JP2000281298A - リーチフォークリフトトラック - Google Patents

リーチフォークリフトトラック

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JP2000281298A
JP2000281298A JP11091296A JP9129699A JP2000281298A JP 2000281298 A JP2000281298 A JP 2000281298A JP 11091296 A JP11091296 A JP 11091296A JP 9129699 A JP9129699 A JP 9129699A JP 2000281298 A JP2000281298 A JP 2000281298A
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JP
Japan
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reach
vehicle body
driven
motor
legs
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JP11091296A
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English (en)
Inventor
Haruo Kaneuchi
春夫 金内
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Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーチフォークリフトトラックにおいて、後
輪と共に前輪も駆動することで、水を扱う場所等の滑り
やすい場所での走行において滑って走行ができなくなる
といった問題を大幅に低減する。 【解決手段】 リーチフォークリフトトラックにおい
て、車体3の内部に駆動用モータ2及びこの駆動用モー
タ2を制御するメインコントローラ21を備え、車体3
の後部に駆動用モータ2により駆動しかつ操舵を行う後
輪20を備えると共に、左右のリーチレッグ4に内蔵し
たモータ24により駆動する前輪23を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の前方下部に
左右一対のリーチレッグを備え、このリーチレッグに沿
って前後摺動自在となるマストを備え、このマストに沿
って昇降動自在となるフォークを備えてなるリーチフォ
ークリフトトラックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リーチフォークリフトトラック
は、バッテリー等の駆動源や駆動用モータ等を収納した
車体を備え、この車体の前方下部に前方に向かって突出
する左右一対のリーチレッグを備え、このリーチレッグ
に沿って前後摺動自在となるマストを備え、このマスト
に沿って昇降動自在となるリフトブラケット及びフォー
クを備えていた。一方、車体には運転部を備え、運転部
はその前側にハンドルや各種の操作レバーを備えてい
た。そして、車体の後方下部には駆動兼操舵を行う後輪
を備え、また、左右のリーチレッグの前部には前輪をそ
れぞれ備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるリーチフォーク
リフトトラックにおいては、水を扱う場所での作業が頻
繁にあり、このような場所での走行にあっては後輪のみ
の駆動であったため、床面の水により後輪が滑ってしま
い走行ができなくなるおそれがあった。特に、冷凍倉庫
内での走行にあっては、結氷等により後輪が滑ってしま
い走行が全くできなくなるといった問題があった。本発
明は、この問題を解消することを、その課題としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、車体の前
方下部に前方に向かって突出する左右一対のリーチレッ
グを備え、このリーチレッグに沿って前後摺動自在とな
るマストを備え、このマストに沿って昇降動自在となる
フォークを備えたリーチフォークリフトトラックにおい
て、車体の内部に駆動用モータ及びこの駆動用モータを
制御するメインコントローラを備え、車体の後部に駆動
用モータにより駆動しかつ操舵を行う後輪を備えると共
に、左右のリーチレッグに内蔵したモータにより駆動す
る前輪を備える。
【0005】第二の発明は、第一の発明において、前輪
に内蔵するモータを制御する専用コントローラを備え
る。
【0006】第三の発明は、第一または第二の発明にお
いて、前輪に内蔵するモータにおける駆動の入り切りを
行う前輪駆動スイッチを備える。
【0007】
【作用】第一の発明によれば、前輪に内蔵するモータに
より前輪を駆動することで、滑りやすい場所での走行に
おいて後輪と前輪とを共に駆動して、滑って走行ができ
なくなるといった問題を低減する。
【0008】第二の発明によれば、前輪に内蔵するモー
タを制御する専用コントローラを備えたことで、メイン
コントローラを何等調節することなく、前輪の駆動を行
うことができ、回路の簡素化や安定化を図る。
【0009】第三の発明によれば、前輪に内蔵するモー
タにおける駆動の入り切りを行う前輪駆動スイッチを備
えたことで、所望時のみ前輪を駆動して、不必要な前輪
の駆動をなくし、不要な動力消費を避ける。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によるリーチフォークリフ
トトラックにおける実施の形態について説明する。リー
チフォークリフトトラックとしては、図1及び図2に示
すように、バッテリー1等の駆動源や駆動用モータ2等
を収納する車体3を備え、この車体3の前方下部に前方
に向かって突出する略コ字状となる左右一対のリーチレ
ッグ4を備え、このリーチレッグ4内を転動するローラ
を介してリーチレッグ4に沿って前後摺動自在となる上
下に向かうマスト5を備え、このマスト5内を転動する
ローラを介してマスト5に沿って昇降動自在となるリフ
トブラケット6及びこのリフトブラケット6に取付ける
フォーク7を備えている。なお、リーチレッグ4に沿っ
たマスト5の前後摺動はリーチシリンダによって行われ
ると共に、マスト5に沿ったリフトブラケット6及びフ
ォーク7の昇降動はリフトシリンダによって行われる。
【0011】一方、図3に示すように、車体3にはその
後部に運転部10を備え、この運転部10は前進方向右
側に作業者が乗り込むスペース11を設け、このスペー
ス11の左側に操舵を行うためのハンドル12を備える
と共に、このスペース11の前方に各種の操作レバーを
備えている。この操作レバーとしては、当該リーチフォ
ークリフトトラックの前後進を行うためのアクセルレバ
ー13、マスト5の前後摺動を行うためのリーチレバー
14、リフトブラケット6及びフォーク7の昇降動を行
うためのリフトレバー15、マスト5の前後傾動を行う
ためのチルトレバー16である。また、この操作レバー
の近傍にはメータパネル17を備えている。さらに、ハ
ンドル12の下側には当該リーチフォークリフトトラッ
クの駆動の入り切りを行うキースイッチ18を備えてい
る。
【0012】そして、図1及び図2に示すように、車体
3の後方下部の左右中央より若干左側に寄った位置に駆
動兼操舵を行う後輪20を備える。この後輪20は車体
3の内部に収納した駆動用モータ2により駆動するよう
になり、この駆動用モータ2は車体3の内部に収納した
メインコントローラ21により制御されている。なお、
このメインコントローラ21は後輪20の駆動制御と共
に各種の動作制御を行うようになる。また、後輪20の
右側の側方にキャスター輪22を備え、このキャスター
輪22は自由な状態で回転するようになる。
【0013】そして、左右のリーチレッグ4の前端には
前輪23をそれぞれ備えており、この前輪23において
は、モータ24を内蔵して前輪23自身で駆動を行うよ
うにしている。これは、図4及び図5に示すように、リ
ーチレッグ4の前部における左右外側に取付けフレーム
25を固着し、この取付けフレーム25に円形状のモー
タ24をリーチレッグ4内に収まるようにしてボルトで
取付ける。そして、このモータ24の外周に前輪23を
固着する。また、このモータ24を制御する専用コント
ローラ26を車体3の内部に備え、この専用コントロー
ラ26はメインコントローラ21とは別体としている。
そして、この専用コントローラ26からの配線は車体3
の内部から左右のリーチレッグ4内を経てモータ24に
つながるようになっている。また、このモータ24にお
ける駆動の入り切りを行う前輪駆動スイッチ27を運転
部10のメータパネル17の横に備え、この前輪駆動ス
イッチ27の入り切りにより前輪23における駆動の入
り切りを切り替えるようになる。
【0014】一方、回路としては、図6に示すように、
まず、メイン回路30と前輪専用回路31とを並列に備
え、メイン回路30は駆動源であるバッテリー1より運
転部10に備えたキースイッチ18、メインコントロー
ラ21を介して駆動用モータ2に接続しており、メイン
コントローラ21にはアクセルレバー13がつながり、
このアクセルレバー13の操作量に基づいて駆動用モー
タ2を制御している。また、前輪専用回路31はメイン
回路30のキースイッチ18に接続する運転部10に備
えた前輪駆動スイッチ27、専用コントローラ26を介
してモータ24に接続しており、専用コントローラ26
にもアクセルレバー13がつながり、このアクセルレバ
ー13の操作量に基づいてモータ24を制御している。
これにより、前輪駆動スイッチ27を入り状態にすると
専用コントローラ26を介してモータ24を駆動して、
前輪23における駆動を行うようになり、前輪駆動スイ
ッチ27を切り状態にすると専用コントローラ26を介
してモータ24を停止して、前輪23における駆動も停
止するようになり、前輪23が自由な状態で回転するよ
うになる。
【0015】このように構成することで、作業者が所望
時に前輪駆動スイッチ27を入り状態とすると、モータ
24により前輪23を駆動して、後輪20と共に前輪2
3も駆動するようになり、これにより、水を扱う場所等
の滑りやすい場所での走行においても後輪20と前輪2
3とが共に駆動することで、走行ができなくなるといっ
た問題を大幅に低減することができる。
【0016】また、前輪駆動スイッチ27を備えたこと
で、所望時のみ前輪23を駆動する、すなわち作業者が
滑りやすいと判断した場合のみ前輪23を駆動すること
で、不必要な前輪23の駆動をなくし、不要な動力消費
を避けることができる。
【0017】さらに、モータ24を制御する専用コント
ローラ26を備えた前輪専用回路31をメイン回路30
と並列に備えたことで、メイン回路30におけるメイン
コントローラ21を何等調節することなく、前輪23の
駆動を行うことができ、回路の簡素化や安定化を図るこ
とができる。しかも、前輪専用回路31をメイン回路3
0と別とすることで、既存のリーチフォークリフトトラ
ックにも容易に取付けることができる。
【0018】また、前述の実施の形態においては、メイ
ン回路30と前輪専用回路31とを別々に備え、メイン
コントローラ21とは別に専用コントローラ26を備え
ていたが、この専用コントローラ26を備えることな
く、メインコントローラ21においてモータ24を制御
して前輪23を駆動するようにしても良い。
【0019】さらに、前輪駆動スイッチ27を備えるこ
となく、メインコントローラ21あるいは専用コントロ
ーラ26において、後輪20がスリップしたと判断した
場合にモータ24により前輪23を駆動するような機構
としても良い。
【0020】
【発明の効果】モータにより前輪を駆動して、後輪と共
に前輪も駆動することにより、水を扱う場所等の滑りや
すい場所での走行においても後輪と前輪とが共に駆動す
ることで、滑って走行ができなくなるといった問題を大
幅に低減することができる。また、前輪に内蔵するモー
タを制御する専用コントローラを備えたことで、メイン
コントローラを何等調節することなく、前輪の駆動を行
うことができ、回路の簡素化や安定化を図ることがで
き、しかも、専用コントローラををメインコントローラ
と別とすることで、既存のリーチフォークリフトトラッ
クにも容易に取付けることができ、これにより、コス
ト、組み立て性、サービス性において極めて良好にする
ことができる。また、前輪に内蔵するモータにおける駆
動の入り切りを行う前輪駆動スイッチを備えたことで、
所望時のみ前輪を駆動して、不必要な前輪の駆動をなく
し、不要な動力消費を避けることができ、これにより、
省エネを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リーチフォークリフトトラックの側面図であ
る。
【図2】リーチフォークリフトトラックの後面図であ
る。
【図3】リーチフォークリフトトラックの後方からの斜
視図である。
【図4】リーチフォークリフトトラックにおける前輪を
説明する側面図である。
【図5】リーチフォークリフトトラックにおける前輪を
説明する上面図である。
【図6】リーチフォークリフトトラックにおける回路を
説明する概略構成図である。
【符号の説明】
1…バッテリー、2…駆動用モータ、3…車体、4…リ
ーチレッグ、5…マスト、6…リフトブラケット、7…
フォーク、10…運転部、11…スペース、12…ハン
ドル、13…アクセルレバー、14…リーチレバー、1
5…リフトレバー、16…チルトレバー、17…メータ
パネル、18…キースイッチ、20…後輪、21…メイ
ンコントローラ、22…キャスター輪、23…前輪、2
4…モータ、25…取付けフレーム、26…専用コント
ローラ、27…前輪駆動スイッチ、30…メイン回路、
31…前輪専用回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体3の前方下部に前方に向かって突出
    する左右一対のリーチレッグ4を備え、このリーチレッ
    グ4に沿って前後摺動自在となるマスト5を備え、この
    マスト5に沿って昇降動自在となるフォーク7を備えた
    リーチフォークリフトトラックにおいて、 車体3の内部に駆動用モータ2及びこの駆動用モータ2
    を制御するメインコントローラ21を備え、車体3の後
    部に駆動用モータ2により駆動しかつ操舵を行う後輪2
    0を備えると共に、左右のリーチレッグ4に内蔵したモ
    ータ24により駆動する前輪23を備えたことを特徴と
    するリーチフォークリフトトラック。
  2. 【請求項2】 前記前輪23に内蔵するモータ24を制
    御する専用コントローラ26を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のリーチフォークリフトトラック。
  3. 【請求項3】 前記前輪23に内蔵するモータ24にお
    ける駆動の入り切りを行う前輪駆動スイッチ27を備え
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載のリー
    チフォークリフトトラック。
JP11091296A 1999-03-31 1999-03-31 リーチフォークリフトトラック Pending JP2000281298A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6675937B2 (en) * 2000-09-22 2004-01-13 Kooi B.V. Fork-lift truck
CN102674204A (zh) * 2011-03-18 2012-09-19 邱宝林 简便机械式全液压叉车

Cited By (2)

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US6675937B2 (en) * 2000-09-22 2004-01-13 Kooi B.V. Fork-lift truck
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040121