JP2000293612A - 光学情報読取装置及び光学情報読取システム - Google Patents

光学情報読取装置及び光学情報読取システム

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JP2000293612A
JP2000293612A JP11362285A JP36228599A JP2000293612A JP 2000293612 A JP2000293612 A JP 2000293612A JP 11362285 A JP11362285 A JP 11362285A JP 36228599 A JP36228599 A JP 36228599A JP 2000293612 A JP2000293612 A JP 2000293612A
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勝史 井上
Keiichi Kobayashi
圭一 小林
Yoshihiro Kojima
良宏 小島
Tetsuya Kannou
哲哉 観音
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像信号をディスプレーへ表示するだけで
は、実際にメモリ(信号格納手段)へ格納された信号の
輝度がわからず、適切な照明条件、レンズの調整をする
ことが困難であったので、輝度をディスプレーに波形と
して表すことができる光学情報読取装置及び光学情報読
取システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 指定されたラインのデータを取り出し
(ステップ11)、輝度として波形化してディスプレー
に表示させる(ステップ12)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードや2次
元コード等の標識を読み取る光学情報読取装置及び光学
情報読取システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、光学情報読取装置及び光学情報読
取システムのうち、特にイメージセンサに2次元イメー
ジセンサを用いた2次元コードリーダ及びそれを用いた
システムについて説明する。なお、本発明は2次元コー
ドリーダ及びそれを用いたシステムに限定されることは
なく、1次元バーコードリーダやOCRリーダやハンド
ヘルドターミナルのような光学的に情報読取可能な携帯
情報端末及びそれを用いたシステム等にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0003】従来の2次元コードリーダのブロック図を
図9に示す。8はイメージセンサで、標識3やその周辺
からの反射光を電気信号に変換する。9はAD変換器
で、イメージセンサ8からの電気信号をデジタル信号に
変換する。10は信号格納手段で、AD変換器9により
デジタル化された信号を格納する。11はマイクロプロ
セッサで、信号格納手段10に格納された信号の認識処
理を行い結果を、12の通信インターフェイスを通じ
て、POSやPCなどのホストに送信する。
【0004】次に従来の2次元コードリーダの処理の流
れを図10に示す。ステップ1は画像格納処理で、マイ
クロプロセッサ11は、イメージセンサ8からの出力信
号をAD変換器9を介してメモリで構成された信号格納
手段10に格納するように要求する。すべての出力信号
が格納された後、マイクロプロセッサ11は、認識処理
(ステップ2)を行う。ここで認識された結果を、PO
SやPC等のホストへ送信(ステップ3)する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光学情
報読取装置及び光学情報読取システムでは、イメージセ
ンサ8により光電変換された読み取るべき標識及びその
周辺からの反射光をディスプレーなどの表示手段に濃淡
として表示させることができるタイプの2次元コードリ
ーダもあったが、イメージセンサ8により光電変換され
た電気信号の大きさ(以後、輝度と呼ぶ)を波形などで
表示することができず、イメージセンサ8が受光する光
量を正確に調整することが困難であった。
【0006】さらにディスプレーなどの表示手段には、
表示手段自身で表示の濃淡を手動または自動で調整でき
るものも多く、実際にイメージセンサ8により光電変換
された電気信号を正確な濃淡で表示できない場合もあ
る。
【0007】また、製造時や据え付け時のピント合わせ
には、ディスプレーなどの表示手段の画像を見て調整し
ていたが、個人の感覚により個体差が生じるという問題
があった。また、据え付け時に最適な照明条件を含む読
取条件としていたとしても、時間の経過による照明など
の劣化や、外部光の影響を受け、読取時に最適な照明条
件を含む読取条件を得ることができなかった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するもの
で、据え付け時ならびに製造時の照明とレンズの絞りに
よる受光量調整とピント合わせを容易に正確に行え、据
え付けから時間が経過した後でも据え付け時の照明条件
を含む読取条件を保つ光学情報読取装置及び光学情報読
取システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明の第1の光学情報読取装置は、標識及びその
周辺からの反射光を取り込み電気信号に変換するイメー
ジセンサと、前記イメージセンサからの電気信号をデジ
タル信号に変換するAD変換器と、前記標識の有する情
報を復元するため前記イメージセンサからの電気信号で
あってデジタル化された信号をデコードするデコード手
段と、前記イメージセンサからの電気信号であってデジ
タル化された信号を格納する信号格納手段と、前記信号
格納手段に格納されたデジタル信号のうちの指定した少
なくとも1ラインの信号を取り出すための信号取り出し
手段とを備えるものである。
【0010】第2の光学読取装置は、一つのケース内に
収納したものである。
【0011】第3の光学読取装置は、信号取り出し手段
から取り出された信号を画像化し、ディスプレーに表示
するものである。
【0012】第4の光学読取装置は、標識及びその周辺
からの反射光を取り込み電気信号に変換するイメージセ
ンサと、前記イメージセンサからの電気信号をデジタル
信号に変換するAD変換器と、前記標識の有する情報を
復元するため前記イメージセンサからの電気信号であっ
てデジタル化された信号をデコードするデコード手段
と、前記イメージセンサからの電気信号であってデジタ
ル化された信号を格納する信号格納手段と、前記信号格
納手段に格納されたデジタル信号のうちの指定した少な
くとも1ラインの信号を取り出すための信号取り出し手
段とを有し、前記デジタル信号は各々の信号が輝度情報
に関連付けられ、前記各々の信号に関連付けられた輝度
を波形化し表示するものである。
【0013】第5の光学読取装置は、信号格納手段に格
納されたデジタル信号のうちの略横方向及び/または縦
方向の任意の少なくとも1ラインを指定可能な指定手段
を有するものである。
【0014】第6の光学読取装置は、標識及びその周辺
からの反射光を取り込み電気信号に変換するイメージセ
ンサと、前記イメージセンサからの電気信号をデジタル
信号に変換するAD変換器と、前記標識の有する情報を
復元するため前記イメージセンサからの電気信号であっ
てデジタル化された信号をデコードするデコード手段
と、前記イメージセンサからの電気信号であってデジタ
ル化された信号を格納する信号格納手段と、前記信号格
納手段に格納されたデジタル信号のうちの指定した少な
くとも1ラインの信号を取り出すための信号取り出し手
段とを有し、前記信号取り出し手段と外部制御装置とが
通信回線によって接続され、前記外部制御装置は、前記
信号格納手段に格納されたデジタル信号のうち略横方向
及び/または縦方向の任意の少なくとも1ラインを指定
できる指定手段を含み、前記指定手段によって指定され
た位置情報が前記通信回線によって前記信号取り出し手
段に送信されるものである。
【0015】第7の光学読取装置は、位置情報によって
指定された任意の少なくとも1ラインの信号を外部制御
装置に送信するものである。
【0016】第8の光学読取装置は、取り出した任意の
少なくとも1ラインのデータに関連する輝度情報をディ
スプレーに表示するものである。
【0017】第9の光学読取装置は、デジタル化された
信号に関連した輝度情報を調整可能にする照明手段及び
/またはゲイン制御手段を有するものである。
【0018】第10の光学読取装置は、標識及びその周
辺からの反射光を取り込み電気信号に変換するイメージ
センサと、前記イメージセンサからの電気信号をデジタ
ル信号に変換するAD変換器と、前記標識の有する情報
を復元するため前記イメージセンサからの電気信号であ
ってデジタル化された信号をデコードするデコード手段
と、前記イメージセンサからの電気信号であってデジタ
ル化された信号を格納する複数の信号格納手段を有し、
前記複数の信号格納手段は基準となるデジタル信号を格
納する第一の信号格納手段と、読取時などにデジタル化
された信号を格納する第二の信号格納手段とを有し、第
一の信号格納手段に格納されたデジタル信号と第二の信
号格納手段に格納されたデジタル信号とを比較し、比較
結果に応じ、デジタル化された信号に関連した輝度情報
を調整可能とする照明手段及び/またはゲイン制御手段
を有するものである。
【0019】第11の光学読取装置は、ゲイン制御手段
が電子シャッタ制御及び/またはオフセット制御及び/
またはゲイン制御から構成されるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】上記構成により、第1の光学情報
読取装置は、指定したラインの信号を取り出すことがで
きるため、実際にイメージセンサにより光電変換された
電気信号を正確な濃淡で取り出すことができる。
【0021】第3の光学情報読取装置は、光学情報読取
システムにより取り出された電気信号を、画像で表示す
ることができる。
【0022】第4の光学情報読取システムは、輝度情報
に関連付けられた信号を取り出し、輝度値を波形化して
表示することができる。
【0023】第5の光学情報読取システムは、横方向及
び/または縦方向の任意の少なくとも1ラインを指定す
ることができるため、縦でも横でも任意のラインの波形
を表示することができる。
【0024】第6の光学情報読取システムは、通信回線
によって、位置情報を外部制御装置信号から取り出し手
段へ送信することができ、外部制御手段と信号取り出し
手段が離れていても、取り出し位置を指定することがで
きる。
【0025】第7の光学情報読取システムは、外部制御
手段と信号取り出し手段が離れていても、任意の1ライ
ンの信号を通信回線によって外部制御手段へ送信するこ
とができる。
【0026】第8の光学情報読取システムは、外部制御
手段と信号取り出し手段が離れていても、通信回線によ
って外部制御手段へ送信されたデータをディスプレーに
表示させることができる。
【0027】第9の光学情報読取システムは、輝度情報
を調整可能にする照明とゲイン制御手段により最適な照
明条件を含む読取条件を得ることができる。
【0028】第10の光学情報読取システムは、据え付
け時等にデジタル化された信号を格納し、読取時のデジ
タル化された信号と比較し、比較結果に応じ、輝度情報
を調整可能にする照明及び/またはゲイン制御により、
据え付け時から時間が経過することによる照明などの劣
化や外部光の影響をなくし、据え付け時に調整した最適
な照明条件を含む読取条件を得ることができる。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図を
参照しながら説明する。
【0030】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態1の光学情報読取装置及び光学情報読取システムの処
理の流れを示す。ここで従来例の流れを示す図10と同
じ部分は同じ符号を用い説明は省略する。
【0031】まずはじめに、画像格納処理(ステップ
1)後に、モード(動作設定)が通常の”読取”である
か、”波形出力”であるか判断する(ステップ10)。
このモードの設定は、本実施例では2次元コードリーダ
1の本体上に取り付けられたSWによって動作を設定す
るが、ホストとの通信で設定を行っても構わない。
【0032】モードが”読取”であれば従来例で示した
図10と同じ処理(ステップ2、ステップ3)を行う。
【0033】モードが”波形出力”であれば、指定され
たラインのデータを取り出す(ステップ11)。例えば
図2に示すように、画像のサイズが、水平(X)方向5
12ライン、垂直(Y)方向512ラインで構成され、
画素の座標を(X、Y)で示すとすると、垂直(Y)方
向の(1から数えて)256ライン番目を取り出すに
は、(0,255)、(1,255)、・・・(51
1,255)まで、水平方向に1ライン取り出す。
【0034】ここで、どのラインの信号を取り出すかを
指定する指定手段は、基板に取り付けられたSWによっ
て指定しても、ホストからの通信により指定しても、特
殊な2次元コードを読むことによって取り出すラインを
指定しても構わない。
【0035】次に、取り出したデータをCRTや液晶な
どのディスプレーに波形化し表示するための処理を行う
(ステップ12)。本実施例では、AD変換器は、アナ
ログ信号を8ビットのデジタル信号に変換するタイプの
ものを用いたので、縦軸を輝度として0〜255の値で
表示した。図2の標識3に示すようなバーコードからの
デジタル信号を波形化し表示した模式図を図3に示す。
本実施例のように水平方向に1ライン取り出したときに
は、横軸は、画像の水平位置を示す。
【0036】上記に説明したように本発明の形態により
指定したラインのイメージセンサ8により光電変換され
た電気信号の大きさ(輝度)を正確にディスプレーなど
に波形化し表示することができる。
【0037】また、図4に示すような、複数の白黒の太
い線と細い線が描かれた標識3の画像の輝度を表示しな
がら、細い線の輝度の振幅(ア)が最大になるようにピ
ント調整をすることができるため、誰でも容易に正確に
ピントを合わせることができるようになる。なお、製造
工程において、細い線の輝度の振幅(ア)の規定だけで
は、環境によっては周囲の明るさなどが変わるため、細
い線の輝度の振幅(ア)をある範囲内で満足するように
規定することが困難である。この場合、太い線の輝度の
振幅(イ)を用いて、(細い線の輝度の振幅)/(太い
線の輝度の振幅)=(ア)/(イ)で表される指数によ
り周囲の明るさが変わっても容易に規定することができ
る。
【0038】(実施の形態2)図5に本発明の実施の形
態2の光学情報読取システムの処理の流れを示す。ステ
ップ30は、どのラインの信号を取り出すかを指定する
指定手段で、通信によって、外部制御装置4から2次元
コードリーダ1へ、指定するラインを表すデータを送信
する(ステップ31)。2次元コードリーダ1では、外
部制御装置4から指定されたラインを表すデータを受信
し(ステップ20)、指定されたラインの輝度を示すデ
ータの取り出しを行い(ステップ11)、取り出したラ
インのデータを外部制御装置4に通信によって送信する
(ステップ21)。外部制御装置4では、取り出された
ラインのデータを受信し(ステップ32)、受信したデ
ータを波形化し表示する(ステップ33)。
【0039】なお、ステップ10でモードが”読取”
(Yes)の場合の処理は図1と同じであり説明ならび
に図示を省略する。
【0040】このように外部制御装置4で指定したライ
ンについて、イメージセンサ8により光電変換された電
気信号の大きさ(輝度)を正確に外部制御装置4に表示
することができる。
【0041】(実施の形態3)図6に本発明の実施の形
態3の光学情報読取システムの2次元コードリーダ1の
ブロック図を示す。ここで従来例のブロック図を示す図
10と同じ部分は同じ符号を用い説明は省略する。破線
で示す20は照明手段で、照明7と照明調整回路21か
ら構成される。照明調整回路21は、マイクロコンピュ
ータ11からの指令により照明の明るさを調整可能な構
成とした。
【0042】このような構成とすることにより、標識3
の輝度が暗い場合、自動的に照明を明るくするなど、認
識処理を行う上で最適な照明条件とすることができる。
【0043】なお、このブロック図では照明7は、2次
元コードリーダ1の外部に設けているが、2次元コード
リーダ1のケース内部に設けても構わない。
【0044】(実施の形態4)図7に本発明の実施の形
態4の光学情報読取システムの2次元コードリーダ1の
ブロック図を示す。ここで実施の形態3のブロック図で
ある図5と同じ部分は同じ符号を用い説明は省略する。
13は第一の信号格納手段で、装置またはシステムの据
え付け時等に第一の信号格納手段13にイメージセンサ
8からの出力信号をAD変換器9でデジタル化した信号
を基準信号として格納する。ここで第一の信号格納手段
13は電源を切断したときに、格納内容が消えないよう
なEEPROMのような不揮発性メモリ、あるいは電池
などでバックアップされたメモリを使用した。14は第
二の信号格納手段で、通常の読取時に認識処理を行う際
に使用される。15はゲイン制御手段でマイクロプロセ
ッサ11の指令により、ゲイン制御、オフセット制御、
電子シャッタ制御が可能である。
【0045】また調整時に、第一の信号格納手段13に
格納されたデジタル信号と、第二の信号格納手段14に
格納されたデジタル信号をマイクロプロセッサ11で比
較し、図4に示すような複数の白黒の太い線と細い線が
描かれた標識3の画像の場合、細い線の輝度の振幅
(ア)もしくは太い線の輝度の振幅(イ)が、据え付け
時と調整時で等しくなるように、ゲイン制御手段15ま
たは照明調整回路21をマイクロプロセッサ11で制御
するように構成した。
【0046】このような構成とすることにより、据え付
け時に比べ照明7が劣化により暗くなった場合照明を明
るくする及び/またはゲイン制御を大きくすることによ
り認識処理を行う上で最適な照明条件を含む読取条件と
することができる。
【0047】以上、実施の形態1〜4を統合した光学情
報読取システムの構成図を図8に示す。1は2次元コー
ドリーダで、2はレンズで、3のバーコードや2次元コ
ードやOCR等である標識及びその周辺からの反射光
を、イメージセンサ8へ結象させる。4は外部制御装置
で一般にはPOSやコンピュータが用いられ、通信回線
6によって各種の通信設定や読取設定を行う。5は表示
手段で、CRTや液晶などのディスプレーである。なお
読取結果を示すLEDやブザーについては図示していな
いが、それらを備えていても、備えていなくても構わな
い。
【0048】なお、本実施例として表示手段5は、外部
制御装置4とは別に設けたが、外部制御装置4に付属し
ているディスプレーを表示手段5としても構わない。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1により信号格納手段に格納されたデジタル信号のうち
の指定した少なくとも1ラインの信号を取り出すことが
できることから、使用者が所望するイメージセンサの視
野内における任意(例えば上の方、中央部分等)のライ
ンを選択し、取り出した信号を処理することができる。
【0050】また、請求項3により、請求項1の効果に
加え、取り出された信号を画像化しディスプレーに表示
することができることから、使用者が視覚的に判断しや
すくなる。
【0051】さらに、請求項4により、請求項3の効果
に加え、輝度を波形で表示することによりイメージセン
サが受光する光量を正確に調整することができるように
なるとともに、請求項3よりもさらに使用者が視覚的に
判断しやすくなる。
【0052】さらに、請求項5により、請求項4の効果
に加え、横方向でも縦方向でも任意のラインを選択する
ことができるので、標識の向きに影響されることがなく
なる。
【0053】さらに、請求項6により、請求項5の効果
に加え、信号取り出し手段から離れた場所に配置した外
部制御装置からでも、所望とする任意のラインを選択す
ることができる。
【0054】さらに、請求項7により、請求項6の効果
に加え、信号取り出し手段から離れた場所に配置した外
部制御装置へでも指定されたラインの信号を送信するこ
とができる。これにより外部制御装置でも信号の解析を
行うこともできる。
【0055】さらに、請求項8により、請求項7の効果
に加え、信号取り出し手段から離れた場所に配置した外
部制御装置でも取り出されたラインをディスプレーに表
示することができる。
【0056】さらに、請求項9により輝度情報を調整可
能な照明を用いることにより、自動的に認識処理を行う
上で最適な照明条件を含む読取条件とすることができ
る。
【0057】さらに、請求項10により据え付け時から
時間が経過することによる照明などの劣化や外部光の影
響をなくし、据え付け時に調整した最適な照明条件を含
む読取条件を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光学読取装
置及びシステムの流れ図
【図2】本発明の第1の実施の形態における光学読取装
置及びシステムの取り出し手段の説明図
【図3】本発明の第1の実施の形態における光学読取装
置及びシステムで、データを波形化して表示した図
【図4】細い線と太い線を見たときの波形図
【図5】本発明の第2の実施の形態における光学読取シ
ステムの流れ図
【図6】本発明の第3の実施の形態における光学読取シ
ステムのブロック図
【図7】本発明の第4の実施の形態における光学読取シ
ステムのブロック図
【図8】本発明の第1〜4の実施の形態を統合した光学
読取システムの構成図
【図9】従来の光学読取システムのブロック図
【図10】従来の光学情報読取装置及びシステムの流れ
【符号の説明】
1 2次元コードリーダ 2 レンズ 3 標識 4 外部制御装置 5 表示手段 6 通信回線 7 照明 8 イメージセンサ 9 AD変換器 10 信号格納手段 11 マイクロプロセッサ 12 通信インターフェイス 13 第一の信号格納手段 14 第二の信号格納手段 15 ゲイン制御手段 20 照明手段 21 照明調整回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 良宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 観音 哲哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B072 CC21 CC24 GG02 GG07 HH07 HH09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標識及びその周辺からの反射光を取り込
    み電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージ
    センサからの電気信号をデジタル信号に変換するAD変
    換器と、前記標識の有する情報を復元するため前記イメ
    ージセンサからの電気信号であってデジタル化された信
    号をデコードするデコード手段と、前記イメージセンサ
    からの電気信号であってデジタル化された信号を格納す
    る信号格納手段と、前記信号格納手段に格納されたデジ
    タル信号のうちの指定した少なくとも1ラインの信号を
    取り出すための信号取り出し手段とを有する光学情報読
    取装置。
  2. 【請求項2】 一つのケース内に収納した請求項1記載
    の光学情報読取装置。
  3. 【請求項3】 信号取り出し手段から取り出された信号
    を画像化し、ディスプレーに表示する請求項1または2
    記載の光学情報読取システム。
  4. 【請求項4】 標識及びその周辺からの反射光を取り込
    み電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージ
    センサからの電気信号をデジタル信号に変換するAD変
    換器と、前記標識の有する情報を復元するため前記イメ
    ージセンサからの電気信号であってデジタル化された信
    号をデコードするデコード手段と、前記イメージセンサ
    からの電気信号であってデジタル化された信号を格納す
    る信号格納手段と、前記信号格納手段に格納されたデジ
    タル信号のうちの指定した少なくとも1ラインの信号を
    取り出すための信号取り出し手段とを有し、前記デジタ
    ル信号は各々の信号が輝度情報に関連付けられ、前記各
    々の信号に関連付けられた輝度を波形化し表示する光学
    情報読取システム。
  5. 【請求項5】 信号格納手段に格納されたデジタル信号
    のうちの略横方向及び/または縦方向の任意の少なくと
    も1ラインを指定可能な指定手段を有する請求項1、
    2、3または4記載の光学情報読取システム。
  6. 【請求項6】 標識及びその周辺からの反射光を取り込
    み電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージ
    センサからの電気信号をデジタル信号に変換するAD変
    換器と、前記標識の有する情報を復元するため前記イメ
    ージセンサからの電気信号であってデジタル化された信
    号をデコードするデコード手段と、前記イメージセンサ
    からの電気信号であってデジタル化された信号を格納す
    る信号格納手段と、前記信号格納手段に格納されたデジ
    タル信号のうちの指定した少なくとも1ラインの信号を
    取り出すための信号取り出し手段とを有し、前記信号取
    り出し手段と外部制御装置とが通信回線によって接続さ
    れ、前記外部制御装置は、前記信号格納手段に格納され
    たデジタル信号のうち略横方向及び/または縦方向の任
    意の少なくとも1ラインを指定できる指定手段を含み、
    前記指定手段によって指定された位置情報が前記通信回
    線によって前記信号取り出し手段に送信される光学情報
    読取システム。
  7. 【請求項7】 位置情報によって指定された任意の少な
    くとも1ラインの信号を外部制御装置に送信する請求項
    6記載の光学情報読取システム。
  8. 【請求項8】 取り出した任意の少なくとも1ラインの
    データに関連する輝度情報をディスプレーに表示する請
    求項7記載の光学情報読取システム。
  9. 【請求項9】 デジタル化された信号に関連した輝度情
    報を調整可能にする照明手段及び/またはゲイン制御手
    段を有する請求項4記載の光学情報読取システム。
  10. 【請求項10】 標識及びその周辺からの反射光を取り
    込み電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメー
    ジセンサからの電気信号をデジタル信号に変換するAD
    変換器と、前記標識の有する情報を復元するため前記イ
    メージセンサからの電気信号であってデジタル化された
    信号をデコードするデコード手段と、前記イメージセン
    サからの電気信号であってデジタル化された信号を格納
    する複数の信号格納手段を有し、前記複数の信号格納手
    段は基準となるデジタル信号を格納する第一の信号格納
    手段と、読取時などにデジタル化された信号を格納する
    第二の信号格納手段とを有し、第一の信号格納手段に格
    納されたデジタル信号と第二の信号格納手段に格納され
    たデジタル信号とを比較し、比較結果に応じ、デジタル
    化された信号に関連した輝度情報を調整可能とする照明
    手段及び/またはゲイン制御手段を有する光学情報読取
    システム。
  11. 【請求項11】 ゲイン制御手段は、電子シャッタ制御
    及び/またはオフセット制御及び/またはゲイン制御か
    ら構成される請求項10記載の光学情報読取システム。
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