JP2000292414A - プラスチック管融着部の検査方法およびその装置 - Google Patents

プラスチック管融着部の検査方法およびその装置

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JP2000292414A
JP2000292414A JP11098250A JP9825099A JP2000292414A JP 2000292414 A JP2000292414 A JP 2000292414A JP 11098250 A JP11098250 A JP 11098250A JP 9825099 A JP9825099 A JP 9825099A JP 2000292414 A JP2000292414 A JP 2000292414A
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tube
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angle
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Hideki Bai
秀樹 倍
Hirotsugu Watabe
裕嗣 渡部
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Kubota Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 路程の増大による超音波パルスの減衰を最小
限に抑え、溶融層における広範囲の探傷を可能にする。 【解決手段】 複数の超音波探触子13a、13bのそ
れぞれを、超音波パルスが管壁1aへ入射する際に異な
る屈折角を生起するウエッジ14a、14bを介して管
1の外周面に配置し、一方のウエッジ14aによる屈折
角を他方のウエッジ14bによる屈折角より所定の角度
差を有する大きな値に設定し、双方の超音波探触子13
a、13bにより同時に溶融層3を走査するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック管を
融着接合する技術に係り、融着部の適否を診断するプラ
スチック管融着部の検査方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエチレン等の高分子化合物か
らなる合成樹脂を構造材料とするプラスチック管は、施
工現場や工場内において管もしくは継手と接合する手法
として、融着を行なうものがある。この融着は、プラス
チック管の端面を融着接合面として双方の管を融着する
ものであり、接合する双方の管の端部を所定温度に加熱
して溶融し、双方の管の端部を融着接合面で相互に突き
合わせ、所定圧力で圧着して所定幅の溶融層を形成する
ものである。
【0003】この融着部の良否を診断する方法として
は、超音波を計測媒体として使用し、超音波で溶着層を
走査するものがあり、溶着層の管軸心方向における幅、
空隙および異物の有無を検出して、その融着状態を検査
する。この超音波を使用する検査方法の基本的な原理を
図6に示す。図6において、検査対象のプラスチック管
31には、超音波探触子32(超音波センサーヘッド)
がウエッジ33を介して当接しており、ウエッジ33と
プラスチック管31の外周面との間にはゼリー状のカプ
ラ剤(図示省略)を介在させている。ウエッジ33は超
音波探触子32をプラスチック管31の外周面に対して
所定の傾斜角度に保持するものである。
【0004】検査時には、超音波探触子32より発信す
る超音波パルスを、ウエッジ33およびプラスチック管
31の管壁31aを媒介して、プラスチック管31とプ
ラスチック管31を接合した融着部34の溶融層35に
入射し、溶融層35の融着境界面で反射する反射波を超
音波探触子32で受信し、超音波探触子32を管軸心方
向にスライドさせながら溶融層35を管壁厚方向に超音
波で走査する。
【0005】そして、受信した反射波の波形特性を経験
則に照らし、溶融層35の融着状態を判断する。この経
験則は、予め双方の管31の融着境界面における空隙や
異物の存在と反射波の波形特性との相関として求める。
また、溶融層35の前面の溶融界面で反射する反射波と
後面の溶融界面で反射する反射波との時間差を検出し、
この時間差と音速との積により溶融層35の幅を求め、
その形状から溶融層35における融着強度を判断する。
【0006】このような超音波を使用する方法として
は、超音波の発信と受信を1つの超音波探触子で行なう
パルスエコー法や、超音波を高角度に入射し、管表面に
沿って伝播する縦波により管表面のひび割れや表面近く
の欠陥を検出するパルスエコークリーピング法がある。
さらに、超音波探触子を発信器と受信器とで構成し、発
信器から超音波パルスを溶融層に向けて入射し、溶融層
の融着境界面で反射する反射波を送信機から所定距離を
隔てた位置に配置する受信器で受信するタンデム法や、
発信器と受信器を溶融層を隔てた対象位置に配置するT
OFD法(Time-of-flight diffraction)がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成におい
て、図6に示すように、走査は、超音波探触子32を融
着部34に隣接して配置する位置を走査始端位置とし、
超音波探触子32を管軸心方向にスライドし、超音波探
触子32から発信する超音波パルスが融着部34の外側
部に達する超音波探触子32の位置を走査終端位置とし
て行なう。
【0008】この走査において、超音波探触子32から
発信する超音波パルスは、ウエッジ33からプラスチッ
ク管31の管壁に入射するに際して所定の屈折角θに屈
折し、その角度で溶融層35へ入射する。プラスチック
管31の管壁31aを伝播する超音波パルスの路程は、
走査始端位置において最小路程L1となり、走査終端位
置において最大路程L2となる。溶融層35における探
傷範囲Vは、超音波パルスが最小路程L1で入射する探
傷始端位置Sから最大路程L2で入射する探傷終端位置
Eまでの間となり、探傷始端位置Sより管外周面までの
範囲の溶融層35に関しては探傷不可領域となる。
【0009】この探傷範囲Vを拡大する方法としては、
プラスチック管31の管壁31aに対する超音波パルス
の入射角を調整し、屈折角θを大きくする方法がある。
しかし、屈折角θを大きくすると、屈折角θの増加に伴
って路程が長くなり、管壁31aにおける超音波パルス
の反射波の減衰が大きくなり、最大路程L2に近づくに
したがって異物の検出が困難となる。
【0010】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、路程の増大による超音波パルスの減衰を最小限に抑
え、溶融層における広範囲の探傷を可能にするプラスチ
ック管融着部の検査方法およびその装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題解決するための手段】上記した課題を解決するた
めに、請求項1に係るプラスチック管融着部の検査方法
は、管の外周面にウエッジを介して超音波探触子を配置
し、超音波探触子およびウエッジを管軸心方向にスライ
ドする間に、超音波探触子から発信する超音波パルスを
ウエッジを介して管壁に入射し、管壁を媒体として伝播
する超音波パルスで融着部の溶融層を管肉厚方向に走査
する検査方法において、複数の超音波探触子のそれぞれ
を、超音波パルスが管壁へ入射する際に異なる屈折角を
生起じるウエッジを介して管の外周面に配置し、それぞ
れのウエッジの屈折角を互いに所定の角度差を有する値
に設定し、これらの超音波探触子により溶融層を走査す
るものである。
【0012】上記した構成により、一つのウエッジを介
して管壁に入射する超音波パルスは、他のウエッジを介
して管壁に入射する超音波パルスに比べて、所定の角度
差を有した大きな屈折角をもって屈折し、検査対象の溶
融層において管肉厚方向で深さの小さい位置に到達し、
逆に、他のウエッジを介して管壁に入射する超音波パル
スは、先のウエッジを介して管壁に入射する超音波パル
スに比べて、所定の角度差を有する小さな屈折角をもっ
て屈折し、検査対象の溶融層において管肉厚方向で深さ
の大きい位置に到達する。
【0013】このため、各超音波探触子およびウエッジ
を管軸心方向に同時にスライドする間に、各超音波探触
子から発信する超音波パルスは、溶融層の異なる部位を
走査する。1つの超音波探触子による溶融層の探傷範囲
は管肉厚方向の浅い領域に偏在し、他の超音波探触子に
よる溶融層の探傷範囲は管肉厚方向の深い領域に偏在
し、各超音波探触子による探傷範囲を合わせることによ
り、一度の走査によって広範囲の溶融層を探傷すること
ができる。
【0014】つまり、屈折角の異なるウエッジを有する
複数の超音波探触子で走査することにより、屈折角の大
きな超音波探触子が探傷範囲の拡大に寄与し、屈折角の
小さな超音波探触子が減衰の低減に抑制する役割を果た
し、1つの超音波探触子を使用して同じ探傷範囲を走査
する場合に比べて、超音波探触子が移動する走査始端位
置と走査終端位置との距離が短くなり、結果として超音
波パルスの最大路程も短くなって減衰を抑制できるの
で、探傷精度が向上する。
【0015】請求項2に係るプラスチック管融着部の検
査装置は、検査対象の融着部に対して管軸心方向に接近
離間する複数の超音波探触子を有し、各超音波探触子に
管の外周面に摺接するウエッジを設け、各ウエッジを超
音波パルスが管壁へ入射する際に異なる屈折角を生じる
ように形成し、それぞれのウエッジの屈折角を互いに所
定の角度差を有する値に設定したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図2において、プラスチッ
ク管1は、ポリエチレン等の高分子化合物からなる合成
樹脂を構造材料とするものであり、プラスチック管1の
端面を融着接合面として双方の管を融着したものであ
る。この融着は、接合する双方の管1の端部を所定温度
に加熱して溶融し、双方の管1の端部を融着接合面で相
互に突き合わせて所定圧力で圧着して融着部2を形成す
るものである。図3に示すように、融着部2に形成した
溶融層3は管1の軸心に沿った断面形状において、管1
の外周側および内周側ほど幅が広く、その間の中央部側
ほど狭くなる形状を有している。
【0017】融着部検査装置4は融着部2で接合した双
方の管1に装着する一対のベルト式固定治具5を有し、
ベルト式固定治具5は管1の外周面に沿って配置するベ
ルト5aによってサドル部6を管1に固定している。各
ベルト式固定治具5のサドル部6の間には、双方に掛け
渡してスライドガイド7とボールネジ8を配置してお
り、一方のサドル部6にボールネジ8を回転駆動する手
段としてロータリエンコーダーを有した駆動装置9を設
けている。
【0018】スライドガイド7には管軸心方向に摺動す
る可動ブロック10を設けており、可動ブロック10
は、ボールネジ8に螺合する雌ねじ部を有するブラケッ
ト11とプローブユニット12を保持している。プロー
ブユニット12は一対の超音波センサヘッド(超音波探
触子)13a、13bを支持しており、超音波センサヘ
ッド13a、13bは超音波ビームを絞った集束型探触
子である。超音波センサヘッド13a、13bは管1の
外周面に摺接するウエッジ14a、14bを有してい
る。
【0019】各ウエッジ14a、14bは、超音波セン
サヘッド13a、13bから発信する超音波パルスが管
壁へ入射する際に異なる屈折角を生起するように形成し
たもので、一方のウエッジ14aによる屈折角θLを他
方のウエッジ14bによる屈折角θSより所定の角度差
を有する大きな値に設定している。このウエッジ14
a、14bの構成については後述する。
【0020】各超音波センサヘッド13a、13bおよ
び駆動装置9はコントローラ15に接続しており、コン
トローラ15には、予め予備試験によって求めた、双方
の管1の融着境界面における空隙や異物の存在と反射波
の波形特性との相関を示すデータ、溶融層3の管軸心方
向の幅と融着強度との相関を示すデータを経験則して登
録してある。
【0021】図4に示すように、各超音波センサヘッド
13a、13bから発信する超音波パルスは、ウエッジ
内路程W1と管内路程W2を通って溶融層3に達する。
このとき、ウエッジ内路程W1と管内路程W2における
音速は、その媒体物質の特性によって異なり、ウエッジ
内路程W1における音速C1、管内路程W2における音
速C2、入射角θ1、屈折角θ2とすると、スネルの法
則により、入射角θ1と屈折角θ2の間には、次式の関
係が成立する。
【0022】C1/C2=sinθ1/sinθ2 したがって、各ウエッジ14a、14bを構成する部材
の材質を違え、その音速を違えることにより、生起する
屈折角を異ならせることができ、材質を適宜に選択する
ことにより、屈折角を任意に調整できる。ここでは、管
口径φ150mm、管肉厚18mmのポリエチレン管に
適用する場合の構成を示す。一方のウエッジ14aに四
弗化エチレン樹脂(PTFE:音速2350m/s)を
使用し、他方のウエッジ14bにプラスチック管1と同
材質のポリエチレン(PE:音速1280m/s)を使
用する。表1に、各ウエッジ14a、14bの諸元を示
す。
【0023】
【表1】 この構成によれば、図3においてθL=73°、θS=
55°となり、探傷範囲Vが管肉厚の90%となる。こ
の場合に、図5に示すように、PTFEとポリエチレン
における探傷深さと減衰との関係は、両者で探傷範囲を
2分しており、減衰も両者でバランスが取れている。
【0024】尚、本実施の形態では、各ウエッジ14
a、14bを平行に配置する構成を示したが、管軸心方
向の前後に配置することもできる。以下、上記した構成
における作用を説明する。コントローラ15の制御を受
ける駆動装置9は、回転駆動するボールネジ8とブラケ
ット11との螺合により可動ブロック10およびプロー
ブユニット12を管1の軸心方向にスライドさせる。可
動ブロック10が融着部2に隣接する基端位置から所定
距離を移動する間に、プローブユニット12の各超音波
センサヘッド13a、13bから超音波パルスを発信
し、反射した反射波を超音波センサヘッド13a、13
bで受信し、双方の超音波センサヘッド13a、13b
によって同時に溶融層3を走査する。
【0025】この操作を図3に示す。尚、図3において
は、一方の超音波センサヘッド13aが走査始端位置を
示し、他方の超音波センサヘッド13bが走査終端位置
を示している。一方のウエッジ14aを介して管壁1a
に入射する超音波パルスは、他方のウエッジ14bを介
して管壁1aに入射する超音波パルスに比べて、所定の
角度差を有する大きな屈折角をもって屈折し、検査対象
の溶融層3において管肉厚方向で深さの小さい位置に到
達し、逆に、他方のウエッジ14bを介して管壁1aに
入射する超音波パルスは、一方のウエッジ14aを介し
て管壁1aに入射する超音波パルスに比べて、所定の角
度差を有する小さな屈折角をもって屈折し、検査対象の
溶融層3において管肉厚方向で深さの大きい位置に到達
する。
【0026】このため、双方の超音波センサヘッド13
a、13bおよびウエッジ14a、14bを管軸心方向
に同時にスライドする間に、各超音波センサヘッド13
a、13bから発信する超音波パルスは、溶融層3の異
なる部位を走査することになり、一方の超音波センサヘ
ッド13aによる溶融層3の探傷範囲は管肉厚方向の浅
い側に偏在し、他方の超音波センサヘッド13bによる
溶融層3の探傷範囲は管肉厚方向の深い側に偏在し、各
超音波センサヘッド13a、13bによる探傷範囲を合
わせた探傷範囲Vは大きくなり、一度の走査によって広
範囲の溶融層3を探傷することができる。
【0027】そして、コントローラ15において、上述
の走査によって得た反射波の波形特性を経験則のデータ
に照らし、溶融層3の融着境界面における空隙や異物の
存在の有無を判断し、あるいは溶融層3の管軸心方向の
幅に基づいて融着強度を判断する。ここでは、2つの超
音波センサヘッドを使用する構成を示したが、管肉厚が
大きくなる場合は、3つ以上の超音波センサヘッドを使
用して、それぞれ異なる屈折角を有するウエッジを備え
ることにより、広い探傷範囲を確保する構成とすること
も可能である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、屈
折角の異なるウエッジを有する複数の超音波探触子で走
査することにより、それぞれ屈折角の異なる超音波探触
子が探傷範囲の拡大に寄与し、屈折角の小さな超音波探
触子が減衰の低減に抑制する役割を果たし、一度の走査
によって大きな溶融層の範囲を探傷することができ、1
つの超音波探触子を使用して同じ探傷範囲を走査する場
合に比べて、超音波探触子が移動する走査始端位置と走
査終端位置との距離が短くなり、超音波パルスの最大路
程も短くなって減衰を抑制でき、探傷精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における融着部検査装置の
構成を示す平面図である。
【図2】同融着部検査装置の構成を示す正面図である。
【図3】同融着部検査装置による溶融層の計測方法を示
す模式図である。
【図4】ウエッジの入射角と屈折角の関係を示す模式図
である。
【図5】PTFEとポリエチレンにおける探傷深さと減
衰との関係を示すグラフ図である。
【図6】従来における溶融層の計測方法を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 プラスチック管 2 融着部 3 溶融層 4 融着部検査装置 12 プローブユニット 13a、13b 超音波センサヘッド 14a、14b ウエッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G047 AA08 AB01 AB07 BA03 BB02 EA08 EA10 GA15 GB16 GB27 5J083 AA02 AB12 AB18 AC04 AD30 AE10 AG20 BA01 BC01 CA01 CA32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の外周面にウエッジを介して超音波探
    触子を配置し、超音波探触子およびウエッジを管軸心方
    向にスライドする間に、超音波探触子から発信する超音
    波パルスをウエッジを介して管壁に入射し、管壁を媒体
    として伝播する超音波パルスで融着部の溶融層を管肉厚
    方向に走査する検査方法において、 複数の超音波探触子のそれぞれを、超音波パルスが管壁
    へ入射する際に異なる屈折角を生起じるウエッジを介し
    て管の外周面に配置し、それぞれのウエッジの屈折角を
    互いに所定の角度差を有する値に設定し、これらの超音
    波探触子により溶融層を走査することを特徴とするプラ
    スチック管融着部の検査方法。
  2. 【請求項2】 検査対象の融着部に対して管軸心方向に
    接近離間する複数の超音波探触子を有し、各超音波探触
    子に管の外周面に摺接するウエッジを設け、各ウエッジ
    を超音波パルスが管壁へ入射する際に異なる屈折角を生
    じるように形成し、それぞれのウエッジの屈折角を互い
    に所定の角度差を有する値に設定したことを特徴とする
    プラスチック管融着部の検査装置。
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