JP2000294105A - 配線用遮断器 - Google Patents

配線用遮断器

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JP2000294105A
JP2000294105A JP11102573A JP10257399A JP2000294105A JP 2000294105 A JP2000294105 A JP 2000294105A JP 11102573 A JP11102573 A JP 11102573A JP 10257399 A JP10257399 A JP 10257399A JP 2000294105 A JP2000294105 A JP 2000294105A
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JP
Japan
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pole
trip
poles
circuit breaker
tripping
Prior art date
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Application number
JP11102573A
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English (en)
Inventor
Toru Kurono
透 黒野
Ryota Takahashi
良太 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】引き外し係合部に過大な荷重が作用することが
なく、またコストアップを抑制できる3極用の配線用遮
断器を提供する。 【解決手段】1極用の開閉引き外し機構部14と、単一
の引き外し係合部を持つ2極用の開閉引き外し機構部2
4とを同時に動作するように連結し、2個の引き外し係
合部12、22を持つ3極用の配線用遮断器とする。連
結の具体的な構造としては、3極のトリガレバーを連結
する構造等を採用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3極用の配線用遮
断器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】3極用の配線用遮断器は、3極のそれぞ
れに過電流検出部及び各過電流検出部からの信号により
動作する引き外し装置を備えたものであり、いずれの極
の過電流検出部が過電流を検出したときにも、3極の開
閉引き外し機構部を同時に動作させ、3極の回路を同時
に遮断するようになっている。従来の3極用の配線用遮
断器としては、引き外し係合部の数が1個のものと3個
のものとが知られている。
【0003】引き外し係合部とは、開閉機構のクレドル
の先端と引き外し装置との係合部を指すもので、図3と
図4は単一の引き外し係合部1を備えた従来の3極用の
配線用遮断器を示している。図示の3極用の配線用遮断
器では、トリガレバー2が3極共通となっており、いず
れの極の引き外し装置3が動作した場合にも、単一の引
き外し係合部1が引き外され、開閉引き外し機構部が3
極の回路を同時に遮断するようになっている。しかしこ
の構造では、単一の引き外し係合部1に3極分の開閉引
き外し機構部の負荷がかかるために係合部荷重が増大
し、引き外しに大きい力を要するという問題がある。
【0004】一方、図5と図6に示すように、3極のそ
れぞれに引き外し係合部1を備えた3極用の配線用遮断
器も知られている。この構造は1極用の配線用遮断器を
3個並列に連結したものに等しく、それぞれの引き外し
係合部1には1極分の開閉引き外し機構部の負荷がかか
るだけであるので、上記した係合部荷重が増大するとい
う問題は回避できる。しかしその反面、3個の引き外し
係合部1が必要となるためにコストアップを招くという
問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、引き外し係合部に過大な荷重が作用
することがなく、またコストアップを抑制できる3極用
の配線用遮断器を提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、1極用の開閉引き外し機構部
と、単一の引き外し係合部を持つ2極用の開閉引き外し
機構部とを連結し、2個の引き外し係合部を持つ3極用
の配線用遮断器としたことを特徴とするものである。な
お連結の具体的な構造としては、3極のトリガレバーを
固定して連結する構造、3極のトリガレバーをコマによ
り連結する構造等を採用することができる。
【0007】本発明の配線用遮断器は、3極用の配線用
遮断器でありながら引き外し係合部は2個であるため、
引き外し係合部が単一のものに比較して引き外し係合部
に過大な荷重が作用することがない。また引き外し係合
部が3個のものに比較して、コストアップを抑制するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
を示す。図1に示すように、本発明の配線用遮断器は1
極用の開閉引き外し機構部14と2極用の開閉引き外し
機構部24とを並列に連結し、過電流や短絡電流を検出
した際に同時に動作するようにしたものである。
【0009】1極用の開閉引き外し機構部14は、1個
の引き外し装置11と1個の引き外し係合部12と、ハ
ンドル15を備えているが、このハンドル15には外部
に突出する操作部は設けられていない。また2極用の開
閉引き外し機構部24は、各極に対応する2個の引き外
し装置21と、それらのいずれかにより引き外される1
個の引き外し係合部22と、外部に突出する操作部23
を持つハンドル25とを備えており、2極用のハンドル
25に1極用のハンドル15を連結して、2極用のハン
ドル25の操作部23を操作することによって3極を同
時に開閉するよう構成されている。なおこの実施形態で
は、1極分の配線用遮断器の内部スペースを利用して補
助接点が設けられ、この補助接点に接続された補助端子
13が端子部に設けられている。
【0010】前記したように、3極用の配線用遮断器は
いずれかの極の引き外し装置11、21が過電流や短絡
電流により動作した際に、3極全部の接点を同時に開く
必要がある。このためにこの実施形態では、図2に示す
ように3極のトリガレバー30を連結する方法を採用し
ている。
【0011】即ち、3極のトリガレバー30を連結する
具体的な手段としては、トリガレバー30を完全に固定
して連結する方法と、3極のトリガレバー30の相互間
に1極のトリガレバーが動くことにより、隣極のトリガ
レバーを動かすコマを嵌めることにより連結する方法と
がある。このような構造としておけば、いずれかの引き
外し装置11、21が過電流等により動作すると、3極
のトリガレバー30が同時に動かされるので、1極用の
開閉引き外し機構部14の引き外し係合部12と、2極
用の開閉引き外し機構部24の引き外し係合部22とが
引き外され、それぞれの開閉メカニズムがそれぞれの接
点を同時に開く。その結果、3極全部の接点が同時に開
かれることとなる。
【0012】なお、上記実施の形態では1極用の開閉引
き外し機構部14のハンドル15には操作部が設けられ
ていないが、該ハンドル15に操作部を設け、2極用の
開閉引き外し機構部24の操作部23と連結してもよ
い。
【0013】このように、本発明の配線用遮断器は1極
用の開閉引き外し機構部と2極用の開閉引き外し機構部
とを連結して3極用の配線用遮断器としたものであり、
従来のものと同様に、いずれかの極の引き外し装置が動
作することにより3極全部の接点を開くことができる。
しかも引き外し係合部を2個としたので、引き外し係合
部を単一とした場合に比較して係合部荷重を減少させる
ことができ、引き外し係合部を3個とした場合に比較し
てコストダウンを図ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
引き外し係合部に過大な荷重が作用することがなく、ま
たコストアップを抑制できる3極用の配線用遮断器を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図3】単一の引き外し係合部を備えた従来の3極用の
配線用遮断器を示す平面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】3個の引き外し係合部を備えた従来の3極用の
配線用遮断器を示す平面図である。
【図6】図5の断面図である。
【符号の説明】
1 引き外し係合部 2 トリガレバー 3 引き外し装置 10 1極用の配線用遮断器 11 引き外し装置 12 引き外し係合部 13 補助端子 14 開閉引き外し機構部 15 ハンドル 20 2極用の配線用遮断器 21 引き外し装置 22 引き外し係合部 23 操作部 24 開閉引き外し機構部 25 ハンドル 30 トリガレバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1極用の開閉引き外し機構部と、単一の
    引き外し係合部を持つ2極用の開閉引き外し機構部とを
    連結し、2個の引き外し係合部を持つ3極用の配線用遮
    断器としたことを特徴とする配線用遮断器。
  2. 【請求項2】 3極のトリガレバーを固定して連結した
    請求項1に記載の配線用遮断器。
  3. 【請求項3】 3極のトリガレバーをコマにより連結し
    た請求項1に記載の配線用遮断器。
JP11102573A 1999-04-09 1999-04-09 配線用遮断器 Pending JP2000294105A (ja)

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JP11102573A JP2000294105A (ja) 1999-04-09 1999-04-09 配線用遮断器

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ID=14330980

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012129A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 日東工業株式会社 太陽光発電システム用接続箱

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Effective date: 20050617

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050825

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060224