JP2000285591A - ディジタル情報配信システム - Google Patents

ディジタル情報配信システム

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JP2000285591A
JP2000285591A JP11087063A JP8706399A JP2000285591A JP 2000285591 A JP2000285591 A JP 2000285591A JP 11087063 A JP11087063 A JP 11087063A JP 8706399 A JP8706399 A JP 8706399A JP 2000285591 A JP2000285591 A JP 2000285591A
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music data
memory
nonvolatile memory
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JP11087063A
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Koichi Nishinaga
康一 西永
Koji Morita
孝司 森田
Toshiro Yamashita
俊郎 山下
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 著作権を適切に保護しつつ,ダウンロードさ
れたデータをユーザの記録メディア上で自由に移動させ
て楽しめるディジタル情報配信システムの提供。 【解決手段】 購入されたディジタル情報は,情報配信
端末10で,固有のID情報に基づき暗号化した上で着
脱式メモリ内に書き込まれる。着脱式メモリ間でデータ
をコピーする場合には,情報配信端末で,コピー元の着
脱式メモリ内の情報が削除され,削除されたものと同一
の情報がコピー先の着脱式メモリに書き込まれる。ディ
ジタル情報の実体を配信システム内若しくは任意の着脱
式メモリ内に自由に移動でき,一度ダウンロードされた
ディジタル情報の実体は配信システム内若しくはいずれ
かの着脱式メモリ上に常に1つしか存在しない状況が作
り出される。著作権を適切に保護しつつ,ユーザは購入
した音楽データを任意の着脱式メモリに自由に移動させ
て楽しめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,音楽などのディジ
タル情報を,著作権を適切に保護しつつユーザに配信す
るディジタル情報配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,インターネットなどの情報ネット
ワークの発展,音楽などのディジタルデータの圧縮技術
の進展,半導体メモリの普及等により,個人がディジタ
ル化された音楽情報などをネットワークを介して半導体
メモリにダウンロードし,楽しむことができる環境が整
備されつつある。ところが,ダウンロードされたディジ
タル情報は品質を劣化させることなく容易に複写が可能
であるため,いかにして著作権を保護していくかという
点が大きな課題となっている。このような課題を解決す
るため,例えば特開平10−136123号公報には,
ランダムに割り当てられた暗号キーを用いて音楽データ
を暗号化すると共に,その暗号化された音楽データと上
記暗号キーとを,再生装置に取り外し不可能な状態で内
蔵された半導体メモリにダウンロードするように構成さ
れた音楽情報配信システムが提案されている(第1の従
来技術)。これにより,著作権を侵害することなくディ
ジタル音楽データの配信が可能で,しかもユーザは複数
の記録メディアを持ち歩く必要がないとしている。ま
た,特開平7−121987号公報には,ディジタル情
報のコピー時に,第1の記録メディアに記録されたデー
タを再生しながら第2の記録メディアに記録すると共
に,上記第1の記録メディア上のデータを抹消するよう
に構成された情報記録再生装置が提案されている(第2
の従来技術)。これにより,同一情報が複数の記録メデ
ィアに存在することが防止され,著作権が保護されると
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記第
1の従来技術では,ユーザは,再生装置内にダウンロー
ドした音楽データをその再生装置でしかもダウンロード
された最初の状態のままでしか楽しむことができないと
いう問題点があった。ユーザの立場に立てば,気に入っ
た曲だけを別のメディアに入れて持ち運ぶなど,自分で
購入した音楽データを個人の責任の範囲内で自由に使用
したいと考えるのは当然である。また,取り外し不可能
なメモリを使用するため,記録できるデータ容量が小さ
く,持ち運びできる曲数が限られてしまうという問題点
もあった。また,上記第2の従来技術では,ディジタル
情報を再生しながらコピーするため,手間と時間がかか
るという問題点があった。また,必要なデータを入手す
るためには,コピー元の記録メディアとコピー先の記憶
メディアとが常に必要であり,これをそのままディジタ
ル情報の配信システムに利用することはできない。本発
明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的と
するところは,著作権を適切に保護しつつ,ダウンロー
ドされたデータをユーザの記録メディア上で自由に移動
させて楽しむことができるディジタル情報配信システム
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,予めディジタル情報が格納されるセンタ
装置と,上記センタ装置に接続される端末装置とで構成
されるディジタル情報配信システムにおいて,上記端末
装置が,予め固有のID情報が記録される書き換え不可
領域と他の書き換え可能領域とを有する着脱式不揮発性
メモリを装着可能なメモリ装着手段と,所定の情報書込
要求に基づいて,上記センタ装置から読み出された所定
のディジタル情報を,上記メモリ装着手段に装着された
着脱式不揮発性メモリ内の固有のID情報に基づいて暗
号化し,上記メモリ装着手段に装着された着脱式不揮発
性メモリの書き換え可能領域に書き込む情報書込手段
と,所定の情報削除要求に基づいて,上記メモリ装着手
段に装着された着脱式不揮発性メモリの書き換え可能領
域内の所定のディジタル情報を削除する情報削除手段
と,所定の情報移動要求に基づいて,上記メモリ装着手
段に装着された移動元の着脱式不揮発性メモリ内の移動
対象ディジタル情報に関する情報削除要求を上記情報削
除手段に出力した後,上記メモリ装着手段に装着された
移動先の着脱式不揮発性メモリに対する上記移動対象デ
ィジタル情報の情報書込要求を上記情報書込手段に出力
する情報移動制御手段とを具備してなることを特徴とす
るディジタル情報配信システムとして構成されている。
【0005】更に具体的には,上記センタ装置に格納さ
れている各ディジタル情報が,上記着脱式不揮発性メモ
リに格納されたダウンロード状態にあるか,或いは上記
着脱式不揮発性メモリに格納されていないアップロード
状態にあるかを示すフラグを,上記センタ装置若しくは
上記端末装置上に記憶すると共に,上記情報書込手段に
よる情報書込処理の際に,その情報書込処理に係るディ
ジタル情報に関する上記フラグを上記ダウンロード状態
に変更し,上記情報削除手段による情報削除処理の際
に,その情報削除処理に係るディジタル情報に関する上
記フラグを上記アップロード状態に変更するように構成
できる。また,上記情報移動制御手段は,移動先の着脱
式不揮発性メモリへの書込対象データとして,例えば上
記センタ装置から読み出したディジタル情報を用いても
よいし,或いは移動元のディジタル情報を削除する際に
そのディジタル情報を読み出し,該読み出したディジタ
ル情報を用いてもよい。また,上記端末装置は例えば駅
などの公共の場所や各個人の家庭などに設置し,センタ
装置と通信回線によって接続する形態とすることが考え
られる。特に上記端末装置を個人の家庭などに設置する
場合には,その端末装置に,上記着脱式不揮発性メモリ
の書き換え可能領域に記憶されている暗号化されたディ
ジタル情報を,上記着脱式不揮発性メモリの書き換え不
可領域から読み出した固有のID情報に基づいて解読
し,再生する情報再生手段を搭載することも可能であ
る。勿論,上記センタ装置と上記端末装置とを一体的に
形成することも可能である。
【0006】
【作用】本発明によれば,着脱式不揮発性メモリにダウ
ンロードしたディジタル情報を他の着脱式不揮発性メモ
リに移動させる際には,まず移動元の着脱式不揮発性メ
モリから移動対象のディジタル情報が削除された後,例
えばその削除されたディジタル情報と同一のディジタル
情報がセンタ装置から読み出され,移動先の着脱式不揮
発性メモリに書き込まれる。更に,ディジタル情報が着
脱式不揮発性メモリに書き込まれる際には,上記着脱式
不揮発性メモリ内の書き換え不可領域に予め格納されて
いる固有のID情報に基づいて暗号化されるため,2つ
の着脱式不揮発性メモリ間で不正にディジタル情報をコ
ピーしたとしても,コピー先の着脱式不揮発性メモリ上
ではコピーされたディジタル情報の暗号化に用いられた
固有IDとその着脱式不揮発性メモリの固有IDとが一
致せず,正しく再生することはできない。これにより,
ディジタル情報の実体を当該ディジタル情報配信システ
ム内若しくは任意の着脱式不揮発性メモリ内に自由に移
動させることができ,しかも一度ダウンロードされたデ
ィジタル情報の実体は当該情報配信システム内若しくは
いずれかの着脱式不揮発性メモリ上に常に1つしか存在
しない状況が作り出される。従って,著作権を適切に保
護しつつ,ユーザは購入した音楽データを任意の着脱式
メモリに自由に移動させて楽しむことが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を
具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定す
る性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の
形態に係る音楽情報配信システムA1及び再生装置20
の概略構成を示すブロック図,図2はユーザ情報の一
例,図3はユーザによる音楽データの購入時における処
理手順の一例を示すフローチャート,図4は既に購入済
みの音楽データのダウンロードを行う場合の処理手順の
一例を示すフローチャート,図5は着脱式メモリ30内
にダウンロード済みの音楽データを,配信装置A1側に
アップロード(データ保存)する場合の処理手順の一例
を示すフローチャート,図6は2つの着脱式メモリ30
の間で音楽データを移動させる場合の処理手順の一例を
示すフローチャートである。本実施の形態に係る音楽デ
ータ配信システムA1は,本発明に係るディジタル情報
配信システムをディジタル音楽データの配信システムに
適用した一例であり,図1に示すように,情報配信セン
タ0(センタ装置の一例)と情報配信端末10(端末装
置の一例)とで構成されている。上記情報配信端末10
は,例えば駅やコンビニエンスストアなどの人が集まる
各所に設置され,上記情報配信センタ0とは例えば通信
回線で接続されている。
【0008】上記情報配信センタ0は,音楽データ記憶
部1,ユーザ情報記憶部2,制御部3,及びI/F4を
具備して構成されている。上記音楽データ記憶部1に
は,例えばTwinVQなどのアルゴリズムを用いて圧
縮符号化された音楽データが多数格納されている。上記
ユーザ情報記憶部2には,予め登録されたユーザ毎に,
ユーザIDとパスワード,そのユーザが購入した音楽デ
ータのID(上記音楽データ記憶部1に記憶されている
音楽データに対応),及びそれらの音楽データがユーザ
側にダウンロードされた状態にあるか(以下,ダウンロ
ード状態という),未だダウンロードされていないか若
しくはダウンロードされた後でアップロードされた状態
にあるか(以下,アップロード状態という)を示すフラ
グよりなるユーザ情報が格納されている。また,上記制
御部3は,後述する情報配信端末10の入力部13から
入力された入力情報や情報配信端末10の制御部12か
らの指示に基づいて,ユーザの認証処理,上記音楽デー
タ記憶部1から上記情報配信端末10への音楽データの
音楽データの転送,ユーザ情報記憶部2内のユーザ情報
の更新などの制御動作を一括して行う。尚,I/F4は
上記制御部3と通信回線とを接続するインターフェイス
である。
【0009】また,上記情報配信端末10は,I/F1
1,制御部12(情報移動制御手段の一例),入力部1
3,記憶部14,暗号化処理部15(情報書込手段の一
例),削除処理部16(情報削除手段の一例),及びメ
モリ装着部17を具備して構成されている。上記メモリ
装着部17には,例えばSmartMediaなどの半
導体不揮発性メモリよりなる着脱式メモリ30(着脱式
不揮発性メモリの一例)が装着される。この着脱式メモ
リ30は,書き換え不可能な固有ID記憶領域31(書
き換え不可領域の一例)と,書き換え可能な音楽データ
記憶領域32(書き換え可能領域の一例)とを有してい
る。上記固有ID記憶領域31には,予め各メモリに固
有のIDが書き込まれている。上記I/F11は,上記
情報配信センタに接続された通信回線とのインターフェ
イスである。上記入力部13は,タッチパネル等により
構成され,例えばユーザに対してユーザIDの入力画面
や音楽データの選択画面を示すと共に,上記ユーザから
の入力を受け付ける。上記記憶部14には,上記情報配
信センタ0から受信した音楽データが一時記憶される。
上記暗号化処理部15は,上記メモリ装着部17に装着
された着脱式メモリ30の固有ID記憶領域31から固
有IDを読み出し,該固有IDを用いて上記記憶部14
に一時記憶されている音楽データを暗号化した後,その
暗号化された音楽データを上記着脱式メモリ30の音楽
データ記憶領域32に書き込む。上記削除処理部16
は,上記メモリ装着部17に装着された着脱式メモリ3
0の音楽データ記憶領域32から,所定の音楽データを
削除する。上記制御部12は,上記情報配信センタ0か
ら上記記憶部14への音楽データの転送,上記暗号化処
理部15や上記削除処理部16による処理を,上記入力
部13からの入力や上記メモリ装着部17による着脱式
メモリ30の認識信号等に基づいて制御する。また,上
記削除処理部16による音楽データの削除を行った場合
には,上記情報配信センタ0の制御部3に対して上記ユ
ーザ情報記憶部2のユーザ情報のフラグの更新を指示す
る。
【0010】上記情報配信端末10によって音楽データ
が書き込まれた上記着脱式メモリ30は,ユーザの再生
装置20に装着されて再生される。上記再生装置20
は,上記着脱式メモリ30の音楽データ記憶領域32か
ら読み出した音楽データを,同じく着脱式メモリ30の
固有ID記憶領域31から読み出した固有IDに基づい
て解読する暗号解読部21と,上記暗号解読部21で解
読された音楽データを再生し,ヘッドホン23等の出力
手段から出力する再生処理部22とを具備して構成され
ている。
【0011】続いて,図3〜図6に示すフローチャート
を用いて,上記音楽データ配信システムA1を用いた音
楽データの配信手順等について具体的に説明する。ま
ず,図3を用いて,ユーザによる音楽データの購入時に
おける処理手順について説明する。情報配信端末10の
入力部13は,ユーザIDとパスワードの入力要求をそ
の表示画面に表示した状態でユーザからの入力を待つ。
音楽データを購入しようとするユーザが上記入力部13
からユーザIDとパスワードを入力すると(ステップS
1),その入力情報は制御部12により通信回線を介し
て情報配信センタ0の制御部3に送信される。上記制御
部3は,上記ユーザ情報記憶部2に記憶されているユー
ザ情報を参照して,そのユーザの認証処理を行う(ステ
ップS3)。ここで,正しい登録済みユーザであること
が認証できなければ,その旨のメッセージを上記情報配
信端末10の入力部13の表示画面に出力した上で処理
は終了する(ステップS4)。上記ステップS3におい
て正しい登録済みユーザであることが認証されれば,情
報配信端末10の入力部13はユーザ要求の入力待ち状
態となる。ユーザは,上記入力部13からユーザ要求を
入力する(ステップS2)。このユーザ要求は,ここで
は音楽データの「購入要求」であるとする。ユーザ要求
が「購入要求」の場合には,更に「購入条件」と「購入
データID」とを入力する。上記「購入条件」とは,購
入と同時に着脱式メモリ30内にダウンロードする(以
下,「ダウンロード実施」と表現する)か,或いは購入
だけしておいてダウンロードは別の機会に行う(以下,
「ダウンロード無し」と表現する)かの別である。ま
た,上記「購入データID」とは,購入希望の音楽デー
タのIDである。上記各要求は,上記入力部13の表示
画面に表示された一覧から選択してもよいし,或いはキ
ーボード等から直接入力するようにしてもよい。尚,上
記「購入条件」が「ダウンロード実施」に設定されたユ
ーザ要求が所定の情報書込要求の一例である。尚,ユー
ザは,上記「購入条件」として「ダウンロード実施」を
選択した場合には,着脱式メモリ30をメモリ装着部1
7に装着する。
【0012】入力部13から入力されたユーザ要求は,
制御部12から通信回線を介して情報配信センタ0の制
御部3へ送信される。上記制御部3は,まず上記ユーザ
要求がどのような要求であるかを確認する(ステップS
5)。ここで,上記ユーザ要求が「購入要求」以外であ
れば,該当する処理(後述する)に移る(ステップS
6)。上記ステップS5において上記ユーザ要求が「購
入要求」であることが確認されると,次に「購入データ
ID」で指定された音楽データIDが音楽データ記憶部
1内に実際に存在するか否かが確認される(ステップS
7)。ここで,指定された音楽データIDが存在しなけ
れば,その旨のメッセージを上記情報配信端末10の入
力部13の表示画面に出力した上で処理は終了する(ス
テップS8)。指定された音楽データIDが実際に存在
することが確認されると,次に「購入条件」の内容に基
づいて以下のような処理が実行される。まず,上記「購
入条件」が「ダウンロード無し」であれば,制御部3
は,購入対象の音楽データIDを上記ユーザ情報記憶部
2内のユーザ情報に追加すると共に,フラグをアップロ
ード状態(図2の例では“0”)に設定し(ステップS
9→S15),処理は終了する。尚,課金処理はこの時
点で行われる。この場合には,後述するダウンロード要
求に基づく処理を行うことによっていつでもダウンロー
ド可能である。一方,上記「購入条件」が「ダウンロー
ド実施」であれば,制御部3は,購入対象の音楽データ
IDを上記ユーザ情報記憶部2内のユーザ情報に追加す
ると共に,フラグをダウンロード状態(図2の例では
“1”)に設定する(ステップS9→S10)。そし
て,制御部3は,上記音楽データ記憶部1から対象とな
る音楽データを読み出し,通信回線を介して音楽配信端
末10に送信する(ステップS11)。上記制御部3か
ら送信された音楽データは,情報配信端末10の制御部
12により,記憶部14内に一時的に格納される。続い
て,制御部12により,暗号化処理部15に対して上記
記憶部14内に記憶されている音楽データの書込要求が
出力される。上記書込要求に基づいて,上記暗号化処理
部15は,メモリ装着部17に装着されている着脱式メ
モリ30の固有ID記憶領域31から固有IDを読み出
し(ステップS12),該固有IDを用いて上記記憶部
14に記憶された音楽データを暗号化した後(ステップ
S13),上記着脱式メモリ30の音楽データ記憶領域
32に書き込む(ステップS14)。以上が,ユーザの
購入要求に係る処理である。
【0013】続いて,図4を用いて,既に購入済みの音
楽データのダウンロードを行う場合の処理手順について
説明する。ユーザの認証処理に係るステップS21,S
23,S24については,図3に示すステップS1,S
3,S4と全く同様であるため,ここでは説明を省略す
る。上記ステップS23において正しい登録済みユーザ
であることが認証されれば,情報配信端末10の入力部
13はユーザ要求の入力待ち状態となる。ユーザは,着
脱式メモリ30をメモリ装着部17に装着した後,上記
入力部13からユーザ要求を入力する(ステップS2
2)。このユーザ要求は,ここでは音楽データの「ダウ
ンロード要求」であるとする。ユーザ要求が「ダウンロ
ード要求」の場合には,ユーザは更にダウンロードを希
望する音楽データの「データID」を入力する。上記各
要求は,上記入力部13の表示画面に表示された一覧か
ら選択してもよいし,或いはキーボード等から直接入力
するようにしてもよい。尚,上記「ダウンロード要求」
が所定の情報書込要求の一例である。入力部13から入
力されたユーザ要求は,制御部12から通信回線を介し
て情報配信センタ0の制御部3へ送信される。上記制御
部3は,まず上記ユーザ要求がどのような要求であるか
を確認する(ステップS25)。ここで,上記ユーザ要
求が「ダウンロード要求」以外であれば,該当する処理
に移る(ステップS26)。上記ステップS25におい
て上記ユーザ要求が「ダウンロード要求」であることが
確認されると,次に「データID」で指定された音楽デ
ータIDがユーザ情報記憶部2内のユーザ情報に登録さ
れているか否か(即ち購入済みであるか否か)が確認さ
れる(ステップS27)。ここで,指定された音楽デー
タIDがユーザ情報内に存在しなければ,指定された音
楽データは未購入であると判断され,その旨のメッセー
ジを上記情報配信端末10の入力部13の表示画面に出
力した上で処理は終了する(ステップS28)。指定さ
れた音楽データIDがユーザ情報内に存在すれば,続い
てそのフラグの設定が確認される(ステップS29)。
ここで,上記フラグがダウンロード状態(図2の例では
“1”)に設定されていれば,指定された音楽データは
既にダウンロードされていると判断され,その旨のメッ
セージを上記情報配信端末10の入力部13の表示画面
に出力した上で処理は終了する(ステップS30)。
【0014】一方,上記フラグがアップロード状態(図
2の例では“0”)に設定されていることが確認される
と,続いて以下のような処理が実行される。まず,制御
部3は,上記「データID」で指定された音楽データに
ついて,ユーザ情報記憶部2内のユーザ情報のフラグを
ダウンロード状態に変更する(ステップS31)。続い
て,上記制御部3は,上記音楽データ記憶部1から上記
「データID」で指定された音楽データを読み出し,通
信回線を介して音楽配信端末10に送信する(ステップ
S32)。上記制御部3から送信された音楽データは,
情報配信端末10の制御部12により,記憶部14内に
一時的に格納される。続いて,制御部12により,暗号
化処理部15に対して上記記憶部14内に記憶されてい
る音楽データの書込要求が出力される。上記書込要求に
基づいて,上記暗号化処理部15は,メモリ装着部17
に装着されている着脱式メモリ30の固有ID記憶領域
31から固有IDを読み出し(ステップS33),該固
有IDを用いて上記記憶部14に記憶された音楽データ
を暗号化した後(ステップS34),上記着脱式メモリ
30の音楽データ記憶領域32に書き込む(ステップS
35)。以上が,ユーザのダウンロード要求に係る処理
である。以上説明した処理によって着脱式メモリ30内
にダウンロードされた音楽データは,上記着脱式メモリ
30を再生装置20に装着して再生することができる。
尚,着脱式メモリ30内にダウンロードされた音楽デー
タを他の着脱式メモリに不正にコピーした場合には,音
楽データ記憶領域32内の音楽データの暗号化に用いら
れた固有IDと,その着脱式メモリ30の固有ID記憶
領域31内の固有IDが一致しないため,再生装置20
で正しく再生することはできない。
【0015】続いて,図5を用いて,着脱式メモリ30
内にダウンロード済みの音楽データを,配信装置A1側
にアップロード(データ保存)する場合の処理手順につ
いて説明する。ユーザの認証処理に係るステップS4
1,S43,S44については,図3に示すステップS
1,S3,S4と全く同様であるため,ここでは説明を
省略する。上記ステップS43において正しい登録済み
ユーザであることが認証されれば,情報配信端末10の
入力部13はユーザ要求の入力待ち状態となる。ユーザ
は,着脱式メモリ30をメモリ装着部17に装着した
後,上記入力部13からユーザ要求を入力する(ステッ
プS42)。このユーザ要求は,ここでは音楽データの
「データ保存要求」であるとする。ユーザ要求が「デー
タ保存要求」の場合には,ユーザは更にデータ保存を希
望する音楽データの「データID」を入力する。上記各
要求は,上記入力部13の表示画面に表示された一覧か
ら選択してもよいし,或いはキーボード等から直接入力
するようにしてもよい。尚,上記「データ保存要求」が
所定の情報削除要求の一例である。入力部13から入力
されたユーザ要求は,制御部12から通信回線を介して
情報配信センタ0の制御部3へ送信される。上記制御部
3は,まず上記ユーザ要求がどのような要求であるかを
確認する(ステップS45)。ここで,上記ユーザ要求
が「データ保存要求」以外であれば,該当する処理に移
る(ステップS46)。上記ステップS45において上
記ユーザ要求が「データ保存要求」であることが確認さ
れると,次に「データID」で指定された音楽データI
Dがユーザ情報記憶部2内のユーザ情報に登録されてい
るか否か(即ち購入済みであるか否か)が確認される
(ステップS47)。ここで,指定された音楽データI
Dがユーザ情報内に存在しなければ,指定された音楽デ
ータは正しい購入手続きによって購入されていないと判
断され,その旨のメッセージを上記情報配信端末10の
入力部13の表示画面に出力した上で処理は終了する
(ステップS48)。指定された音楽データIDがユー
ザ情報内に存在すれば,続いてそのフラグの設定が確認
される(ステップS49)。ここで,上記フラグがアッ
プロード状態(図2の例では“0”)に設定されていれ
ば,指定された音楽データは既にデータ保存されている
と判断され,その旨のメッセージを上記情報配信端末1
0の入力部13の表示画面に出力した上で処理は終了す
る(ステップS50)。一方,上記フラグがダウンロー
ド状態(図2の例では“1”)に設定されていることが
確認されると,制御部3は,上記「データID」で指定
された音楽データについて,ユーザ情報記憶部2内のユ
ーザ情報のフラグをアップロード状態に変更し(ステッ
プS51),情報配信端末10の制御部12に対して上
記「データID」で指定された音楽データの削除要求を
出力する。上記削除要求を受けた制御部12は,更に削
除処理部16に対して上記「データID」で指定された
音楽データの削除指令を出力し,これに基づいて上記削
除処理部16により着脱式メモリ30の音楽データ記憶
領域32から対象とする音楽データが削除される(ステ
ップS52)。以上が,ユーザのアップロード(データ
保存)要求に係る処理である。
【0016】続いて,図6を用いて,2つの着脱式メモ
リ30の間で音楽データを移動させる場合の処理手順に
ついて説明する。このデータ移動処理は,既に説明した
アップロード処理(図5)とダウンロード処理(図4)
とを,着脱式メモリ30を入れ替えながら連続して行う
ことにより実現できる。ユーザ認証やユーザ要求の入
力,チェックなどの処理を省略した図6を用いて要部の
手順のみを簡単に説明する。ユーザは,まず移動元の着
脱式メモリ30を上記メモリ装着部17に装着し,上記
着脱式メモリ30内の所定の音楽データについての移動
要求(所定の情報移動要求の一例)を入力する。要求を
受けた制御部3は,上記要求に係る音楽データについ
て,ユーザ情報記憶部2内のユーザ情報のフラグをアッ
プロード状態に変更し(ステップS61),情報配信端
末10の制御部12に対して上記「データID」で指定
された音楽データの削除要求を出力する。上記削除要求
を受けた制御部12は,更に削除処理部16に対して上
記「データID」で指定された音楽データの削除指令を
出力し,これに基づいて上記削除処理部16により着脱
式メモリ30の音楽データ記憶領域32から対象とする
音楽データが削除される(ステップS62)。続いて,
ユーザは,移動先の着脱式メモリ30を上記メモリ装着
部17に装着し,上記アップロードを行った音楽データ
についてのダウンロード要求を入力する。要求を受けた
制御部3は,上記要求に係る音楽データについて,ユー
ザ情報記憶部2内のユーザ情報のフラグをダウンロード
状態に変更する(ステップS63)。そして,上記制御
部3は,上記音楽データ記憶部1から上記要求に係る音
楽データを読み出し,通信回線を介して音楽配信端末1
0に送信する(ステップS64)。上記制御部3から送
信された音楽データは,情報配信端末10の制御部12
により,記憶部14内に一時的に格納される。続いて,
制御部12により,暗号化処理部15に対して上記記憶
部14内に記憶されている音楽データの書込要求が出力
される。上記書込要求に基づいて,暗号化処理部15
は,メモリ装着部17に装着されている移動先の着脱式
メモリ30の固有ID記憶領域31から固有IDを読み
出し(ステップS65),該固有IDを用いて上記記憶
部14に記憶された音楽データを暗号化した後(ステッ
プS66),上記移動先の着脱式メモリ30の音楽デー
タ記憶領域32に書き込む(ステップS67)。
【0017】以上のように,情報配信端末10を介して
2つの着脱式メモリ30の間でのデータ移動を可能とす
ることにより,購入された音楽データの実体は配信シス
テムA1内若しくはいずれかの着脱式メモリ30上に常
に1つしか存在せず,しかもその音楽データの実体は配
信システムA1内若しくは任意の着脱式メモリ30内に
自由に移動させることができる。また,着脱式メモリ3
0内にダウンロードされた音楽データを他の着脱式メモ
リに不正にコピーしたとしても,音楽データ記憶領域3
2内の音楽データの暗号化に用いられた固有IDと,そ
の着脱式メモリ30の固有ID記憶領域31内の固有I
Dが一致しないため,再生装置20で正しく再生するこ
とはできない。従って,著作権を適切に保護しつつ,ユ
ーザは購入した音楽データを任意の着脱式メモリに自由
に移動させて楽しむことが可能となる。また,ユーザは
購入した音楽データを配信システムA1に保存しておく
ことができるため,必要な音楽データのみを着脱式メモ
リにダウンロードして持ち運ぶことができ,更に情報配
信端末10の設置されている場所に行けば購入済みの音
楽データを自由に取り出して楽しむことができる。
【0018】
【実施例】上記実施の形態では,2つの着脱式メモリ間
での音楽データの移動処理を行う際に,移動元の着脱式
メモリ内の音楽データを削除すると共に新たに情報配信
センタ0から転送された音楽データを移動先の着脱式メ
モリに書き込むようにしたが,例えば移動元の着脱式メ
モリ内の音楽データを削除すると同時に読み出して暗号
解読した後,その音楽データを再度暗号化して移動先の
着脱式メモリに書き込むようにしてもよい。こうすれ
ば,暗号解読処理は必要となるものの,データの移動の
度に通信回線を介して音楽データを転送する必要がな
い。また,情報配信センタ0の機能を情報配信端末10
に取り込んで一体化することも可能である。これによ
り,蓄積できる音楽データの数は少なく,またその更新
作業も情報配信端末毎に必要となるが,通信回線を介し
たデータ転送の必要がないため,ダウンロード処理等を
高速化できる。また,上記情報配信端末10は公共の場
所に設置するほか,小型化してユーザ個人が所有できる
ようにし,電話回線等で情報配信センタ0に接続できる
ようにしてもよい。これにより,ユーザはわざわざ出か
けることなく,各家庭において手軽に音楽データの購入
や移動処理などをすることができる。尚,この場合に
は,再生装置20(情報再生手段の一例)の機能を情報
配信端末10に内蔵することも可能である。尚,ディジ
タル情報の種類は音楽データに限られるものではなく,
動画,静止画等の画像データや,文字データなども同様
に取り扱うことができることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,予めデ
ィジタル情報が格納されるセンタ装置と,上記センタ装
置に接続される端末装置とで構成されるディジタル情報
配信システムにおいて,上記端末装置が,予め固有のI
D情報が記録される書き換え不可領域と他の書き換え可
能領域とを有する着脱式不揮発性メモリを装着可能なメ
モリ装着手段と,所定の情報書込要求に基づいて,上記
センタ装置から読み出された所定のディジタル情報を,
上記メモリ装着手段に装着された着脱式不揮発性メモリ
内の固有のID情報に基づいて暗号化し,上記メモリ装
着手段に装着された着脱式不揮発性メモリの書き換え可
能領域に書き込む情報書込手段と,所定の情報削除要求
に基づいて,上記メモリ装着手段に装着された着脱式不
揮発性メモリの書き換え可能領域内の所定のディジタル
情報を削除する情報削除手段と,所定の情報移動要求に
基づいて,上記メモリ装着手段に装着された移動元の着
脱式不揮発性メモリ内の移動対象ディジタル情報に関す
る情報削除要求を上記情報削除手段に出力した後,上記
メモリ装着手段に装着された移動先の着脱式不揮発性メ
モリに対する上記移動対象ディジタル情報の情報書込要
求を上記情報書込手段に出力する情報移動制御手段とを
具備してなることを特徴とするディジタル情報配信シス
テムとして構成されているため,ディジタル情報の実体
を当該ディジタル情報配信システム内若しくは任意の着
脱式不揮発性メモリ内に自由に移動させることができ,
しかも一度ダウンロードされたディジタル情報の実体は
当該情報配信システム内若しくはいずれかの着脱式不揮
発性メモリ上に常に1つしか存在しない状況が作り出さ
れる。従って,著作権を適切に保護しつつ,ユーザは購
入した音楽データを任意の着脱式メモリに自由に移動さ
せて楽しむことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る音楽情報配信シス
テムA1及び再生装置20の概略構成を示すブロック
図。
【図2】 ユーザ情報の一例。
【図3】 ユーザによる音楽データの購入時における処
理手順の一例を示すフローチャート。
【図4】 既に購入済みの音楽データのダウンロードを
行う場合の処理手順の一例を示すフローチャート。
【図5】 着脱式メモリ30内にダウンロード済みの音
楽データを,配信装置A1側にアップロード(データ保
存)する場合の処理手順の一例を示すフローチャート。
【図6】 2つの着脱式メモリ30の間で音楽データを
移動させる場合の処理手順の一例を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
0…情報配信センタ(センタ装置の一例) 1…音楽データ記憶部 2…ユーザ情報記憶部 10…情報配信端末(端末装置の一例) 12…制御部(情報移動制御手段の一例) 15…暗号化処理部(情報書込手段の一例) 16…削除処理部(情報削除手段の一例) 17…メモリ装着部 20…再生装置(情報再生手段の一例) 30…着脱式メモリ(着脱式不揮発性メモリ) 31…固有ID記憶領域(書き換え不可領域) 32…音楽データ記憶領域(書き換え可能領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 俊郎 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 CC10 DE02 DE49 HL06 HL11 5K101 KK18 MM07 NN05 NN22 PP03 9A001 BB03 CC07 EE03 HH15 KK43 KK62 LL03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めディジタル情報が格納されるセンタ
    装置と,上記センタ装置に接続される端末装置とで構成
    されるディジタル情報配信システムにおいて,上記端末
    装置が,予め固有のID情報が記録される書き換え不可
    領域と他の書き換え可能領域とを有する着脱式不揮発性
    メモリを装着可能なメモリ装着手段と,所定の情報書込
    要求に基づいて,上記センタ装置から読み出された所定
    のディジタル情報を,上記メモリ装着手段に装着された
    着脱式不揮発性メモリ内の固有のID情報に基づいて暗
    号化し,上記メモリ装着手段に装着された着脱式不揮発
    性メモリの書き換え可能領域に書き込む情報書込手段
    と,所定の情報削除要求に基づいて,上記メモリ装着手
    段に装着された着脱式不揮発性メモリの書き換え可能領
    域内の所定のディジタル情報を削除する情報削除手段
    と,所定の情報移動要求に基づいて,上記メモリ装着手
    段に装着された移動元の着脱式不揮発性メモリ内の移動
    対象ディジタル情報に関する情報削除要求を上記情報削
    除手段に出力した後,上記メモリ装着手段に装着された
    移動先の着脱式不揮発性メモリに対する上記移動対象デ
    ィジタル情報の情報書込要求を上記情報書込手段に出力
    する情報移動制御手段とを具備してなることを特徴とす
    るディジタル情報配信システム。
  2. 【請求項2】 上記センタ装置に格納されている各ディ
    ジタル情報が,上記着脱式不揮発性メモリに格納された
    ダウンロード状態にあるか,或いは上記着脱式不揮発性
    メモリに格納されていないアップロード状態にあるかを
    示すフラグを,上記センタ装置若しくは上記端末装置上
    に記憶すると共に,上記情報書込手段による情報書込処
    理の際に,その情報書込処理に係るディジタル情報に関
    する上記フラグを上記ダウンロード状態に変更し,上記
    情報削除手段による情報削除処理の際に,その情報削除
    処理に係るディジタル情報に関する上記フラグを上記ア
    ップロード状態に変更する請求項1記載のディジタル情
    報配信システム。
  3. 【請求項3】 上記情報移動制御手段が,上記センタ装
    置から読み出したディジタル情報を用いて上記情報書込
    手段による移動先の着脱式不揮発性メモリへの書き込み
    を行わせる請求項1又は2記載のディジタル情報配信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 上記情報移動制御手段が,上記所定のデ
    ィジタル情報を削除する際にそのディジタル情報を読み
    出し,該読み出したディジタル情報を用いて上記情報書
    込手段による移動先の着脱式不揮発性メモリへの書き込
    みを行わせる請求項1又は2記載のディジタル情報配信
    システム。
  5. 【請求項5】 上記センタ装置と上記端末装置とが所定
    の通信回線によって接続されてなる請求項1〜4のいず
    れかに記載のディジタル情報配信システム。
  6. 【請求項6】 上記端末装置が,上記着脱式不揮発性メ
    モリの書き換え可能領域に記憶されている暗号化された
    ディジタル情報を,上記着脱式不揮発性メモリの書き換
    え不可領域から読み出した固有のID情報に基づいて解
    読し,再生する情報再生手段を具備してなる請求項5記
    載のディジタル情報配信システム。
  7. 【請求項7】 上記センタ装置と上記端末装置とが一体
    的に形成されてなる請求項1〜4のいずれかに記載のデ
    ィジタル情報配信システム。
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