JPH05325775A - 漏電しゃ断器 - Google Patents

漏電しゃ断器

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JPH05325775A
JPH05325775A JP12441192A JP12441192A JPH05325775A JP H05325775 A JPH05325775 A JP H05325775A JP 12441192 A JP12441192 A JP 12441192A JP 12441192 A JP12441192 A JP 12441192A JP H05325775 A JPH05325775 A JP H05325775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control circuit
insulation resistance
earth leakage
lever
microswitch
Prior art date
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Pending
Application number
JP12441192A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Yonezu
英一 米津
Yoshitake Araki
芳武 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH05325775A publication Critical patent/JPH05325775A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁抵抗測定用スイッチの信頼性を向上し、
内部スペースの有効活用による外形寸法の小形化を図
る。 【構成】 漏電しゃ断器は、主回路の漏電電流を検知
し、その検知信号によりしゃ断要素をしゃ断させる制御
回路部を有し、この制御回路部と主回路とを切り離す絶
縁抵抗測定用スイッチを有する。絶縁抵抗測定用スイッ
チは、主回路部と制御回路部とを切り離すマイクロスイ
ッチ35を有し、このマイクロスイッチ35はしゃ断要
素の機構部のクロスバー37に連動するレバー36によ
って開閉される。これらマイクロスイッチ35、レバー
36、レバー36の復帰ばね40、レバー36の回転軸
となるピン41を制御回路ケース38に取り付ける。ま
たマイクロスイッチ35を横置き状態に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漏電によって生ずる感
電,火災等の危害を未然に防止する漏電しゃ断器に係
り、特に相間,極間の絶縁抵抗を測定するマイクロスイ
ッチの配置構造を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、漏電しゃ断器においては、漏
電電流を検知し、その検知信号により、漏動引外し装置
を動作させたり、漏動表示装置を動作させるための制御
回路部を設けている。すなわち、図5に示すように制御
回路部10は、その電源を主回路11からとっている。
そして主回路11の異極間(特に負荷側のU−W極間)
の絶縁抵抗を測定する際には、主回路11に漏電しゃ断
器13の定格電圧以上をかけるため、制御回路部10を
主回路11から切り離す必要がある。このため制御回路
部10と主回路11との間に絶縁抵抗測定用スイッチ1
2を設けている。従来の絶縁抵抗測定用スイッチ12を
図6ないし図9を用いて説明する。図6(a)および
(b)は、従来の絶縁抵抗測定用スイッチ12を取り付
けた漏電しゃ断器13を示す平面断面図および正面断面
図である。漏電しゃ断器13の図示左極には漏電表示機
構部を設けるため、右極側のしゃ断要素を構成するクロ
スバー14の上部に絶縁抵抗測定用スイッチ12が設け
られる。図7は絶縁抵抗測定用スイッチ12の構成を示
したもので、この絶縁抵抗測定用スイッチ12はマイク
ロスイッチ15の両側に板状の絶縁物18,18が設け
られ、これら絶縁物18,18がマイクロスイッチ15
の切換ボタン15aを押すための板ばね19とともにフ
レーム20にねじ21止めされている。
【0003】図8は絶縁抵抗測定用スイッチ12を漏電
しゃ断器に取り付けた状態を示したものである。絶縁抵
抗測定用スイッチ12は、漏電しゃ断器のサポート22
にねじ23止めされて取り付けられる。
【0004】漏電しゃ断器が投入された状態を実線で示
す。ON時には、クロスバー14と板ばね19とは接触
しないが、点線で示したOFF時にはクロスバー14が
板ばね19を押し、板ばね19がマイクロスイッチ15
の切換ボタン15aを押し込むため、マイクロスイッチ
15はON状態(実線)からOFF状態に切り換わる。
【0005】図9は、絶縁抵抗測定用スイッチ12の配
線方法を示したものである。負荷端子9に圧着端子(図
示しない)で固定してある制御回路10用のリード線2
8を切断する。次に、マイクロスイッチ15のリード線
24に圧着端子25を取り付け、負荷端子9にねじ26
止めする。もう一方のマイクロスイッチ10のリード線
29は制御回路10のリード線28とコネクター27を
用いて接続されている。この配線により、漏電しゃ断器
がON時には主回路11は制御回路10と接続され、O
FF時には切り離される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成のものにおいては、クロスバー14の回動によりマイ
クロスイッチ12を入り切りする板ばね19がねじ21
止めされているため、切換位置が安定せず、このため、
板ばね19の取り付け状態を調整する必要があった。
【0007】また絶縁抵抗測定用スイッチ12の取り付
け部分がクロスバー14上部のスペースを占有してしま
うため、他の内部付属装置を取り付けることができず、
漏電しゃ断器の内部スペースの有効活用ができないとい
う問題があった。
【0008】さらには負荷端子9と接続してあるマイク
ロスイッチ15のリード線24を切り離して接続し直し
たり、コネクターを用いてマイクロスイッチ15のもう
一方のリード線29と制御回路10のリード線28とを
コネクターを用いて接続したりする作業があり、しかも
長いリード線を取り扱う作業やねじ止めが多いため組立
作業性が非常に悪いという問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は特に信頼性を向上し、しかも内部ス
ペースの有効活用による外形寸法の小形化を可能とした
漏電しゃ断器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の漏電しゃ断器
は、主回路の漏電電流を検知し、その検知信号によりし
ゃ断要素をしゃ断させる制御回路部を有し、この制御回
路部と主回路とを切り離す絶縁抵抗測定用スイッチを設
けた漏電しゃ断器において、絶縁抵抗測定用スイッチ
を、主回路部と制御回路部とを切り離すマイクロスイッ
チと、前記しゃ断要素の機構部のクロスバーに連動し前
記マイクロスイッチを開閉させるレバーと、このレバー
の復帰ばねと、前記レバーの回転軸となるピンとにより
構成して制御回路ケースに取り付けたことを特徴とす
る。またマイクロスイッチを横置き状態に配置したこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】上記した構成によれば、制御回路ケースにマイ
クロスイッチを取り付けたため、マイクロスイッチを支
持するためのフレームが不要になると共にマイクロスイ
ッチのレバーも制御回路ケースにピンを介して復帰ばね
と共に取り付けることができるためねじ止めが不要とな
り、ねじ止め部を調整する必要がなくなる。
【0012】また、制御回路部と絶縁抵抗測定用スイッ
チを一体化することにより、制御回路部の入らない相の
クロスバー上部のスペースが空くため、他の内部付属装
置を取り付けることも可能である。さらにマイクロスイ
ッチを横置きすることが可能なため、マイクロスイッチ
の上部を制御回路基板のスペースとして有効活用でき
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1乃至図4
を参照して説明する。図3(a)および(b)は絶縁抵
抗測定用スイッチ32を取り付けた漏電しゃ断器30を
示す平面断面図および正面断面図であり、漏電しゃ断器
30はハンドル50からトグル機構等の機構部を介して
クロスバー37を回動させ、これにより、可動接触子5
2の可動接点53と固定接点54とを接離させるしゃ断
要素をU,V,W相に有する。このしゃ断要素は主回路
の漏電電流を検知する制御回路部によっても、その検知
信号によりしゃ断要素をしゃ断させ主回路が開路され
る。
【0014】そしてこの漏電しゃ断器の右極側のU,W
相にそれぞれ絶縁抵抗測定用スイッチ32が設けられて
いる。絶縁抵抗測定用スイッチ32は図1および図2に
示すようにマイクロスイッチ35、レバー36を備え、
クロスバー37の回動に連動して入り切りされる。マイ
クロスイッチ35は横置き状態で配置され、制御回路基
板ケース38に設けられた位置決め用の突起38aによ
り位置決めされ、その上部の制御回路基板39aにより
突起38aからの外れが防止されて制御回路ケース38
に取り付けられている。またマイクロスイッチ35の切
換ボタン35aを押すためのレバー36は、制御回路ケ
ース38に設けられた貫通穴にレバー復帰ばね40と共
に配置され、それぞれ制御回路ケース38に支持された
ピン41で回動可能に支持されている。尚、制御回路ケ
ース38は、漏電しゃ断器のケース31の溝に挿入して
固定されている。
【0015】図1は漏電しゃ断器が開極された状態を示
しており、レバー36はクロスバー37が図示反時計方
向に回動されているのに伴い、ピン41を中心として反
時計方向に回動されてマイクロスイッチ切換ボタン35
aを復帰させOFF状態にする。
【0016】図2は漏電しゃ断器が投入された状態を示
しており、レバー36は復帰ばね40によりピン41を
回転中心にして時計回りに回転し、マイクロスイッチ3
5の切り換えボタン35aを押してON状態にする。図
4はマイクロスイッチ35を制御回路基板ケース38に
取り付けた状態を示す。
【0017】このマイクロスイッチ35の配線作業は、
図1および図2に示すように負荷端子9と制御回路基板
39に接続されているリード線42,43のコネクター
44,45を外し、マイクロスイッチ35の端子にハン
ダ付をしてあるリード線46,47のコネクター48,
49とそれぞれ接続することにより行われる。
【0018】したがって上記のように構成すれば、配線
作業をワンタッチ接続できるコネクター接続としたた
め、配線の切断作業や端子のカシメ作業等がなくなるの
で、配線作業が容易となり、またマイクロスイッチ35
は制御回路ケース38の突起38aで位置決めされ、そ
の上部の制御回路基板39aにより抜けが防止されてい
るため、マイクロスイッチ33を支持するためのフレー
ムやねじ止め作業が不要となる。さらにねじ等を使わな
いため、部品組立時の調整が不要となり、信頼性も向上
するほか、板ばねを使用していないため板ばねの曲げ角
度の調整作業も不用となる。したがって作業者による性
能のばらつきがなくなり製品の信頼性が向上し、また部
品点数が少ないため作業性が向上する。
【0019】更に、マイクロスイッチ35を横置きする
ことにより制御回路ケース38の下部のスペースを有効
活用することができ、しかも他相のクロスバーの上部ス
ペースが空くためそのスペースに他の内部付属装置を配
置することができ、内部スペースを有効活用して外形寸
法を小形化できる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の漏電しゃ断器によれば、制御回路ケースを利用して絶
縁抵抗測定用スィツチを取り付けたことにより、ねじ止
めがなくなってスイッチの動作の信頼性が向上し、しか
も内部スペースが有効活用できて外形寸法を小形化でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による漏電しゃ断器の一実施例の主要部
を示し、しゃ断要素が開極状態にある断面図
【図2】しゃ断要素が投入状態にある図1相当図
【図3】本発明による漏電しゃ断器の一実施例を示し、
(a)は平面断面図、(b)は正面断面図
【図4】絶縁抵抗測定用スイッチを制御回路ケースに取
り付けた状態を示す下面図
【図5】漏電しゃ断器の回路構成を示す概略図
【図6】従来の漏電しゃ断器を示し、(a)は平面断面
図、(b)は正面断面図
【図7】図6の漏電しゃ断器における絶縁抵抗測定用ス
イッチの取り付け状態を示し、(a)は平面図、(b)
は正面図
【図8】しゃ断要素が開極状態にあるときの絶縁抵抗測
定用スイッチを示す正面図
【図9】絶縁抵抗測定用スイッチの配線状態を示す平面
【符号の説明】
30は漏電しゃ断器、32は絶縁抵抗測定用スイッチ、
35はマイクロスイッチ,36はレバー、38は制御回
路ケース、39a,39bは制御回路基板、40は復帰
ばね、41はピン、42,43,46,47はリード
線、50はハンドル、51はしゃ断要素の機構部、53
は可動接点、54は固定接点を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路の漏電電流を検知し、その検知信
    号によりしゃ断要素をしゃ断させる制御回路部を有し、
    この制御回路部と主回路とを切り離す絶縁抵抗測定用ス
    イッチを設けた漏電しゃ断器において、前記絶縁抵抗測
    定用スイッチを、主回路部と制御回路部とを切り離すマ
    イクロスイッチと、前記しゃ断要素の機構部のクロスバ
    ーに連動して前記マイクロスイッチを開閉させるレバー
    と、このレバーの復帰ばねと、前記レバーの回転軸とな
    るピンとにより構成して制御回路ケースに取り付けたこ
    とを特徴とする漏電しゃ断器。
  2. 【請求項2】 マイクロスイッチを横置き状態に配置し
    たことを特徴とする請求項1に記載の漏電しゃ断器。
JP12441192A 1992-05-18 1992-05-18 漏電しゃ断器 Pending JPH05325775A (ja)

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JP12441192A JPH05325775A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 漏電しゃ断器

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JP12441192A JPH05325775A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 漏電しゃ断器

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Publication Number Publication Date
JPH05325775A true JPH05325775A (ja) 1993-12-10

Family

ID=14884809

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JP12441192A Pending JPH05325775A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 漏電しゃ断器

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JP (1) JPH05325775A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008262935A (ja) * 2008-08-07 2008-10-30 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 漏電遮断器
KR100937296B1 (ko) * 2003-07-03 2010-01-18 후지 덴키 기기세이교 가부시끼가이샤 누전 차단기
KR100981872B1 (ko) * 2002-12-16 2010-09-10 후지 덴키 기기세이교 가부시끼가이샤 누전 차단기
DE102004024820B4 (de) * 2003-05-21 2013-05-23 Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd. Erdschluss-Unterbrechungsschalter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100981872B1 (ko) * 2002-12-16 2010-09-10 후지 덴키 기기세이교 가부시끼가이샤 누전 차단기
DE102004024820B4 (de) * 2003-05-21 2013-05-23 Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd. Erdschluss-Unterbrechungsschalter
KR100937296B1 (ko) * 2003-07-03 2010-01-18 후지 덴키 기기세이교 가부시끼가이샤 누전 차단기
JP2008262935A (ja) * 2008-08-07 2008-10-30 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 漏電遮断器

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