape)302とすることも可能である。
【0046】このようにデータ記憶装置301に着脱自
在なMT302は盗み出される可能性もあるが、前述の
ようにデータ記憶装置301ではデジタルデータを暗号
化した状態でMT302にデータ記憶できるので、移動
自在なMT302でもデジタルデータの機密性を良好に
維持することができる。
【0047】また、上記形態では暗号化や復号化の有無
を切換設定するため、暗号化手段であるとともに復号化
手段でもある暗号化復号化ユニット214を統合制御ユ
ニット216が動作制御することを例示したが、例え
ば、暗号化手段となる暗号化ユニットや復号化手段とな
る復号化ユニットを物理的に別個に形成しておき、これ
らのユニットに対するデータ入力やデータ出力の経路を
機械的に切り換えることも可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0049】本発明の第一のデータ記憶装置では、デー
タ記憶手段がデータ記憶しているデジタルデータをデー
タ読出手段がデータ読出し、このデータ読出されたデジ
タルデータをデータ出力手段が外部出力するが、このデ
ータ記憶手段からデータ読出されて外部出力されるデジ
タルデータをデータ暗号化手段により暗号化することが
でき、この暗号化の有無を動作切換手段により切換設定
できることにより、データ記憶手段からデータ読出され
て外部出力されるデジタルデータの機密性を簡単な操作
で向上させることができる。
【0050】本発明の第二のデータ記憶装置では、デー
タ入力手段に外部入力されるデジタルデータをデータ書
込手段がデータ記憶手段にデータ書込し、このデータ記
憶手段がデータ書込されるデジタルデータをデータ記憶
するが、この外部入力されてデータ記憶手段にデータ書
込されるデジタルデータをデータ復号化手段により復号
化することができ、この復号化の有無を動作切換手段に
より切換設定できることにより、外部入力されたデジタ
ルデータが暗号化されていても簡単な操作で復号化して
からデータ記憶手段にデータ書込することができるの
で、外部入力するデジタルデータの機密性を向上させな
がらデジタルデータを従来と同様にデータ記憶すること
ができる。
【0051】本発明の第三のデータ記憶装置では、デー
タ記憶手段がデータ記憶しているデジタルデータをデー
タ読出手段がデータ読出し、このデータ読出されたデジ
タルデータをデータ出力手段が外部出力するが、このデ
ータ記憶手段からデータ読出されて外部出力されるデジ
タルデータをデータ復号化手段により復号化することが
でき、この復号化の有無を動作切換手段により切換設定
できることにより、データ記憶手段からデータ読出され
るデジタルデータが暗号化されていても簡単な操作で復
号化してから外部出力することができるので、データ記
憶するデジタルデータの機密性を向上させながらデジタ
ルデータを従来と同様に外部出力することができる。
【0052】本発明の第四のデータ記憶装置では、デー
タ入力手段に外部入力されるデジタルデータをデータ書
込手段がデータ記憶手段にデータ書込し、このデータ記
憶手段がデータ書込されるデジタルデータをデータ記憶
するが、この外部入力されてデータ記憶手段にデータ書
込されるデジタルデータをデータ暗号化手段により暗号
化することができ、この暗号化の有無を動作切換手段に
より切換設定できることにより、外部入力されたデジタ
ルデータを暗号化してからデータ記憶手段にデータ書込
することができるので、従来と同様にデジタルデータを
外部入力しながらデータ記憶するデジタルデータの機密
性を簡単な操作で向上させることができる。
【0053】本発明の第五のデータ記憶装置では、外部
入力されてデータ記憶手段にデータ書込されるデジタル
データに入力暗号化手段の暗号化や入力復号化手段の復
号化を実行することができ、データ記憶手段からデータ
読出されて外部出力されるデジタルデータに出力暗号化
手段の暗号化や出力復号化手段の復号化を実行すること
ができ、これらの暗号化や復号化の有無を動作切換手段
により切換設定できることにより、データ記憶手段から
データ読出されて外部出力されるデジタルデータの機密
性を簡単な操作で向上させることができ、外部入力され
たデジタルデータが暗号化されていても簡単な操作で復
号化してからデータ記憶手段にデータ書込することがで
きるので、外部入力するデジタルデータの機密性を向上
させながらデジタルデータを従来と同様にデータ記憶す
ることができ、データ記憶手段からデータ読出されるデ
ジタルデータが暗号化されていても簡単な操作で復号化
してから外部出力することができるので、データ記憶す
るデジタルデータの機密性を向上させながらデジタルデ
ータを従来と同様に外部出力することができ、外部入力
されたデジタルデータを暗号化してからデータ記憶手段
にデータ書込することができるので、従来と同様にデジ
タルデータを外部入力しながらデータ記憶するデジタル
データの機密性を簡単な操作で向上させることができ
る。
【0054】本発明のデータ処理システムでは、第一の
データ記憶装置が自身のデータ記憶手段からデジタルデ
ータをデータ読出してデータ通信手段に外部出力するこ
とができ、このデジタルデータを第二のデータ記憶装置
がデータ通信手段から外部入力して自身のデータ記憶手
段にデータ書込することができるが、第一のデータ記憶
装置はデータ記憶手段からデータ読出するデジタルデー
タを暗号化してから外部出力することもでき、第二のデ
ータ記憶装置は外部入力されるデジタルデータを復号化
してからデータ記憶手段にデータ書込することもできる
ことにより、第一のデータ記憶装置から第二のデータ記
憶装置までデータ通信されるデジタルデータの機密性を
向上させることができ、これを第一第二のデータ記憶装
置の簡単な操作で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のデータ処理システムの
全体構造を示す模式図である。
【図2】第一第二のデータ記憶装置の内部構造を示すブ
ロック図である。
【図3】一変形例のデータ処理システムの全体構造を示
す模式図である。
【図4】一従来例のデータ処理システムの全体構造を示
す模式図である。
【符号の説明】
104 データ通信手段である通信回線 200,300 データ処理システム 201,202,301 データ処理装置 210 データ記憶手段であるMO 211 データ書込手段であるとともにデータ読出手
段でもあるディスクドライブ 213 データ入力手段であるとともにデータ出力手
段でもある通信I/F 214 暗号化手段であるとともに復号化手段でもあ
る暗号化復号化ユニット 302 データ記憶手段であるMT

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータをデータ記憶しているデ
    ータ記憶手段と、該データ記憶手段からデジタルデータ
    をデータ読出するデータ読出手段と、該データ読出手段
    によりデータ読出されたデジタルデータを外部出力する
    データ出力手段と、を具備しているデータ記憶装置であ
    って、 前記データ読出手段によりデータ読出されたデジタルデ
    ータを前記データ出力手段により外部出力される以前に
    暗号化するデータ暗号化手段と、 該データ暗号化手段の動作の有無を切換設定する動作切
    換手段と、を具備しているデータ記憶装置。
  2. 【請求項2】 デジタルデータが外部入力されるデータ
    入力手段と、データ書込されるデジタルデータをデータ
    記憶するデータ記憶手段と、前記データ入力手段に外部
    入力されたデジタルデータを前記データ記憶手段にデー
    タ書込するデータ書込手段と、を具備しているデータ記
    憶装置であって、 前記データ入力手段に外部入力された暗号化されたデジ
    タルデータが前記データ書込手段によりデータ書込され
    る以前に復号化するデータ復号化手段と、 該データ復号化手段の動作の有無を切換設定する動作切
    換手段と、を具備しているデータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 デジタルデータをデータ記憶しているデ
    ータ記憶手段と、該データ記憶手段からデジタルデータ
    をデータ読出するデータ読出手段と、該データ読出手段
    によりデータ読出されたデジタルデータを外部出力する
    データ出力手段と、を具備しているデータ記憶装置であ
    って、 前記データ読出手段によりデータ読出された暗号化され
    たデジタルデータを前記データ出力手段により外部出力
    される以前に復号化するデータ復号化手段と、 該データ復号化手段の動作の有無を切換設定する動作切
    換手段と、を具備しているデータ記憶装置。
  4. 【請求項4】 デジタルデータが外部入力されるデータ
    入力手段と、データ書込されるデジタルデータをデータ
    記憶するデータ記憶手段と、前記データ入力手段に外部
    入力されたデジタルデータを前記データ記憶手段にデー
    タ書込するデータ書込手段と、を具備しているデータ記
    憶装置であって、 前記データ入力手段に外部入力されたデジタルデータを
    前記データ書込手段によりデータ書込される以前に暗号
    化するデータ暗号化手段と、 該データ暗号化手段の動作の有無を切換設定する動作切
    換手段と、を具備しているデータ記憶装置。
  5. 【請求項5】 デジタルデータが外部入力されるデータ
    入力手段と、データ書込されるデジタルデータをデータ
    記憶するデータ記憶手段と、前記データ入力手段に外部
    入力されたデジタルデータを前記データ記憶手段にデー
    タ書込するデータ書込手段と、前記データ記憶手段から
    デジタルデータをデータ読出するデータ読出手段と、該
    データ読出手段によりデータ読出されたデジタルデータ
    を外部出力するデータ出力手段と、を具備しているデー
    タ記憶装置であって、 前記データ読出手段によりデータ読出されたデジタルデ
    ータを前記データ出力手段により外部出力される以前に
    暗号化する出力暗号化手段と、 前記データ入力手段に外部入力された暗号化されたデジ
    タルデータが前記データ書込手段によりデータ書込され
    る以前に復号化する入力復号化手段と、 前記データ読出手段によりデータ読出された暗号化され
    たデジタルデータを前記データ出力手段により外部出力
    される以前に復号化する出力復号化手段と、 前記データ入力手段に外部入力されたデジタルデータを
    前記データ書込手段によりデータ書込される以前に暗号
    化する入力暗号化手段と、 前記出力暗号化手段と前記入力復号化手段と前記出力復
    号化手段と前記入力暗号化手段との各々の動作の有無を
    個々に切換設定する動作切換手段と、を具備しているデ
    ータ記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または5記載のデータ記憶装置
    からなる第一のデータ記憶装置と、 請求項2または5記載のデータ記憶装置からなる第二の
    データ記憶装置と、 前記第一のデータ記憶装置がデータ出力手段から外部出
    力するデジタルデータを前記第二のデータ記憶装置のデ
    ータ入力手段に外部入力させるデータ通信手段と、 を具備しているデータ処理システム。
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