JP2000283996A - 車両における上下加速度検出装置 - Google Patents

車両における上下加速度検出装置

Info

Publication number
JP2000283996A
JP2000283996A JP11085955A JP8595599A JP2000283996A JP 2000283996 A JP2000283996 A JP 2000283996A JP 11085955 A JP11085955 A JP 11085955A JP 8595599 A JP8595599 A JP 8595599A JP 2000283996 A JP2000283996 A JP 2000283996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical acceleration
output
value
correction
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11085955A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shimizu
浩行 清水
Katsuya Iwasaki
克也 岩崎
Satoru Takahashi
哲 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP11085955A priority Critical patent/JP2000283996A/ja
Publication of JP2000283996A publication Critical patent/JP2000283996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の上上下加速度センサの出力値のバラツキ
を容易に補正することができる車両における上下加速度
検出装置の提供。 【解決手段】車両のばね上上下加速度を検出する複数の
上下加速度センサ1FL,1FR,1RLを1つのコントロー
ルユニットECUの中に収容し、複数の上下加速度セン
サ1FL,1FR,1RLの出力値を所定の上下加速度入力値
と比較し、この比較結果に基づいて各上下加速度センサ
の出力値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サスペンション制
御等に用いられる車両における上下加速度検出装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような車両における上下加
速度検出装置としては、例えば、特開平5−17012
0号公報に記載された「車両のヨー運動量検出装置及び
その方法、並びにこれを利用した車両の運動制御装置」
が知られている。この従来装置は、車両の床面に平行な
面内に車両の中心軸に対象な複数の位置に加速度センサ
を取り付け、上記加速度センサからの出力信号により車
両のヨー運動量を検出し、さらに、上記車両の直進走行
時の所定の条件下で上記加速度センサの出力信号を取り
込み、これら取り込んだ出力信号を基にして、上記加速
度センサの特性を相互に補正する補正手段を設けた構成
としたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置では、上述のように、複数の加速度センサの出力信号
のバラツキを、車両の直進走行時に補正するようにした
ものであるが、車両のばね上上下加速度は、車両が直進
走行時であっても路面の状況によって左右で異なるた
め、複数の加速度センサの出力信号のバラツキを正確に
補正することはできないという問題点があった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、複数の上上下加速度センサの出力値の
バラツキを容易に補正することができる車両における上
下加速度検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の車両における上下加速度検
出装置では、1つのセンサ収容部材の中に収容された車
両のばね上上下加速度を検出する複数の上下加速度セン
サと、該複数の上下加速度センサの出力値を所定の上下
加速度入力値と比較する比較手段と、該比較手段におけ
る比較結果に基づいて各上下加速度センサの出力値を補
正する出力補正手段と、を備えている手段とした。
【0006】請求項2記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1記載の車両における上下加速度検
出装置において、前記センサ収容部材は、前記複数の上
下加速度センサからの情報を基にアクチュエータへ出力
する制御信号を作成するコントロールユニットである手
段とした。
【0007】請求項3記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1または2に記載の車両における上
下加速度検出装置において、前記出力補正手段による出
力値の補正が所定のタイミングで定期的に実行されるよ
うに構成されている手段とした。
【0008】請求項4記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記出力補正手段
が、複数の上下加速度センサからの検出値の平均値と各
上下加速度センサの検出値との割合をそれぞれ求め、こ
の各割合を制御ゲインに乗じることで各上下加速度セン
サの出力値をそれぞれ補正するように構成されている手
段とした。
【0009】請求項5記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記センサ収容部材
内に、生産工程または車両検査時においてセンサ収容部
材に同一の上下加速度を与えることでそれぞれ検出され
た上下加速度出力値が同一となるように各上下加速度セ
ンサの出力値をそれぞれ補正する補正条件を記憶する記
憶手段を備え、前記出力補正手段では前記記憶手段に記
憶された補正条件に基づいて各上下加速度センサの出力
値の補正が行われるように構成されている手段とした。
【0010】請求項6記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記比較手段が、前
記上下加速度センサで検出されたばね上上下加速度の周
波数が所定周波数以上となった場合に、複数のばね上上
下加速度検出値の平均値を求めることによって複数の上
下加速度センサの出力値を所定の上下加速度入力値と比
較するように構成され、前記出力補正手段が、前記平均
値に各上下加速度センサの出力値を補正するように構成
されている手段とした。
【0011】請求項7記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記比較手段が、前
記上下加速度センサで検出されたばね上上下加速度の周
波数が所定周波数以下となった場合に、複数のばね上上
下加速度検出値の平均値を求めることによって複数の上
下加速度センサの出力値を所定の上下加速度入力値と比
較するように構成され、前記出力補正手段が、前記平均
値に各上下加速度センサの出力値を補正するように構成
されている手段とした。
【0012】
【作用】本発明請求項1記載の車両における上下加速度
検出装置では、比較手段において複数の上下加速度セン
サの出力値を所定の上下加速度入力値と比較し、該比較
結果に基づき出力補正手段において各上下加速度センサ
の出力値の補正が行われる。
【0013】そして、上述のように、複数の上下加速度
センサが1つのセンサ収容部材の中に収容されているた
め、例えば、全ての上下加速度センサに同一の基準とな
る上下加速度を実験装置等で容易に与えることができる
と共に、それぞれのセンサの取り付け場所を特定する必
要がないため、車両への取り付け作業が容易に行える。
【0014】請求項2記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1記載の車両における上下加速度検
出装置において、前記センサ収容部材がコントロールユ
ニットで構成されるもので、これにより、コントロール
ユニットを車両に組み付けるだけで複数の上下加速度セ
ンサの組み付けが行われるもので、それ以外に特別に設
置場所を設ける必要がない。
【0015】請求項3記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1または2に記載の車両における上
下加速度検出装置において、前記出力補正手段による出
力値の補正が所定のタイミングで定期的に実行されるも
ので、これにより、上下加速度センサの経時変化による
出力値のバラツキが定期的に補正される。
【0016】請求項4記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記出力補正手段で
は、複数の上下加速度センサからの検出値の平均値と各
上下加速度センサの検出値との割合をそれぞれ求め、こ
の各割合を制御ゲインに乗じることで各上下加速度セン
サの出力値がそれぞれ補正されるもので、これにより、
0点補正と上下加速度の変化率の補正が行われる。
【0017】請求項5記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記出力補正手段で
は、生産工程または車両検査時においてセンサ収容部材
に同一の上下加速度を与えることでそれぞれ検出された
上下加速度出力値が同一となるように各上下加速度セン
サの出力値をそれぞれ補正する補正条件に基づいて各上
下加速度センサの出力値の補正が行われるもので、補正
時の入力条件が明確なため、上下加速度センサ出力値の
絶対的な補正が行われ、これにより、高い補正精度が得
られる。
【0018】請求項6記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、車両の走行中に、前
記上下加速度センサで検出されたばね上上下加速度の周
波数が所定周波数以上となった場合に、複数のばね上上
下加速度検出値の平均値が求められ、この平均値に各上
下加速度センサの出力値の補正が行われるもので、これ
により、車両走行中に各上下加速度センサの出力値のバ
ラツキが補正される。
【0019】請求項7記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、車両の走行中に、前
記上下加速度センサで検出されたばね上上下加速度の周
波数が所定周波数以下となった場合に、複数のばね上上
下加速度検出値の平均値が求められ、この平均値に各上
下加速度センサの出力値の補正が行われるもので、これ
により、車両走行中に各上下加速度センサの出力値のバ
ラツキが補正される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。 (発明の実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1
の車両における上下加速度検出装置を適用した車両懸架
装置を示す構成説明図であり、車体と4つの車輪との間
に介在されて、4つのショックアブソーバSAFL,SA
FR,SARL,SARRが設けられている。そして、運転席
の近傍位置には、各ショックアブソーバSAFL,S
FR,SARL,SARRのパルスモータ3に駆動制御信号
を出力するコントロールユニットECUが設けられてい
る。
【0021】以上の構成を示すのが図2のシステムブロ
ック図であって、コントロールユニットECU内には、
3つの上下加速度センサ(以後、Gセンサと略称する場
合がある)1FL,1FR,1RLと、メモリROM(記憶手
段)と、CPU2aと、駆動回路2bとを備えている。
なお、前記3つのGセンサ1FL,1FR,1RLは、コント
ロールユニットECUのケーシング内に車両の幅方向お
よび前後方向にそれぞれ所定の距離をそれぞれ確保した
状態で固定されている。
【0022】そして、前記コントロールユニットECU
では、前記3つのGセンサ1FL,1 FR,1RLからの出力
値に基づいて各ショックアブソーバSA(SAFL,SA
FR,SARL,SARR)の減衰力特性制御が行なわれる。
【0023】また、図において、4は台上検査制御器、
5はインタフェース回路、6は検査および補正演算用プ
ロセッサである。
【0024】前記検査および補正演算用プロセッサ6
は、請求の範囲の出力補正手段を構成するものであり、
その出力補正の方法および検査および補正演算用プロセ
ッサ6における検査・演算内容を、図3の台上検査制御
器取付状態図、および、図4のフローチャートに基づい
て説明する。
【0025】まず、図3の台上検査制御器取付状態図に
示すように、検査台30として、該検査台30がその下
部に設けられた回転中心Pを中心として回動し、検査台
30を水平状態から所定の傾斜角度に傾斜可能な傾斜台
が用いられるものであり、該検査台30にコントロール
ユニットCPUを取り付けた状態でGセンサ1FL
FR,1RLの出力検査および出力値の補正が行われる。
【0026】次に、図3の台上検査制御器取付状態にお
けるGセンサ1FL,1FR,1RLの出力検査および出力値
の補正演算内容を、図4、5のフローチャートに基づい
て説明する。
【0027】まず、図4のフローチャートにおいて、ス
テップ101では、検査台(傾斜台)30は水平に停止
しているか否かを判定し、NOである時は、ステップ1
02に進んで検査台(傾斜台)30を水平に停止させた
後ステップ101に戻る。そして、YESである時は、
ステップ103に進み、信号安定タイマーをスタートさ
せた後、ステップ104に進む。
【0028】このステップ104では、タイマーカウン
トTが信号安定時間Tset を越えているか否かを判定
し、NOである時は、ステップ105に進んでタイマー
カウントTをカウントアップした後、ステップ104に
戻る。そして、YESである時は、ステップ106に進
み、Gセンサ1FL,1FR,1RLの出力値G1〜G3を読
み込む。
【0029】続くステップ107(比較手段)では、G
センサ1FL,1FR,1RLの各出力値G1〜G3から設計
中央値のセンサ0m/s2 出力値OFF_RISOを減算するこ
とにより、オフセットキャンセル用補正値OFF_1〜OFF_
3をそれぞれ演算する。
【0030】続くステップ108では、傾斜台の角度を
規定角度まで傾斜させた後、ステップ109に進む。こ
のステップ109では、検査台(傾斜台)30は規定角
度に停止したか否かを判定し、NOである時は、ステッ
プ110に進んで検査台(傾斜台)30を規定角度に傾
けた状態に停止させた後、後ステップ109に戻る。そ
して、YESである時は、ステップ111に進む。
【0031】このステップ111では、Gセンサ1FL
FR,1RLの出力値G1〜G3を読み込んだ後、図5の
ステップ112に進み、Gセンサ1FL,1FR,1RLの各
出力値G1〜G3から前記ステップ107で演算された
オフセットキャンセル用補正値OFF_1〜OFF_3を減算し
た値を、設計中央値のセンサ出力ゲインG_RISO でそれ
ぞれ除することにより、センサ出力ゲイン補正値 HOSE_
1〜 HOSE_3をそれぞれ演算する。
【0032】そして、最後にステップ113では、オフ
セットキャンセル用補正値OFF_1〜OFF_3、および、セ
ンサ出力ゲイン補正値 HOSE_1〜 HOSE_3をそれぞれメ
モリROMにおける補正条件データとして記録し、これ
で一回のフローを終了する。
【0033】そして、前記メモリROMに記録された補
正条件データから、次式に基づいて上下加速度出力値の
補正が行われる(出力補正手段)。 G1_HOSE =(G1−OFF_1)× HOSE_1 G2_HOSE =(G2−OFF_2)× HOSE_2 G3_HOSE =(G3−OFF_2)× HOSE_3 なお、G1_HOSE 〜G3_HOSE は、補正処理後の出力値
を示す。
【0034】即ち、以上のように、Gセンサ1FL
FR,1RLの出力値G1〜G3から、オフセットキャン
セル用補正値OFF_1〜OFF_3をそれぞれ減算することに
より、上下加速度出力値の0点補正が行われ、さらに、
これに、センサ出力ゲイン補正値HOSE_1〜 HOSE_3を
それぞれ乗じることにより、上下加速度の変化率の補正
が行われるものである。
【0035】なお、図6は、入力加速度Gに対する出力
値特性を示す図であり、図において(1)は、Gセンサ
FL,1FR,1RLの補正前出力値、(2)は、Gセンサ
FL,1FR,1RLの出力値G1〜G3から、オフセット
キャンセル用補正値OFF_1〜OFF_3をそれぞれ減算した
0点補正後の出力値特性、(3)は、さらにセンサ出力
ゲイン補正値 HOSE_1〜 HOSE_3をそれぞれ乗じたゲイ
ン補正後の出力値特性を示す。
【0036】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態1の上下加速度検出装置によれば、各Gセンサ1
FL,1FR,1RLの出力値G1〜G3から、オフセットキ
ャンセル用補正値OFF_1〜OFF_3をそれぞれ減算するこ
とにより、上下加速度出力値の0点補正が行われると共
に、さらに、センサ出力ゲイン補正値 HOSE_1〜 HOSE_
3をそれぞれ乗じることにより、上下加速度の変化率の
補正を行うことができ、従って、複数のGセンサの出力
値のバラツキを容易に補正することができるようになる
という効果が得られる。
【0037】また、上述のように、3つのGセンサ
FL,1FR,1RLが1つのセンサ収容部材を構成するコ
ントロールユニットCPUの中に収容されることで、全
てのGセンサ1FL,1FR,1RLに同一の基準となる上下
加速度を容易に与えることができると共に、それぞれの
センサの取り付け場所を特定する必要がないため、車両
への取り付け作業が容易であり、かつ、車載性を向上さ
せることができるようになる。
【0038】また、補正条件であるオフセットキャンセ
ル用補正値OFF_1〜OFF_3、および、センサ出力ゲイン
補正値 HOSE_1〜 HOSE_3をそれぞれ記録するメモリR
OMをコントロールユニットCPU内に備えたことで、
補正時の入力条件が明確なため、Gセンサ1FL,1FR
RL出力値の絶対的な補正が行われ、これにより、高い
補正精度を得ることができるようになる。
【0039】次に、他の発明の実施の形態を説明する。
なお、この他の発明の実施の形態の説明にあたっては、
前記発明の実施の形態1と同様の構成部分は省略し、も
しくは、同一の符号を付してその説明を省略し、相違点
についてのみ説明する。
【0040】(発明の実施の形態2)この発明の実施の
形態2の上下加速度検出装置は、検査台および出力値の
検査・補正制御の内容を異にするものである。
【0041】即ち、この発明の実施の形態2では、図7
の台上検査制御器取付状態図に示すように、検査台31
として、該検査台31が上下方向に加振される加振台が
用いられるものであり、該検査台31にコントロールユ
ニットCPUを取り付けた状態でGセンサ1FL,1FR
RLの出力検査および出力値の補正が行われる。
【0042】次に、図7の台上検査制御器取付状態にお
けるGセンサ1FL,1FR,1RLの出力検査および出力値
の補正演算内容を、図8、9のフローチャートに基づい
て説明する。
【0043】まず、図8のフローチャートにおいて、ス
テップ201では、検査台(加振台)31は停止してい
るか否かを判定し、NOである時は、ステップ202に
進んで検査台(加振台)31を停止させた後ステップ2
01に戻る。そして、YESである時は、ステップ20
3に進み、信号安定タイマーをスタートさせた後、ステ
ップ204に進む。
【0044】このステップ204では、タイマーカウン
トTが信号安定時間Tset を越えているか否かを判定
し、NOである時は、ステップ205に進んでタイマー
カウントTをカウントアップした後、ステップ204に
戻る。そして、YESである時は、ステップ206に進
み、Gセンサ1FL,1FR,1RLの出力値G1〜G3を読
み込む。
【0045】続くステップ207では、Gセンサ1FL
FR,1RLの各出力値G1〜G3から設計中央値のセン
サ0m/s2 出力値OFF_RISOを減算することにより、オ
フセットキャンセル用補正値OFF_1〜OFF_3をそれぞれ
演算する。
【0046】続くステップ208では、加振台を加振さ
せた後、ステップ209に進む。このステップ209で
は、加振台の加振が開始したか否かを判定し、NOであ
る時は、ステップ210に進んで加振台を加振させた
後、後ステップ209に戻る。そして、YESである時
は、ステップ211に進む。
【0047】このステップ211では、Gセンサ1FL
FR,1RLの出力値G1〜G3を読み込んだ後、図9の
ステップ212に進む。図9に進み、ステップ212で
は、タイマーカウントTD が加振安定時間を越えている
か否かを判定し、NOである時は、ステップ213に進
んでタイマーカウントTをカウントアップした後、ステ
ップ212に戻る。そして、YESである時は、ステッ
プ214に進み、Gセンサ1FL,1FR,1RLの出力値G
1〜G3からその最大値(G1max 〜G3max )と、最
小値(G1min 〜G3min )を算出する。
【0048】続くステップ215では、出力値G1〜G
3の最大値(G1max 〜G3max )から最小値(G1mi
n 〜G3min )を減算した値を、設計中央値のセンサ出
力ゲインG_RISO でそれぞれ除することにより、センサ
出力ゲイン補正値 HOSE_1〜HOSE_3をそれぞれ演算す
る。
【0049】そして、最後にステップ216では、オフ
セットキャンセル用補正値OFF_1〜OFF_3、および、セ
ンサ出力ゲイン補正値 HOSE_1〜 HOSE_3をそれぞれメ
モリROMにおける補正条件データとして記録し、これ
で一回のフローを終了する。
【0050】そして、前記メモリROMに記録された補
正条件データから、次式に基づいて上下加速度出力値の
補正が行われる。 G1_HOSE =(G1−OFF_1)× HOSE_1 G2_HOSE =(G2−OFF_2)× HOSE_2 G3_HOSE =(G3−OFF_2)× HOSE_3 なお、G1_HOSE 〜G3_HOSE は補正処理後の出力値を
示す。
【0051】即ち、以上のように、Gセンサ1FL
FR,1RLの出力値G1〜G3から、オフセットキャン
セル用補正値OFF_1〜OFF_3をそれぞれ減算することに
より、上下加速度出力値の0点補正が行われ、さらに、
これに、センサ出力ゲイン補正値HOSE_1〜 HOSE_3を
それぞれ乗じることにより、上下加速度の変化率の補正
が行われるものである。以上説明してきたように、この
発明の実施の形態2の上下加速度検出装置によれば、前
記発明に実施の形態1の上下加速度検出装置と同様の効
果が得られる。
【0052】(発明の実施の形態3)この発明の実施の
形態3の上下加速度検出装置は、車両の走行中にGセン
サ1 FL,1FR,1RL出力値の補正制御を行うようにした
ものであり、該補正制御の内容を図10〜図16に基づ
いて説明する。
【0053】まず、補正制御開始条件を、図10のフロ
ーチャートにより説明する。即ち、ステップ301で
は、Gセンサ1FL,1FR,1RLの各出力値G1〜G3の
周波数が所定周波数以下であるか否かを判定し、YES
である時はステップ302に進んで補正制御を開始し、
また、NOである時はステップ303に進んで補正制御
を停止し、これで一回のフローを終了する。
【0054】次に、補正制御の内容を、図11のブロッ
ク図および、図12のフローチャートに基づいて説明す
る。まず、図11のブロック図において、B1、B2、
B3では、各Gセンサ1FL,1FR,1RLからの各検出信
号X1 ,X2 ,X3 をバンドパスフィルタB.P.F.
(1Hz)で処理することにより、低周波成分XL1,X
L2,XL3を抽出し、これらに続くB4では、次式に基づ
き、前記3つの低周波成分XL1,XL2,XL3の平均値X
A を求める(図13のタイムチャート参照)。 XA =(XL1+XL2+XL3)/3
【0055】続くB5、B6、B7では、前記低周波成
分XL1,XL2,XL3の前記平均値Xaとの比較値An
(A1 ,A2 ,A3 )をそれぞれ求める。次に、前記低
周波成分XL1,XL2,XL3の前記平均値との比較値An
(A1 ,A2 ,A3 )から、補正出力値を求める補正制
御の内容を図12のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0056】まず、ステップ401では、初期条件設定
を行う。即ち、ルーチン回数カウントkを0、補正ゲイ
ンArn(Ar1 ,Ar2 ,Ar3 )を1にそれぞれ初
期設定し、続くステップ402では、カウントkをカウ
ントアップする。
【0057】続くステップ403では、次式に基づき、
比較値An(A1 ,A2 ,A3 )の時間的な移動平均値
Aan(Aa1 ,Aa2 ,Aa3 )を求める。
【数1】 なお、Aniは、平均値XA との比較値An(A1 ,A
2 ,A3 )のi個前のデータを示す。
【0058】続くステップ404では、車両が停車中で
あるか否かを判定し、YESである時は、ステップ40
5に進んで補正ゲインArnを比較値の平均値Aanに
設定した後、ステップ406に進み、また、NOである
時は、そのままステップ406に進む。
【0059】最後に、ステップ406では、ばね上上下
加速度検出値Xn(X1 ,X2 ,X 3 )に補正ゲインA
rnを乗じることにより、補正されたばね上上下加速度
値Xrn(Xr1 ,Xr2 ,Xr3 )を求めた後、前記
ステップ402に戻り、このステップ402〜406を
繰り返すものである。
【0060】なお、図14は、補正前のばね上上下加速
度検出値Xnと補正後のばね上上下加速度Xrnを示す
タイムチャートであり、このタイムチャートに示すよう
に、各Gセンサ1FL,1FR,1RLの出力値がそれぞれ補
正されることにより、複数のGセンサ1FL,1FR,1RL
出力値のバラツキが補正される。
【0061】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態3の上下加速度検出装置によれば、車両走行中に
各Gセンサ1FL,1FR,1RLの出力値のバラツキを補正
することができるようになるという効果が得られる。
【0062】また、比較値An(A1 ,A2 ,A3 )の
時間的な移動平均値Aan(Aa1,Aa2 ,Aa3
を求めるようにしたことで、補正精度を高めることがで
きるようになる。また、比較値An(A1 ,A2 ,A
3 )の時間的な移動平均値Aan(Aa1,Aa2 ,A
3 )を求めるようにしたことで、補正精度を高めるこ
とができるようになる。また、車両の停止中に補正制御
を実行するようにしたことで、車両走行中に補正制御が
実行されることによる違和感を防止することができるよ
うになる。
【0063】(発明の実施の形態4)この発明の実施の
形態4の上下加速度検出装置は、車両の走行中にGセン
サ1 FL,1FR,1RL出力値の補正制御を行うようにした
点で前記発明の実施の形態3と同様であるが、補正制御
の内容のうち、平均値との比較値An(A1 ,A2 ,A
3 )を求め方を異にしたものであり、該補正制御の内容
を図15、図16に基づいて説明する。なお、補正制御
開始条件(図10のフローチャートの内容)、および、
補正制御のうち、図12のフローチャートに示す制御内
容は前記発明の実施の形態3と同様であるため、その説
明を省略する。
【0064】図15は補正制御のうち、平均値との比較
値An(A1 ,A2 ,A3 )の求め方を示すブロック図
であり、この図において、まず、C1では、各Gセンサ
FL,1FR,1RLからの各検出信号Xn(X1 ,X2
3 )(図16の(イ)参照)を2次のバンドパスフィ
ルタB.P.F.(30Hz)で処理することにより、
高周波成分XHn(XH1,XH2,XH3)(図16の(ロ)
参照)を抽出し、続くC2では、該高周波成分XHnの絶
対値XHAn (XHA1 ,XHA2 ,XHA3 )(図16の
(ハ)参照)を求め、続くC3では、これらの移動平均
値XHLn (XHL1 ,XHL2 ,XHL3 )(図16の(ニ)
参照)を求める。
【0065】続くC4では、前記3つの移動平均値X
HL1 ,XHL2 ,XHL3 の平均値XAA(図16の(ホ)参
照)を求め、最後に、C5では、前記各移動平均値X
HL1 ,X HL2 ,XHL3 の前記平均値XAAとの比較値An
(A1 ,A2 ,A3 )(図16の(ヘ)参照)をそれぞ
れ求める。
【0066】そして、以上のようにして求められた平均
値XAAとの比較値An(A1 ,A2,A3 )により、前
記発明の実施の形態図12のフローチャートに基づいて
補正制御が行われるものである。
【0067】なお、図16の(ト)は、比較値An(A
1 ,A2 ,A3 )の時間的な移動平均値Aan(Aa
1 ,Aa2 ,Aa3 )、(チ)は、補正ゲイン、(リ)
は、補正前センサ検出信号と補正後のセンサ出力値を示
す。従って、この発明の実施の形態3の上下加速度検出
装置によれば、前記発明の実施の形態2と同様の効果が
得られる。
【0068】以上、発明の実施の形態について説明して
きたが具体的な構成はこれら発明の実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等があっても本発明に含まれる。
【0069】例えば、発明の実施の形態では、コントロ
ールユニットをセンサ収容部材とした例を示したが、コ
ントロールユニットとは別体に設けるようにしてもよ
い。
【0070】また、出力値の補正を所定のタイミングで
定期的に実行されるように構成することにより、上下加
速度センサの経時変化による出力値のバラツキを定期的
に補正することができるようになる。
【0071】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の車両における上下加速度検出装置では、1つのセ
ンサ収容部材の中に収容された車両のばね上上下加速度
を検出する複数の上下加速度センサと、該複数の上下加
速度センサの出力値を所定の上下加速度入力値と比較す
る比較手段と、該比較手段における比較結果に基づいて
各上下加速度センサの出力値を補正する出力補正手段
と、を備えている手段としたことで、複数の上上下加速
度センサの出力値のバラツキを容易に補正することがで
きるようになる。
【0072】また、上述のように、複数の上下加速度セ
ンサが1つのセンサ収容部材の中に収容されることで、
例えば、全ての上下加速度センサに同一の基準となる上
下加速度を実験装置等で容易に与えることができると共
に、それぞれのセンサの取り付け場所を特定する必要が
ないため、車両への取り付け作業が容易に行えるように
なる。
【0073】請求項2記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1記載の車両における上下加速度検
出装置において、前記センサ収容部材は、前記複数の上
下加速度センサからの情報を基にアクチュエータへ出力
する制御信号を作成するコントロールユニットである手
段としたことで、コントロールユニットを車両に組み付
けるだけで複数の上下加速度センサの組み付けを行うこ
とができるため、組みつけ作業が容易に行えると共に、
それ以外に特別に設置場所を設ける必要がないため、車
載性を向上させることができるようになる。
【0074】請求項3記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1または2に記載の車両における上
下加速度検出装置において、前記出力補正手段による出
力値の補正が所定のタイミングで定期的に実行されるよ
うに構成されている手段としたことで、上下加速度セン
サの経時変化による出力値のバラツキを定期的に補正す
ることができるようになる。
【0075】請求項4記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記出力補正手段
が、複数の上下加速度センサからの検出値の平均値と各
上下加速度センサの検出値との割合をそれぞれ求め、こ
の各割合を制御ゲインに乗じることで各上下加速度セン
サの出力値をそれぞれ補正するように構成されている手
段としたことで、上下加速度センサの出力値の0点補正
と上下加速度の変化率の補正を行うことができるように
なる。
【0076】請求項5記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記センサ収容部材
内に、生産工程または車両検査時においてセンサ収容部
材に同一の上下加速度を与えることでそれぞれ検出され
た上下加速度出力値が同一となるように各上下加速度セ
ンサの出力値をそれぞれ補正する補正条件を記憶する記
憶手段を備え、前記出力補正手段では前記記憶手段に記
憶された補正条件に基づいて各上下加速度センサの出力
値の補正が行われるように構成されている手段としたこ
とで、補正時の入力条件が明確なため、上下加速度セン
サ出力値の絶対的な補正が行われ、これにより、高い補
正精度を得ることができるようになる。
【0077】請求項6記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記比較手段が、前
記上下加速度センサで検出されたばね上上下加速度の周
波数が所定周波数以上となった場合に、複数のばね上上
下加速度検出値の平均値を求めることによって複数の上
下加速度センサの出力値を所定の上下加速度入力値と比
較するように構成され、前記出力補正手段が、前記平均
値に各上下加速度センサの出力値を補正するように構成
されている手段としたことで、車両走行中に各上下加速
度センサの出力値のバラツキを補正することができるよ
うになる。
【0078】請求項7記載の車両における上下加速度検
出装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の車両にお
ける上下加速度検出装置において、前記比較手段が、前
記上下加速度センサで検出されたばね上上下加速度の周
波数が所定周波数以下となった場合に、複数のばね上上
下加速度検出値の平均値を求めることによって複数の上
下加速度センサの出力値を所定の上下加速度入力値と比
較するように構成され、前記出力補正手段が、前記平均
値に各上下加速度センサの出力値を補正するように構成
されている手段としたことで、車両走行中に各上下加速
度センサの出力値のバラツキを補正することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の車両における上下加速
度検出装置を適用した車両懸架装置を示す構成説明図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態1の車両における上下加速
度検出装置を示すシステムブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1の車両における上下加速
度検出装置の台上検査制御器への取付状態を示す図であ
る。
【図4】前記台上検査制御器への取付状態におけるGセ
ンサの出力検査および出力値の補正演算の内容を示すフ
ローチャートである。
【図5】前記台上検査制御器への取付状態におけるGセ
ンサの出力検査および出力値の補正演算の内容を示すフ
ローチャートである。
【図6】入力加速度に対する出力値特性を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態2の車両における上下加速
度検出装置の台上検査制御器への取付状態を示す図であ
る。
【図8】前記台上検査制御器への取付状態におけるGセ
ンサの出力検査および出力値の補正演算の内容を示すフ
ローチャートである。
【図9】前記台上検査制御器への取付状態におけるGセ
ンサの出力検査および出力値の補正演算の内容を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態3の車両における上下加
速度検出装置の補正制御開始条件示すフローチャートで
ある。
【図11】本発明の実施の形態3の車両における上下加
速度検出装置の補正制御の内容を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態3の車両における上下加
速度検出装置の補正制御の内容を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の実施の形態3の車両における上下加
速度検出装置の低周波成分と平均値との関係を示すタイ
ムチャートである。
【図14】本発明の実施の形態3の車両における上下加
速度検出装置の補正前の検出値と補正後の加速度との関
係を示すタイムチャートである。
【図15】本発明の実施の形態4の車両における上下加
速度検出装置の補正制御の内容を示すブロック図であ
る。
【図16】本発明の実施の形態4の車両における上下加
速度検出装置の各信号処理行程を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
SA ショックアブソーバ ECU コントロールユニット(収容部材) ROM メモリ(記憶手段) 1 上下加速度センサ 2a CPU 2b 駆動回路 3 パルスモータ 4 台上検査制御器 5 インタフェース回路 6 検査および補正演算用プロセッサ
フロントページの続き (72)発明者 高橋 哲 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 Fターム(参考) 3D001 AA00 DA03 DA17 EA34 EB32 EC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのセンサ収容部材の中に収容された車
    両のばね上上下加速度を検出する複数の上下加速度セン
    サと、 該複数の上下加速度センサの出力値を所定の上下加速度
    入力値と比較する比較手段と、 該比較手段における比較結果に基づいて各上下加速度セ
    ンサの出力値を補正する出力補正手段と、を備えている
    ことを特徴とする車両における上下加速度検出装置。
  2. 【請求項2】前記センサ収容部材は、前記複数の上下加
    速度センサからの情報を基にアクチュエータへ出力する
    制御信号を作成するコントロールユニットであることを
    特徴とする請求項1記載の車両における上下加速度検出
    装置。
  3. 【請求項3】前記出力補正手段による出力値の補正が所
    定のタイミングで定期的に実行されるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の車両に
    おける上下加速度検出装置。
  4. 【請求項4】前記出力補正手段が、複数の上下加速度セ
    ンサからの検出値の平均値と各上下加速度センサの検出
    値との割合をそれぞれ求め、この各割合を制御ゲインに
    乗じることで各上下加速度センサの出力値をそれぞれ補
    正するように構成されていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の車両における上下加速度検出装
    置。
  5. 【請求項5】前記センサ収容部材内に、生産工程または
    車両検査時においてセンサ収容部材に同一の上下加速度
    を与えることでそれぞれ検出された上下加速度出力値が
    同一となるように各上下加速度センサの出力値をそれぞ
    れ補正する補正条件を記憶する記憶手段を備え、 前記出力補正手段では前記記憶手段に記憶された補正条
    件に基づいて各上下加速度センサの出力値の補正が行わ
    れるように構成されていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の車両における上下加速度検出装
    置。
  6. 【請求項6】前記比較手段が、前記上下加速度センサで
    検出されたばね上上下加速度の周波数が所定周波数以上
    となった場合に、複数のばね上上下加速度検出値の平均
    値を求めることによって複数の上下加速度センサの出力
    値を所定の上下加速度入力値と比較するように構成さ
    れ、 前記出力補正手段が、前記平均値に各上下加速度センサ
    の出力値を補正するように構成されていることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の車両における上下
    加速度検出装置。
  7. 【請求項7】前記比較手段が、前記上下加速度センサで
    検出されたばね上上下加速度の周波数が所定周波数以下
    となった場合に、複数のばね上上下加速度検出値の平均
    値を求めることによって複数の上下加速度センサの出力
    値を所定の上下加速度入力値と比較するように構成さ
    れ、 前記出力補正手段が、前記平均値に各上下加速度センサ
    の出力値を補正するように構成されていることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の車両における上下
    加速度検出装置。
JP11085955A 1999-03-29 1999-03-29 車両における上下加速度検出装置 Pending JP2000283996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11085955A JP2000283996A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 車両における上下加速度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11085955A JP2000283996A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 車両における上下加速度検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000283996A true JP2000283996A (ja) 2000-10-13

Family

ID=13873184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11085955A Pending JP2000283996A (ja) 1999-03-29 1999-03-29 車両における上下加速度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000283996A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6859700B2 (en) 2001-12-24 2005-02-22 Wabco Gmbh & Co. Ohg Method for functional testing of a lateral-acceleration sensor
EP1645455A2 (en) * 2004-10-07 2006-04-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Braking and drive force control apparatus for a vehicle
JP2009053153A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Hitachi Ltd 現在位置算出装置および車両
CN108973579A (zh) * 2017-05-31 2018-12-11 通用汽车环球科技运作有限责任公司 传感器联动悬架

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6859700B2 (en) 2001-12-24 2005-02-22 Wabco Gmbh & Co. Ohg Method for functional testing of a lateral-acceleration sensor
EP1645455A2 (en) * 2004-10-07 2006-04-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Braking and drive force control apparatus for a vehicle
EP1645455A3 (en) * 2004-10-07 2014-07-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Braking and drive force control apparatus for a vehicle
JP2009053153A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Hitachi Ltd 現在位置算出装置および車両
CN108973579A (zh) * 2017-05-31 2018-12-11 通用汽车环球科技运作有限责任公司 传感器联动悬架
CN108973579B (zh) * 2017-05-31 2021-12-07 通用汽车环球科技运作有限责任公司 传感器联动悬架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9952253B2 (en) Accelerometer leveling in an actively controlled vehicle suspension
US8428807B2 (en) Method for determining at least one displacement state of a vehicle body
US5884921A (en) Electric control apparatus for damper device in suspension system of automotive vehicle
JPH04504902A (ja) 車両ヨー角速度測定装置
JP2560564B2 (ja) サスペンション制御装置
US7031816B2 (en) Active rollover protection
JP2005255152A (ja) サスペンション制御装置
CN102610226A (zh) 有源振动噪音控制装置
JP2000127731A (ja) 車輪速度を利用したecs制御システム
JP2019119380A (ja) 車両、車両運動状態推定装置および車両運動状態推定方法
CN110271376B (zh) 车辆行驶控制系统
JP2019144034A (ja) 自動車車体の特性試験方法
JP2000283996A (ja) 車両における上下加速度検出装置
US11782070B2 (en) Method for determining the direction of travel of a vehicle
JP3448559B2 (ja) 車両質量の推定演算装置
US10759248B2 (en) Traveling control system for vehicle
JP2023532642A (ja) 自動車ヘッドライトの光学軸の角度位置を調整する装置及び方法
JPH07242112A (ja) 車両制御装置
JPH11190743A (ja) 移動体搭載用三軸加速度検出装置
JP2019200074A (ja) 自動車車体の特性試験方法
JPH06324070A (ja) ヨーレイト検出装置
JP2008030536A (ja) 車両状態量検出装置
JP2011179553A (ja) 車両の振動低減システム
JP3131201B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法およびその装置
JP2017144972A (ja) 路面勾配推定装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041110

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041217

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050831

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060704