JP2000280331A - ブロー成形用金型並びにブロー成形方法 - Google Patents
ブロー成形用金型並びにブロー成形方法Info
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- JP2000280331A JP2000280331A JP9638099A JP9638099A JP2000280331A JP 2000280331 A JP2000280331 A JP 2000280331A JP 9638099 A JP9638099 A JP 9638099A JP 9638099 A JP9638099 A JP 9638099A JP 2000280331 A JP2000280331 A JP 2000280331A
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- parison
- cavity
- gas
- blow molding
- hollow molded
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑な形状を有する中空成形品が均一な肉厚
をもって成形され得るブロー成形用金型とブロー成形方
法とを提供する。 【解決手段】 成形キャビティ32を形成する複数の型
12,14のキャビティ面20,26のうちの少なくと
も一つから、該成形キャビティ32内に収容されるパリ
ソンの外面に向かってパリソン離間用気体を吹き出す気
体吹出手段52,54,58,60を設け、かかるパリ
ソン離間用気体の風圧によって、該パリソンを該複数の
型12,14のそれぞれのキャビティ面20,26から
離間せしめることにより、それらのキャビティ面20,
26への該パリソンの接触を阻止し得るように構成し
た。
をもって成形され得るブロー成形用金型とブロー成形方
法とを提供する。 【解決手段】 成形キャビティ32を形成する複数の型
12,14のキャビティ面20,26のうちの少なくと
も一つから、該成形キャビティ32内に収容されるパリ
ソンの外面に向かってパリソン離間用気体を吹き出す気
体吹出手段52,54,58,60を設け、かかるパリ
ソン離間用気体の風圧によって、該パリソンを該複数の
型12,14のそれぞれのキャビティ面20,26から
離間せしめることにより、それらのキャビティ面20,
26への該パリソンの接触を阻止し得るように構成し
た。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ブロー成形用金型並びにブロー
成形方法に係り、特に、複雑な形状の中空成形品を成形
する際に有利に採用され得るブロー成形用金型並びにブ
ロー成形方法に関するものである。
成形方法に係り、特に、複雑な形状の中空成形品を成形
する際に有利に採用され得るブロー成形用金型並びにブ
ロー成形方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】一般に、樹脂製のボトル等、中空の樹脂成
形品を得る際には、左右方向において、互いに接近離隔
可能に配置された複数の型を有し、それら複数の型の間
に目的とする中空成形品の形状に対応した成形キャビテ
ィが形成されるブロー成形用金型が用いられ、このブロ
ー成形用金型の成形キャビティ内に、押出機や射出機等
により成形された熱可塑化状態のパリソンを収容して、
かかるパリソンの内部に圧縮空気を吹き込むことによ
り、目的とする中空成形品が成形されている。
形品を得る際には、左右方向において、互いに接近離隔
可能に配置された複数の型を有し、それら複数の型の間
に目的とする中空成形品の形状に対応した成形キャビテ
ィが形成されるブロー成形用金型が用いられ、このブロ
ー成形用金型の成形キャビティ内に、押出機や射出機等
により成形された熱可塑化状態のパリソンを収容して、
かかるパリソンの内部に圧縮空気を吹き込むことによ
り、目的とする中空成形品が成形されている。
【0003】また、特に、二次元乃至は三次元的に屈曲
せしめられてなる如き複雑な形状を有する中空成形品を
成形する場合には、上述の如きブロー成形法を改良し
た、所謂多次元ブロー成形法が、近年、多く採用される
ようになってきている。この多次元ブロー成形法は、よ
く知られているように、上下方向に型開きされる上型及
び下型からなるブロー成形用金型と、該ブロー成形用金
型に対して相対移動可能に配置された射出機若しくは押
出機を用い、ブロー成形用金型の型開き下において、押
出機や射出機にてパリソンを成形しつつ、それら押出機
や射出機のノズルを、屈曲せしめられた凹所形態を有す
る下型のキャビティ面に沿って移動させることにより、
成形されたパリソンを、下型のキャビティ面に対応した
屈曲形態をもって該下型のキャビティ面上に載置して、
型閉め下で形成される成形キャビティ内に、かかる形状
のパリソンを収容せしめるようにしたものである。この
ようなブロー成形法を採用すれば、複雑な形状の中空成
形品が、バリを殆ど発生させることなく、有利に成形さ
れ得るのである。
せしめられてなる如き複雑な形状を有する中空成形品を
成形する場合には、上述の如きブロー成形法を改良し
た、所謂多次元ブロー成形法が、近年、多く採用される
ようになってきている。この多次元ブロー成形法は、よ
く知られているように、上下方向に型開きされる上型及
び下型からなるブロー成形用金型と、該ブロー成形用金
型に対して相対移動可能に配置された射出機若しくは押
出機を用い、ブロー成形用金型の型開き下において、押
出機や射出機にてパリソンを成形しつつ、それら押出機
や射出機のノズルを、屈曲せしめられた凹所形態を有す
る下型のキャビティ面に沿って移動させることにより、
成形されたパリソンを、下型のキャビティ面に対応した
屈曲形態をもって該下型のキャビティ面上に載置して、
型閉め下で形成される成形キャビティ内に、かかる形状
のパリソンを収容せしめるようにしたものである。この
ようなブロー成形法を採用すれば、複雑な形状の中空成
形品が、バリを殆ど発生させることなく、有利に成形さ
れ得るのである。
【0004】ところが、かかるブロー成形法では、熱可
塑化されたパリソンが、ブロー成形用金型の下型のキャ
ビティ面上に載置された状態で、成形キャビティ内に収
容されるようになっているところから、パリソンの内部
に圧縮空気を吹き込む前に、パリソンの下型キャビティ
面との接触部分が該キャビティ面に熱を奪われて、固化
してまうことがあり、また、圧縮空気の吹き込みによる
パリソンの膨張変形時には、パリソンの下型キャビティ
面との接触部分と該キャビティ面との間で接触抵抗が生
じて、パリソンの下型キャビティ面との接触部分の変形
量(下型キャビティ面に沿って伸びる量)が、それ以外
の部分の変形量よりも小さくなり、それによって、成形
された中空成形品の肉厚が、成形キャビティ内で下型側
に位置する部分よりも上型側に位置する部分のほうが薄
くなってしまうことが避けられなかったのである。
塑化されたパリソンが、ブロー成形用金型の下型のキャ
ビティ面上に載置された状態で、成形キャビティ内に収
容されるようになっているところから、パリソンの内部
に圧縮空気を吹き込む前に、パリソンの下型キャビティ
面との接触部分が該キャビティ面に熱を奪われて、固化
してまうことがあり、また、圧縮空気の吹き込みによる
パリソンの膨張変形時には、パリソンの下型キャビティ
面との接触部分と該キャビティ面との間で接触抵抗が生
じて、パリソンの下型キャビティ面との接触部分の変形
量(下型キャビティ面に沿って伸びる量)が、それ以外
の部分の変形量よりも小さくなり、それによって、成形
された中空成形品の肉厚が、成形キャビティ内で下型側
に位置する部分よりも上型側に位置する部分のほうが薄
くなってしまうことが避けられなかったのである。
【0005】それ故、多次元ブロー成形法にて複雑な形
状の中空成形品を成形する際には、通常、中空成形品に
対して不可避的に形成される薄肉部位の厚さが、十分な
強度を確保し得る程度の厚さとなるように、必要以上の
量の樹脂材料を用いてパリソンが形成されており、その
ため、パリソン、ひいては中空成形品の重量が必要以上
に大きくなってしまうばかりでなく、樹脂材料が余分に
用いられている分だけ材料コストが余分にかかるといっ
た問題が生じていたのである。しかも、成形される中空
成形品の肉厚が周方向で不均一となることから、かかる
中空成形品の内孔が必ずしも真円形状とはならず、その
ために、例えば、成形された中空成形品を、外形形状が
真円形状とされた物品に外挿して連結せしめる際に、中
空成形品の端部内面を切削加工する等の後加工を行わな
ければならず、また、かかる後加工において、切削工具
や切削機械等の余分な設備も必要となって、生産性の低
下や設備コストの増大が惹起されることさえもあったの
である。
状の中空成形品を成形する際には、通常、中空成形品に
対して不可避的に形成される薄肉部位の厚さが、十分な
強度を確保し得る程度の厚さとなるように、必要以上の
量の樹脂材料を用いてパリソンが形成されており、その
ため、パリソン、ひいては中空成形品の重量が必要以上
に大きくなってしまうばかりでなく、樹脂材料が余分に
用いられている分だけ材料コストが余分にかかるといっ
た問題が生じていたのである。しかも、成形される中空
成形品の肉厚が周方向で不均一となることから、かかる
中空成形品の内孔が必ずしも真円形状とはならず、その
ために、例えば、成形された中空成形品を、外形形状が
真円形状とされた物品に外挿して連結せしめる際に、中
空成形品の端部内面を切削加工する等の後加工を行わな
ければならず、また、かかる後加工において、切削工具
や切削機械等の余分な設備も必要となって、生産性の低
下や設備コストの増大が惹起されることさえもあったの
である。
【0006】また、それに加えて、例えば、瓢箪形状の
如き括れ部を有する容器等の中空成形品を成形する場合
にあっては、左右方向に型開きするブロー成形用金型を
用いた従来のブロー成形法がそのまま採用されるが、か
かるブロー成形用金型の成形キャビティ内において、パ
リソンが、その内部に吹き込まれる圧縮気体により変形
(膨張)せしめられる際に、その途中で、前記括れ部を
与えるキャビティ面に対して部分的に接触せしめられこ
とになるため、このパリソンの、括れ部を与えるキャビ
ティ面との接触部位の変形量が、その他の部位の変形量
よりも小さくなってしまい、その結果、成形される中空
成形品の括れ部とそれ以外の部分との間で、肉厚に顕著
な差異が生ずるといった問題が惹起されていたのであ
る。
如き括れ部を有する容器等の中空成形品を成形する場合
にあっては、左右方向に型開きするブロー成形用金型を
用いた従来のブロー成形法がそのまま採用されるが、か
かるブロー成形用金型の成形キャビティ内において、パ
リソンが、その内部に吹き込まれる圧縮気体により変形
(膨張)せしめられる際に、その途中で、前記括れ部を
与えるキャビティ面に対して部分的に接触せしめられこ
とになるため、このパリソンの、括れ部を与えるキャビ
ティ面との接触部位の変形量が、その他の部位の変形量
よりも小さくなってしまい、その結果、成形される中空
成形品の括れ部とそれ以外の部分との間で、肉厚に顕著
な差異が生ずるといった問題が惹起されていたのであ
る。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述せる如き事
情を背景にして為されたものであって、その解決課題と
するところは、複雑な形状を有する中空成形品が、可及
的に均一な肉厚をもって有利に成形され得るブロー成形
用金型とブロー成形方法とを提供することにある。
情を背景にして為されたものであって、その解決課題と
するところは、複雑な形状を有する中空成形品が、可及
的に均一な肉厚をもって有利に成形され得るブロー成形
用金型とブロー成形方法とを提供することにある。
【0008】
【解決手段】そして、本発明にあっては、かかる課題の
解決のために、互いに接近離隔可能に配置された複数の
型を有し、それら複数の型の間で形成される成形キャビ
ティ内に熱可塑化状態のパリソンを収容して、該パリソ
ンの内部に気体を吹き込むことにより、目的とする中空
成形品を成形するブロー成形用金型において、前記成形
キャビティを形成する前記複数の型のキャビティ面のう
ちの少なくとも一つから、前記パリソンの外面に向かっ
てパリソン離間用気体を吹き出す気体吹出手段を設け、
かかるパリソン離間用気体の風圧によって、該パリソン
を該複数の型のそれぞれのキャビティ面から離間せしめ
ることにより、それらのキャビティ面への該パリソンの
接触を阻止し得るように構成したことを特徴とするブロ
ー成形用金型を、その要旨とするものである。
解決のために、互いに接近離隔可能に配置された複数の
型を有し、それら複数の型の間で形成される成形キャビ
ティ内に熱可塑化状態のパリソンを収容して、該パリソ
ンの内部に気体を吹き込むことにより、目的とする中空
成形品を成形するブロー成形用金型において、前記成形
キャビティを形成する前記複数の型のキャビティ面のう
ちの少なくとも一つから、前記パリソンの外面に向かっ
てパリソン離間用気体を吹き出す気体吹出手段を設け、
かかるパリソン離間用気体の風圧によって、該パリソン
を該複数の型のそれぞれのキャビティ面から離間せしめ
ることにより、それらのキャビティ面への該パリソンの
接触を阻止し得るように構成したことを特徴とするブロ
ー成形用金型を、その要旨とするものである。
【0009】すなわち、本発明に従うブロー成形用金型
においては、熱可塑化状態のパリソンが、成形キャビテ
ィ内において、気体吹出手段から吹き出されるパリソン
離間用気体の風圧により、該成形キャビティを形成する
キャビティ面から離間せしめられて、かかるキャビティ
面に接触せしめられないようになっているところから、
目的とする中空成形品の形状が複雑なために、パリソン
が、予め、キャビティ面に接触した状態で成形キャビテ
ィ内に収容されるか、若しくは、気体の吹込みによる変
形(膨張)途中で、キャビティ面に接触するように構成
された従来のブロー成形用金型とは異なり、パリソンの
内部に気体を吹き込む前に、パリソンの一部分がキャビ
ティ面に熱を奪われて、固化してしまうようなことや、
気体の吹き込みによるパリソンの変形時に、かかるパリ
ソンの外面とキャビティ面との間で接触抵抗が生じて、
該パリソンの変形量が、部分的に異ならしめられるよう
なことが、何れも皆無ならしめられ得る。そして、それ
により、中空成形品の成形途中におけるパリソンのキャ
ビティ面への接触に起因して、該パリソンの肉厚にバラ
ツキが生ずるようなことが、効果的に回避され得ること
となる。
においては、熱可塑化状態のパリソンが、成形キャビテ
ィ内において、気体吹出手段から吹き出されるパリソン
離間用気体の風圧により、該成形キャビティを形成する
キャビティ面から離間せしめられて、かかるキャビティ
面に接触せしめられないようになっているところから、
目的とする中空成形品の形状が複雑なために、パリソン
が、予め、キャビティ面に接触した状態で成形キャビテ
ィ内に収容されるか、若しくは、気体の吹込みによる変
形(膨張)途中で、キャビティ面に接触するように構成
された従来のブロー成形用金型とは異なり、パリソンの
内部に気体を吹き込む前に、パリソンの一部分がキャビ
ティ面に熱を奪われて、固化してしまうようなことや、
気体の吹き込みによるパリソンの変形時に、かかるパリ
ソンの外面とキャビティ面との間で接触抵抗が生じて、
該パリソンの変形量が、部分的に異ならしめられるよう
なことが、何れも皆無ならしめられ得る。そして、それ
により、中空成形品の成形途中におけるパリソンのキャ
ビティ面への接触に起因して、該パリソンの肉厚にバラ
ツキが生ずるようなことが、効果的に回避され得ること
となる。
【0010】従って、このような本発明に従うブロー成
形用金型を用いれば、目的とする中空成形品が複雑な形
状を呈するものであっても、かかる中空成形品を、可及
的に均一な肉厚をもって、極めて有利に成形することが
出来るのである。
形用金型を用いれば、目的とする中空成形品が複雑な形
状を呈するものであっても、かかる中空成形品を、可及
的に均一な肉厚をもって、極めて有利に成形することが
出来るのである。
【0011】しかも、かかる本発明に従うブロー成形用
金型にあっては、上述の如く、均一な肉厚を有する中空
成形品を成形することが出来るところから、肉厚のバラ
ツキに起因する部分的な強度の低下を招くことなく、成
形される中空成形品の全体の肉厚を薄くすることが可能
となり、それによって、成形される中空成形品の軽量化
や、使用される樹脂材料の節約に伴う材料コストの低減
が効果的に図られ得る。また、中空成形品の成形と同時
に、その内孔を略真円形状に為すことも可能となり、そ
れによって、例えば、成形された中空成形品を、外形形
状が真円形状とされた物品に対して外挿させるために、
中空成形品の端部内面に対して、所定の機械や工具を用
いて切削加工する等の後加工を行なう必要も解消され
得、以て、生産性の向上や設備コストの低下も有効に図
られ得る。そして、その結果として、特に、多次元ブロ
ー成形により、二次元乃至は三次元的に屈曲せしめられ
てなる如き形状の中空成形品を成形する際や、一般的な
ブロー成形により、瓢箪形状の如き括れ部を有する形状
の中空成形品を成形する際等において、極めて有利に採
用され得ることとなるのである。
金型にあっては、上述の如く、均一な肉厚を有する中空
成形品を成形することが出来るところから、肉厚のバラ
ツキに起因する部分的な強度の低下を招くことなく、成
形される中空成形品の全体の肉厚を薄くすることが可能
となり、それによって、成形される中空成形品の軽量化
や、使用される樹脂材料の節約に伴う材料コストの低減
が効果的に図られ得る。また、中空成形品の成形と同時
に、その内孔を略真円形状に為すことも可能となり、そ
れによって、例えば、成形された中空成形品を、外形形
状が真円形状とされた物品に対して外挿させるために、
中空成形品の端部内面に対して、所定の機械や工具を用
いて切削加工する等の後加工を行なう必要も解消され
得、以て、生産性の向上や設備コストの低下も有効に図
られ得る。そして、その結果として、特に、多次元ブロ
ー成形により、二次元乃至は三次元的に屈曲せしめられ
てなる如き形状の中空成形品を成形する際や、一般的な
ブロー成形により、瓢箪形状の如き括れ部を有する形状
の中空成形品を成形する際等において、極めて有利に採
用され得ることとなるのである。
【0012】なお、このような本発明に従うブロー成形
用金型の好ましい態様の一つによれば、前記パリソン離
間用気体を加熱する加熱手段が、更に設けられて、該加
熱手段にて加熱されたパリソン離間用気体が、前記気体
吹出手段により吹き出されるように構成される。かかる
構成を有するブロー成形用金型にあっては、パリソンの
パリソン離間用気体に晒される部分が、該パリソン離間
用気体によって冷却されて、固化したり、或いはその他
の部分に比して、変形量が小さくなってしまうようなこ
とが有利に阻止され得るのであり、以て、成形される中
空成形品において、パリソンのパリソン離間用気体に晒
される部分からなる部位とそれ以外の部分からなる部位
との間で、肉厚にバラツキが生ずるようなことが極めて
効果的に回避され得るのである。
用金型の好ましい態様の一つによれば、前記パリソン離
間用気体を加熱する加熱手段が、更に設けられて、該加
熱手段にて加熱されたパリソン離間用気体が、前記気体
吹出手段により吹き出されるように構成される。かかる
構成を有するブロー成形用金型にあっては、パリソンの
パリソン離間用気体に晒される部分が、該パリソン離間
用気体によって冷却されて、固化したり、或いはその他
の部分に比して、変形量が小さくなってしまうようなこ
とが有利に阻止され得るのであり、以て、成形される中
空成形品において、パリソンのパリソン離間用気体に晒
される部分からなる部位とそれ以外の部分からなる部位
との間で、肉厚にバラツキが生ずるようなことが極めて
効果的に回避され得るのである。
【0013】また、本発明に従うブロー成形用金型の有
利な別の態様の一つによれば、前記気体吹出手段が、前
記パリソン離間用気体を導く気体導入路と、該気体導入
路に連通し、且つ前記複数の型のキャビティ面のうちの
少なくとも一つにおいて開口して、該気体導入路によっ
て導かれるパリソン離間用気体を該キャビティ面から吹
き出す複数の吹出口とを有して構成される。これによっ
て、パリソン離間用気体が、少なくとも一つのキャビテ
ィ面からパリソンの外面に向かって、より確実に吹き出
され得ることとなる。
利な別の態様の一つによれば、前記気体吹出手段が、前
記パリソン離間用気体を導く気体導入路と、該気体導入
路に連通し、且つ前記複数の型のキャビティ面のうちの
少なくとも一つにおいて開口して、該気体導入路によっ
て導かれるパリソン離間用気体を該キャビティ面から吹
き出す複数の吹出口とを有して構成される。これによっ
て、パリソン離間用気体が、少なくとも一つのキャビテ
ィ面からパリソンの外面に向かって、より確実に吹き出
され得ることとなる。
【0014】さらに、気体吹出手段が上述の如き構成と
される場合には、望ましくは、前記複数の型のうち、前
記複数の吹出口が開口するキャビティ面を有する型に対
して、該複数の吹出口が形成されてなる吹出口形成体が
着脱可能に設けられることとなる。このような構成を採
用すれば、複数の吹出口を形成するための孔明け加工
を、複数の吹出口が開口するキャビティ面を有する型よ
りも小さく且つ軽量で、それ故に取扱性に優れた吹出口
形成体に対して行なうことが出来、しかも、そのような
吹出口形成体を、ブロー成形用金型を構成する複数の型
とは異なる材質にて構成することが可能となるために、
かかる吹出口形成体として、それら複数の型の材質に拘
わらず、孔明け加工の容易な材質のものを選択すること
も可能となる。そして、それによって、複数の吹出口が
開口するキャビティ面を備えた型に対する吹出口の形成
作業が、かかる型に対して吹出口を直接に形成する場合
に比して、極めて簡単に行なわれ得ることとなるのであ
る。
される場合には、望ましくは、前記複数の型のうち、前
記複数の吹出口が開口するキャビティ面を有する型に対
して、該複数の吹出口が形成されてなる吹出口形成体が
着脱可能に設けられることとなる。このような構成を採
用すれば、複数の吹出口を形成するための孔明け加工
を、複数の吹出口が開口するキャビティ面を有する型よ
りも小さく且つ軽量で、それ故に取扱性に優れた吹出口
形成体に対して行なうことが出来、しかも、そのような
吹出口形成体を、ブロー成形用金型を構成する複数の型
とは異なる材質にて構成することが可能となるために、
かかる吹出口形成体として、それら複数の型の材質に拘
わらず、孔明け加工の容易な材質のものを選択すること
も可能となる。そして、それによって、複数の吹出口が
開口するキャビティ面を備えた型に対する吹出口の形成
作業が、かかる型に対して吹出口を直接に形成する場合
に比して、極めて簡単に行なわれ得ることとなるのであ
る。
【0015】また、本発明に従うブロー成形用金型の別
の好ましい態様の一つによれば、前記複数の型が上下方
向に対向配置された上型と下型とからなると共に、前記
気体吹出手段が該下型のキャビティ面から前記パリソン
離間用気体を吹き出すように構成されて、前記パリソン
が、該パリソン離間用気体の風圧により、該下型のキャ
ビティ面から浮上せしめられて、それら上型と下型のそ
れぞれのキャビティ面への該パリソンの接触が阻止され
るように構成される。このような構成するブロー成形用
金型にあっては、多次元ブロー成形により、二次元乃至
は三次元的に屈曲せしめられてなる如き複雑な形状を有
する中空成形品を成形する際に、特に有利に用いられる
得ることとなる。
の好ましい態様の一つによれば、前記複数の型が上下方
向に対向配置された上型と下型とからなると共に、前記
気体吹出手段が該下型のキャビティ面から前記パリソン
離間用気体を吹き出すように構成されて、前記パリソン
が、該パリソン離間用気体の風圧により、該下型のキャ
ビティ面から浮上せしめられて、それら上型と下型のそ
れぞれのキャビティ面への該パリソンの接触が阻止され
るように構成される。このような構成するブロー成形用
金型にあっては、多次元ブロー成形により、二次元乃至
は三次元的に屈曲せしめられてなる如き複雑な形状を有
する中空成形品を成形する際に、特に有利に用いられる
得ることとなる。
【0016】そして、本発明にあっては、目的とする中
空成形品を与える成形キャビティ内に熱可塑化状態のパ
リソンを配置した後、該パリソンの内部に吹込用気体を
吹き込んで、該中空成形品を成形するのに際して、前記
成形キャビティを与えるキャビティ面の少なくとも一部
から、前記パリソンの外面に向かってパリソン離間用気
体を吹き出して、かかるパリソン離間用気体の風圧によ
り、該キャビティ面から該パリソンを離間せしめて、該
パリソンの該キャビティ面への接触を阻止するようにし
たことを特徴とするブロー成形方法をも、その要旨とす
るものである。
空成形品を与える成形キャビティ内に熱可塑化状態のパ
リソンを配置した後、該パリソンの内部に吹込用気体を
吹き込んで、該中空成形品を成形するのに際して、前記
成形キャビティを与えるキャビティ面の少なくとも一部
から、前記パリソンの外面に向かってパリソン離間用気
体を吹き出して、かかるパリソン離間用気体の風圧によ
り、該キャビティ面から該パリソンを離間せしめて、該
パリソンの該キャビティ面への接触を阻止するようにし
たことを特徴とするブロー成形方法をも、その要旨とす
るものである。
【0017】すなわち、このような本発明に従うブロー
成形方法にあっても、成形キャビティ内に収容されたパ
リソンが、パリソン離間用気体の風圧により、該成形キ
ャビティを形成するキャビティ面から離間せしめられ
て、かかるキャビティ面に接触せしめられないようにな
っているところから、パリソンのキャビティ面への接触
に起因して、中空成形品の肉厚にバラツキが生ずるよう
なことが、効果的に回避され得る。そして、それによっ
て、複雑な形状を呈する中空成形品が、可及的に均一な
肉厚をもって、極めて有利に成形され得るのである。
成形方法にあっても、成形キャビティ内に収容されたパ
リソンが、パリソン離間用気体の風圧により、該成形キ
ャビティを形成するキャビティ面から離間せしめられ
て、かかるキャビティ面に接触せしめられないようにな
っているところから、パリソンのキャビティ面への接触
に起因して、中空成形品の肉厚にバラツキが生ずるよう
なことが、効果的に回避され得る。そして、それによっ
て、複雑な形状を呈する中空成形品が、可及的に均一な
肉厚をもって、極めて有利に成形され得るのである。
【0018】しかも、かかる本発明に従うブロー成形方
法によれば、均一な肉厚を有する中空成形品を成形する
ことが出来るところから、前述した本発明に従うブロー
成形用金型を用いる場合に奏される効果と同様な効果
が、有効に教授され得ることとなるのである。
法によれば、均一な肉厚を有する中空成形品を成形する
ことが出来るところから、前述した本発明に従うブロー
成形用金型を用いる場合に奏される効果と同様な効果
が、有効に教授され得ることとなるのである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより具体的に明ら
かにするために、本発明に係るブロー成形用金型並びに
ブロー成形方法の構成について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
かにするために、本発明に係るブロー成形用金型並びに
ブロー成形方法の構成について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0020】先ず、図1には、本発明に従うブロー成形
用金型の一例として、二次元的に屈曲せしめられてなる
中空成形品を成形するためのブロー成形用金型が、型閉
め状態下における縦断面形態において、概略的に示され
ている。かかる図1からも明らかなように、本実施形態
のブロー成形用金型10は、上下方向に対向配置された
上型12と下型14とを有して、成っている。
用金型の一例として、二次元的に屈曲せしめられてなる
中空成形品を成形するためのブロー成形用金型が、型閉
め状態下における縦断面形態において、概略的に示され
ている。かかる図1からも明らかなように、本実施形態
のブロー成形用金型10は、上下方向に対向配置された
上型12と下型14とを有して、成っている。
【0021】より具体的には、このブロー成形用金型1
0を構成する上型12は、全体として、矩形のブロック
形状を呈している。そして、その下面には、目的とする
中空成形品16の上半分の部位に対応し、且つそれより
も一回り大きな大きさと形状とを有するキャビティ形成
凹部18が設けられており、このキャビティ形成凹部1
8の内面が、上側キャビティ面20とされている(図6
参照)。また、かかる上型12にあっては、その上方に
おいて、図示しない公知の油圧機構等により上下方向に
移動可能に配置された上型取付板22に対して、位置固
定に取り付けられている。これによって、上型12が、
上型取付板22の移動に伴って、下型14との対向方向
たる上下方向に一体的に移動せしめられるようになって
いる。
0を構成する上型12は、全体として、矩形のブロック
形状を呈している。そして、その下面には、目的とする
中空成形品16の上半分の部位に対応し、且つそれより
も一回り大きな大きさと形状とを有するキャビティ形成
凹部18が設けられており、このキャビティ形成凹部1
8の内面が、上側キャビティ面20とされている(図6
参照)。また、かかる上型12にあっては、その上方に
おいて、図示しない公知の油圧機構等により上下方向に
移動可能に配置された上型取付板22に対して、位置固
定に取り付けられている。これによって、上型12が、
上型取付板22の移動に伴って、下型14との対向方向
たる上下方向に一体的に移動せしめられるようになって
いる。
【0022】一方、下型14も、全体として、矩形ブロ
ック形状を呈している。そして、その上面には、中空成
形品16の下半分の部位に対応し、且つそれよりも一回
り大きな大きさと形状とを有するキャビティ形成凹部2
4が設けられており、このキャビティ形成凹部24の内
面が、下側キャビティ面26とされている(図6参
照)。また、かかる下型14にあっては、その下方にお
いて移動不能に配置された下型取付板28に対して、所
定の高さを有する二つのスペーサブロック30,30
(図1には一つのみを示す。)を介して位置固定に取り
付けられており、それによって、移動不能に位置せしめ
られている。
ック形状を呈している。そして、その上面には、中空成
形品16の下半分の部位に対応し、且つそれよりも一回
り大きな大きさと形状とを有するキャビティ形成凹部2
4が設けられており、このキャビティ形成凹部24の内
面が、下側キャビティ面26とされている(図6参
照)。また、かかる下型14にあっては、その下方にお
いて移動不能に配置された下型取付板28に対して、所
定の高さを有する二つのスペーサブロック30,30
(図1には一つのみを示す。)を介して位置固定に取り
付けられており、それによって、移動不能に位置せしめ
られている。
【0023】かくして、ブロー成形用金型10にあって
は、上型12が、下型14に対して接近離隔移動せしめ
られ得るようになっており、また、この上型12の下型
14に対する接近移動による型閉め下において、それら
上型12と下型14との間に、上側キャビティ面20と
下側キャビティ面26とにて囲まれてなる成形キャビテ
ィ32が、形成されるようになっているのである。な
お、図1中、34,34は、下型14に一体形成された
位置決めピンであり、型閉め状態下で、上型12に形成
された位置決めピン挿通穴36,36に挿通せしめられ
て、上型12と下型14との型合わせ面を位置決めする
と共に、後述する如く、パリソンの配置位置を規定する
ものである。また、38は、該パリソンの内部に圧縮空
気を吹き込むノズル(図示せず)が挿通せしめられるノ
ズル挿通部であって、型閉め状態下で、互いに対向する
上型12の下面と下型14の上面の各端部に、各キャビ
ティ形成凹部18,24に向かって延びるようにそれぞ
れ形成された溝部39,39にて構成されるものであ
る。
は、上型12が、下型14に対して接近離隔移動せしめ
られ得るようになっており、また、この上型12の下型
14に対する接近移動による型閉め下において、それら
上型12と下型14との間に、上側キャビティ面20と
下側キャビティ面26とにて囲まれてなる成形キャビテ
ィ32が、形成されるようになっているのである。な
お、図1中、34,34は、下型14に一体形成された
位置決めピンであり、型閉め状態下で、上型12に形成
された位置決めピン挿通穴36,36に挿通せしめられ
て、上型12と下型14との型合わせ面を位置決めする
と共に、後述する如く、パリソンの配置位置を規定する
ものである。また、38は、該パリソンの内部に圧縮空
気を吹き込むノズル(図示せず)が挿通せしめられるノ
ズル挿通部であって、型閉め状態下で、互いに対向する
上型12の下面と下型14の上面の各端部に、各キャビ
ティ形成凹部18,24に向かって延びるようにそれぞ
れ形成された溝部39,39にて構成されるものであ
る。
【0024】ところで、このような構成を有する本実施
形態のブロー成形用金型10においては、特に、図1乃
至図3に示される如く、下型14の前記下側キャビティ
面26が形成される上面の中央部に、矩形の凹所40が
設けられている。また、この凹所40の底面の中心部に
は、該下型14を厚さ方向に貫通する円形の貫通穴42
が形成されており、この貫通穴42によって、凹所40
が、下型14と下型取付板28との間で、前記二つのス
ペーサブロック30,30に沿って延びるように形成さ
れたパイプ挿通孔44に連通せしめられている。
形態のブロー成形用金型10においては、特に、図1乃
至図3に示される如く、下型14の前記下側キャビティ
面26が形成される上面の中央部に、矩形の凹所40が
設けられている。また、この凹所40の底面の中心部に
は、該下型14を厚さ方向に貫通する円形の貫通穴42
が形成されており、この貫通穴42によって、凹所40
が、下型14と下型取付板28との間で、前記二つのス
ペーサブロック30,30に沿って延びるように形成さ
れたパイプ挿通孔44に連通せしめられている。
【0025】さらに、下型14に形成された矩形の凹所
40内には、上型12や下型14とは材質の異なるアル
ミ製の吹出口形成体46が、着脱可能に嵌め込まれてい
る。この吹出口形成体46は、全体として、該凹所40
に対応した長手矩形のブロック形状を呈しており、その
上面の幅方向中央部には、下型14に設けられた前記キ
ャビティ形成凹部24と同一の縦断面形状を有する上側
凹溝48が、長手方向に連続して延びるように形成され
ている。また、その下面の幅方向中央部にも、縦断面矩
形状を呈し、且つ前記下型14の貫通孔42における開
口部の径よりも大きな幅を有する下側凹溝50が、長手
方向に連続して延びるように形成されている。そして、
それら上側凹溝48と下側凹溝50との間には、下側凹
溝50から上側凹溝48に向かって延び、それら下側及
び上側凹溝50,48のそれぞれの底面において開口す
る吹出口52が、複数、設けられている。また、それら
複数の吹出口52においては、上側凹溝48の底面側の
開口部が、互いに所定の間隔をあけつつ、縦横に並ん
で、該底面の全体に略均等に分布するように位置せしめ
られ、且つかかる上側凹溝48の底面側の開口部の径
が、下側凹溝50の底面側の開口部の径よりも小さくさ
れて、構成されている。
40内には、上型12や下型14とは材質の異なるアル
ミ製の吹出口形成体46が、着脱可能に嵌め込まれてい
る。この吹出口形成体46は、全体として、該凹所40
に対応した長手矩形のブロック形状を呈しており、その
上面の幅方向中央部には、下型14に設けられた前記キ
ャビティ形成凹部24と同一の縦断面形状を有する上側
凹溝48が、長手方向に連続して延びるように形成され
ている。また、その下面の幅方向中央部にも、縦断面矩
形状を呈し、且つ前記下型14の貫通孔42における開
口部の径よりも大きな幅を有する下側凹溝50が、長手
方向に連続して延びるように形成されている。そして、
それら上側凹溝48と下側凹溝50との間には、下側凹
溝50から上側凹溝48に向かって延び、それら下側及
び上側凹溝50,48のそれぞれの底面において開口す
る吹出口52が、複数、設けられている。また、それら
複数の吹出口52においては、上側凹溝48の底面側の
開口部が、互いに所定の間隔をあけつつ、縦横に並ん
で、該底面の全体に略均等に分布するように位置せしめ
られ、且つかかる上側凹溝48の底面側の開口部の径
が、下側凹溝50の底面側の開口部の径よりも小さくさ
れて、構成されている。
【0026】そして、そのような吹出口形成体46が、
前記凹所40内に嵌め込まれていることにより、上側凹
溝48の内面にて、下型14の下側キャビティ面26の
一部が与えられて、前記複数の吹出口52が、該下側キ
ャビティ面26においてそれぞれ開口せしめられるよう
になっていると共に、該凹所40の底面に設けられた前
記貫通孔42が、下側凹溝50内に向かって開口せしめ
られるようになっている。
前記凹所40内に嵌め込まれていることにより、上側凹
溝48の内面にて、下型14の下側キャビティ面26の
一部が与えられて、前記複数の吹出口52が、該下側キ
ャビティ面26においてそれぞれ開口せしめられるよう
になっていると共に、該凹所40の底面に設けられた前
記貫通孔42が、下側凹溝50内に向かって開口せしめ
られるようになっている。
【0027】一方、そのような吹出口形成体46の下側
凹溝50内に向かって開口せしめられる貫通孔42内に
は、それに沿って上下方向に真っ直ぐに延びる金属製の
送風パイプ54が挿通位置せしめられている。この送風
パイプ54は、貫通孔42の長さと略同じ長さを有して
おり、その上側部分に対して、該送風パイプ54を加熱
する加熱ヒータ56が外挿されるように配設されてい
る。また、貫通孔42における、前記パイプ挿通孔44
に向かって開口する下側開口部には、エルボ58の一端
部が挿通固定されている。そして、このエルボ58の一
端部に対して、送風パイプ54の下側部位が内挿され
て、固定されており、それによって、送風パイプ54
が、エルボ58内と前記吹出口形成体46の下側凹溝5
0内とを連通せしめつつ、貫通孔42内に位置固定に配
設されている。
凹溝50内に向かって開口せしめられる貫通孔42内に
は、それに沿って上下方向に真っ直ぐに延びる金属製の
送風パイプ54が挿通位置せしめられている。この送風
パイプ54は、貫通孔42の長さと略同じ長さを有して
おり、その上側部分に対して、該送風パイプ54を加熱
する加熱ヒータ56が外挿されるように配設されてい
る。また、貫通孔42における、前記パイプ挿通孔44
に向かって開口する下側開口部には、エルボ58の一端
部が挿通固定されている。そして、このエルボ58の一
端部に対して、送風パイプ54の下側部位が内挿され
て、固定されており、それによって、送風パイプ54
が、エルボ58内と前記吹出口形成体46の下側凹溝5
0内とを連通せしめつつ、貫通孔42内に位置固定に配
設されている。
【0028】また、一端部が貫通孔42内に挿通固定さ
れたエルボ58は、その他端部において、前記パイプ挿
通孔44内に開口せしめられて、位置せしめられてい
る。そして、かかるエルボ58の他端部には、パイプ挿
通孔44内において、それに沿って水平方向に真っ直ぐ
延びるように位置せしめられた長尺な送風パイプ60が
固定されている。この長尺な送風パイプ60にあって
は、その長さ方向中間部に対して、該送風パイプ60を
加熱する加熱ヒータ62が外挿されるように配設されて
おり、また、エルボ58への固定側とは反対側の端部
が、パイプ挿通孔44から外方に突出位置せしめられて
いる。そして、かかる長尺な送風パイプ60の該反対側
の端部に対して、図示しないコンプレッサー等にて発生
せしめられた圧縮空気を供給する圧縮空気供給用配管6
4の先端部が、連通下で固定されている。
れたエルボ58は、その他端部において、前記パイプ挿
通孔44内に開口せしめられて、位置せしめられてい
る。そして、かかるエルボ58の他端部には、パイプ挿
通孔44内において、それに沿って水平方向に真っ直ぐ
延びるように位置せしめられた長尺な送風パイプ60が
固定されている。この長尺な送風パイプ60にあって
は、その長さ方向中間部に対して、該送風パイプ60を
加熱する加熱ヒータ62が外挿されるように配設されて
おり、また、エルボ58への固定側とは反対側の端部
が、パイプ挿通孔44から外方に突出位置せしめられて
いる。そして、かかる長尺な送風パイプ60の該反対側
の端部に対して、図示しないコンプレッサー等にて発生
せしめられた圧縮空気を供給する圧縮空気供給用配管6
4の先端部が、連通下で固定されている。
【0029】これによって、本実施形態のブロー成形用
金型10にあっては、図1において矢印で示されるよう
に、圧縮空気供給用配管64を通じて長尺な送風パイプ
60に供給された圧縮空気が、エルボ58と送風パイプ
54を経て、吹出口形成体46の下側凹所50内に導か
れ、そして、複数の吹出口52を通じて、下側キャビテ
ィ面26から、パリソン離間用気体として吹き出される
ようになっている。また、ここでは、前述の如く、圧縮
空気が流通せしめられる二つの送風パイプ54,60
が、それらに配設された加熱ヒータ56,62にて加熱
されるようになっているところから、圧縮空気が、それ
ら二つの送風パイプ54,60内を流通せしめられる間
に加熱されて、複数の吹出口52から、加熱された圧縮
空気が吹き出されるようになっている。これらのことか
ら明らかなように、本実施形態にあっては、二つの送風
パイプ54,60とエルボ58とにて気体導入路が構成
される一方、二つの加熱ヒータにて加熱手段が構成さ
れ、更に、それら気体導入路と加熱手段とを構成する全
べての部材にて、気体吹出手段が構成されているのであ
る。
金型10にあっては、図1において矢印で示されるよう
に、圧縮空気供給用配管64を通じて長尺な送風パイプ
60に供給された圧縮空気が、エルボ58と送風パイプ
54を経て、吹出口形成体46の下側凹所50内に導か
れ、そして、複数の吹出口52を通じて、下側キャビテ
ィ面26から、パリソン離間用気体として吹き出される
ようになっている。また、ここでは、前述の如く、圧縮
空気が流通せしめられる二つの送風パイプ54,60
が、それらに配設された加熱ヒータ56,62にて加熱
されるようになっているところから、圧縮空気が、それ
ら二つの送風パイプ54,60内を流通せしめられる間
に加熱されて、複数の吹出口52から、加熱された圧縮
空気が吹き出されるようになっている。これらのことか
ら明らかなように、本実施形態にあっては、二つの送風
パイプ54,60とエルボ58とにて気体導入路が構成
される一方、二つの加熱ヒータにて加熱手段が構成さ
れ、更に、それら気体導入路と加熱手段とを構成する全
べての部材にて、気体吹出手段が構成されているのであ
る。
【0030】而して、このような構成を有するブロー成
形用金型10を用いて、二次元的に屈曲せしめられてな
る中空成形品を、多次元ブロー成形により成形する際に
は、例えば、先ず、図4に示される如く、上型12を下
型14から離隔移動させて、型開きする一方、前記圧縮
空気供給用配管64から供給されるパリソン離間用気体
としての圧縮空気を、前記二つの加熱ヒータ56,62
にて加熱された二つの送風パイプ54,60内に流通せ
しめることにより、該圧縮空気を加熱しつつ、複数の吹
出口52に導き、そして、それら複数の吹出口52を通
じて、下側キャビティ面26から、加熱された圧縮空気
を吹き出させる。
形用金型10を用いて、二次元的に屈曲せしめられてな
る中空成形品を、多次元ブロー成形により成形する際に
は、例えば、先ず、図4に示される如く、上型12を下
型14から離隔移動させて、型開きする一方、前記圧縮
空気供給用配管64から供給されるパリソン離間用気体
としての圧縮空気を、前記二つの加熱ヒータ56,62
にて加熱された二つの送風パイプ54,60内に流通せ
しめることにより、該圧縮空気を加熱しつつ、複数の吹
出口52に導き、そして、それら複数の吹出口52を通
じて、下側キャビティ面26から、加熱された圧縮空気
を吹き出させる。
【0031】なお、二つの加熱ヒータ56,62による
二つの送風パイプ54,60の加熱温度は、特に限定さ
れるものではないものの、それら二つの送風パイプ5
4,60内を流通せしめられる圧縮空気を、少なくとも
上型12と下型14の加熱温度よりも高く、且つ後述す
る、熱可塑化状態とされたパリソン66が、かかる圧縮
空気に晒されることによって冷却されることのない温度
にまで加熱し得る程度の温度に設定される。また、圧縮
空気の圧力も、複数の吹出口52を通じて吹き出された
際に、該パリソン66を浮上させ得る程度の圧力とされ
る。
二つの送風パイプ54,60の加熱温度は、特に限定さ
れるものではないものの、それら二つの送風パイプ5
4,60内を流通せしめられる圧縮空気を、少なくとも
上型12と下型14の加熱温度よりも高く、且つ後述す
る、熱可塑化状態とされたパリソン66が、かかる圧縮
空気に晒されることによって冷却されることのない温度
にまで加熱し得る程度の温度に設定される。また、圧縮
空気の圧力も、複数の吹出口52を通じて吹き出された
際に、該パリソン66を浮上させ得る程度の圧力とされ
る。
【0032】次いで、公知の構造を有する図示しない押
出機のノズルを下側キャビティ面26に沿って移動させ
つつ、該ノズルを通じて溶融樹脂材料を押し出して、下
側キャビティ面26の沿った屈曲形状を呈する、熱可塑
化状態とされたパリソン66を押出成形して、該下側キ
ャビティ面26上に配置する。その際、図4に明示され
てはいないものの、下型14に一体形成された前記位置
決めピン34のそれぞれを、パリソン66の下側キャビ
ティ面26からはみ出した両端部に突き刺して、係合せ
しめる。そして、そのような配置状態下では、パリソン
66が、複数の吹出口52を通じて下側キャビティ面2
6から吹き出される圧縮空気の風圧により、下側キャビ
ティ面26から浮上せしめられて、該下側キャビティ面
26に対して、何等接触せしめられないようになってい
る。また、圧縮空気が加熱された状態で下側キャビティ
面26から吹き出されることから、そのような圧縮空気
に晒されるパリソン66の表面が、該圧縮空気にて冷却
されようなこともない。
出機のノズルを下側キャビティ面26に沿って移動させ
つつ、該ノズルを通じて溶融樹脂材料を押し出して、下
側キャビティ面26の沿った屈曲形状を呈する、熱可塑
化状態とされたパリソン66を押出成形して、該下側キ
ャビティ面26上に配置する。その際、図4に明示され
てはいないものの、下型14に一体形成された前記位置
決めピン34のそれぞれを、パリソン66の下側キャビ
ティ面26からはみ出した両端部に突き刺して、係合せ
しめる。そして、そのような配置状態下では、パリソン
66が、複数の吹出口52を通じて下側キャビティ面2
6から吹き出される圧縮空気の風圧により、下側キャビ
ティ面26から浮上せしめられて、該下側キャビティ面
26に対して、何等接触せしめられないようになってい
る。また、圧縮空気が加熱された状態で下側キャビティ
面26から吹き出されることから、そのような圧縮空気
に晒されるパリソン66の表面が、該圧縮空気にて冷却
されようなこともない。
【0033】引き続き、図5に示されるように、上型1
2を下型14に対して接近移動させることにより型閉め
して、上型12と下型14との間に、上側キャビティ面
20と下側キャビティ面26とにて囲まれてなる成形キ
ャビティ32を形成すると共に、この形成された成形キ
ャビティ32内に、パリソン66を収容配置する。な
お、その際、図5に明示されてはいないものの、パリソ
ン66の両端部に係合された位置決めピン34のそれぞ
れが、上型12の位置決めピン挿通孔36に挿通せしめ
られると共に、パリソン66の各位置決めピン34の係
合部位たる両端部部位の内側面が、前記ノズル挿通部3
8に対応する部位を除いて、上型12と下型14の互い
の型合わせ面の間で圧着される。これによって、成形キ
ャビティ32の長さ方向における、パリソン66の該成
形キャビティ32内での配置位置が固定されると共に、
パリソン66が、ノズル挿通部38の成形キャビティ3
2内への開口部を通じてのみ外部に開口するチューブ形
状とされる。
2を下型14に対して接近移動させることにより型閉め
して、上型12と下型14との間に、上側キャビティ面
20と下側キャビティ面26とにて囲まれてなる成形キ
ャビティ32を形成すると共に、この形成された成形キ
ャビティ32内に、パリソン66を収容配置する。な
お、その際、図5に明示されてはいないものの、パリソ
ン66の両端部に係合された位置決めピン34のそれぞ
れが、上型12の位置決めピン挿通孔36に挿通せしめ
られると共に、パリソン66の各位置決めピン34の係
合部位たる両端部部位の内側面が、前記ノズル挿通部3
8に対応する部位を除いて、上型12と下型14の互い
の型合わせ面の間で圧着される。これによって、成形キ
ャビティ32の長さ方向における、パリソン66の該成
形キャビティ32内での配置位置が固定されると共に、
パリソン66が、ノズル挿通部38の成形キャビティ3
2内への開口部を通じてのみ外部に開口するチューブ形
状とされる。
【0034】また、図5からも明らかなように、そのよ
うなパリソン66の成形キャビティ32内への収容状態
下では、パリソン66の外面と上側及び下側の両キャビ
ティ面20,26との間に加熱された圧縮空気が充満せ
しめられて、圧縮空気層68が形成され、それによっ
て、パリソン66が、上側及び下側の両キャビティ面2
0,26の何れにも接触することなく、成形キャビティ
32内で空中に浮いた状態とされる。なお、そのような
圧縮空気層68を形成する圧縮空気は、複数の吹出口5
2を通じて成形キャビティ32内に吹き出される量に応
じて、上型12と下型14との互いの型合わせ面の間に
形成される微細な隙間から外部に漏出せしめられること
となり、以て、成形キャビティ32の内圧が略一定に維
持されるようになっている。
うなパリソン66の成形キャビティ32内への収容状態
下では、パリソン66の外面と上側及び下側の両キャビ
ティ面20,26との間に加熱された圧縮空気が充満せ
しめられて、圧縮空気層68が形成され、それによっ
て、パリソン66が、上側及び下側の両キャビティ面2
0,26の何れにも接触することなく、成形キャビティ
32内で空中に浮いた状態とされる。なお、そのような
圧縮空気層68を形成する圧縮空気は、複数の吹出口5
2を通じて成形キャビティ32内に吹き出される量に応
じて、上型12と下型14との互いの型合わせ面の間に
形成される微細な隙間から外部に漏出せしめられること
となり、以て、成形キャビティ32の内圧が略一定に維
持されるようになっている。
【0035】その後、ブロー成形用金型10の型閉め下
において上型12と下型14との間に形成される前記ノ
ズル挿通部38に対して、吹込用気体としての圧縮空気
を吹き出すノズルを挿通せしめると共に、かかるノズル
をパリソン66の内部に挿通せしめ、このノズルを通じ
てパリソン66の内部に、吹込用気体たる圧縮空気を所
定の量において吹き込む。これによって、図6に示され
るように、パリソン66を膨張変形せしめ、以て、成形
キャビティ32に対応した形状を有する、目的とする中
空成形品16を成形する。なお、このようなパリソン6
6の内部への圧縮空気の吹込みによる中空成形品16の
成形過程では、パリソン66の外面と上側及び下側の両
キャビティ面20,26との間に形成される圧縮空気層
68の存在によって、パリソン66が、それら上側及び
下側の両キャビティ面20,26に接触せしめられるよ
うなことが阻止されることとなる。
において上型12と下型14との間に形成される前記ノ
ズル挿通部38に対して、吹込用気体としての圧縮空気
を吹き出すノズルを挿通せしめると共に、かかるノズル
をパリソン66の内部に挿通せしめ、このノズルを通じ
てパリソン66の内部に、吹込用気体たる圧縮空気を所
定の量において吹き込む。これによって、図6に示され
るように、パリソン66を膨張変形せしめ、以て、成形
キャビティ32に対応した形状を有する、目的とする中
空成形品16を成形する。なお、このようなパリソン6
6の内部への圧縮空気の吹込みによる中空成形品16の
成形過程では、パリソン66の外面と上側及び下側の両
キャビティ面20,26との間に形成される圧縮空気層
68の存在によって、パリソン66が、それら上側及び
下側の両キャビティ面20,26に接触せしめられるよ
うなことが阻止されることとなる。
【0036】そして、最後に、圧縮空気供給用配管64
からの圧縮空気の供給を停止することにより、複数の吹
出口52を通じて下側キャビティ面20から吹き出され
る圧縮空気の吹き出しを停止する一方、上型12を下型
14から離隔移動せしめて、型開きした後、成形された
中空成形品16を取り出すのである。
からの圧縮空気の供給を停止することにより、複数の吹
出口52を通じて下側キャビティ面20から吹き出され
る圧縮空気の吹き出しを停止する一方、上型12を下型
14から離隔移動せしめて、型開きした後、成形された
中空成形品16を取り出すのである。
【0037】このように、本実施形態にあっては、成形
キャビティ32内に収容された熱可塑化状態のパリソン
66が、複数の吹出口52を通じて下側キャビティ面2
6から吹き出される圧縮空気にて形成される圧縮空気層
68により、上側キャビティ面20と下側キャビティ面
26の両面に何等接触せしめられることなく、空中に浮
いた状態とされ、そして、そのような状態下で、パリソ
ン66内に圧縮空気が吹き込まれて、該パリソン66が
膨張変形せしめられるようになっているところから、パ
リソン66内部への圧縮空気の吹込み前においても、或
いはかかる圧縮空気の吹込みによるパリソン66の膨張
変形途中においても、パリソン66の一部分が上側及び
下側の両キャビティ面20,26に熱を奪われて、固化
してまうようなことや、パリソン66とそれら両キャビ
ティ面20,26との間に接触抵抗が生じて、パリソン
66の膨張変形量が部分的に変化するようなことが、何
れも回避され得る。
キャビティ32内に収容された熱可塑化状態のパリソン
66が、複数の吹出口52を通じて下側キャビティ面2
6から吹き出される圧縮空気にて形成される圧縮空気層
68により、上側キャビティ面20と下側キャビティ面
26の両面に何等接触せしめられることなく、空中に浮
いた状態とされ、そして、そのような状態下で、パリソ
ン66内に圧縮空気が吹き込まれて、該パリソン66が
膨張変形せしめられるようになっているところから、パ
リソン66内部への圧縮空気の吹込み前においても、或
いはかかる圧縮空気の吹込みによるパリソン66の膨張
変形途中においても、パリソン66の一部分が上側及び
下側の両キャビティ面20,26に熱を奪われて、固化
してまうようなことや、パリソン66とそれら両キャビ
ティ面20,26との間に接触抵抗が生じて、パリソン
66の膨張変形量が部分的に変化するようなことが、何
れも回避され得る。
【0038】従って、かかる本実施形態においては、パ
リソン66の上側及び下側の両キャビティ面20,26
との接触に起因して、成形される中空成形品16の肉厚
にバラツキが生ずるようなことが効果的に阻止され得、
以て二次元的に屈曲せしめられてなる中空成形品16
が、可及的に均一な肉厚をもって、極めて有利に成形さ
れ得るのである。
リソン66の上側及び下側の両キャビティ面20,26
との接触に起因して、成形される中空成形品16の肉厚
にバラツキが生ずるようなことが効果的に阻止され得、
以て二次元的に屈曲せしめられてなる中空成形品16
が、可及的に均一な肉厚をもって、極めて有利に成形さ
れ得るのである。
【0039】そして、本実施形態にあっては、均一な肉
厚を有する中空成形品16が成形可能となっているとこ
ろから、肉厚のバラツキに起因する部分的な強度の低下
を招くことなく、中空成形品16を全体的に薄肉化する
ことが出来、それによって、軽量で、且つ材料コストの
低い中空成形品16が安定的に成形され得るのである。
また、中空成形品16の肉厚を周方向に均一なものとし
て、内孔を真円形状に為すことも可能となり、それによ
って、例えば、成形された中空成形品16を、外形形状
が真円形状とされた物品に対して外挿させるために、該
中空成形品16の端部内面を、所定の機械や工具等を用
いて切削加工する等の後加工を行なう必要が皆無ならし
められ得、その結果として、生産性の向上や設備コスト
の低下等も、効果的に図られ得ることとなるのである。
厚を有する中空成形品16が成形可能となっているとこ
ろから、肉厚のバラツキに起因する部分的な強度の低下
を招くことなく、中空成形品16を全体的に薄肉化する
ことが出来、それによって、軽量で、且つ材料コストの
低い中空成形品16が安定的に成形され得るのである。
また、中空成形品16の肉厚を周方向に均一なものとし
て、内孔を真円形状に為すことも可能となり、それによ
って、例えば、成形された中空成形品16を、外形形状
が真円形状とされた物品に対して外挿させるために、該
中空成形品16の端部内面を、所定の機械や工具等を用
いて切削加工する等の後加工を行なう必要が皆無ならし
められ得、その結果として、生産性の向上や設備コスト
の低下等も、効果的に図られ得ることとなるのである。
【0040】また、かかる本実施形態においては、圧縮
空気供給用配管64から供給された圧縮空気が流通せし
められる二つの送風パイプ54,60に、加熱ヒータ5
6,62がそれぞれ設けられ、それら二つの送風パイプ
54,60が加熱ヒータ56,62にて加熱されること
により、圧縮空気が、該二つの送風パイプ54,60内
を流通せしめられる間に加熱されて、複数の吹出口52
から、加熱された状態で吹き出され、以て、そのような
圧縮空気に晒されるパリソン66の表面が、該圧縮空気
にて冷却されないようになっているところから、パリソ
ン66の表面部分が、圧縮気体との接触によって固化し
たり、或いは、パリソン66の内部への圧縮気体の吹込
みによる膨張変形時に、該表面部分の膨張変形量が他の
部分のそれに比して小さくなってしようなこともなく、
その結果として、成形される中空成形品16における肉
厚のバラツキの発生が、より効果的に阻止され得るので
ある。
空気供給用配管64から供給された圧縮空気が流通せし
められる二つの送風パイプ54,60に、加熱ヒータ5
6,62がそれぞれ設けられ、それら二つの送風パイプ
54,60が加熱ヒータ56,62にて加熱されること
により、圧縮空気が、該二つの送風パイプ54,60内
を流通せしめられる間に加熱されて、複数の吹出口52
から、加熱された状態で吹き出され、以て、そのような
圧縮空気に晒されるパリソン66の表面が、該圧縮空気
にて冷却されないようになっているところから、パリソ
ン66の表面部分が、圧縮気体との接触によって固化し
たり、或いは、パリソン66の内部への圧縮気体の吹込
みによる膨張変形時に、該表面部分の膨張変形量が他の
部分のそれに比して小さくなってしようなこともなく、
その結果として、成形される中空成形品16における肉
厚のバラツキの発生が、より効果的に阻止され得るので
ある。
【0041】さらに、本実施形態にあっては、下型14
に対して着脱可能に嵌め込まれたアルミ製の吹出口形成
体46に対して、複数の吹出口52が設けられていると
ころから、かかる吹出口形成体46よりも大型で、重量
が大きく、しかも孔明け加工が困難な鋼材製の下型14
に対して直接に複数の吹出口52を形成する場合に比し
て、複数の吹出口52の孔明け加工が、極めて容易に且
つ迅速に行なわれ得るのである。
に対して着脱可能に嵌め込まれたアルミ製の吹出口形成
体46に対して、複数の吹出口52が設けられていると
ころから、かかる吹出口形成体46よりも大型で、重量
が大きく、しかも孔明け加工が困難な鋼材製の下型14
に対して直接に複数の吹出口52を形成する場合に比し
て、複数の吹出口52の孔明け加工が、極めて容易に且
つ迅速に行なわれ得るのである。
【0042】更にまた、本実施形態においては、それら
複数の吹出口52が、下側キャビティ面26の一部を構
成する上側凹溝48の底面側の開口部が、圧縮空気の流
通方向の上流側となる下側凹溝50の底面側の開口部よ
りも小さくされているところから、パリソン66の表面
が下側キャビティ面26に接触した場合にも、成形され
た中空成形品16の表面における複数の吹出口52の開
口部との接触部分に、明確に視認され得る程の凹凸が生
ずるようなことが可及的に防止され得るのである。
複数の吹出口52が、下側キャビティ面26の一部を構
成する上側凹溝48の底面側の開口部が、圧縮空気の流
通方向の上流側となる下側凹溝50の底面側の開口部よ
りも小さくされているところから、パリソン66の表面
が下側キャビティ面26に接触した場合にも、成形され
た中空成形品16の表面における複数の吹出口52の開
口部との接触部分に、明確に視認され得る程の凹凸が生
ずるようなことが可及的に防止され得るのである。
【0043】ここにおいて、本発明者等は、本発明に従
うブロー成形用金型が、上述の如き優れた特徴を有して
いることを確認するために、本実施形態に示される如き
構造のブロー成形用金型を用いて、実際に中空成形品を
成形し、その成形された中空成形品に対して、以下に示
す如き測定試験を行なった。
うブロー成形用金型が、上述の如き優れた特徴を有して
いることを確認するために、本実施形態に示される如き
構造のブロー成形用金型を用いて、実際に中空成形品を
成形し、その成形された中空成形品に対して、以下に示
す如き測定試験を行なった。
【0044】すなわち、先ず、成形キャビティが、真っ
直ぐに延びるチューブ状の中空成形体を与え得るように
構成される以外、図1に示されるものと同様な構造とさ
れたブロー成形用金型を準備した。また、かかるブロー
成形用金型の下型に取り付けられる吹出口形成体とし
て、0.5mmの平均孔径を有する複数の吹出口が設け
られたアルミ材製のものと、金属製のポーラス材からな
り、内外を連通して延びる微細な連通孔を、20μmの
平均孔径を有する複数の吹出口として利用してなるもの
の2種類を準備した。
直ぐに延びるチューブ状の中空成形体を与え得るように
構成される以外、図1に示されるものと同様な構造とさ
れたブロー成形用金型を準備した。また、かかるブロー
成形用金型の下型に取り付けられる吹出口形成体とし
て、0.5mmの平均孔径を有する複数の吹出口が設け
られたアルミ材製のものと、金属製のポーラス材からな
り、内外を連通して延びる微細な連通孔を、20μmの
平均孔径を有する複数の吹出口として利用してなるもの
の2種類を準備した。
【0045】そして、それら2種類の吹出口形成体のそ
れぞれが下型に取り付けられてなる2種類のブロー成形
用金型を用い、ブロー比(パリソンの孔径に対する中空
成形品の孔径の比)を100〜300%の範囲内、吹出
口から吹き出される圧縮空気の送風圧力を0.01〜1
0kg/cm2 の範囲内、及びかかる圧縮空気の温度を
室温〜300℃の範囲内で、成形条件をそれぞれ変えた
状態下で、前述した如く、複数の吹出口から圧縮空気を
吹き出させて、各中空成形品を与えるパリソンを成形キ
ャビティのキャビティ面に接触させないようにしつつ、
11種類の中空成形品(No.1〜No.11)を、そ
れぞれ成形した。また、比較のために、前記2種類のう
ち、アルミ材からなる吹出口形成体が下型に取り付けら
れてなるブロー成形用金型を用いて、吹出口から圧縮空
気を何等吹き出させることなく、パリソンを成形キャビ
ティのキャビティ面に接触させた状態下で、中空成形品
(No.12)を成形した。
れぞれが下型に取り付けられてなる2種類のブロー成形
用金型を用い、ブロー比(パリソンの孔径に対する中空
成形品の孔径の比)を100〜300%の範囲内、吹出
口から吹き出される圧縮空気の送風圧力を0.01〜1
0kg/cm2 の範囲内、及びかかる圧縮空気の温度を
室温〜300℃の範囲内で、成形条件をそれぞれ変えた
状態下で、前述した如く、複数の吹出口から圧縮空気を
吹き出させて、各中空成形品を与えるパリソンを成形キ
ャビティのキャビティ面に接触させないようにしつつ、
11種類の中空成形品(No.1〜No.11)を、そ
れぞれ成形した。また、比較のために、前記2種類のう
ち、アルミ材からなる吹出口形成体が下型に取り付けら
れてなるブロー成形用金型を用いて、吹出口から圧縮空
気を何等吹き出させることなく、パリソンを成形キャビ
ティのキャビティ面に接触させた状態下で、中空成形品
(No.12)を成形した。
【0046】次いで、かくして得られた12種類の中空
成形品を用い、それら各中空成形品の長さ方向に間隔を
あけた任意の三つの測定箇所(a部,b部,c部)のそ
れぞれにおいて、成形キャビティ内への配置下で上下左
右の四方に位置せしめられる四つの部位の肉厚を、各々
測定した。そして、かくして得られた測定値から、各中
空成形品の三つの測定箇所のそれぞれにおける四つの部
位の肉厚の平均値をそれぞれ算出すると共に、各測定箇
所毎において、該四つの部位の肉厚のそれぞれの偏差を
求め、更に、それらの偏差を基に、それぞれの標準偏差
を算出した。それら肉厚の各測定値と平均値とを表1に
併せて示し、また、偏差を表2に、更に標準偏差を表3
に、それぞれ示した。
成形品を用い、それら各中空成形品の長さ方向に間隔を
あけた任意の三つの測定箇所(a部,b部,c部)のそ
れぞれにおいて、成形キャビティ内への配置下で上下左
右の四方に位置せしめられる四つの部位の肉厚を、各々
測定した。そして、かくして得られた測定値から、各中
空成形品の三つの測定箇所のそれぞれにおける四つの部
位の肉厚の平均値をそれぞれ算出すると共に、各測定箇
所毎において、該四つの部位の肉厚のそれぞれの偏差を
求め、更に、それらの偏差を基に、それぞれの標準偏差
を算出した。それら肉厚の各測定値と平均値とを表1に
併せて示し、また、偏差を表2に、更に標準偏差を表3
に、それぞれ示した。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】それら表1乃至表3の結果からも明らかな
ように、図1に示される構造を有するブロー成形用金型
を用い、圧縮空気を複数の吹出口から吹き出させつつ、
パリソンを成形キャビティのキャビティ面に接触させな
いようにして成形した11種類の中空成形品(No.1
〜No.11)の方が、図1に示される構造のブロー成
形用金型を用いるものの、複数の吹出口から圧縮空気を
何等吹き出せることなく、従って、パリソンを成形キャ
ビティのキャビティ面に接触させた状態で成形した中空
成形品(No.12)よりも、肉厚のバラツキが明らか
に小さくなっている。これによって、本実施形態に係る
ブロー成形用金型を用いて、圧縮空気を複数の吹出口か
ら吹き出させつつ、パリソンを成形キャビティのキャビ
ティ面に接触させないようにすれば、均一な肉厚を有す
る中空成形品が確実に成形され得ることが、明確に認識
され得るのである。また、複数の吹出口から吹き出され
る圧縮空気を加熱した方が、成形される中空成形品の肉
厚のバラツキをより効果的に抑え得ることも、上記表1
乃至表3の結果から明らかである。
ように、図1に示される構造を有するブロー成形用金型
を用い、圧縮空気を複数の吹出口から吹き出させつつ、
パリソンを成形キャビティのキャビティ面に接触させな
いようにして成形した11種類の中空成形品(No.1
〜No.11)の方が、図1に示される構造のブロー成
形用金型を用いるものの、複数の吹出口から圧縮空気を
何等吹き出せることなく、従って、パリソンを成形キャ
ビティのキャビティ面に接触させた状態で成形した中空
成形品(No.12)よりも、肉厚のバラツキが明らか
に小さくなっている。これによって、本実施形態に係る
ブロー成形用金型を用いて、圧縮空気を複数の吹出口か
ら吹き出させつつ、パリソンを成形キャビティのキャビ
ティ面に接触させないようにすれば、均一な肉厚を有す
る中空成形品が確実に成形され得ることが、明確に認識
され得るのである。また、複数の吹出口から吹き出され
る圧縮空気を加熱した方が、成形される中空成形品の肉
厚のバラツキをより効果的に抑え得ることも、上記表1
乃至表3の結果から明らかである。
【0051】次に、図7には、本発明に従うブロー成形
用金型の別の例として、長さ方向中央部に括れ部を有す
る中空成形品を成形するためのブロー成形用金型70
が、概略的に示されている。このブロー成形用金型70
は、公知の油圧機構等により左右方向に移動せしめられ
ることによって、互いに接近離隔せしめられる二つの分
割型72a,72bを有して、成っている。
用金型の別の例として、長さ方向中央部に括れ部を有す
る中空成形品を成形するためのブロー成形用金型70
が、概略的に示されている。このブロー成形用金型70
は、公知の油圧機構等により左右方向に移動せしめられ
ることによって、互いに接近離隔せしめられる二つの分
割型72a,72bを有して、成っている。
【0052】そして、二つの分割型72a,72bの互
いの対向面には、それらの型合わせ下において、目的と
する中空成形品の形状に対応した成形キャビティ74を
形成するキャビティ形成凹部76a,76bが、それぞ
れ設けられている。また、このキャビティ形成凹部76
a,76bは、その内面がキャビティ面78a,78b
とされており、更に、それらの中心部には、所定高さ突
出する突出部が、それぞれ一つずつ設けられ、この突出
部の先端面が、中空成形品の括れ部を与える括れ部形成
面80とされている。なお、このようなキャビティ形成
凹部76a,76bにて形成される成形キャビティ74
は、各キャビティ形成凹部76a,76bの開口部に設
けられた二つの溝部77a,77bにて形成されるパリ
ソン挿入部79によって、外部に連通せしめられるよう
になっている。
いの対向面には、それらの型合わせ下において、目的と
する中空成形品の形状に対応した成形キャビティ74を
形成するキャビティ形成凹部76a,76bが、それぞ
れ設けられている。また、このキャビティ形成凹部76
a,76bは、その内面がキャビティ面78a,78b
とされており、更に、それらの中心部には、所定高さ突
出する突出部が、それぞれ一つずつ設けられ、この突出
部の先端面が、中空成形品の括れ部を与える括れ部形成
面80とされている。なお、このようなキャビティ形成
凹部76a,76bにて形成される成形キャビティ74
は、各キャビティ形成凹部76a,76bの開口部に設
けられた二つの溝部77a,77bにて形成されるパリ
ソン挿入部79によって、外部に連通せしめられるよう
になっている。
【0053】また、それら各分割型72にあっては、括
れ部形成面80を与える突出部が形成される部位に、該
括れ部形成面80の形成側とは反対側の面において外方
に開口する凹所82が設けられており、この凹所82の
底面と括れ部形成面80との間には、該凹所82の底面
から括れ部形成面80に向かって延び、且つそれら凹所
82の底面と括れ部形成面80とにおいて開口する吹出
口84が、複数、設けられている。なお、図7には明示
されてはいないものの、この複数の吹出口84は、括れ
部形成面80側の開口部が、互いに所定の間隔をあけつ
つ、縦横に並んで、該括れ部形成面80の全体に略均等
に分布するように位置せしめられている。
れ部形成面80を与える突出部が形成される部位に、該
括れ部形成面80の形成側とは反対側の面において外方
に開口する凹所82が設けられており、この凹所82の
底面と括れ部形成面80との間には、該凹所82の底面
から括れ部形成面80に向かって延び、且つそれら凹所
82の底面と括れ部形成面80とにおいて開口する吹出
口84が、複数、設けられている。なお、図7には明示
されてはいないものの、この複数の吹出口84は、括れ
部形成面80側の開口部が、互いに所定の間隔をあけつ
つ、縦横に並んで、該括れ部形成面80の全体に略均等
に分布するように位置せしめられている。
【0054】そして、各分割型72の凹所82内には、
取付ブッシュ86が、それぞれ挿入されて、位置固定に
取り付けられており、また、この取付ブッシュ86の内
孔内に、パリソン離間用気体たる圧縮気体を導く気体導
入路としての送風パイプ88が、内挿固定されている。
なお、それら取付ブッシュ86と送風パイプ88は、そ
れらの先端面と凹所82の底面との間に所定の空隙が形
成される状態で、該凹所82内に挿入されている。
取付ブッシュ86が、それぞれ挿入されて、位置固定に
取り付けられており、また、この取付ブッシュ86の内
孔内に、パリソン離間用気体たる圧縮気体を導く気体導
入路としての送風パイプ88が、内挿固定されている。
なお、それら取付ブッシュ86と送風パイプ88は、そ
れらの先端面と凹所82の底面との間に所定の空隙が形
成される状態で、該凹所82内に挿入されている。
【0055】かくして、かかるブロー成形用金型70に
あっては、送風パイプ88を通じて導かれる圧縮気体
が、複数の吹出口84を通じて、キャビティ面78a,
78bにおける括れ部形成面80,80から成形キャビ
ティ74内に吹き出されるようになっている。そして、
それにより、型閉め下において、パリソン挿入部79か
ら挿入された、熱可塑化状態のパリソン(図示せず)の
内部に圧縮空気が吹き込まれてパリソンが膨張変形せし
められた際に、パリソンの括れ部形成面80との対向部
位に向かって圧縮空気が吹き出され、そして、この圧縮
空気の風圧により、該パリソンの括れ部形成面80との
対向部位が、その他の部位よりも先に、キャビティ面7
8a,78bに接触せしめられるようなことが有利に阻
止され得るようになっている。このことから明らかなよ
うに、本実施形態では、複数の吹出口84と送風パイプ
88とによって気体吹出手段が構成されているのであ
る。
あっては、送風パイプ88を通じて導かれる圧縮気体
が、複数の吹出口84を通じて、キャビティ面78a,
78bにおける括れ部形成面80,80から成形キャビ
ティ74内に吹き出されるようになっている。そして、
それにより、型閉め下において、パリソン挿入部79か
ら挿入された、熱可塑化状態のパリソン(図示せず)の
内部に圧縮空気が吹き込まれてパリソンが膨張変形せし
められた際に、パリソンの括れ部形成面80との対向部
位に向かって圧縮空気が吹き出され、そして、この圧縮
空気の風圧により、該パリソンの括れ部形成面80との
対向部位が、その他の部位よりも先に、キャビティ面7
8a,78bに接触せしめられるようなことが有利に阻
止され得るようになっている。このことから明らかなよ
うに、本実施形態では、複数の吹出口84と送風パイプ
88とによって気体吹出手段が構成されているのであ
る。
【0056】従って、本実施形態のブロー成形用金型7
0にあっても、成形キャビティ内に収容された熱可塑化
状態のパリソンが、その成形途中で、左右の分割型72
a,72bのキャビティ面78a,78bにて熱を奪わ
れて、固化してしまうようなことや、パリソンとそれら
両キャビティ面78a,78bとの間に接触抵抗が生じ
て、パリソンの膨張変形量が部分的に変化するようなこ
とが、何れも有利に皆無ならしめられ得て、そのような
左右の分割型72a,72bに対するパリソンの接触に
起因して、成形される中空成形品の肉厚にバラツキが生
ずることようなことが効果的に阻止され得るのであり、
その結果として、目的とする、括れ部を有する中空成形
品が、可及的に均一な肉厚もって、極めて有利に成形さ
れ得ることとなるのである。また、それによって、先に
詳述した、図1に示される構造を有するブロー成形用金
型10を用いる場合に奏される効果の殆どが、有効に享
受され得るのである。
0にあっても、成形キャビティ内に収容された熱可塑化
状態のパリソンが、その成形途中で、左右の分割型72
a,72bのキャビティ面78a,78bにて熱を奪わ
れて、固化してしまうようなことや、パリソンとそれら
両キャビティ面78a,78bとの間に接触抵抗が生じ
て、パリソンの膨張変形量が部分的に変化するようなこ
とが、何れも有利に皆無ならしめられ得て、そのような
左右の分割型72a,72bに対するパリソンの接触に
起因して、成形される中空成形品の肉厚にバラツキが生
ずることようなことが効果的に阻止され得るのであり、
その結果として、目的とする、括れ部を有する中空成形
品が、可及的に均一な肉厚もって、極めて有利に成形さ
れ得ることとなるのである。また、それによって、先に
詳述した、図1に示される構造を有するブロー成形用金
型10を用いる場合に奏される効果の殆どが、有効に享
受され得るのである。
【0057】以上、本発明の具体的な構成について詳述
してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであっ
て、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受
けるものではない。
してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであっ
て、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受
けるものではない。
【0058】例えば、前記第一の実施形態では、上型1
2が下型14に対して接近離隔移動せしめられ得るよう
に配置され、かかる上型12の移動によって、型閉め及
び型開きが行なわれるようになっていたが、下型14が
上型12に対して接近離隔移動せしめられるようになっ
ていても、何等差し支えない。
2が下型14に対して接近離隔移動せしめられ得るよう
に配置され、かかる上型12の移動によって、型閉め及
び型開きが行なわれるようになっていたが、下型14が
上型12に対して接近離隔移動せしめられるようになっ
ていても、何等差し支えない。
【0059】また、それと同様に、前記第二の実施形態
では、二つの分割型72a,72bの両方が、互いに左
右方向に移動せしめられることによって、型閉め及び型
開きされるようになっていたが、それら二つの分割型7
2a,72bの何れか一方のみが、他方に対して左右方
向に相対移動可能せしめられるように構成することも、
勿論可能である。
では、二つの分割型72a,72bの両方が、互いに左
右方向に移動せしめられることによって、型閉め及び型
開きされるようになっていたが、それら二つの分割型7
2a,72bの何れか一方のみが、他方に対して左右方
向に相対移動可能せしめられるように構成することも、
勿論可能である。
【0060】さらに、前記第一の実施形態では、複数の
吹出口52が、下型14の凹所40内に着脱可能に嵌め
込まれた吹出口形成体46に対して形成されていたが、
そのような吹出口形成体46を何等用いることなく、複
数の吹出口52を下型14に対して直接に形成するよう
にしても良い。
吹出口52が、下型14の凹所40内に着脱可能に嵌め
込まれた吹出口形成体46に対して形成されていたが、
そのような吹出口形成体46を何等用いることなく、複
数の吹出口52を下型14に対して直接に形成するよう
にしても良い。
【0061】また、かかる吹出口形成体46を用いる場
合にあっても、この吹出口形成体46を与える材質は、
前記第一の実施形態に示されるものに、決して限定され
るものではなく、目的とする中空成形品の成形時の熱や
圧力に耐え得るものであれば、何れも有利に採用され得
るのであり、例えば、各種の鋼材や鉄等の金属や、熱硬
化性樹脂、高融点の熱可塑性樹脂等、或いはセラミック
ス等が、適宜に選択されて、使用されることとなる。
合にあっても、この吹出口形成体46を与える材質は、
前記第一の実施形態に示されるものに、決して限定され
るものではなく、目的とする中空成形品の成形時の熱や
圧力に耐え得るものであれば、何れも有利に採用され得
るのであり、例えば、各種の鋼材や鉄等の金属や、熱硬
化性樹脂、高融点の熱可塑性樹脂等、或いはセラミック
ス等が、適宜に選択されて、使用されることとなる。
【0062】さらに、複数の吹出口52は、吹出口形成
体46に対して、実堀りや放電加工等による後加工によ
って形成しても良いが、例えば、吹出口形成体46とし
て、成形時に微細な連通孔が三次元的な網目構造をもっ
て形成されてなる、所謂ポーラス材を用い、この微細な
連通孔を複数の吹出口52として利用しても良い。な
お、それら複数の吹出口52の孔径も、何等限定される
ものではないものの、複数の吹出口52を後加工によっ
て形成する場合には、その平均孔径が、0.2〜1.0
mm程度とされていることが望ましく、また、ポーラス
材に形成される微細な連通孔を吹出口52として利用す
る場合には、その平均孔径が、7〜20μm程度とされ
ていることが望ましい。
体46に対して、実堀りや放電加工等による後加工によ
って形成しても良いが、例えば、吹出口形成体46とし
て、成形時に微細な連通孔が三次元的な網目構造をもっ
て形成されてなる、所謂ポーラス材を用い、この微細な
連通孔を複数の吹出口52として利用しても良い。な
お、それら複数の吹出口52の孔径も、何等限定される
ものではないものの、複数の吹出口52を後加工によっ
て形成する場合には、その平均孔径が、0.2〜1.0
mm程度とされていることが望ましく、また、ポーラス
材に形成される微細な連通孔を吹出口52として利用す
る場合には、その平均孔径が、7〜20μm程度とされ
ていることが望ましい。
【0063】更にまた、複数の吹出口52,84の形状
や配設個数等も、前記二つの実施形態に示されるもの
に、特に限定されるものでないことは、言うまでもない
ところである。
や配設個数等も、前記二つの実施形態に示されるもの
に、特に限定されるものでないことは、言うまでもない
ところである。
【0064】また、前記二つの実施形態では、下型14
や左右の両分割型72a,72bに取り付けられた送風
パイプ54,60,88により、気体導入路が構成され
ていたが、この気体導入路は、複数の吹出口52,84
に対してパリソン離間用気体としての圧縮空気を導き得
るものであれば、その構造が何等限定されるものではな
い。
や左右の両分割型72a,72bに取り付けられた送風
パイプ54,60,88により、気体導入路が構成され
ていたが、この気体導入路は、複数の吹出口52,84
に対してパリソン離間用気体としての圧縮空気を導き得
るものであれば、その構造が何等限定されるものではな
い。
【0065】さらに、前記二つの実施形態では、パリソ
ン離間用気体が、圧縮空気からなっていたが、このパリ
ソン離間用気体としては、複数の吹出口から吹き出され
た際に、その風圧によって、パリソンをキャビティ面か
ら離間せしめて、該キャビティ面に接触しないように為
し得るものであれば、圧縮されていなくとも、或いは空
気以外の気体であっても、何等差し支えないのである。
ン離間用気体が、圧縮空気からなっていたが、このパリ
ソン離間用気体としては、複数の吹出口から吹き出され
た際に、その風圧によって、パリソンをキャビティ面か
ら離間せしめて、該キャビティ面に接触しないように為
し得るものであれば、圧縮されていなくとも、或いは空
気以外の気体であっても、何等差し支えないのである。
【0066】更にまた、前記第一の実施形態では、パリ
ソン離間用気体を加熱する加熱手段が、送風パイプ5
4,60に配設され、それらを加熱することにより、パ
リソン離間用気体である圧縮空気を間接的に加熱する加
熱ヒータ56,62によって構成されていたが、かかる
加熱手段の構造も、決してこれに限定されるものではな
く、パリソン離間用気体を直接に加熱するように構成さ
れたものであっても良いのである。
ソン離間用気体を加熱する加熱手段が、送風パイプ5
4,60に配設され、それらを加熱することにより、パ
リソン離間用気体である圧縮空気を間接的に加熱する加
熱ヒータ56,62によって構成されていたが、かかる
加熱手段の構造も、決してこれに限定されるものではな
く、パリソン離間用気体を直接に加熱するように構成さ
れたものであっても良いのである。
【0067】また、前記第一の実施形態では、パリソン
離間用気体としての圧縮空気によって、成形キャビティ
内に配置されたパリソン66と上側及び下側の両キャビ
ティ面20,26との間に圧縮空気層68が形成され、
この圧縮空気層68が、目的とする中空成形体16が形
成された後においてまで存在せしめられるようになって
いたが、この圧縮空気層68は、少なくとも、パリソン
66が成形キャビティ32内に配置された時点から、そ
れが膨張変形せしめられる途中の過程において存在せし
められおれば良く、必ずしも、中空成形品16が成形さ
れた後においてまで存在せしめられるようになっている
必要はない。
離間用気体としての圧縮空気によって、成形キャビティ
内に配置されたパリソン66と上側及び下側の両キャビ
ティ面20,26との間に圧縮空気層68が形成され、
この圧縮空気層68が、目的とする中空成形体16が形
成された後においてまで存在せしめられるようになって
いたが、この圧縮空気層68は、少なくとも、パリソン
66が成形キャビティ32内に配置された時点から、そ
れが膨張変形せしめられる途中の過程において存在せし
められおれば良く、必ずしも、中空成形品16が成形さ
れた後においてまで存在せしめられるようになっている
必要はない。
【0068】加えて、前記実施形態では、二次元的に屈
曲せしめられてなる中空成形体や、長さ方向の中央部に
括れ部を有する中空成形体を成形するためのブロー成形
用金型と、ブロー成形方法に対して、本発明を適用した
ものの具体例を示したが、本発明は、その他、従来で
は、目的とする中空成形品の成形途中で、パリソンが金
型のキャビティ面に不可避的に接触せしめられることと
なる複雑な形状の中空成形品を成形する際に採用される
ブロー成形用金型及びブロー成形方法の何れに対して
も、有利に採用され得るものであることは、勿論であ
る。
曲せしめられてなる中空成形体や、長さ方向の中央部に
括れ部を有する中空成形体を成形するためのブロー成形
用金型と、ブロー成形方法に対して、本発明を適用した
ものの具体例を示したが、本発明は、その他、従来で
は、目的とする中空成形品の成形途中で、パリソンが金
型のキャビティ面に不可避的に接触せしめられることと
なる複雑な形状の中空成形品を成形する際に採用される
ブロー成形用金型及びブロー成形方法の何れに対して
も、有利に採用され得るものであることは、勿論であ
る。
【0069】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り
において、何れも、本発明の範囲内に含まれものである
ことが、理解されるべきである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り
において、何れも、本発明の範囲内に含まれものである
ことが、理解されるべきである。
【0070】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に従うブロー成形用金型にあっては、複雑な形状を有
する中空成形品が、可及的に均一な肉厚をもって極めて
有利に成形され得るのである。
明に従うブロー成形用金型にあっては、複雑な形状を有
する中空成形品が、可及的に均一な肉厚をもって極めて
有利に成形され得るのである。
【0071】また、本発明に従うブロー成形方法によれ
ば、目的とする中空成形品が複雑な形状を有するもので
あっても、そのような中空成形品を可及的に均一な肉厚
で、しかも、優れた経済性と生産性とをもって、安定的
に成形することが出来るのである。
ば、目的とする中空成形品が複雑な形状を有するもので
あっても、そのような中空成形品を可及的に均一な肉厚
で、しかも、優れた経済性と生産性とをもって、安定的
に成形することが出来るのである。
【図1】本発明に従うブロー成形用金型の一例を示す縦
断面説明図である。
断面説明図である。
【図2】図1に示されたブロー成形用金型を構成する下
型の上面説明図である。
型の上面説明図である。
【図3】図2における III−III 断面説明図である。
【図4】図1に示されたブロー成形用金型を用いて中空
成形品を成形する際の一工程例を示す説明図であって、
かかる金型の型開き状態下で、パリソンを下型のキャビ
ティ面上に配置した状態を示している。
成形品を成形する際の一工程例を示す説明図であって、
かかる金型の型開き状態下で、パリソンを下型のキャビ
ティ面上に配置した状態を示している。
【図5】図1に示されたブロー成形用金型を用いて中空
成形品を成形する際の別の工程例を示す説明図であっ
て、かかる金型を型閉めして、パリソンを成形キャビテ
ィ内に収容せしめた状態を示している。
成形品を成形する際の別の工程例を示す説明図であっ
て、かかる金型を型閉めして、パリソンを成形キャビテ
ィ内に収容せしめた状態を示している。
【図6】図1に示されたブロー成形用金型を用いて中空
成形品を成形する際の更に別の工程例を示す説明図であ
って、パリソンの内部に圧縮空気を吹き込んで、目的と
する中空成形品を成形した状態を示している。
成形品を成形する際の更に別の工程例を示す説明図であ
って、パリソンの内部に圧縮空気を吹き込んで、目的と
する中空成形品を成形した状態を示している。
【図7】本発明に従うブロー成形用金型の別の例を示す
縦断面説明図である。
縦断面説明図である。
10,70 ブロー成形用金型 12 上型 14 下型 16 中空成形品 20 上側キャビティ面 26 下側キャビ
ティ面 32,74 成形キャビティ 46 吹出口形成
体 52,84 吹出口 54,60,88
送風パイプ 56,62 加熱ヒータ 66 パリソン 68 圧縮空気層 72 分割型 78 キャビティ面 80 括れ部形成
面
ティ面 32,74 成形キャビティ 46 吹出口形成
体 52,84 吹出口 54,60,88
送風パイプ 56,62 加熱ヒータ 66 パリソン 68 圧縮空気層 72 分割型 78 キャビティ面 80 括れ部形成
面
フロントページの続き (72)発明者 高木 明 愛知県豊田市鴻ノ巣町3丁目2番地 東和 ブロー株式会社内 Fターム(参考) 4F202 CA15 CB01 CK11 CK90 CN01 CN21 4F208 LA01 LB01 LG22 LG28 LH06 LJ01 LJ08
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに接近離隔可能に配置された複数の
型を有し、それら複数の型の間で形成される成形キャビ
ティ内に熱可塑化状態のパリソンを収容して、該パリソ
ンの内部に気体を吹き込むことにより、目的とする中空
成形品を成形するブロー成形用金型において、 前記成形キャビティを形成する前記複数の型のキャビテ
ィ面のうちの少なくとも一つから、前記パリソンの外面
に向かってパリソン離間用気体を吹き出す気体吹出手段
を設け、かかるパリソン離間用気体の風圧によって、該
パリソンを該複数の型のそれぞれのキャビティ面から離
間せしめることにより、それらのキャビティ面への該パ
リソンの接触を阻止し得るように構成したことを特徴と
するブロー成形用金型。 - 【請求項2】 前記パリソン離間用気体を加熱する加熱
手段が、更に設けられて、該加熱手段にて加熱されたパ
リソン離間用気体が、前記気体吹出手段により吹き出さ
れるようになっている請求項1に記載のブロー成形用金
型。 - 【請求項3】 前記気体吹出手段が、前記パリソン離間
用気体を導く気体導入路と、該気体導入路に連通し、且
つ前記複数の型のキャビティ面のうちの少なくとも一つ
において開口して、該気体導入路によって導かれるパリ
ソン離間用気体を該キャビティ面から吹き出す複数の吹
出口とを有して構成されている請求項1又は請求項2に
記載のブロー成形用金型。 - 【請求項4】 前記複数の型のうち、前記複数の吹出口
が開口するキャビティ面を有する型に対して、該複数の
吹出口が形成されてなる吹出口形成体が着脱可能に設け
られている請求項3に記載のブロー成形用金型。 - 【請求項5】 前記複数の型が上下方向に対向配置され
た上型と下型とからなると共に、前記気体吹出手段が該
下型のキャビティ面から前記パリソン離間用気体を吹き
出すように構成されて、前記パリソンが、該パリソン離
間用気体の風圧により、該下型のキャビティ面から浮上
せしめられて、それら上型と下型のそれぞれのキャビテ
ィ面への該パリソンの接触が阻止されるようになってい
る請求項1乃至請求項4の何れかに記載のブロー成形用
金型。 - 【請求項6】 目的とする中空成形品を与える成形キャ
ビティ内に熱可塑化状態のパリソンを配置した後、該パ
リソンの内部に吹込用気体を吹き込んで、該中空成形品
を成形するのに際して、 前記成形キャビティを与えるキャビティ面の少なくとも
一部から、前記パリソンの外面に向かってパリソン離間
用気体を吹き出して、かかるパリソン離間用気体の風圧
により、該キャビティ面から該パリソンを離間せしめ
て、該パリソンの該キャビティ面への接触を阻止するよ
うにしたことを特徴とするブロー成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9638099A JP2000280331A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | ブロー成形用金型並びにブロー成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9638099A JP2000280331A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | ブロー成形用金型並びにブロー成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280331A true JP2000280331A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14163365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9638099A Pending JP2000280331A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | ブロー成形用金型並びにブロー成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000280331A (ja) |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP9638099A patent/JP2000280331A/ja active Pending
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060315 |
|
| A977 | Report on retrieval |
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|
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|
| A02 | Decision of refusal |
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