JP2000293192A - 音声認識装置及び方法 - Google Patents

音声認識装置及び方法

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JP2000293192A
JP2000293192A JP11097038A JP9703899A JP2000293192A JP 2000293192 A JP2000293192 A JP 2000293192A JP 11097038 A JP11097038 A JP 11097038A JP 9703899 A JP9703899 A JP 9703899A JP 2000293192 A JP2000293192 A JP 2000293192A
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JP11097038A
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Atsushi Katayama
敦之 片山
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示画面を大きくすることなく、音声認識結果
の確認の容易性と表示可能な文字数の増加を両立させる
ことを可能し、使い勝手を向上させる。 【解決手段】所定の信号入力に応じて装置が音声認識処
理の実行状態へ移行すると、ステップS303からステ
ップS304以降へ処理が移行する。ステップS304
〜S311では、入力された音声に対して認識区間を設
定し、設定された認識区間毎に音声認識が行われる。こ
の音声認識によって得られた認識文字データは、比較的
大きなフォントサイズで認識結果表示場所に表示される
(ステップS313、S318、S320)。また、音
声認識処理の実行状態への移行後であって、既に認識結
果表示場所への表示が行われた認識結果があれば、それ
を縮小表示場所に表示させる(ステップS317、S3
19)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声認識装置及び
方法に関し、特に音声認識結果を好適に表示する音声認
識装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリやマイクロプロセッサ等の
電子技術の向上によって、ノート型のパーソナルコンピ
ュータの他に、電子手帳、パーソナルデジタルアシスタ
ンツ(Personal DigitalAssistants:PDA)、新携帯
情報ツールなどと呼ばれる携帯端末が実用化されてい
る。特に小型化、軽量化された携帯端末は、上着のポケ
ットなどに入れて容易に持ち運ぶことができる。そし
て、個人のスケジュールや、電話帳データ等を入力して
おき、出先で内容を表示して確認したり、移動途中でデ
ータの入出力操作をしたり、通信機能を利用して出先か
らオフィス側の情報処理システムとデータ交信する等、
利用形態も多様化している。しかし、携帯端末は携帯性
を重視するために、全体に小さくまとめられており、当
然、表示画面も小さなものとなっており、表示の面で難
点がある。
【0003】−方、近年の音声認識技術の開発により、
人間の手で操作する代りに音声を入力して電気機器等を
操作することを可能とする音声認識装置が実用化の段階
にある。
【0004】そして、上述の2つの機能を合わせた音声
認識機能付き携帯端末の試作機が近年作られるようにな
ってきている。このようなこの音声認識機能付き携帯端
末においては、音声認識結果を表示させる場合に、使用
者が期待した音声認識結果を得られたか否かを判断可能
にするために音声認識結果を表示するのが一般的であ
る。そして、このような音声認識結果の表示は、使用者
が容易に判読できるようにある程度大きな文字で表示さ
せることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示画
面の大きさの制約から、音声認識させる言葉が複数続い
た場合には、音声認識結果を1画面上にすべて表示させ
ることができなくなるという問題があった。この問題
は、表示画面が小さい携帯端末において特に顕著に発生
する。
【0006】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、表示画面を大きくすることなく、音声認識結果
の確認の容易性と表示可能な文字数の増加を両立させ、
使い勝手を向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による音声認識装置は、例えば以下の構成を
備える。すなわち、所定の信号入力に応じて、装置を音
声認識処理の実行状態へ移行する処理開始手段と、入力
された音声に対して認識区間を設定し、設定された認識
区間毎に音声認識を行う認識手段と、前記認識手段によ
って得られる認識結果文字列を第1の表示領域に表示す
る第1表示手段と、前記処理開始手段による音声認識処
理の実行状態への移行後であって、既に前記第1表示手
段による表示が行われた認識結果を第2の表示領域に表
示する第2表示手段とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0009】まず、本実施形態による音声認識機能付き
携帯端末の構成と、音声認識機能を実現する構成につい
て説明する。
【0010】(携帯端末の構成)図1は、本実施形態に
おける携帯端末の内部回路を示すブロック図である。図
1において、100は、本実施形態における音声認識機
能付き携帯端末を示す。101は音声入力部であり、音
声を受信してこれを音声信号に変換する。音声入力部1
01としては、例えば、オーディオマイクロホン、音声
波形データを受信するディジタルの信号入力端子等によ
り構成される。102は音声認識部であり、音声入力部
201を介して採録された入力音声信号について音声認
識を実行し、その音声認識結果をCPU103に通知す
る。
【0011】103はCPUであり、ROM105、、
FROM(フラッシュメモリ)106、RAM104、
表示部107、入力/操作部108、音声認識部10
2、音声入力部101、電源部109を含む本携帯端末
100全体の制御を行う。特に、本実施形態のCPU1
03は、音声認識部102より認識した標準パターンの
ラベル名の通知を受け、そのラベル名から音声入力に対
応する文字を認識したり、縮小表示文字の文字サイズを
変える制御を行うが、これらの処理については後述す
る。
【0012】104はRAMであり、音声認識部で認識
された認識文字データを記憶し、また使用するソフトウ
エア、ユーザーデータ等を一時的に記憶する。105は
ROMであり、音声認識結果を所定の表示場所に表示さ
せる文字サイズ、音声認識で使用する認識辞書/標準パ
ターン、音声認識ソフト、またスケジュール、電話帳な
どのPIMソフト、電子メールを通信するソフトを記憶
する。106は、FROM(フラッシュROM)であ
り、縮小文字サイズ、ユーザデータ、拡張ソフト等を記
憶する。
【0013】107は表示部であり、CPU103の制
御の下で各種データを表示する。108は入力/操作部
であり、音声認識の開始/終了、携帯端末への入力等の
指示入力を行う。ユーザはこの入力/操作部108を用
いて当該携帯端末の操作を行う。109は電源部であ
り、当該携帯端末のすべての素子に電源を供給するもの
で、乾電池または充電可能な電池と電源コントローラと
で構成される。
【0014】110は表示切替制御部であり、音声認識
部102で認識された認識文字データを表示部の認識結
果表示部に読み出す。また、表示切替制御部110は、
音声認識部102が次の音声認識終了を検知すると、表
示部107の認識結果縮小表示部に縮小して表示すべき
認識文字データを読み出す。111は表示制御部であ
り、表示切替制御部110により読み出された文字デー
タを表示部107が継続して表示するように制御する。
また、表示制御部111は、既に音声認識文字が認識結
果縮小表示部に新たな縮小文字データを表示する場合
に、既に表示された音声認識文字に続いてこの縮小文字
データを順次表示するように制御する。
【0015】(音声認識部の内部構成)次に音声認識部
の内部構成について説明する。図2は、本実施形態によ
る音声認識部102の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【0016】図2において、201は波形変換部であ
り、音声入力部101より得られる音声データをディジ
タル数値に変換する。この波形変換部201は、例え
ば、アナログの音声波形をディジタルデータに変換する
処理、音声をADPCMの如き圧縮されたデータとして
受信して線形のデータに変換する過程も含まれるものと
する。
【0017】202は音声特徴抽出部であり、波形変換
部201により得られた音声波形データから音声区間を
検出したり音声認識を実行するのに使用される特徴量を
抽出する。203は音声区間検出部であり、音声特徴抽
出部202から得られる音声特徴量より音声始端および
音声終端を特定する。204は起動スイッチ部であり、
音声認識処理を実行するに際して音声区間検出部203
の始端検出開始のトリガーを与える。なお、起動スイッ
チ部204としては、ボイススイッチを使用して使用者
が発声した時を自動的に捕捉する構成とすることができ
る。或は、発声に際して使用者がプレストークボタンを
押圧する構成を用いてもよい。
【0018】205は入力パターン格納部であり、音声
区間検出部203により決定された音声始端から音声終
端に到る音声特徴量を取り込んで未知入力パターンとし
て格納する。206は標準パターン記憶部であり、入力
パターン格納部205に未知入力パターンが格納される
に到る手順と同様の手順により分析、格納され、ラベル
名を付与された複数の音声標準パターンを格納してあ
る。
【0019】207はパターンマッチング部であり、入
力パターン格納部205に格納された未知の入力音声パ
ターンと標準パターン記憶部206に記憶される各標準
パターンとの間の類似度の計算を行なう。208は結果
出力部であり、パターンマッチング部207において最
も類似していると判定された標準パターンのラベル名を
音声認識部102の上位ホストであるCPU103に出
力する。
【0020】(詳細動作説明)以下では、音声認識機能
付き携帯端末100が、音声認識を開始し、音声認識を
行い、その結果を表示し、その後その結果を順次縮小表
示する動作について説明する。
【0021】(音声認識機能付き携帯端末の動作)本実
施形態の音声認識機能付き携帯端末の動作について図3
〜図5を用いて説明する。図3は本実施形態の音声認識
機能付携帯端末の音声認識処理時の動作を説明するフロ
ーチャートである。図4は本実施形態によるラベル・文
字列対応テーブルのデータ構成例を示す図である。ま
た、図5は本実施形態による音声認識処理時の表示形態
を説明する図である。
【0022】上述したように、音声認識部102は認識
結果としてラベルをCPU103に通知する。そして、
CPU103は、図4のラベル・文字列対応テーブルを
参照して音声認識結果としての文字列を得、図5に示す
ごとく結果表示を行う。図5において、501は認識結
果表示場所であり、今回の音声認識結果を比較的大きな
フォントサイズで表示する。また、502は、縮小文字
表示場所であり、前回以前の音声認識結果を比較的小さ
いフォントサイズで表示する。以下、本実施形態による
音声認識結果の表示処理を詳細に説明する。
【0023】まず、音声認識機能付き携帯端末(以下、
単に携帯端末という)の使用者は、携帯端末の電源ステ
ップSWをONする。電源がONされると、携帯端末は
初期化プログラムを立ち上げ、各種デバイスの初期化を
行う(ステップS301、ステップS302)。以上で
音声認識を行う準備が完了する。
【0024】次に、音声認識を開始する場合には、使用
者は起動スイッチ部204に音声認識起動のトリガを与
える(音声の入力或いはプレストークスイッチの押
下)。音声認識の起動指示が検出されると、音声認識ソ
フトが起動する(ステップS303、ステップS30
4)。また、音声入力部101から入力された音声を波
形変換部201がデジタル数値に変換し始め、そのデー
タを音声特徴抽出部202に送る(ステップS30
5)。そのデータを受けた音声特徴抽出部202は、そ
のデジタル変換データから音声認識に使用する特徴量を
抽出し、音声区間検出部203へ通知する(ステップS
306)。その通知を受信した音声区間検出部203
は、音声特徴量より音声区間を検出して、音声始端およ
び音声終端を特定し、入力パターン格納部205にこれ
らを通知する(ステップS307)。その通知を受信し
た入力パターン格納部205は、音声区間検出部203
により決定された音声始端から音声終端に到る音声特徴
量を音声特徴抽出部202から取り込んで未知入力パタ
ーンとして格納する(ステップS308)。
【0025】未知入力パターンが格納されると入力パタ
ーン格納部205は、パターンマッチング部207にパ
ターン認識の依頼通知を出力する。そして、その依頼を
受信したパターンマッチング部207は、入力パターン
格納部205に格納された未知の入力音声パターンと標
準パターン記憶部206に記憶されている各標準パター
ンとの間の類似度の計算を行い(ステップS309)、
最も類似していると判定された標準パターンのラベル名
を結果出力部208に送信する(ステップS310、ス
テップS311)。なお、ステップS305〜S311
に示される音声認識処理は、ステップS307で特定さ
れた音声始端と音声終端との間の音声を単位として、す
なわち音声区間検出部203で検出された音声区間を単
位として順次音声認識され、各音声区間に対して認識結
果としてのラベル名を発生することになる。
【0026】そのラベル名を受信した結果出力部208
は、携帯端末の制御を行うCPU103にラベル名を受
信したことを通知する。CPU103はこのラベル名の
通知により、当該音声区間の音声認識を完了したものと
判断する(ステップS312)。そして、その通知を受
信したCPU103は、ROM105に記憶してあるラ
ベル名と文字列の対応表(図4)からその受信したラベ
ル名に対応する文字を取得し、その認識した文字データ
をRAM104に記憶する(ステップS313)。そし
て次にCPU103は、当該音声認識処理に対応する起
動指示の検出後であって、既に音声認識完了通知(認識
結果としてのラベル名の通知)があったかどうかを判定
する(ステップS314)。
【0027】まだ音声認識完了通知がなされていない場
合(すなわち、今回の音声認識結果が当該音声認識処理
の起動後の最初の認識結果である場合)には、CPU1
03は、表示切替制御部110に音声認識部102で認
識された認識文字データを表示部107の認識結果表示
場所501(図5)に読み出すように通知する。その通
知を受信した表示切替制御部110は、CPU103に
よってRAM104に格納された認識文字データ(ステ
ップS313で格納されている)を読み出して、認識結
果表示場所501に表示させるデータとして表示制御部
111に送信する。そのデータを受信した表示制御部1
11は、表示部107の認識結果表示場所501にこの
認識文字データを表示する(ステップS315)。これ
で一つの音声認識結果の表示が行えたことになる。
【0028】一方、上記起動指示によって当該音声認識
処理の起動後に、既に音声認識完了通知があった場合
(すなわち、今回の音声認識結果が当該音声認識処理の
起動後の2回目以降の認識結果である場合)には、縮小
文字表示場所502に既に表示させている認識文字デー
タが存在するかどうかを判定する(ステップS31
6)。縮小文字表示場所502に表示中の文字が存在し
ていなかった場合には、CPU103は、その時点で認
識結果表示場所501に表示されている文字データ(前
回の認識処理の結果データ)を縮小表示場所502に表
示させるように表示切替制御部110に命令する。表示
切替制御部110は、一時記憶した文字データを縮小表
示場所502に表示するように切替え、表示制御部11
1に文字データを送信する。その文字データを受信した
表示制御部111は表示部107の縮小表示場所502
に縮小文字データを表示する(ステップS317)。そ
して、表示切替制御部110は、今回の音声認識で得ら
れ、RAM104に格納されているデータを読出し、こ
れを記憶し、認識結果表示場所501に表示させるデー
タとして表示制御部111に送信する。そして、そのデ
ータを受信した表示制御部111は表示部107の認識
結果表示場所501に認識文字データを表示させる(ス
テップS318)。
【0029】一方、上記ステップS316において、既
に縮小表示場所502に何らかの文字列が存在していた
場合には、CPU103は、認識結果表示場所501に
表示されている文字データ(前回の認識結果)を縮小表
示場所502に表示されている文字データの後に順次表
示させるように表示切替制御部110に命令する。表示
切替制御部110は、一時記憶した文字データを縮小表
示場所502に表示するように切替え、表示制御部11
1に文字データを送信する。その文字データを受信した
表示制御部111は、表示部107の縮小表示場所50
2に既に表示させてある文字列の後に、受信したデータ
に基づく縮小文字を順次表示する(ステップS31
9)。そして、表示切替制御部110は、今回の音声認
識データをRAM104から読出し、一時記憶し、認識
結果表示場所501に表示させるデータとして表示制御
部111に送信する。そのデータを受信した表示制御部
111は表示部107の認識結果表示場所501に認識
文字データを表示させる(ステップS320)。
【0030】次に、当該音声認識の終了が検出されたか
どうかを判定し(ステップS321)、終了していない
ならば続けて音声認識部102は音声認識を行う(ステ
ップS305へ戻る)。また終了が検出されたならば、
表示部に表示させた音声認識結果データをFROM10
6に記憶し、当該音声認識処理を終了する。なお、音声
認識処理の終了の判定は、起動スイッチ部204がボイ
ススイッチであれば、所定時間の音声入力がなさなかっ
たことを検出することで処理の終了を検出できる。或い
は、起動スイッチ部204プレストークボタンを用いた
構成であれば、プレストークボタンの解放を検出するこ
とで処理の終了を検出できる。
【0031】以上、音声認識機能付き携帯端末が、音声
認識を開始し、音声認識を行い、その結果を表示し、そ
の後その結果を順次縮小表示する動作について説明し
た。
【0032】また、縮小表示場所502の文字サイズ
は、音声認識ソフトが起動している際には、いつでもC
PU103により自由に変えることができる。その変更
の仕方は、「表示文字サイズ」と使用者が音声により入
力し、CPU103が「表示文字サイズ」と音声認識
し、CPU103はその後に音声入力された数字、仮に
「ろく」により、フォントのサイズの大きさを6に決定
し、縮小表示場所502の文字サイズを変更し、表示す
る。
【0033】図6は表示文字サイズを変更するための処
理を説明するフローチャートである。図6の処理は、ス
テップS313の後に実行される。
【0034】ステップS313で認識文字データを記憶
すると、ステップ601において当該認識文字が「表示
文字サイズ」であるか否かを判定する。ここで、認識文
字サイズであった場合は、ステップS606へ進み、表
示文字サイズフラグをセットし、ステップS321へス
キップする。従って、この時点では認識結果の表示は行
われない。
【0035】ステップS601で認識文字が「表示文字
サイズ」でなかった場合は、ステップS602へ進み、
認識文字が数値を表わすか否かを判定する。なお、この
判定で、認識文字が数値であり、かつその数値が表示可
能なフォントサイズを示しているか否かを判定するよう
にしてもよい。ステップS602において認識文字が数
値を表わしていない場合(或いは、数値であってもフォ
ントサイズとなりえない数値であった場合)は、ステッ
プS607へ進み、表示文字サイズをリセットし、ステ
ップS314へ進む。この結果、通常の認識結果表示が
行われることになる。ただし、この場合のように、「表
示文字サイズ」という音声入力の後に数値以外の音声入
力が行われた場合には、その音声入力を表示するのはも
ちろんであるが、これとともに、既に入力済みの「表示
文字サイズ」も一緒に表示するようにしてもよい。
【0036】さて、ステップS602で認識文字が数値
であると判定された場合は、ステップS603におい
て、表示文字サイズフラグがセットされているか否かを
判定し、表示文字サイズフラグがセットされていなけれ
ばステップS607へ進み、表示文字サイズをリセット
し、ステップS314へ進む。
【0037】認識文字が数値でかつ表示文字サイズフラ
グがONとなっている場合は、ステップS604へ進
み、縮小表示場所502においける表示文字サイズを認
識文字が表わす数値に変更する。そして、ステップS6
05へ進み、表示文字サイズフラグをリセットしてか
ら、ステップS321へ進む。
【0038】以上説明したように本実施形態によれば、
音声認識結果を大きめのフォントサイズの文字で表示す
ることにより、使用者が期待した音声認識結果が得られ
ているか否か容易に判断可能となる。更に、その後、音
声認識結果が続く場合には、その音声認識結果を他の場
所に小さいフォントサイズの文字で表示させることによ
り、表示器を大きくすることなく、音声認識結果の表示
可能な文字数を増加させることができる。
【0039】なお、上記実施形態では携帯端末への本発
明の適用を説明したが、通常のデスクトップコンピュー
タ等においても本発明が有効に適用できることは明らか
であろう。
【0040】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0041】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0042】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示画面を大きくすることなく、音声認識結果の確認の
容易性と表示可能な文字数の増加を両立させることが可
能となり、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における音声認識機能付き携帯端末
を示す図である。
【図2】本実施形態による音声認識部102の詳細構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施形態の音声認識機能付携帯端末の音声認
識処理時の動作を説明するフローチャートである。
【図4】本実施形態によるラベル・文字列対応テーブル
のデータ構成例を示す図である。
【図5】本実施形態による音声認識処理時の表示形態を
説明する図である。
【図6】表示文字サイズを変更するための処理を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
100 携帯端末 101 音声入力部 102 音声認識部 103 CPU 105 ROM 107 表示部 108 入力/操作部 110 表示切替制御部 111 表示制御部 500 音声認識結果表示画面 501 音声認識結果表示場所 502 音声認識結果縮小表示場所

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の信号入力に応じて、装置を音声認
    識処理の実行状態へ移行する処理開始手段と、 入力された音声に対して認識区間を設定し、設定された
    認識区間毎に音声認識を行う認識手段と、 前記認識手段によって得られる認識結果文字列を第1の
    表示領域に表示する第1表示手段と、 前記処理開始手段による音声認識処理の実行状態への移
    行後であって、既に前記第1表示手段による表示が行わ
    れた認識結果を第2の表示領域に表示する第2表示手段
    とを備えることを特徴とする音声認識装置。
  2. 【請求項2】 前記前記第2表示手段によって表示され
    る文字のサイズが、前記第1表示手段によって表示され
    る文字のサイズよりも小さいことを特徴とする請求項1
    に記載の音声認識装置。
  3. 【請求項3】 前記第1表示手段は前記認識手段によっ
    て得られた今回の認識結果を前記第1の表示領域に表示
    し、 前記第2表示手段は、前記認識手段によって得られた前
    回の認識結果を前記第2の表示領域に表示することを特
    徴とする請求項1に記載の音声認識装置。
  4. 【請求項4】 前記第2表示手段は、前記第2表示領域
    に既に表示されている文字があれば、前回の認識結果を
    既に表示されている文字に続けて表示することを特徴と
    する請求項3に記載の音声認識装置。
  5. 【請求項5】 前記第2表示手段による表示文字サイズ
    を変更する変更手段を更に備えることを特徴とする請求
    項1に記載の音声認識装置。
  6. 【請求項6】 前記変更手段は、前記処理開始手段によ
    って音声認識処理の実行状態へ移行している場合、前記
    第2表示手段による表示文字サイズを音声入力によって
    指定された文字サイズに変更することを特徴とする請求
    項5に記載の文字認識装置。
  7. 【請求項7】 前記処理開始手段はボイススイッチを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の音声認識装置。
  8. 【請求項8】 所定の信号入力に応じて、装置を音声認
    識処理の実行状態へ移行する処理開始工程と、 入力された音声に対して認識区間を設定し、設定された
    認識区間毎に音声認識を行う認識工程と、 前記認識工程によって得られる認識結果文字列を第1の
    表示領域に表示する第1表示工程と、 前記処理開始工程による音声認識処理の実行状態への移
    行後であって、既に前記第1表示工程による表示が行わ
    れた認識結果を第2の表示領域に表示する第2表示工程
    とを備えることを特徴とする音声認識方法。
  9. 【請求項9】 前記前記第2表示工程によって表示され
    る文字のサイズが、前記第1表示工程によって表示され
    る文字のサイズよりも小さいことを特徴とする請求項8
    に記載の音声認識方法。
  10. 【請求項10】 前記第1表示工程は前記認識工程によ
    って得られた今回の認識結果を前記第1の表示領域に表
    示し、 前記第2表示工程は、前記認識工程によって得られた前
    回の認識結果を前記第2の表示領域に表示することを特
    徴とする請求項8に記載の音声認識方法。
  11. 【請求項11】 前記第2表示工程は、前記第2表示領
    域に既に表示されている文字があれば、前回の認識結果
    を既に表示されている文字に続けて表示することを特徴
    とする請求項10に記載の音声認識方法。
  12. 【請求項12】 前記第2表示工程による表示文字サイ
    ズを変更する変更工程を更に備えることを特徴とする請
    求項8に記載の音声認識方法。
  13. 【請求項13】 前記変更工程は、前記処理開始工程に
    よって音声認識処理の実行状態へ移行している場合、前
    記第2表示工程による表示文字サイズを音声入力によっ
    て指定された文字サイズに変更することを特徴とする請
    求項12に記載の音声認識方法。
  14. 【請求項14】 前記処理開始工程はボイススイッチを
    含むことを特徴とする請求項8に記載の音声認識方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータに音声認識処理及びその
    認識結果を表示させるための制御プログラムを格納する
    記憶媒体であって、該制御プログラムが、 所定の信号入力に応じて、装置を音声認識処理の実行状
    態へ移行する処理開始工程のコードと、 入力された音声に対して認識区間を設定し、設定された
    認識区間毎に音声認識を行う認識工程のコードと、 前記認識工程によって得られる認識結果文字列を第1の
    表示領域に表示する第1表示工程のコードと、 前記処理開始工程による音声認識処理の実行状態への移
    行後であって、既に前記第1表示工程による表示が行わ
    れた認識結果を第2の表示領域に表示する第2表示工程
    のコードとを備えることを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095644A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 ソリザバ カンパニー リミテッドSorizava Co., Ltd. 音声認識装置およびシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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