JP2000280008A - 継目無管の圧延方法 - Google Patents

継目無管の圧延方法

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JP2000280008A
JP2000280008A JP11088802A JP8880299A JP2000280008A JP 2000280008 A JP2000280008 A JP 2000280008A JP 11088802 A JP11088802 A JP 11088802A JP 8880299 A JP8880299 A JP 8880299A JP 2000280008 A JP2000280008 A JP 2000280008A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏肉の発生を抑制して中空素管の穿孔を可能
とする継目無管の圧延方法を提供する。 【解決手段】 芯金保持装置の間隔Lが0.8m以上、
3.5m以下で、かつ、Lと中実素材径Bdとの比(L
/Bd)が25以下で、さらに、芯金の横断面積がプラ
グの最大外径部の横断面積の0.5以上、0.98以下
とする。更に好ましくは、芯金の外径が中空素管の内径
の95%以下、またはプラグの最大径の98%以下とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継目無管の圧延方
法に関する。詳しくは、本発明は、ピアサにて中実素材
の穿孔圧延をして得られる中空素管の偏肉を防止する継
目無管の圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、マンネスマン製管法による継目無
管の製造では、ピアサで所定温度に加熱された中実素材
の穿孔圧延(以下、単に「穿孔」ともいう)をおこない
中空素管とし、これを直接に、あるいはサイジングミル
で定径寸法にした後、複数のスタンドを有するマンドレ
ルミルで延伸圧延をおこない継目無管とされる。
【0003】通常、ピアサによる中空素管の穿孔圧延に
は、被穿孔材である中実素材のパスセンタに対してロー
ル軸心線が傾斜した樽形状(バレル形状ともいう)また
はコーン形状の一対の傾斜ロールとプラグとを有する傾
斜圧延機が用いられる。
【0004】上記傾斜圧延機において、中実素材は一対
の傾斜ロールの間隙を通過している間にプラグにより穿
孔され、中空素管は傾斜ロールの外周に摺接して回転し
ながら引き出される。したがって、中実素材も回転しな
がら穿孔されるが、必ずしもパスセンタと中実素材の回
転中心が常に一致した状態で穿孔がおこなわれるとは限
らない。この回転中心の不一致度が大きくなると穿孔圧
延後の中空素管の偏肉が大きくなり偏肉不良品が発生す
る。
【0005】通常、偏肉対策として、中実素材の加熱温
度の均一化ならびにプラグや芯金の加工精度の向上など
がおこなわれているが、種々の操業条件において偏肉抑
制の効果は十分でなく、特にロール摩耗などにより両方
の傾斜ロールの摩擦係数が異なるときや穿孔温度が低下
したとき、あるいは変形抵抗の高い鋼種を対象とすると
きなどは偏肉の発生が問題となる。
【0006】そこで、偏肉対策として、特開昭55−1
06611号公報には、ホローブルーム(中空素管)が
ロールゴージ(ゴージ部)より出側部で少なくとも1回
転して前進する距離以上をプラグに接触させるようにプ
ラグ先進量とプラグ長さを特定条件式より求め、さら
に、ガイドシュウ(材料案内ガイド)の間隙をビレット
径に対して特定範囲に設定する傾斜ロール穿孔機の穿孔
条件決定方法が開示されている。
【0007】また、特開昭61−119318号公報に
は、マンドレルバー(芯金に相当)または継目無管(中
空素管に相当)の変位量を検出し、その変位量に基づい
て偏肉発生状況を監視し、偏肉判定をおこない問題あれ
ば素材(中空素材に相当)の炉出しを停止し偏肉対策を
とった後再度穿孔を開始し、偏肉による不良品の発生を
減少する継目無管の偏肉発生監視方法が開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
55−106611号公報に開示された方法は、種々の
穿孔条件に応じてプラグ先進量などの設定値を予め用意
しておく為に多くの実験が必要となるといった問題やロ
ール摩耗などでロール表面状態が変化したときに対応が
難しいといった問題がある。
【0009】特開昭61−119318号公報では、素
材の寸法や材質によって変位量が異なるため、偏肉の発
生を正確に判定できないという問題がある。また、この
方法は、不良率の増加を抑制するものであるが、偏肉の
発生を根本的に解消することができない。
【0010】本発明の課題は、上記従来技術の問題を解
決し、偏肉の発生を抑制して中空素管の穿孔を可能とす
る継目無管の圧延方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、穿孔圧延時
の芯金の振れ廻り現象に注目し、この振れ廻りを抑制す
る対策の研究を重ねた。その結果、芯金保持装置を適正
間隔で配置するとともに芯金の横断面積を適正範囲とす
ることにより芯金の振れ廻りが抑制され偏肉が改善され
ることが判った。
【0012】本発明は、上記知見に基づき完成されたも
ので、その要旨は以下のとおりである。
【0013】(1) パスラインの周りに配置された一対の
傾斜ロールの間隙を中実素材が通過する間に、傾斜ロー
ルの出側の複数の芯金保持装置に保持された芯金の先端
に設けられたプラグにて上記中実素材を穿孔して中空素
管を得る継目無管の圧延方法において、上記芯金保持装
置の間隔Lが0.8m以上、3.5m以下で、かつ、L
と中実素材径Bdとの比(L1/Bd、L2/Bd)が
25以下で、さらに、上記芯金の横断面積が上記プラグ
の最大外径部の横断面積の0.5以上、0.98以下で
あることを特徴とする継目無管の圧延方法。
【0014】(2) 上記芯金の外径が中空素管の内径の9
5%以下、または上記プラグの最大径の98%以下であ
ることを特徴とする上記(1) 項に記載の継目無管の圧延
方法。
【0015】なお、芯金保持装置の間隔Lとは、傾斜ロ
ール中心と傾斜ロールに隣接する芯金保持装置との間の
間隔L1ならびに隣接する芯金保持装置の間の間隔L2
を指す。ここで、傾斜ロール中心とは、傾斜ロール間の
間隙が最小となるゴージ部を指す。また、プラグ最大外
径部の横断面積とはプラグ最大径をDPとしたとき、π
・DP2 /4で表される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の方法を実施する
ピアサの一例を示す模式図で、同図(A)は平面図、同
図(B)は同図(A)のV−V線要部断面図である。符
号1は傾斜ロール、2はプラグ、3は材料案内ガイド、
4は芯金、5A、5Bは芯金保持装置、6は中実素材、
7は中空素管である。
【0017】図1(A)、(B)に示すように、ピアサ
はパスセンタの周りに交互に配置された一対の傾斜ロー
ル1、1と一対の材料案内ガイド3、3と、パスライン
上に配置されたプラグ2と、そのプラグを保持する芯金
4とその芯金を保持する複数の芯金保持装置5A、5B
を有する。なお、材料案内ガイドとしては、非回転式の
固定シュウや回転式のディスクロールが用いられてい
る。図1はディスクロールの例である。
【0018】図1(A)において、傾斜ロール1はロー
ル軸方向の中間部に直径Dとなるゴージ部11(入口面
角θ1と出口面角θ2の交点)を有し、ゴージ部の両側
は端部に向かうにしたがい直径が漸減する円錐形をな
し、パスセンタX−Xに対し入口面角θ1を有する入口
面12と出口面角θ2を有する出口面13を備えたコー
ン型形状を呈しており、所定の交叉角γと所定のロール
開度Rgに設定される。なお、図1(A)では傾斜ロー
ルとしてコーン型の例を示したが、樽型としてもよい。
【0019】図1(A)において、プラグ2は弾頭形状
をなし、その基端部は円形断面の芯金4の先端部で支持
される。このプラグは傾斜ロールの中間にてパスセンタ
X−X上に位置決め保持されており、パスセンタX−X
をその軸中心として回転可能となっている。
【0020】芯金4は、パスセンタに沿って配置された
複数の芯金保持装置5A、5Bによって保持される。芯
金4の基底部は図示しない前進と後進を可能とする機能
を有するスラストブロックに連結され回転可能となって
いる。なお、芯金の横断面は中実であっても、中空であ
ってもよい。
【0021】芯金保持装置5A、5Bは、通常3個のロ
ールで構成され、穿孔開始前は芯金4を保持している
が、穿孔が開始され、穿孔された中空素管7の先端部が
芯金保持装置に接近したとき熱鋼検出器(図示無し)で
中空素管を検出し中空素管が衝突しないように芯金保持
装置のロールが開き中空素管を保持する。
【0022】図1(B)において、ディスクロール3は
プラグ2と対向する外周面が凹面に形成された円盤状体
で図示しない駆動モータで駆動され、パスセンタX−X
の周りに傾斜ロール1と交互に配置される。
【0023】図1(A)において、本発明は、傾斜ロー
ル中心Oと傾斜ロールに隣接する芯金保持装置5Aとの
間の間隔L1ならびに隣接する芯金保持装置5A、5B
の間の間隔L2が0.8m以上、3.5m以下で、か
つ、L1、L2と中実素材の直径Bdとの比(L1/B
d、L2/Bd)がそれぞれ25以下で、さらに、芯金
4の横断面積がプラグ2の最大外径部の横断面積の0.
5以上、0.98以下であることを特徴とする。ここ
で、傾斜ロール中心とは、傾斜ロールの間の間隙が最小
(ロール開度Rg)となるゴージ部11の位置を指す。
なお、L1とL2とは、必ずしも一致しなくてよい。ま
た、図示例では、芯金保持装置が2台の場合を示した
が、3台以上の場合も上記と同様に構成される。
【0024】ピアサによる穿孔圧延時には、プラグと傾
斜ロールによって肉厚加工が施されて中空素管が製造さ
れるが、この時、中空素管は回転しながら前進するの
で、プラグ表面には回転方向力と軸方向力が作用する。
この軸方向力はプラグを介してプラグを保持している芯
金に作用し、芯金にたわみを生じさせる。芯金を保持し
ている芯金保持装置を適正間隔に設け、芯金の横断面積
を適正範囲とすることにより芯金のたわみが減少し、芯
金の振れ廻りが抑制される。したがって、パスセンタと
プラグ中心とのずれが減少し、中空素管の振れ廻りが抑
制され、偏肉を改善することができる。
【0025】芯金保持装置の間隔Lが狭すぎると、中空
素管が芯金保持装置に衝突し圧延トラブルが発生しやす
い。また設備スペース上の観点から芯金保持装置の設置
が困難となる。
【0026】上記間隔Lが広すぎると、芯金のたわみが
大きくなり、偏肉が増大する。したがって、Lは0.8
m以上、3.5m以下で、かつ、中実素材径Bdとの比
(L/Bd)で25以下とする。
【0027】芯金の横断面積がプラグの横断面積に比べ
過小だと、芯金のたわみが大きくなり偏肉が増大する。
過大だと、芯金の外表面で中空素管の内面が擦られて擦
り疵が発生したり、中空素管の前進が阻害され、操業ト
ラブルを招く。したがって、芯金の横断面積とプラグの
最大外径部の横断面積との比BP(芯金の横断面積/プ
ラグの最大外径部の横断面積)は0.5以上、0.98
以下とする。
【0028】本発明の好適態様にあっては芯金の外径が
中空素管の内径の95%以下、またはプラグの最大径の
98%以下であることを特徴とする。
【0029】芯金の外径が中空素管の内径の95%を超
えたり、プラグの最大径の98%を超えると、中空素管
の先端部や後端部と芯金とが擦れて中空素管内面に擦り
疵が生じ、最悪の場合には、穿孔圧延後、中空素管から
の芯金の抜き取りが困難となったり、芯金と中空素管が
衝突して圧延不可となる。したがって、芯金の外径は中
空素管の内径の95%以下、またはプラグの最大径の9
8%以下とするのがよい。
【0030】
【実施例】(実施例1)図1(A)、(B)に示す基本
構成の装置で、中実素材として外径100〜300mm
の炭素鋼ビレットを用い、L1、L2およびBPを種々
変更して穿孔圧延をおこなった。表1、2に実験条件を
示す。なお、L1とL2は同一寸法で、表1にはLとし
て示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】穿孔圧延により得られた中空素管の偏肉状
況を調査した。表3〜5に、それぞれビレット径が10
0mm、200mm、300mmにおける偏肉発生状況
を偏肉率(最大肉厚と最小肉厚との差/最大肉厚)で整
理し、偏肉率10%以上:●、偏肉率10%未満:○で
示す。なお、中空素管が芯金や芯金保持装置に衝突し圧
延トラブルが生じたり、あるいは中空内面に擦り疵が発
生した場合を×で表した。
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】
【表5】
【0037】表3〜5に示すように、本発明の範囲を満
足する条件では、偏肉率が10%未満に抑制され良好で
あった。なお、本発明の範囲を外れる条件では、偏肉率
が10%以上となったり、圧延トラブルや内面疵が発生
した。
【0038】(実施例2)図1(A)、(B)に示す基
本構成の装置を用い、外径:156mm、内径20mm
の中空の芯金を使用し外径200mmのステンレス鋼ビ
レットを対象に100本の穿孔圧延をおこなった。表6
に実験条件を示す。なお、比較のため外径:156m
m、内径55mmの中空の芯金を用いた実験もおこなっ
た。
【0039】
【表6】
【0040】穿孔後得られた中空素管の偏肉率を調査
し、偏肉率が10%以上を不良と判定した。表7に不良
率を総圧延本数に対する偏肉不良本数の比で示す。
【0041】
【表7】
【0042】表7に示すように、本発明例は比較例に比
べ偏肉に基づく不良率の発生は大幅に減少した。
【0043】(実施例3)図1(A)、(B)に示す基
本構成の装置を用い、外径:230mmの中実の芯金を
使用し外径300mmの13%クロム鋼ビレットを対象
に100本の穿孔圧延をおこなった。表8に実験条件を
示す。なお、比較のため外径:162mmの中実の芯金
を用いた実験もおこなった。
【0044】
【表8】
【0045】穿孔後得られた中空素管の偏肉率を調査
し、偏肉率が10%以上を不良と判定した。表9に不良
率を総圧延本数に対する偏肉不良本数の比で示す。
【0046】
【表9】
【0047】表9に示すように、本発明例は比較例に比
べ偏肉に基づく不良率の発生は大幅に減少した。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、穿孔圧延時の偏肉の発
生が抑制されるため、製品の寸法精度が向上し偏肉不良
率の大幅な減少が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するピアサの一例を示す模
式図で、同図(A)は平面図、同図(B)は同図(A)
のV−V線要部断面図である。
【符号の説明】
1:傾斜ロール、 2:プラグ、 3:材料案内ガイド、 4:芯金、 5A、5B:芯金保持装置、 6:中実素材、 7:中空素管、 11:ゴージ部、 12:入口面、 13:出口面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月30日(2000.3.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】(1) パスラインの周りに配置された一対の
傾斜ロールの間隙を中実素材が通過する間に、傾斜ロー
ルの出側の複数の芯金保持装置に保持された芯金の先端
に設けられたプラグにて上記中実素材を穿孔して中空素
管を得る継目無管の圧延方法において、傾斜ロール中心
と傾斜ロールに隣接する芯金保持装置との間の間隔L1
ならびに隣接する芯金保持装置の間の間隔L2が0.8
m以上、3.5m以下で、かつ、L1と中実素材径Bd
との比(L1/Bd)ならびにL2と中実素材径Bdと
の比(L2/Bd)が25以下で、さらに、上記芯金の
横断面積が上記プラグの最大外径部の横断面積の0.5
以上、0.98以下であることを特徴とする継目無管の
圧延方法。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】ここで、傾斜ロール中心とは、傾斜ロール
間の間隙が最小となるゴージ部を指す。また、プラグ最
大外径部の横断面積とはプラグ最大径をDPとしたと
き、π・DP2 /4で表される。なお、以下、傾斜ロー
ル中心と傾斜ロールに隣接する芯金保持装置との間の間
隔L1ならびに隣接する芯金保持装置の間の間隔L2
を、総称して芯金保持装置の間隔Lともいう。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】間隔L1および間隔L2が狭すぎると、中
空素管が芯金保持装置に衝突し圧延トラブルが発生しや
すい。また設備スペース上の観点から芯金保持装置の設
置が困難となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】上記間隔L1および間隔L2が広すぎる
と、芯金のたわみが大きくなり、偏肉が増大する。した
がって、L1、L2は0.8m以上、3.5m以下で、
かつ、中実素材径Bdとの比(L1/Bd、L2/B
)で25以下とする。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パスラインの周りに配置された一対の傾
    斜ロールの間隙を中実素材が通過する間に、傾斜ロール
    の出側の複数の芯金保持装置に保持された芯金の先端に
    設けられたプラグにて上記中実素材を穿孔して中空素管
    を得る継目無管の圧延方法において、上記芯金保持装置
    の間隔Lが0.8m以上、3.5m以下で、かつ、Lと
    中実素材径Bdとの比(L/Bd)が25以下で、さら
    に、上記芯金の横断面積が上記プラグの最大外径部の横
    断面積の0.5以上、0.98以下であることを特徴と
    する継目無管の圧延方法。
  2. 【請求項2】上記芯金の外径が中空素管の内径の95%
    以下、または上記プラグの最大径の98%以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の継目無管の圧延方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106286A (ja) * 2010-10-28 2012-06-07 Jfe Steel Corp 継目無鋼管の製造方法
CN104741380A (zh) * 2015-04-04 2015-07-01 内蒙古包钢钢联股份有限公司 管坯热定心机及热定心方法

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