JP2000286719A - 誤り訂正システム - Google Patents

誤り訂正システム

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JP2000286719A
JP2000286719A JP11090982A JP9098299A JP2000286719A JP 2000286719 A JP2000286719 A JP 2000286719A JP 11090982 A JP11090982 A JP 11090982A JP 9098299 A JP9098299 A JP 9098299A JP 2000286719 A JP2000286719 A JP 2000286719A
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viterbi
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JP11090982A
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Yasuo Matsunami
靖雄 松波
Eiji Arita
栄治 有田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードソロモンデコーダの訂正能力を拡大
し、受信・デコードシステム全体の誤り訂正能力を拡大
することができる誤り訂正システムを得る。 【解決手段】 訂正システム10は、復調された信号を
ビタビ復号により誤りを訂正しつつ復号するトレリスデ
コーダ2と、トレリスデコーダ2の出力を再畳み込み符
号化する第1再符号化回路12と、トレリス符号化変調
として畳み込まれた信号をビタビアルゴリズムによるト
レリス復調する第2ビタビデコーダ13と、第2ビタビ
デコーダ13の出力を再畳み込み符号化する第2再符号
化回路14と、上記各回路の信号に基づいてイレージャ
フラグを検出するイレージャフラグ検出回路16と、デ
インタリーバ3出力とイレージャフラグの遅延出力から
誤りを検出し誤り訂正を行う誤り訂正を拡大したリード
ソロモンデコーダ18とを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル伝送
を用いるネットワークやディジタル放送、及び符号化し
たデータを蓄積するディジタルストレージメディアにお
ける誤り訂正システムに関し、詳細には、データ伝送フ
ォーマットの誤り訂正符号構成が、内符号に畳み込み符
号、外符号にリードソロモン符号を含むBCH(Bose-C
haudhuri-Hocquenghem code)符号を採用した誤り訂正
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は"United States Advanced Televi
sion System Committee"(以下、ATSC方式という)
による"Digital Television Standard"に示されている
従来のディジタル放送を受信するシステムの概略を示す
ブロック図である。
【0003】図において、1はディジタル変調信号、例
えばVSB(vestigial sideband:残留側波帯)変調信
号を受信しキャリアやクロックなどを再生し復調して元
のベースバンドの信号に変換しかつ伝送路歪み補正等を
行うディジタルデモジュレータ、2は復調された信号を
ビタビ復号(Viterbi decoding)により誤りを訂正しつ
つ復号するトレリス(trellis)デコーダ、3はトレリ
スデコーダの出力に送信側と反対の遅延時間を与え、元
のストリーム列を再現するデインターリーバ、4は送信
側で付加されたリードソロモン(Reed-Solomon)符号の
パリティを含む信号列から誤りを検出し訂正を行うリー
ドソロモンデコーダである。
【0004】次に動作について説明する。例えば"Unite
d States Advanced Television"では、8値のディジタ
ル変調にトレリス符号化変調を用い送信している。この
トレリス符号化変調のデコードには、通常ビタビ復号器
が採用される。
【0005】図9はビタビ復号器の構成を示す図であ
り、5は入力信号のパスメトリックを計算し最尤パスを
求めるACS回路、6はACS回路5出力を記憶するパ
スメモリ回路、7は最新のACS結果よりパスメモリ6
に記憶された過去のパスにさかのぼり、最尤パスとなる
状態を求める最尤判定回路である。
【0006】このビタビ復号器は符号の自由距離(free
distance)の半分まではハミング距離を用いても訂正
可能であり、さらに軟判定すなわちユークリッド距離を
利用すればほぼ自由距離に近い値までの誤りを訂正する
ことが可能である。符号化変調は見方を変えれば、誤り
訂正の内符号を付加していることになる。また、この伝
送システムは外符号としてリードソロモン符号(RS符
号)を採用し、RS(207,187)の20個のパリ
ティを送信側で付加することにより、この半分の10バ
イトまでの誤り訂正を行うことができる。従来のディジ
タル放送においては誤り訂正の内符号と外符号の間には
何ら関係がなく、それぞれ個別に誤り訂正を行ってい
る。
【0007】図10は「誤り訂正符号とその応用」P1
71(テレビジョン学会編、オーム社)に示されたイレ
ージャ訂正を用いる場合の誤り訂正符号の構成を示す図
である。図ではディジタルVTRのイレージャ訂正の利
用について説明している。
【0008】データを2次元配列し、垂直方向のパリテ
ィの付加を外符号、水平方向のパリティの付加を内符号
としている。データ再生時にまず水平方向の内符号の訂
正を行い、訂正能力を超える時にはフラグを発生する。
このフラグをイレージャフラグとして外符号に通達す
る。この例の場合、内符号にもリードソロモン符号を利
用しているので、パケット(この場合、1水平単位)で
訂正可否が明確に出力される。垂直方向の外符号はイレ
ージャフラグを既知の誤り位置とし、外符号のパリティ
と共に外符号の誤り訂正を拡大して訂正を行う。この訂
正をイレージャ訂正と呼ぶ。
【0009】通常のリードソロモン符号などの訂正能力
は、付加するパリティの半分であるが、あらかじめ誤り
位置が判明している場合には訂正能力は最大パリティの
数まで拡大することができる。これは誤り位置多項式の
次数を拡大することにより実現できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル放送
における誤り訂正は、内符号にトレリス符号化変調、す
なわち畳み込み符号を用い、外符号にリードソロモン符
号を用いたシステムである。受信側では内符号の畳み込
み符号を畳み込み符号の一般的な復号法として最尤判定
を用いるビタビ復号で復号する。また、外符号はビタビ
復号後独立にリードソロモンデコーダで誤り訂正を行っ
ていた。ビタビ復号はリードソロモンのデコードとは異
なり、最も確からしい符号系列を選択するアルゴリズム
であるため、明確に訂正の有無を判別することができな
い。
【0011】したがって、内符号のビタビ復号器ではイ
レージャフラグを立てることができず、内符号の結果を
イレージャフラグとして利用して外符号のリードソロモ
ンの訂正能力を拡大することができないため、内符号、
外符号独立の訂正を行うことから、システム的にもその
訂正能力を限界としていた。これはディジタル放送だけ
の問題でなくビット訂正能力の高い畳み込み符号を内符
号に用い、外符号にバイト単位で訂正を行うリードソロ
モン符号を採用するようなディジタル伝送・蓄積システ
ム全般の問題点である。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、内符号である畳み込み符号を復号
するビタビ復号器からイレージャフラグを発生させ、こ
のフラグを外符号のリードソロモンデコーダに伝えるこ
とによりリードソロモンデコーダの訂正能力を拡大し、
受信・デコードシステム全体の誤り訂正能力を拡大する
ことができる誤り訂正システムを得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の誤り訂
正システムは、データ伝送フォーマットの誤り訂正符号
構成が、内符号に畳み込み符号、外符号にリードソロモ
ン符号を含むBCH符号を採用した誤り訂正システムに
おいて、畳み込み符号の復号にビタビ復号を用い、充分
なパスメモリをもつ第1ビタビ復号器と、第1ビタビ復
号器より少ないパスメモリをもつ第2ビタビ復号器と、
第1ビタビ復号器の復号データを再畳み込み符号化する
第1再符号化手段と、第2ビタビ復号器の復号データを
再畳み込み符号化する第2再符号化手段と、第1ビタビ
復号器への入力信号、第1及び第2ビタビ復号器の出力
信号、第1及び第2再符号化手段の出力信号に基づいて
内符号に誤りがあることを示すイレージャフラグを立て
るイレージャフラグ検出手段と、イレージャフラグを用
いて訂正可能誤り個数を拡大し、リードソロモン符号の
復号を行うリードソロモン復号器とを備えたことを特徴
とする。
【0014】請求項2に記載の誤り訂正システムは、第
2ビタビ復号器が、ハミング距離のみを用いた硬判定ビ
タビ復号器であってもよい。
【0015】請求項3に記載の誤り訂正システムは、イ
レージャフラグ検出手段が、第1ビタビ復号器の入力信
号と第1再符号化手段の再符号化信号とのハミング距離
が最小自由距離の半分以上離れたシンボルを中心にし
て、第1再符号化手段の再符号化信号と第2再符号化手
段の再符号化信号の相関を基にイレージャフラグを立て
るものであってもよい。
【0016】請求項4に記載の誤り訂正システムは、第
1ビタビ復号器の入力信号と第1再符号化手段の再符号
化信号のハミング距離が最小自由距離の半分以上離れた
シンボルを検出する検出手段と、検出手段の出力に基づ
いて、最小自由距離の半分以上離れたシンボルに対応す
る信号に最小自由距離の半分離れた信号を付加する付加
手段とを備え、第2ビタビ復号器は、付加手段の出力を
ビタビ復号し、第2再符号化手段は、第2ビタビ復号器
の復号データを再畳み込み符号化し、イレージャフラグ
検出手段は、第2再符号化手段出力の収束点と第1再符
号化手段出力の収束点との差または比較からイレージャ
フラグを立てるものであってもよい。
【0017】請求項5に記載の誤り訂正システムは、イ
レージャフラグ検出手段により検出されたイレージャフ
ラグをバイト位置に換算し、該バイト位置に応じて隣接
したバイト信号にもイレージャフラグを立てるイレージ
ャバイトフラグ発生手段をさらに備えたものであっても
よい。
【0018】請求項6に記載の誤り訂正システムは、イ
レージャバイトフラグ発生手段が、第1及び第2再符号
化手段の出力と第1ビタビ復号器への入力信号との差ま
たは比較に基づいて隣接するバイト信号にイレージャフ
ラグを発生させるか否かを制御する手段を備えたもので
あってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明を具体的に説明する。
【0020】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1であるディジタル放送受信システムの誤り訂正部分
の構成を示すブロック図である。実施の形態1は、デー
タ伝送フォーマットの誤り訂正符号構成が、内符号に畳
み込み符号、外符号にリードソロモン符号を採用したイ
レージャ訂正システムに適用した例である。実施の形態
1の説明にあたり前記図8と同一構成部分には同一符号
を付している。
【0021】図において、10は誤り訂正システムであ
り、1はディジタル変調信号、例えばVSB変調信号を
受信しキャリアやクロックなどを再生し復調して元のベ
ースバンドの信号に変換しかつ伝送路歪み補正等を行う
ディジタルデモジュレータ、2は復調された信号をビタ
ビ復号により誤りを訂正しつつ復号するトレリスデコー
ダ(第1ビタビ復号器)、3はトレリスデコーダ2の出
力に送信側と反対の遅延時間を与え、元のストリーム列
を再現するデインターリーバである。
【0022】また、11はトレリスデコーダ2の入力信
号と出力信号との時間を合わせるための入力信号遅延回
路、12はトレリスデコーダ2すなわち第1ビタビ復号
器の出力を入力信号と比較し復号データを再畳み込み符
号化する第1再符号化回路(第1再符号化手段)、13
はトレリス符号化変調として畳み込まれた信号をビタビ
アルゴリズムによるトレリス復調する第2ビタビデコー
ダ(第2ビタビ復号器)、14は第2ビタビデコーダ1
3の出力を再畳み込み符号化する第2再符号化回路(第
2再符号化手段)、15はトレリスデコーダ2の出力を
再符号化した信号と第2ビタビデコーダ13の出力を再
符号化した信号との遅延分が合うように調整する遅延回
路、16は第1再符号化回路12の出力コードとトレリ
スデコーダ2の入力を入力信号遅延回路11で遅延させ
た信号とトレリスデコーダ2の出力を再符号化した信号
と第2ビタビデコーダ13の出力を再符号化した信号よ
りイレージャフラグを検出するイレージャフラグ検出回
路(イレージャフラグ検出手段)、17はイレージャフ
ラグ検出回路16で検出したイレージャフラグとトレリ
スデコーダ2でデインターリーブした信号とを同じ遅延
量にするための遅延回路、18はデインタリーバ3出力
とイレージャフラグの遅延出力から誤りを検出し誤り訂
正を行う誤り訂正を拡大したリードソロモンデコーダ
(リードソロモン復号器)である。
【0023】上記トレリスデコーダ2は、内部に充分な
パスメモリをもつビタビ復号器(第1ビタビ復号器)を
有し、ビタビ復号により畳み込み符号の復号を行うもの
である。
【0024】上記第2ビタビデコーダ13は、トレリス
デコーダ2のビタビ復号器の構成に対してパスメモリ段
数が異なる構成、ここでは特にパスメモリ段数が短く構
成されている。
【0025】図2は図1のイレージャ信号検出部分を詳
細に示すブロック図である。
【0026】図2において、31はトレリスデコーダの
入力を入力信号遅延回路11で遅延させた信号とトレリ
スデコーダ2の出力を再符号化した信号の一致を検出す
るイコールコンパレータ、32はイコールコンパレータ
31の出力信号を1シンボル遅延させる複数の遅延素
子、33は遅延素子32で複数遅延した信号をコード化
するコード回路、34はトレリスデコーダ2の入力を入
力信号遅延回路11で遅延させた信号とトレリスデコー
ダ2の出力を第1再符号化回路12で再符号化した信号
間のハミング距離を検出する第1ハミング距離検出回
路、35は第1ハミング距離検出回路34の出力信号を
1シンボル遅延させる複数の遅延素子、36はハミング
検出回路34の出力を遅延素子35でコード化に要した
時間と同じだけ遅延させその間の総和を求める第1総和
回路、37はトレリスデコーダ2出力を第1再符号化回
路12で再符号化した信号と第2ビタビデコーダ13出
力の再符号化信号をトレリスデコーダ出力の再符号化信
号と同じ遅延量に合わせるように遅延回路15で遅延さ
せた信号間のハミング距離を検出する第2ハミング距離
検出回路、38は第2ハミング距離検出回路37の出力
信号を1シンボル遅延させる複数の遅延素子、39はハ
ミング検出回路37の出力を遅延素子32でコード化に
要した時間と同じだけ遅延させその間の総和を求める第
2総和回路、40はコード回路33のコードに適応し第
1総和回路36の出力及び第2総和回路39の出力に基
づいてイレージャフラグを発生するイレージャフラグ発
生回路である。
【0027】以下、上述のように構成された誤り訂正シ
ステムの動作を説明する。
【0028】トレリスデコーダ2は、ビタビ復号器でビ
タビ復号するが、得られる出力は畳み込み前のストリー
ムである。そこで入力データと比較するために第1再符
号化回路12で再畳み込み符号化し、トレリスデコーダ
2の入力信号を入力信号遅延回路11で遅延した信号と
形式を合わせる。この2つの信号を比較することでトレ
リスデコーダ2が訂正をしたかどうかを判定することが
できる。この判定は、図2に示すイコールコンパレータ
31により、トレリスデコーダの入力を入力信号遅延回
路11で遅延させた信号とトレリスデコーダ2の出力を
再符号化した信号の一致を検出することで訂正の有無を
調べることにより行う。比較結果は、複数の遅延素子3
2で遅延させてコード回路33に入力する。
【0029】畳み込み符号はリードソロモンなどのブロ
ック符号とは異なり、一定区間毎にデータを区切らず順
次過去の情報を畳み込んでいくため、上記のような手段
によって、ある時刻に対して前後のデータの訂正状態を
把握することができる。
【0030】コード回路33では、この遅延素子32で
遅延した信号をまとめ、ある時刻の前後の訂正状態をコ
ード化し、イレージャフラグ発生回路40に出力する。
【0031】最も簡単なコード化は各遅延素子32のデ
ータを並列した1つのデータとすることであるが、この
コードからさらに処理しやすいコードヘ変換するROM
を用いることもできる。
【0032】一方、第1ハミング距離検出回路34で
は、入力信号遅延回路11で遅延した信号とトレリスデ
コーダ2の出力信号を第1再符号化回路12で再畳み込
みした信号とのハミング距離を検出する。遅延素子35
は、第1ハミング距離検出回路34の出力信号を、コー
ド回路33でコード化に要した時間と同時間遅延して第
1総和回路36に出力する。第1総和回路36では、遅
延素子35によりコード回路33と同時間遅延された信
号の各状態の総和を求め、イレージャフラグ発生回路4
0に出力する。
【0033】イレージャフラグ発生回路40は、上記コ
ード回路33の出力、上記第1総和回路36の出力及び
後述する第2総和回路39の出力の3つの同じ遅延量を
持つ信号の相関によりイレージャフラグを立てる。この
イレージャフラグの発生方法は以下のような考え方に基
づいている。
【0034】すなわち、畳み込み符号は複数の状態を符
号器がもち、その符号器のある状態から同じ状態に異な
るパスを通過し合流するパス間のハミング距離が最小自
由距離であり、軟判定のビタビ復号器を用いた時の訂正
限界が最小自由距離に近づくことを利用すれば、一定区
間内の訂正ハミング距離を求めることによりある時点で
その時刻を含む前後の訂正距離を把握することが可能に
なる。そこで、第1総和回路36の出力とコード回路3
3のコードから、ある誤り訂正パターンを示す時のハミ
ング距離の状態から現在のデータが誤訂正もしくは訂正
抜けでないことをイレージャフラグ発生回路40で推定
してイレージャフラグを発生する。
【0035】さらに、トレリスデコーダ2のビタビ復号
器の構成に対してパスメモリ段数が短く構成されている
第2ビタビデコーダ13の復号出力の再符号化信号とト
レリスデコーダ2の復号出力の再符号化信号とを比較す
ることによりイレージャフラグ発生回路40での誤訂正
もしくは訂正抜けではないことの推定要素の1つとして
利用する。
【0036】第2ビタビデコーダ13は、トレリスデコ
ーダ2よりパスメモリ段数が短く構成されているので、
トレリスデコーダ2よりも訂正能力が低くなるが、ここ
ではそれを利用して第2ビタビデコーダ13とトレリス
デコーダ2の再符号化信号の系列が違うところ付近に伝
送誤りがあるということを示す。またこれは互いに最尤
判定結果の状態系列を比較する方法でも、互いの再符号
化信号での系列を比較するのと同様の関連性を見つける
ことが可能である。
【0037】以上のように2つのビタビ復号器の関係を
利用することによりイレージャフラグ発生の適確性を上
げることができる。
【0038】しかし、このイレージャフラグ発生回路4
0はハミング距離と訂正パターン及び第2ビタビとの相
関からエラーを推定した結果であるため確実な判定では
ない。この推定結果に誤判定を含むイレージャフラグ
を、デインターリーバ3と等価な時間遅延させる遅延回
路17で遅延させ、訂正を拡大したリードソロモンデコ
ーダ18に渡す。
【0039】イレージャフラグはあくまで内符号の誤り
位置を通達するだけであるため、イレージャフラグが誤
判定であってもリードソロモン復号器で誤訂正を起こす
ことはないが、訂正個数に限界があるため、イレージャ
フラグ発生回路40での発生個数を制限するか、リード
ソロモンデコーダ18でイレージャフラグの受け取りを
制限することによりイレージャフラグの効果をさらに上
げることも可能である。
【0040】以上のようにトレリスデコーダつまりビタ
ビ復号器の出力と入力のハミング距離の差と訂正パター
ン及びトレリスデコーダ2と第2ビタビデコーダ13と
の出力差によりイレージャフラグを発生することを可能
にすることにより、リードソロモン符号の誤り訂正能力
をパリティ個数の半分より増加させることができ、シス
テムとしてエラー訂正能力を改善できる。
【0041】以上説明したように、実施の形態1に係る
誤り訂正システム10は、復調された信号をビタビ復号
により誤りを訂正しつつ復号するトレリスデコーダ2
と、トレリスデコーダ2の入力信号と出力信号との時間
を合わせるための入力信号遅延回路11と、トレリスデ
コーダ2(第1ビタビ復号器)の出力を再畳み込み符号
化する第1再符号化回路12と、トレリス符号化変調と
して畳み込まれた信号をビタビアルゴリズムによるトレ
リス復調する第2ビタビデコーダ13と、第2ビタビデ
コーダ13の出力を再畳み込み符号化する第2再符号化
回路14と、トレリスデコーダ2の出力と第2ビタビデ
コーダ13の出力とを同じ遅延量にする遅延回路15
と、第1再符号化回路12の出力コードとトレリスデコ
ーダ2の入力を入力信号遅延回路11で遅延させた信号
とトレリスデコーダ2の出力を再符号化した信号と第2
ビタビデコーダ13の出力を再符号化した信号よりイレ
ージャフラグを検出するイレージャフラグ検出回路16
と、検出したイレージャフラグとトレリスデコーダ2で
デインターリーブした信号とを同じ遅延量にする遅延回
路17と、デインタリーバ3出力とイレージャフラグの
遅延出力から誤りを検出し誤り訂正を行う誤り訂正を拡
大したリードソロモンデコーダ18とを備えて構成した
ので、内符号の訂正情報を外符号のリードソロモンデコ
ーダ18に連絡しリードソロモン符号の誤り訂正能力を
パリティ個数の半分より増加させることができ、受信・
デコードシステム全体のエラー訂正能力を拡大すること
ができる。
【0042】実施の形態2.実施の形態1は、トレリス
デコーダ2に対して入出力の比較及びパスメモリ段数を
短く構成した第2ビタビデコーダ13との比較により誤
り位置の推定をしイレージャフラグを発生させていた。
実施の形態2では、硬判定のビタビアルゴリズムによる
ビタビ復号器を構成する第2ビタビデコーダを利用す
る。
【0043】図3はこの発明の実施の形態2であるディ
ジタル放送受信システムの誤り訂正部分の構成を示すブ
ロック図である。実施の形態2の説明にあたり前記図1
に示す誤り訂正システムと同一構成部分には同一符号を
付している。
【0044】図において、20は誤り訂正システムであ
り、1はディジタル変調信号、例えばVSB変調信号を
受信しキャリアやクロックなどを再生し復調して元のベ
ースバンドの信号に変換しかつ伝送路歪み補正等を行う
ディジタルデモジュレータ、2は復調された信号をビタ
ビ復号により誤りを訂正しつつ復号するトレリスデコー
ダ、3はトレリスデコーダ2の出力に送信側と反対の遅
延時間を与え、元のストリーム列を再現するデインター
リーバである。
【0045】また、11はトレリスデコーダ2の入力信
号と出力信号との時間を合わせるための入力信号遅延回
路、12はトレリスデコーダ2すなわち第1ビタビ復号
器の出力を入力信号と比較し復号データを再畳み込み符
号化する第1再符号化回路、21はトレリスデコーダ2
の入力信号のシンボルビット幅だけを入力し、ハミング
距離だけをメトリック計算しビタビ復号する硬判定によ
る第2ビタビデコーダ(第2ビタビ復号器)、14は第
2ビタビデコーダ21の出力を再畳み込み符号化する第
2再符号化回路、15はトレリスデコーダ2の出力を再
符号化した信号と第2ビタビデコーダ21の出力を再符
号化した信号との遅延分が合うように調整する遅延回
路、16は第1再符号化回路12の出力コードとトレリ
スデコーダ2の入力を入力信号遅延回路11で遅延させ
た信号とトレリスデコーダ2の出力を再符号化した信号
と第2ビタビデコーダ21の出力を再符号化した信号よ
りイレージャフラグを検出するイレージャフラグ検出回
路、17はイレージャフラグ検出回路16で検出したイ
レージャフラグとトレリスデコーダ2でデインターリー
ブした信号とを同じ遅延量にするための遅延回路、18
はデインタリーバ3出力とイレージャフラグの遅延出力
から誤りを検出し誤り訂正を行うリードソロモンデコー
ダである。
【0046】以下、上述のように構成された誤り訂正シ
ステムの動作を説明する。
【0047】本誤り訂正システムの基本動作について
は、実施の形態1と同様である。実施の形態2では、硬
判定のビタビアルゴリズムによるビタビ復号器である第
2ビタビデコーダ21を利用する。
【0048】硬判定のビタビアルゴリズムを採用するこ
とにより、実施の形態1で適用した第2ビタビデコード
13よりメトリック計算部分の回路が縮小される。よっ
て硬判定のビタビアルゴリズムによるビタビ復号器を構
成する実施の形態1と比較して回路規模を削減しながら
同様のエラー訂正効果を得ることが可能である。
【0049】実施の形態3.実施の形態2は、2つのビ
タビ復号器の入出力を比較し訂正パターンとハミング距
離及びトレリスデコーダ2と第2ビタビデコーダ21に
よる復号出力の再符号化信号の比較による相関からイレ
ージャフラグを発生させるシステムであった。実施の形
態3では、特定の狭い範囲に最小自由距離(minimum fr
ee distance)の半分を超えるシンボル又はシンボル間
和がある場合に効果的にイレージャフラグを発生するよ
うにする。
【0050】図4はこの発明の実施の形態3である誤り
訂正システムのイレージャ信号検出部分を詳細に示すブ
ロック図である。実施の形態3の説明にあたり前記図2
と同一構成部分には同一符号を付している。
【0051】図4において、31はトレリスデコーダの
入力を入力信号遅延回路11で遅延させた信号とトレリ
スデコーダ2の出力を再符号化した信号の一致を検出す
るイコールコンパレータ、32はイコールコンパレータ
31の出力信号を1シンボル遅延させる複数の遅延素
子、33は遅延素子32で複数遅延した信号をコード化
するコード回路、34はトレリスデコーダ2の入力を入
力信号遅延回路11で遅延させた信号とトレリスデコー
ダ2の出力を第1再符号化回路12で再符号化した信号
間のハミング距離を検出するハミング距離検出回路、3
5は第1ハミング距離検出回路34の出力信号を1シン
ボル遅延させる複数の遅延素子、41は第1ハミング距
離検出回路34で検出したハミング距離を遅延素子35
で遅延させた各タップ又はセンタータップが最小自由距
離の半分又はそれ以上であることを検出するDfree
/2検出回路、36はハミング検出回路34の出力を遅
延素子35でコード化に要した時間と同じだけ遅延させ
その間の総和を求める第1総和回路、37はトレリスデ
コーダ2出力を第1再符号化回路12で再符号化した信
号と第2ビタビデコーダ13出力の再符号化信号をトレ
リスデコーダ出力の再符号化信号と同じ遅延量に合わせ
るように遅延回路15で遅延させた信号間のハミング距
離を検出するハミング距離検出回路、38は第2ハミン
グ距離検出回路37の出力信号を1シンボル遅延させる
複数の遅延素子、39はハミング検出回路37の出力を
遅延素子32でコード化に要した時間と同じだけ遅延さ
せその間の総和を求める第2総和回路、42はコード回
路33のコードに適応し、Dfree/2検出回路41
の出力、第1総和回路36の出力及び第2総和回路39
の出力に基づいてイレージャフラグを発生するイレージ
ャフラグ発生回路である。
【0052】イレージャフラグ発生回路42は、第1ビ
タビ復号出力の再符号化信号、入力信号、及び第2ビタ
ビ復号出力を再符号化した信号の3つの同じ遅延量を持
つ信号より、第1ビタビ復号出力の再符号化信号と入力
信号とのハミング距離が最小自由距離の半分以上離れた
時点付近に限定して第1ビタビ復号出力の再符号化信号
と第2ビタビ復号出力の再符号化信号の相関をみること
によりイレージャフラグを立てるものである。
【0053】以下、上述のように構成された誤り訂正シ
ステムの動作を説明する。
【0054】ビタビ復号の原理において、最小自由距離
の範囲内に最小自由距離の1/2のエラーがある時、硬
判定すなわちハミング距離を用いた場合は訂正限界にな
り、軟判定を用いた場合は最小自由距離に訂正能力が近
づく。例えば、従来例であるATSC方式の場合、自由
距離が3であるため特に3シンボル中に2シンボルのハ
ミング距離が開いた場合、前後の誤りによりビタビ復号
器では誤訂正や訂正ぬけが生じる。
【0055】このような場合、本実施形態ではセンター
タップが最小自由距離の1/2を超えた場合をDfre
e/2検出回路41で検出し、またこれより最小自由距
離が大きいDVB−Sなどの方式に対しては特定の範囲
内で最小自由距離の1/2を超える場合を検出する。
【0056】イレージャフラグ発生回路42では、Df
ree/2検出回路41によりコード化したコードと、
ユークリッド距離の総和情報及び軟判定のビタビ復号で
あるトレリスデコーダ2と硬判定のビタビ復号である第
2ビタビデコーダ13との比較との相関を基に、最小自
由距離が1ポイント又は特定の狭い範囲で超えた場合
に、特別にイレージャフラグを立てるようにする。
【0057】以上説明したように、実施の形態3に係る
誤り訂正システムは、イレージャフラグ検出回路が、第
1ハミング距離検出回路34で検出したハミング距離を
遅延素子35で遅延させた各タップ又はセンタータップ
が最小自由距離の半分又はそれ以上であることを検出す
るDfree/2検出回路41を備え、ハミング距離が
特定の狭い範囲で最小自由距離の半分を超えた場合を区
別し、コード化したものとトレリスデコーダと第2ビタ
ビデコーダとの比較から相関を取ることで、特に大きな
エラー信号や短い時間に連続したエラーが発生する場合
に適切にイレージャフラグを発生でき、リードソロモン
符号の誤り訂正能力をパリティ個数の半分より増加させ
ることが可能であり、システム全体としてエラー訂正能
力を改善することができる。
【0058】実施の形態4.実施の形態3は、特定の狭
い範囲に最小自由距離の半分を超えるシンボル又はシン
ボル間和がある場合に効果的にイレージャフラグを発生
するシステムであった。実施の形態4では、特定の狭い
範囲に最小自由距離の半分を超えるシンボル又はシンボ
ル間和がある場合にその時の信号に最小自由距離の半分
の距離を付加した信号をビタビデコードし、その復号出
力の再符号化信号の系列とトレリスデコード出力の再符
号化信号系列との相関よりイレージャフラグを発生す
る。
【0059】図5はこの発明の実施の形態4であるディ
ジタル放送受信システムの誤り訂正部分の構成を示すブ
ロック図である。実施の形態4の説明にあたり前記図1
に示す誤り訂正システムと同一構成部分には同一符号を
付している。
【0060】図において、50は誤り訂正システムであ
り、1はディジタル変調信号、例えばVSB変調信号を
受信しキャリアやクロックなどを再生し復調して元のベ
ースバンドの信号に変換しかつ伝送路歪み補正等を行う
ディジタルデモジュレータ、2は復調された信号をビタ
ビ復号により誤りを訂正しつつ復号するトレリスデコー
ダ、3はトレリスデコーダ2の出力に送信側と反対の遅
延時間を与え、元のストリーム列を再現するデインター
リーバである。
【0061】また、11はトレリスデコーダ2の入力信
号と出力信号との時間を合わせるための入力信号遅延回
路、12はトレリスデコーダ2すなわち第1ビタビ復号
器の出力を入力信号と比較し復号データを再畳み込み符
号化する第1再符号化回路、51は第1ビタビ復号出力
の再符号化信号と入力信号とのハミング距離が最小自由
距離の半分又はそれ以上であることを検出するDfre
e/2検出回路(検出手段)、52は特定の狭い範囲に
最小自由距離の半分を超えるシンボル又はシンボル間和
がある場合に入力信号遅延回路出力にDfree/2分
の距離を付加した信号を生成するDfree/2付加回
路(付加手段)、53はDfree/2検出回路51出
力に対しビタビデコードし再符号化した信号と同様の遅
延分を持たせるために遅延させる遅延回路、54はDf
ree/2付加回路52出力に対しビタビデコードし再
符号化した信号と同様の遅延分を持たせるために遅延さ
せる遅延回路、13はDfree/2付加回路52出力
をビタビアルゴリズムによるトレリス復調する第2ビタ
ビデコーダ、14は第2ビタビデコーダ21の出力を再
畳み込み符号化する第2再符号化回路、55は遅延回路
53,54により遅延したトレリスデコーダ2出力の再
符号化信号及び入力信号と第2ビタビデコーダ13出力
の再符号化信号との相関によりイレージャフラグを検出
するイレージャフラグ検出回路(イレージャフラグ検出
手段)、56はイレージャフラグ検出回路55で検出し
たイレージャフラグとトレリスデコーダ2でデインター
リーブした信号とを同じ遅延量にするための遅延回路、
18はデインタリーバ3出力とイレージャフラグの遅延
出力から誤りを検出し誤り訂正を行うリードソロモンデ
コーダである。
【0062】Dfree/2検出回路51は、前記図4
のDfree/2検出回路41と同様の動作をするもの
で、第1ビタビ復号出力の再符号化信号と入力信号との
ハミング距離が最小自由距離の半分以上離れた時点を検
出する。
【0063】Dfree/2付加回路52は、最小自由
距離の半分以上離れた時点に対応する遅延した入力信号
に最小自由距離の半分の距離を付加する。
【0064】第2再符号化回路14は、Dfree/2
付加回路52出力を入力とした第2ビタビデコーダ13
で復号したデータを再畳み込み符号化する。
【0065】イレージャフラグ検出回路55は、第1ビ
タビ復号出力の再符号化信号と第2ビタビ復号出力の再
符号化信号の収束点を比較することによりイレージャフ
ラグを立てる。
【0066】以下、上述のように構成された誤り訂正シ
ステムの動作を説明する。
【0067】本誤り訂正システムの基本動作について
は、実施の形態1と同様である。
【0068】本実施形態では、Dfree/2検出回路
51により第1ビタビ復号出力の再符号化信号と入力信
号とのハミング距離が最小自由距離の半分以上であるこ
とを検出し、特定の狭い範囲に最小自由距離の半分を超
えるシンボル又はシンボル間和がある場合には、Dfr
ee/2付加回路52で入力信号遅延回路出力にDfr
ee/2分の距離を付加した信号を生成する。そして、
第2再符号化回路14では、Dfree/2付加出力を
入力とした第2ビタビデコーダ13で復号したデータを
再畳み込み符号化する。
【0069】このように、ビタビ復号の原理において、
最小自由距離の範囲内に最小自由距離の1/2のエラー
がある時、実際その時のシンボルが最小自由距離の1/
2の距離離れたところに位置していたと仮定して再度ビ
タビデコードをすることにより、最初のトレリスデコー
ダ出力の再符号化信号系列と同じ系列に収束するかしな
いかを判定することが可能になる。
【0070】以上のように実際に最小自由距離の1/2
の伝送誤りがあったのかどうかを判定し、イレージャフ
ラグを立てるための推定材料にすることができ、正しく
イレージャフラグを立てる率が良くなりシステムとして
エラー訂正能力を改善することが可能である。
【0071】以上説明したように、実施の形態4に係る
誤り訂正システム50は、第1ビタビ復号出力の再符号
化信号と入力信号とのハミング距離が最小自由距離の半
分以上であることを検出するDfree/2検出回路5
1と、特定の狭い範囲に最小自由距離の半分を超えるシ
ンボル又はシンボル間和がある場合に入力信号遅延回路
出力にDfree/2分の距離を付加した信号を生成す
るDfree/2付加回路52とを備え、第2ビタビデ
コーダ13は、Dfree/2付加回路52の出力をビ
タビ復号し、第2再符号化回路14は、第2ビタビデコ
ーダ13の復号データを再畳み込み符号化し、イレージ
ャフラグ検出回路55は、第2再符号化回路14出力の
収束点と第1再符号化回路12出力の収束点の相関によ
りイレージャフラグを立てるように構成したので、イレ
ージャフラグをより適性位置に立てることが可能とな
り、より一層エラー訂正能力を改善することができる。
【0072】実施の形態5.実施の形態4は、特定の狭
い範囲に最小自由距離の半分を超えるシンボル又はシン
ボル間和がある場合にその時の信号に最小自由距離の半
分の距離を付加した信号をビタビデコードし、その復号
出力の再符号化信号の系列とトレリスデコード出力の再
符号化信号系列との相関よりイレージャフラグを発生す
るシステムであった。実施の形態5では、実施の形態
1、実施の形態2、実施の形態3及び実施の形態4のイ
レージャフラグ信号に対してバイト単位にイレージャフ
ラグを立てる時にバイトイレージャフラグの立ったバイ
トに隣接したバイトにおいてもバイトイレージャフラグ
を発生する。
【0073】図6はこの発明の実施の形態5であるディ
ジタル放送受信システムの誤り訂正部分の構成を示すブ
ロック図である。実施の形態5の説明にあたり前記図1
に示す誤り訂正システムと同一構成部分には同一符号を
付している。
【0074】図において、60は誤り訂正システムであ
り、1はディジタル変調信号、例えばVSB変調信号を
受信しキャリアやクロックなどを再生し復調して元のベ
ースバンドの信号に変換しかつ伝送路歪み補正等を行う
ディジタルデモジュレータ、2は復調された信号をビタ
ビ復号により誤りを訂正しつつ復号するトレリスデコー
ダ、3はトレリスデコーダ2の出力に送信側と反対の遅
延時間を与え、元のストリーム列を再現するデインター
リーバである。
【0075】また、11はトレリスデコーダ2の入力信
号と出力信号との時間を合わせるための入力信号遅延回
路、12はトレリスデコーダ2すなわち第1ビタビ復号
器の出力を入力信号と比較し復号データを再畳み込み符
号化する第1再符号化回路、13はトレリス符号化変調
として畳み込まれた信号をビタビアルゴリズムによるト
レリス復調する第2ビタビデコーダ、14は第2ビタビ
デコーダ21の出力を再畳み込み符号化する第2再符号
化回路、15はトレリスデコーダ2の出力を再符号化し
た信号と第2ビタビデコーダ21の出力を再符号化した
信号との遅延分が合うように調整する遅延回路、16は
第1再符号化回路12の出力コードとトレリスデコーダ
2の入力を入力信号遅延回路11で遅延させた信号とト
レリスデコーダ2の出力を再符号化した信号と第2ビタ
ビデコーダ21の出力を再符号化した信号よりイレージ
ャフラグを検出するイレージャフラグ検出回路、61は
イレージャフラグ検出回路16出力をバイト位置に換算
しそのイレージャフラグの立っているバイトに隣接する
バイトに対してもイレージャフラグを立てるイレージャ
バイトフラグ発生回路(イレージャバイトフラグ検出手
段)、62はイレージャバイトフラグ発生回路61出力
とデインタリーバ3出力との遅延量を合わせるように遅
延させる遅延回路、18はデインタリーバ3出力とイレ
ージャフラグの遅延出力から誤りを検出し誤り訂正を行
うリードソロモンデコーダである。
【0076】以下、上述のように構成された誤り訂正シ
ステムの動作を説明する。
【0077】本誤り訂正システムの基本動作について
は、実施の形態1と同様であるが、さらにイレージャバ
イトフラグ検出回路61によりイレージャフラグをバイ
ト位置に換算しそのイレージャフラグ位置に応じ隣接し
たバイト信号にもイレージャフラグを立てるようにす
る。
【0078】このように、イレージャバイトフラグ検出
回路61が、検出されたバイトイレージャフラグに隣接
するバイトに対してもイレージャバイトフラグを立てる
ことにより、連続伝送誤りのエラーをリードソロモン符
号の復号器に誤りのありそうなバイトとして伝え、該バ
イトに誤り訂正を必ず行うことにより、連続伝送誤りの
エラーを訂正することが可能となりシステムとしてエラ
ー訂正能力を改善することが可能である。
【0079】以上説明したように、実施の形態5に係る
誤り訂正システム60は、イレージャフラグ検出出力を
バイト位置に換算しそのイレージャフラグの立っている
バイトに隣接するバイトに対してもイレージャフラグを
立てるイレージャバイトフラグ発生回路61さらに備え
て構成したので、イレージャフラグの検出されたバイト
に隣接したバイトにイレージャフラグを立ててリード・
ソロモン復号により誤りのあるバイトとして誤り訂正を
行うことができ、連続伝送誤りがある場合にもこれを訂
正することが可能となり、よりエラー訂正能力を改善す
ることができる。
【0080】実施の形態6.実施の形態5は、バイト単
位にイレージャフラグを立てる時にバイトイレージャフ
ラグの立ったバイトに隣接したバイトにおいてもバイト
イレージャフラグを発生するシステムであった。実施の
形態6では、バイトイレージャフラグの立ったバイトに
隣接したバイトにおいてもバイトイレージャフラグを立
てるかどうかを、トレリスデコーダ出力の再符号化信号
と入力信号と第2ビタビデコード出力の再符号化信号と
の相関から判断しフラグを発生する。
【0081】図7はこの発明の実施の形態6であるディ
ジタル放送受信システムの誤り訂正部分の構成を示すブ
ロック図である。実施の形態6の説明にあたり前記図6
に示す誤り訂正システムと同一構成部分には同一符号を
付している。
【0082】図において、70は誤り訂正システムであ
り、1はディジタル変調信号、例えばVSB変調信号を
受信しキャリアやクロックなどを再生し復調して元のベ
ースバンドの信号に変換しかつ伝送路歪み補正等を行う
ディジタルデモジュレータ、2は復調された信号をビタ
ビ復号により誤りを訂正しつつ復号するトレリスデコー
ダ、3はトレリスデコーダ2の出力に送信側と反対の遅
延時間を与え、元のストリーム列を再現するデインター
リーバである。
【0083】また、11はトレリスデコーダ2の入力信
号と出力信号との時間を合わせるための入力信号遅延回
路、12はトレリスデコーダ2すなわち第1ビタビ復号
器の出力を入力信号と比較し復号データを再畳み込み符
号化する第1再符号化回路、13はトレリス符号化変調
として畳み込まれた信号をビタビアルゴリズムによるト
レリス復調する第2ビタビデコーダ、14は第2ビタビ
デコーダ21の出力を再畳み込み符号化する第2再符号
化回路、15はトレリスデコーダ2の出力を再符号化し
た信号と第2ビタビデコーダ21の出力を再符号化した
信号との遅延分が合うように調整する遅延回路、16は
第1再符号化回路12の出力コードとトレリスデコーダ
2の入力を入力信号遅延回路11で遅延させた信号とト
レリスデコーダ2の出力を再符号化した信号と第2ビタ
ビデコーダ21の出力を再符号化した信号よりイレージ
ャフラグを検出するイレージャフラグ検出回路、71は
イレージャフラグ検出出力をバイト位置に換算しそのイ
レージャフラグの立っているバイトに隣接するバイトに
対してもトレリスデコーダ出力の再符号化信号と入力信
号と第2ビタビデコード出力の再符号化信号との相関か
ら判断してイレージャフラグを立てるイレージャバイト
フラグ発生回路(イレージャバイトフラグ検出手段)、
62はイレージャバイトフラグ発生回路71出力とデイ
ンタリーバ3出力との遅延量を合わせるように遅延させ
る遅延回路、18はデインタリーバ3出力とイレージャ
フラグの遅延出力から誤りを検出し誤り訂正を行うリー
ドソロモンデコーダである。
【0084】以下、上述のように構成された誤り訂正シ
ステムの動作を説明する。
【0085】実施の形態7は、実施の形態6と同様に、
イレージャバイトフラグ検出回路71が、検出されたバ
イトイレージャフラグに隣接するバイトに対してもイレ
ージャバイトフラグを立てることにより、連続伝送誤り
のエラーをリードソロモン符号の復号器に誤りのありそ
うなバイトとして伝え、このバイトに誤り訂正を必ず行
うようにするものである。
【0086】特に、実施の形態7では、イレージャバイ
トフラグ検出回路71が、むやみにイレージャフラグ検
出回路16出力によりフラグの立ったバイトに隣接した
バイトすべてにバイトイレージャフラグを立てるのでは
なくトレリスデコーダ出力の再符号化信号と入力信号と
第2ビタビデコード出力の再符号化信号との相関から判
断しバイトイレージャフラグを立てることにより、リー
ドソロモン符号による誤り訂正可能なバイト数の最大値
が増え、よりエラー訂正能力を改善することが可能であ
る。
【0087】以上説明したように、実施の形態6に係る
誤り訂正システム70は、イレージャバイトフラグ発生
回路71が、隣接するバイトに対してもトレリスデコー
ダ出力の再符号化信号と入力信号と第2ビタビデコード
出力の再符号化信号との相関から判断してイレージャフ
ラグを立てるように構成したので、連続伝送誤りがある
場合にもこれを訂正することが可能となり、よりエラー
訂正能力を改善することができる。
【0088】したがって、このような特長を有する誤り
訂正システムを、ディジタル放送やディジタルストレー
ジメディアにおける誤り訂正システムに適用すること
で、リードソロモンデコーダの訂正能力を拡大し、受信
・デコードシステム全体の誤り訂正能力を拡大すること
ができる。
【0089】なお、上記各実施の形態では、上述したデ
ィジタル放送やディジタルストレージメディアにおける
誤り訂正システムに適用することができるが、内符号で
ある畳み込み符号を復号するビタビ復号器からイレージ
ャフラグを発生させ、このフラグを外符号のBCH符号
デコーダに伝える誤り訂正システムであれば、どのよう
な装置にも適用でき、また、ディジタル通信機器等の復
調部の一部回路に組み込まれてもよい。
【0090】また、上記誤り訂正システムを構成する各
種回路の種類、接続状態、誤り訂正システムに接続され
る信号部の種類、制御方法などは前述した実施の形態に
限られない。
【0091】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内符号の訂正
情報を外符号のリードソロモンデコーダに連絡しリード
ソロモン符号の誤り訂正能力をパリティ個数の半分より
増加させることができ、受信・デコードシステム全体の
誤り訂正能力を拡大することができる効果を奏する。
【0092】請求項2の発明によれば、より回路規模を
縮小させつつ、受信・デコードシステム全体の誤り訂正
能力を拡大することができる効果を奏する。
【0093】請求項3の発明によれば、イレージャフラ
グを適正位置に立てることが可能となり、より誤り訂正
能力を改善することができる効果を奏する。
【0094】請求項4の発明によれば、イレージャフラ
グを、より適性位置に立てることが可能となり、より一
層誤り訂正能力を改善することができる効果を奏する。
【0095】請求項5の発明によれば、連続伝送誤りが
ある場合にもこれを訂正することが可能となり、より誤
り訂正能力を改善することができる効果を奏する。
【0096】請求項6の発明によれば、リードソロモン
符号による誤り訂正可能なバイト数の最大値が増えると
ともに、連続伝送誤りがある場合にもこれを訂正するこ
とが可能となり、より一層誤り訂正能力を改善すること
ができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である誤り訂正シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1である誤り訂正シス
テムのイレージャ信号検出部分を詳細に示すブロック図
である。
【図3】 この発明の実施の形態2である誤り訂正シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3である誤り訂正シス
テムのイレージャ信号検出部分を詳細に示すブロック図
である。
【図5】 この発明の実施の形態4である誤り訂正シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5である誤り訂正シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態6である誤り訂正シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図8】 従来のディジタル放送の受信システムの構成
を示すブロック図である。
【図9】 ビタビ復号器の構成を示す図である。
【図10】 従来の誤り訂正符号の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ディジタルデモジュレータ、 2 トレリスデコー
ダ(第1ビタビ復号器)、 3 デインターリーバ、
10,20,50,60,70 誤り訂正システム、
11 入力信号遅延回路、 12 第1再符号化回路
(第1再符号化手段)、 13 第2ビタビデコーダ
(第2ビタビ復号器)、 14 第2再符号化回路(第
2再符号化手段)、 15,17,53,54,56,
62 遅延回路、 16,55 イレージャフラグ検出
回路(イレージャフラグ検出手段)、18 リードソロ
モンデコーダ(リードソロモン復号器)、 21 硬判
定による第2ビタビデコーダ、 31 イコールコンパ
レータ、 32,35,38複数の遅延素子、 33
コード回路、 34 第1ハミング距離検出回路、36
第1総和回路、 37 第2ハミング距離検出回路、
39 第2総和回路、 41,51 Dfree/2
検出回路(検出手段)、 40,42 イレージャフラ
グ発生回路、52 Dfree/2付加回路(付加手
段)、 61,71 イレージャバイトフラグ発生回路
(イレージャバイトフラグ検出手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝送フォーマットの誤り訂正符号
    構成が、内符号に畳み込み符号、外符号にリードソロモ
    ン符号を含むBCH符号を採用した誤り訂正システムに
    おいて、 畳み込み符号の復号にビタビ復号を用い、充分なパスメ
    モリをもつ第1ビタビ復号器と、 前記第1ビタビ復号器より少ないパスメモリをもつ第2
    ビタビ復号器と、 前記第1ビタビ復号器の復号データを再畳み込み符号化
    する第1再符号化手段と、 前記第2ビタビ復号器の復号データを再畳み込み符号化
    する第2再符号化手段と、 前記第1ビタビ復号器への入力信号、第1及び第2ビタ
    ビ復号器の出力信号、第1及び第2再符号化手段の出力
    信号に基づいて内符号に誤りがあることを示すイレージ
    ャフラグを立てるイレージャフラグ検出手段と、 前記イレージャフラグを用いて訂正可能誤り個数を拡大
    し、リードソロモン符号の復号を行うリードソロモン復
    号器とを備えたことを特徴とする誤り訂正システム。
  2. 【請求項2】 前記第2ビタビ復号器は、 ハミング距離のみを用いた硬判定ビタビ復号器であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の誤り訂正システム。
  3. 【請求項3】 前記イレージャフラグ検出手段は、 前記第1ビタビ復号器の入力信号と前記第1再符号化手
    段の再符号化信号とのハミング距離が最小自由距離の半
    分以上離れたシンボルを中心にして、前記第1再符号化
    手段の再符号化信号と前記第2再符号化手段の再符号化
    信号の相関を基にイレージャフラグを立てることを特徴
    とする請求項1記載の誤り訂正システム。
  4. 【請求項4】 前記第1ビタビ復号器の入力信号と前記
    第1再符号化手段の再符号化信号のハミング距離が最小
    自由距離の半分以上離れたシンボルを検出する検出手段
    と、 前記検出手段の出力に基づいて、最小自由距離の半分以
    上離れたシンボルに対応する信号に最小自由距離の半分
    離れた信号を付加する付加手段とを備え、 前記第2ビタビ復号器は、前記付加手段の出力をビタビ
    復号し、 前記第2再符号化手段は、前記第2ビタビ復号器の復号
    データを再畳み込み符号化し、 前記イレージャフラグ検出手段は、前記第2再符号化手
    段出力の収束点と前記第1再符号化手段出力の収束点と
    の差または比較からイレージャフラグを立てることを特
    徴とする請求項1記載の誤り訂正システム。
  5. 【請求項5】 前記イレージャフラグ検出手段により検
    出されたイレージャフラグをバイト位置に換算し、該バ
    イト位置に応じて隣接したバイト信号にもイレージャフ
    ラグを立てるイレージャバイトフラグ発生手段をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1記載の誤り訂正システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記イレージャバイトフラグ発生手段
    は、 第1及び第2再符号化手段の出力と前記第1ビタビ復号
    器への入力信号との差または比較に基づいて隣接するバ
    イト信号にイレージャフラグを発生させるか否かを制御
    する手段を備えたことを特徴とする請求項1又は5の何
    れかに記載の誤り訂正システム。
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