JP2000294776A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JP2000294776A
JP2000294776A JP11100877A JP10087799A JP2000294776A JP 2000294776 A JP2000294776 A JP 2000294776A JP 11100877 A JP11100877 A JP 11100877A JP 10087799 A JP10087799 A JP 10087799A JP 2000294776 A JP2000294776 A JP 2000294776A
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insulating film
film
silicon nitride
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circuit device
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Hiroyuki Enomoto
裕之 榎本
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Hitachi Ltd
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 SAC技術を適用したMISトランジスタを
有する半導体集積回路装置の信頼度を向上する。 【解決手段】 ゲート電極7の側壁に設けられた窒化シ
リコン膜9のゲート長方向における断面形状はほぼ矩形
であり、窒化シリコン膜9の上面がSAC軸に対してほ
ぼ0度、その側面がSAC軸に対してほぼ90度の角度
をなすことによって、層間絶縁膜10に接続孔11を形
成するドライエッチングの際の窒化シリコン膜9の削れ
量を最小限に抑えて、接続孔11がゲート電極7に達す
るのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、MIS(Metal In
sulator Semiconductor )トランジスタのゲート電極と
の合わせずれが許容できるセルフ・アライン・コンタク
ト(Self Aligned Contact:SAC)技術によって形成
され、ソース、ドレインを構成する半導体領域に接する
接続孔を有する半導体集積回路装置に適用して有効な技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の高集積化に伴って
半導体素子の微細化が進んでおり、現在、最小加工寸法
0. 2〜0. 3μmの加工技術によって半導体素子は形
成されている。しかしながら、MISトランジスタのソ
ース、ドレインを構成する半導体領域に接して設けられ
る接続孔とゲート電極との合わせ余裕が小さくなり、フ
ォトリソグラフィ技術の加工限界以下の寸法で接続孔を
形成する必要が生じている。そこで、接続孔とゲート電
極との合わせずれが許容できるSAC技術を用いた接続
孔の形成が検討されている。
【0003】なお、SAC技術を用いた接続孔に関して
は、例えば特開平9−55479号公報またはアイ・イ
ー・ディー・エム(International Electron Device Me
etings A Novel Borderless Contact/Interconnect Tec
hnology Using Aluminum Oxide Etch Stop for High Pe
rformance SRAM and logic pp441〜444, 1993 )などに
記載されている。
【0004】次に、本発明者が検討したSAC技術を用
いたMISトランジスタの形成方法について簡単に説明
する。
【0005】まず、半導体基板上にMISトランジスタ
のゲート電極およびソース、ドレインを構成する半導体
領域を形成する。このゲート電極の上部には厚さ150
nm程度の第1の窒化シリコン膜が形成されている。次
に、半導体基板上に堆積した厚さ20nm程度の第2の
窒化シリコン膜を形成し、次いでこの第2の窒化シリコ
ン膜の上層に層間絶縁膜として酸化シリコン膜を堆積す
る。
【0006】次に、フォトレジストパターンをマスクと
し、第1の窒化シリコン膜および第2の窒化シリコン膜
をストッパとしたドライエッチングで、ソース、ドレイ
ンを構成する半導体領域の上方の酸化シリコン膜を除去
する。この際、酸化シリコン膜のエッチングガスとして
4 8 などのフルオロカーボン系ガスを用いることに
より、第1の窒化シリコン膜および第2の窒化シリコン
膜上に炭素過多の重合膜が形成されて、酸化シリコン膜
のエッチング反応を維持したまま、第1の窒化シリコン
膜および第2の窒化シリコン膜のエッチング反応を防止
することができる。
【0007】次に、上記フォトレジストパターンをマス
クとしたドライエッチングで、第2の窒化シリコン膜を
除去することにより、接続孔が形成される。このエッチ
ングは、第2の窒化シリコン膜が異方的にエッチングさ
れる条件で行い、ゲート電極の側壁に第2の窒化シリコ
ン膜が残るようにする。これにより、フォトリソグラフ
ィの解像限界以下の微細な径を有する接続孔がゲート電
極に対して自己整合で形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者が検討したと
ころによると、層間絶縁膜を構成する酸化シリコン膜を
エッチングする際、入射イオンの角度に依っては前記重
合膜がスパッタ除去されて、第2の窒化シリコン膜が容
易にエッチングされてしまう問題が生じることが明らか
となった。すなわち、ゲート電極の側壁に設けられたサ
イドウォールスペーサを構成する第2の窒化シリコン膜
のゲート長方向における肩部の断面形状が円弧をなし、
その部分の法線が0〜90度の角度を有しているため、
この第2の窒化シリコン膜の肩部の一部において第2の
窒化シリコン膜に対する酸化シリコン膜のエッチング選
択比が低下し、接続孔がゲート電極に接してしまう。
【0009】上記問題を解決するためには、第2の窒化
シリコン膜に対する酸化シリコン膜のエッチング選択比
を向上させればよいが、エッチング選択比を向上させる
と、酸化シリコン膜のエッチング速度が低下して接続孔
の形成ができなくなるという問題が生じる。
【0010】本発明の目的は、SAC技術を適用したM
ISトランジスタを有する半導体集積回路装置の信頼度
を向上することのできる技術を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、ゲート電極の上
部に第1の窒化シリコン膜が設けられ、ゲート電極の側
壁に第2の窒化シリコン膜が設けられ、第1の窒化シリ
コン膜および第2の窒化シリコン膜の上層に層間絶縁膜
が設けられたMISトランジスタを有しており、層間絶
縁膜の下に位置する第2の窒化シリコン膜のゲート長方
向の断面形状をほぼ矩形とするものである。
【0013】(2)本発明の半導体集積回路装置は、ゲ
ート電極の上部に第1の窒化シリコン膜が設けられ、ゲ
ート電極の側壁に第2の窒化シリコン膜が設けられ、第
1の窒化シリコン膜および第2の窒化シリコン膜の上層
に層間絶縁膜が設けられたMISトランジスタを有して
おり、層間絶縁膜の下に位置する第2の窒化シリコン膜
のゲート長方向の断面形状がほぼ矩形であり、層間絶縁
膜の下に位置する第2の窒化シリコン膜の上面の法線が
SAC軸に対してほぼ0度の角度をなし、その側面の法
線がSAC軸に対してほぼ90度の角度をなすものであ
る。
【0014】(3)本発明の半導体集積回路装置は、ゲ
ート電極の上部に第1の窒化シリコン膜が設けられ、第
1の窒化シリコン膜の上層に第2の窒化シリコン膜が設
けられ、第2の窒化シリコン膜の上層に層間絶縁膜が設
けられたMISトランジスタを有しており、層間絶縁膜
の下に位置する第2の窒化シリコン膜をオーバーハング
形状とするものである。
【0015】(4)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(1)、(2)または(3)のMISトランジスタに
おいて、第1の窒化シリコン膜の厚さを第2の窒化シリ
コン膜の厚さの1. 5倍以上とするものである。
【0016】(5)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(1)または(2)のMISトランジスタにおいて、
層間絶縁膜は積層膜からなり、積層膜のうちの一層を構
成する絶縁膜の表面と第1の窒化シリコン膜の上面とが
同一面で平坦化されているものである。
【0017】(6)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、MISトランジスタのソース、ドレインを構成
する不純物半導体領域に接する接続孔を形成する際、第
1の窒化シリコン膜を上部に備えたゲート電極を形成す
る工程と、第1の窒化シリコン膜の上層に第2の窒化シ
リコン膜を形成し、続いてレジストを塗布する工程と、
レジストおよび第2の窒化シリコン膜の表面をエッチバ
ック法または化学的機械研磨法で平坦化して、第2の窒
化シリコン膜の肩部をほぼ90度とした後、上記レジス
トを除去する工程と、第2の窒化シリコン膜の上層に層
間絶縁膜を形成した後、第1の窒化シリコン膜および第
2の窒化シリコン膜をエッチングストッパとしてソー
ス、ドレインを構成する不純物半導体領域の上方の層間
絶縁膜を加工し、続いて第2の窒化シリコン膜を加工し
て上記接続孔を形成する工程とを有するものである。
【0018】(7)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、MISトランジスタのソース、ドレインを構成
する不純物半導体領域に接する接続孔を形成する際、第
1の窒化シリコン膜を上部に備えたゲート電極を形成す
る工程と、第1の窒化シリコン膜の上層に第2の窒化シ
リコン膜および第1の層間絶縁膜を順次形成する工程
と、第1の層間絶縁膜および第2の窒化シリコン膜の表
面をエッチバック法または化学的機械研磨法で平坦化し
て、第2の窒化シリコン膜の肩部をほぼ90度とする工
程と、第1の層間絶縁膜の上層に第2の層間絶縁膜を形
成した後、第1の窒化シリコン膜および第2の窒化シリ
コン膜をエッチングストッパとしてソース、ドレインを
構成する不純物半導体領域の上方の第2の層間絶縁膜お
よび第1の層間絶縁膜を順次加工し、続いて第2の窒化
シリコン膜を加工して上記接続孔を形成する工程とを有
するものである。
【0019】(8)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、MISトランジスタのソース、ドレインを構成
する不純物半導体領域に接する接続孔を形成する際、第
1の窒化シリコン膜を上部に備えたゲート電極を形成す
る工程と、第1の窒化シリコン膜の上層に、オーバーハ
ング形状の第2の窒化シリコン膜をする工程と、第2の
窒化シリコン膜の上層に層間絶縁膜を形成した後、第1
の窒化シリコン膜および第2の窒化シリコン膜をエッチ
ングストッパとしてソース、ドレインを構成する不純物
半導体領域の上方の層間絶縁膜を加工し、続いて第2の
窒化シリコン膜を加工して上記接続孔を形成する工程と
を有するものである。
【0020】(9)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記(6)または(7)のMISトランジスタ
の製造方法において、オーバーハング形状の第2の窒化
シリコン膜が第1の窒化シリコン膜の上層に形成されて
いるものである。
【0021】上記した手段によれば、ゲート電極の側壁
に設けられた第2の窒化シリコン膜のゲート長方向の断
面形状がほぼ矩形であり、第2の窒化シリコン膜の上面
および側面が、重合膜が最もスパッタ除去されにくい、
SAC軸に対してほぼ0度およびほぼ90度の角度をそ
れぞれなしているので、第2の窒化シリコン膜の上層に
形成された層間絶縁膜に接続孔を形成する際、第2の窒
化シリコン膜のエッチング量を最小限に抑えることがで
きる。さらに、ゲート電極の上部に設けられた第1の窒
化シリコン膜の厚さはソース、ドレインを構成する不純
物半導体領域上に設けられた第2の窒化シリコン膜の厚
さの1. 5倍以上に設定することによって、第2の窒化
シリコン膜に接続孔を形成する際に、ゲート電極と接続
孔との合わせずれによってゲート電極の上部の第1の窒
化シリコン膜がエッチングされても、接続孔がゲート電
極に達するのを防ぐことができる。
【0022】また、上記した手段によれば、ゲート電極
をオーバーハング形状の第2の窒化シリコン膜で覆うこ
とにより、第2の窒化シリコン膜の上層に形成された層
間絶縁膜に接続孔を形成する際、接続孔に張り出したオ
ーバーハング形状の第2の窒化シリコン膜の一部が削ら
れて、第2の窒化シリコン膜の上面がほぼ平らとなり、
また、その側面がほぼ垂直となって、第2の窒化シリコ
ン膜の上面はSAC軸に対してほぼ0度の角度をなし、
その側面はSAC軸に対してほぼ90度の角度をなすの
で、第2の窒化シリコン膜のエッチング量を最小限に抑
えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0024】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて同一機能を有するものは同一の符号を付し、その
繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態に
おいて、SAC軸とは、半導体基板の表面の法線と同一
方向の軸のことを言う。
【0025】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態であるnチャネル型MISトランジスタを示す半
導体基板の要部断面図である。
【0026】nチャネル型MISトランジスタは、半導
体基板1に形成されたp型ウエル2上に形成され、溝型
素子分離用絶縁膜3によって囲まれたp型ウエル2の表
面には、一対の不純物半導体領域4によってソース、ド
レインが構成されている。
【0027】また、上記一対の不純物半導体領域4の間
のp型ウエル2の表面には、しきい値電圧制御層5が形
成されている。このしきい値電圧制御層5上には、酸化
シリコン膜によってゲート絶縁膜6が構成され、その上
にはn型不純物が導入された多結晶シリコン膜によって
ゲート電極7が構成されている。
【0028】上記ゲート電極7の上部には窒化シリコン
膜8が形成され、側壁には窒化シリコン膜9が形成され
ている。ゲート電極7の側壁に設けられた窒化シリコン
膜9のゲート長方向の断面形状はほぼ矩形であり、その
上面はSAC軸に対してほぼ0度の角度をなし、その側
面はSAC軸に対してほぼ90度の角度をなす。
【0029】ゲート電極7およびソース、ドレインを構
成する不純物半導体領域4上を覆って、SOG(Spin O
n Glass )膜10aおよびTEOS酸化膜10bの積層
膜からなる層間絶縁膜10が形成されている。さらに、
層間絶縁膜10および窒化シリコン膜9が順次加工され
て、ソース、ドレインを構成する不純物半導体領域4に
達する接続孔11が形成されており、この接続孔11の
内部に埋め込まれたプラグ12を介してソース、ドレイ
ンを構成する不純物半導体領域4と配線層13とが接続
されている。
【0030】上記接続孔11は合わせずれにより、ゲー
ト電極7の上部の窒化シリコン膜8の一部にも形成され
るが、後に説明するように、接続孔11はゲート電極7
には達しておらず、接続孔11の内部に埋め込まれたプ
ラグ12とゲート電極7とが短絡することはない。
【0031】本発明の一実施の形態であるnチャネル型
MISトランジスタの製造方法を図2〜図10を用いて
説明する。
【0032】まず、図2に示すように、p- 型シリコン
単結晶からなる半導体基板1の主面上に酸化シリコン膜
によって構成される溝型素子分離用絶縁膜3を形成した
後、半導体基板1にp型不純物、たとえばボロン(B)
を導入してp型ウエル2を形成する。
【0033】次に、チャネル領域となる半導体基板1の
表面にp型不純物、例えばBを導入してしきい値電圧制
御層5を形成した後、半導体基板1の表面にゲート絶縁
膜6を形成し、次いで半導体基板1上に化学的気相成長
(Chemical Vapor Deposition :CVD)法によって、
n型不純物、たとえばリン(P)が添加された多結晶シ
リコン膜(図示せず)および窒化シリコン膜8を順次堆
積する。上記多結晶シリコン膜の厚さは、たとえば20
0nm程度であり、窒化シリコン膜8の厚さは、後に形
成される窒化シリコン膜9の厚さの1. 5倍以上に設定
され、たとえば150nm程度である。
【0034】次に、パターニングされたフォトレジスト
をマスクとして、窒化シリコン膜8および多結晶シリコ
ン膜を順次エッチングし、多結晶シリコン膜によって構
成されるゲート電極7を形成する。この後、窒化シリコ
ン膜8およびゲート電極7をマスクとして、半導体基板
1にn型不純物、たとえばPを導入し、ソース、ドレイ
ンを構成する不純物半導体領域4を形成する。
【0035】次に、図3に示すように、半導体基板1上
にCVD法によって、窒化シリコン膜9を堆積した後、
窒化シリコン膜9の上層にレジスト14を塗布する。上
記窒化シリコン膜9の厚さは、たとえば20〜30nm
程度である。
【0036】次に、図4に示すように、たとえば平行平
板RIE装置でCF4 +CHF3 +Arガス系を用い
て、窒化シリコン膜8,9のエッチング速度とレジスト
14のエッチング速度とが同じとなる条件で、窒化シリ
コン膜9の肩部がほぼ90度となるまで全面エッチング
を行う。なお、レジスト14および窒化シリコン膜8,
9の表面を化学的機械研磨(Chemical Mechanical Poli
shing :CMP)法で平坦化して窒化シリコン膜9の肩
部をほぼ90度としてもよい。
【0037】この後、酸素プラズマまたはオゾンガスな
どでレジスト14を除去することによって、図5に示す
ように、ゲート電極7の側壁にゲート長方向の断面形状
がほぼ矩形の窒化シリコン膜9が形成される。すなわ
ち、その上面の法線がSAC軸に対してほぼ0度の角度
をなし、その側面の法線がSAC軸に対してほぼ90度
の角度をなす窒化シリコン膜9からなるサイドウォール
スペーサが、ゲート電極7の側壁に得られる。
【0038】次に、図6に示すように、半導体基板1上
にSOG膜10aをスピン塗布した後、このSOG膜1
0aの上層にTEOS酸化膜10bを堆積し、次いでこ
のTEOS酸化膜10bをCMP法で研磨してその表面
を平坦化する。TEOS酸化膜10bは、たとえばオゾ
ン(O3 )とテトラエトキシシランとをソースガスに用
いたプラズマCVD法で堆積する。
【0039】次いで、図7に示すように、パターニング
されたフォトレジスト膜15をマスクとしたドライエッ
チングでソース、ドレインを構成する不純物半導体領域
4の上方のTEOS酸化膜10bおよびSOG膜10a
を順次除去する。
【0040】図8に、窒化シリコン膜の削れ量と窒化シ
リコン膜の法線がSAC軸となす角度との関係を示す。
窒化シリコン膜の法線がSAC軸に対して約45度の場
合は窒化シリコン膜の削れ量が多いが、0度または90
度の場合は窒化シリコン膜のエッチング量を最小に抑え
ることができる。
【0041】すなわち、窒化シリコン膜8,9のゲート
長方向の断面形状はほぼ矩形であり、その上面および側
面の法線がSAC軸に対してそれぞれほぼ0度およびほ
ぼ90度の角度をなしているので、上記ドライエッチン
グでは、窒化シリコン膜8,9のエッチング量を最小限
に抑えることができる。
【0042】続いて、図9に示すように、上記フォトレ
ジスト膜15をマスクとしたドライエッチングでソー
ス、ドレインを構成する不純物半導体領域4上の窒化シ
リコン膜9およびゲート絶縁膜6と同一層の絶縁膜を順
次除去することにより、ソース、ドレインを構成する不
純物半導体領域4の上部に接続孔11が形成される。こ
の際、ゲート電極7の上部の窒化シリコン膜8の厚さを
半導体領域1上に設けられる窒化シリコン膜9の厚さの
1. 5倍以上とすることにより、ゲート電極7と接続孔
11との合わせずれによりゲート電極7上の窒化シリコ
ン膜8がエッチングされても、接続孔11がゲート電極
7に達するのを防ぐことができる。窒化シリコン膜9
は、たとえば平行平板RIE装置でCHF3 +O2 ガス
系を用いてエッチングされる。
【0043】次に、上記フォトレジスト膜15を除去し
た後、図10に示すように、接続孔11の内部にプラグ
12を形成する。プラグ12は、TEOS酸化膜10b
の上層にn型不純物、たとえばPを添加した多結晶シリ
コン膜をCVD法で堆積した後、この多結晶シリコン膜
の表面をCMP法で研磨して接続孔11の内部に残すこ
とにより形成する。多結晶シリコン膜の他、たとえばタ
ングステン膜でプラグ12を構成してもよい。この後、
プラグ12に接して配線層13を形成することにより、
前記図1に示した本実施の形態1のnチャネル型MIS
トランジスタが完成する。
【0044】このように、本実施の形態1によれば、ゲ
ート電極7の側壁に設けられた窒化シリコン膜9のゲー
ト長方向の断面形状がほぼ矩形であり、窒化シリコン膜
9の上面はSAC軸に対してほぼ0度の角度をなし、そ
の側面はSAC軸に対してほぼ90度の角度をなすの
で、窒化シリコン膜9の上層の層間絶縁膜10をエッチ
ングする際、窒化シリコン膜9のエッチング量を最小限
に抑えることができる。さらに、ゲート電極7の上部に
設けられた窒化シリコン膜8の厚さはソース、ドレイン
を構成する不純物半導体領域4上に設けられた窒化シリ
コン膜9の厚さの1. 5倍以上に設定することによっ
て、窒化シリコン膜9に接続孔11を形成する際に、ゲ
ート電極7と接続孔11との合わせずれによってゲート
電極7上の窒化シリコン膜8がエッチングされても、接
続孔11がゲート電極7に達するのを防ぐことができ
る。
【0045】(実施の形態2)本発明の他の実施の形態
であるnチャネル型MISトランジスタの製造方法を図
11および図12に示した半導体基板の要部断面図を用
いて説明する。
【0046】まず、前記実施の形態1と同様な製造方法
で、前記図3に示したように、nチャネル型MISトラ
ンジスタのゲート電極7、窒化シリコン膜8およびソー
ス、ドレインを構成する一対の不純物半導体領域4を形
成する。
【0047】次に、図11に示すように、半導体基板1
上にCVD法によって、窒化シリコン膜9を堆積した
後、窒化シリコン膜9の上層に酸化シリコン膜16aを
堆積する。次いで、窒化シリコン膜9が露出し、その肩
部がほぼ90度となるまで、上記酸化シリコン膜16a
をCMP法で研磨してその表面を平坦化する。これによ
り、ゲート電極7の側壁に、その上面および側面の法線
がそれぞれSAC軸に対してほぼ0度とほぼ90度の角
度をなし、ゲート長方向の断面形状がほぼ矩形の窒化シ
リコン膜9からなるサイドウォールスペーサが得られ
る。
【0048】次に、図12に示すように、半導体基板1
上に酸化シリコン膜16bを堆積し、酸化シリコン膜1
6a,16bによって層間絶縁膜16を構成する。この
後は、前記実施の形態1に記載した製造方法と同様に、
接続孔11を形成する。
【0049】このように、本実施の形態2によれば、ゲ
ート電極7の側壁に設けられた窒化シリコン膜9の成型
に用いた酸化シリコン膜16bをそのまま層間絶縁膜1
6の一部として用いることができるので、製造工程数の
増加を抑えることができる。
【0050】(実施の形態3)図13は、本発明の他の
実施の形態であるnチャネル型MISトランジスタを示
す半導体基板の要部断面図である。
【0051】図13に示すように、ゲート電極7の側壁
に設けられ、接続孔11に露出しない窒化シリコン膜1
7は、ゲート電極7の下部の側壁よりも上部の側壁で厚
く形成されており、いわゆるオーバーハング形状となっ
ている。一方、接続孔11に露出する窒化シリコン膜1
7の上面および側面の法線はそれぞれSAC軸に対して
ほぼ0度およびほぼ90度の角度をなしている。
【0052】次に、本実施の形態3のnチャネル型MI
Sトランジスタの製造方法を図14〜図16に示した半
導体基板の要部断面図を用いて説明する。
【0053】まず、前記実施の形態1と同様な製造方法
で、前記図3に示したように、nチャネル型MISトラ
ンジスタのゲート電極7、窒化シリコン膜8およびソー
ス、ドレインを構成する一対の不純物半導体領域4を形
成する。
【0054】次に、図14に示すように、半導体基板1
上に窒化シリコン膜17を堆積する。この際、たとえば
プラズマCVD法を用いて比較的低温で堆積することに
より、窒化シリコン膜17の形状はオーバーハングとな
る。
【0055】次に、図15に示すように、半導体基板1
上にSOG膜10aをスピン塗布した後、このSOG膜
10aの上層にTEOS酸化膜10bを堆積し、次いで
このTEOS酸化膜10bをCMP法で研磨してその表
面を平坦化する。
【0056】次に、図16に示すように、パターニング
されたフォトレジスト膜をマスクとしたドライエッチン
グでソース、ドレインを構成する不純物半導体領域4の
上方のTEOS酸化膜10bおよびSOG膜10aを順
次除去する。このドライエッチングでは、接続孔11に
張り出したオーバーハング形状の窒化シリコン膜17の
一部が削られるが、これによって窒化シリコン膜17の
側面はほぼ垂直となる。従って、窒化シリコン膜17の
上面の法線がSAC軸に対してほぼ0度の角度をなし、
その側面の法線がSAC軸に対してほぼ90度の角度を
なすので、窒化シリコン膜17のエッチング量を最小限
に抑えることができる。
【0057】続いて、上記フォトレジスト膜をマスクと
したドライエッチングでソース、ドレインを構成する不
純物半導体領域4上の窒化シリコン膜9とゲート絶縁膜
6と同一層の絶縁膜とを順次除去することにより、ソー
ス、ドレインを構成する不純物半導体領域4の上部に接
続孔11が形成される。
【0058】この後は、前記実施の形態1に記載した製
造方法と同様に、接続孔11の内部にプラグ12を形成
した後、プラグ12に接して配線層13を形成する。
【0059】なお、本実施の形態3では、オーバーハン
グ形状の窒化シリコン膜17の上層に層間絶縁膜10を
形成した後、層間絶縁膜10および窒化シリコン膜17
に接続孔11を形成したが、前記実施の形態1と同様な
製造方法によって、オーバーハング形状の窒化シリコン
膜17を一旦、窒化シリコン膜17の角部がほぼ90度
となるまで全面エッチングを行い、ゲート電極7の側壁
に、その上面および側面の法線がそれぞれSAC軸に対
してほぼ0度およびほぼ90度の角度をなし、ゲート長
方向の断面形状がほぼ矩形の窒化シリコン膜9からなる
サイドウォールスペーサを形成してもよい。
【0060】このように、本実施の形態3によれば、窒
化シリコン膜17の上層に形成された層間絶縁膜10に
接続孔11を形成する際、ゲート電極7をオーバーハン
グ形状の窒化シリコン膜17で覆うことによって、接続
孔11に張り出したオーバーハング形状の窒化シリコン
膜17の一部が削られるが、これによって窒化シリコン
膜17の側面はほぼ垂直となって、窒化シリコン膜17
の上面および側面の法線がそれぞれSAC軸に対してほ
ぼ0度およびほぼ90度の角度をなすので、窒化シリコ
ン膜17のエッチング量を最小限に抑えることができ
る。
【0061】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0062】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0063】本発明によれば、MISトランジスタのソ
ース、ドレインを構成する不純物半導体領域に達する接
続孔を層間絶縁膜に形成する際、エッチングストッパと
して層間絶縁膜の下層に形成された窒化シリコン膜のエ
ッチング量を最小限に抑えることができるので、接続孔
とゲート電極との合わせずれが生じても、接続孔がゲー
ト電極に接するのを防ぐことが可能となり、半導体集積
回路装置の信頼度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるMISトランジス
タを示す半導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるMISトランジス
タの製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるMISトランジス
タの製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるMISトランジス
タの製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるMISトランジス
タの製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるMISトランジス
タの製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるMISトランジス
タの製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図8】窒化シリコン膜の削れ量と窒化シリコン膜の法
線がSAC軸となす角度との関係を示すグラフ図であ
る。
【図9】本発明の一実施の形態であるMISトランジス
タの製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるMISトランジ
スタの製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態であるMISトラン
ジスタの製造方法を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図12】本発明の他の実施の形態であるMISトラン
ジスタの製造方法を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図13】本発明の他の実施の形態であるMISトラン
ジスタを示す半導体基板の要部断面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態であるMISトラン
ジスタの製造方法を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図15】本発明の他の実施の形態であるMISトラン
ジスタの製造方法を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図16】本発明の他の実施の形態であるMISトラン
ジスタの製造方法を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 p型ウエル 3 溝型素子分離用絶縁膜 4 不純物半導体領域 5 しきい値電圧制御層 6 ゲート絶縁膜 7 ゲート電極 8 窒化シリコン膜 9 窒化シリコン膜 10 層間絶縁膜 10a SOG膜 10b TEOS酸化膜 11 接続孔 12 プラグ 13 配線層 14 レジスト 15 フォトレジスト膜 16 層間絶縁膜 16a 酸化シリコン膜 16b 酸化シリコン膜 17 窒化シリコン膜
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Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極の上部に第1の絶縁膜が設け
    られ、前記ゲート電極の側壁に第2の絶縁膜が設けら
    れ、前記第1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜の上層に
    層間絶縁膜が設けられたMISトランジスタを有する半
    導体集積回路装置であって、 前記層間絶縁膜の下に位置する前記第2の絶縁膜のゲー
    ト長方向の断面形状がほぼ矩形であることをことを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 ゲート電極の上部に第1の絶縁膜が設け
    られ、前記ゲート電極の側壁に第2の絶縁膜が設けら
    れ、前記第1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜の上層に
    層間絶縁膜が設けられたMISトランジスタを有する半
    導体集積回路装置であって、 前記層間絶縁膜の下に位置する前記第2の絶縁膜のゲー
    ト長方向の断面形状がほぼ矩形であり、前記層間絶縁膜
    の下に位置する前記第2の絶縁膜の上面の法線がSAC
    軸に対してほぼ0度の角度をなし、側面の法線がSAC
    軸に対してほぼ90度の角度をなすことを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 ゲート電極の上部に第1の絶縁膜が設け
    られ、前記第1の絶縁膜の上層に第2の絶縁膜が設けら
    れ、前記第2の絶縁膜の上層に層間絶縁膜が設けられた
    MISトランジスタを有する半導体集積回路装置であっ
    て、 前記層間絶縁膜の下に位置する前記第2の絶縁膜がオー
    バーハング形状であることを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の半導体集積
    回路装置において、前記第1の絶縁膜の厚さが前記第2
    の絶縁膜の厚さの1. 5倍以上であることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3記載の半導体集積
    回路装置において、前記第1の絶縁膜および前記第2の
    絶縁膜は窒化シリコン膜によって構成され、前記層間絶
    縁膜は酸化シリコン膜によって構成されることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、前記層間絶縁膜は積層膜からなり、前記
    積層膜のうちの一層を構成する絶縁膜の表面と前記第1
    の絶縁膜の上面とが同一面で平坦化されていることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 MISトランジスタのソース、ドレイン
    を構成する不純物半導体領域に接する接続孔を形成する
    半導体集積回路装置の製造方法であって、(a).第1の絶
    縁膜を上部に備えたゲート電極を形成する工程と、(b).
    前記第1の絶縁膜の上層に第2の絶縁膜を形成し、続い
    てレジストを塗布する工程と、(c).前記レジストおよび
    前記第2の絶縁膜の表面をエッチバック法または化学的
    機械研磨法で平坦化して、前記第2の絶縁膜の肩部をほ
    ぼ90度とした後、前記レジストを除去する工程と、
    (d).前記第2の絶縁膜の上層に層間絶縁膜を形成した
    後、前記第1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜をエッチ
    ングストッパとして前記ソース、ドレインを構成する不
    純物半導体領域の上方の前記層間絶縁膜を加工し、続い
    て前記第2の絶縁膜を加工して前記接続孔を形成する工
    程とを有することを特徴とする半導体集積回路装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 MISトランジスタのソース、ドレイン
    を構成する不純物半導体領域に接する接続孔を形成する
    半導体集積回路装置の製造方法であって、(a).第1の絶
    縁膜を上部に備えたゲート電極を形成する工程と、(b).
    前記第1の絶縁膜の上層に第2の絶縁膜および第1の層
    間絶縁膜を順次形成する工程と、(c).前記第1の層間絶
    縁膜および前記第2の絶縁膜の表面をエッチバック法ま
    たは化学的機械研磨法で平坦化して、前記第2の絶縁膜
    の肩部をほぼ90度とする工程と、(d).前記第1の層間
    絶縁膜の上層に第2の層間絶縁膜を形成した後、前記第
    1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜をエッチングストッ
    パとして前記ソース、ドレインを構成する不純物半導体
    領域の上方の前記第2の層間絶縁膜および前記第1の層
    間絶縁膜を順次加工し、続いて前記第2の絶縁膜を加工
    して前記接続孔を形成する工程とを有することを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 MISトランジスタのソース、ドレイン
    を構成する不純物半導体領域に接する接続孔を形成する
    半導体集積回路装置の製造方法であって、(a).第1の絶
    縁膜を上部に備えたゲート電極を形成する工程と、(b).
    前記第1の絶縁膜の上層に、オーバーハング形状の第2
    の絶縁膜を形成する工程と、(c).前記第2の絶縁膜の上
    層に層間絶縁膜を形成した後、前記第1の絶縁膜および
    前記第2の絶縁膜をエッチングストッパとして前記ソー
    ス、ドレインを構成する不純物半導体領域の上方の前記
    層間絶縁膜を加工し、続いて前記第2の絶縁膜を加工し
    て前記接続孔を形成する工程とを有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7または8記載の半導体集積回
    路装置の製造方法において、オーバーハング形状の前記
    第2の絶縁膜が、前記第1の絶縁膜の上層に形成される
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023087695A (ja) * 2021-12-14 2023-06-26 ▲ゆ▼創科技股▲ふん▼有限公司 ソース/ドレイン及びコンタクト開口の制御された寸法を有する小型化されたトランジスタ構造及び関連する製造方法
US11855218B2 (en) 2020-09-09 2023-12-26 Etron Technology, Inc. Transistor structure with metal interconnection directly connecting gate and drain/source regions
US11973120B2 (en) 2020-06-24 2024-04-30 Etron Technology, Inc. Miniaturized transistor structure with controlled dimensions of source/drain and contact-opening and related manufacture method
US11972983B2 (en) 2020-06-24 2024-04-30 Etron Technology, Inc. Miniaturized transistor structure with controlled dimensions of source/drain and contact-opening and related manufacture method

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