JP2000291291A - 電柱の貼紙防止具 - Google Patents
電柱の貼紙防止具Info
- Publication number
- JP2000291291A JP2000291291A JP11105114A JP10511499A JP2000291291A JP 2000291291 A JP2000291291 A JP 2000291291A JP 11105114 A JP11105114 A JP 11105114A JP 10511499 A JP10511499 A JP 10511499A JP 2000291291 A JP2000291291 A JP 2000291291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- utility pole
- fitting
- main body
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用する糊の量の多少に拘わらず貼紙をする
ことができず、さらに軽量であるため電柱への着脱を容
易に行なうことができる電柱の貼紙防止具の提供を課題
とする。 【解決手段】 図2(a)に示したように、本体10に
は電柱に本体を装着するためのベルト20が配設されて
いる。本体10は金網状になった針金状部材11とアク
リル繊維12とによって構成されている。図2(b)に
示したように、複数本のアクリル繊維12は表面側の方
向に屹立した状態でその一端が針金状部材11に固着さ
れている。
ことができず、さらに軽量であるため電柱への着脱を容
易に行なうことができる電柱の貼紙防止具の提供を課題
とする。 【解決手段】 図2(a)に示したように、本体10に
は電柱に本体を装着するためのベルト20が配設されて
いる。本体10は金網状になった針金状部材11とアク
リル繊維12とによって構成されている。図2(b)に
示したように、複数本のアクリル繊維12は表面側の方
向に屹立した状態でその一端が針金状部材11に固着さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貼紙を防止するた
めに電柱に装着される電柱の貼紙防止具に関するもので
ある。
めに電柱に装着される電柱の貼紙防止具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から商店や商品を広告するために電
柱に貼紙をする者が跡を絶たず、このようにして貼紙が
なされた電柱はその周囲の景観を著しく損ねる原因とな
っている。
柱に貼紙をする者が跡を絶たず、このようにして貼紙が
なされた電柱はその周囲の景観を著しく損ねる原因とな
っている。
【0003】そこで従来から電柱の管理者は、電柱に貼
紙防止具を装着して、電柱への貼紙の防止を図ってい
る。
紙防止具を装着して、電柱への貼紙の防止を図ってい
る。
【0004】図4は、このような貼紙防止具1が装着さ
れている電柱Pの構成を示した斜視図である。また図5
は、図4に示した従来の貼紙防止具1の構成を示した斜
視図である。
れている電柱Pの構成を示した斜視図である。また図5
は、図4に示した従来の貼紙防止具1の構成を示した斜
視図である。
【0005】図5に示したように従来の貼紙防止具1
は、合成樹脂製のシート2の表面側に複数個の凸部3を
形成することによって構成されている。このようにシー
ト2と複数個の凸部3とが一体的に構成されている従来
の合成樹脂製の貼紙防止具1は、その重量が重いため
に、電柱Pに装着する際には、貼紙防止具1の裏面の全
面に接着剤を塗って、その裏面を電柱Pの表面に接着さ
せ、さらに図4に示したようにベルトBによって締め付
けて貼紙防止具1を電柱Pに装着していた。
は、合成樹脂製のシート2の表面側に複数個の凸部3を
形成することによって構成されている。このようにシー
ト2と複数個の凸部3とが一体的に構成されている従来
の合成樹脂製の貼紙防止具1は、その重量が重いため
に、電柱Pに装着する際には、貼紙防止具1の裏面の全
面に接着剤を塗って、その裏面を電柱Pの表面に接着さ
せ、さらに図4に示したようにベルトBによって締め付
けて貼紙防止具1を電柱Pに装着していた。
【0006】図4に示した従来の貼紙防止具1が装着さ
れている電柱Pにおいては、貼紙防止具1の表面に複数
個の凸部3が形成されており、この複数個の凸部状面の
みが貼紙の裏面に接触することになるために、紙の裏面
に所謂水糊を塗った通常の貼紙はこの電柱Pに貼り付け
ることができない。
れている電柱Pにおいては、貼紙防止具1の表面に複数
個の凸部3が形成されており、この複数個の凸部状面の
みが貼紙の裏面に接触することになるために、紙の裏面
に所謂水糊を塗った通常の貼紙はこの電柱Pに貼り付け
ることができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した従来の貼紙防止具1においては、シート2の表面
側に複数個の凸部3を形成する構成となっているため
に、シート2の表面に糊を厚く塗って紙を貼り付けた場
合には、糊が凸部3の隙間に入り込んでこの隙間を埋
め、複数個の凸部3の間に露出しているシート2の表面
に接触してしまうことになるために、貼紙防止具1上に
貼紙をすることができるという問題点があった。
示した従来の貼紙防止具1においては、シート2の表面
側に複数個の凸部3を形成する構成となっているため
に、シート2の表面に糊を厚く塗って紙を貼り付けた場
合には、糊が凸部3の隙間に入り込んでこの隙間を埋
め、複数個の凸部3の間に露出しているシート2の表面
に接触してしまうことになるために、貼紙防止具1上に
貼紙をすることができるという問題点があった。
【0008】さらに従来の貼紙防止具1はその重量が重
く接着剤とベルトとを用いて電柱Pに装着しているため
に、電柱Pから容易に外すことができず、貼紙防止具1
の表面が車の排気ガス等で汚れてしまった場合には電柱
Pの周囲の景観を著しく害してしまうという問題点があ
った。
く接着剤とベルトとを用いて電柱Pに装着しているため
に、電柱Pから容易に外すことができず、貼紙防止具1
の表面が車の排気ガス等で汚れてしまった場合には電柱
Pの周囲の景観を著しく害してしまうという問題点があ
った。
【0009】本発明の目的は、使用する糊の量の多少に
拘わらず貼紙をすることができず、さらに軽量であるた
め電柱への着脱を容易に行なうことができる電柱の貼紙
防止具を提供することにある。
拘わらず貼紙をすることができず、さらに軽量であるた
め電柱への着脱を容易に行なうことができる電柱の貼紙
防止具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明は金属またはプラスチックからなる針金状
部材を用いて形成された金網状の本体に、複数本のアク
リル繊維の一端が固着され、前記本体には当該本体を電
柱に係止するための係止手段が配設されていることを特
徴とするものである。
めに、本発明は金属またはプラスチックからなる針金状
部材を用いて形成された金網状の本体に、複数本のアク
リル繊維の一端が固着され、前記本体には当該本体を電
柱に係止するための係止手段が配設されていることを特
徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態の構成を示す斜
視図であり、図2(a)はその一部分の拡大図、図2
(b)はその断面の拡大図である。
視図であり、図2(a)はその一部分の拡大図、図2
(b)はその断面の拡大図である。
【0013】図1および図2において、10は本実施形
態の本体であり、20は本体10を電柱に装着するため
に本体10に配設されているベルトである。
態の本体であり、20は本体10を電柱に装着するため
に本体10に配設されているベルトである。
【0014】本体10は、図2(a)に示したように、
金属またはプラスチックからなる針金状部材11を用い
て金網状に構成し、このように金網状に構成された針金
状部材11の表面に、図2(b)に示したように複数本
のアクリル繊維12の一端を固着させることによって構
成する。
金属またはプラスチックからなる針金状部材11を用い
て金網状に構成し、このように金網状に構成された針金
状部材11の表面に、図2(b)に示したように複数本
のアクリル繊維12の一端を固着させることによって構
成する。
【0015】ここで本実施形態においては、針金状部材
11を金網状にした後、針金状部材11に接着剤を塗布
し、静電界内で複数本のアクリル繊維12を付着させる
ようにすることによって、複数本のアクリル繊維12
を、図2(b)に示したように表面側の方向に屹立した
状態でその一端を針金状部材11に固着させている。
11を金網状にした後、針金状部材11に接着剤を塗布
し、静電界内で複数本のアクリル繊維12を付着させる
ようにすることによって、複数本のアクリル繊維12
を、図2(b)に示したように表面側の方向に屹立した
状態でその一端を針金状部材11に固着させている。
【0016】以上のように構成された本実施形態におい
ては、本体10が金網状に形成された針金状部材11と
アクリル繊維12で構成されており、その重量が従来例
に比して著しく軽くなっているために、接着剤を用いる
ことなく、本体10に配設されているベルト20のみに
よって図3に示したように電柱Pの表面に係止させるこ
とができる。
ては、本体10が金網状に形成された針金状部材11と
アクリル繊維12で構成されており、その重量が従来例
に比して著しく軽くなっているために、接着剤を用いる
ことなく、本体10に配設されているベルト20のみに
よって図3に示したように電柱Pの表面に係止させるこ
とができる。
【0017】図3に示したように本実施形態が装着され
た電柱Pにおいては、電柱Pの表面に外側に向って屹立
している複数本のアクリル繊維が配設された状態となっ
ているために、紙に塗布する糊の量を多くしたとして
も、電柱Pと紙との間に高密度の糊の層を形成すること
は困難であり、従ってこの電柱Pに貼紙をすることはで
きない。
た電柱Pにおいては、電柱Pの表面に外側に向って屹立
している複数本のアクリル繊維が配設された状態となっ
ているために、紙に塗布する糊の量を多くしたとして
も、電柱Pと紙との間に高密度の糊の層を形成すること
は困難であり、従ってこの電柱Pに貼紙をすることはで
きない。
【0018】また、本実施形態は、従来のシート状の貼
紙防止具とは異なり、金網状に形成された針金状部材1
1とアクリル繊維12とによって本体10が構成されて
いるために、塵埃等が本体10に付着しにくく、塵埃等
が付着した場合には水で簡単に洗い流すことができる。
さらに、汚れが著しくて水で洗い流せない場合でも、ベ
ルト20を外すことによって電柱Pから容易に本体10
を外すことができるので、新たなものと容易に交換する
ことができる。
紙防止具とは異なり、金網状に形成された針金状部材1
1とアクリル繊維12とによって本体10が構成されて
いるために、塵埃等が本体10に付着しにくく、塵埃等
が付着した場合には水で簡単に洗い流すことができる。
さらに、汚れが著しくて水で洗い流せない場合でも、ベ
ルト20を外すことによって電柱Pから容易に本体10
を外すことができるので、新たなものと容易に交換する
ことができる。
【0019】なお、針金状部材11に固着させるアクリ
ル繊維12の色を選ぶことによって本体10の色を所望
の色とすることができ、また異なる色のアクリル繊維1
2を用いれば、本体10に所望の模様を形成することが
できる。
ル繊維12の色を選ぶことによって本体10の色を所望
の色とすることができ、また異なる色のアクリル繊維1
2を用いれば、本体10に所望の模様を形成することが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用する糊の量の多少に拘わらず貼紙をすることができ
ず、さらに軽量であるため電柱への着脱を容易に行なう
ことができる。
用する糊の量の多少に拘わらず貼紙をすることができ
ず、さらに軽量であるため電柱への着脱を容易に行なう
ことができる。
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示した実施形態の部分拡大図であり、
(a)は斜視図、(b)は断面図である。
(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図3】図1に示した実施形態の説明図である。
【図4】従来の貼紙防止具の説明図である。
【図5】従来の貼紙防止具の構成図である。
1 貼紙防止具 2 シート 3 凸部 10 本体 11 針金状部材 12 アクリル繊維 20 ベルト B ベルト P 電柱
Claims (1)
- 【請求項1】 金属またはプラスチックからなる針金状
部材を用いて形成された金網状の本体に、複数本のアク
リル繊維の一端が固着され、前記本体には当該本体を電
柱に係止するための係止手段が配設されていることを特
徴とする電柱の貼紙防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11105114A JP2000291291A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 電柱の貼紙防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11105114A JP2000291291A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 電柱の貼紙防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000291291A true JP2000291291A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14398816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11105114A Pending JP2000291291A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 電柱の貼紙防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000291291A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100425059B1 (ko) * | 2001-06-13 | 2004-04-03 | 박양균 | 입설기둥 보호용 철심매입 요철 이격밴드 |
KR100821864B1 (ko) | 2007-08-11 | 2008-04-15 | 주식회사 프레코 | 불법 광고물 부착 방지시트 |
KR100824764B1 (ko) | 2007-09-07 | 2008-04-23 | 세금금망 주식회사 | 무단광고물 부착방지용 시트 및 그 제조방법 |
KR100885459B1 (ko) | 2007-08-11 | 2009-02-24 | 주식회사 프레코 | 불법 광고물 부착 방지겸용 광고용 시트 제조 방법과 방법에 의해 제조된 시트 |
KR100931614B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2009-12-14 | 주식회사 유로비전 | 인조잔디를 이용한 옥외구조물 보호장치 |
JP2012070513A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Kansai Electric Power Co Inc:The | つる性植物の這い上がり防止装置 |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11105114A patent/JP2000291291A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100425059B1 (ko) * | 2001-06-13 | 2004-04-03 | 박양균 | 입설기둥 보호용 철심매입 요철 이격밴드 |
KR100931614B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2009-12-14 | 주식회사 유로비전 | 인조잔디를 이용한 옥외구조물 보호장치 |
KR100821864B1 (ko) | 2007-08-11 | 2008-04-15 | 주식회사 프레코 | 불법 광고물 부착 방지시트 |
KR100885459B1 (ko) | 2007-08-11 | 2009-02-24 | 주식회사 프레코 | 불법 광고물 부착 방지겸용 광고용 시트 제조 방법과 방법에 의해 제조된 시트 |
KR100824764B1 (ko) | 2007-09-07 | 2008-04-23 | 세금금망 주식회사 | 무단광고물 부착방지용 시트 및 그 제조방법 |
JP2012070513A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Kansai Electric Power Co Inc:The | つる性植物の這い上がり防止装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2129983A1 (en) | Launderable retroreflective applique with improved retention of retroreflective elements | |
DE69839386D1 (de) | Faserstrukturen mit feinen teilchen | |
EP1000992A4 (en) | PRESSURE-SENSITIVE ADHESIVE TAPE FOR BINDING HARNESSES | |
JP6640323B1 (ja) | ヘアエクステンション | |
JP3205804B2 (ja) | ノーセパレータラベル | |
JP2000291291A (ja) | 電柱の貼紙防止具 | |
DE69811722T2 (de) | Repositionierbare folie mit einem nichtgewebten netz aus klebebaren fasern | |
DE69715925T2 (de) | Retroreflektierender gegenstand mit einer kristallinen partikelbindungsschicht | |
EP0968414A4 (en) | EXAMINATION WITH REAR EMISSIONS MICROSCOPY | |
JPS62152945A (ja) | 磁石入りトツプトリム | |
JP2000212968A (ja) | グラウンドアンカ―の保護構造 | |
JP3052958U (ja) | 貼紙防止反射材 | |
JP2001219936A (ja) | ラベル貼り付け面を有するプラスチック容器 | |
EP1074594A3 (en) | Adhesive tapes | |
JP3092971U (ja) | 粘着シート | |
JP2006339977A (ja) | アンテナ取付け構造 | |
JP4210843B2 (ja) | 貼り薬貼り具 | |
KR101003979B1 (ko) | 놀이공원용 입장권 | |
KR200433618Y1 (ko) | 플로아 카펫의 보호 필름 지지장치 | |
JPH1083140A (ja) | インモールドラベル | |
JP2004290439A (ja) | ブラシ繊維脱落防止型除電ブラシ | |
JPS6485797A (en) | Continuous stacked sheet | |
JP3023641U (ja) | 処理ボード用接着構造 | |
JPH0350040U (ja) | ||
JPH0327648Y2 (ja) |