JP2000283605A - 凝縮器 - Google Patents

凝縮器

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JP2000283605A
JP2000283605A JP11088210A JP8821099A JP2000283605A JP 2000283605 A JP2000283605 A JP 2000283605A JP 11088210 A JP11088210 A JP 11088210A JP 8821099 A JP8821099 A JP 8821099A JP 2000283605 A JP2000283605 A JP 2000283605A
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storage bag
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JP11088210A
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Jinichi Hiyama
仁一 桧山
Masatake Niihama
正剛 新濱
Yoshiaki Koga
美章 古賀
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
    • F25B2339/0441Condensers with an integrated receiver containing a drier or a filter
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/16Receivers
    • F25B2400/162Receivers characterised by the plug or stop

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容袋の作成にかかる手間を削減することが
でき、製造コストの低減を図ることができる凝縮器を提
供する。 【解決手段】 一対のヘッダパイプ3間に冷却用熱交換
パイプ4を多段状に配設する。一方のヘッダパイプ3に
受液部6を併設して、受液部6内と一方のヘッダパイプ
3内とを冷媒通路40によって連通させる。受液部6内
に、乾燥剤50を収容袋60内に封入した乾燥剤パック
70を配設する。収容袋60は、袋本体61と、袋本体
61の冷媒通路40を臨む所定部位62を補強した補強
生地部63とからなる。袋本体61は、互いに重ねられ
た一対の本体生地片が互いに結合されて形成される。補
強生地部63は、各本体生地片の所定部位形成部分にそ
れぞれ連続して設けられた一対の補強生地片が、袋本体
61の所定部位62を挟んで所定部位62に折り重ねら
れ袋本体61からはみ出したはみ出し部分同士を結合さ
れて形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空調装置
等の冷凍サイクルに用いられる凝縮器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置の冷凍サイクルに用い
られる凝縮器には、例えば特開平4−43271号公報
に示されているように、一対のヘッダパイプのうちの一
方のヘッダパイプに、冷却により凝縮液化した冷媒を貯
留する受液部を併設してリキッドタンクとしての機能を
付与し、その受液部内に、冷媒中の水分を除去するシリ
カゲル等の乾燥剤を収容袋内に封入した乾燥剤パックが
配設されているものがある。
【0003】図7は、従来品の一例を示す要部断面図で
ある。図8は、図7中の乾燥剤パックを示す平面図であ
る。図7に示すように、凝縮器Aの受液部B内には、通
液性を有する合成樹脂製のフェルト材等で形成された収
容袋C内に乾燥剤Dを封入した乾燥剤パックEが配設さ
れている。この乾燥剤パックEの収容袋Cは、受液部B
内と一方のヘッダパイプF内とを連通させる冷媒通路G
を臨む所定部位が、この冷媒通路Gから受液部B内への
冷媒の流入に対する補強のため二重になっている。
【0004】従って、収容袋Cは、図7,図8に示され
ているように、乾燥剤Dを封入する袋本体C1と、この
袋本体C1の前記所定部位を覆って補強する補強生地部
C2とからなっている。なお、図7において、符号Hは
冷却用熱交換パイプを示し、符号Jは放熱フィンを示し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、収容袋C
は、その一部が二重になっているため、その二重部分に
合わせて周縁部を溶着しようとすると一重部分の周縁部
が溶断され、一重部分に合わせて溶着しようとすると二
重部分の溶着が不十分となってしまう。
【0006】このため、収容袋Cを作成する際には、図
9に示すように、袋本体C1用の生地片で袋本体C1を
縫製した後、袋本体C1用の生地片とは別体の補強生地
部C2用の生地片を袋本体C1の所定部位に宛って縫い
付けることにより、袋本体C1の所定部位に補強生地部
C2を形成している。
【0007】従って、従来の凝縮器Aには、収容袋Cを
作成する際に、袋本体C1用の生地片と補強生地部C2
用の生地片とを生地材から個別に生地取りする必要が生
じ、その生地取り作業に手間がかかるという問題があ
る。
【0008】また、従来の凝縮器Aには、袋本体C1用
の生地片とは別体の補強生地部C2用の生地片を袋本体
C1の所定部位に宛って、その所定部位に補強生地部C
2を形成するため、その形成作業に手間がかかるという
問題もある。
【0009】更に、従来の凝縮器Aには、収容袋Cを作
成する際に、溶着より手間がかかる縫合によらざるを得
ず、収容袋Cの作成作業に手間がかかるという問題もあ
る。
【0010】そこで、本発明では、従来品と比べて、前
記生地取り作業,形成作業及び収容袋の作成作業の各作
業にかかる手間を削減することができ、その結果、製造
コストの低減を図ることができる凝縮器を提供すること
を課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一対
のヘッダパイプ間に、該一対のヘッダパイプ間を架橋し
て冷媒を流通させる複数本の冷却用熱交換パイプが多段
状に配設され、一方のヘッダパイプに、冷却により凝縮
液化した冷媒を貯留する受液部が併設され、該受液部内
と一方のヘッダパイプ内とが冷媒通路によって連通さ
れ、受液部内に、冷媒中の水分を除去する乾燥剤を収容
袋内に封入した乾燥剤パックが配設され、前記収容袋
は、通液性を有し乾燥剤を封入する袋本体と、該袋本体
の前記冷媒通路を臨む所定部位を覆って補強した補強生
地部とからなっている凝縮器において、前記袋本体は、
互いに重ねられた一対の本体生地片が互いに結合されて
形成され、前記補強生地部は、各本体生地片における前
記所定部位を形成する所定部位形成部分にそれぞれ連続
して設けられた一対の補強生地片が、袋本体の前記所定
部位を挟んで該所定部位に折り重ねられ袋本体からはみ
出したはみ出し部分同士を結合されて形成されているこ
とを特徴としている。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の凝縮器
であって、前記一対の補強生地片は、袋本体の前記所定
部位を該所定部位全周に亘って覆っていることを特徴と
している。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明では、収容袋の袋本体
は、互いに重ねられた一対の本体生地片から形成され、
収容袋の補強生地部は、各本体生地片における所定部位
を形成する所定部位形成部分にそれぞれ連続して設けら
れた一対の補強生地片から形成されているので、袋本体
用の本体生地片と補強生地部用の補強生地片とを一体と
して生地材から生地取りすることができる。
【0014】従って、袋本体用の生地片と補強生地部用
の生地片とが生地材から個別に生地取りされる従来品と
比べて、生地材からの生地取り作業の手間を削減するこ
とができ、その結果、製造コストの低減を図ることがで
きる。
【0015】しかも、袋本体用の本体生地片と補強生地
部用の補強生地片とを一体として生地材から生地取りす
ることができるので、従来品と比べて収容袋の部品点数
を削減することができ、部品管理コストの削減による製
造コストの低減を図ることもできる。
【0016】また、請求項1の発明では、収容袋の補強
生地部は、各本体生地片における袋本体の所定部位を形
成する所定部位形成部分にそれぞれ連続して設けられた
一対の補強生地片から形成されるので、袋本体用の生地
片とは別体の補強生地部用の生地片を袋本体の所定部位
に宛って該所定部位に補強生地部を形成する従来品と比
べて、補強生地部の形成が容易で、その形成作業にかか
る手間を削減することができ、この点でも製造コストの
低減を図ることができる。
【0017】更に、請求項1の発明では、収容袋の袋本
体は、互いに重ねられた一対の本体生地片が互いに結合
されて形成されるので、一対の本体生地片を溶着結合さ
せて収容袋の袋本体を形成することができる。
【0018】収容袋の補強生地部は、各本体生地片の所
定部位形成部分にそれぞれ連続して設けられた一対の補
強生地片が、袋本体の所定部位を挟んで該所定部位に折
り重ねられ袋本体からはみ出したはみ出し部分同士を結
合されて形成されるので、一対の補強生地片のはみ出し
部分同士を、袋本体に影響を与えることなく溶着結合さ
せて、収容袋の補強生地部を溶着で形成することもでき
る。
【0019】従って、請求項1の発明では、収容袋を溶
着によって作成することができ、溶着より手間がかかる
縫合によって収容袋を作成せざるを得ない従来品と比べ
て、収容袋の作成作業の手間を削減することができ、こ
の点でも製造コストの低減を図ることができる。
【0020】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加えて、一対の補強生地片は袋本体の所定部位を該
所定部位全周に亘って覆っているので、一対の補強生地
片によって袋本体の所定部位全周を補強することがで
き、従って、袋本体の所定部位を確実に補強することが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の一
例を示す斜視図である。図1に示す凝縮器1は、自動車
用空調装置の冷凍サイクルに用いられるものであって、
上下両端を密閉された一対のヘッダパイプ2,3を備え
ている。両ヘッダパイプ2,3間には、両ヘッダパイプ
2,3間を架橋し両ヘッダパイプ2,3に連通接続され
て冷媒を流通させる複数本の扁平な冷却用熱交換パイプ
4が上下方向へ多段状に配設されている。
【0022】互いに隣接する両冷却用熱交換パイプ4,
4間には、波形の放熱フィン5が上下の両冷却用熱交換
パイプ4,4に当接して配設されている。これらの冷却
用熱交換パイプ4及び放熱フィン5は、各冷却用熱交換
パイプ4内を流通する冷媒を、冷却用熱交換パイプ4間
を通過する外気によって冷却するコア部10を形成して
いる。
【0023】一方のヘッダパイプ3には、冷却によって
凝縮液化した冷媒を貯留する受液部6が併設されてい
る。他方のヘッダパイプ2内には、ヘッダパイプ2内を
第1室21と第2室22とに分割するセパレータ7が配
設されている。ヘッダパイプ3内には、ヘッダパイプ3
内を第1室31と第2室32とに分割するセパレータ8
が配設されている。
【0024】両セパレータ7,8によってコア部10
は、気相冷媒を凝縮液化させる凝縮部11と、その凝縮
部11で凝縮液化され受液部6に貯留された液相冷媒を
過冷却する過冷却部12とに区分されている。
【0025】ヘッダパイプ2の上部側面には、図外の圧
縮機から吐出された高温高圧の気相冷媒をヘッダパイプ
2内の第1室21へ流入させる流入ポート23が設けら
れている。ヘッダパイプ2の下部側面には、過冷却部1
2で過冷却された液相冷媒をヘッダパイプ2内の第2室
22から図外の膨張器へ流出させる流出ポート24が設
けられている。
【0026】図2は、図1に示すもののX部を示す断面
図である。図3は、図2中の乾燥剤パックを示す平面図
であり、図4は、図3に示すものの右側面図である。図
2に示すように、ヘッダパイプ3のセパレータ8配設位
置には、ヘッダパイプ3内の第1室31及び第2室32
と受液部6内とを連通させる冷媒通路40が設けられて
いる。
【0027】受液部6内には、冷媒中の水分を除去する
シリカゲル等の乾燥剤50を収容袋60内に封入した乾
燥剤パック70が挿入配設されている。図2〜図4に示
すように、乾燥剤パック70の収容袋60は、乾燥剤5
0を封入した袋本体61と、この袋本体61の冷媒通路
40を臨む所定部位としての下端部位62を覆って補強
する補強生地部63とからなっている。
【0028】この袋本体61と補強生地部63とは、通
液性及び通気性を有する合成樹脂製のフェルト材やメッ
シュ材等で形成されている。補強生地部63は、袋本体
61の下端部位62を下端部位62全周に亘って覆い、
ヘッダパイプ3内の第1室31から受液部6内への液相
冷媒の流入に対して袋本体61を補強していると共に、
受液部6内からヘッダパイプ3内の第2室32への液相
冷媒の流出に対しても袋本体61を補強している。
【0029】なお、図2において、符号3aは、ヘッダ
パイプ3の下端を密閉する蓋部材を示し、符号6aは、
受液部の下端を密閉する蓋部材を示し、符号6bは、シ
ール用のOリングを示している。
【0030】図5は、図3に示すものの収容袋の作成説
明図であって、(a)は収容袋の展開図、(b)は1回
目溶着後、(c)は2回目溶着後を示している。図5に
示すように、収容袋60は、折り重ね線Lに対して略線
対称な形状を有し収容袋60の袋本体61を形成する一
対の本体生地片61a,61aと、折り重ね線Lに対し
て略線対称な形状を有し収容袋60の補強生地部63を
形成する一対の補強生地片63a,63aとから作成さ
れている。
【0031】各補強生地片63aは、各本体生地片61
aにおける袋本体61の下端部位62を形成する下端部
位形成部分61b(所定部位形成部分)の幅方向外側に
下端部位形成部分61bと連続して設けられ、下端部位
形成部分61bの幅より幅広とされている。
【0032】図5(b)に示すように、収容袋60の袋
本体61は、折り重ね線Lで互いに折り重ねられた一対
の本体生地片61a,61aが互いの周縁部を溶着結合
されて形成される。ただし、一対の本体生地片61a,
61aの左端周縁部は、袋本体61内に乾燥剤50を充
填した後に溶着結合される。
【0033】図5(c)に示すように、収容袋60の補
強生地部63は、一対の補強生地片63a,63aが、
袋本体61の下端部位62を挟んで該下端部位62に折
り重ねられ袋本体61からはみ出したはみ出し部分63
b同士を溶着結合されて形成される。
【0034】以上説明したように、凝縮器1では、収容
袋60の袋本体61は、互いに折り重ねられた一対の本
体生地片61a,61aから形成され、収容袋60の補
強生地部63は、各本体生地片61aの下端部位形成部
分61bにそれぞれ連続して設けられた一対の補強生地
片63a,63aから形成されている。
【0035】このため、袋本体61用の一対の本体生地
片61a,61aと補強生地部63用の一対の補強生地
片63a,63aとを一体として生地材から生地取りす
ることができ、生地材からの生地取り作業を1回にする
ことができる。
【0036】これに対し、図7〜図9図示の従来品で
は、袋本体C1用の生地片と補強生地部C2用の生地片
とを生地材から個別に生地取りする必要がある。従っ
て、凝縮器1では、従来品と比べて、生地材からの生地
取り作業の手間を削減することができ、その結果、製造
コストの低減を図ることができる。
【0037】しかも、凝縮器1では、袋本体61用の一
対の本体生地片61a,61aと補強生地部63用の一
対の補強生地片63a,63aとを一体として生地材か
ら生地取りすることができるので、従来品と比べて収容
袋60の部品点数が削減され、部品管理コストの削減に
よる製造コストの低減を図ることもできる。
【0038】また、凝縮器1では、袋本体61の下端部
位62を補強する補強生地部63は、各本体生地片61
aの下端部位形成部分61bにそれぞれ連続して設けら
れた一対の補強生地片63a,63aから形成されてい
る。これに対し、図7〜図9図示の従来品では、収容袋
Cの補強生地部C2は、袋本体C1用の生地片とは別体
の補強生地部C2用の生地片を袋本体C2の所定部位に
宛って形成されている。
【0039】従って、凝縮器1では、従来品と比べて、
収容袋60の補強生地部63の形成が容易で、その形成
作業にかかる手間を削減することができ、この点でも製
造コストの低減を図ることができる。
【0040】ところで、凝縮器1では、袋本体61から
はみ出した両補強生地片63a,63aのはみ出し部分
63b同士を溶着させているので、収容袋60の袋本体
61に影響を与えることなく両補強生地片63a,63
aを溶着結合させて、収容袋60の補強生地部63を形
成することができる。
【0041】このため、凝縮器1では、収容袋60の袋
本体61を溶着によって形成することができると共に、
収容袋60の補強生地部63を溶着によって形成するこ
ともでき、従って、収容袋60を溶着によって作成する
ことができる。よって、溶着より手間がかかる縫合によ
って収容袋Cを作成せざるを得ない図7〜図9図示の従
来品と比べて、収容袋60の作成作業の手間を削減する
ことができ、この点でも製造コストの低減を図ることが
できる。
【0042】加えて、凝縮器1では、一対の補強生地片
63a,63aは袋本体61の下端部位62を該下端部
位62全周に亘って覆っているので、一対の補強生地片
63a,63aによって袋本体61の下端部位62をそ
の全周に亘って補強することができ、袋本体61の下端
部位62を確実に補強することもできる。
【0043】ここで、収容袋60の他の例について説明
する。図6は、収容袋の他の一例の作成説明図であっ
て、(a)は収容袋の展開図、(b)は1回目溶着後、
(c)は2回目溶着後を示している。
【0044】図6に示すように、収容袋160は、収容
袋160の袋本体161を形成する一対の本体生地片1
61a,161aと、収容袋160の補強生地部163
を形成する一対の補強生地片163a,163aとから
作成されている。
【0045】一対の補強生地片163a,163aは、
切り込み線Zによって互いに切り離され、各補強生地片
163aが、各本体生地片161aにおける袋本体16
1の下端部位162(所定部位)を形成する下端部位形
成部分161b(所定部位形成部分)に連続し各本体生
地片161aの長手方向へ沿って設けられている。
【0046】収容袋160の袋本体161は、一対の本
体生地片161a,161aが互いに折り重ねられ互い
の周縁部を溶着結合されて形成される。ただし、一対の
本体生地片161a,161aの左端周縁部は、袋本体
161内に乾燥剤50を充填した後に溶着結合される。
【0047】収容袋160の補強生地部163は、一対
の補強生地片163a,163aが、袋本体161の下
端部位162を挟んで該下端部位162に折り重ねられ
袋本体161からはみ出したはみ出し部分163b同士
を溶着結合されて形成される。
【0048】この収容袋160は、一対の補強生地片1
63a,163aの互いに溶着されたはみ出し部分16
3bを冷媒通路40に臨ませて受液部6内に配設される
ことにより、ヘッダパイプ3内の第1室31から受液部
6内への液相冷媒の流入に対して袋本体161を補強す
る。
【0049】なお、以上説明した本実施形態では、収容
袋60,160の袋本体61,161及び補強生地部6
3,163は何れも溶着によって形成されている。しか
し、収容袋60,160の袋本体61,161及び補強
生地部63,163を縫合によって形成することは勿論
可能である。ただし、縫合は溶着より手間がかかるの
で、収容袋60,160の袋本体61,161及び補強
生地部63,163は溶着によって形成する方が好まし
い。
【0050】また、本実施形態では、凝縮器1の両ヘッ
ダパイプ2,3内に、両ヘッダパイプ2,3内を上下2
室に分割すると共にコア部10を凝縮部11と過冷却部
12とに区分するセパレータ7,8が配設されている。
しかし、本発明に係る凝縮器では、セパレータ7,8の
有無は問わない。
【0051】従って、本発明に係る凝縮器は、両ヘッダ
パイプ2,3内にセパレータ7,8が無く、冷却用熱交
換パイプ4で凝縮液化され受液部6内に貯留された液相
冷媒を受液部6から図外の膨張器へ流出させるものであ
っても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すもののX部を示す断面図である。
【図3】図2中の乾燥剤パックを示す平面図である。
【図4】図3に示すものの右側面図である。
【図5】図3に示すものの収容袋の作成説明図であっ
て、(a)は収容袋の展開図、(b)は1回目溶着後、
(c)は2回目溶着後を示している。
【図6】収容袋の他の一例の作成説明図であって、
(a)は収容袋の展開図、(b)は1回目溶着後、
(c)は2回目溶着後を示している。
【図7】従来品の一例を示す要部断面図である。
【図8】図7中の乾燥剤パックを示す平面図である。
【図9】図8に示すものの収容袋の作成説明図であっ
て、(a)は1回目縫合後、(b)は2回目縫合後を示
している。
【符号の説明】
1 凝縮器 2,3 ヘッダパイプ 4 冷却用熱交換パイプ 6 受液部 40 冷媒通路 50 乾燥剤 60,160 収容袋 61,161 袋本体 61a,161a 本体生地片 61b,161b 下端部位形成部分(所定部位形成部
分) 62,162 下端部位(所定部位) 63,163 補強生地部 63a,163a 補強生地片 63b,163b はみ出し部分 70 乾燥剤パック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のヘッダパイプ(2,3)間に、該
    一対のヘッダパイプ(2,3)間を架橋して冷媒を流通
    させる複数本の冷却用熱交換パイプ(4)が多段状に配
    設され、一方のヘッダパイプ(3)に、冷却により凝縮
    液化した冷媒を貯留する受液部(6)が併設され、該受
    液部(6)内と一方のヘッダパイプ(3)内とが冷媒通
    路(40)によって連通され、受液部(6)内に、冷媒
    中の水分を除去する乾燥剤(50)を収容袋(60)内
    に封入した乾燥剤パック(70)が配設され、前記収容
    袋(60,160)は、通液性を有し乾燥剤(50)を
    封入する袋本体(61,161)と、該袋本体(61,
    161)の前記冷媒通路(40)を臨む所定部位(6
    2,162)を覆って補強した補強生地部(63,16
    3)とからなっている凝縮器において、 前記袋本体(61,161)は、互いに重ねられた一対
    の本体生地片(61a,61a,161a,161a)
    が互いに結合されて形成され、前記補強生地部(63,
    163)は、各本体生地片(61a,161a)におけ
    る前記所定部位(62,162)を形成する所定部位形
    成部分(61b,161b)にそれぞれ連続して設けら
    れた一対の補強生地片(63a,63a,163a,1
    63a)が、袋本体(61,161)の前記所定部位
    (62,162)を挟んで該所定部位(62,162)
    に折り重ねられ袋本体(61,161)からはみ出した
    はみ出し部分(63b,163b)同士を結合されて形
    成されていることを特徴とする凝縮器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の凝縮器であって、 前記一対の補強生地片(63a,63a)は、袋本体
    (61)の前記所定部位(62)を該所定部位(62)
    全周に亘って覆っていることを特徴とする凝縮器。
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