JP2000288149A - 競艇用フライング警報装置 - Google Patents

競艇用フライング警報装置

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JP2000288149A
JP2000288149A JP11104642A JP10464299A JP2000288149A JP 2000288149 A JP2000288149 A JP 2000288149A JP 11104642 A JP11104642 A JP 11104642A JP 10464299 A JP10464299 A JP 10464299A JP 2000288149 A JP2000288149 A JP 2000288149A
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light receiving
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Michio Takasugi
道雄 高杉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フライング予測精度を劣化させることなく安
価に構成され、また、確実にフライング予測を行い得る
競艇用フライング警報装置を提供する。 【解決手段】 スタートライン1手前の所定位置に設置
され、計測用レーザ光14を照射するレーザ照射部12
と、所定の間隔をあけて艇20内に配置され、それぞれ
計測用レーザ光を受光して受光時刻情報を出力する複数
の受光部21,22と、受光時刻情報に基づき艇がスタ
ートラインに到達するまでの時間を算出する演算手段2
3とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、競艇における各艇
のフライングの有無をスタートライン手前で予測してフ
ライングの可能性がある艇の選手に警報を発する競艇用
フライング警報装置に関し、特に、複数の受光部がそれ
ぞれ計測用レーザ光を受光したときの受光時刻情報より
フライングの有無を予測する競艇用フライング警報装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、我が国の競艇においては、フライ
ングスタート方式が採用されている。フライングスター
ト方式とは、スタート合図から所定時間が経過するまで
にほぼ同時にスタートラインを通過することによってレ
ースを開始する方式である。以下、このフライングスタ
ート方式について図3を参照して説明する。
【0003】あらかじめ定められたスタート合図までの
時間(例えば、スタート2分前)になると、六隻の艇5
1〜56で構成される艇群50がピット60を出て、第
二ターンマーク62付近を回りながらタイミングを合わ
せて大時計63のスタートの合図を待つ。そして、大時
計63によるスタート合図の数秒前になると、各艇51
〜56はスタートライン64を目指して助走水路65を
一斉に発進する。各艇51〜56は、スタート合図から
所定時間が経過するまでにスタートライン64をほぼ同
時に通過し、第一ターンマーク61及び第二ターンマー
ク62を順次旋回(通常三周)しながら競走する。
【0004】このフライングスタート方式では、スター
ト合図から所定時間が経過するまでの一定時間内(例え
ば0〜1秒間)に、スタートライン64を艇群50が通
過すれば正常スタートと判断される。一方、スタート合
図前にスタートライン64を通過したり(フライン
グ)、所定時間が経過するまでの一定時間(例えば0〜
1秒間)より遅れて通過したり(出遅れ)した艇は欠場
となる。
【0005】各艇51〜56を操縦する各選手は、スタ
ート合図から所定時間が経過するまでの一定時間内(例
えば0〜1秒間)にスタートライン64を通過するため
に、スタートライン64手前のプール66の助走水路6
5上に設置してある空中線67と、スタートライン64
横に設置してある大時計63の時間表示とを見てスター
ト合図までの残り時間と自己の大まかな位置を確認し、
「勘」にたよりながらスタートを行っていた。
【0006】スタートライン64を通過する時点での艇
の速度は、レースでの順位がはぼ確定してしまう程レー
ス結果に大きな影響を与えてしまう。即ち、競艇におい
ては、如何にスタート合図直後に高速でスタートライン
64を通過するかが大変重要なのである。従って、各艇
51〜56を操縦する各選手ができるだけ高速かつスタ
ートライン64近くでスタート合図となるように調整し
ようとする結果、フライングによるレース欠場が頻繁に
発生していた。
【0007】このようなフライングによるレース欠場を
未然に防止するため、これまで図3及び図4に示すよう
な競艇用フライング警報装置が提案されている。この従
来の競艇用フライング警報装置は、リセット用レーザ照
射器71と、第1計測用レーザ照射器72と、第2計測
用レーザ照射器73と、第3計測用レーザ照射器74
と、制御部75と、受光部511と、演算部512と、
警報発生部513とを含む。
【0008】この従来の競艇用フライング警報装置の動
作を説明する。先ず、大時計63の始動と同時に制御部
75によってリセット用レーザ照射器71が駆動して、
リセット用レーザ照射器71が、各艇51〜56(ここ
では代表して艇51)に搭載されている受光部511に
リセット用レーザ光を照射する。受光部511がリセッ
ト用レーザ光を受光すると、艇内に搭載された演算部5
12が、内部タイマを始動し所定のスタート合図までの
時間の計時を開始する。
【0009】ピット60をでた各艇51〜56は、受光
部511において助走水路65に沿って配設された第
1、第2及び第3計測用レーザ照射器72〜74からの
計測用レーザ光を受光する。そして、演算部512にお
いて、この第1、第2及び第3計測用レーザ光を通過し
た時刻から艇の速度や加速度を算定し、各艇51〜56
のスタートライン64の通過時刻を予測する。
【0010】演算部512は、予測した通過時刻が所定
のスタート合図の時刻より早い場合にはフライングにな
ると判定して、警報発生部513に信号出力する。演算
部512からの信号を受けた警報発生部513は、警報
を発してフライングとなってしまうおそれがあることを
選手に知らせる。
【0011】このように構成されることで、スタート合
図時点でのフライングの有無を予測することができ、艇
を操縦する選手に警報を与え減速を促すことができるた
め、フライングによるレース欠場を減少させることがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した競
艇用フライング装置では、フライングの予測に必要な速
度情報を得るためには少なくとも計測用レーザ照射器を
2個備えていなければならなかった。また、上述した競
艇用フライング装置では、フライングの予測に必要な加
速度情報を得るためには少なくとも計測用レーザ照射器
を3個備えていなければならなかった。従って、非常に
高精度の光学アラインメント作業を要する計測用レーザ
照射器を2又は3個以上設置しなければならず、装置が
高価となってしまうという問題があった。
【0013】また、艇に搭載された受光部で計測用レー
ザ光を受光しようとするときに、計測用レーザ照射器が
並走する艇を操縦する選手の陰となってしまうことがあ
り、計測用レーザ光を受光することができない場合があ
った。このような場合には、予測に必要な情報を得るこ
とができないため、フライングの予測をすることができ
ないという問題があった。
【0014】本発明は上述した問題を解消し、フライン
グ予測精度を劣化させることなく安価に構成され、ま
た、確実にフライング予測を行い得る競艇用フライング
警報装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は、スタートライン手前の所定位置に設置
され、計測用レーザ光を照射するレーザ照射部と、所定
の間隔をあけて艇内に配置され、それぞれ計測用レーザ
光を受光して受光時刻情報を出力する複数の受光部と、
受光時刻情報に基づき艇がスタートラインに到達するま
での時間を算出する演算手段とを含むものである。
【0016】上記の構成としたことで、フライング予測
精度を劣化させることなく安価な構成とすることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図1を参照して説明する。図1は、本例の競艇用フラ
イング警報装置の構成を示すものである。競艇用フライ
ング警報装置は、リセット用レーザ照射器11と、計測
用レーザ照射器12と、第一受光部21と、第二受光部
22と、演算部23と、警報発生部24とを含む。リセ
ット用レーザ照射器11は、リセット用レーザ光13を
照射する。計測用レーザ照射器12は、計測用レーザ光
14を照射する。なお、第一受光部21、第二受光部2
2、演算部23及び警報発生部24は、艇20に搭載さ
れ艇20内に設置される。
【0018】艇20に搭載される第一受光部21と第二
受光部22とは、互いの距離間隔が前後にLとなるよ
うに艇20内に配設される。計測用レーザ照射器12
は、照射された計測用レーザ光14とスタートライン1
との距離がLとなる位置に設置される。
【0019】次に、本例の競艇用フライング警報装置の
動作について説明する。先ず、大時計2の始動と同時に
例えば図示しない制御部の制御信号によってリセット用
レーザ照射器11が駆動する。大時計2の始動と同期し
たリセット用レーザ照射器11は、リセット用レーザ光
13を照射する。リセット用レーザ光13は、ピット付
近に位置する艇20に搭載されている第一受光部21又
は第二受光部22により受光される。第一受光部21又
は第二受光部22がリセット用レーザ光13を受光する
と、艇20に搭載された演算部23が、内部タイマを始
動し所定のスタート時刻までの時間(例えば2分間)の
計時を開始する。
【0020】艇20がピットを出て進行すると、第一受
光部21が、計測用レーザ照射器12が照射した計測用
レーザ光14を受光する。そして、演算部23が、第一
受光部21が計測用レーザ光14を受光した時刻T
得る。
【0021】艇20が更に進行すると、第二受光部22
が、計測用レーザ照射器12が照射した計測用レーザ光
14を受光する。そして、演算部23は、第二受光部2
2が計測用レーザ光14を受光した時刻Tを得る。
【0022】演算部23は、既知の値である第一受光部
21と第二受光部22との間隔Lを用いて、艇20の
速度V(V=L/(T−T))を算出する。ま
た、演算部23は、既知の値である計測用レーザ光14
とスタートライン1との距離L を用いて、艇20がス
タートライン1に到達する予想時刻T(T=T
/V)を算出する。そして、演算部23は、算出し
た到達予想時刻Tとスタート合図の時刻Tとを比較
して、フライングの有無の予測を行う。
【0023】演算部23は、到達予想時刻Tがスター
ト合図の時刻Tより早い場合にはフライングになると
判定して、警報発生部24に信号出力する。演算部23
からの信号を受けた警報発生部24は、警報を発してフ
ライングとなってしまう恐れがあることを選手に知らせ
る。
【0024】以上説明したように第一受光部21と第二
受光部22とを備える構成としたことで、第一受光部2
1と第二受光部22とが計測用レーザ光14をそれぞれ
受光したときの時刻データを用いて艇の速度などを算出
して到達予想時刻を導出することができ、1個の計測用
レーザ照射器からの1本の計測用レーザ光を用いてフラ
イングの有無の予測を行うことができるため、フライン
グ予測精度を劣化させることなく装置を安価に構成する
ことができる。
【0025】なお、艇20の速度Vや到達予想時刻T
を算出する計算式は、上述した第1の実施の形態に限ら
れるものではなく、他の計算式によって算出されるもの
であっても良い。
【0026】また、上述した第1の実施の形態では、1
個の計測用レーザ照射器と2個の受光部とを含む構成と
していたが、計測用レーザ照射器を2個以上有するもの
であっても良く、受光部を3個以上有するものであって
も良い。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態を図2を
参照して説明する。なお、以下の説明において、上述し
た図1に示したものと同様の構成及び動作をするものに
ついては、同一の符号を付与してその詳細な説明は省略
する。
【0028】図2は、本例の競艇用フライング警報装置
の構成を示すものである。競艇用フライング警報装置
は、リセット用レーザ照射器11と、計測用レーザ照射
器12と、第一受光部21と、第二受光部22と、第三
受光部31と、演算部32と、警報発生部24とを含
む。第一受光部21、第二受光部22、第三受光部3
1、演算部32及び警報発生部24は、艇30に搭載さ
れ艇30内に設置される。
【0029】第一受光部21と第三受光部31とは、互
いの距離間隔が前後にLとなるように、また、第二受
光部22と第三受光部31とは、互いの距離間隔が前後
にL となるように、艇30内に配設される。なお、各
距離間隔の関係は、L=L +Lとなっている。
【0030】次に、本例の競艇用フライング警報装置の
動作について説明する。先ず、大時計2の始動と同期し
たリセット用レーザ照射器11が、リセット用レーザ光
13を照射する。リセット用レーザ光13は、ピット付
近に位置する各艇(ここでは艇30)に搭載されている
第一受光部21、第二受光部22又は第三受光部31に
より受光される。第一受光部21、第二受光部22又は
第三受光部31がリセット用レーザ13を受光すると、
艇30に搭載された演算部32が、内部タイマを始動し
所定のスタート合図までの時間(例えば2分間)の計時
を開始する。
【0031】艇30がピットを出て進行するに従って、
第一受光部21、第三受光部31及び第二受光部22
が、順次計測用レーザ照射器12が照射した計測用レー
ザ光14を受光する。すると、演算部32は、第一受光
部21が計測用レーザ光14を受光した時刻T、第三
受光部31が計測用レーザ光14を受光した時刻T
び第二受光部22が計測用レーザ光14を受光した時刻
を各受光部21,31,22より得る。
【0032】演算部32は、時刻Tから時刻Tまで
の艇30の平均速度V(V=L /(T
))を算出する。また、演算部32は、時刻T
ら時刻Tまでの艇30の平均速度V(V=L
(T−T))を算出する。そして、演算部32は、
平均速度V及びVを用いて艇30の加速度Aを算出
する。加速度Aは、例えば平均速度V及びVがそれ
ぞれの計測時刻の中間値(V の場合は、時刻(T
)/2)での速度であるとしてA=2(V
)/(T−T)と算出される。
【0033】演算部32は、計測用レーザ光14とスタ
ートライン1との距離Lを用いて、艇30がスタート
ライン1に到達する予想時刻Tを算出する。先ず、例
えば時刻Tでの艇30の速度をVと近似して、時刻
から艇30がスタートライン1に到達するまでの時
間T(Tは、A(T+2V=2L
解)を算出する。そして、艇30がスタートライン1に
到達する予想時刻T(T=T+T)を算出す
る。算出した到達予想時刻Tとスタート合図の時刻T
とを比較して、演算部32が、フライングの有無の予
測を行う。
【0034】演算部32は、到達予想時刻Tがスター
ト合図の時刻Tより早い場合にはフライングになると
判定して、警報発生部24に信号出力する。演算部32
からの信号を受けた警報発生部24は、警報を発してフ
ライングとなってしまう恐れがあることを選手に知らせ
る。
【0035】ここで、上述した処理において、艇30と
計測用レーザ照射器12との間に、図2に示すような並
走する艇40が存在する場合の動作について説明する。
並走する艇40を操縦する選手の陰になり、例えば第一
受光部21が計測用レーザ光14を受光できなかった場
合については、他の2個の受光部31,22の受光によ
り得られた受光時刻情報から到達予想時刻Tを導出
し、フライングの有無の予測を行う。即ち、本例では、
何れかの受光部が計測用レーザ光14を受光できなかっ
た場合には、他の2個の受光部により計測用レーザ光1
4を受光して得た受光時刻情報により、演算部32が艇
30の速度を算出する。そして、演算部32は、速度情
報や距離Lなどを用いて到達予想時刻を導出し、到達
予想時刻とスタート合図の時刻Tとを比較して、フラ
イングの有無の予測を行う。
【0036】以上説明したように第一受光部21及び第
二受光部22に加えて第三受光部31を備える構成とし
たことで、第一受光部21、第二受光部22及び第三受
光部31が計測用レーザ光14をそれぞれ受光したとき
の時刻データを用いて加速度を導出し、この加速度情報
を用いてスタートライン到達予想時刻を算出することが
でき、1個の計測用レーザ照射器からの一本の計測用レ
ーザ光を用いてフライングの有無の予測を高精度に行う
ことができるため、高精度のフライング予測を行う装置
を安価に構成することができる。
【0037】また、以上説明したように第一受光部21
及び第二受光部22に加えて第三受光部31を備える構
成としたことで、たとえ何れかの受光部が並走する艇を
操縦する選手の陰となり計測用レーザ光の受光ができな
い状況となっていても、他の2個の受光部が受光した情
報により、スタートライン到達予想時刻を算出すること
ができ、フライングの有無の予測を行うことができるた
め、確実にフライング予測を行うことができる。
【0038】なお、艇30の速度V,V、加速度
A、時刻Tからスタートライン1に到達するまでの時
間T並びに到達予想時刻Tを算出する計算式は、上
述した第2の実施の形態に限られるものではなく、他の
計算式によって算出されるものであっても良い。
【0039】また、上述した第2の実施の形態では、1
個の計測用レーザ照射器と3個の受光部とを含む構成と
していたが、計測用レーザ照射器を2個以上有するもの
であっても良く、受光部を4個以上有するものであって
も良い。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スター
トライン手前の所定位置に設置され、計測用レーザ光を
照射するレーザ照射部と、所定の間隔をあけて艇内に配
置され、それぞれ計測用レーザ光を受光して受光時刻情
報を出力する複数の受光部と、受光時刻情報に基づき艇
がスタートラインに到達するまでの時間を算出する演算
手段とを含むものであるため、フライング予測精度を劣
化させることなく安価な構成とすることができる。
【0040】演算手段は、受光時刻情報に基づいて艇の
速度を算出し、この速度情報を用いて艇がスタートライ
ンに到達するまでの時間を算出するとした場合には、フ
ライング予測精度を劣化させることなく安価な構成とす
ることができる。
【0041】受光部は、少なくとも3個備えられ、演算
手段は、受光時刻情報に基づいて艇の加速度を算出し、
この加速度情報を用いて艇がスタートラインに到達する
までの時間を算出するとした場合には、高精度のフライ
ング予測を安価な構成で実現することができる。
【0042】演算手段は、2つの受光時刻情報が得られ
たときに艇の速度を算出し、3以上の受光時刻情報が得
られたときに艇の加速度を算出して、これら速度情報又
は加速度情報を用いて艇がスタートラインに到達するま
での時間を算出するとした場合には、フライング予測精
度を劣化させることなく安価な構成とすることができる
と共に、たとえ何れかの受光部が計測用レーザ光の受光
ができない状況となっていてもスタートライン到達予想
時刻を算出してフライングの有無の予測を行うことがで
きるため、確実にフライング予測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における競艇用フ
ライング警報装置の構成の例を示す説明図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態における競艇用フ
ライング警報装置の構成の例を示す説明図である。
【図3】 従来のフライングスタート方式を示す説明図
である。
【図4】 従来の競艇用フライング警報装置の構成の例
を示す説明図である。
【符号の説明】
11 リセット用レーザ照射器 12 計測用レーザ照射器 13 リセット用レーザ光 14 計測用レーザ光 20,30 艇 21 第1受光部 22 第2受光部 23,32 演算部 24 警報発生部 31 第3受光部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタートライン手前の所定位置に設置さ
    れ、計測用レーザ光を照射するレーザ照射部と、 所定の間隔をあけて艇内に配置され、それぞれ上記計測
    用レーザ光を受光して受光時刻情報を出力する複数の受
    光部と、 上記受光時刻情報に基づき上記艇が上記スタートライン
    に到達するまでの時間を算出する演算手段とを含む競艇
    用フライング警報装置。
  2. 【請求項2】 演算手段は、受光時刻情報に基づいて艇
    の速度を算出し、この速度情報を用いて艇がスタートラ
    インに到達するまでの時間を算出する請求項1記載の競
    艇用フライング警報装置。
  3. 【請求項3】 受光部は、少なくとも3個備えられ、 演算手段は、受光時刻情報に基づいて艇の加速度を算出
    し、この加速度情報を用いて艇がスタートラインに到達
    するまでの時間を算出する請求項1記載の競艇用フライ
    ング警報装置。
  4. 【請求項4】 演算手段は、2つの受光時刻情報が得ら
    れたときに艇の速度を算出し、3以上の受光時刻情報が
    得られたときに艇の加速度を算出して、これら速度情報
    又は加速度情報を用いて艇がスタートラインに到達する
    までの時間を算出する請求項3記載の競艇用フライング
    警報装置。
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