JP2000281136A - 包装容器、包装方法及び包装装置 - Google Patents

包装容器、包装方法及び包装装置

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JP2000281136A
JP2000281136A JP11369376A JP36937699A JP2000281136A JP 2000281136 A JP2000281136 A JP 2000281136A JP 11369376 A JP11369376 A JP 11369376A JP 36937699 A JP36937699 A JP 36937699A JP 2000281136 A JP2000281136 A JP 2000281136A
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film
container
opening
packaging
edge
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Takuya Ogishima
拓哉 荻島
Tadashi Takahashi
忠 高橋
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/10Container closures formed after filling
    • B65D77/20Container closures formed after filling by applying separate lids or covers, i.e. flexible membrane or foil-like covers
    • B65D77/2004Container closures formed after filling by applying separate lids or covers, i.e. flexible membrane or foil-like covers the cover being maintained on the container by mechanical means, e.g. crimping, clamping, riveting
    • B65D77/2012Container closures formed after filling by applying separate lids or covers, i.e. flexible membrane or foil-like covers the cover being maintained on the container by mechanical means, e.g. crimping, clamping, riveting the cover being crimped or folded over the container flange
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B11/00Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器からフィルムを簡単に分離することがで
きるようにする。 【解決手段】 周囲が嵌合縁15とされた上面開口の開
口部16を有して被包装物を収納する容器10と、この
容器10の前記開口部16を覆うフィルム11により形
成されるとともにこのフィルム11を輻湊させて前記嵌
合縁15に嵌合する固形縁部が形成された蓋部材とより
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーやカップの
ように上面開口の容器に被包装物を収納してその容器の
上面開口をフィルムにより覆うようにした包装容器、包
装方法及び包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装方法において、最も
多く用いられている方法の一つにストレーッチ包装方法
がある。この方法は、上面開口の容器に被包装物を盛り
付け、その上部から軟質ポリ塩化ビニールやポリエチレ
ンからなる合成樹脂製フィルムを伸ばしながら被せて容
器の底面まで伸ばして重ね合わせ、この重ね合わせ部分
をフィルム自体の粘着性を利用するか、あるいは、熱溶
着性を併用して一体化することにより容器の包装を行な
っているものである。
【0003】この包装方法は、容器の寸法や形状の違い
に対する融通性が高く、また、被包装物が盛り上がって
も包装が可能であり、全体を一枚のフィルムで包み込む
ために容器の材質に依存しない等の利点を有している。
その反面、フィルムを容器の底面まで折り込んで重ね合
わせなければならないため、その使用量が多く、大量の
ゴミ排出につながること、フィルムが破れやすいこと、
あるいは、開封しにくいこと等の問題点をも有してい
る。
【0004】このようなストレーッチ包装の欠点を解決
するために、特公昭57−29335号公報に開示され
た方法が発明されている。図19にこの方法による容器
密封前の断面図を示し、図20に容器密封後の断面図を
示す。すなわち、上面開口の容器1に外側方に突出する
縁部2を形成し、この容器1に被包装物3を盛り付けた
状態において、前記容器1をその上面開口面積より大き
い面積に切断されたフィルム4により図19に示すよう
に覆い、このフィルム4の前記縁部2よりはみ出した部
分を容器1の側面に押えつけながら赤外線加熱を行なう
か、熱風を吹き付けるかしてフィルム4全体を加熱し、
これにより、フィルム4を熱収縮させるとともに、容器
1の縁部2の下面にフィルム4を熱溶着して被包装物3
を図20に示すように密封包装するようにしているもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の特公昭57−2
9335号公報に開示された包装方法においては、開封
時にフィルム4のみを剥ぎ取ることが難しいという問題
がある。すなわち、フィルム4と容器1との熱溶着部分
が強固であり、フィルム4を剥がす時に容器1が破れて
しまう場合が多い。そのため、容器1を原型の状態に維
持しようとすると、ナイフなどの刃物を用いてフィルム
4の熱溶着部分を取り除く必要があり、特に、容器1の
高さよりも被包装物3が盛り上がっている場合には、一
層、困難性が高くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
周囲が嵌合縁とされた上面開口の開口部を有して被包装
物を収納する容器と、この容器の前記開口部を覆うフィ
ルムにより形成されるとともにこのフィルムを輻湊させ
て前記嵌合縁に嵌合する固形縁部が形成された蓋部材と
よりなる包装容器である。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の包
装容器において、前記容器の前記嵌合縁を外側方へ突出
する縁形状に形成した。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の包
装容器において、前記開口部が容器上方に向かって広が
る形状として、この容器の開口縁を前記嵌合縁とした。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の包
装容器において、フィルムはストレッチフィルムであ
る。
【0010】請求項5記載の発明は、被包装物を収納す
る容器の開口部を、この開口部から側方へはみ出す大き
さのフィルムで覆い、このフィルムの前記開口部からは
み出した部分を輻湊させて前記容器に形成された嵌合縁
に嵌合する剛性の高い固形縁部を形成するようにした包
装方法である。
【0011】請求項6記載の発明は、被包装物を収納す
る容器の開口部を覆うフィルムを前記容器の前記開口部
の側方へはみ出す大きさになるように前記フィルムの中
心部を前記フィルムの外側方向に向かって伸ばし、その
後、伸ばした前記フィルムで前記容器の前記開口部を覆
い、前記開口部からはみ出した前記フィルムを輻湊させ
ることにより前記容器に形成された嵌合縁に嵌合させて
前記フィルムより剛性が高い固形縁部を形成するように
した包装方法である。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6記載の包
装方法において、前記容器の各辺に対して垂直方向にフ
ィルムの中心部をこのフィルムの外側に向かって伸ば
す。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項6又は7記
載の包装方法において、フィルムをフィルム把持部によ
って把持し、このフィルム把持部の引っ張り動作によっ
てフィルムの中心部をこのフィルムの外側に向かって伸
ばす。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項6又は7記
載の包装方法において、フィルムをフィルム把持部によ
って把持し、このフィルム把持部の回動動作によってフ
ィルムの中心部をこのフィルムの外側に向かって伸ば
す。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項6又は7
記載の包装方法において、フィルムを把持し、その中心
部に拡開自在の複数本の指を減り込ませ、フィルムの中
心部に減り込ませた前記指を拡開させてフィルムの中心
部をこのフィルムの外側に向かって伸ばす。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項5ないし
10のいずれか一記載の包装方法において、フィルムの
端部を加熱することにより収縮輻湊させて前記固形縁部
を形成するようにした。
【0017】請求項12記載の発明は、各部を駆動制御
して所望の動作を実行させる制御手段と、前記制御手段
によって駆動制御され、被包装物を収納する容器の周囲
が嵌合縁とされた開口部から側方へはみ出す大きさのフ
ィルムを把持して前記容器の前記開口部上に位置させる
フィルム把持部と、前記制御手段によって駆動制御さ
れ、前記フィルム把持部に把持されたフィルムと前記容
器とを相対移動させて前記容器にフィルムを被せる機構
と、前記制御手段によって駆動制御され、前記容器を覆
ったフィルムの端部を輻湊させて前記容器の前記嵌合縁
に嵌合する固形縁部を形成する機構と、を具備する包装
装置である。
【0018】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の包装装置において、前記フィルム把持部は、フィルム
の四隅を把持してフィルムの中心部をこのフィルムの外
側に向かって伸ばす。
【0019】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の包装装置において、前記制御手段によって制御され、
フィルムの四隅間の位置を把持してフィルムの中心部を
このフィルムの外側に向かって伸ばすフィルム引張機構
を備える。
【0020】請求項15記載の発明は、請求項12記載
の包装装置において、拡開自在の複数本の指を備え、前
記制御手段によって駆動制御され、前記フィルム把持部
に把持されたフィルムの中央部に閉じられた状態の前記
指を減り込ませてから開くことにより、フィルムの中心
部をこのフィルムの外側に向かって伸ばすフィルム延伸
機構を備える。
【0021】請求項16記載の発明は、請求項12ない
し15のいずれか一記載の包装装置において、前記容器
を覆ったフィルムの端部を輻湊させる機構は、フィルム
の端部を加熱することにより収縮させて前記固形縁部を
形成する。
【0022】請求項17記載の発明は、請求項12ない
し16のいずれか一記載の包装装置において、前記制御
手段によって駆動制御され、前記容器の前記開口部から
側方へはみ出す大きさにフィルムを切断するフィルムユ
ニットを備える。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図8に基づいて説明する。まず、図1に示すもの
は、包装装置5であり、この包装装置5は、包装ユニッ
ト6の左右に容器搬入ユニット7と容器搬出ユニット8
とが連設されているとともに、前記包装ユニット6の背
面にフィルムユニット9が連設されて形成されている。
これにより、多数の包装物を連続して包装することがで
きるものであるが、容器搬入ユニット7は連続的に容器
10を包装ユニット6に送り出し、容器搬出ユニット8
は包装された容器10を搬出し、フィルムユニット9は
包装ユニット6にフィルム11を順次送り出すものであ
り、それらの容器搬入ユニット7、容器搬出ユニット
8、フィルムユニット9の詳細な構造の説明は省略す
る。
【0024】前記包装ユニット6は、前記容器10が載
置される容器搬送台12を備えており、この容器搬送台
12に載置された前記容器10の四方には、4個のブロ
ワ13が配設されている。また、前記フィルムユニット
9から引き出されたフィルム11の四隅を把持するフィ
ルム把持部としての4本のフィルム把持具14(図1に
は2本しか現れていない)が設けられている。
【0025】しかして、前記容器10は、周囲が嵌合縁
15とされた上面開口の開口部16を有しているもので
あり、全体的に上方に拡開したトレー状をしている。
【0026】このような構成において、図2に示すよう
に、容器搬入ユニット7から被包装物(図示せず)が盛
り付けられた容器10が包装ユニット6の容器搬送台1
2の上に送り出され、同時にフィルムユニット9からフ
ィルム11が送り出される。このフィルム11は、容器
10の大きさよりも大きい寸法に切断され、その四隅を
フィルム把持具14により掴まれている。この状態で、
フィルム把持具14は、フィルム11に皺がでないよう
に引っ張りながら図3、図5及び図6に示すように下降
して容器10に接触し、その容器10の開口部16を覆
う。さらに、図4に示すように、フィルム把持具14が
回動しながら下降して容器10からはみ出した部分のフ
ィルム11を容器10の側面に近接させる。このとき、
フィルム把持具14の把持方向が嵌合縁15に向かうよ
うに上向きになっていることが望ましい。
【0027】フィルム11を十分に引っ張った状態でフ
ィルム11の端部が容器10の開口部16よりも下部に
達したら、容器10の周囲に位置しているブロワ13を
駆動して容器10の四辺に熱風を吹き付ける。被包装物
への影響を考慮すると、熱風は120℃、3秒程度の噴
射であることが好ましい。この熱風によりフィルム11
の端部は熱くなり収縮する。この熱収縮により、容器1
0からはみ出した部分のフィルム11は縮れて剛性を高
め、嵌合縁15を廻り込んでその嵌合縁15の下方に固
形縁部17を形成する。この際、フィルム把持具14に
よるフィルム11の把持を解消するタイミングは、容器
10の辺部に位置するフィルム11の収縮に合わせて行
なうものであり、フィルム11の四隅部によっても固形
縁部17が形成されるものであり、この固形縁部17が
形成されることにより、前記フィルム11による蓋部材
18が形成される。この固形縁部17は、容器10の嵌
合縁15に嵌合した状態となっており、容器10に熱融
着しているものではない。もちろん、簡単に剥離できる
程度で熱融着していても差し支えはない。従って、被包
装物を取り出す場合には、固形縁部17に指をかけて容
器10の嵌合縁15から外すようにすると、フィルム1
1は簡単に容器10から分離し、容器10を傷つけるこ
となくその上面を開口させることができる。
【0028】具体的な一つの例を上げれば、次の通りで
ある。まず、容器10の大きさとして、200mm×1
00mmで高さが25mmの嵌合縁15のあるトレー、
または、上方に向かって開口部16が広くなるトレー、
上方に向かって開口部16が広くなる口径100mm、
高さ70mmのカップ等が用いられる。容器10の上部
のフィルム11は、溶融温度120℃、延伸倍率3倍、
厚さ30μmで、容器10よりはみ出す大きさ、例え
ば、200mm×100mmで高さが25mmの嵌合縁
15のあるトレーの場合には、220mm×120mm
にカットされた軟質ポリ塩化ビニールが用いられ、上方
に向かって開口部16が広くなる口径100mm、高さ
70mmのカップの場合には、口径120mmにカット
された軟質ポリ塩化ビニールが用いられる。
【0029】本実施の形態では、容器10の開口部16
の形状が全体的に上方に拡開したものを例示したが、別
の実施の形態として、従来の一例として例示した図19
及び図20に示すような開口部にその外側方に突出する
縁部(図19及び図20中の2)が形成されている容器
(図19及び図20中の1)を用いて本実施の形態を実
施した場合、突出する縁部(図19及び図20中の2)
に対してフィルム11が確実に嵌合するため、フィルム
11の固形縁部17の形成をより確実に行うことがで
き、また、容器10の密封度を高めることができる。
【0030】また、さらに別の実施の形態として、フィ
ルム11として、溶融温度100℃から150℃、延伸
倍率3倍から10倍、厚さ15μmから40μmのポリ
エチレンからなるストレッチフィルム、あるいは、エチ
レン/酢酸ビニール共重合体と軟質ポリオレフィン樹脂
からなる二軸延伸性の多層ストレッチフィルムを利用し
ても同様に実施することができる。
【0031】さらに、別の実施の形態として、フィルム
11の端部を加熱する手段としては、熱風を噴射するブ
ロワ13に代えて、電熱線ヒータや加熱ローラを使用す
ることも可能である。
【0032】なお、本実施の形態では、フィルム11の
端部を加熱により収縮させて固形縁部17を形成するよ
うにした方法を紹介したが、フィルム11の端部を収縮
する手段は、加熱による手段に限ることなく、例えば、
酸などをフィルム11の端部に塗布して収縮させるよう
なことも実施可能である。これは、加熱による弊害が生
ずる場合等に有効な手法である。但し、この場合には、
必要に応じ、フィルム11のシール後に塗布した酸を洗
浄等によって除去する処理を行なう。
【0033】次に、本発明の第二の実施の形態を図9な
いし図11に基づいて説明する。
【0034】図9に示すものは、フィルム101を延伸
させるための包装ユニット102を備えた包装装置10
3であり、この包装装置103は、包装ユニット102
の左右に容器搬入ユニット104と容器搬出ユニット1
05とが連設されていると共に、前記包装ユニット10
2の背面にフィルムユニット106が連設されて形成さ
れている。これにより、多数の包装物を連続して包装す
ることができるものであるが、容器搬入ユニット104
は、連続的に容器107を包装ユニット102に送り出
し、容器搬出ユニット105は、包装された包装容器1
08を搬出し、フィルムユニット106は、包装ユニッ
ト102にフィルム101を順次送り出すものであり、
それらの容器搬入ユニット104、容器搬出ユニット1
05について詳細な構造の説明は省略する。
【0035】前記包装ユニット102は、容器107を
戴置し上下に移動させる容器上下機構(図示せず)を含
めた容器搬送台109、フィルム101を包装ユニット
102に引き出し、その四隅を把持すると共に延伸にも
使われるフィルム把持具としてのフィルム引出具110
と、フィルム把持具としてのフィルム引張機構111
と、直動アクチュエータ112とを備えている。四つの
フィルム引張機構111は、フィルム引張機構111自
身の前後移動と上下方向の回転、更に左右二つの直動ア
クチュエータ112上のフィルム引張機構111は、包
装装置103の前後方向への移動も可能であり、これに
より切断されたフィルム101の把持、把持解除及び延
伸を行なうことができる。
【0036】一方、フィルムユニット106には、食品
包装用ロールストレッチフィルムを代表とするフィルム
101を所定位置に挿入する。フィルムl01は、フィ
ルム受渡部113へその先端部が送られるが、先端部は
初期位置として、フィルム受渡部113よりも僅かに包
装ユニット102側にはみ出すように制御される。
【0037】このような構成において、包装ユニット1
02の容器搬送台109に被包装物(図示せず)が盛り
付けられた容器107が容器搬入ユニット104から搬
送されてきたら、直動アクチュエータ112が作動し、
直動アクチュエータ112上にある装置前側の二つのフ
ィルム引出具110がフィルム受渡部113からはみ出
したフィルム101を把持し、フィルム101が容器1
07の上部に引き出される。その後、後部にある二つの
フィルム引出具110がフィルム101を把持する。な
お、フィルム101の引き出し量は、容器107の大き
さによって異なり、後述する制御装置201(図17参
照)によってその動作は制御される。また、この時、フ
ィルム101の引き出しに関与しないフィルム引張機構
111は、引き出し動作の妨げにならないような位置に
ある。
【0038】フィルム101が容器107の上部に引き
出されたら、フィルム引張機構111がフィルム101
の中央部を把持し、フィルム引張機構111とフィルム
引出具110とにより、切断されたフィルム101が延
伸される。まず、フィルム引張機構111とフィルム引
出具110とでフィルム101を把持したまま、カッタ
(図示せず)によりフィルム101を切断する。この結
果、図9に示されるように、長方形の切断されたフィル
ム101の四隅をフィルム引出具110が、また、フィ
ルム中心部の四点をフィルム引張機構111が把持する
ことになる。そして、切断されたフィルム101を中心
部から延伸させるため、図10に示されるように、フィ
ルム引張機構111は、切断されたフィルム101の中
心部から十字状に外側に向かう動作を、フィルム引出具
110は、対角線方向に向かう動作を行なう。これによ
り、フィルム中心部及び四隅を八点で把持されている切
断されたフィルム101をその中心部から引っ張ること
による延伸が達成される。ここで、引っ張り動作は、フ
ィルム引張機構111やフィルム引出具110に設けら
れた後述するアクチュエータによって行なわれるのであ
るが、フィルム101の性質、アクチュエータの仕様に
よって引っ張り速度、引っ張り量等の条件は異なる。
【0039】なお、フィルム引張機構111及びフィル
ム引出具110の切断されたフィルム把持部分に、回転
機構を設けることによる延伸も可能である。すなわち、
フィルム引張機構111とフィルム引出具110によっ
て切断されたフィルム101の八点を把持し、このまま
図11に示されるようにこれらアクチュエータの把持部
分を下方向に回転させることにより、切断されたフィル
ム101と把持部分との問に生じる摩擦力が大きくな
り、切断されたフィルム101をより確実に把持するこ
とができる。次いで、フィルム引張機構111が中心部
から十字状に外側に向かって引っ張り力を加えることに
より、フィルムを中心部から引っ張る延伸が達成され
る。
【0040】四隅が把持されたフィルム101を、フィ
ルム引張機構111により中心部から引っ張る延伸が達
成されたら、容器107にその延伸されたフィルム10
1を被せ、容器107と一体化させることにより、包装
された包装容器108を形成し、延伸されたフィルム1
01は、第一の実施の形態の記載と同様、蓋部を構成す
るようになる。包装された包装容器108の蓋部材を形
成するプロセスは、以下の通りである。
【0041】まず、図10に示すような状態が達成され
たら、容器搬送台109の容器上下機構が、被包装物を
盛り付けた容器107を延伸されたフィルム101に向
かって上昇する。上昇速度は、毎秒50mm程度が望ま
しい。
【0042】そして、被包装物もしくは容器107の開
口部121が、延伸されたフィルム101に接触したら
上昇速度を毎秒20mm程度まで落とし、徐々にその開
口部121を覆う。この場合、容器107の開口部12
1の周囲は、嵌合縁とされている。さらに、図10に示
すように、延伸されたフィルム101が容器107また
は被包装物の圧力で上方向に押上げられ、フィルム引出
具110及びフィルム引張機構111が僅かに回動し、
容器107の開口部121からはみ出した部分の延伸さ
れたフィルム101を容器107の側面に近接させる。
この時、フィルム引出具110及びフィルム引張機構1
11の把持方向は、容器107の開口部121に向かう
ように上向きになっていることが望ましい(第一の実施
の形態で参照する図4参照)。
【0043】延伸されたフィルム101の端部が容器1
07の開口部121よりも下部に達したら、図10に示
すように、包装ユニット102内に位置しているブロワ
999を駆動して容器107の四辺に熱風を吹き付け、
容器107の開口部121に延伸されたフィルム101
を嵌合させることにより、固形縁部を形成し、包装容器
108を形成することができる。
【0044】また、図11に示すフィルム引張機構11
1及びフィルム引出具110の切断されたフィルム10
1の把持部分に、回転機構を設けた場合についても同様
に固形縁部を形成することができる。
【0045】なお、本実施の形態では、フィルム101
の端部を加熱により収縮させて固形縁部を形成するよう
にした方法を紹介したが、フィルム101の端部を収縮
する手段は、加熱による手段に限ることなく、例えば、
酸などをフィルム101の端部に塗布して収縮させるよ
うなことも実施可能である。これは、加熱による弊害が
生ずる場合等に有効な手法である。但し、この場合に
は、必要に応じ、フィルム101のシール後に塗布した
酸を洗浄等によって除去する処理を行なう。
【0046】本発明の第三の実施の形態を図12ないし
図16に基づいて説明する。第二の実施の形態と同一部
分は同一符号を用い、説明も省略する。
【0047】先に記載したフィルム101の引っ張り方
法では、フィルム引出具110に加えてフィルム引張機
構111でもフィルム101を引っ張ることにより切断
されたフィルム101を延伸した。これに対し、下記で
説明するものは、フィルム101の中心部から外側に向
かう押し出し力を与えて切断されたフィルム101を延
伸させる装置として、図12ないし図16に示すフィル
ム延伸機構115を備えている。
【0048】フィルム延伸機構115は、昇降自在の基
部116とこの基部116に設けられた四本のアーム1
17とから構成されており、容器搬送台109の上部に
位置している。アーム117は、それぞれ上腕118、
下腕119、指120から構成されており、基部116
の昇降動作に伴い上下方向への直動運動及び回転運動を
行い、上腕118と下腕119とにそれぞれ旋回運動を
与える多関節ロボットである。
【0049】このような構成において、フィルム引出具
110による予備延伸工程と、フィルム延伸機構115
を使って切断されたフィルム101のフィルム中心部か
ら外側に向かって押し広げる延伸工程とが行なわれる。
【0050】先に記載したフィルム101の引っ張り方
法と同様、図示しないカッタにより切断されたフィルム
101をフィルム引出具110により把持するが、ここ
では図13に示すように、切断されたフィルム101の
四隅を把持した後、予備延伸工程を行なう。予備延伸工
程は、四隅を把持されたフィルム101を、把持してい
る四つのフィルム引出具110が四隅を把持されたフィ
ルム101の対角線方向に引き伸ばす工程である。具体
的には、四隅を把持されたフィルム101の面積が初期
面積に対して1.1倍から1.2倍の大きさになるまで
引き伸ばす。この時、四隅を把持されたフィルム101
は皺がなく、弾性変形している。なお、予備延伸の段階
で四隅を把持されたフィルム101をこれ以上引き伸ば
すと、対角線方向のみに大きな引っ張り力が作用し、四
隅の把持部のみが急激に引き伸ばされたり破れてしまう
原因になってしまう。
【0051】予備延伸の完了後、1.1倍から1.2倍
に引き伸ばされている四隅を把持されたフィルム101
に対し、容器107の開口部121の各辺に垂直な方向
に向かって四隅を把持されたフィルム101の中心部か
ら外側へ押し広げる延伸工程を行なう。まず、図14に
示すように、フィルム延伸機構115が四隅を把持され
たフィルム101の上方から下降していく。この時、容
器107の開口部121の一つの辺に対し一つのフィル
ム延伸機構115の指120が対応するようにする。す
なわち、容器107としてこの実施の形態では略長方形
の開口部121を持つトレーを用いているので、フィル
ム延伸機構115の指120は四つ必要である。フィル
ム延伸機構115が下降することによって、指20は四
隅を把持されたフィルム101に対して垂直方向の圧力
を加え、その結果、指120がフィルム101に減り込
むようになる。この時のフィルムヘの垂直方向の圧力は
90kPaから170kPa程度である。
【0052】次いで、容器107の開口部121の各辺
に垂直方向に向かって四隅を把持されたフィルム101
をその中心部から外側へ押し広げる工程を行なうが、こ
れはアーム117の動作によって達成される。
【0053】フィルム延伸機構115の四つのアーム1
17の上腕118、下腕119を容器107の各辺に垂
直な方向に向かって旋回させることにより、フィルム延
伸機構115の指120と四隅を把持されたフィルム1
01との界面に摩擦力、粘着力を発生させ、これによ
り、フィルム101を押し広げる。この時、アーム11
7の上腕118と下腕119との制御により、四隅を把
持されたフィルム101を水平に引き伸ばすことができ
る。アーム117の旋回量をさらに増大させると、四隅
を把持されたフィルム101が塑性変形を生じる。四隅
を把持されたフィルム101を容器107の開口部12
1の大きさに倣うようにして延伸させるため、フィルム
延伸機構115の上腕118と下腕119との旋回量
を、図15に示すように容器107の大きさに合わせて
制御する必要がある。この際、フィルム延伸機構115
の指120は、フィルム101の縁部に引っ掛かり、フ
ィルム101の縁部から外れることがない。これは、フ
ィルム101の延伸動作により、フィルム101が指1
20に巻き付く作用が生ずるからである。
【0054】フィルム延伸機構115でフィルム101
を延伸している時、四隅を把持されたフィルム101は
その四隅をフィルム引出具110で保持されており、フ
ィルム101の中心部はアーム117の働きによって外
側に向かって延伸された状態にある。また、フィルム延
伸機構115による四隅を把持されたフィルム101の
延伸量は、その面積が元の面積の約1.8倍となり、皺
のない光沢を持った状態が得られるが、面積をこれ以上
大きくすると破れやすくなるため、元の面積に対して
1.5倍から2倍の範囲で延伸させることが望ましい。
【0055】具体的に条件を挙げると、次の通りであ
る。開口部121が150mm×230mmで、高さ3
0mmのプラスチックトレーを容器107として用いる
ことを想定する。この時、市販サイズの250mm幅、
厚さ10μmから20μmで二軸延伸性の多層ポリエチ
レンフィルムからなるロールストレッチフィルムをフィ
ルム101として使用する。これをカッタで略250m
m四方の正方形に切断し、260mm×260mm程度
の大きさになるまで予備延伸させる。この際に気を付け
ねばならないことは、ストレッチフィルムの粘着性によ
ってストレッチフィルム自身が粘り付いてしまうため、
少なくとも予備延伸の段階で容器107やフィルム延伸
機構115を構成する上腕118、下腕119、指12
0などには接触させないことが必要である。
【0056】予備延伸終了後、フィルム延伸機構115
の指120が四隅を把持されたフィルム101に向かっ
て下降し減り込むのであるが、この指120の先端に
は、所定量以上の摩擦力をフィルムとの間に保持する性
質を有する部材が装着されている。このような部材とし
ては、例えば、無数の繊維が交錯して網状組織をなし、
繊維構造を有するもの、例えば、皮革(獣皮等の天然皮
革、及び、ビニルレザー、合成皮革、人口皮革等の人造
皮革を含む)、不織布、あるいは、独立気泡又は連続気
泡を有する発泡ウレタンスポンジゴム等が好適である。
また、このような材料は、吸湿特性を有しているので、
高湿環境下においても、水分により摩擦特性の低下を防
止する効果を有している。指120に、このような材料
を用いることで、ストレッチフィルムの取り扱いを容易
にすることができる。
【0057】フィルム引出具110による予備延伸、並
びに、フィルム延伸機構115による四隅を把持された
フィルム101の内側から外側への延伸が行なわれた
後、被包装物を盛り付けた容器107にフィルム101
を一体化させることにより包装された包装容器108を
形成し、延伸されたフィルム101は、第一の実施の形
態と同様、蓋部を構成するようになる。包装された包装
容器108の蓋部を形成するプロセスは、以下の通りで
ある。
【0058】まず、容器搬送台109の容器上下機構
は、毎秒50mm程度の速さで容器107を延伸された
フィルム101に向かって上昇させる。そして、延伸さ
れたフィルム101にその一部が接触後、延伸されたフ
ィルム101が容器107または被包装物の圧力で毎秒
20mm程度の速さで上方向に押し上げられることによ
り、フィルム引出具110は僅かに回動する。また、フ
ィルム引出具110は、容器107の開口部121から
はみ出した部分の延伸されたフィルム101を容器10
7の側面に近接させる。この時、フィルム引出具110
の把持方向は、容器107の開口部121に向かうよう
に上向きになっていることが望ましい。これによって、
フィルム引出具110の先端部が容器107の開口部1
21の下部になるようにする。
【0059】一方、フィルム延伸機構115の指120
は、この時、図15に示すように、容器107の四辺外
側に位置する。この状態で、図16のように包装ユニッ
ト102内に位置しているブロワ999を駆動して容器
107の四辺に熱風を吹き付けることによって、固形縁
部を作り、容器107の開口部121に延伸されたフィ
ルム101を嵌合させ、これによって包装された包装容
器108を形成することができる。
【0060】これらの引っ張り方法により、フィルム1
01をその中心部分から外側に向かって伸ばすことで、
フィルム101が容器107の縁に沿うようにフィルム
101の全体を均一に伸ばすことが可能となり、固形縁
部の形成を確実に行うことができる。また、フィルム1
01の中心部を外側に向かって伸ばす、若しくは、押し
広げることで、フィルム101が均一に伸びるため、包
装容器108を形成した時の容器107の開口部121
での戻り力によるフィルム101の皺の発生が抑制され
るとともに、容器107の変形が防止される。さらに、
広げる方向を容器の辺に対して垂直方向にすることで、
容器107の形状に合わせてフィルム101を伸ばすこ
とができる。
【0061】なお、本実施の形態では、フィルム101
の端部を加熱により収縮させて固形縁部を形成するよう
にした方法を紹介したが、フィルム101の端部を収縮
する手段は、加熱による手段に限ることなく、例えば、
酸などをフィルム101の端部に塗布して収縮させるよ
うなことも実施可能である。これは、加熱による弊害が
生ずる場合等に有効な手法である。但し、この場合に
は、必要に応じ、フィルム101のシール後に塗布した
酸を洗浄等によって除去する処理を行なう。
【0062】図17に、第二の実施の形態及び第三の実
施の形態として紹介した包装装置103の動作機構ブロ
ック図を示す。なお、第一の実施の形態として紹介した
包装装置5も、図17に例示する動作機構ブロック図と
同様の構成によって駆動制御されるが、その詳細は省略
する。
【0063】制御装置201は、CPUとRAMとRO
Mとからなるマイクロコンピュータであり、データ格納
装置に格納された動作プログラムに従ったCPUの演算
処理によって周辺装置を駆動制御する。動作プログラム
を格納するデータ格納装置としては、例えばROM、あ
るいは、CPUに接続された情報記録再生装置によって
情報が読み取られるハードディスクや、MO、DVD−
ROMあるいはDVD−RAM等のような光情報記録媒
体等が用いられる。そして、データ格納手段に格納され
た動作プログラムに従った制御装置201の制御によ
り、周辺装置が所望の動作をするように駆動制御され、
ここに、制御手段の機能が実行される。
【0064】制御手段の機能が実行されることで、キー
ボード等により構成される動作条件入力装置202から
初期条件が設定され、容器検出センサ203が容器10
7を検出することで包装動作が開始される。容器検出セ
ンサ203とカウンタ回路204とは、それぞれ、容器
搬入ユニット104における容器搬入機構205と容器
搬出ユニット105における容器搬出機構206とをセ
ンシングしていて、制御装置201は、動作条件入力装
置202で入力された予定包装個数と現在の包装状況と
を比較し、現在の包装個数が予定包装個数に達するまで
処理(包装動作)を続行する。また、フィルムアクチュ
エータ207は、フィルム101の把持、引き出し、延
伸に関するアクチュエータを総称しているものであり、
フィルム送出機構208はフィルムアクチュエータ20
7と協労してフィルム101の引き出し量を制御する。
また、容器上下機構209は、包装ユニット102の内
部で容器搬送台109を昇降させる機構であり、制御装
置201によって駆動制御されるアクチュエータによっ
て容器搬送台109の昇降動作が実現する。そして、包
装ユニット102内に位置しているブロワ999も、制
御装置201に接続されてその動作制御がなされる。
【0065】図18に示すのは、包装装置103におけ
る包装手順の概要を示すフローチャートである。以下、
このフローチャートを基に包装動作について説明する。
【0066】まず、制御装置201は、動作条件入力装
置202によって入力された初期設定の読み込み処理を
実行する(ステップS1)。初期設定として、オペレー
タは、容器107の大きさ(種類)と予定包装個数とを
入力する。なお、フィルムユニット106に挿入されて
いるフィルム101は、容器107の開口部121の大
きさによって切断面積が異なるものであり、容器107
の大きさ(種類)が入力されればフィルム101の切断
面積は一意的に決定される。
【0067】初期設定を入力したら、オペレータは容器
107を容器搬入ユニット104に位置する容器搬送台
109に載置する。この際、制御装置201は、容器搬
入ユニット104で容器搬送台109上における容器1
07の有無を容器検出センサ203によって検出してい
る(ステップS2)。容器107の有無の確認は、容器
検出センサ203として使用するリミットスイッチやイ
メージセンサ、圧力センサによって行なわれる。
【0068】容器搬送台109への容器107の搬入が
確認されたら、制御装置201は、容器搬入機構205
を駆動制御する。これにより、容器107は、容器搬入
機構205によって包装ユニット102に搬入される
(ステップS3)。その後、容器107の包装動作が行
なわれる。包装動作は、容器上下機構209とフィルム
アクチュエータ207とによって行なわれる。包装動作
の前半では、フィルムアクチュエータ207の駆動制御
により実行されるフィルム101の引き出し、把持(ス
テップS4)、切断、引っ張り(ステップS5)という
一連の動作を行なうことでフィルム101が延伸され
る。そして、後半の固形縁部形成では、容器107の開
口部121をフィルム101で覆い、フィルム101の
端部に熱風を吹き付け、フィルム引出具110等の把持
具によるフィルム101の把持を解除する(ステップS
6)。ここでは、フィルム101を容器107の開口部
121に近づけ、ブロワ999より熱風を噴射させる。
3秒程度の熱風噴射時間経過の間にフィルム101は収
縮するが、これに合わせてフィルム101の把持を解除
する。
【0069】こうして包装が完了した包装容器108
は、容器搬出機構206によって包装ユニット102か
ら容器搬出ユニット105に搬出され(ステップS
7)、この動作回数がカウンタ回路204によってカウ
ントされる(ステップS8)。以上の流れは、包装動作
が初期設定の予定包装個数に達するまで繰り返されるも
のであり(ステップS9)、一つの包装済の容器107
が包装容器108として搬出されたら、直ちに次の容器
107を検知する。
【0070】なお、第一の実施の形態として紹介した包
装装置5も、図17に例示する包装手順の概要を示すフ
ローチャートと同様の手順で制御されるが、その詳細は
省略する。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、周囲が嵌合縁と
された上面開口の開口部を有して被包装物を収納する容
器と、この容器の前記開口部を覆うフィルムにより形成
されるとともにこのフィルムを輻湊させて前記嵌合縁に
嵌合する固形縁部が形成された蓋部材とよりなるので、
被包装物を取り出す場合には、固形縁部に指をかけて容
器の嵌合縁から外すようにするだけで、フィルムを簡単
に容器から分離することができ、容器を傷つけることな
くその上面を開口させることが容易であるという効果を
有する。
【0072】請求項2記載の発明は、請求項1記載の包
装容器において、前記容器の前記嵌合縁を外側方へ突出
する縁形状に形成したので、フィルムの固形縁部を確実
に容器に嵌合させることができ、かつ、密封度を高める
ことができるという効果を有する。
【0073】請求項3記載の発明は、請求項1記載の包
装容器において、前記開口部が容器上方に向かって広が
る形状として、この容器の開口縁を前記嵌合縁としたの
で、容器に外側方へ突出する縁形状部分を形成しなくて
もフィルムの固形縁部を確実に容器に嵌合させることが
できるという効果を有する。
【0074】請求項4記載の発明は、請求項1記載の包
装容器において、フィルムはストレッチフィルムである
ので、フィルムの容器に対する嵌合を確実に行ないつ
つ、容器の上方へ突出する被包装物でも確実な包装を行
なうことができるという効果を有する。
【0075】請求項5記載の発明は、被包装物を収納す
る容器の開口部を、この開口部から側方へはみ出す大き
さのフィルムで覆い、このフィルムの前記開口部からは
み出した部分を輻湊させて前記容器に形成された嵌合縁
に嵌合する剛性の高い固形縁部を形成するようにしたの
で、きわめて簡単な作業工程でフィルムによる容器の包
装を行なうことができるという効果を有する。
【0076】請求項6記載の発明は、被包装物を収納す
る容器の開口部を覆うフィルムを前記容器の前記開口部
の側方へはみ出す大きさになるように前記フィルムの中
心部を前記フィルムの外側方向に向かって伸ばし、その
後、伸ばした前記フィルムで前記容器の前記開口部を覆
い、前記開口部からはみ出した前記フィルムを輻湊させ
ることにより前記容器に形成された嵌合縁に嵌合させて
前記フィルムより剛性が高い固形縁部を形成するように
したので、きわめて簡単な作業工程でフィルムによる容
器の包装を行なうことができ、また、容器の縁に沿うよ
うにフィルムを均一に伸ばすことで固形縁部を確実に形
成することができ、さらに、フィルムが均一に伸びるこ
とから包装容器を形成したときの容器開口部での戻り力
によるフィルムの皺の発生抑制と容器の変形防止とを図
ることができるという効果を有する。
【0077】請求項7記載の発明は、請求項6記載の包
装方法において、前記容器の各辺に対して垂直方向にフ
ィルムの中心部をこのフィルムの外側に向かって伸ばす
ようにしたので、容器の形状に合わせてフィルムを伸ば
すことができ、これにより、固形縁部をより確実に形成
することができ、また、包装容器を形成したときの容器
開口部での戻り力によるフィルムの皺の発生抑制と容器
の変形防止とをより確実に図ることができるという効果
を有する。
【0078】請求項8記載の発明は、請求項6又は7記
載の包装方法において、フィルムをフィルム把持部によ
って把持し、このフィルム把持部の引っ張り動作によっ
てフィルムの中心部をこのフィルムの外側に向かって伸
ばすようにしたので、本来的にフィルムの把持に必要な
フィルム把持部を利用してフィルムを伸ばす動作を行な
うことができ、したがって、処理工程の削減及び部品点
数の減少等を図ることができるという効果を有する。
【0079】請求項9記載の発明は、請求項6又は7記
載の包装方法において、フィルムをフィルム把持部によ
って把持し、このフィルム把持部の回動動作によってフ
ィルムの中心部をこのフィルムの外側に向かって伸ばす
ようにしたので、本来的にフィルムの把持に必要なフィ
ルム把持部を利用してフィルムを伸ばす動作を行なうこ
とができ、したがって、処理工程の削減及び部品点数の
減少等を図ることができるという効果を有する。
【0080】請求項10記載の発明は、請求項6又は7
記載の包装方法において、フィルムを把持し、その中心
部に拡開自在の複数本の指を減り込ませ、フィルムの中
心部に減り込ませた前記指を拡開させてフィルムの中心
部をこのフィルムの外側に向かって伸ばすようにしたの
で、固形縁部をより確実に形成することができ、また、
包装容器を形成したときの容器開口部での戻り力による
フィルムの皺の発生抑制と容器の変形防止とをより確実
に図ることができるという効果を有する。
【0081】請求項11記載の発明は、請求項5ないし
10のいずれか一記載の包装方法において、フィルムの
端部を加熱することにより収縮輻湊させて前記固形縁部
を形成するようにしたので、固形縁部を簡単に形成する
ことができるという効果を有する。
【0082】請求項12記載の発明は、各部を駆動制御
して所望の動作を実行させる制御手段と、前記制御手段
によって駆動制御され、被包装物を収納する容器の周囲
が嵌合縁とされた開口部から側方へはみ出す大きさのフ
ィルムを把持して前記容器の前記開口部上に位置させる
フィルム把持部と、前記制御手段によって駆動制御さ
れ、前記フィルム把持部に把持されたフィルムと前記容
器とを相対移動させて前記容器にフィルムを被せる機構
と、前記制御手段によって駆動制御され、前記容器を覆
ったフィルムの端部を輻湊させて前記容器の前記嵌合縁
に嵌合する固形縁部を形成する機構と、を具備するの
で、きわめて簡単な作業工程でフィルムによる容器の包
装を行なうことができるという効果を有する。
【0083】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の包装装置において、前記フィルム把持部は、フィルム
の四隅を把持してフィルムの中心部をこのフィルムの外
側に向かって伸ばすようにしたので、きわめて簡単な作
業工程でフィルムによる容器の包装を行なうことがで
き、また、容器の縁に沿うようにフィルムを均一に伸ば
すことで固形縁部を確実に形成することができ、さら
に、フィルムが均一に伸びることから包装容器を形成し
たときの容器開口部での戻り力によるフィルムの皺の発
生抑制と容器の変形防止とを図ることができるという効
果を有する。
【0084】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の包装装置において、前記制御手段によって制御され、
フィルムの四隅間の位置を把持してフィルムの中心部を
このフィルムの外側に向かって伸ばすフィルム引張機構
を備えるので、容器の形状に合わせてフィルムを伸ばす
ことができ、これにより、固形縁部をより確実に形成す
ることができ、また、包装容器を形成したときの容器開
口部での戻り力によるフィルムの皺の発生抑制と容器の
変形防止とをより確実に図ることができるという効果を
有する。また、本来的にフィルムの把持に必要なフィル
ム把持部を利用してフィルムを伸ばす動作を行なうこと
ができ、したがって、処理工程の削減及び部品点数の減
少等を図ることができるという効果を有する。
【0085】請求項15記載の発明は、請求項12記載
の包装装置において、拡開自在の複数本の指を備え、前
記制御手段によって駆動制御され、前記フィルム把持部
に把持されたフィルムの中央部に閉じられた状態の前記
指を減り込ませてから開くことにより、フィルムの中心
部をこのフィルムの外側に向かって伸ばすフィルム延伸
機構を備えるので、固形縁部をより確実に形成すること
ができ、また、包装容器を形成したときの容器開口部で
の戻り力によるフィルムの皺の発生抑制と容器の変形防
止とをより確実に図ることができるという効果を有す
る。
【0086】請求項16記載の発明は、請求項12ない
し15のいずれか一記載の包装装置において、前記容器
を覆ったフィルムの端部を輻湊させる機構は、フィルム
の端部を加熱することにより収縮させて前記固形縁部を
形成するようにしたので、固形縁部を簡単に形成するこ
とができるという効果を有する。
【0087】請求項17記載の発明は、請求項12ない
し16のいずれか一記載の包装装置において、前記制御
手段によって駆動制御され、前記容器の前記開口部から
側方へはみ出す大きさにフィルムを切断するフィルムユ
ニットを備えるので、容器のサイズに適合する最適な大
きさのフィルムを自動的に供給することができ、したが
って、操作性を向上させることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すもので、包装
装置の斜視図である。
【図2】容器の上部にフィルムを引き出した状態の正面
図である。
【図3】容器の上部にフィルムを位置させた状態の正面
図である。
【図4】容器からはみ出した部分のフィルムを容器の側
面部側に引き下ろしている状態の正面図である。
【図5】容器の上部にフィルムを位置させた状態の斜視
図である。
【図6】容器の上部にフィルムを位置させて展張させた
状態の斜視図である。
【図7】フィルムに熱風を噴射してそのフィルムが収縮
し始めた状態の正面図である。
【図8】フィルムによる固形縁部が形成された状態の正
面図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態を示す包装装置の斜
視図である。
【図10】包装ユニットの内部構造を示す斜視図であ
る。
【図11】包装ユニットの変形例として、その内部構造
を示す斜視図である。
【図12】本発明の第三の実施の形態を示す包装装置の
斜視図である。
【図13】包装ユニットの内部において、フィルムが予
備延伸された状態を示す包装ユニットの内部構造の斜視
図である。
【図14】包装ユニットの内部において、フィルムの延
伸のためにフィルム延伸機構を下降させた状態を示す包
装ユニットの内部構造の斜視図である。
【図15】包装ユニットの内部において、フィルム延伸
機構によってフィルムが延伸されている状態を示す包装
ユニットの内部構造の斜視図である。
【図16】延伸されたフィルムに熱風を噴射する状態を
示す包装ユニットの内部構造の斜視図である。
【図17】各部の電気的接続のブロック図である。
【図18】処理の流れを示すフローチャートである。
【図19】従来の一例を示すもので、容器の上にフィル
ムを被せた状態の一部を切り欠いた正面図である。
【図20】フィルムを溶着した状態の一部を切り欠いた
正面図である。
【符号の説明】
9,106 フィルムユニット 10,107 容器 11,101 フィルム 14,110,111 フィルム把持部(フィルム
把持具、フィルム引出具、フィルム引張機構) 15 嵌合縁 16,121 開口部 17 固形縁部 18 蓋部材 108 包装容器 111 フィルム引張機構 115 フィルム延伸機構 120 指
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E049 AA02 AB03 BA04 CA04 DB09 EA01 EB01 EB02 EB04 EC03 FA04 3E067 AA11 AC01 AC03 BA02A BA18A BB14A BB15A BB16A BB25A BC02A BC04A CA01 CA02 EA09 EA17 EA29 EA32 EB27 FA01 FB01 FB06 FC01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲が嵌合縁とされた上面開口の開口部
    を有して被包装物を収納する容器と、この容器の前記開
    口部を覆うフィルムにより形成されるとともにこのフィ
    ルムを輻湊させて前記嵌合縁に嵌合する固形縁部が形成
    された蓋部材とよりなることを特徴とする包装容器。
  2. 【請求項2】 前記容器の前記嵌合縁を外側方へ突出す
    る縁形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の包
    装容器。
  3. 【請求項3】 前記開口部が容器上方に向かって広がる
    形状として、この容器の開口縁を前記嵌合縁としたこと
    を特徴とする請求項1記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 フィルムはストレッチフィルムであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の包装容器。
  5. 【請求項5】 被包装物を収納する容器の開口部を、こ
    の開口部から側方へはみ出す大きさのフィルムで覆い、
    このフィルムの前記開口部からはみ出した部分を輻湊さ
    せて前記容器に形成された嵌合縁に嵌合する剛性の高い
    固形縁部を形成するようにしたことを特徴とする包装方
    法。
  6. 【請求項6】 被包装物を収納する容器の開口部を覆う
    フィルムを前記容器の前記開口部の側方へはみ出す大き
    さになるように前記フィルムの中心部を前記フィルムの
    外側方向に向かって伸ばし、その後、伸ばした前記フィ
    ルムで前記容器の前記開口部を覆い、前記開口部からは
    み出した前記フィルムを輻湊させることにより前記容器
    に形成された嵌合縁に嵌合させて前記フィルムより剛性
    が高い固形縁部を形成するようにしたことを特徴とする
    包装方法。
  7. 【請求項7】 前記容器の各辺に対して垂直方向にフィ
    ルムの中心部をこのフィルムの外側に向かって伸ばすこ
    とを特徴とする請求項6記載の包装方法。
  8. 【請求項8】 フィルムをフィルム把持部によって把持
    し、このフィルム把持部の引っ張り動作によってフィル
    ムの中心部をこのフィルムの外側に向かって伸ばすこと
    を特徴とする請求項6又は7記載の包装方法。
  9. 【請求項9】 フィルムをフィルム把持部によって把持
    し、このフィルム把持部の回動動作によってフィルムの
    中心部をこのフィルムの外側に向かって伸ばすことを特
    徴とする請求項6又は7記載の包装方法。
  10. 【請求項10】 フィルムを把持し、その中心部に拡開
    自在の複数本の指を減り込ませ、フィルムの中心部に減
    り込ませた前記指を拡開させてフィルムの中心部をこの
    フィルムの外側に向かって伸ばすことを特徴とする請求
    項6又は7記載の包装方法。
  11. 【請求項11】 フィルムの端部を加熱することにより
    収縮輻湊させて前記固形縁部を形成するようにしたこと
    を特徴とする請求項5ないし10のいずれか一記載の包
    装方法。
  12. 【請求項12】 各部を駆動制御して所望の動作を実行
    させる制御手段と、 前記制御手段によって駆動制御され、被包装物を収納す
    る容器の周囲が嵌合縁とされた開口部から側方へはみ出
    す大きさのフィルムを把持して前記容器の前記開口部上
    に位置させるフィルム把持部と、 前記制御手段によって駆動制御され、前記フィルム把持
    部に把持されたフィルムと前記容器とを相対移動させて
    前記容器にフィルムを被せる機構と、 前記制御手段によって駆動制御され、前記容器を覆った
    フィルムの端部を輻湊させて前記容器の前記嵌合縁に嵌
    合する固形縁部を形成する機構と、を具備する包装装
    置。
  13. 【請求項13】 前記フィルム把持部は、フィルムの四
    隅を把持してフィルムの中心部をこのフィルムの外側に
    向かって伸ばす請求項12記載の包装装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段によって制御され、フィ
    ルムの四隅間の位置を把持してフィルムの中心部をこの
    フィルムの外側に向かって伸ばすフィルム引張機構を備
    える請求項13記載の包装装置。
  15. 【請求項15】 拡開自在の複数本の指を備え、前記制
    御手段によって駆動制御され、前記フィルム把持部に把
    持されたフィルムの中央部に閉じられた状態の前記指を
    減り込ませてから開くことにより、フィルムの中心部を
    このフィルムの外側に向かって伸ばすフィルム延伸機構
    を備える請求項12記載の包装装置。
  16. 【請求項16】 前記容器を覆ったフィルムの端部を輻
    湊させる機構は、フィルムの端部を加熱することにより
    収縮させて前記固形縁部を形成する請求項12ないし1
    5のいずれか一記載の包装装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段によって駆動制御され、
    前記容器の前記開口部から側方へはみ出す大きさにフィ
    ルムを切断するフィルムユニットを備える請求項12な
    いし16のいずれか一記載の包装装置。
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