JP2000287972A - 超音波診断装置および超音波診断装置の画像生成方法 - Google Patents

超音波診断装置および超音波診断装置の画像生成方法

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JP2000287972A JP11097330A JP9733099A JP2000287972A JP 2000287972 A JP2000287972 A JP 2000287972A JP 11097330 A JP11097330 A JP 11097330A JP 9733099 A JP9733099 A JP 9733099A JP 2000287972 A JP2000287972 A JP 2000287972A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ROIの幅を狭くすれば、超音波画像のフレ
ーム数が増加して良質の画像を得ることが可能となる反
面、Bモード像の視野幅が狭くなってしまい、診断時の
情報が減るという問題を解決すること。 【解決手段】 モニタ8にリアルタイムに表示されてい
る画像8a上にROI8bを設定し、設定したROIの
幅のBモード像+CFM画像の画像82aを得、ROI
を所定の幅以下にしたときに、所望の周期で再走査して
得たROI幅よりも広い幅のBモード画像83aをリフ
レッシュ表示させるようにした。よって、フレーム数を
増加させて良質のCFM画像を得ながら、診断情報が低
減されるのを回避して、診断している部位の形状や位置
を十分把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置に係
り、特に組織構造を表すBモードの画像に、ドップラモ
ードで検出した血流情報をカラーで重ねてリアルタイム
に表示する、カラーフローマッピング機能を有する超音
波診断装置およびこのような超音波診断装置の画像生成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波の医学的な応用として、超音波パ
ルス反射法を用いた生体の軟部組織の断層像を得るため
の超音波診断装置がよく知られている。この超音波診断
装置による検査は、無侵襲検査法であり、他の医用診断
装置例えば、X線診断装置、X線CT、MRI、核医学
装置などに比べて、リアルタイム表示が可能、装置が小
形で安価、放射線被爆がなく安全性が高いなどの特徴を
有している。さらに超音波診断装置は、超音波ドップラ
法による血流イメージングが可能であり、駆出量や心拍
出量などの心機能計測などの種々の診断支援機能の充実
にも著しいものがある。この超音波診断装置における受
信エコー信号の表示方法は、いくつかの方法に分類され
ている。その一つはAモードと称されている。Aモード
は現在ではあまり使われなくなったが、超音波診断装置
の基本となるもので、1方向に対して超音波を送受信
し、横軸にエコー信号の到着する時間すなわち超音波プ
ローブからの距離をとり、縦軸にエコー信号の振幅(a
mplitude)を表示する方法である。この振幅に
由来してAモードと称している。二つめは、最も一般的
な表示方法としてのBモードである。Bモードは、体内
組織の断面を超音波ビームで走査し、各超音波ビームに
ついてエコーの振幅に応じて輝度(brightnes
s)を変えることにより、組織構造を断面像(断層像)
として表示する方法であり、超音波断層法とも称されて
いる。輝度のBに由来してBモードと称しており、組織
の断面像(断層像)をBモード像と言う。三つめは、特
定部位が時間経過とともにどのように動くかを表示する
Mモードである。Mモードは、超音波ビームの線上にあ
る心臓の弁や心筋などの動き(motion)を分かり
易く表示するための方法であり、縦軸に超音波プローブ
からの距離をとり、横軸を経過時間として、エコーの強
度を輝度変調して表示するもので、心臓の弁や心筋など
が時間経過につれてどのように動いているかがわかる。
動きのMに由来してMモードと称している。
【0003】さらに、超音波のドプラ効果を利用して血
流速度を検出し、血流をカラーで表示するカラードプラ
法がある。この方法は、血流の平均速度と速度のばらつ
き(分散)を自己相関法を用いて算出し、通常超音波プ
ローブに向う方向の血流を赤で、遠ざかる方向の血流を
青で、いずれも血流速度が早いほど明るく表示し、速度
のばらつきが大きいほど黄色または緑を加えて表示する
ものであり、ここではこれをドプラモードと称するもの
とし、このドプラモードで得られる超音波画像は血流像
である。そして、白黒のBモード像に血流情報をカラー
で重ねて表示する方法をカラーフローマッピング(co
lor flow mapping;以下CFMと略称
する)あるいはカラードプラ断層法といい、ここではこ
れをCFMモードと称するものとする。このCFMモー
ドは、通常一つの超音波プローブを用いて、超音波ビー
ムを断層像を得るためとドプラ検波とに共用し、断層像
の1フレーム描出とドプラ検波を交互に行っている。
【0004】ところで、超音波診断装置において単位時
間に収集される画像の枚数は、超音波のパルス繰返し周
波数、走査密度、走査範囲などに依存して決まり、通常
30枚(30フレーム/秒)程度となっている。しか
し、より良質な画像とするためにフレーム数を向上させ
たいという要望があり、特にCFMモードのように、血
流情報を表示する場合にはその要望が強かった。すなわ
ち、CFMモードの場合には、周波数解析が必要となる
ため同一ラスタに対して複数個(例えば16個)の受信
信号を必要とし、そのためBモードに比べて多くの画像
生成時間を要することとなり、従ってフレームレートが
低下する。そこで従来は、図4(a)に示すように、モ
ニタ100に表示されている超音波画像101中の特に
詳細に観察したい部位などに関心領域(region
of interest;以下ROIと略称する)10
2を設定し、このROI102内をカラーフローマッピ
ング領域(CFM領域)として、CFM領域内を走査し
てCFM画像を得るとともに、ROI102の幅で決定
される領域を走査してBモード像を得るようにしてい
た。従って得られた画像は、図4(b)に示すように、
ROI102の幅に合わせて視野幅を狭めた画像101
aとなり、超音波ビームの走査範囲が狭くなった分フレ
ーム数が上がって、ROI102の枠内により良質なC
FM画像が表示されるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ROI
102の幅で超音波像101aを表示した場合、白黒の
Bモード像の視野幅はROI102の幅と同じとなり、
ROI102以外の視野幅部分は超音波ビームの走査が
されないので、走査されない部分は当然表示されないこ
ととなる。従って、診断している部位の形状や位置を把
握することが困難になるという問題があった。また、R
OI102の幅を狭くすればするほど、超音波画像のフ
レーム数を増加させて良質の画像を得ることが可能とな
るが、フレーム数を増加するとそれに相対してBモード
像の視野幅が狭くなってしまい、診断時の情報が減ると
いう問題に繋がっていた。本発明は、このような問題を
解決することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、超音波ドプラ効果を利用
して得た血流情報を、Bモード画像にカラーで重ねて表
示するカラーフローマッピング機能を有する超音波診断
装置において、モニタにリアルタイムに表示されている
超音波画像上に関心領域を設定することにより、設定し
た関心領域の幅に走査幅を制限して得たBモード画像に
カラーフローマッピング画像を重畳した画像をリアルタ
イムに表示するとともに、前記関心領域の幅を所定の幅
以下に設定したときに、所望の周期で再走査することに
より関心領域の幅よりも広い幅のBモード画像を得て、
これを前記モニタにリフレッシュ表示させるようにした
ことを特徴とするものである。このように、狭い関心領
域の幅で走査したリアルタイムのカラーフローマッピン
グ画像を表示させた場合に、所望の周期で再走査して関
心領域の幅よりも広い走査幅のBモード画像を得、これ
をリフレッシュ表示させるようにしたので、フレーム数
を増加させて良質のカラーフローマッピング画像を得る
ようにしながら、診断情報が低減されるのを回避して、
診断している部位の形状や位置を十分把握することがで
きる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の超音波診断装置において、前記リフレッシュ表
示させるBモード画像は、所定の時間に1回の割合で繰
返し走査して得ることを特徴とするものである。これに
より、リフレッシュ表示させるBモード画像を適宜新し
い画像に繰返し置き換えることができる。また、請求項
3に記載の発明は、請求項1に記載の超音波診断装置に
おいて、前記リフレッシュ表示させるBモード画像は、
ECG信号に同期した走査によって得ることを特徴とす
るものである。これにより、リフレッシュ表示させるB
モード画像を同位相の画像とすることができる。また、
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の超音波診断
装置において、前記関心領域を移動させたときに、移動
直前に表示されていたカラーフローマッピング画像をフ
リーズして所定時間残像として表示させることを特徴と
するものである。これにより、リアルタイムで表示され
ている画像と残像との違いを明瞭にして、正確な診断情
報を医師などの操作者へ提供することができる。また、
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のい
ずれか1項に記載の超音波診断装置において、前記リフ
レッシュ表示させるBモード画像または前記所定時間残
像として表示させる画像の輝度を、前記リアルタイムに
表示される画像の輝度よりも低くすることを特徴とする
ものである。これにより、関心領域の幅でリアルタイム
に表示しているBモード画像および/またはカラーフロ
ーマッピング画像と、リフレッシュ表示させたBモード
画像や残像として所定時間表示させる画像との違いを明
瞭にして、正確な診断情報を医師などの操作者へ提供す
ることができる。
【0008】また、請求項6に記載の発明は、被検体内
の血流情報を表すカラーフローマッピング画像と、被検
体内の組織構造を表すBモード画像を重畳して表示する
超音波診断装置の画像生成方法において、超音波画像上
の関心領域を設定するステップと、前記関心領域に基づ
いて決定されたカラーフローマッピング領域内を走査し
てカラーフローマッピング画像を生成するステップと、
前記関心領域に基づいて決定された第1領域内を走査し
てBモード画像を生成するステップと、前記第1領域に
は含まれていない領域を含む第2領域内を走査してBモ
ード画像を生成するステップと、前記カラーフローマッ
ピング画像、前記第1領域のBモード画像および前記第
2領域のBモード画像を重畳した画像を表示するステッ
プとを有することを特徴とするものである。これによ
り、カラーフローマッピング画像と第1領域のBモード
画像に、第2領域のBモード画像を重畳した画像を生成
することができる。
【0009】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の超音波診断装置の画像生成方法において、前記
第2領域の走査は、前記第1領域の走査よりもフレーム
レートが低くなるように設定されていることを特徴とす
るものである。これにより、特に詳細に観察したい領域
の走査のためにフレームレートをより高く割り当てるこ
とができる。また、請求項8に記載の発明は、請求項6
に記載の超音波診断装置の画像生成方法において、前記
第2領域の走査は、ECG信号に同期して行われること
を特徴とするものである。これにより、リフレッシュ表
示させるBモード画像を、同位相の画像として繰返し生
成することができる。
【0010】また、請求項9に記載の発明は、被検体内
の血流情報を表すカラーフローマッピング画像と、被検
体内の組織構造を表すBモード画像を重畳して表示する
超音波診断装置の画像生成方法において、超音波画像上
の関心領域を設定する手段と、前記関心領域に基づいて
決定されたカラーフローマッピング領域内を走査して順
次繰返してカラーフローマッピング画像を生成する手段
と、前記関心領域に基づいて決定された第1領域内を走
査して順次繰返してBモード画像を生成する手段と、前
記第1領域には含まれていない領域を含む第2領域内を
走査し、前記第1領域内の走査より低いフレームレート
で順次繰返してBモード画像を生成する手段と、前記カ
ラーフローマッピング画像、前記第1領域のBモード画
像および前記第2領域のBモード画像を重畳した画像を
表示する手段とを有することを特徴とするものである。
これにより、関心領域に基づいて決定される領域の走査
のためにフレームレートをより高く割り当てるようにし
て、カラーフローマッピング画像と第1領域のBモード
画像に、第2領域のBモード画像を重畳した画像を生成
することができる。
【0011】さらに、請求項10に記載の発明は、被検
体内の血流情報を表すカラーフローマッピング画像と、
被検体内の組織構造を表すBモード画像を重畳して表示
する超音波診断装置の画像生成方法において、超音波画
像上の関心領域を設定する手段と、前記関心領域に基づ
いて決定されたカラーフローマッピング領域内を走査し
て順次繰返してカラーフローマッピング画像を生成する
手段と、前記関心領域に基づいて決定された第1領域内
を走査して順次繰返してBモード画像を生成する手段
と、所定のタイミング信号が入力されたときに、前記第
1領域には含まれていない領域を含む第2領域内を走査
してBモード画像を生成する手段と、前記カラーフロー
マッピング画像、前記第1領域のBモード画像および前
記第2領域のBモード画像を重畳した画像を表示する手
段とを有することを特徴とするものである。これによ
り、前記第1領域には含まれていない領域を含む第2領
域内を走査して生成するBモード画像を、適宜新しい画
像に繰返し生成することができる。そして、請求項11
に記載の発明は、請求項10に記載の超音波診断装置の
画像生成方法において、前記第2領域の走査は、ECG
信号に同期して行われることを特徴とするものである。
これにより、前記第1領域には含まれていない領域を含
む第2領域内を走査して生成するBモード画像を、同位
相の画像として繰返し生成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る超音波診断装
置の一実施の形態について、図1ないし図3を参照して
詳細に説明する。図1は、本発明に係る超音波診断装置
の一実施の形態を示した系統図である。超音波プローブ
1は、超音波診断装置本体に着脱可能に接続されるもの
で、先端部に複数の微少圧電素子が配列されており、被
検体Pへ超音波パルスを放射するとともに、被検体P内
から返ってくるエコーを受けて電気信号に変換するもの
である。この超音波プローブ1は、走査方式の異なるセ
クタプローブ、リニアプローブ、コンベックスプローブ
等の中から任意に選択して使用することができる。ま
た、超音波診断装置本体には、送信ユニット2、受信ユ
ニット3、Bモードユニット4、カラードプラユニット
5、デジタル・スキャン・コンバータ(以下DSCと略
称する)ユニット6、制御ユニット7および表示器とし
てのカラーモニタ8などが設けられている。
【0013】超音波プローブ1は、送信ユニット2と受
信ユニット3に接続される。送信ユニット2は、クロッ
ク発生器21、レートパルス発生器22、送信遅延回路
23、パルサ24を有しており、クロック発生器21か
ら発振されたクロック信号に従って、レートパルス発生
器22から超音波の送信レート(毎秒送信する超音波パ
ルスの数)を決定するためのレートパルスが出力され
る。このレートパルスは、送信遅延回路23で超音波の
指向性を決めるために必要な適当な遅延を受けて、パル
サ24にトリガパルスとして与えられる。そして、トリ
ガパルスに同期してパルサ24から超音波プローブ1の
圧電素子に個別に、または近隣グループ単位で中心周波
数foの高周波の信号パルスが印加される。この信号パ
ルスを受けて、超音波プローブ1の圧電素子が機械的に
振動し、これにより中心周波数foの超音波パルスが発
生され、被検体Pへ放射される。超音波プローブ1から
被検体Pへ放射された超音波パルスは、生体内を伝播し
ていき、伝播途中の音響インピーダンスの不連続面で次
々と反射して、エコーとして超音波プローブ1へ返って
くる。このエコーの振幅は、反射することになった当該
不連続面での生体の音響インピーダンスの差に依存して
いる。また、超音波パルスが移動している血流や心臓壁
などの表面で反射したときのエコーは、ドップラ効果に
より当該移動体のビーム方向の速度成分に依存して周波
数偏移を受けることになる。
【0014】さて、エコーが超音波プローブ1に返って
くると、超音波プローブ先端の圧電素子が機械的に振動
し、これにより圧電素子は微弱な電気信号を発生する。
この電気信号は、受信ユニット3に取り込まれる。受信
ユニット3は、プリアンプ31、受信遅延回路32、加
算器33を有しており、エコーに伴う超音波プローブ1
からの電気信号は先ずプリアンプ31で増幅される。増
幅された電気信号は、受信遅延回路32で受信指向性を
決めるために必要な例えば送信時とは逆の遅延を受けた
後、加算器33で加算されることにより、受信指向性を
持った1つのエコー信号が取得される。このエコー信号
は、Bモードユニット4とカラードプラユニット5とに
供給される。なおここでは、本発明に係わりの深いBモ
ードユニット4とカラードプラユニット5との2種類の
ユニットについてのみ説明するものとし、その他のモー
ド例えばMモードやAモードなどのユニットを装備して
いて、それらにエコー信号が供給されるようになってい
てもよいが、その説明は省略する。
【0015】先ずBモードユニット4は、検波回路4
1、対数増幅器42、アナログデジタルコンバータ(A
/D)43を有している。上述の受信ユニット3で取得
されたエコー信号は、検波回路41に供給され検波され
て包絡線信号となって対数増幅器42へ供給される。こ
の包絡線信号はアナログ信号であり、これが対数増幅器
42で対数増幅され、そしてアナログデジタルコンバー
タ43でデジタル信号に変換され、組織断層イメージの
超音波画像(以下これをBモード像という)の信号が得
られる。
【0016】一方カラードプラユニット5は、ミキサ5
1、ローパスフィルタ52、アナログデジタルコンバー
タ(A/D)53、MTIフィルタ54、自己相関器5
5および演算部56を有している。ここでミキサ51と
ローパスフィルタ52とは、直交位相検波回路を構成
し、受信ユニット3から供給されるエコー信号に、中心
周波数foの参照信号とそれから90度移相した参照信
号とをそれぞれ個別に掛け合わせ、この掛け合わせによ
り得られた信号それぞれから高周波成分を除去すること
により、偏移周波数成分を持ったドプラ信号を取り出
す。なお、このドプラ信号には、主に血球などの速い移
動体での反射により周波数偏移を受けた高周波成分と、
心臓壁などの遅い移動体での反射により周波数偏移を受
けた低周波成分とが含まれている。このドプラ信号はア
ナログデジタルコンバータ53に供給され、ここで1本
の走査線に対して例えば0.5mm間隔に相当する所定
のサンプリング周波数に従ってサンプリングして、デジ
タル信号に変換してから、MTIフィルタ(movin
g target indication filte
r)54へ送り込む。MTIフィルタ54は、ハイパス
フィルタとして機能し、主に血流などの速い移動体の反
射により周波数偏移を受けた高周波成分(血流成分)だ
けを通過させ、主に心臓壁などの遅い移動体での反射に
より周波数偏移を受けた低周波成分(クラッタ成分)を
除去するものである。よって、MTIフィルタ54を通
過して血流成分だけとなったドプラ信号は、自己相関器
55によって周波数解析されて、血球による偏移周波数
が求められる。さらに、この偏移周波数に基づいて、演
算部56で血流速度(平均速度)とその分散および主に
血流量(血球個数)を反映しているパワー(ドプラ信号
の振幅の二乗)とをサンプル点毎に演算して、血流イメ
ージの超音波画像(以下これをCFM画像という)の信
号を得る。
【0017】これらBモードユニット4で得た組織断層
イメージすなわちBモード像の信号と、カラードプラユ
ニット5で得た血流イメージの超音波画像すなわちCF
M画像の信号とは、DSCユニット6へ送られる。この
DSCユニット6は、フレームメモリ61、DSC処理
部62、メモリ合成部63、カラー処理部64、デジタ
ルアナログコンバータ(D/A)65、第2のフレーム
メモリ66および輝度制御回路67などを有している。
そしてDSCユニット6の動作は、制御ユニット7から
の制御信号によって制御され、制御ユニット7はシステ
ム制御部71、ECG信号発生回路72、制御卓73な
どから構成されている。さて、Bモードユニット4から
のBモード像の信号と、カラードプラユニット5からの
CFM画像の信号とは、DSCユニット6のフレームメ
モリ61に夫々一旦格納される。このフレームメモリ6
1に格納されている画像信号は、超音波走査に同期した
信号なので、これをテレビ方式のカラーモニタ8に表示
できるようにするために、DSC処理部62によって標
準のテレビ走査に同期して読み出すことにより走査方式
を変換してメモリ合成部63へ供給する。メモリ合成部
63では、DSC処理部62から送られてくるBモード
像の信号とCFM画像の信号とを、並べたり重ねるなど
の処理を施すことによって1フレームの画像データを構
築する。メモリ合成部63で構築された1フレームの画
像データは、カラー処理部64へ送られ、図示しないル
ックアップテーブルのカラーマップに従ってRGBなど
の色信号に変換し、これをデジタルアナログコンバータ
65でアナログ信号に戻してカラーモニタ8へ供給す
る。この結果、カラーモニタ8には、白黒のBモード像
やBモード像を背景像としてCFM画像がカラーで表示
される。このカラーモニタ8としては、CRTの他適宜
の表示デバイスを用いることができる。なお、メモリ合
成部63には第2のフレームメモリ66が接続されてお
り、Bモード像やCFM画像を各別にまたはBモード像
を背景像としたCFM画像などを格納することができる
ようになっている。
【0018】さて、制御ユニット7は、オペレータから
の各種の指示や情報を、超音波診断装置を構成する前述
の各ユニットへ与えるもので、システム制御部71、E
CG信号発生回路72、制御卓73などが設けられてお
り、制御卓73にはキーボード73a、トラックボール
73b、各種設定スイッチ73cなどが備えられてい
る。システム制御部71は、予め設定してある所定の手
順に従って超音波診断装置全体の動作を制御するもの
で、CPU(中央演算処理装置)や各種メモリなどを有
している。すなわち、システム制御部71は制御卓73
を介してオペレータの操作情報を読込み、超音波の送
信、受信、表示、各種演算などの処理を管理したり変更
したりする。例えば、送受信における動作状態の制御
は、送受信条件がモード別に制御される。そのため、図
示しない送受信条件メモリに、予めモード別に、送受信
焦点距離、送信周波数、送信音圧などを表すデータを記
憶させてある。そこで、システム制御部71は制御卓7
3の各種設定スイッチ73cの中の一つであるモード切
換えスイッチの状態を監視しながら、指定されたモード
状態を判断し、当該モードに応じた送受信条件を送受信
条件メモリから読み出して、該当するユニットなどへそ
の送受信条件を指令する。具体的には、送信ユニット2
のレートパルス発生器22に対して送信レートを決める
駆動周波数などが指定され、送信遅延回路23に対して
フォーカス点を決めるための遅延時間、送信振動素子の
位置や数などが送信条件として指定される。一方、受信
ユニット3の受信遅延回路32に対しては、フォーカス
点に対応した遅延時間が受信条件として指定される。ま
た、カラードプラユニット5に対しては、繰返し周波
数、ドプラのデータ数などのパラメータが送信条件とし
て伝達される。なお、どのモードが指定されているかの
情報が、システム制御部71からDSCユニット6のメ
モリ合成部63に伝えられ、これによりメモリ合成部6
3において、指令モードの表示形態に対応した画素の選
択が実施され、フレーム画像の再構築が行われる。
【0019】さて、CFMモードによる血流像は、通常
カラーモニタ8に白黒のBモード画像にカラーで重畳さ
れて観察されるが、このとき、特に詳細に観察したい部
位にROIを設定する。ROIの設定は、制御卓73に
設けられている各種設定スイッチ73cの中のROI設
定スイッチを操作して、カラーモニタ8に表示されてい
る画像に所望の形状のROIを表示し、これをトラツク
ボール73bによって表示画面上の所望の位置へ移動す
ることにより行われる。トラツクボール73bは、制御
卓73の上面に突出するように設けられているボール
を、オペレータが手で回転操作することにより、画面上
のカーソルを移動させるポインティングデバイスであ
り、図示しない位置演算部に接続されている。そのた
め、ボールの回転により入力される相対座標を基に、画
面上のカーソルを移動する際の位置情報が演算されると
ともに、ROIの位置や範囲などが演算される。
【0020】ところで、通常カラーモニタ8には、超音
波プローブ1に設定された最大視野範囲すなわち最大走
査幅の画像8aが表示される。例えば、超音波プローブ
1がセクタ走査方式のもので、その最大走査幅が80度
に設定されているものとすれば、図2(a)に示すよう
に、カラーモニタ8に表示される画像8aも80度の広
がりをもった扇形の画像となる。この画像は、白黒のB
モード像のみでも、またBモード像にカラーのCFM画
像を重ねて表示する場合でも同様であり、視野幅いっぱ
いに表示される。しかし、CFM画像の場合は前述のよ
うに、周波数解析を行うことから、同一ラスタに対して
複数個の受信信号を必要とし、そのため、Bモード像に
比べて多くの画像生成時間を要することとなって、フレ
ームレートが低下する。すなわち、最大走査幅でCFM
画像を表示すると、その画像は粗く質の劣ったものとな
る。そのため、血流部など特に詳細に観察したい部位に
ROI8bを設定して、超音波プローブ1の走査幅をR
OI8bの幅に制限し、ROI8bの枠内(これをCF
M領域と称するものとする)を走査してCFMモードの
信号を得るとともに、ROI8bの幅の範囲内(これは
ROI8bに基づいて決定された領域であり、これを第
1領域と称するものとする)を走査してBモードの信号
を得るようにする。このようにしてCFMモードのフレ
ームレートを上げ、画像の質を向上させることができ
る。ここで、図2(a)で設定したROI8bの視野幅
が例えば45度だったとすれば、図2(b)に示すよう
に、カラーモニタ8に表示されるBモード像81aは、
45度の広がりをもった扇形の画像となり、この画像8
1aに重ねてCFM領域8b内にCFM画像が表示さ
れ、1点鎖線で示す範囲には画像は表示されない。
【0021】しかし、ROIの幅をあまり狭い幅に設定
すると、CFM画像による血流の状況はよく観察できる
ようになるものの、第1領域を走査して得られる背景と
してのBモード像の幅も狭くなって、診断時の情報が減
り診断している部位の形状や位置を把握することが困難
となる。そのため本発明では、ROI8bの幅を或る所
定の幅よりも狭く設定したときに、第1領域すなわちR
OI8bの幅に含まれていない他の走査範囲のBモード
像をリフレッシュ表示させるようにしている。すなわ
ち、例えばROI8bの幅が30度以下に設定されたと
きに、再走査によりBモード像をリフレッシュ表示させ
るものとすれば、トラツクボール73bによって設定さ
れたROI8bの幅をシステム制御部71で監視し、そ
の幅が30度以下であれば、システム制御部71はEC
G信号発生回路72から生ずるECG信号のR波をタイ
ミング信号として、この信号に同期させて、走査幅最大
(例えば80度)のBモード像を1フレーム分だけ得る
ように制御して、その画像を一旦第2のフレームメモリ
66に格納し、それを読み出してカラーモニタ8に表示
させる。よって、図2(c)に示すように、30度以下
のROI8bの幅でBモード像を背景としてCFM画像
が重畳されたリアルタイムに表示される画像82aに対
して、1心拍に1回の割合で再走査された走査幅最大の
Bモード像83aがリフレッシュ表示されるようにな
る。なお、リフレッシュ表示されるBモード像83a
は、リアルタイムに表示される画像82aの領域すなわ
ち第1領域を除いた領域(これは第1領域には含まれて
いない領域であり、これを第2領域と称するものとす
る)を走査して得ている。
【0022】上述のような本発明の作用を整理すると、
図3に示すようなフローチャートのようになる。すなわ
ち、先ず超音波プローブ1に設定された最大走査幅の超
音波画像8aを生成してカラーモニタ8に表示する(S
T1)。次に、この超音波画像8aにROI(関心領
域)8bを設定する(ST2)。これにより、ROI8
bに基づいて決定されたCFM領域内を走査してCFM
画像を生成する(ST3)。さらに、ROI8bに基づ
いて決定された第1領域内を走査してBモード画像81
aを生成する(ST4)。続いて、ROI8bの幅が所
定の幅以下か否かを判定し、所定の幅以下でなければS
T6へ進み、所定の幅以下ならばST7へ進む。ST6
では、ST3およびST4で生成したCFM画像と第1
領域のBモード画像とを重畳してカラーモニタ8に表示
する。一方、ST7では、第1領域には含まれていない
領域を含む第2領域内を走査してBモード画像83aを
生成する。そしてST8へ進み、ST3、ST4および
ST7で生成したCFM画像、第1領域のBモード画像
および第2領域のBモード画像とを重畳してカラーモニ
タ8に表示する。なおここで、ST7で第2領域内を走
査して生成するBモード画像のフレームレートを、ST
4で第1領域を走査して生成するBモード画像のフレー
ムレートよりも低くなるように設定したり、或いは、所
定のタイミング信号が入力されたときに、ST7におい
て第2領域内を走査してBモード画像83aを生成する
ようにしてもよい。
【0023】本発明は、上述の実施の形態に限定される
ものではなく、種々変形して実施することができる。例
えば、このリフレッシュ表示されるBモード像83a
は、輝度制御回路67によって、リアルタイムに表示さ
れているROI8bの枠内のCFM画像82aに比べ
て、輝度のレベルを例えば30%〜50%低下させるよ
うにする。このようにすることによって、リアルタイム
表示されるROI8bの幅のBモード像および/または
CFM領域内のCFM画像による画像82aと、リフレ
ッシュ表示される走査幅最大のBモード像83aとの違
いを明らかにする。また本発明では、ROI8bを移動
させた場合には、移動後のリアルタイムに表示される画
像に重ねて、ROI8bを移動させる寸前の画像を残像
として表示することもできる。この場合も、システム制
御部71の監視下で、ROI8bが移動したことを認識
すると、ROI8bの移動直前のROI8bの幅の画像
をフリーズし、このフリーズされた画像(すなわち残
像)の輝度を、輝度制御回路67によって、その後リア
ルタイムに表示される画像の輝度よりも30%〜50%
低下させる。そしてこの残像は、例えば再走査によるB
モード像83aがリフレッシュ表示されるまで保持され
る。さらに、Bモード像のリフレッシュ表示は、ECG
信号発生回路72から生ずるECG信号に同期させて1
心拍に1回の割合で再走査して行うことに限るものでは
なく、ECG信号発生回路72に代えて内部時計回路を
備えておき、この内部時計に同期させて例えば1秒間に
1回の割合で再走査して得たBモード像をリフレッシュ
表示するように制御してもよい。また、Bモード像をリ
フレッシュ表示させるようにするROIの幅は30度以
下に限ることなく、適宜の角度に設定すればよい。そし
て、リフレッシュ表示させるBモード像83aの走査幅
は、超音波プローブ1の最大走査幅に限ることはなく、
ROI8bの幅よりも広い適宜の範囲の幅であればよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、狭い関心領域の幅で走査したカラーフローマッピ
ング画像をリアルタイムに表示する場合に、所定の周期
で再走査して得た関心領域の幅よりも広い視野幅のBモ
ード画像をリフレッシュ表示させることにより、フレー
ム数を増加させて良質のカラーフローマッピング画像を
得ながら、診断情報が低減されるのを回避して、診断し
ている部位の形状や位置を十分把握することのできる超
音波診断装置および超音波診断装置の画像生成方法が提
供される。また、リアルタイムで走査している画像に対
して、リフレッシュ表示させたBモード画像や残像の輝
度を低くして表示するので、両者の画像の違いが明瞭に
なり、さらにリフレッシュ表示させるBモード画像は、
所定のタイミングで繰返し新しい画像に置き換えること
ができるとともに、置き換える画像を同位相の画像とす
ることができるので、正確な診断情報を医師などの操作
者へ提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る 超音波診断装置の一実施の形態
を示した系統図である。
【図2】本発明の作用を説明するために示した説明図で
ある。
【図3】本発明の作用を説明するために示したフローチ
ャートである。
【図4】従来の超音波診断装置の問題点を説明するため
に示した説明図である。
【符号の説明】
1 超音波プローブ 2 送信ユニット 3 受信ユニット 4 Bモードユニット 5 カラードプラユニット 6 デジタル・走査・コンバータ(DSC)ユニット 7 制御ユニット 71 システム制御部 72 ECG信号発生回路 73 操作卓 73a キーボード 73b トラツクボール 73c 設定スイッチ 8 カラーモニタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波ドプラ効果を利用して得た血流情
    報を、Bモード画像にカラーで重ねて表示するカラーフ
    ローマッピング機能を有する超音波診断装置において、 モニタにリアルタイムに表示されている超音波画像上に
    関心領域を設定することにより、設定した関心領域の幅
    に走査幅を制限して得たBモード画像にカラーフローマ
    ッピング画像を重畳した画像をリアルタイムに表示する
    とともに、前記関心領域の幅を所定の幅以下に設定した
    ときに、所望の周期で再走査することにより関心領域の
    幅よりも広い幅のBモード画像を得て、これを前記モニ
    タにリフレッシュ表示させるようにしたことを特徴とす
    る超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記リフレッシュ表示させるBモード画
    像は、所定の時間に1回の割合で繰返し走査して得るこ
    とを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記リフレッシュ表示させるBモード画
    像は、ECG信号に同期した走査によって得ることを特
    徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記関心領域を移動させたときに、移動
    直前に表示されていたカラーフローマッピング画像をフ
    リーズして所定時間残像として表示させることを特徴と
    する請求項1に記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 前記リフレッシュ表示させるBモード画
    像または前記所定時間残像として表示させる画像の輝度
    を、前記リアルタイムに表示される画像の輝度よりも低
    くすることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
    れか1項に記載の超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 被検体内の血流情報を表すカラーフロー
    マッピング画像と、被検体内の組織構造を表すBモード
    画像を重畳して表示する超音波診断装置の画像生成方法
    において、 超音波画像上の関心領域を設定するステップと、 前記関心領域に基づいて決定されたカラーフローマッピ
    ング領域内を走査してカラーフローマッピング画像を生
    成するステップと、 前記関心領域に基づいて決定された第1領域内を走査し
    てBモード画像を生成するステップと、 前記第1領域には含まれていない領域を含む第2領域内
    を走査してBモード画像を生成するステップと、 前記カラーフローマッピング画像、前記第1領域のBモ
    ード画像および前記第2領域のBモード画像を重畳した
    画像を表示するステップとを有することを特徴とする超
    音波診断装置の画像生成方法。
  7. 【請求項7】 前記第2領域の走査は、前記第1領域の
    走査よりもフレームレートが低くなるように設定されて
    いることを特徴とする請求項6に記載の超音波診断装置
    の画像生成方法。
  8. 【請求項8】 前記第2領域の走査は、ECG信号に同
    期して行われることを特徴とする請求項6に記載の超音
    波診断装置の画像生成方法。
  9. 【請求項9】 被検体内の血流情報を表すカラーフロー
    マッピング画像と、被検体内の組織構造を表すBモード
    画像を重畳して表示する超音波診断装置の画像生成方法
    において、 超音波画像上の関心領域を設定する手段と、 前記関心領域に基づいて決定されたカラーフローマッピ
    ング領域内を走査して順次繰返してカラーフローマッピ
    ング画像を生成する手段と、 前記関心領域に基づいて決定された第1領域内を走査し
    て順次繰返してBモード画像を生成する手段と、 前記第1領域には含まれていない領域を含む第2領域内
    を走査し、前記第1領域内の走査より低いフレームレー
    トで順次繰返してBモード画像を生成する手段と、 前記カラーフローマッピング画像、前記第1領域のBモ
    ード画像および前記第2領域のBモード画像を重畳した
    画像を表示する手段とを有することを特徴とする超音波
    診断装置の画像生成方法。
  10. 【請求項10】 被検体内の血流情報を表すカラーフロ
    ーマッピング画像と、被検体内の組織構造を表すBモー
    ド画像を重畳して表示する超音波診断装置の画像生成方
    法において、 超音波画像上の関心領域を設定する手段と、 前記関心領域に基づいて決定されたカラーフローマッピ
    ング領域内を走査して順次繰返してカラーフローマッピ
    ング画像を生成する手段と、 前記関心領域に基づいて決定された第1領域内を走査し
    て順次繰返してBモード画像を生成する手段と、 所定のタイミング信号が入力されたときに、前記第1領
    域には含まれていない領域を含む第2領域内を走査して
    Bモード画像を生成する手段と、 前記カラーフローマッピング画像、前記第1領域のBモ
    ード画像および前記第2領域のBモード画像を重畳した
    画像を表示する手段とを有することを特徴とする超音波
    診断装置の画像生成方法。
  11. 【請求項11】 前記第2領域の走査は、ECG信号に
    同期して行われることを特徴とする請求項10に記載の
    超音波診断装置の画像生成方法。
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