JP2000283346A - 複合管 - Google Patents
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐圧性および断熱効果に優れており、給湯管、
給水管等として好適に使用することができる。 【解決手段】ポリエチレン樹脂によって管状に構成され
た内層11の外周面に、延伸ポリエチレン樹脂シートを
螺旋状に巻回して構成された中間層12が積層されてお
り、さらに、中間層12に、ポリエチレン樹脂発泡体製
の外層13が積層されている。
給水管等として好適に使用することができる。 【解決手段】ポリエチレン樹脂によって管状に構成され
た内層11の外周面に、延伸ポリエチレン樹脂シートを
螺旋状に巻回して構成された中間層12が積層されてお
り、さらに、中間層12に、ポリエチレン樹脂発泡体製
の外層13が積層されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種物質を流動さ
せて搬送するために好適に使用される複合管に関し、特
に、高耐圧性を有しており、内部を流動する物質の圧力
が高くても破損するおそれがなく、しかも、保温性に優
れているために、給湯管等として好適に使用することが
できる複合管に関する。
せて搬送するために好適に使用される複合管に関し、特
に、高耐圧性を有しており、内部を流動する物質の圧力
が高くても破損するおそれがなく、しかも、保温性に優
れているために、給湯管等として好適に使用することが
できる複合管に関する。
【0002】
【従来の技術】液体、気体等の各種物質を流動させて搬
送する際に使用されるパイプ、ホース等の管体は、内部
を流動する物質の圧力によって破損しないような耐圧性
が要求される。特に、油圧配管、給水管等のように、高
圧流体が搬送される場合には、高耐圧性が要求される。
このために、例えば、特開平8−11250号公報に
は、合成樹脂等の可撓性材料によってそれぞれ管状に構
成された内層と外層との間に、繊維補強層およびワイヤ
ー補強層が設けられた複合管が開示されている。
送する際に使用されるパイプ、ホース等の管体は、内部
を流動する物質の圧力によって破損しないような耐圧性
が要求される。特に、油圧配管、給水管等のように、高
圧流体が搬送される場合には、高耐圧性が要求される。
このために、例えば、特開平8−11250号公報に
は、合成樹脂等の可撓性材料によってそれぞれ管状に構
成された内層と外層との間に、繊維補強層およびワイヤ
ー補強層が設けられた複合管が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような複合管で
は、繊維補強層およびワイヤー補強層が設けられている
ことによって、耐圧性が向上している。しかしながら、
繊維補強層は、適当な太さを有する繊維を編組して、あ
るいはスパイラル状に巻回して配置されているために、
繊維補強層自体が厚くなるという問題がある。また、繊
維を束ねた状態で構成される繊維補強層は、各繊維の長
手方向に沿った軸方向強度が大きくなり、周方向の強度
との差が大きくなるおそれもある。しかも、繊維補強層
にワイヤー補強層を積層しているために、全体の肉厚が
大きく、しかも、全体の重量も大きくなり、取り扱いが
容易でなく、また、経済性も損なわれるという問題もあ
る。
は、繊維補強層およびワイヤー補強層が設けられている
ことによって、耐圧性が向上している。しかしながら、
繊維補強層は、適当な太さを有する繊維を編組して、あ
るいはスパイラル状に巻回して配置されているために、
繊維補強層自体が厚くなるという問題がある。また、繊
維を束ねた状態で構成される繊維補強層は、各繊維の長
手方向に沿った軸方向強度が大きくなり、周方向の強度
との差が大きくなるおそれもある。しかも、繊維補強層
にワイヤー補強層を積層しているために、全体の肉厚が
大きく、しかも、全体の重量も大きくなり、取り扱いが
容易でなく、また、経済性も損なわれるという問題もあ
る。
【0004】また、寒冷地において給水管として使用す
る場合、あるいは給湯管として使用する場合には、十分
な断熱効果が得られず、冬期において、内部の水が凍結
したり、熱湯が内部を流動する際に低温化するおそれが
ある。
る場合、あるいは給湯管として使用する場合には、十分
な断熱効果が得られず、冬期において、内部の水が凍結
したり、熱湯が内部を流動する際に低温化するおそれが
ある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、耐圧性に優れており、しかも、断
熱効果に優れているために、給水管、給湯管として好適
に使用することができる複合管を提供することにある。
であり、その目的は、耐圧性に優れており、しかも、断
熱効果に優れているために、給水管、給湯管として好適
に使用することができる複合管を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の複合管は、合成
樹脂によって管状に構成された内層と、この内層の外周
面に延伸ポリオレフィン系樹脂シートを螺旋状に巻回し
て構成された中間層と、この中間層に積層された合成樹
脂製の外層とを具備し、前記内層、外層のいずれか一方
または両方が、合成樹脂の発泡体によって構成されてい
ることを特徴とする。
樹脂によって管状に構成された内層と、この内層の外周
面に延伸ポリオレフィン系樹脂シートを螺旋状に巻回し
て構成された中間層と、この中間層に積層された合成樹
脂製の外層とを具備し、前記内層、外層のいずれか一方
または両方が、合成樹脂の発泡体によって構成されてい
ることを特徴とする。
【0007】また、本発明の複合管は、合成樹脂によっ
て管状に構成された内層と、この内層の外周面に延伸ポ
リオレフィン系樹脂シートを螺旋状に巻回して構成され
た中間層と、この中間層に積層された合成樹脂製の外層
とを具備し、前記内層と中間層との間、前記外層と中間
層との間のいずれか一方または両方に、合成樹脂の発泡
体によって構成された断熱層が設けられていることを特
徴とする。
て管状に構成された内層と、この内層の外周面に延伸ポ
リオレフィン系樹脂シートを螺旋状に巻回して構成され
た中間層と、この中間層に積層された合成樹脂製の外層
とを具備し、前記内層と中間層との間、前記外層と中間
層との間のいずれか一方または両方に、合成樹脂の発泡
体によって構成された断熱層が設けられていることを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の複合管の実施
の形態の一例を示す概略構成図である。この複合管10
は、ポリエチレン樹脂によって管状に構成された内層1
1と、この内層11の外周面上に、延伸ポリオレフィン
系樹脂シートである延伸ポリエチレン樹脂シートを螺旋
状に巻回して構成された中間層12と、この中間層12
上に積層されたポリエチレン樹脂発泡体製の外層13と
を有している。
面に基づいて説明する。図1は、本発明の複合管の実施
の形態の一例を示す概略構成図である。この複合管10
は、ポリエチレン樹脂によって管状に構成された内層1
1と、この内層11の外周面上に、延伸ポリオレフィン
系樹脂シートである延伸ポリエチレン樹脂シートを螺旋
状に巻回して構成された中間層12と、この中間層12
上に積層されたポリエチレン樹脂発泡体製の外層13と
を有している。
【0009】内層11に積層された中間層12は、適当
な幅寸法の帯状をした延伸ポリエチレン樹脂シートを、
内層11の軸方向に対して30〜90°の傾斜角度にな
るように螺旋状に巻回し、さらに、その上に、延伸ポリ
エチレン樹脂シートを傾斜方向が反対になるように螺旋
状に巻回して2層構造に形成されている。
な幅寸法の帯状をした延伸ポリエチレン樹脂シートを、
内層11の軸方向に対して30〜90°の傾斜角度にな
るように螺旋状に巻回し、さらに、その上に、延伸ポリ
エチレン樹脂シートを傾斜方向が反対になるように螺旋
状に巻回して2層構造に形成されている。
【0010】このような構成の複合管10は、次のよう
に製造される。まず、ポリエチレン樹脂を短軸押出機に
よって管状に押し出して内層11を成形する。その後、
スパイラルワインダーによって、所定幅の帯状に構成さ
れた延伸ポリエチレン樹脂シートを、内層11の外周面
に、所定の傾斜角度にて螺旋状に巻回し、さらに、その
上に、傾斜方向が反対になるように延伸ポリエチレン樹
脂シートを螺旋状に巻回して、中間層12を形成する。
延伸ポリエチレンシートは、高密度ポリエチレンシート
を加熱しつつ、30倍程度の延伸率にて延伸した後に、
架橋されて構成されている。
に製造される。まず、ポリエチレン樹脂を短軸押出機に
よって管状に押し出して内層11を成形する。その後、
スパイラルワインダーによって、所定幅の帯状に構成さ
れた延伸ポリエチレン樹脂シートを、内層11の外周面
に、所定の傾斜角度にて螺旋状に巻回し、さらに、その
上に、傾斜方向が反対になるように延伸ポリエチレン樹
脂シートを螺旋状に巻回して、中間層12を形成する。
延伸ポリエチレンシートは、高密度ポリエチレンシート
を加熱しつつ、30倍程度の延伸率にて延伸した後に、
架橋されて構成されている。
【0011】ポリエチレン樹脂製の内層11に延伸ポリ
エチレン樹脂シート製の中間層12が積層されると、そ
の積層体は、押出被覆金型に導入されて、その押出被覆
金型を通過している間に、押出被覆金型内に発泡ポリエ
チレン樹脂が押し出されて発泡されることによって、中
間層12を被覆するポリエチレン樹脂発泡体製の外層1
3が形成される。そして、押出被覆金型を通過した積層
体が、冷却水槽によって冷却されることによって、図1
に示す複合管10が得られる。
エチレン樹脂シート製の中間層12が積層されると、そ
の積層体は、押出被覆金型に導入されて、その押出被覆
金型を通過している間に、押出被覆金型内に発泡ポリエ
チレン樹脂が押し出されて発泡されることによって、中
間層12を被覆するポリエチレン樹脂発泡体製の外層1
3が形成される。そして、押出被覆金型を通過した積層
体が、冷却水槽によって冷却されることによって、図1
に示す複合管10が得られる。
【0012】得られた複合管10は、ポリエチレン製の
内層11に対して、引っ張り強度に優れた延伸ポリエチ
レン樹脂シートを螺旋状に巻回して中間層12が形成さ
れているために、内層11は、中間層12によって補強
された状態になっている。
内層11に対して、引っ張り強度に優れた延伸ポリエチ
レン樹脂シートを螺旋状に巻回して中間層12が形成さ
れているために、内層11は、中間層12によって補強
された状態になっている。
【0013】しかも、外層11が、断熱性に優れたポリ
エチレン樹脂発泡によって構成されているために、給湯
管として、あるいは寒冷地における給水管として好適に
使用することができる。特に、寒冷地において給水管と
して使用する場合には、冬期において、保温用の断熱材
を設けることなく、給水管内の水の凍結を防止すること
ができる。
エチレン樹脂発泡によって構成されているために、給湯
管として、あるいは寒冷地における給水管として好適に
使用することができる。特に、寒冷地において給水管と
して使用する場合には、冬期において、保温用の断熱材
を設けることなく、給水管内の水の凍結を防止すること
ができる。
【0014】しかも、ポリエチレン樹脂発泡体製の外層
13は、延伸ポリエチレン樹脂シートを螺旋状に巻回し
て構成された中間層12を被覆して保護しているため
に、中間層12に直接外圧が加わるおそれがなく、中間
層12は、内層11を長期にわたって安定的に補強し得
る。
13は、延伸ポリエチレン樹脂シートを螺旋状に巻回し
て構成された中間層12を被覆して保護しているため
に、中間層12に直接外圧が加わるおそれがなく、中間
層12は、内層11を長期にわたって安定的に補強し得
る。
【0015】複合管10の外層13は、ポリエチレン樹
脂発泡体に限らず、各種合成樹脂の発泡体を使用するこ
とができるが、内層11のポリエチレン樹脂、中間層1
2の延伸ポリエチレン樹脂シートと同種のポリエチレン
樹脂発泡体を使用することにより、複合管10を容易に
リサイクルすることができる。
脂発泡体に限らず、各種合成樹脂の発泡体を使用するこ
とができるが、内層11のポリエチレン樹脂、中間層1
2の延伸ポリエチレン樹脂シートと同種のポリエチレン
樹脂発泡体を使用することにより、複合管10を容易に
リサイクルすることができる。
【0016】複合管10の中間層12としては、高密度
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等のポリエチ
レン樹脂製のシートを、少なくとも長手方向に10倍以
上延伸した延伸ポリエチレン樹脂シートが好適に使用さ
れるが、延伸したポリエチレン樹脂シートに限らず、ホ
モポリプロピレン、プロピレンランダム共重合体、プロ
ピレンブロック共重合体、ポリ(4−メチル−1−)ペ
ンテン等の各種ポリオレフィン系樹脂製シートを延伸し
て使用することもできる。ポリオレフィン系樹脂シート
には、必要に応じて、結晶核剤、架橋剤、架橋助剤、充
填剤、顔料、異種のポリオレフィン、低分子量ポリオレ
フィンワックス等が配合される。また、架橋剤を使用す
ることなく、電子線照射、紫外線照射等によって架橋す
るようにしてもよい。
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等のポリエチ
レン樹脂製のシートを、少なくとも長手方向に10倍以
上延伸した延伸ポリエチレン樹脂シートが好適に使用さ
れるが、延伸したポリエチレン樹脂シートに限らず、ホ
モポリプロピレン、プロピレンランダム共重合体、プロ
ピレンブロック共重合体、ポリ(4−メチル−1−)ペ
ンテン等の各種ポリオレフィン系樹脂製シートを延伸し
て使用することもできる。ポリオレフィン系樹脂シート
には、必要に応じて、結晶核剤、架橋剤、架橋助剤、充
填剤、顔料、異種のポリオレフィン、低分子量ポリオレ
フィンワックス等が配合される。また、架橋剤を使用す
ることなく、電子線照射、紫外線照射等によって架橋す
るようにしてもよい。
【0017】複合管10の内層11は、ポリエチレン樹
脂に限らず、各種合成樹脂、例えば、中間層12と同種
のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリア
ミド、各種ゴム、熱可塑性エラストマー等によって構成
される。
脂に限らず、各種合成樹脂、例えば、中間層12と同種
のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリア
ミド、各種ゴム、熱可塑性エラストマー等によって構成
される。
【0018】また、内層11をポリエチレン樹脂発泡体
によって構成して、外層13を通常のポリエチレン樹脂
によって構成するようにしてもよい。この場合も、断熱
性に優れたポリエチレン樹脂発泡体製の内層11によっ
て、給湯用あるいは給水用の配管として好適に使用する
ことができる。
によって構成して、外層13を通常のポリエチレン樹脂
によって構成するようにしてもよい。この場合も、断熱
性に優れたポリエチレン樹脂発泡体製の内層11によっ
て、給湯用あるいは給水用の配管として好適に使用する
ことができる。
【0019】さらに、内層11および外層13を、それ
ぞれポリエチレン樹脂発泡体によって構成してもよい。
この場合には、複合管10における断熱効果が、一層、
向上することになる。
ぞれポリエチレン樹脂発泡体によって構成してもよい。
この場合には、複合管10における断熱効果が、一層、
向上することになる。
【0020】図2は、本発明の複合管の実施の形態の他
の例を示す概略構成図である。この複合管10は、ポリ
エチレン樹脂によって管状に構成された内層11と、こ
の内層11の外周面上に、延伸ポリオレフィン系樹脂シ
ートである延伸ポリエチレン樹脂シートを螺旋状に巻回
して構成された中間層12と、この中間層12上に積層
された発泡ポリエチレン樹脂製の断熱層14と、断熱層
14上に積層されたポリエチレン樹脂製の外層13とを
有している。
の例を示す概略構成図である。この複合管10は、ポリ
エチレン樹脂によって管状に構成された内層11と、こ
の内層11の外周面上に、延伸ポリオレフィン系樹脂シ
ートである延伸ポリエチレン樹脂シートを螺旋状に巻回
して構成された中間層12と、この中間層12上に積層
された発泡ポリエチレン樹脂製の断熱層14と、断熱層
14上に積層されたポリエチレン樹脂製の外層13とを
有している。
【0021】このような構成の複合管10も、中間層1
2と外層13との間に設けられたポリエチレン樹脂発泡
体製の断熱層14によって、断熱性に優れており、給湯
管、給水管として好適に使用することができる。
2と外層13との間に設けられたポリエチレン樹脂発泡
体製の断熱層14によって、断熱性に優れており、給湯
管、給水管として好適に使用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の複合管は、このように、合成樹
脂製の内層の外周面に、延伸ポリオレフィン系樹脂シー
トを螺旋状に巻回して構成された中間層が設けられて、
その中間層が合成樹脂製の外層によって被覆されてお
り、しかも、内層あるいは外層が、断熱効果に優れた合
成樹脂発泡体によって構成されているために、給湯管、
給水管等として好適に使用することができる。また、内
層と中間層との間、あるいは、中間層と外層との間に合
成樹脂発泡体によって構成された断熱層を設けた場合に
も、同様に、給湯管、給水管等として好適に使用するこ
とができる。
脂製の内層の外周面に、延伸ポリオレフィン系樹脂シー
トを螺旋状に巻回して構成された中間層が設けられて、
その中間層が合成樹脂製の外層によって被覆されてお
り、しかも、内層あるいは外層が、断熱効果に優れた合
成樹脂発泡体によって構成されているために、給湯管、
給水管等として好適に使用することができる。また、内
層と中間層との間、あるいは、中間層と外層との間に合
成樹脂発泡体によって構成された断熱層を設けた場合に
も、同様に、給湯管、給水管等として好適に使用するこ
とができる。
【図1】本発明の複合管の実施の形態の一例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の複合管の実施の形態の他の例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
10 複合管 11 内層 12 中間層 13 外層 14 断熱層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H111 AA01 AA02 BA15 CB04 CB05 CB14 DA07 DA15 DB03 4F100 AK01A AK01C AK03B AK04 BA03 BA04 BA05 BA07 BA10A BA10C DD31 DJ01A DJ01C EH51 GB90 JJ02 JJ02D JJ02E JJ03
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂によって管状に構成された内層
と、 この内層の外周面に延伸ポリオレフィン系樹脂シートを
螺旋状に巻回して構成された中間層と、 この中間層に積層された合成樹脂製の外層とを具備し、 前記内層、外層のいずれか一方または両方が、合成樹脂
の発泡体によって構成されていることを特徴とする複合
管。 - 【請求項2】 合成樹脂によって管状に構成された内層
と、 この内層の外周面に延伸ポリオレフィン系樹脂シートを
螺旋状に巻回して構成された中間層と、 この中間層に積層された合成樹脂製の外層とを具備し、 前記内層と中間層との間、前記外層と中間層との間のい
ずれか一方または両方に、合成樹脂の発泡体によって構
成された断熱層が設けられていることを特徴とする複合
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11084222A JP2000283346A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 複合管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11084222A JP2000283346A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 複合管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000283346A true JP2000283346A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13824464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11084222A Pending JP2000283346A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 複合管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000283346A (ja) |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11084222A patent/JP2000283346A/ja active Pending
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