JP2000287995A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 手術全体を観察するための手術用顕微鏡と、手術に近接する位置に手術を拡大観察するための内視鏡とから成る手術用顕微鏡装置に於いて、
上記内視鏡の先端面の辺縁と内視鏡先端近傍を覆うバルーンと、
上記バルーン内部の圧力を検知する検知手段と、
上記検知手段により検知される圧力の変化に応じて動作する警告手段と、
を具備することを特徴とする手術用顕微鏡装置。
【請求項２】 手術全体を観察するための手術用顕微鏡と、手術に近接する位置で手術を拡大観察するための内視鏡とから成る手術用顕微鏡装置に於いて、
上記内視鏡先端の少なくとも一部を覆うように設けられ、組織との接触を検知する検知手段と、
上記検知手段により上記組織との接触を検知した時に動作する警告手段と、
を具備することを特徴とする手術用顕微鏡装置。
【請求項３】 上記検知手段は、上記内視鏡の先端近傍に組織に接触可能に設けられた圧電素子と、該圧電素子の信号を分析する手段と、を具備し、
上記警告手段は上記分析手段での分析結果に応じて動作することを特徴とする請求項２に記載の手術用顕微鏡装置。
【請求項４】 上記検知手段は、上記内視鏡の先端に組織に接触可能に設けられた可動部品と、該可動部品に加わる力を検出する検出手段と、この検出手段の信号を分析する手段と、を具備し、
上記警告手段は、上記分析手段での所定の応力の変化に応じて作動することを特徴とする請求項２に記載の手術用顕微鏡装置。
【請求項５】 手術全体を観察するための手術用顕微鏡と、手術に近接する位置で手術を拡大観察するための内視鏡とから成る手術用顕微鏡装置に於いて、
手術全体像を撮影する撮影手段と、
上記内視鏡の挿入部先端近傍の外周面上に設けたマーカと、
手術全体とマーカの相対位置を検出する検出手段と、
上記マーカが手術全体像から所定の距離だけ外れた時に動作する警告手段と、
を具備することを特徴とする手術用顕微鏡装置。
【請求項６】 挿入部と、
上記挿入部の少なくとも一部を覆うバルーンと、
上記バルーンの内部の圧力を検知する検知手段と、
上記検知手段により検知される圧力の変化に応じて動作する警告手段と、
を具備することを特徴とする内視鏡。
【請求項７】 挿入部と、
上記挿入部の少なくとも一部を覆うように設けられ、組織との接触を検知する検知手段と、
上記検知手段により上記組織との接触を検知したときに動作する警告手段と、
を具備することを特徴とする内視鏡。
【請求項８】 上記検知手段は、上記内視鏡の先端近傍に組織に接触可能に設けられた圧電素子と、該圧電素子の信号を分析する手段と、を具備し、
上記警告手段は上記分析手段での分析結果に応じて動作することを特徴とする請求項７に記載の内視鏡。
【請求項９】 上記検知手段は、上記内視鏡の先端に組織に接触可能に設けられた可動部品と、該可動部品に加わる力を検出する検出手段と、この検出手段の信号を分析する手段と、を具備し、
上記警告手段は、上記分析手段での所定の応力の変化に応じて作動することを特徴とする請求項７に記載の内視鏡。

更に第３の発明は、手術全体を観察するための手術用顕微鏡と、手術に近接する位置で手術を拡大観察するための内視鏡とから成る手術用顕微鏡装置に於いて、手術全体像を撮影する撮影手段と、上記内視鏡の挿入部先端近傍の外周面上に設けたマーカと、手術全体とマーカの相対位置を検出する検出手段と、上記マーカが手術全体像から所定の距離だけ外れた時に動作する警告手段と、を具備することを特徴とする。
第４の発明は、挿入部と、上記挿入部の少なくとも一部を覆うバルーンと、上記バルーンの内部の圧力を検知する検知手段と、上記検知手段により検知される圧力の変化に応じて動作する警告手段と、を具備することを特徴とする。
そして、第５の発明は、挿入部と、上記挿入部の少なくとも一部を覆うように設けられ、組織との接触を検知する検知手段と、上記検知手段により上記組織との接触を検知したときに動作する警告手段と、を具備することを特徴とする。

更に、第３の発明によれば、手術用顕微鏡の撮像光学系の中に内視鏡先端近傍に設けたマーカを検出する手段を設け、手術用顕微鏡の観察範囲とマーカの相対位置を分析して、マーカが観察範囲から所定の距離以上はずれた時に術者に警告を与える手段とを設けている。
第４の発明によれば、挿入部の少なくとも一部を覆うバルーンの内部の圧力を検知する手段を設け、バルーン内の異常な圧力変化が確認された時に術者に警告を与える手段を設けている。
そして、第５の発明によれば、挿入部の少なくとも一部を覆うように、組織との接触を検知する手段を設け、組織との接触を検知したときに術者に警告を与える手段を設けている。